JPH066869B2 - 中空センタ−シヤフト式シ−ルド掘進機 - Google Patents

中空センタ−シヤフト式シ−ルド掘進機

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JPH066869B2
JPH066869B2 JP5180386A JP5180386A JPH066869B2 JP H066869 B2 JPH066869 B2 JP H066869B2 JP 5180386 A JP5180386 A JP 5180386A JP 5180386 A JP5180386 A JP 5180386A JP H066869 B2 JPH066869 B2 JP H066869B2
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JP
Japan
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cutter
center shaft
bit
shield machine
hollow
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幸男 藤本
俊夫 鈴木
哲史 本多
広幸 伊藤
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IHI Corp
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IHI Corp
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、掘削作業時におけるカッタービットの点検、
供給を安全且つ容易に行い得る中空センターシャフト式
シールド掘進機に関するものである。
[従来の技術] 従来の大断面シールド掘進機のカッター支持方式は、通
常、周辺支持あるいは中間ビーム支持方式(第5図参
照)を採用しているためカッタービットaを点検および
交換する際は、作業者bが機内から切羽地山cおよびカ
ッターチャンバーd内に出て実施するようにしていた。
なお、図中、eはカッター面板、fはカッター軸、gは
中間ビーム、hはリングフレーム、iは隔壁、jは軸
受、kはシール部材、lはカッター駆動用歯車、mはカ
ッター駆動装置、pは圧気用マンロックを示す。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、前述のカッタービット取扱方法によると、安全
上、地山を安定化するための補助工法(薬液注入、圧気
など)が必要となるが、これらの工法は時期および場所
の制約を受けるため、即座に実施できず、また、実施す
るにしても長い時間と多大の費用がかかる問題があり、
この問題は、シールド掘進機が大型化(とくに大口径
化)するのに伴って看過できない重要な問題となり、適
切な対策が強く要望されていた。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点に鑑み、従来の掘進機よりもさ
らに大口径化された中空センターシャフト方式と呼ばれ
る掘進機(特願昭60-277662号参照)におけるビット取
扱いを安全且つ容易に行うためになしたもので、その要
旨は、前端部にカッターフレームを片時支持した筒状の
センターシャフト前、後部を軸受に回転自在に支持し、
前記センターシャフト外周に設けたリング状ギアを介し
て前記カッターフレームを回転駆動するようにした中空
センターシャフト式シールド掘進機において、カッター
ビットを配置したカッター面板内側部分を気密に覆う中
空構造のカッタースポークを、センターシャフトと連通
させてカッターフレーム内に設け、前記カッタースポー
ク内部から外方に向けてカッタービットをカッター面板
に着脱自在に固定し、前記カッタースポークとセンター
シャフト各内部スペースを人間が通行できる広さに設定
したものである。
[作用] カッタービットの点検、供給時、作業者がセンターシャ
フトおよびカッタースポークを通ってカッタービット取
付場所に到達し、カッタースポーク内部で作業を行うの
で、従来のように地山安全化対策を実施する必要がな
く、作業の安全と容易化を図り得る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、図
中、1はカッタービット、2はカッターフレーム、3は
先端部にカッターフレーム2を支持する中空円筒形のセ
ンターシャフト、4はシールドフレーム5のフード部と
ガーター部に配置され前記センターシャフト3の前、後
部を支持する軸受、6はシール部材、7はセンターシャ
フト外周に配置したカッター駆動用歯車、8は前記歯車
7をピニオン9を介して回転駆動するカッター駆動装
置、10は圧気用マンロック、11はスリット開度調整装置
であり、センターシャフトと連通する中空・気密構造の
カッタースポーク12がカッターフレーム2内にカッター
フレーム2と一体になって放射方向に延びている。
カッタースポーク12内部は、その先端部まで人間が通行
できる構造および広さを持っており、カッタースポーク
12で仕切られたカッター面板13内側部分にカッタービッ
ト1が取付けられている。
カッタービット1は、第3図および第4図に示すように
先端側が若干細くなるように段付部を設けた円柱状の本
体14と、この本体14先端部に固着した超硬バイト15と、
本体14に穿設された出口部にバルブ16を取り付けた摩耗
確認用孔17と、本体14をカッター面板13に内方から挿入
して固定する回り止め兼ストッパー18などからなり、本
体14とカッター面板13間にシール19が設けてある。な
お、図中の20はスリット、21は切羽地山を示す。
次に、本シールド掘進機におけるカッタービットの取扱
要領について説明する。掘削作業中にカッタービット1
を点検または交換するには、掘進機の運転を一時停止
し、センターシャフト3内およびカッタースポーク12内
を圧気したのち、作業者がセンターシャフト3およびカ
ッタースポーク12および各所に設けたマンホール22を通
って点検すべきカッタービット1に近づき、バルブ16を
開いて漏水の有無をチェックし、もし漏水があればカッ
タービットが摩耗したものと判断してカッタービットを
交換する。カッタービット1の交換は回り止め兼ストッ
パー18を取り外してカッタービット1をさらに送り出し
供給するか、あるいはカッタースポーク12内に引き抜き
(矢印q)、予ねて用意した別のカッタービットを挿入
し(矢印r)前記ストッパー18で固定する。上記のよう
に作業はすべてカッタースポーク12内で行われ、且つカ
ッタースポーク12内は圧気されているので地山などが進
入するおそれがなく、安全且つ簡便に点検及び交換作業
を実施できる。
なお、本発明は前述の実施例にのみ限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変
更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上に述べた如く本発明は次の優れた効果を発揮する。
(i) カッタービットの点検および交換作業がすべてセ
ンターシャフトに連通するカッタースポーク内で行われ
るので、従来のように地山安定対策を実施する必要がな
く、カッタービットの点検および交換を随時実施でき、
とく掘削途中でカッタービットの交換を強いられる長距
離掘削に有利である。
(ii) 第(i)項と同じ理由により、従来のように作業者
が切羽地山に出る必要がなくなり、作業の安全を確保で
きる。
(iii) 第(i)項の結果、カッタービットの点検、交換作
業に要する時間が短縮され、費用も軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示し、第1図に
切断側面図、第2図は第1図におけるII−II方向からの
矢視図、第3図はカッタービットおよびカッタービット
装着要領の説明図、第4図は第3図におけるIV−IV方向
からの矢視図、第5図は従来の掘進機の説明図である。 図中、1はカッタービット、2はカッターフレーム、3
はセンターシャフト、4は軸受、7はカッター駆動用歯
車、12はカッタースポーク、13はカッター面板、18は回
り止め兼ストッパーを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 広幸 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨 重工業株式会社愛知工場内 (56)参考文献 特開 昭60−212597(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端部にカッターフレームを片持支持した
    筒状のセンターシャフト前、後部を軸受に回転自在に支
    持し、前記センターシャフト外周に設けたリング状ギア
    を介して前記カッターフレームを回転駆動するようにし
    た中空センターシャフト式シールド掘進機において、カ
    ッタービットを配置したカッター面板内側部分を気密に
    覆う中空構造のカッタースポークを、センターシャフト
    と連通させてカッターフレーム内に設け、前記カッター
    スポーク内部から外方に向けてカッタービットをカッタ
    ー面板に着脱自在に固定し、前記カッタースポークとセ
    ンターシャフト各内部スペースを人間が通行できる広さ
    に設定したことを特徴とする中空センターシャフト式シ
    ールド掘進機。
JP5180386A 1986-03-10 1986-03-10 中空センタ−シヤフト式シ−ルド掘進機 Expired - Fee Related JPH066869B2 (ja)

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JPS62211494A JPS62211494A (ja) 1987-09-17
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