JPH04156Y2 - - Google Patents

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JPH04156Y2
JPH04156Y2 JP8532786U JP8532786U JPH04156Y2 JP H04156 Y2 JPH04156 Y2 JP H04156Y2 JP 8532786 U JP8532786 U JP 8532786U JP 8532786 U JP8532786 U JP 8532786U JP H04156 Y2 JPH04156 Y2 JP H04156Y2
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frame
driven gear
shield
cutter
drive
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JP8532786U
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JPS62200796U (ja
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はシールド掘進機に係り、特に現地組立
型シールド掘進機におけるカツター回転駆動部分
の改良に関する。
[従来の技術] 一般に大断面機械掘りシールドは、シールドフ
レームを工場で分割して製作し、現地で組立てる
という型式を採用している。
そして、第3図に示す如く現地で組立てられた
シールドフレームaに軸受bを介して回転カツタ
ーcを取付けると共に、この回転カツターcに従
動歯車dを取付け、シールドフレームaに上記従
動歯車dと噛合する駆動歯車eを有するカツター
回転駆動機fを取付けるための駆動機取付けフレ
ームgを取付けていた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、駆動機取付けフレームgをシー
ルドフレームaに取付ける構造であることから、
シールドフレームaが真円に組立てられなかつた
場合、その影響を直接駆動機取付けフレームgが
受けてしまい、駆動歯車eと従動歯車dとの歯当
りが悪くなり、耐久性が低下する問題があつた。
そこで、本考案はかかる問題点を解決すべくな
されたものであり、従動歯車及び駆動機取付けフ
レームを精度良く取付けることができ、駆動歯車
及び従動歯車の耐久性の向上が図れるシールド掘
進機を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案はシールドフ
レーム内に固定側が取付けられ、回転カツターを
取付ける回転側を有する環状の軸受と、該軸受の
回転側にこれと同心円の内筒を介して着脱可能に
取付けられた従動歯車と、上記軸受の固定側にこ
れと同心円の外筒を介して着脱可能に取付けら
れ、上記従動歯車と噛合する駆動歯車を有するカ
ツター回転駆動機を取付けるための駆動機取付け
フレームとを備えたものである。
[作用] 回転カツター駆動部たる従動歯車及び駆動機取
付けフレームを取付基準となる環状の軸受に集中
して取付けるので、取付け精度が確保されること
になる。
[実施例] 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
第1図、第2図において、1は工場で分割製作
され、現地で組立てられる大断面機械掘りシール
ドの筒体状のシールドフレームであり、このシー
ルドフレーム1は周方向及び軸方向に複数に分割
され、ボルト連結により組立てられている。シー
ルドフレーム1の一方の開口部には回転カツター
2が軸受3を介して回転自在に取付けられる。
回転カツター2はシールドフレーム1の開口部
を覆う如き円板状のカツター面板4と、このカツ
ター面板4の後方に支持フレーム5を介して同心
円状に取付けられた支持面板6とから主に構成さ
れている。カツター面板4には掘削ビツト7と、
これより掘削された土砂をカツター面板4の後方
ら形成されたカツター室8内に取り込むためのカ
ツタースリツト(図示省略)とが設けられてい
る。カツター面板4は径方向及び周方向に複数に
分割され、ボルト連結により組立てられている。
支持面板6には同心円の止水筒体9が後方に延出
して形成されている。
軸受3は外側の固定側3aと内側の回転側3b
とを有するころ軸受からなり、円環状の一体物と
して構成されている。この軸受3の固定側3aは
シールドフレーム1の内周に形成されたフランジ
10に取付けられ、回転側3bは、回転カツター
2の支持面板6に取付けられている。
また軸受3の回転側3bには止水筒体9の外周
を同心円状に囲繞する内筒11を介して従動歯車
12が着脱可能に取付けられ、固定側3aには上
記従動歯車12と噛合する駆動歯車13を有する
カツター回転駆動機14を取付けるための駆動機
取付けフレーム15が上記内筒11の外周を同心
円状に囲繞する間座たる外筒16を介して着脱自
在に取付けられている。尚、これらの取付けはボ
ルト連結によりなされている。従動歯車12は内
筒11の外周に環状に取付けられるフレーム12
aと、このフレーム12aの外周に取付けられる
歯車12bとからなつている。
上記駆動機取付けフレーム15は円環板状の前
板17、後板18及びこれらを結ぶ円筒体19と
によつて従動歯車12を収容する断面U形状の歯
車室20を組立てており、その後板18部分にカ
ツター回転駆動機14を取付けている。尚、外筒
16はシールドフレーム1のフランジ10と共に
共通のボルトにより軸受3の固定側3aに取付け
られている。21は止水パツキンであり、シール
ドフレーム1のフランジ10、外筒16、駆動機
取付けフレーム15、回転カツター2の支持面板
6及び止水筒体9がカツター室8とシールドフレ
ーム1内後方とを仕切るバルクヘツドを構成して
いる。尚、従動歯車12及び駆動機取付けフレー
ム15は周方向に複数に分割され、ボルト連結に
より組立てられるものであつてもよい。第1図中
22はスクリユーコンベヤ、23はシールドジヤ
ツキ、24はセグメント、25はセグメント組立
機である。
以上の構成よりなるシールド掘進機は、基準と
なる一体物の軸受3に集中して回転カツター2の
駆動部たる従動歯車12及び駆動機取付けフレー
ム15を取付けるため、分割構成のシールドフレ
ーム1に駆動機取付けフレーム15を取付ける従
来のものと異なり、取付け精度を確保することが
でき、従動歯車12と駆動歯車13との歯当りが
向上し、これら歯車の耐久性の向上が図れる。ま
た、回転カツター2の駆動部をシールドフレーム
1とは切離して取付けているので、シールドフレ
ーム1の大きさ、分割数にかかわらず駆動部の設
計、製作を行うことができ、構造の簡素化、コス
トの低減が図れる。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば次の如き優れた効
果を発揮する。
(1) 回転カツターの駆動部たる従動歯車及び駆動
部取付けフレームを取付基準となる環状の軸受
に集中して取付けたので、上記駆動部の取付精
度が確保でき、歯当りの向上により歯車の耐久
性の向上が図れる。
(2) 回転カツターの駆動部をシールドフレームと
は切離して取付けているので、シールドフレー
ムの大きさ、分割数にかかわらず、駆動部の設
計、製作を行うことができ、駆動部の構造の簡
素化及びコストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるシールド掘進
機の縦断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3
図は従来の要部構造を示す断面図である。 図中、1はシールドフレーム、2は回転カツタ
ー、3は軸受、3aは固定側、3bは回転側、1
1は内筒、12は従動歯車、14はカツター回転
駆動機、15は駆動機取付けフレーム、16は外
筒である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シールドフレーム内に固定側が取付けられ、回
    転カツターを取付ける回転側を有する環状の軸受
    と、該軸受の回転側にこれと同心円の内筒を介し
    て着脱可能に取付けられた従動歯車と、上記軸受
    の固定側にこれと同心円の外筒を介して着脱可能
    に取付けられ、上記従動歯車と噛合する駆動歯車
    を有するカツター回転駆動機を取付けるための駆
    動機取付けフレームとを備えたことを特徴とする
    シールド掘進機。
JP8532786U 1986-06-06 1986-06-06 Expired JPH04156Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8532786U JPH04156Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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JP8532786U JPH04156Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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Publication Number Publication Date
JPS62200796U JPS62200796U (ja) 1987-12-21
JPH04156Y2 true JPH04156Y2 (ja) 1992-01-06

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ID=30940632

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JP8532786U Expired JPH04156Y2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4648364B2 (ja) * 2007-06-19 2011-03-09 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 トンネル掘削機に用いられる回転トルク伝達用歯車並びに該回転トルク伝達用歯車の位置決め方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62200796U (ja) 1987-12-21

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