JPH0668415B2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH0668415B2
JPH0668415B2 JP22591787A JP22591787A JPH0668415B2 JP H0668415 B2 JPH0668415 B2 JP H0668415B2 JP 22591787 A JP22591787 A JP 22591787A JP 22591787 A JP22591787 A JP 22591787A JP H0668415 B2 JPH0668415 B2 JP H0668415B2
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temperature
evaporator
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cooled
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JP22591787A
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和弘 上田
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は冷凍装置に関するものであり、特に複数個の
蒸発器を備えた装置の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図において、(1)は圧縮機、(2)は凝縮器であ
る。(3)〜(5)はシヨーケースであつて、(3)は
鮮肉あるいは鮮魚を収容する生鮮ケース、(4)は野菜
や果物を収容する青果ケース、(5)は豆腐やコンニヤ
クなどを収容する日配ケースである。(3−1)(4−
1)(5−1)は蒸発器で、これらは圧縮機(1)、凝
縮器(2)に対し冷媒配管(6)によつて並列に接続さ
れている。(3−2)(4−2)(5−2)は絞り装
置、(3−3)(4−3)(5−3)は蒸発器(3−
1)(4−1)(5−1)に流入する冷媒の温度を検出
するセンサー、(3−4)(4−4)(5−4)は蒸発
器(3−1)(4−1)(5−1)から流出する冷媒の
温度を検出するセンサーである。(3−5)(4−5)
(5−5)はケース(3)(4)(5)の庫内温度を検
出するセンサーである。(3−6)(4−6)(5−
6)は各々、センサー(3−3)(3−4)(3−
5)、(4−3)(4−4)(4−5)、(5−3)
(5−4)(5−5)の検出温度に応じ絞り装置(3−
2)(4−2)(5−2)の弁開度を制御するコントロ
ーラーである。
次に動作を説明する。圧縮機(1)から吐出された冷媒
ガスは凝縮器(2)で液化され、液冷媒は絞り装置(3
−2)(4−2)(5−2)で減圧され、蒸発器(3−
1)(4−1)(5−1)でケース(3)(4)(5)
内の空気と熱交換して蒸発し、圧縮機(1)に吸引され
る。この時、コントローラ(3−6)(4−6)(5−
6)はセンサー(3−4)(4−4)(5−4)の検出
温度が各々センサー(3−3)(4−3)(5−3)の
検出温度より3〜5℃高くなるように絞り装置(3−
2)(4−2)(5−2)の弁開度を調節する。即ち、
各蒸発器(3−1)(4−1)(5−1)の出口の冷媒
のスーパーヒートが約3〜5deg(c)になるように冷媒
流量が制御される。センサー(3−4)の検出温度がセ
ンサー(3−3)の検出温度より5℃以上高くなると絞
り装置(3−2)の弁開度が大きくなり、逆に3℃以下
になると弁開度が小さくなり、差が3〜5℃の時は、そ
の弁開度が維持される。この動作はケース(4)(5)
についても同様である。そして、この制御は生鮮ケース
(3)については、センサー(3−5)の検出温度が−
2℃を上回わる場合に行なわれ、−2℃にまで低下する
と絞り装置(3−2)の弁は全閉され冷却が停止され
る。この結果、庫内温度が上昇し0℃になると再びスー
パーヒート制御が行なわれる。青果ケース(4)につい
ては、センサー(4−5)の検出温度が8℃を上回わる
場合においてスーパーヒート制御が行なわれ、8℃にま
で低下すると絞り装置(4−2)が全閉され、10℃にま
で上昇すると再びスーパーヒート制御が行なわれる。日
配ケース(5)についてはセンサー(5−5)の検出温
度が3℃を上回わる場合においてスーパーヒート制御が
行なわれ、3℃にまで低下すると絞り装置(5−2)が
全閉され、5℃にまで上昇すると再びスーパーヒート制
御を行なう。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の冷凍装置は以上のように構成されているので、鮮
度がもつとも要求される生鮮ケース(3)の冷えが甘く
なるという問題があつた。例えば、デフロスト運転によ
つて、庫内温度が制御温度上限(0℃,10℃,5℃)より1
0℃上昇し、庫内温度が生鮮ケース(3)は10℃、青果
ケース(4)が20℃、日配ケース(5)が15℃になつた
とする。この状態で冷却運転に移行すると、冷媒回路が
共通であるから蒸発器(3−1)(4−1)(5−1)
の蒸発温度は同一であるので、庫内温度の高い順、即
ち、青果ケース(4)、日配ケース(5)、生鮮ケース
(3)の順に冷却される。従つて、生鮮ケース(3)の
冷えるのが遅くなり、この間、収容物の鮮度に悪影響が
ある。これは、蒸発器における熱交換量は蒸発温度と被
冷却媒体の温度差に比例することによつて生じるもので
ある。これを解決する手段として、蒸発器(3−1)を
大きくする方法、あるいは圧縮機(1)、凝縮器(2)
の容量を大きくする方法があるが、前者についてはイニ
シヤルコストが高くなり、ケース(3)の有効収容々積
が減少する。後者についてはイニシヤルコスト・ランニ
ングコスト共に高くなるという問題点がある。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、イニシヤルコストやランニングコストを高め
る事なく生鮮ケース(3)の鮮度が維持できる冷凍装置
を得んとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明においては、圧縮機、凝縮器、互に並列に配設
された複数の絞り装置、及びこれらの各絞り装置に対応
して接続された蒸発器から構成された冷凍回路と、上記
複数の蒸発器のうち、特定の蒸発器によつて冷却される
被冷却対象温度を検出する温度検出センサーと、上記特
定の蒸発器以外の蒸発器に対応する絞り装置の弁開度を
制御する第1のコントローラ、及び上記温度センサーの
出力信号を入力とし、上記特定の蒸発器によつて冷却さ
れる被冷却対象温度が所定温度以上となつたとき、上記
特定蒸発器以外の蒸発器に対応する絞り装置の弁開度が
減ずるように上記第1のコントローラを制御せしめる第
2のコントローラを設けることにより冷凍装置を構成し
て上記目的を達成するものである。
〔作用〕
この発明における冷凍装置は、特定の蒸発器によつて冷
却される被冷却対象温度が所定温度以上になつたとき、
第2のコントローラが、第1のコントローラを制御して
上記特定蒸発器以外の蒸発器に対応する絞り装置の弁開
度を減少せしめるものである。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図において説明する。
第2図と同一部分は同一符号を用いて示してある。同図
に於いて(3−7)は第2のコントローラでスーパーヒ
ート制御は第2図に於けるコントローラ(3−6)と同
一であるが、温度検出センサー(3−5)の検出温度が
2℃以上になると他の第1のコントローラ(4−7)
(5−7)に信号を発信する。そして、検出温度が0℃
にまで低下すると、この信号の発信を停止する。第1の
コントローラ(4−7)(5−7)もスーパーヒート制
御は従来装置におけるコントローラ(4−6)(5−
6)と同一であるが、第2のコントローラ(3−7)か
らの信号が入力されると、センサー(4−3)(4−
4)、(5−3)(5−4)の検出温度に関係なく絞り
装置(4−2)(5−2)の弁開度を信号が入力された
時の開度の1/2に減じる。
以上のように構成されているので、通常の冷却運転につ
いては従来と同じであるが、デフロスト運転等によつ
て、生鮮ケース(3)の庫内温度が上昇し、2℃以上に
なると、絞り装置(4−2)(5−2)の弁開度は1/
2に減じられる。従つて、この結果冷媒回路全体として
の絞り抵抗が増大するので低圧側圧力が低下する。この
ことは、蒸発温度が低下する事を意味し、蒸発器での熱
交換量の増大する方向に導くが、蒸発器(4−1)(5
−1)は強制的に弁開度が1/2に減じられ、冷媒供給
量が減少しているので、結果的には冷却能力が増加しな
い。一方、蒸発器(3−1)は、蒸発温度の低下によ
り、まずスーパーヒートが増大するが、絞り装置(3−
2)が通常通りスーパーヒート制御しているので、これ
を検出し、弁開度が増大し、冷媒流量が増大し、冷却能
力も増加する。この事により、従来よりも、速やかに生
鮮ケース(3)が冷却されるので、庫内温度が制御温度
上限(0℃)を超えている時間が短縮され、その分だけ
鮮度が損なわれない。即ち、鮮度が維持される。
この場合、青果ケース(4)、日配ケース(5)の冷却
が甘くなるが、これらに収容されている品物の品温上昇
による鮮度低下の度合が、生鮮ケース(3)に収容され
る鮮肉あるいは鮮魚のそれよりも小さく、このような制
御をしても商品価値が損なわれる事がない。
なお、上記実施例ではセンサー(3−5)の検出温度が
2℃以上になつた場合、絞り装置(4−2)(5−2)
の弁開度も一律に1/2にしたが、絞り装置(4−2)
と(5−2)で減少させる率を変えても良い。
また、シヨーケースを冷却する場合について述べたが、
複数の部屋の冷蔵庫を冷却する場合や複数の部屋の空調
をする場合であつて、その複数の部屋の温度維持の必要
度に順位がある場合にも上記と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕 この発明においては、圧縮機、凝縮器、互に並列に配設
された複数の絞り装置、及びこれらの各絞り装置に対応
して接続された蒸発器から構成された冷凍回路と、上記
複数の蒸発器のうち、特定の蒸発器によつて冷却される
被冷却対象温度を検出する温度検出センサーと、上記特
定の蒸発器以外の蒸発器に対応する絞り装置の弁開度を
制御する第1のコントローラ、及び上記温度検出センサ
ーの出力信号を入力とし、上記特定の蒸発器によつて冷
却される被冷却対象温度が所定温度以上となつたとき、
上記特定蒸発器以外の蒸発器に対応する絞り装置の弁開
度が減ずるように上記第1のコントローラを制御せしめ
る第2のコントローラとを設けることにより冷凍装置を
構成したので、特定の蒸発器によつて冷却される被冷却
対象温度が所定温度以上となつたとき、上記特定の蒸発
器への冷媒供給量を増加させ、冷却能力を増大させるこ
とができる。例えば生鮮ケース(3)の庫内温度が所定
値以上になると、青果・日配ケースの絞り装置の弁開度
を減じるようにしたので、生鮮ケース(3)の蒸発器
(3−1)を大きくしたり、圧縮機(1)、凝縮器
(2)の容量を増大させることなく生鮮ケース(3)の
庫内温度を精度よく維持できる。従つて、冷凍装置のイ
ニシヤルコストやランニングコストを高める事なく生鮮
品の鮮度が維持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す冷凍装置の構成
図、第2図は従来の冷凍装置の構成図である。 図において、(1)は圧縮機、(2)は凝縮器、(3)
(4)(5)はシヨーケース、(3−1)(4−1)
(5−1)は蒸発器、(3−2)(4−2)(5−2)
は絞り装置、(3−5)は温度検出センサー、(4−
7)(5−7)は第1のコントローラ、(3−7)は第
2のコントローラである。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、凝縮器、互に並列に配設された複
    数の絞り装置、及びこれらの各絞り装置に対応して接続
    された蒸発器から構成された冷凍回路、上記複数の蒸発
    器のうち、特定の蒸発器によつて冷却される被冷却対象
    温度を検出する温度検出センサー、上記特定の蒸発器以
    外の蒸発器に対応する絞り装置の弁開度を制御する第1
    のコントローラ、及び上記温度センサーの出力信号を入
    力とし、上記特定の蒸発器によつて冷却される被冷却対
    象温度が所定温度以上となつたとき、上記特定蒸発器以
    外の蒸発器に対応する絞り装置の弁開度が減ずるように
    上記第1のコントローラを制御せしめる第2のコントロ
    ーラを備えたことを特徴とする冷凍装置。
JP22591787A 1987-09-09 1987-09-09 冷凍装置 Expired - Lifetime JPH0668415B2 (ja)

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