JPH065569Y2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH065569Y2
JPH065569Y2 JP16885887U JP16885887U JPH065569Y2 JP H065569 Y2 JPH065569 Y2 JP H065569Y2 JP 16885887 U JP16885887 U JP 16885887U JP 16885887 U JP16885887 U JP 16885887U JP H065569 Y2 JPH065569 Y2 JP H065569Y2
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JP
Japan
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pressure
capacity
pressure value
refrigerant
showcase
Prior art date
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JP16885887U
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誠夫 木村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、たとえばスーパーマケットなど同一場所に
設置された、庫内温度の違う複数台の冷蔵、冷凍ショー
ケース群で使用される冷凍装置、すなわち負荷変動の大
きい冷凍装置において、常に最適な状態で運転できるよ
うにした冷凍装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置として第3図に示すものがあった。
この第3図において、(1)は並列圧縮式冷凍装置、(2)は
複数台のショーケース(2a),(2b),(2c)の組合せで構成さ
れた冷凍装置である。並列圧縮式冷凍装置(1)は水冷の
凝縮器(1a)あるいは空冷式凝縮器(図示せず)の下流側
に接続される受液器の上に圧縮機の定格容量比がほぼ2
対1に選定されている大容量の圧縮機(1b)と小容量の圧
縮機(1c)の2台が並列に搭載されており、かつ各圧縮機
(1b)と(1c)の冷媒吐出管(1d)および吸入管(1e)が互いに
並列接続されている。
(5)は、低圧側の冷媒圧力を検出する圧力検出部(3)の出
力信号と収束させようとする低圧側の冷媒圧力を設定す
る圧力設定部(4)で設定された冷媒圧力との圧力差に応
じて上記圧縮機(1b)と(1c)を個別に運転、停止の制御を
行なう制御部である。
上記各ショーケース(2a),(2b),(2c)には庫内サーモ(2
d),(2e),(2f)が取付られており、この庫内サーモによ
り、冷媒供給量制御手段である電磁弁(2g),(2h),(2i)を
コントロールし、庫内が必要温度に制御される。
また、第4図に示すように、通常圧力領域は、上記圧力
設定部(4)によって設定される容量アップ圧力値、容量
ダウン圧力値によって、並列圧縮式冷凍装置(1)に容量
アップ信号を出す容量アップ圧力値以上の領域(ニ)と、
並列圧縮式冷凍装置(1)に容量ダウン信号も容量アップ
信号も出さない容量ダウン圧力値以上で、かつ容量アッ
プ圧力値未満の領域(ハ)と、並列圧縮式冷凍装置(1)に容
量ダウン信号を出す容量ダウン圧力値未満の領域(ロ)の
3つに分けられる。
なお、容量ダウン圧力値は、各ショーケース(2a),(2b),
(2c)のうち一番庫内温度が低いショーケースの必要蒸発
飽和圧力値とし、容量アップ圧力値は0.2〜0.4kg/cm2
高く設定されている。今、ショーケース(2a)が一番庫内
温度が低く、(2c)が一番高いとした場合、各ショーケー
ス(2a),(2b),(2c)の必要蒸発圧力の関係は(2a)<(2b)<
(2c)となっており、容量ダウン圧力値はショーケース(2
a)の必要蒸発圧力に設定される。
次に動作について説明する。複数台のショーケース(2
a),(2b),(2c)からなる冷却装置(2)では各ショーケース
の冷却具合により冷凍負荷は0〜100%まで変動する。
ここで各ショーケース(2a),(2b),(2c)のうち、庫内温度
の高いショーケースから順次冷却され庫内サーモが作動
し、冷凍サイクルの低圧側の冷媒圧力が下がり、これに
伴なって圧力検出部(3)から制御部(5)に出力される圧力
検出信号のレベルも低下する。
制御部(5)では、上記圧力検出信号を基準値(容量アッ
プ圧力値あるいは容量ダウン圧力差)と比較する比較回
路を有しているため、圧力検出信号が容量ダウン圧力値
よりも低い場合すなわち領域(ロ)の場合には、制御部(5)
は並列圧縮式冷凍装置(1)の容量が低下するように制御
し、冷却能力を低下させることにより、冷媒圧力が上昇
し、領域(ハ)に収束する。さらに、冷却が進み、庫内温
度の低いショーケース(2a)が冷えて、ショーケース(2b)
のみの冷却運転においては、冷凍サイクルの低圧側の冷
媒圧力がさらに低下し、容量ダウン圧力値となれば並列
圧縮式冷凍装置(1)の容量を低下させる。また、庫内温
度が高いショーケース(2c)のみの運転も同一であり、必
要蒸発圧力よりも、容量ダウン圧力値が低い状態にな
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕 従来の冷凍装置では、いかなるショーケースの運転にお
いても容量ダウン圧力値(アップ圧力値)が一定である
ため、蒸発温度の高いショーケースのみの運転時でも、
低い蒸発温度で運転され成績係数の悪い運転となり、電
気代が大きくなるという問題があった。また、蒸発温度
が低いため、着霜も多く、さらに品物が乾燥することに
もなった。
この考案は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、常に最小の電気代で運転できるとともに、品
物の過度な乾燥をも防止することができる冷凍装置を得
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案においては、容量制御可能な圧縮機、凝縮器、
複数個の蒸発器及び上記各蒸発器に対応して設けられ、
各蒸発器への冷媒供給量を制御する冷媒供給量制御手段
より構成された冷媒回路、上記圧縮機の吸入圧力を検出
する圧力検出部、収束させようとする上記低圧側の冷媒
圧力の収束圧力値を設定する圧力設定部、及び上記圧力
検出部の検出圧力と上記圧力設定部の設定圧力値とを比
較し、圧縮機の容量を制御する制御部を有するものにお
いて、上記冷媒供給量制御手段の動作により、冷媒供給
状態となっている蒸発器の中で一番低い蒸発温度を必要
とする蒸発器の圧力値に対応して上記収束圧力値を変化
させる判定部を設けたことにより冷凍装置を構成して上
記目的を達成するものである。
〔作用〕
この考案に係る冷凍装置は、運転ショーケースの信号を
制御部に入力して、運転中のショーケースの中で一番低
い必要蒸発圧力に対応して容量ダウン圧力値(アップ圧
力値)を変化させることにより容量制御するもので必要
な蒸発圧力で運転することができる。
〔実施例〕
第1図は、この考案における冷凍装置の一実施例を示す
構成図であって、第3図と同一部分は同一記号を用いて
示してある。同図において、(6)は運転ショーケース判
別部であり、運転ショーケースに応じて、必要蒸発圧力
を決定し、上記圧力設定部(4)の設定値を変化させるも
のである。
次に動作について説明する。
各ショーケース(2a),(2b),(2c)のうち、高い庫内温度の
ショーケースが順次冷却され庫内サーモが作動し冷凍サ
イクルの低圧側の冷媒圧力が下がり、これに伴なって圧
力検出部(3)から運転ショーケース判別部(6)へ出力され
る。一方運転ショーケースの出力が上記ケース判別部
(6)へ入力される。例えばショーケース(2c)の庫内サー
モ(2f)が開になるとこの信号が運転ショーケース判別部
(6)へ入力される。この時、運転中のショーケース(2a),
(2b)のうち必要蒸発温度が低いのは(2a)であり、これは
容量ダウン設定値と同一なので、圧力設定部(4)の値で
制御され従来と同一に運転される。
さらに冷却がすすみ、庫内温度の低いショーケース(2a)
が冷えてショーケース(2b)のみの冷却運転においては、
庫内サーモ(2a)の開の信号が運転ショーケース判別部
(4)へ入力される。運転ショーケース判別部(4)で運転中
のショーケース(2b)を判別して、これに必要な蒸発圧力
に相当する圧力に上記容量ダウン・容量アップ圧力値を
変化させる。これにより低圧圧力の値と上記領域の範囲
に応じて運転容量を小さくしていく。
また庫内温度が高いショーケース(2c)のみの運転時も同
様に容量ダウン、容量アップ圧力値を高めて、容量制御
が速くかかり、小さな容量でかつ、高く必要な蒸発圧力
で運転できる。
〔考案の効果〕
この考案においては、容量制御可能な圧縮機、凝縮器、
複数個の蒸発器及び上記各蒸発器に対応して設けられ、
各蒸発器への冷媒供給量を制御する冷媒供給量制御手段
より構成された冷媒回路、上記圧縮機の吸入圧力を検出
する圧力検出部、収束させようとする上記低圧側の冷媒
圧力の収束圧力値を設定する圧力設定部、及び上記圧力
検出部の検出圧力と上記圧力設定部の設定圧力値とを比
較し、圧縮機の容量を制御する制御部を有するものにお
いて、上記冷媒供給量制御手段の動作により、冷媒供給
状態となっている蒸発器の中で一番低い蒸発温度を必要
とする蒸発器の圧力値に対応して上記収束圧力値を変化
させる判定部を設けたことにより、冷凍装置を構成した
ので、常に必要蒸発圧力で運転できるため、成績係数の
良い運転となり電気代が安価となる。また、蒸発圧力を
高めることができ、品物の過度な乾燥も防止することが
できるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による冷凍装置の一実施例を示す構成
図、第2図は運転ショーケースに対する容量ダウン値、
アップ圧力値のシフト例を示す図、第3図は従来の冷凍
装置を示す構成図、第4図は従来装置における低圧側の
冷媒圧力の領域を示す図、第5図は第1図、第3図の冷
凍装置の容量制御運転の説明図である。 図において、(1a)は凝縮器、(1b),(1c)は圧縮機、(2a)
〜(2c)は蒸発器、(9)は冷凍回路、(2g)〜(2i)は冷媒供
給量制御手段、(3)は圧力検出部、(4)は圧力設定部、
(6)は判別部、(5)は制御部である。 なお、各図中、同一符号は同一、または相当部分を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容量制御可能な圧縮機、凝縮器、複数個の
    蒸発器及び上記各蒸発器に対応して設けられ、各蒸発器
    への冷媒供給量を制御する冷媒供給量制御手段より構成
    された冷媒回路、上記圧縮機の吸入圧力を検出する圧力
    検出部、収束させようとする上記低圧側の冷媒圧力の収
    束圧力値を設定する圧力設定部、及び上記圧力検出部の
    検出圧力と上記圧力設定部の設定圧力値とを比較し、圧
    縮機の容量を制御する制御部を有するものにおいて、上
    記冷媒供給量制御手段の動作により、冷媒供給状態とな
    っている蒸発器の中で一番低い蒸発温度を必要とする蒸
    発器の圧力値に対応して上記収束圧力値を変化させる判
    定部を設けたことを特徴とする冷凍装置。
JP16885887U 1987-11-04 1987-11-04 冷凍装置 Expired - Lifetime JPH065569Y2 (ja)

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JP16885887U JPH065569Y2 (ja) 1987-11-04 1987-11-04 冷凍装置

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JPH0173661U JPH0173661U (ja) 1989-05-18
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JP5053527B2 (ja) * 2005-07-29 2012-10-17 サンデン株式会社 ショーケース冷却装置
EP2508817B1 (en) * 2009-12-28 2016-06-01 Daikin Industries, Ltd. Heat pump system

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