JPS62294852A - 冷凍装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （イ）産業上の利用分野 本発明はショーケース等の冷却機、及び空気調和機に利
用される冷凍装置に関する。

く口）従来の技術 冷凍装置の蒸発器に霜が付着すると、蒸発器の熱交換能
力が著しく低下するため、特開昭５７−１９２７５２号
公報で提示されているように、蒸発器の温度を検出し、
この温度が蒸発器に霜が生じる温度以下となった時に圧
縮機の能力を下げて、蒸発器の温度が常に霜が生じる温
度以下どならないようにしたものがあった。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 上述した従来装置では、蒸発器の温度が設定温度以下に
なると圧縮機の能力を下げて着霜が防止詐れ、蒸発器の
温度が設定温度以上になると圧縮機能力が上がる、とい
った具合に圧縮機は蒸発器の着霜防止のために頻繁に能
力が変えられるため、圧縮機の耐久性能上、好ましいも
のではなかった。

本発明はかかる問題点を解決した冷凍装置を提供するも
のである。

（ニ）問題点を解決するための手段　　　　・本発明は
、蒸発器の温度またはこれに相当する冷媒圧力が第１の
設定値以下となった時、圧縮機の能力上昇を抑える抑制
手段と、蒸発器の温度（冷媒圧力）が第１の設定値より
も低い第２の設定値以下となった時、圧縮機の能力を下
げる可変手段とを能力可変制御器に設けるようにしたも
のである。

（＊）作用 蒸発器の温度（冷媒圧力）が第１の設定値以下となった
時、圧縮機の能力が上昇しないように抑制され、それで
も蒸発器の温度（冷媒圧力）が下がって第２の設定値以
下になると圧縮機の能力が下がる。このため、蒸発器の
温度（冷媒圧力）は次第に上昇して第１と第２の設定値
の間に落ち着くようになり、蒸発器の着霜防止のために
圧縮機の能力が頻繁に変わることはない。

（へ）実施例 第１図は本発明装置の実施例を示す冷媒回路図で、印加
される電源の周波数で能力が変わる能力可変型圧縮機（
１）と凝縮器（２）と減圧素子（３）と蒸発器（４）と
が順次環状に接続されている。

（５）は圧縮機（１）に印加する電源の周波数を変える
能力可変制御器で、蒸発器（４）で冷やきれる被調和室
（６）の温度を室温センサー（７）で検出してこの検出
温度と設定温度との温度差に応じて電源の周波数を変え
るものである。

（８）は蒸発器（４）の温度を検出するセンサーで、こ
のセンサーで検出される蒸発器（４）の温度が第２図に
示すように第１の設定値（２°Ｃ）以下となった時、圧
縮機り１）に印加する電源の周波数が高くなるのを禁止
して圧縮機（１）の能力上昇を抑える抑制手段（９）と
、蒸発器（４）の検出温度が第１の設定値よりも低い第
２の設定値（０°Ｃ）以下となった時、圧縮機（１）に
印加する電源の周波数を下げて圧縮機（１）の能力を下
げる可変手段（１０）とが能力可変制御器（５）に設け
である。

本発明装置は以上の如く構成きれており、圧縮機（１）
より吐出された冷媒が凝縮器（２）−減圧素子（３）−
蒸発器（４）を経て圧縮機（１）に戻る冷凍サイクルが
形成きれて被調和室（６）が冷やされる。かかる運転中
、顧客が設定した設定温度と室温センサー（７）で検出
される被調和室（６）内の温度とを比較し、この温度差
が大きいと能力可変制御器（５）から圧縮機（１）に印
加する電源の周波数を高くして圧縮機（１）が高能力で
運転され、逆に温度差が小言いと能力可変制御器（５）
から圧縮機（１）に印加する電源の周波数を低くして圧
縮機（１）が低能力で運転されている。

そして、かかる運転中、蒸発器（４）の温度が第２図に
示すＡ点で第１の設定値（２°Ｃ）以下になると、セン
サー（８）からの検出信号を抑制手段（９）が受けて圧
縮機（１）に印加する電源の周波数が高くなるのを禁止
し、室温センサー（７）からの検出信号で圧縮機（１）
に印加する電源の周波数を高くするように指令を受けて
も圧縮機（１）の能力は高くならない。それでも、蒸発
器（４）の温度が下がって第２図に示すＢ点で第２の設
定値（０°Ｃ）以下になると、センサー（８）からの検
出信号を可変手段（１０）が受けて圧縮機（１）に印加
する電源の周波数を下げて圧縮機（１）の能力を下げる
ため、蒸発器（４）の温度は次第に上昇して第２図に示
す０点で第２の設定値（０°Ｃ）を超え、第１と第２の
設定値の間に落ち着くようになり、圧縮機（１）の能力
が蒸発器（４）の着霜防止のために頻繁に変わることは
ない。

尚、上記実施例では印加きれる電源周波数で能力が変わ
る圧縮機（１）を用いたが、アンローダ機構や極数変換
機構で能力が変わる圧縮機を用いても良い。

又、蒸発器（４）の温度を検出する代わりにこの温度に
相当する冷媒圧力を検出しても良い。

（ト）発明の効果 本発明によれば、蒸発器の温度（冷媒圧力）が第１の設
定値以下になると圧縮機の能力上昇を抑え、それでも蒸
発器の温度（冷媒圧力）が下がって第２の設定値以下に
なると圧縮機の能力を下げるようにしたので、蒸発器の
温度（冷媒圧力）が次第に上昇して第１と第２の設定値
の間に落ち着くようになり、蒸発器の着霜防止のために
圧縮機の能力が頻繁に変わることがないため、圧縮機の
耐久性を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明装置の実施例を示すもので、第１図は冷媒
回路図、第２図は蒸発器温度と圧縮機能力との相関関係
を示す特性図である。 （１）・・・能力可変型圧縮機、　（２）・・・凝縮器
、（３）・・・減圧素子、　（４）・・・蒸発器、　（
５）・・・能力可変制御器、　（８）・・・センサー、
　（９）・・・抑制手段、（１０）・・・可変手段。 出願人　三洋電機株式会社外１名 代理人　弁理士　西野卓嗣　外１名 第１　図　　　　１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）能力可変型圧縮機と凝縮器と減圧素子と蒸発器と
   を順次環状に接続した冷凍回路と、圧縮機の能力を変え
   る能力可変制御器とを備えた冷凍装置において、蒸発器
   の温度またはこれに相当する冷媒圧力を検出するセンサ
   ーを有し、このセンサーの検出温度（圧力）が第１の設
   定値以下となった時、圧縮機の能力上昇を抑える抑制手
   段と、前記検出温度（圧力）が第１の設定値よりも低い
   第２の設定値以下となった時、圧縮機の能力を下げる可
   変手段とを前記能力可変制御器に設けたことを特徴とす
   る冷凍装置。