JPH0668384A - 車両用経路誘導装置 - Google Patents

車両用経路誘導装置

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JPH0668384A
JPH0668384A JP22006392A JP22006392A JPH0668384A JP H0668384 A JPH0668384 A JP H0668384A JP 22006392 A JP22006392 A JP 22006392A JP 22006392 A JP22006392 A JP 22006392A JP H0668384 A JPH0668384 A JP H0668384A
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Shoji Yokoyama
昭二 横山
Hiroyoshi Masuda
浩義 枡田
Toru Ito
徹 伊藤
Koji Kishi
浩司 岸
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 経路誘導の表示画面を見やすくする。 【構成】 通常の地図表示のための地図データと現在地
表示やルート表示のための特定表示データは表示制御部
29に入力され、画素ごとのデータに変換される。そし
て、この表示データには、道路や河川等の表示区分につ
いてのカラーコードデータが付加されている。そして、
パレットはこの種別コードデータを色コードに変化し、
VRAM52に書き込む。従って、表示部28において
所定のカラー表示が行われる。そして、表示制御部29
はルート表示のありなしで、パレット54の内容を変更
し、例えば道路表示の色を変更する。このため、ルート
表示なしのときのその状態で最もより色分け表示が行
え、ルート表示ありの場合には、そのルート表示を見や
すいものにできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画面表示で経路誘導を
行う車両用経路誘導装置、特に表示の見やすさの改善に
関する。
【0002】
【従来の技術】運転者の負担を軽減するための各種装置
が検討され、車両に搭載されるようになってきている
が、この中に目的地までの経路を誘導する経路誘導装置
がある。そして、この経路誘導装置においては、運転席
の周辺に設けられたディスプレイに地図を表示してお
き、この地図上に車両の現在位置を表示する。このた
め、運転者は、ディスプレイを見ることで随時現在位置
を確認することができる。
【0003】また、このような経路誘導装置では、目的
地を入力すると、現在位置から目的地までの経路を探索
し、その結果であるルートをディスプレイに表示し、経
路誘導を行う。そこで、運転者は、このルート表示を見
て自己が選択すべき経路を選択することができる。
【0004】そこで、ディスプレイ上にルートを表示す
ることになるが、このルートの表示は地図上にて行われ
る。そこで、地図上においてルート表示を行う方法とし
て、地図表示の道路を示す線上または線に沿ってルート
を示すマークを表示するものが知られている。しかし、
このマークの表示は、周辺の道路の密度が高いと表示が
重複し、表示が見にくくなったり、ルート周辺の表示を
省略しなければならない場合もある。
【0005】一方、特開平1−173817号公報に
は、ルートを太線で表示することが提案されている。こ
れによれば、道路の表示自体で区別ができるため、周辺
の地図表示に悪影響を及ぼすことなく、ルート表示を見
やすくすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この特開平1
−173817号公報に記載の方法では、太線表示が周
辺の表示に比べて十分目立つものであれば、ルート表示
が見やすいものとなるが、そうでない場合には、ルート
表示が見やすくなくなってしまうという問題点があっ
た。すなわち、ルート表示の下図となる地図表示が、太
線表示に比べて十分差のあるものであれば、ルート表示
が見やすいものとなるが、地図表示において、太線表示
と近いものがあると、ルート表示が見にくくなるという
問題点があった。一方、通常の地図表示を見やすいもの
とするためには、高速道路や1級国道等を目立つ表示に
したい。しかし、このようにすると、この高速道路など
の表現とルート表示が紛らわしくなってしまうという問
題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決することを課
題としてなされたものであり、通常の地図表示およびル
ート表示の両方を見やすくできる車両用経路誘導装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、画面の地図表
示上に車両の現在位置を表示すると共に、目的地までの
ルートを表示して経路誘導を行う車両用経路誘導装置で
あって、道路の種別や背景などの地図表示の区分に応じ
て表示色を割り当てるためのパレットと、目的地までの
ルート表示の有無の判定手段と、この判定手段の判定結
果に応じて上記パレット記憶手段における所定の区分に
対する割り当てを変更するパレット変更手段とを有し、
ルート表示のない場合の表示およびルート表示時におけ
るルートの両方を見やすくすることを特徴とする。
【0009】
【作用】このように、本発明においては、ルート表示を
行うときと行わないときとで、地図表示における道路な
どの区分の表示の色を変更する。そこで、地図表示を見
やすくしておきながら、ルート表示も見やすくすること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明にかかる好適な実施例を図面に
したがって説明をする。図1には本装置の構成を示すブ
ロック図が示されている。道路、地名(交差点名)、建
造物名、河川名、などの情報を記憶する地図情報記憶部
10が設けられており、この必要に応じて記憶されてい
る地図情報を読みだすことができるようになっている。
また、現在の自車両の位置を測定するための衛星航法シ
ステム(以下GPSと記す)を利用したGPSレシーバ
14と、地磁気に基づき自車両の進行方位を検出する方
位センサ16と、車輪の回転数により走行距離を検出す
る距離センサ17が設けられており、これらのセンサの
検出結果に基づき現在位置測定部12は自車両の現在位
置を確定する。また、ステアリングセンサ19からの情
報も入力され、交差点右折、左折等の時に現在地を地図
上の交差点の位置に補正するマップマッチング等に利用
される。
【0011】目的地までの経路誘導を行う場合には、目
的地を入力部18により後述する表示部の画面上で指示
したり、地名などにより入力し、現在位置測定部12に
より算出された現在位置から目的地に至る経路を演算制
御部20に含まれる経路算出部22により算出し、この
算出された経路を経路記憶部24に記憶する。なお、こ
の経路の算出には、適当な経路探索法が採用される。
【0012】そして、目的地を入力し、経路を決定した
後、実際の経路誘導が行われる。前述の演算制御部20
に含まれる経路案内部26は自車両周辺の地図情報を地
図情報記憶部10より読み出し、現在の自車両位置・進
行方向と経路記憶部24に記憶された経路と共に重畳し
て表示部28に表示する。なお、表示データは表示制御
部29を介し、表示部28に供給される。
【0013】表示部28は運転席近傍のインストルメン
ツパネル内に設けられており、運転者はこの表示部28
を見ることにより自車両の位置を確認し、また今後の経
路についての情報を得る。この表示の一例を図2に示
す。図2において選択された経路は太い実線100で示
されており、その他の道路は細い実線102で示されて
いる。自車両の位置は丸印104で、進行方向はくさび
型矢印106で示されている。なお、図においては、道
路の表示を線の太さにより区別にしたが、本実施例で
は、色を変えることにより区別している。
【0014】自車両の位置が進路変更すべき交差点10
8に近付くと表示画面が図3のように変わり、交差点名
110とその交差点までの距離112を表示する。ま
た、この表示切り換えと同時に交差点での経路誘導に対
応する音声を発生するように経路案内部26は音声制御
部30に指示を行う。音声制御部30は音声記憶部32
にデジタルデータとして記憶されている情報を読み出
し、これをアナログ信号に変換しスピーカ34を駆動す
る。そして、スピーカ34より「およそ300m先**
*交差点を左方向です。」などと経路指示を運転者に行
い経路誘導する。この音声指示は交差点を通過するまで
所定距離ごとに行われる。例えば、2車線以上の道路を
走行している場合には、交差点の700m手前で1回
目、300m手前で2回目100m手前で最終的な案内
を行う。そして、これらの案内音声は、音声記憶部32
にフレーズ毎にデジタルデータとして記憶されている。
そこで、案内音声を出力する場合には、これを複数読み
出してフレーズ合成して、案内用の信号としてスピーカ
34から出力する。また、案内音声の出力タイミングは
経路案内部26が検出し、音声制御部30が音声出力の
ための処理を行う。
【0015】また、本実施例においては、表示部28は
その画面がタッチパネルで構成されており、入力部18
として機能する。すなわち、運転者は、表示部28に表
示された地名等をタッチすることでデータの入力が行え
る。また、入力部18には、目的地の入力や音量の調整
などの処理を選択するためのメニュー画面に戻るための
メニューキー18a、地図の表示を行う地図キー18
b、現在地を表示する画面に戻るためまたはその状態で
の音声案内を要求するための現在地・案内キー18c、
エアコンの調整画面を表示するエアコンキー18dおよ
びオーディオの調整画面を表示するオーディオキー18
e等が設けられている。
【0016】そして、本実施例においては、表示部28
のディスプレイ(例えば、カラー液晶ディスプレイ)に
おいて、カラー表示を行う。すなわち、地図表示を分か
りやすくするために、国道を赤色、県道を茶色、川を青
色、下地を白色、文字を黒色等に割り当て色分け表示す
ることで、地図表示を見やすくしている。
【0017】ここで、演算制御部20の表示制御のため
の構成を図4に示す。このように、表示制御部29、メ
インメモリ50、VRAM52およびパレット54を有
している。なお、メインメモリ50は、演算制御部20
の動作全体において適宜利用されるものであり、DRA
Mによって構成される。
【0018】そして、表示制御部50に入力される表示
用のデータとしては、地図情報記憶部10に記憶されて
いる地図データと、現在位置測定部12や経路案内部2
6において得られる現在地表示データや探索結果の目的
地までのルートデータやタッチ用のキー表示等の特定表
示データがある。そこで、表示制御部29は、これらの
表示用のデータを受入れ、画素ごとの表示データに変換
する。
【0019】地図情報記憶部10における地図データ
は、図5に示すように、国道、県道などの緯度(x)、
経度(y)が記憶されたものであり、その内の所定範囲
(所定の緯度、経度範囲)のものが地図情報記憶部10
から読み出され、メインメモリ50に記憶される。一
方、演算制御部20においては、地図表示の各区分に対
してのカラーコードの割り当て(描画画素カラーテーブ
ル)を予め記憶しており、図6に示すカラーコードテー
ブルに応じて、表示の区分に応じたカラーコードを各画
素ごとに割り当てる。すなわち、図6の例では、高速、
都市高速にはカラーコード3、国道にはカラーコード
2、背景にはカラーコード9を割り当てる。従って、地
図情報記憶部10に記憶されている地図データに基づ
き、表示の区分、ずなわち描画要素が認識され、この描
画要素に応じてカラーコードが画素ごとに割り当てられ
る。
【0020】そして、この表示制御部29からの画素ご
との表示データは、1画面分の表示データを記憶するV
RAM52に記憶される。すなわち、図7(a)のよう
な国道が表示される場合、該当する図7(b)に示すよ
うに、背景(「9」)と国道(「2」)のカラーコード
が画素ごとに記憶される。
【0021】次に、VRAM52から読み出された画素
ごとのカラーコードはパレット54により、RGBデー
タに変換され、表示部28に供給され、ここにおいてカ
ラーコードに対応した色の表示が行われる。
【0022】ここで、パレット54は図8に示されるよ
うな構成を有している。すなわち、ここにおいて画素ご
とに供給されるカラーコードは、RGBごとの強度デー
タに変換される。従って、表示部28はこのRGB信号
を受け、所定のカラー表示を行う。そして、本実施例で
は、2種の変換方式(パレット1およびパレット2)を
有している。すなわち、パレット1では、国道にRGB
(f,7,9:赤)を割り当てるが、パレット2を使用
した場合には、国道にRGB(c,8,a:紫)を割り
当てる。
【0023】そして、本実施例では、表示制御部29に
おいて、ルート表示を行うか否かで、パレット1、2の
切り換えを制御する。すなわち、図9に示すように、表
示制御部50は、特定表示データの内容からルート表示
を行うか否かを判定する(S1)。この判定は、目的地
の設定が行われ、経路算出部22による経路探索が行わ
れたか否か等演算制御部20において容易に行うことが
できる。そして、ルート表示なしの場合には、パレット
1を選択し(S2)、ルート表示ありの場合にはパレッ
ト2を選択する(S3)。
【0024】このようにして、ルート表示のありなしに
よって表示色を変更できる。この例では、ルート表示な
しの場合には、図11に示すように主要道路を赤(図に
おいては黒)で表示し、通常の地図表示と同様のものと
して、見やすいものとしている。一方、ルート表示あり
の場合には、自己の選択すべきルートが最も目立つべき
である。そこで、図10に示すように、ルートを赤で表
示し、主要道路を紫(図においては斜線)で表示する。
これによって、主要道路の表示がトーンダウンされ、ル
ートが明確に表示される。
【0025】なお、ルート表示ありの場合における他の
色の変更は、上述の例に限らず、 (i)地図表示の内、ルート表示色に近いものを他の色
変更する (ii)ルート表示以外を白黒にする (iii)ルート表示以外の表示の明度を全体に落とす (iv)ルート表示と、ルート表示以外の表示の色相、彩
度、明度の差を大きくする 等の手法が採用できる。
【0026】また、ルート表示のあるなし以外にも、ラ
イトスイッチのオンオフにより、夜間は背景を黒、昼間
は背景を白にすることも同様の手法によって行うことが
できる。
【0027】このように、本実施例では、ルート表示の
あるなしを判定し、この結果に応じて、パレットを変更
して、表示色を自動的に変更する。従って、ルート表示
ありの場合およびルート表示なしの場合の両方の場合に
おいて、見やすい画面表示を行うことができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用経路誘導装置によれば、ルート表示のありなしで、地
図表示おける道路などの区分の表示の色を変更する。そ
こで、通常時の地図表示を見やすくしておきながら、ル
ート表示も見やすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】経路案内の表示例を示す説明図である。
【図3】交差点付近の経路案内の表示例を示す説明図で
ある。
【図4】画面表示のための構成を示すブロック図であ
る。
【図5】地図データの内容を示す説明図である。
【図6】描画要素とカラーコードの関係を示す説明図で
ある。
【図7】VRAM52におけるデータの内容を示す説明
図である。
【図8】パレットの内容を示す説明図である。
【図9】パレット変更の動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】ルート表示ありの場合の表示状態を示す説明
図である。
【図11】ルート表示なしの場合の表示状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
20 演算制御部 28 表示部 29 表示制御部 52 VRAM 54 パレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 徹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 岸 浩司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面の地図表示上に車両の現在位置を表
    示すると共に、目的地までのルートを表示して経路誘導
    を行う車両用経路誘導装置であって、 道路の種別や、背景などの地図表示の区分に応じて表示
    色を割り当てるためのパレットと、 目的地までのルート表示の有無の判定手段と、 この判定手段の判定結果に応じて、上記パレット記憶手
    段における所定の区分に対する割り当てを変更するパレ
    ット変更手段と、 を有し、 ルート表示のない場合の表示およびルート表示時におけ
    るルートの両方を見やすくすることを特徴とする車両用
    経路誘導装置。
JP22006392A 1992-07-23 1992-08-19 車両用経路誘導装置 Expired - Lifetime JP3207543B2 (ja)

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EP99106889A EP0929058B1 (en) 1992-07-23 1993-07-22 Vehicle route guidance apparatus for researching for a route when vehicle goes out of route
DE69333916T DE69333916T2 (de) 1992-07-23 1993-07-22 Navigationsgerät für Fahrzeuge zur Bestimmung eines neuen Leitwegs, wenn ein Fahrzeug von seinem Leitweg abweicht
EP93111777A EP0580167B1 (en) 1992-07-23 1993-07-22 Vehicle route guidance apparatus for researching for a route when vehicle goes out of route
EP05017315A EP1594102A2 (en) 1992-07-23 1993-07-22 Vehicle route guidance apparatus for researching for a route when vehicle goes out of route
DE69326799T DE69326799T2 (de) 1992-07-23 1993-07-22 Navigationsgerät für Fahrzeuge zur Bestimmung eines neuen Leitwegs, wenn ein Fahrzeug von seinem Leitweg abweicht
US08/095,449 US5559511A (en) 1992-07-23 1993-07-23 Vehicle route guidance apparatus for re-searching for a new route when vehicle goes out of route
US08/688,728 US5729217A (en) 1992-07-23 1996-07-31 Vehicle route guidance apparatus for reseaching for a route when vehicle goes out of route
US08/688,742 US5821880A (en) 1992-07-23 1996-07-31 Vehicle route guidance apparatus for researching for a route when vehicle goes out of route

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008292702A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Park 24 Co Ltd 地図生成装置およびコンピュータプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008292702A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Park 24 Co Ltd 地図生成装置およびコンピュータプログラム

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