JPH0668369A - 系統監視異常経過再現装置 - Google Patents

系統監視異常経過再現装置

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JPH0668369A
JPH0668369A JP4222649A JP22264992A JPH0668369A JP H0668369 A JPH0668369 A JP H0668369A JP 4222649 A JP4222649 A JP 4222649A JP 22264992 A JP22264992 A JP 22264992A JP H0668369 A JPH0668369 A JP H0668369A
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JP
Japan
Prior art keywords
data
abnormality
process signal
abnormality detection
system monitoring
Prior art date
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Pending
Application number
JP4222649A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Sataka
俊彦 佐孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4222649A priority Critical patent/JPH0668369A/ja
Publication of JPH0668369A publication Critical patent/JPH0668369A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実稼動計算機システムにてオンライン稼動に
支障をきたさずに異常発生時におけるプロセス信号の状
況を再現する。 【構成】 再現データパラメータ設定処理部11はプロ
セス入出力装置へのプロセス信号の定義やサンプル周期
異常判定条件等を再現データパラメータとして設定す
る。プロセスデータサンプリング処理部5は前記再現デ
ータパラメータに基づいて前記プロセス信号をサンプリ
ングして保存データとしてサンプルデータ保存ファイル
6に保存する。再現データ保存処理部13は異常検出時
にその前後の一定時間分の前記保存データを異常検出前
データ、異常検出後データとして再現データ保存ファイ
ル14にそれぞれ保存する。表示データ作成手段15は
前記異常検出前データ及び前記異常検出後データに基づ
いて前記プロセス信号の変化を異常発生の前後を対象に
時間の経過と共に表示するための表示データを作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロセス入出力装置を装
備した系統監視計算機システムに関し、特にシステムの
異常を検出した際にプロセスデータの変化を異常発生の
前後を対象に時間の経過をふまえて再現表示する系統監
視異常経過再現装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プロセス入出力装置を装備した系統監視
計算機システムにおいては、システム異常時の対処や保
守管理に備えて、プラントからの信号すなわちプロセス
信号を保存データエリアに保存しておくのが一般的であ
る。そして、異常発生時には、この保存データを再現し
てその原因を究明したり、統計データを変更したりとい
った後処理を行っている。
【0003】上述した異常発生時等における保存データ
の再現方法としては、従来より、計算機システムのうち
実計算機システムにおいてはプラントから切り離し、実
計算機システムを利用しない場合には実計算機システム
と同じ環境をもった計算機システムにより、上記の保存
されたデータから、プロセス信号を模擬的に発生させ、
関係するプログラムを動作させて表示装置に表示するよ
うにしている。
【0004】ところで、前記保存データエリアに保存可
能なデータ容量は、固定サイズでそれほど大きくなく、
かつサイクリックに使用されるので、保存されたデータ
は一定時間を経過すると再書き込みにより消去されてし
まう。このため、異常発生に気付くのが遅れると、再現
に必要な保存データはすでに消去されており再現が不可
能になってしまう。
【0005】このことを、図4に示す従来の系統監視異
常経過再現装置を参照して説明する。
【0006】図4において、複数種類のプロセス信号1
a、1b、1c、…、1x、1y、1zはプロセス入出
力インタフェースI/F2を経由して計算機3に入力さ
れる。計算機3では系統監視のための処理が行われ、処
理された系統監視データはディスプレイ10にて表示さ
れる。
【0007】計算機3は、その機能上、プロセス信号の
うち、割り込み信号を検出するための状態変化検出処理
部4と、一定周期を基本に状態変化時点を含めプロセス
信号を入力してサンプルデータ保存ファイル6へ保存す
るためのプロセスデータサンプリング処理部5と、入力
されたプロセス信号を系統監視のルールに従い各種制御
及び表示用データの編集を行い、系統監視データを作成
して系統監視データメモリ8に保存するための系統監視
制御処理部7と、系統監視データメモリ8からの系統監
視データに基づいてディスプレイ10に表示を行う系統
監視状態表示処理部9とから構成されている。そして、
定周期および状態変化検出処理部4により状態変化を検
出したときにプロセスデータをサンプリングしてサンプ
ルデータ保存ファイル6に保存する。若し、監視中に異
常が発生すると、このサンプルデータ保存ファイル6内
のデータを再現して異常発生原因を究明する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成で模擬的に条件を作り再現する方法では、再現のた
めに計算機システムを実稼動環境と同じ状況にしなくて
はならない。このような環境では、オンライン稼動を停
止したり、または実計算機システムを利用しない場合に
は、再現のために実計算機システムと同じ計算機システ
ムを構築しなければならない。
【0009】更に、これら従来方法は、いずれの方法に
あっても、プロセス信号の経過的変化による異常の確認
が難しく、しかもサンプルデータ保存ファイル6がサイ
クリックに使用されるので、せっかく異常検出してもそ
のまま放置してしまうと保存データが消去されてしま
い、再現不可能となる。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、実稼動計算機システムにてオンライ
ン稼動に支障を来すことなく異常時のプロセス信号の状
況を再現できる系統監視異常経過再現装置を提供するこ
とにある。
【0011】本発明はまた、異常の発生前後のプロセス
信号を確実に保存し、時間変化を考慮して再現できるよ
うにしようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、プロセス入出力装置を介して入力される
プロセス信号に基づいてプロセスの監視をする系統監視
計算機システムにおいて、前記入力されるプロセス信号
の定義やサンプル周期、異常判定条件等を再現データパ
ラメータとして設定する設定手段と、前記再現データパ
ラメータに基づいて前記プロセス信号をサンプリングし
て保存データとして保存する第1の保存手段と、異常検
出時にその前後の一定時間分の前記保存データを異常検
出前データ、異常検出後データとしてそれぞれ保存する
第2の保存手段と、前記異常検出前データ及び前記異常
検出後データに基づいて前記プロセス信号の変化を異常
発生の前後を対象に時間の経過と共に表示するための表
示データを作成する表示データ作成手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0013】
【作用】本装置は、システム稼動時にプロセス入出力装
置へのプロセス信号を各プロセス信号毎に設定されたサ
ンプルタイミングでサンプリングし、あらかじめ定めら
れた時間分保存する。異常発生を検出するとその後もあ
らかじめ定められた時間分だけ前記サンプルタイミング
でプロセス信号を取り込み保存する。オペレータからの
指示があると上記のようにして保存されたデータに基づ
いて異常発生時を起点としてその前後のプロセス信号の
変化経過を再現表示する。
【0014】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明の一実施例に
ついて説明する。
【0015】本実施例は、図4で説明した従来装置と同
様に、プロセス信号のうち、割り込み信号を検出するた
めの状態変化検出処理部4と、一定周期を基本に状態変
化時点を含めプロセス信号を入力してサンプルデータ保
存ファイル6へ保存するためのプロセスデータサンプリ
ング処理部5と、入力されたプロセス信号を系統監視の
ルールに従い各種制御及び表示用データの編集を行い、
系統監視データを作成して系統監視データメモリ8に保
存するための系統監視制御処理部7と、系統監視データ
メモリ8からの系統監視データに基づいてディスプレイ
10に表示を行う系統監視状態表示処理部9とを備えて
いる。
【0016】また、本実施例では上記構成に加えて、再
現データパラメータ設定処理部11と、再現データパラ
メータメモリ12と、再現データ保存処理部13と、再
現データ保存ファイル14と、再現表示処理部15とを
備えている。
【0017】再現データパラメータ設定処理部11は、
システム運用に先立ち、異常時毎の再現対象プロセス信
号1a、1b、1c、…1x、1y、1zの定義とサン
プル周期及び異常判定条件等を管理者が決定し、再現デ
ータパラメータとして再現データパラメータメモリ12
に保存する。なお、再現データパラメータ設定処理部1
1では、これらのデータについて登録、修正、削除なら
びにサンプル開始、中断、再開、終了を指定できる。
【0018】プロセスデータサンプリング処理部5は、
状態変化検出処理部4からの変化検出時及び系統監視制
御処理部7のためのサンプル周期と再現データパラメー
タで示す周期にて、プロセス入出力インタフェース2を
介してプロセス信号を入力してサンプルデータ保存ファ
イル6に登録する。なお、ファイルが満杯時には最古の
データを削除してから登録する。
【0019】系統監視制御処理部7は、サンプルデータ
保存ファイル6の最新データを系統監視のルールに従い
各種制御及び表示用データの編集を行い系統監視データ
を作成して系統監視データメモリ8に保存する。系統監
視制御処理部7は、再現データパラメータ設定処理部1
1にて設定した異常条件にあてはまるとき異常検出ID
を再現データ保存処理部13に通知する。
【0020】系統監視状態表示処理部9では、系統監視
制御処理部7及び再現表示処理部15より表示要求が行
われ系統監視データメモリ8からのデータによりディス
プレイ10による表示が行われる。再現データ保存処理
部13では、系統監視制御処理部7からの起動時初めて
の異常検出で異常検出サイン、異常検出IDをセット
し、サンプルデータ保存ファイル6より異常検出IDに
対応するプロセスデータの最古から最新までを異常発生
前データとして再現データ保存ファイル14に登録す
る。なお、既に異常を検出している時には登録は行わな
い。
【0021】異常検出後、プロセスデータサンプリング
処理部5からの起動時にはサンプルデータ保存ファイル
6における異常検出IDに対応する最新データを異常検
出後データとして再現データ保存ファイル14に規定時
間分保存する。規定時間を経過したなら、以後管理デー
タの初期化を行うまで再現のためのデータサンプル、保
存を中断する。
【0022】再現表示処理部15では、表示形式と再現
間隔時間を管理者が指定することにより再現データ保存
ファイル14より順次データを取り出して表示する。系
統監視状態表示処理部9を利用する場合には表示データ
を系統監視データメモリ8に登録して表示要求を行い、
再現時間間隔だけ遅延させ全データ分繰り返す。なお、
これは一時停止機能、中断機能を持つ。
【0023】一度にプロセスデータの変化状況を表示す
るときには、横軸に時間、縦軸に変化量で、一画面3、
4種のプロセスデータを折れ線グラフでディスプレイ1
0に表示する。勿論、画面に表示されないデータは、画
面のスクロール機能にて確認を行うことができる。
【0024】図2、図3を参照して表示例について説明
する。図2は系統表示の一例で、1サンプルタイミング
毎の再現データを最古データから最新データまで表示を
繰り返す。表示の更新は再現間隔時間分だけ一時保存さ
れる。
【0025】図3はプロセスデータ変化経過表示例で、
このように任意の異常発生に対し任意のプロセス信号を
任意のサンプル幅、かつ任意の時間帯でデータが保存さ
れている再現データ保存ファイル14を利用してビジブ
ルなグラフ表示が行われるので、異常発生前後の関連プ
ロセスの状況を再現できる。
【0026】以上のようにして本装置は、システム稼動
時にプロセス信号を各プロセス信号毎に設定されたサン
プルタイミングでサンプリングし、あらかじめ定められ
た時間分保存する。異常発生を検出するとその後もあら
かじめ定められた時間分だけ前記サンプルタイミングで
プロセス信号を取り込み保存する。オペレータからの指
示があると上記のようにして保存されたデータに基づい
て異常発生時を起点としてその前後のプロセス信号の変
化経過が再現表示される。
【0027】なお、以上のような動作を実現するための
プログラムについて言えば、異常検出時には再現データ
の保存を行えるようにオンラインプログラムにあらかじ
め通知ルーチンを挿入しておく。通知後、指定時間分だ
けサンプリングを行い再現データのサンプリング保存を
停止する。オンライン系統表示プログラムにおいては、
オンラインデータと再現表示データとを切り替えて表示
が行われる構造にされる。時間経過による再現表示のた
めにはプロセス信号変化状況表示プログラムが用意され
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、実
稼動計算機システムにてオンライン稼動に支障を来すこ
となく異常時のプロセス信号の状況を再現でき、しかも
異常の発生前後のプロセス信号を確実に保存し、時間変
化を考慮して再現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示された装置による系統監視画面の一表
示例を示した図である。
【図3】図1に示された装置によるプロセスデータ変化
経過表示の一例を示した図である。
【図4】従来装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1x、1y、1z プロセス信号 2 プロセス入出力インタフェース 3 計算機 4 状態変化検出処理部 5 プロセスデータサンプリング処理部(第1の保存手
段) 6 サンプルデータ保存ファイル(第1の保存手段) 7 系統監視制御処理部 8 系統監視データメモリ 9 系統監視状態表示処理部 11 再現データパラメータ設定処理部 12 再現データパラメータメモリ 13 再現データ保存処理部(第2の保存手段) 14 再現データ保存ファイル(第2の保存手段) 15 再現表示処理部(表示データ作成手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセス入出力装置を介して入力される
    プロセス信号に基づいてプロセスの監視をする系統監視
    計算機システムにおいて、 前記入力されるプロセス信号の定義やサンプル周期、異
    常判定条件等を再現データパラメータとして設定する設
    定手段と、 前記再現データパラメータに基づいて前記プロセス信号
    をサンプリングして保存データとして保存する第1の保
    存手段と、 異常検出時にその前後の一定時間分の前記保存データを
    異常検出前データ、異常検出後データとしてそれぞれ保
    存する第2の保存手段と、 前記異常検出前データ及び前記異常検出後データに基づ
    いて前記プロセス信号の変化を異常発生の前後を対象に
    時間の経過と共に表示するための表示データを作成する
    表示データ作成手段と、 を備えたことを特徴とする系統監視異常経過再現装置。
JP4222649A 1992-08-21 1992-08-21 系統監視異常経過再現装置 Pending JPH0668369A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4222649A JPH0668369A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 系統監視異常経過再現装置

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JP4222649A JPH0668369A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 系統監視異常経過再現装置

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JPH0668369A true JPH0668369A (ja) 1994-03-11

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ID=16785765

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4222649A Pending JPH0668369A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 系統監視異常経過再現装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000074063A (ja) * 1998-09-02 2000-03-07 Ntn Corp 磁気軸受の制御装置
JP2009303462A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Mitsubishi Electric Corp 監視制御システム
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US10581555B2 (en) 2017-01-16 2020-03-03 Fujitsu Limited Information processing device and burst error reproducing method
JP2021019147A (ja) * 2019-07-23 2021-02-15 ヤマハ発動機株式会社 表示装置、表面実装機、及び、表示方法

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