JPH066830U - 吸込配管接続装置 - Google Patents

吸込配管接続装置

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JPH066830U
JPH066830U JP5165692U JP5165692U JPH066830U JP H066830 U JPH066830 U JP H066830U JP 5165692 U JP5165692 U JP 5165692U JP 5165692 U JP5165692 U JP 5165692U JP H066830 U JPH066830 U JP H066830U
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suction pipe
floor
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pipe connecting
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善行 有留
節男 奥脇
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Ebara Corp
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Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造工程において繁雑な手間のかからない吸
込配管接続装置を提供すること。 【構成】 床10に埋設された受座12の上に該床10
下に設けた吸込水槽9に連通する配管8の接続口のフラ
ンジ成型部14,14を設けた台盤11を載置した構造
の吸込配管接続装置において、受座12を板金プレス加
工にて上下に縁取部12a,12bを有する筒型とし、
受座をその上縁取部12aを床面に露出させて埋設する
と共に、上縁取部12aに着脱自在に嵌合する溝を有す
る弾性体からなるガスケット13を装備したことを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は床に埋設された受座の上に該床下に設けた水槽に連通する配管の接続 口のフランジ成型部を設けた台盤を載置した構造の吸込配管接続装置に関するも のである。
【0002】
【従来技術】
ポンプ装置上で吸込水槽がポンプより下側(下位)に閉塞状況で設けられてい る場合、該吸込水槽内を点検したり、吸込配管先端に取り付けられたフート弁が 損傷した場合等に吸込配管を引き上げるのみで吸込水槽内を点検したり、フート 弁の修理や交換したりすることができる吸込配管接続装置がある。
【0003】 図2は従来のこの種の吸込配管接続装置の構造を示す縦断面図である。鋳造加 工成形品の受座2が閉塞状況で設けられた吸込水槽9の上部床10に埋設されて いる。該受座2の上に吸込水槽9に連通する吸込配管8の接続口を構成する相フ ランジ4,4が設けられた鋳造加工成形品の台盤1が蓋で受座2の開口を塞ぐよ うに載置されている。受座2と台盤1の当接面には吸込水槽9の内部にゴミや埃 等の異物が浸入しないようにゴム材等の弾性板からなるガスケット3が介在して いる。
【0004】 ガスケット3は、受座2と台盤1の間に台盤1の自重とフート弁を含む吸込配 管8の重さと該配管内の水重量との合計重量で挾み込んだ状況となるが、ガスケ ット3は受座2の側か、台盤1の側に接着剤等で貼り付けられ、ずれ落ちないよ うに構成されているのが一般的である。なお、図2において、5はフランジボル ト、6はシートパッキン、7はフックである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来構造の吸込配管接続装置においては、各受座の機械加工後の清掃、脱 脂及び防錆上の処置が必要なばかりか、塗装乾燥工程上でも、例えばガスケット に塗料を付着させないようにしなければならないとか乾燥炉で乾かす場合の温度 管理に注意しなければならない等の繁雑で単純な手間が製造工程において必要と なり、製造効率が極めて劣るという問題があった。
【0006】 本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、上記問題点を除去し、製造工程に おける手間のかからない吸込配管接続装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は、床に埋設された受座の上に該床下に設けた 水槽に連通する配管の接続口のフランジ成型部を設けた台盤を載置した構造の吸 込配管接続装置において、受座を板金プレス加工にて上下に縁取部を有する筒型 とし、受座をその上縁取部を床面に露出させて埋設すると共に、該上縁取部に着 脱自在に嵌合する溝を有する弾性体からなるガスケットを装備したことを特徴と する。
【0008】 また、弾性体からなるガスケットは両側の鍔部が双方共利用できる構成となっ ていることを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案は受座を板金プレス加工にて上下に縁取部を有する筒型とするので、従 来の鋳造加工に比較し機械加工後の清掃、脱脂及び防錆上の処置が必要なばかり か、塗装乾燥工程上の手間を省略でき製造コストを低減できると共に、軽量化が 図れる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案の吸込配管接 続装置の構造を示す断面図である。図1において、12はステンレス板材を板金 プレス加工にて製作した受座であり、該受座12は図3に示すように、その上下 に縁取部12a,12bが設けられている。受座12が閉塞状況で設けられた吸 込水槽9の上部床10に埋設されている。該受座12の上に吸込水槽9に連通す る吸込配管8の接続口を構成する相フランジ14,14が設けられた台盤11が 蓋で受座12の開口を塞ぐように載置されている。受座12と台盤11の当接面 には吸込水槽9の内部にゴミや埃等の異物が浸入しないようにゴム材等の弾性板 からなるガスケット13が介在している。
【0011】 ガスケット13は、図4に示すようにゴム材等の弾性体からなり、受座12の 縁取部12a又は12bが嵌合する溝13aが形成されている。なお、図1にお いて、15はフランジボルト、16はシートパッキン、17はフックである。
【0012】 吸込配管接続装置を図1に示すような構造とすることにより、受座12を高価 なステンレス材で構成しても、従来のように製造工程上の繁雑な手間を省略する ことができるから、製造コストが略30%程度低減できる。また、従来のように 鋳造加工成形品でないので、軽量化も実現できる。また、ガスケット13の鍔部 が全く同じ形状寸法の構成となっているので、ガスケット面として利用できる鍔 部が傷んだ場合、反転装着することでガスケットとして機能を復元させることが でき、耐久性も向上する。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、下記のような優れた効果が期待できる。 (1)受座を板金プレス加工にて形成するので、従来の鋳造加工に比較し製造 工程における手間が省略でき製造コストを低減できる。 (2)また、受座を板金プレス加工にて形成するので、軽量化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の吸込配管接続装置の構造を示す断面図
である。
【図2】従来のこの種の吸込配管接続装置の構造を示す
縦断面図である。
【図3】受座の構造を示す一部断面側面図である。
【図4】ガスケットの構造を示す断面図である。
【符号の説明】
8 吸込配管 9 吸込水槽 10 床 11 台盤 12 受座 13 ガスケット 14 相フランジ 15 フランジボルト 16 シートパッキン 17 フック

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床に埋設された受座の上に該床下に設け
    た水槽に連通する配管の接続口のフランジ成型部を設け
    た台盤を載置した構造の吸込配管接続装置において、 前記受座を板金プレス加工にて上下に縁取部を有する筒
    型とし、該受座をその上縁取部を床面に露出させて埋設
    すると共に、該上縁取部に着脱自在に嵌合する溝を有す
    る弾性体からなるガスケットを装備したことを特徴とす
    る吸込配管接続装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性体からなるガスケットは両側の
    鍔部が双方共利用できる構成となっていることを特徴と
    する請求項1記載の吸込配管接続装置。
JP1992051656U 1992-06-30 1992-06-30 吸込配管接続装置 Expired - Lifetime JP2607515Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52140760A (en) * 1976-05-19 1977-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Removable sealed connecting device
JPH02121303U (ja) * 1989-03-15 1990-10-02

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02121303U (ja) * 1989-03-15 1990-10-02

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