JPH0668261B2 - デイーゼル機関用噴射ポンプ - Google Patents
デイーゼル機関用噴射ポンプInfo
- Publication number
- JPH0668261B2 JPH0668261B2 JP62304705A JP30470587A JPH0668261B2 JP H0668261 B2 JPH0668261 B2 JP H0668261B2 JP 62304705 A JP62304705 A JP 62304705A JP 30470587 A JP30470587 A JP 30470587A JP H0668261 B2 JPH0668261 B2 JP H0668261B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- pump
- guide body
- auxiliary
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims description 16
- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims description 16
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 7
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 7
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 7
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 7
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 24
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/20—Varying fuel delivery in quantity or timing
- F02M59/30—Varying fuel delivery in quantity or timing with variable-length-stroke pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M57/00—Fuel-injectors combined or associated with other devices
- F02M57/02—Injectors structurally combined with fuel-injection pumps
- F02M57/022—Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive
- F02M57/023—Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive mechanical
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハウジング内に配置されてポンプシリンダを
形成し、少なくとも1つの半径方向燃料流通口を持つシ
リンダライナと、互いに軸線方向に間隔を置いて設けら
れてこの流通口と共同作用する2つの制御縁を持ちかつ
ハウジング内に置かれた円筒状案内体と連結されている
ポンププランジヤとを有し、この案内体が、カム軸から
駆動される押圧体によつて戻しばねの力に抗して移動せ
しめられ、ポンププランジヤの行程位置を変えるために
ストツパが設けられ、このストツパが、シリンダ空間に
配置されて逆止弁を介して圧油を受けることができかつ
制限されて移動できる補助プランジヤによつて調節可能
であり、かつ油通路が案内体へ通じている、デイーゼル
機関用噴射ポンプに関する。
形成し、少なくとも1つの半径方向燃料流通口を持つシ
リンダライナと、互いに軸線方向に間隔を置いて設けら
れてこの流通口と共同作用する2つの制御縁を持ちかつ
ハウジング内に置かれた円筒状案内体と連結されている
ポンププランジヤとを有し、この案内体が、カム軸から
駆動される押圧体によつて戻しばねの力に抗して移動せ
しめられ、ポンププランジヤの行程位置を変えるために
ストツパが設けられ、このストツパが、シリンダ空間に
配置されて逆止弁を介して圧油を受けることができかつ
制限されて移動できる補助プランジヤによつて調節可能
であり、かつ油通路が案内体へ通じている、デイーゼル
機関用噴射ポンプに関する。
シリンダライナの流通口に関する、ポンププランジヤの
行程位置または往復プランジヤの制御縁の初期位置の変
化は結果として、噴射ポンプの送り出し開始、したがつ
てデイーゼル機関の燃焼室内への燃料噴射の開始の変化
を伴う。すなわち送り出し行程の開始に対応するポンプ
プランジヤの死点位置において制御縁と流通口との間隔
が短縮され、したがつてピストン行程位置がこの流通口
へ移動せしめられる場合は、制御縁が流通口に早期に到
達し、それは流通口の閉鎖後の送り出し開始の相応の時
期繰り上げと同等であり、それに対して、送り出し行程
の開始時のポンププランジヤの死点位置において制御縁
と流通口との間隔が拡大される場合は、送り出し開始の
遅れが生ずる。
行程位置または往復プランジヤの制御縁の初期位置の変
化は結果として、噴射ポンプの送り出し開始、したがつ
てデイーゼル機関の燃焼室内への燃料噴射の開始の変化
を伴う。すなわち送り出し行程の開始に対応するポンプ
プランジヤの死点位置において制御縁と流通口との間隔
が短縮され、したがつてピストン行程位置がこの流通口
へ移動せしめられる場合は、制御縁が流通口に早期に到
達し、それは流通口の閉鎖後の送り出し開始の相応の時
期繰り上げと同等であり、それに対して、送り出し行程
の開始時のポンププランジヤの死点位置において制御縁
と流通口との間隔が拡大される場合は、送り出し開始の
遅れが生ずる。
冒頭に述べた種類の噴射ポンプは既に公知である(米国
特許第3859973号明細書)。この場合、戻しばねの力に
抗して案内体に作用する押圧体はカム軸から揺動レバー
を介して移動せしめられ、この揺動レバーのポンプ側レ
バー端部にシリンダライナがはめ込まれており、このシ
リンダライナのシリンダ空間が補助プランジヤを収容
し、この補助プランジヤの行程は横ピンにより制限さ
れ、この横ピンは補助プランジヤの孔を比較的大きい半
径方向遊びをもつて貫通する。揺動レバーには、供給さ
れる圧油用の孔が設けられており、これらの孔は、逆止
弁を形成する板弁を介してシリンダ空間へ開口してい
る。ポンププランジヤ用戻しばねは対向支持片を持つて
おり、この対向支持片は案内体に直接設けられずに、こ
の案内体と一層弱いばねを介して結合されており、この
ばねは補助プランジヤ用戻しばねとして使われる。案内
体の自由端面と補助プランジヤとの間に押圧体がはめ込
まれているので、補助プランジヤ自体はストツパとして
役立ち、このストツパはポンププランジヤまたは案内体
のその都度の行程位置を決める。ポンププランジヤと案
内体との結合は実際上軸線方向に遊びなしに行なわれ、
補助プランジヤ用シリンダ空間を形成するシリンダライ
ナは制御される油流出口を持つていない。押圧体を通つ
て案内体内へ通じている油通路は、案内体およびハウジ
ングの摺動面に潤滑油を供給するために、純粋な潤滑油
通路である。この場合欠点は、補助プランジヤ用シリン
ダ空間を形成する、逆止弁を持つシリンダライナを揺動
レバー端部に配置することである。なぜならばこれは結
果として大きい技術的出費を伴い、そして収容の困難を
生ぜしめる特別の揺動レバー寸法を前提とするからであ
る。しかし特に重要なのは、制御される流出口が圧油用
に設けられていないから、補助プランジヤの圧油供給後
に送り出し開始の時期を繰り上げるように補助プランジ
ヤがゆつくりしか初期位置へ戻ることができず、圧油が
むしろ漏れ油としてのみシリンダライナと補助プランジ
ヤとの間にゆつくり漏れるという事実である。したがつ
て移動速度は比較的小さい。一層大きい移動速度を得る
ためには、より一層大きい洩れを甘受しなければなら
ず、しかしそれは送り出し行程中のシリンダライナ内の
動作空間の著しい排出に至らせる。このような排出は、
送り出し行程の際に生ずる燃料噴射過程の一般に好まし
くない延長に至らせる。
特許第3859973号明細書)。この場合、戻しばねの力に
抗して案内体に作用する押圧体はカム軸から揺動レバー
を介して移動せしめられ、この揺動レバーのポンプ側レ
バー端部にシリンダライナがはめ込まれており、このシ
リンダライナのシリンダ空間が補助プランジヤを収容
し、この補助プランジヤの行程は横ピンにより制限さ
れ、この横ピンは補助プランジヤの孔を比較的大きい半
径方向遊びをもつて貫通する。揺動レバーには、供給さ
れる圧油用の孔が設けられており、これらの孔は、逆止
弁を形成する板弁を介してシリンダ空間へ開口してい
る。ポンププランジヤ用戻しばねは対向支持片を持つて
おり、この対向支持片は案内体に直接設けられずに、こ
の案内体と一層弱いばねを介して結合されており、この
ばねは補助プランジヤ用戻しばねとして使われる。案内
体の自由端面と補助プランジヤとの間に押圧体がはめ込
まれているので、補助プランジヤ自体はストツパとして
役立ち、このストツパはポンププランジヤまたは案内体
のその都度の行程位置を決める。ポンププランジヤと案
内体との結合は実際上軸線方向に遊びなしに行なわれ、
補助プランジヤ用シリンダ空間を形成するシリンダライ
ナは制御される油流出口を持つていない。押圧体を通つ
て案内体内へ通じている油通路は、案内体およびハウジ
ングの摺動面に潤滑油を供給するために、純粋な潤滑油
通路である。この場合欠点は、補助プランジヤ用シリン
ダ空間を形成する、逆止弁を持つシリンダライナを揺動
レバー端部に配置することである。なぜならばこれは結
果として大きい技術的出費を伴い、そして収容の困難を
生ぜしめる特別の揺動レバー寸法を前提とするからであ
る。しかし特に重要なのは、制御される流出口が圧油用
に設けられていないから、補助プランジヤの圧油供給後
に送り出し開始の時期を繰り上げるように補助プランジ
ヤがゆつくりしか初期位置へ戻ることができず、圧油が
むしろ漏れ油としてのみシリンダライナと補助プランジ
ヤとの間にゆつくり漏れるという事実である。したがつ
て移動速度は比較的小さい。一層大きい移動速度を得る
ためには、より一層大きい洩れを甘受しなければなら
ず、しかしそれは送り出し行程中のシリンダライナ内の
動作空間の著しい排出に至らせる。このような排出は、
送り出し行程の際に生ずる燃料噴射過程の一般に好まし
くない延長に至らせる。
本発明の根底にある課題は、これらの欠点を取り除い
て、必要な技術的出費の減少のもとにポンププランジヤ
の行程位置変更のための高い移動速度を保証する、冒頭
に述べた種類の噴射ポンプを提供することである。
て、必要な技術的出費の減少のもとにポンププランジヤ
の行程位置変更のための高い移動速度を保証する、冒頭
に述べた種類の噴射ポンプを提供することである。
本発明によればこの課題は、補助プランジヤのシリンダ
空間が案内体に設けられかつ油流出口を持ち、この油流
出口がポンププランジヤまたは案内体の送り出し行程の
終わりにハウジングにある排出口と接続し、ポンププラ
ンジヤが案内体に軸線方向連結遊びを持ち、この連結遊
びが補助プランジヤによつて縮小可能であることによつ
て解決される。
空間が案内体に設けられかつ油流出口を持ち、この油流
出口がポンププランジヤまたは案内体の送り出し行程の
終わりにハウジングにある排出口と接続し、ポンププラ
ンジヤが案内体に軸線方向連結遊びを持ち、この連結遊
びが補助プランジヤによつて縮小可能であることによつ
て解決される。
したがつて補助プランジヤのシリンダ空間には揺動レバ
ーにおける固有のシリンダライナは必要とされず、シリ
ンダ空間が補助プランジヤおよび逆止弁と共に、もとも
と存在する案内体に収容されるので、技術的出費は減少
され、こじんまりした構造が得られ、とりわけカム軸を
含む駆動装置にある揺動レバーからの独立も達成され
る。シリンダ空間は、ポンププランジヤの送り出し行程
の終わりにハウジングにある排出口と接続する油流出口
を持つているから、補助プランジヤへ圧油供給後に早期
に送り出しを開始するようにストツパを移動させるため
に圧油が送り出し行程の終わりに直ちに漏れ、補助プラ
ンジヤが初期位置へ戻るので、所望の大きい移動速度が
保証される。シリンダ空間からのこの制御される圧油流
出は、シリンダ空間が案内体の内部に配置され、この案
内体がハウジングに対して相対運動、したがつて制御運
動を行なうからこそ可能である。圧油が圧力調節弁を介
して補助プランジヤのシリンダ空間へ供給される場合
は、噴射ポンプの送り出し開始の連続的変更も行なえ
る。
ーにおける固有のシリンダライナは必要とされず、シリ
ンダ空間が補助プランジヤおよび逆止弁と共に、もとも
と存在する案内体に収容されるので、技術的出費は減少
され、こじんまりした構造が得られ、とりわけカム軸を
含む駆動装置にある揺動レバーからの独立も達成され
る。シリンダ空間は、ポンププランジヤの送り出し行程
の終わりにハウジングにある排出口と接続する油流出口
を持つているから、補助プランジヤへ圧油供給後に早期
に送り出しを開始するようにストツパを移動させるため
に圧油が送り出し行程の終わりに直ちに漏れ、補助プラ
ンジヤが初期位置へ戻るので、所望の大きい移動速度が
保証される。シリンダ空間からのこの制御される圧油流
出は、シリンダ空間が案内体の内部に配置され、この案
内体がハウジングに対して相対運動、したがつて制御運
動を行なうからこそ可能である。圧油が圧力調節弁を介
して補助プランジヤのシリンダ空間へ供給される場合
は、噴射ポンプの送り出し開始の連続的変更も行なえ
る。
本発明の別の構成において、補助プランジヤのシリンダ
空間は、係合片になるように拡大されたポンププランジ
ヤの端部を凹所に収容しかつ案内体にはめ込まれた連結
体により区画され、この連結体を、ポンププランジヤの
端部に直接作用するストツパを形成する補助プランジヤ
の延長部が貫通する。それによつて、簡単に組み立てら
れる構成が得られ、この構成は、補助プランジヤの行
程、したがつてまたストツパの移動行程が困難なしに決
定され得るという別の利点を持つている。なぜならば連
結体はシリンダ空間を一方の方向において区画しかつ種
々の距離を置いて案内体にはめ込まれまたは特に細目ね
じによりねじ止めされ得るからである。
空間は、係合片になるように拡大されたポンププランジ
ヤの端部を凹所に収容しかつ案内体にはめ込まれた連結
体により区画され、この連結体を、ポンププランジヤの
端部に直接作用するストツパを形成する補助プランジヤ
の延長部が貫通する。それによつて、簡単に組み立てら
れる構成が得られ、この構成は、補助プランジヤの行
程、したがつてまたストツパの移動行程が困難なしに決
定され得るという別の利点を持つている。なぜならば連
結体はシリンダ空間を一方の方向において区画しかつ種
々の距離を置いて案内体にはめ込まれまたは特に細目ね
じによりねじ止めされ得るからである。
図面に本発明対象の実施例が示されている。
ハウジング1内に、ポンプシリンダを形成するシリンダ
ライナ2がはめ込まれており、このシリンダライナは燃
料用の半径方向流通口3を持つている。ハウジング1は
噴射ノズル5のハウジング4と組み立てられており、こ
のハウジング4は開口6を持つており、これらの開口は
燃料の流入および流出に役立ちかつデイーゼル機関のシ
リンダ頭部などにある孔と連通している。ポンプシリン
ダとして使われるシリンダライナ2の中にポンププラン
ジヤ7が配置されており、このポンププランジヤは2つ
の制御縁8,8aを持つており、これらの制御縁は流通口3
と共同作用する。ポンププランジヤ7を歯車9およびラ
ツク10によつて回転させることができるので、制御縁8,
8aの他の部分は流通口3の範囲へ達し、それによつて燃
料の送り出し量を変えることができる。
ライナ2がはめ込まれており、このシリンダライナは燃
料用の半径方向流通口3を持つている。ハウジング1は
噴射ノズル5のハウジング4と組み立てられており、こ
のハウジング4は開口6を持つており、これらの開口は
燃料の流入および流出に役立ちかつデイーゼル機関のシ
リンダ頭部などにある孔と連通している。ポンプシリン
ダとして使われるシリンダライナ2の中にポンププラン
ジヤ7が配置されており、このポンププランジヤは2つ
の制御縁8,8aを持つており、これらの制御縁は流通口3
と共同作用する。ポンププランジヤ7を歯車9およびラ
ツク10によつて回転させることができるので、制御縁8,
8aの他の部分は流通口3の範囲へ達し、それによつて燃
料の送り出し量を変えることができる。
ポンププランジヤ7は、係合片になるように拡大された
端部11を持つており、この端部は連結体13の凹所12内に
軸線方向遊びをもつて保持されている。連結体13は、ハ
ウジング1内に移動可能に支持された円筒状案内体14の
中に細目ねじによつてねじ止めされており、この案内体
に戻しばね15が支持されている。ポンププランジヤ7の
駆動はカム軸16から揺動レバー17および押圧体18を介し
て案内体14へ戻しばね15の力に抗して行なわれ、その際
ピストン7は連結体13を介する連結により案内体14の運
動に加わる。揺動レバー17の軸19は潤滑油用の縦通路20
および圧油用の別の通路21を持つており、この圧油は別
の油通路22,23,24を経て案内体14内まで達し、この圧油
通路24に逆止弁25が組み込まれている。
端部11を持つており、この端部は連結体13の凹所12内に
軸線方向遊びをもつて保持されている。連結体13は、ハ
ウジング1内に移動可能に支持された円筒状案内体14の
中に細目ねじによつてねじ止めされており、この案内体
に戻しばね15が支持されている。ポンププランジヤ7の
駆動はカム軸16から揺動レバー17および押圧体18を介し
て案内体14へ戻しばね15の力に抗して行なわれ、その際
ピストン7は連結体13を介する連結により案内体14の運
動に加わる。揺動レバー17の軸19は潤滑油用の縦通路20
および圧油用の別の通路21を持つており、この圧油は別
の油通路22,23,24を経て案内体14内まで達し、この圧油
通路24に逆止弁25が組み込まれている。
案内体14に補助プランジヤ27のシリンダ空間26が設けら
れており、このシリンダ空間26は連結体13により区画さ
れ、この連結体を補助プランジヤ27の延長部28が貫通
し、この延長部は、ポンププランジヤ7の端部11に直接
作用するストツパを形成する。延長部28に補助プランジ
ヤ27用の戻しばね29が巻かれている。シリンダ空間26は
油流出口30を持つており、この油流出口はポンププラン
ジヤ7または案内体14の送り出し行程の終わりにハウジ
ング1にある排出口31と合致する。
れており、このシリンダ空間26は連結体13により区画さ
れ、この連結体を補助プランジヤ27の延長部28が貫通
し、この延長部は、ポンププランジヤ7の端部11に直接
作用するストツパを形成する。延長部28に補助プランジ
ヤ27用の戻しばね29が巻かれている。シリンダ空間26は
油流出口30を持つており、この油流出口はポンププラン
ジヤ7または案内体14の送り出し行程の終わりにハウジ
ング1にある排出口31と合致する。
第2図は噴射ポンプの最も遅い送り出し開始のためのポ
ンププランジヤ7の位置を示している。通路21,22,23,2
4を介して圧油がシリンダ空間26へ送り込まれ、したが
つて補助プランジヤ27が適当に作用を受ける場合は、こ
の補助プランジヤが戻しばね29の力に抗して移動し、ピ
ストン7を凹所12内の係合片端部11の所定の軸線方向遊
びの大きさだけ下方へ移動せしめられ、それは送り出し
開始の時期繰り上げと同等である。送り出し行程の終わ
りに圧油はシリンダ空間26から流出口30および排出口31
を経て流出するので、補助プランジヤ27は戻しばね29に
より初期位置へ移動せしめられる。送り出し開始の時期
繰り上げを守ろうとする場合は、もちろん補助プランジ
ヤ27の新たな圧油供給が行なわれなければならない。
ンププランジヤ7の位置を示している。通路21,22,23,2
4を介して圧油がシリンダ空間26へ送り込まれ、したが
つて補助プランジヤ27が適当に作用を受ける場合は、こ
の補助プランジヤが戻しばね29の力に抗して移動し、ピ
ストン7を凹所12内の係合片端部11の所定の軸線方向遊
びの大きさだけ下方へ移動せしめられ、それは送り出し
開始の時期繰り上げと同等である。送り出し行程の終わ
りに圧油はシリンダ空間26から流出口30および排出口31
を経て流出するので、補助プランジヤ27は戻しばね29に
より初期位置へ移動せしめられる。送り出し開始の時期
繰り上げを守ろうとする場合は、もちろん補助プランジ
ヤ27の新たな圧油供給が行なわれなければならない。
第1図は装置の噴射ノズルと統合された駆動装置付き噴
射ポンプの軸線に沿う部分断面図、第2図は噴射ポンプ
の本発明にとつて重要な部分の軸線に沿う拡大部分断面
図である。 1……ハウジング、7……ポンププランジヤ、14……案
内体、26……シリンダ空間、27……補助プランジヤ、30
……油流出口、31……排出口
射ポンプの軸線に沿う部分断面図、第2図は噴射ポンプ
の本発明にとつて重要な部分の軸線に沿う拡大部分断面
図である。 1……ハウジング、7……ポンププランジヤ、14……案
内体、26……シリンダ空間、27……補助プランジヤ、30
……油流出口、31……排出口
Claims (2)
- 【請求項1】ハウジング内に配置されてポンプシリンダ
を形成し、少なくとも1つの半径方向燃料流通口を持つ
シリンダライナと、互いに軸線方向に間隔を置いて設け
られてこの流通口と共同作用する2つの制御縁を持ちか
つハウジング内に置かれた円筒状案内体と連結されてい
るポンププランジヤとを有し、この案内体が、カム軸か
ら駆動される押圧体によつて戻しばねの力に抗して移動
せしめられ、ポンププランジヤの行程位置を変えるため
にストツパが設けられ、このストツパが、シリンダ空間
に配置されて逆止弁を介して圧油を受けることができか
つ制限されて移動できる補助プランジヤによつて調節可
能であり、かつ油通路が案内体へ通じている、デイーゼ
ル機関用噴射ポンプにおいて、補助プランジヤ(27)の
シリンダ空間(26)が案内体(14)に設けられかつ油流
出口(30)を持ち、この油流出口がポンププランジヤ
(7)または案内体(14)の送り出し行程の終わりにハ
ウジング(1)にある排出口(31)と接続し、ポンププ
ランジヤ(7)が案内体(14)に軸線方向連結遊びを持
ち、この連結遊びが補助プランジヤ(27)によつて縮小
可能であることを特徴とする、デイーゼル機関用噴射ポ
ンプ。 - 【請求項2】補助プランジヤ(27)のシリンダ空間(2
6)が、係合片になるように拡大されたポンププランジ
ヤ(7)の端部(11)を凹所(12)に収容しかつ案内体
(14)にはめ込まれた連結体(13)により区画され、こ
の連結体を、ポンププランジヤ(7)の端部(11)に直
接作用するストツパを形成する補助プランジヤ(27)の
延長部(28)が貫通することを特徴とする、特許請求の
範囲第1項に記載の噴射ポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT0327086A AT391920B (de) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | Einspritzpumpe fuer dieselmotoren |
AT3270/86 | 1986-12-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63150460A JPS63150460A (ja) | 1988-06-23 |
JPH0668261B2 true JPH0668261B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=3547997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62304705A Expired - Fee Related JPH0668261B2 (ja) | 1986-12-10 | 1987-12-03 | デイーゼル機関用噴射ポンプ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4790731A (ja) |
JP (1) | JPH0668261B2 (ja) |
AT (1) | AT391920B (ja) |
DE (1) | DE3740956A1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4118555A1 (de) * | 1991-06-06 | 1992-12-10 | Bosch Gmbh Robert | Foerderbeginnverstelleinrichtung einer kraftstoffeinspritzpumpe |
US5372115A (en) * | 1991-09-10 | 1994-12-13 | Detroit Diesel Corporation | Fuel system for methanol fueled diesel cycle internal combustion engine |
DE4207980A1 (de) * | 1992-03-13 | 1993-09-16 | Mak Maschinenbau Krupp | Vorrichtung zur betaetigung einer einspritzpumpe |
DE10332361B4 (de) * | 2003-07-17 | 2010-11-11 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Kraftstoff-Einspritzpumpe |
US6886525B1 (en) * | 2003-10-15 | 2005-05-03 | Csxt Intellectual Properties Corporation | Locomotive engine with skipfire control system |
US7287494B2 (en) | 2004-11-10 | 2007-10-30 | Buck Supply Co., Inc. | Multicylinder internal combustion engine with individual cylinder assemblies and modular cylinder carrier |
US7543558B2 (en) | 2004-11-10 | 2009-06-09 | Buck Diesel Engines, Inc. | Multicylinder internal combustion engine with individual cylinder assemblies |
US7287493B2 (en) | 2004-11-10 | 2007-10-30 | Buck Supply Co., Inc. | Internal combustion engine with hybrid cooling system |
US8316814B2 (en) | 2009-06-29 | 2012-11-27 | Buck Kenneth M | Toploading internal combustion engine |
US8733673B2 (en) | 2011-07-22 | 2014-05-27 | Buescher Developments, LLP | Electronic unit injector |
CN107939628B (zh) * | 2017-12-26 | 2023-07-18 | 浙江三浪润滑科技有限公司 | 一种多头径向柱塞泵及其使用方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1107025B (de) * | 1956-07-09 | 1961-05-18 | Napier & Son Ltd | Kraftstoffeinspritzpumpe mit UEberstroemregelung fuer Brennkraftmaschinen |
GB825136A (en) * | 1956-07-09 | 1959-12-09 | Napier & Son Ltd | Timing of fuel injection pumps |
US3859973A (en) * | 1971-12-27 | 1975-01-14 | Allis Chalmers | Timing device for fuel injector |
US4254749A (en) * | 1979-03-23 | 1981-03-10 | Eaton Corporation | Fuel injection system and timing advance device therefor |
US4249499A (en) * | 1980-01-21 | 1981-02-10 | Cummins Engine Company, Inc. | Timing mechanism for a fuel supply system |
US4407241A (en) * | 1980-12-31 | 1983-10-04 | Cummins Engine Company, Inc. | Expandable hydraulic tappet with a variable exit valve |
US4410138A (en) * | 1981-12-31 | 1983-10-18 | Cummins Engine Company, Inc. | Unit injector cooled by timing control fluid |
DE3206429C2 (de) * | 1982-02-23 | 1983-12-22 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Hydraulische Verstelleinrichtung zur Beeinflussung des Einspritzbeginns einer für selbstzündende Brennkraftmaschinen vorgesehenen Einspritzpumpe |
DE3342942A1 (de) * | 1983-11-26 | 1985-06-05 | Cummins Engine Co., Inc., Columbus, Ind. | Treibstoff-einspritzeinheit mit unabhaengig voneinander gesteuerter zeit- und mengeneinstellung |
US4621605A (en) * | 1983-12-30 | 1986-11-11 | Cummins Engine Company, Inc. | Positive displacement fuel injection system |
DE3510223A1 (de) * | 1985-03-21 | 1986-10-02 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Hydraulische verstelleinrichtung zur beeinflussung des einspritzbeginns einer fuer selbstzuendende brennkraftmaschinen vorgesehenen einspritzpumpe |
-
1986
- 1986-12-10 AT AT0327086A patent/AT391920B/de not_active IP Right Cessation
-
1987
- 1987-12-03 DE DE19873740956 patent/DE3740956A1/de active Granted
- 1987-12-03 JP JP62304705A patent/JPH0668261B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1987-12-03 US US07/128,047 patent/US4790731A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3740956A1 (de) | 1988-06-23 |
DE3740956C2 (ja) | 1993-02-11 |
JPS63150460A (ja) | 1988-06-23 |
ATA327086A (de) | 1990-06-15 |
AT391920B (de) | 1990-12-27 |
US4790731A (en) | 1988-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0668261B2 (ja) | デイーゼル機関用噴射ポンプ | |
US4590903A (en) | Fuel injection apparatus for definite pilot injection and main injection in internal combustion engines | |
JPS6123388B2 (ja) | ||
JPH0325634B2 (ja) | ||
GB2212225A (en) | Fuel injection systems for internal combustion engines | |
JPH0681937B2 (ja) | ディーゼル内燃機関用の燃料噴射装置 | |
US4842496A (en) | Fuel injection pump for internal combustion engines including onset of supply control means | |
JPS61157754A (ja) | 内燃機関用の燃料噴射ポンプ | |
US4423715A (en) | Fuel pump-injector unitary assembly for internal combustion engine | |
US2287702A (en) | Fuel injection device | |
US7395815B2 (en) | Fuel injection pump | |
US5878958A (en) | Fuel pumping apparatus | |
JP2868519B2 (ja) | 内燃機関のための燃料噴射ポンプ | |
JPH0526300Y2 (ja) | ||
KR0174251B1 (ko) | 내연기관용 연료분사 펌프 | |
JPH0639093Y2 (ja) | 燃料噴射ポンプ | |
GB2188103A (en) | Fuel injection for an internal combustion engine | |
JPH0571790B2 (ja) | ||
JP2512893B2 (ja) | 燃料噴射装置 | |
JPH0210288Y2 (ja) | ||
JPS595160Y2 (ja) | 分配型燃料噴射ポンプの噴射時期調整装置 | |
JPS603988Y2 (ja) | デイ−ゼルエンジン用燃料噴射装置 | |
JP2850019B2 (ja) | 分配型燃料噴射ポンプ | |
JPS5979069A (ja) | デイ−ゼル機関に使用されるユニツト・インジエクタ | |
JPH0436264B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |