JPS6123388B2 - - Google Patents
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- JPS6123388B2 JPS6123388B2 JP55085279A JP8527980A JPS6123388B2 JP S6123388 B2 JPS6123388 B2 JP S6123388B2 JP 55085279 A JP55085279 A JP 55085279A JP 8527980 A JP8527980 A JP 8527980A JP S6123388 B2 JPS6123388 B2 JP S6123388B2
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- JP
- Japan
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- fuel
- valve
- pump
- solenoid
- chamber
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/20—Varying fuel delivery in quantity or timing
- F02M59/36—Varying fuel delivery in quantity or timing by variably-timed valves controlling fuel passages to pumping elements or overflow passages
- F02M59/361—Valves being actuated mechanically
- F02M59/362—Rotary valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/02—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps of reciprocating-piston or reciprocating-cylinder type
- F02M59/04—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps of reciprocating-piston or reciprocating-cylinder type characterised by special arrangement of cylinders with respect to piston-driving shaft, e.g. arranged parallel to that shaft or swash-plate type pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/20—Varying fuel delivery in quantity or timing
- F02M59/36—Varying fuel delivery in quantity or timing by variably-timed valves controlling fuel passages to pumping elements or overflow passages
- F02M59/366—Valves being actuated electrically
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/14—Direct injection into combustion chamber
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は燃料噴射ポンプ、特に内燃機関のシリ
ンダに燃料を放出するように設置した複数個の燃
料噴射ノズルの各々に計量した燃料を分配するよ
うになつているソレノイド作動式弁制御デイーゼ
ル燃料噴射ポンプに関する。
ンダに燃料を放出するように設置した複数個の燃
料噴射ノズルの各々に計量した燃料を分配するよ
うになつているソレノイド作動式弁制御デイーゼ
ル燃料噴射ポンプに関する。
デイーゼルエンジンの対応したシリンダに直接
噴射するように複数個の噴射ノズルに燃料を順次
供給する形式の多プランジヤ型燃料噴射ポンプは
公知である。たとえば、Richards Knapeに1972
年3月14に許された、「燃料噴射ポンプ」という
名称の米国特許第3648673号に開示されたものが
知られている。この形式の多プランジヤ型燃料噴
射ポンプでは、機械的または液圧的なレギユレー
タによつて軸線方向に動けるようになつた回転自
在の制御弁が用いられて対応したシリンダに噴射
するように各ノズルに供給される燃料の量をエン
ジン速度および負荷条件の関数として制御する。
噴射するように複数個の噴射ノズルに燃料を順次
供給する形式の多プランジヤ型燃料噴射ポンプは
公知である。たとえば、Richards Knapeに1972
年3月14に許された、「燃料噴射ポンプ」という
名称の米国特許第3648673号に開示されたものが
知られている。この形式の多プランジヤ型燃料噴
射ポンプでは、機械的または液圧的なレギユレー
タによつて軸線方向に動けるようになつた回転自
在の制御弁が用いられて対応したシリンダに噴射
するように各ノズルに供給される燃料の量をエン
ジン速度および負荷条件の関数として制御する。
本発明は個々のポンププランジヤから送られて
くる燃料を単一のソレノイド作動式弁組立体で制
御し、このソレノイド作動式弁組立体エンジン作
動条件の関数として適当な電子制御装置によつて
付勢されるように接続してある多プランジヤ型燃
料噴射ポンプを提供することを目的とする。
くる燃料を単一のソレノイド作動式弁組立体で制
御し、このソレノイド作動式弁組立体エンジン作
動条件の関数として適当な電子制御装置によつて
付勢されるように接続してある多プランジヤ型燃
料噴射ポンプを提供することを目的とする。
前記公知米国特許(本件出願人所有)その他の
公知技術において本発明のようなソレノイド作動
式弁組立体を使用して居ない。本発明ではポンプ
制御弁110,110′と共に回転する1このソ
レノイド作動式弁組立体を使用することにより、
複数個の燃料噴射ノズルへの燃料の順次の供給を
行い、ソレノイドのアーマチアにより作動される
通常は開放している弁141,141′が逃がし
通路127,133,135からの燃料の逃がし
を制御することにより各ポンププランジヤ66か
らの燃料の出力量を調整することが出来、更に噴
射の開始、終了を決める噴射タイミングも適切に
選定される。
公知技術において本発明のようなソレノイド作動
式弁組立体を使用して居ない。本発明ではポンプ
制御弁110,110′と共に回転する1このソ
レノイド作動式弁組立体を使用することにより、
複数個の燃料噴射ノズルへの燃料の順次の供給を
行い、ソレノイドのアーマチアにより作動される
通常は開放している弁141,141′が逃がし
通路127,133,135からの燃料の逃がし
を制御することにより各ポンププランジヤ66か
らの燃料の出力量を調整することが出来、更に噴
射の開始、終了を決める噴射タイミングも適切に
選定される。
本発明の範囲は特許請求の範囲で規定されてい
る。本発明の好ましい実施例の一例を以下、添付
図面を参照しながら説明する。
る。本発明の好ましい実施例の一例を以下、添付
図面を参照しながら説明する。
添付図面、特に第2図を参照して、本発明の燃
料噴射ポンプが全体的に1で示してあり、これは
ポンプハウジング2を包含する。このポンプハウ
ジングは、ポンプ組立体の内部構成要素を組立て
やすくするために、ハウジング4、ポンプ本体5
およびカバー6を包含するように形成してある。
ポンプ本体5およびハウジング4はボルト7によ
つて互いに固着してある。カバー6は頭部付きね
じ8によつてポンプ本体5に固着してあり、間
に、後述するソレノイド作動式弁組立体のソレノ
イド極片9の取付フランジをはさんでいる。
料噴射ポンプが全体的に1で示してあり、これは
ポンプハウジング2を包含する。このポンプハウ
ジングは、ポンプ組立体の内部構成要素を組立て
やすくするために、ハウジング4、ポンプ本体5
およびカバー6を包含するように形成してある。
ポンプ本体5およびハウジング4はボルト7によ
つて互いに固着してある。カバー6は頭部付きね
じ8によつてポンプ本体5に固着してあり、間
に、後述するソレノイド作動式弁組立体のソレノ
イド極片9の取付フランジをはさんでいる。
ハウジング4は、その自由端、すなわち、第2
図に関しては下端に、半径方向外向きの取付フラ
ンジ10を備えている。
図に関しては下端に、半径方向外向きの取付フラ
ンジ10を備えている。
この取付フランジはそれを貫いて多数のボルト
受け用円弧状孔11を有し、それによつて、ポン
プ組立体を内燃機関、すなわちエンジン(図示せ
ず)に装着して後述する要領で駆動できるように
している。ハウジング4は軸線方向の段付き貫通
孔を備えており、図示構造では、第2図において
底から出発して、外方内壁12、軸受装着用内壁
14、中間内壁15およびケージ受け用内壁16
を提供し、これらの内壁はすべて円筒形である。
内壁14,15,16は内壁12の内径に対して
徐々に大きくなる内径となつている。内壁12,
14は平らな肩部17によつて連絡している。内
壁14,15は段付きの肩部によつて連絡してお
り、この肩部は適当な半径方向寸法の平らなカム
支え面18を包含する。壁面15,16は平らな
肩部20によつて連絡している。
受け用円弧状孔11を有し、それによつて、ポン
プ組立体を内燃機関、すなわちエンジン(図示せ
ず)に装着して後述する要領で駆動できるように
している。ハウジング4は軸線方向の段付き貫通
孔を備えており、図示構造では、第2図において
底から出発して、外方内壁12、軸受装着用内壁
14、中間内壁15およびケージ受け用内壁16
を提供し、これらの内壁はすべて円筒形である。
内壁14,15,16は内壁12の内径に対して
徐々に大きくなる内径となつている。内壁12,
14は平らな肩部17によつて連絡している。内
壁14,15は段付きの肩部によつて連絡してお
り、この肩部は適当な半径方向寸法の平らなカム
支え面18を包含する。壁面15,16は平らな
肩部20によつて連絡している。
エンジン(図示せず)からの適当な動力取出装
置を介して駆動される駆動軸21が1対の軸線方
向に隔たつた軸受22よつて回転自在にジヤーナ
ル受けされており、これらの軸受22は、順次、
内壁14に設置したスリーブ23によつて支えら
れている。スリーブ23の一端は肩部17と衝合
している。第2図でわかるように、駆動軸21
は、その外端すなわち下端に向つて段付きのT字
形溝24が設けてあり、この溝は同様にT字形断
面の環状シール25を受けるようになつている。
環状シール25は、順次、シールスリーブ26に
よつて密封状態で囲まれており、このシールスリ
ーブは内壁12によつて構成された、ハウジング
4内の段付き孔の部分にプレスばめされている。
ポンプ組立体1をエンジン(図示せず)に装着し
たときにシールスリーブ26を囲み、ハウジング
4の下端と衝合してさらにシールを行うようにO
リング・シール27が設置してある。
置を介して駆動される駆動軸21が1対の軸線方
向に隔たつた軸受22よつて回転自在にジヤーナ
ル受けされており、これらの軸受22は、順次、
内壁14に設置したスリーブ23によつて支えら
れている。スリーブ23の一端は肩部17と衝合
している。第2図でわかるように、駆動軸21
は、その外端すなわち下端に向つて段付きのT字
形溝24が設けてあり、この溝は同様にT字形断
面の環状シール25を受けるようになつている。
環状シール25は、順次、シールスリーブ26に
よつて密封状態で囲まれており、このシールスリ
ーブは内壁12によつて構成された、ハウジング
4内の段付き孔の部分にプレスばめされている。
ポンプ組立体1をエンジン(図示せず)に装着し
たときにシールスリーブ26を囲み、ハウジング
4の下端と衝合してさらにシールを行うようにO
リング・シール27が設置してある。
駆動軸21の内端には後述する目的のためにく
ぼんだ半径方向のクロス・スロツト28が設けて
あり、外周面には1対の背中合わせのフラツト3
0が設けてあつて、環状カムに設けた対応形状の
内側駆動孔31に衝合するための駆動係合面とな
つている。
ぼんだ半径方向のクロス・スロツト28が設けて
あり、外周面には1対の背中合わせのフラツト3
0が設けてあつて、環状カムに設けた対応形状の
内側駆動孔31に衝合するための駆動係合面とな
つている。
カム32は環状の、角度の付いた上方カム面3
3を有し、後述するようにカム従動子によつて多
数のポンププランジヤを往復動させるようになつ
ている。ハウジング4のカム支え面18と係合す
るカム32の下方の平らな支え面32bには、少
なくとも1つの半径方向の溝34と、この溝と交
差して表面32b,18を潤滑するためのオイル
を流す環状の溝35とが設けてある。
3を有し、後述するようにカム従動子によつて多
数のポンププランジヤを往復動させるようになつ
ている。ハウジング4のカム支え面18と係合す
るカム32の下方の平らな支え面32bには、少
なくとも1つの半径方向の溝34と、この溝と交
差して表面32b,18を潤滑するためのオイル
を流す環状の溝35とが設けてある。
駆動軸21の内端には、軸線方向盲孔通路36
と1つまたはそれ以上の半径方向通路37とが設
けてあり、通路37は図示構造では2つ示されて
おり、通路36に開口している。これらの通路
は、軸受22を潤滑するためにポンプハウジング
内から潤滑油を通すために設けてある。このた
め、スリーブ23にも半径方向ポート38が設け
てあり、このポートは第2図でわかるようにスリ
ーブ23の周面と内壁14の内周面とに形成した
フラツト40によつて構成された軸線方向の油通
路に連通している。
と1つまたはそれ以上の半径方向通路37とが設
けてあり、通路37は図示構造では2つ示されて
おり、通路36に開口している。これらの通路
は、軸受22を潤滑するためにポンプハウジング
内から潤滑油を通すために設けてある。このた
め、スリーブ23にも半径方向ポート38が設け
てあり、このポートは第2図でわかるようにスリ
ーブ23の周面と内壁14の内周面とに形成した
フラツト40によつて構成された軸線方向の油通
路に連通している。
図示構造において、駆動軸21はスラスト・ワ
ツシヤ41によつて軸受22に対して軸線方向に
変位しないように保持されており、このスラス
ト・ワツシヤは保持リング42によつてスリーブ
23の他端、すなわち上端に衝合している。この
保持リング42は駆動軸21に設けた適当な環状
の溝内に設置してある。駆動軸21の外端、すな
わち第2図に関して下端には、背中合わせのフラ
ツト43と外ねじ44が設けてあり、エンジン
(図示せず)の動力取出部に適当なカツプリング
(図示せず)を介して連結しうるようになつてい
る。
ツシヤ41によつて軸受22に対して軸線方向に
変位しないように保持されており、このスラス
ト・ワツシヤは保持リング42によつてスリーブ
23の他端、すなわち上端に衝合している。この
保持リング42は駆動軸21に設けた適当な環状
の溝内に設置してある。駆動軸21の外端、すな
わち第2図に関して下端には、背中合わせのフラ
ツト43と外ねじ44が設けてあり、エンジン
(図示せず)の動力取出部に適当なカツプリング
(図示せず)を介して連結しうるようになつてい
る。
図示構造において、ポンプ本体5は中筒状の下
方段付ボス45と、円筒状上方ボス46と、これ
らの間にある一体の、中間半径方向フランジ47
とを包含する。フランジ47は、その外周縁に隣
接してハウジング4の平らな上方環状端面4aと
衝合するように平らな半径方向の取付フランジ面
48と平らな底面50とを与えるように適当に機
械加工してある。取付フランジ面48および平ら
な底面50はハウジング4の内壁16に入るよう
な直径の円筒状の外壁51によつて連絡してい
る。
方段付ボス45と、円筒状上方ボス46と、これ
らの間にある一体の、中間半径方向フランジ47
とを包含する。フランジ47は、その外周縁に隣
接してハウジング4の平らな上方環状端面4aと
衝合するように平らな半径方向の取付フランジ面
48と平らな底面50とを与えるように適当に機
械加工してある。取付フランジ面48および平ら
な底面50はハウジング4の内壁16に入るよう
な直径の円筒状の外壁51によつて連絡してい
る。
リング式のシール52が外壁51にたとえば図
示したように設けた環状の溝53内に設置してあ
り、このシール52はポンプ本体5とハウジング
4の内壁16上部との間に流体遮断シールを与え
る。
示したように設けた環状の溝53内に設置してあ
り、このシール52はポンプ本体5とハウジング
4の内壁16上部との間に流体遮断シールを与え
る。
ポンプ本体5には中央軸線方向貫通孔が設けて
あつて所定内径の円筒状内壁面55を与えてい
る。ポンプ本体5には、また、多数の周方向に均
等に隔たつた段付きの孔56が設けてあり、この
孔56はボス45,46の半径方向外方にフラン
ジ47を貫いて延びている。孔56の数は当該ポ
ンプ組立体を用いようとしているエンジンにある
シリンダの数と一致しており、図示構造では8シ
リンダエンジンに用いるものとして8つの孔56
があるが、第2図には1つだけしか示していな
い。
あつて所定内径の円筒状内壁面55を与えてい
る。ポンプ本体5には、また、多数の周方向に均
等に隔たつた段付きの孔56が設けてあり、この
孔56はボス45,46の半径方向外方にフラン
ジ47を貫いて延びている。孔56の数は当該ポ
ンプ組立体を用いようとしているエンジンにある
シリンダの数と一致しており、図示構造では8シ
リンダエンジンに用いるものとして8つの孔56
があるが、第2図には1つだけしか示していな
い。
円筒状のスリーブの形態にあるポンプ従動子ケ
ージ60がハウジング4内に設置してあり、ハウ
ジング4のケージ受け用内壁16と整合する。こ
のケージ60は第2図に関してその下端が肩部2
0と衝合していることによつて軸線方向に保持さ
れており、その反対端がポンプ本体5の平らな底
面50に衝合するような長きとなつている。ケー
ジ60には、また、中央の軸線方向貫通孔61が
設けてあり、さらに、孔61の半径方向外方に位
置する多数の周方向に均等に隔たつた従動子ガイ
ド孔62が設けてある。このガイド孔62の数は
もちろんポンプ組立体5の孔56の数に一致し、
また、対応した孔と軸線方向に整合している。第
2図には従動子ガイド孔62が1つだけ示してあ
り、それに対応した孔56も1つだけ示してあ
る。
ージ60がハウジング4内に設置してあり、ハウ
ジング4のケージ受け用内壁16と整合する。こ
のケージ60は第2図に関してその下端が肩部2
0と衝合していることによつて軸線方向に保持さ
れており、その反対端がポンプ本体5の平らな底
面50に衝合するような長きとなつている。ケー
ジ60には、また、中央の軸線方向貫通孔61が
設けてあり、さらに、孔61の半径方向外方に位
置する多数の周方向に均等に隔たつた従動子ガイ
ド孔62が設けてある。このガイド孔62の数は
もちろんポンプ組立体5の孔56の数に一致し、
また、対応した孔と軸線方向に整合している。第
2図には従動子ガイド孔62が1つだけ示してあ
り、それに対応した孔56も1つだけ示してあ
る。
ポンプ従動子ケージ60の各ガイド孔62には
円筒状カム従動子63が摺動自在に装置してあ
る。各カム従動子63はその下端でローラ軸64
を支えており、このローラ軸64はカム32の上
方カム面33ところがり接触係合するように設置
したカム従動子ローラ65を回転自在に支えてい
る。これによつて、対応したポンププランジヤ6
6を往復動させるようになつている。各カム従動
子63とはプランジヤ66が連動するようになつ
ており、このプランジヤ66は段付き孔56内に
適当に固着したプランジヤ・ブツシング67のシ
リンダ孔67a内に往復動自在に装着してある。
円筒状カム従動子63が摺動自在に装置してあ
る。各カム従動子63はその下端でローラ軸64
を支えており、このローラ軸64はカム32の上
方カム面33ところがり接触係合するように設置
したカム従動子ローラ65を回転自在に支えてい
る。これによつて、対応したポンププランジヤ6
6を往復動させるようになつている。各カム従動
子63とはプランジヤ66が連動するようになつ
ており、このプランジヤ66は段付き孔56内に
適当に固着したプランジヤ・ブツシング67のシ
リンダ孔67a内に往復動自在に装着してある。
各プランジヤ・ブツシング67は吸もどし弁ホ
ルダ取付具68によつて対応した段付き孔56内
に取付けてあり、この取付具の下端は対応したプ
ランジヤ・ブツシング67のシリンダ孔67aの
内ねじ付き上端と螺合している。適当なガスケツ
ト69,69aが、取付具68とポンプ本体5と
の間、ポンプ本体5とプランジヤ・ブツシング6
7との間をそれぞれシールするように設置してあ
る。
ルダ取付具68によつて対応した段付き孔56内
に取付けてあり、この取付具の下端は対応したプ
ランジヤ・ブツシング67のシリンダ孔67aの
内ねじ付き上端と螺合している。適当なガスケツ
ト69,69aが、取付具68とポンプ本体5と
の間、ポンプ本体5とプランジヤ・ブツシング6
7との間をそれぞれシールするように設置してあ
る。
第2図でわかるように、各プランジヤ66は、
通常、従動子ばね70によつて第2図に関して下
方に偏倚されている。従動子ばね70の一端は対
応したプランジヤ・ブツシング67の下方段付き
部と係合しており、他端は対応したプランジヤ6
6の環状アンダカツト部内に取付けたノツチ付き
プランジ・リテナ71と係合している。従動子ば
ね70は対応したカム従動子63のカム従動子ロ
ーラ65を偏倚させてカム32の上方カム面33
と係合させるようにも作動する。
通常、従動子ばね70によつて第2図に関して下
方に偏倚されている。従動子ばね70の一端は対
応したプランジヤ・ブツシング67の下方段付き
部と係合しており、他端は対応したプランジヤ6
6の環状アンダカツト部内に取付けたノツチ付き
プランジ・リテナ71と係合している。従動子ば
ね70は対応したカム従動子63のカム従動子ロ
ーラ65を偏倚させてカム32の上方カム面33
と係合させるようにも作動する。
第2図に示したように、各カム従動子63の中
間部には、ローラ軸64の軸線に対して直角に平
らな外方側壁部63aが形成してある。この側壁
部63aはケージ60の外周壁に設けた環状溝6
0a内に設置した割リング54と係合することに
よつてカム従動子63の回転を阻止するように位
置させてある。この割リング54の幅は、その内
周縁がガイド孔62の各々に一部突出してカム従
動子の非回転整合を行なわせるように適当に決め
られる。
間部には、ローラ軸64の軸線に対して直角に平
らな外方側壁部63aが形成してある。この側壁
部63aはケージ60の外周壁に設けた環状溝6
0a内に設置した割リング54と係合することに
よつてカム従動子63の回転を阻止するように位
置させてある。この割リング54の幅は、その内
周縁がガイド孔62の各々に一部突出してカム従
動子の非回転整合を行なわせるように適当に決め
られる。
各吸もどし弁ホルダ68は段付き貫通孔を備え
ており、この孔の下端は軸線方向通路72を構成
している。この通路は一端でシリンダ孔67a
と、中間で吸もどし弁ホルダ68を貫通する交差
半径方向通路73と連通している。この貫通孔の
上端は内ねじ付きの上方内壁74を構成してお
り、この内壁は吸もどし弁座75を受け、取付具
76の下方外ねじ付き端を受けるようになつてい
る。取付具76は噴射導管(図示せず)によつて
対応した燃料噴射ノズルに接続されるようになつ
ている。
ており、この孔の下端は軸線方向通路72を構成
している。この通路は一端でシリンダ孔67a
と、中間で吸もどし弁ホルダ68を貫通する交差
半径方向通路73と連通している。この貫通孔の
上端は内ねじ付きの上方内壁74を構成してお
り、この内壁は吸もどし弁座75を受け、取付具
76の下方外ねじ付き端を受けるようになつてい
る。取付具76は噴射導管(図示せず)によつて
対応した燃料噴射ノズルに接続されるようになつ
ている。
各取付具76は、第2図に関してその上端に出
口通路77を構成し、その下端に拡大弁受け用空
所78を構成している。
口通路77を構成し、その下端に拡大弁受け用空
所78を構成している。
中央貫通孔付きブツシングの形態にある吸もど
し弁座75の縮径上端は取付具76の空所78の
下端に受け入れられており、その拡大下端は吸も
どし弁ホルダ68の上方内壁面74内にゆるく入
つており、従つて、この吸もどし弁座75および
対応したワツシヤガスケツト80は取付具によつ
て吸もどし弁ホルダ内に保持される。普通の吸も
どし弁81のノツチ付きステム81aが吸もどし
弁座75の貫通孔75a内に摺動自在に入つてお
り、この吸もどし弁81の頭部は吸もどし弁座7
5の上端で孔75aを囲んでいる弁座75bに着
座するようになつている。
し弁座75の縮径上端は取付具76の空所78の
下端に受け入れられており、その拡大下端は吸も
どし弁ホルダ68の上方内壁面74内にゆるく入
つており、従つて、この吸もどし弁座75および
対応したワツシヤガスケツト80は取付具によつ
て吸もどし弁ホルダ内に保持される。普通の吸も
どし弁81のノツチ付きステム81aが吸もどし
弁座75の貫通孔75a内に摺動自在に入つてお
り、この吸もどし弁81の頭部は吸もどし弁座7
5の上端で孔75aを囲んでいる弁座75bに着
座するようになつている。
吸もどし弁81は、通常、圧縮ばね82によつ
て第2図に示すように弁座75bと係合するよう
に片寄せられている。
て第2図に示すように弁座75bと係合するよう
に片寄せられている。
圧縮ばね82は一端で吸もどし弁81の頭部に
衝合し、他端で取付具76内にゆるく入つている
ノツチ孔付き弁ストツプ83のフランジ肩部83
aに衝合している。
衝合し、他端で取付具76内にゆるく入つている
ノツチ孔付き弁ストツプ83のフランジ肩部83
aに衝合している。
吸もどし弁81は適当な形態であつて、逆止弁
としても吸もどし弁としても作用するものであ
る。吸もどし弁および取付具の特定の形態を図示
し、説明したが、逆止弁としても吸もどし弁とし
ても作用しうる他の形態の吸もどし弁を用いうる
ことは明らかであろう。
としても吸もどし弁としても作用するものであ
る。吸もどし弁および取付具の特定の形態を図示
し、説明したが、逆止弁としても吸もどし弁とし
ても作用しうる他の形態の吸もどし弁を用いうる
ことは明らかであろう。
プランジヤ・ブツシング67の対応したシリン
ダ孔67a内で動くプランジヤ66によつて構成
されているようなポンプ室の各々に、またそこか
ら流れる燃料流量および対応した吸もどし弁およ
び取付具を経て対応した燃料噴射ノズルの各々の
制御した燃料放出量は、本発明によれば、ポンプ
制御弁110およびそれに組合わせたソレノイド
作動式弁組立体(全体的に140で示す)によつ
て制御される。それについては後に詳く説明す
る。
ダ孔67a内で動くプランジヤ66によつて構成
されているようなポンプ室の各々に、またそこか
ら流れる燃料流量および対応した吸もどし弁およ
び取付具を経て対応した燃料噴射ノズルの各々の
制御した燃料放出量は、本発明によれば、ポンプ
制御弁110およびそれに組合わせたソレノイド
作動式弁組立体(全体的に140で示す)によつ
て制御される。それについては後に詳く説明す
る。
ポンプ本体5の一部として形成してもよいし、
あるいは図示のようにポンプ本体5の内壁55に
焼ばめなどによつて固着した別体の要素であつて
もよい制御弁スリーブ84が、その上端面84a
をポンプ本体5の内壁55に形成した環状の燃料
供給溝85の下縁に、あるいはそれに接近して位
置させるように設けてある。この溝85は適当な
幅であつて、所定の内径を持つて形成されてお
り、内壁55と平行であるが半径方向外方にある
ポンプ本体5のボス45,46を貫通する垂直通
路86を交差している。この通路86は、その中
間で、ポンプ本体5のフランジ47に設けた半径
方向燃料入口通路87と連通している。
あるいは図示のようにポンプ本体5の内壁55に
焼ばめなどによつて固着した別体の要素であつて
もよい制御弁スリーブ84が、その上端面84a
をポンプ本体5の内壁55に形成した環状の燃料
供給溝85の下縁に、あるいはそれに接近して位
置させるように設けてある。この溝85は適当な
幅であつて、所定の内径を持つて形成されてお
り、内壁55と平行であるが半径方向外方にある
ポンプ本体5のボス45,46を貫通する垂直通
路86を交差している。この通路86は、その中
間で、ポンプ本体5のフランジ47に設けた半径
方向燃料入口通路87と連通している。
この入口通路87は適当な要領で燃料源(図示
せず)に接続するようになつており、それによつ
て、ポンプ組立体が低圧で燃料の供給を受ける。
図示した特定の構造において、この接続を行うの
は、矩形の燃料供給ブロツク取付具88であり、
これは押えねじ90によつて、ポンプ本体5のフ
ランジ47の片側に設けた平らな外周面47aに
固定されている。
せず)に接続するようになつており、それによつ
て、ポンプ組立体が低圧で燃料の供給を受ける。
図示した特定の構造において、この接続を行うの
は、矩形の燃料供給ブロツク取付具88であり、
これは押えねじ90によつて、ポンプ本体5のフ
ランジ47の片側に設けた平らな外周面47aに
固定されている。
第1,2図で最も良くわかるように、この燃料
ブロツク取付具88には長手方向の盲孔通路91
が設けてあり、この通路は一端にねじが切つてあ
つて燃料供給導管(図示せず)によつて燃料源に
接続しうるようになつている。この通路91はフ
ランジ47にある入口通路87と連通するように
設けた横方向傾斜連絡通路92と交差するように
形成してある。たとえばフランジ47に形成した
適当な環状の溝47b内にOリング・シール93
が設置してあつてフランジ47とブロツク取付具
88との間をシールしている。
ブロツク取付具88には長手方向の盲孔通路91
が設けてあり、この通路は一端にねじが切つてあ
つて燃料供給導管(図示せず)によつて燃料源に
接続しうるようになつている。この通路91はフ
ランジ47にある入口通路87と連通するように
設けた横方向傾斜連絡通路92と交差するように
形成してある。たとえばフランジ47に形成した
適当な環状の溝47b内にOリング・シール93
が設置してあつてフランジ47とブロツク取付具
88との間をシールしている。
燃料ポンプ本体5の内壁55はその上端を部分
的にソレノイド極片9によつて閉ざされており、
このソレノイド極片9はその半径方向フランジ部
94をカバー6とポンプ本体5の間にはさまれて
いる。第2図で最も良くわかるように、ソレノイ
ド極片9は円筒形であり、フランジ部94の他に
円筒状の吊下がりプラグ95を包含する。このプ
ラグ95は内壁55内に摺動自在に入つており、
下面96が環状溝85の上縁にあるいはそれに接
近して位置している。適当な環状溝、たとえば、
プラグ95の外周面に形成した溝98内に環状の
シールリング97が設置してあつて、ソレノイド
極片9とポンプ本体5との間をシールしている。
さらに、Oリング・シール101で縮径部を囲ま
れた段付きプラグ100が通路86内に設置して
あつてその上端を塞ぐことによつてポンプ本体5
とソレノイド極片9との間をさらにシールしてい
る。
的にソレノイド極片9によつて閉ざされており、
このソレノイド極片9はその半径方向フランジ部
94をカバー6とポンプ本体5の間にはさまれて
いる。第2図で最も良くわかるように、ソレノイ
ド極片9は円筒形であり、フランジ部94の他に
円筒状の吊下がりプラグ95を包含する。このプ
ラグ95は内壁55内に摺動自在に入つており、
下面96が環状溝85の上縁にあるいはそれに接
近して位置している。適当な環状溝、たとえば、
プラグ95の外周面に形成した溝98内に環状の
シールリング97が設置してあつて、ソレノイド
極片9とポンプ本体5との間をシールしている。
さらに、Oリング・シール101で縮径部を囲ま
れた段付きプラグ100が通路86内に設置して
あつてその上端を塞ぐことによつてポンプ本体5
とソレノイド極片9との間をさらにシールしてい
る。
ポンプ制御弁110はスリーブ84の軸線方向
孔111内に回転自在に支えられており、ポンプ
従動子ケージ60の孔61を貫通しているカツプ
リング軸112によつて駆動軸21に連結され、
いつしよに回転できるようになつている。第2図
に示したように、カツプリング軸112の下端に
は駆動カツプリング114が設けてあり、これは
適当な背中合わせのフラツト115を備え、駆動
軸21のスロツト28に合わせた形状となつてい
る。カツプリング軸112の反対端は駆動端11
6を備えており、この駆動端116は円形の外周
面を有し、それによつて、ポンプ本体5の内壁5
5内にころ軸受117によつて回転自在に支えら
れている。カツプリング軸112の駆動端116
の自由端にはスロツトが設けてあつて駆動板12
0の対応した形状の外周面と衝合するように配置
した背中合わせの直立駆動フラツト118を提供
するようになつている。駆動板120には貫通孔
が設けてあり、これは駆動板120とポンプ制御
弁110の縮径端110aとを駆動係合するよう
になつている背中合わせのフラツト(図示せず)
を構成するように適当に成形してある。ポンプ制
御弁110のこの縮径端にも背中合わせの駆動フ
ラツト(図示せず)が設けてある。
孔111内に回転自在に支えられており、ポンプ
従動子ケージ60の孔61を貫通しているカツプ
リング軸112によつて駆動軸21に連結され、
いつしよに回転できるようになつている。第2図
に示したように、カツプリング軸112の下端に
は駆動カツプリング114が設けてあり、これは
適当な背中合わせのフラツト115を備え、駆動
軸21のスロツト28に合わせた形状となつてい
る。カツプリング軸112の反対端は駆動端11
6を備えており、この駆動端116は円形の外周
面を有し、それによつて、ポンプ本体5の内壁5
5内にころ軸受117によつて回転自在に支えら
れている。カツプリング軸112の駆動端116
の自由端にはスロツトが設けてあつて駆動板12
0の対応した形状の外周面と衝合するように配置
した背中合わせの直立駆動フラツト118を提供
するようになつている。駆動板120には貫通孔
が設けてあり、これは駆動板120とポンプ制御
弁110の縮径端110aとを駆動係合するよう
になつている背中合わせのフラツト(図示せず)
を構成するように適当に成形してある。ポンプ制
御弁110のこの縮径端にも背中合わせの駆動フ
ラツト(図示せず)が設けてある。
カツプリング軸112はこうしてポンプ制御弁
110に作動状態で連結してあつて、駆動軸21
の回転とタイミングの合つた状態で回転し、同時
にポンプ制御弁を第2図に関して下方向に動かな
いように固定する。ポンプ制御弁110の反対方
向への回転はスラストワツシヤ121によつて制
限される。スラストワツシヤ121はポンプ制御
弁110の下端付近を囲んでおり、ポンプ制御弁
110に設けた適当な環状溝内に固定された保持
リング122によつて支えられている。
110に作動状態で連結してあつて、駆動軸21
の回転とタイミングの合つた状態で回転し、同時
にポンプ制御弁を第2図に関して下方向に動かな
いように固定する。ポンプ制御弁110の反対方
向への回転はスラストワツシヤ121によつて制
限される。スラストワツシヤ121はポンプ制御
弁110の下端付近を囲んでおり、ポンプ制御弁
110に設けた適当な環状溝内に固定された保持
リング122によつて支えられている。
ポンプ制御弁110はスリーブ84の孔111
の内径に対して所定の外径の外周シール・ランド
124を備えている。第2,5図で最も良くわか
るように、シール・ランド124は1対のまつす
ぐな軸線方向の溝125によつて中断されてお
り、これらの溝は第5図に示す構造では一方向で
中心線が約161゜42′周方向に隔たつており、他方
向では約198゜18′隔たつている。さらに、シー
ル・ランド124は円弧状の供給溝126によつ
ても中断されており、この溝は、198゜18′の方向
に延びていて対の溝125と交差している。
の内径に対して所定の外径の外周シール・ランド
124を備えている。第2,5図で最も良くわか
るように、シール・ランド124は1対のまつす
ぐな軸線方向の溝125によつて中断されてお
り、これらの溝は第5図に示す構造では一方向で
中心線が約161゜42′周方向に隔たつており、他方
向では約198゜18′隔たつている。さらに、シー
ル・ランド124は円弧状の供給溝126によつ
ても中断されており、この溝は、198゜18′の方向
に延びていて対の溝125と交差している。
第5図で最も良くわかるように、所定の限られ
た周方向長さの別の円弧状逃し溝127がポンプ
制御弁の外周ランド表面に161゜42′の方向に形成
してある。これらの溝126,127はポンプ制
御弁110上に軸線方向に位置していてスリーブ
84に設けた多数の周方向に均等に隔たつた半径
方向ポート128の各々と順次連通するように半
径方向に整合している。これらのポートの数はエ
ンジン(図示せず)のシリンダ数に一致する。第
5図では、8シリンダエンジンで用いるポンプで
用いるので8つのポート128が示してある。
た周方向長さの別の円弧状逃し溝127がポンプ
制御弁の外周ランド表面に161゜42′の方向に形成
してある。これらの溝126,127はポンプ制
御弁110上に軸線方向に位置していてスリーブ
84に設けた多数の周方向に均等に隔たつた半径
方向ポート128の各々と順次連通するように半
径方向に整合している。これらのポートの数はエ
ンジン(図示せず)のシリンダ数に一致する。第
5図では、8シリンダエンジンで用いるポンプで
用いるので8つのポート128が示してある。
スリーブ84の各ポート128はポンプ本体5
の対応する傾斜した半径方向通路130の一端と
整合しており、各通路130は内壁55から延び
ていて対応した吸もどし弁ホルダ68の半径方向
通路73と直接連通する位置で対応した孔56の
拡大上部と交差する。明らかなように、半径方向
通路130の数もエンジンシリンダ数と一致す
る。本実施例において、半径方向流路130は燃
料通路を構成する。
の対応する傾斜した半径方向通路130の一端と
整合しており、各通路130は内壁55から延び
ていて対応した吸もどし弁ホルダ68の半径方向
通路73と直接連通する位置で対応した孔56の
拡大上部と交差する。明らかなように、半径方向
通路130の数もエンジンシリンダ数と一致す
る。本実施例において、半径方向流路130は燃
料通路を構成する。
明らかなように、軸線方向溝125および溝1
27はポンプ制御弁110の駆動端110aにあ
るフラツト(図示せず)に対して所定の向きで半
径方向に整合している。そして、ポンプ制御弁1
10と駆動軸21との間の、駆動カツプリング1
12を経た駆動連結部が駆動軸21の駆動フラツ
ト43に対して適当に配置してあり、それによつ
て、溝27の所定のタイミング位置が後述する要
領で特定のシリンダ、たとえばエンジン(図示せ
ず)の1番目のシリンダへ燃料を供給するのに用
いるポンプ組立体の特定の通路128と流量一致
させるように定めることができることも明らかで
あろう。
27はポンプ制御弁110の駆動端110aにあ
るフラツト(図示せず)に対して所定の向きで半
径方向に整合している。そして、ポンプ制御弁1
10と駆動軸21との間の、駆動カツプリング1
12を経た駆動連結部が駆動軸21の駆動フラツ
ト43に対して適当に配置してあり、それによつ
て、溝27の所定のタイミング位置が後述する要
領で特定のシリンダ、たとえばエンジン(図示せ
ず)の1番目のシリンダへ燃料を供給するのに用
いるポンプ組立体の特定の通路128と流量一致
させるように定めることができることも明らかで
あろう。
第2図で見て上端に、ポンプ制御弁110は軸
線方向の盲の段付き孔を備えていて、上から順
に、所定内径の弁ガイド孔131、拡大内径の円
筒状壁面132、円筒状通路133を構成してい
る。ポンプ制御弁110に形成した円錐形の弁座
134が通路133の上端を囲んでいる。通路1
33の下端はポンプ制御弁110の外周面に設け
た円弧状の逃し溝127(第2図)に開口した下
向きに傾いた半径方向通路135と連通してい
る。したがつて、通路133,135は後述する
要領で各ポンプ室から燃料をバイパスさせるため
の逃し通路手段と呼ぶことができる。ポンプ制御
弁110には、後述する目的のために壁132と
交差する半径方向のポート136も設けてある
(第2図)。
線方向の盲の段付き孔を備えていて、上から順
に、所定内径の弁ガイド孔131、拡大内径の円
筒状壁面132、円筒状通路133を構成してい
る。ポンプ制御弁110に形成した円錐形の弁座
134が通路133の上端を囲んでいる。通路1
33の下端はポンプ制御弁110の外周面に設け
た円弧状の逃し溝127(第2図)に開口した下
向きに傾いた半径方向通路135と連通してい
る。したがつて、通路133,135は後述する
要領で各ポンプ室から燃料をバイパスさせるため
の逃し通路手段と呼ぶことができる。ポンプ制御
弁110には、後述する目的のために壁132と
交差する半径方向のポート136も設けてある
(第2図)。
本発明によれば、通路133,135を通る流
れはソレノイド作動式弁組立体140の別体の弁
141によつて制御される。
れはソレノイド作動式弁組立体140の別体の弁
141によつて制御される。
第2図に示す実施例において、ソレノイド作動
式弁組立体140は磁気ワイヤソレノイドコイル
144を有する管状のボビン143を包含し、こ
のコイルはボビンのまわりに巻き付けて適当な絶
縁材142で囲んである。コイル144は、カバ
ー6の孔146を貫く1対の電線145によつ
て、普通の燃料噴射電子制御回路(図示せず)を
経て適当な電源に接続することができ、それによ
つて、それぞれのシリンダの作動サイクル毎にソ
レノイドコイル144がエンジンの作動状態の関
数として付勢されうる。
式弁組立体140は磁気ワイヤソレノイドコイル
144を有する管状のボビン143を包含し、こ
のコイルはボビンのまわりに巻き付けて適当な絶
縁材142で囲んである。コイル144は、カバ
ー6の孔146を貫く1対の電線145によつ
て、普通の燃料噴射電子制御回路(図示せず)を
経て適当な電源に接続することができ、それによ
つて、それぞれのシリンダの作動サイクル毎にソ
レノイドコイル144がエンジンの作動状態の関
数として付勢されうる。
ボビン143はカバー6に設けた段付き軸線方
向孔空所147の下部に設置してあり、その下方
フランジ143aはカバー6によつてソレノイド
極片9のフランジ部94の上面に適当に留められ
ている。図示したように、カバー6の下部には環
状の溝が設けてあつてフランジ143aを外周縁
に接近して受けるようになつている。Oリング・
シール148がボビン143とソレノイド極片9
との間に適当にはさまれていてシールを行うよう
になつている。
向孔空所147の下部に設置してあり、その下方
フランジ143aはカバー6によつてソレノイド
極片9のフランジ部94の上面に適当に留められ
ている。図示したように、カバー6の下部には環
状の溝が設けてあつてフランジ143aを外周縁
に接近して受けるようになつている。Oリング・
シール148がボビン143とソレノイド極片9
との間に適当にはさまれていてシールを行うよう
になつている。
ボビン143には一体に直立した円筒状のボス
150が設けてあり、このボスはカバー6の空所
147の縮径部147aを貫いている。外ねじの
止め部材151がボス150を貫く軸線方向の段
付き孔152内に軸線方向に調整自在に設置して
ある。止め部材151の外ねじが孔152の上端
の内ねじに螺合させてあるのである。止め部材の
軸線方向調整は、この止め部材151の外ねじに
螺合させてあつて、ボス150の上面に衝合する
ロツクナツト153によつて行なわれる。止め部
材151に設けた適当な溝内にOリング・シール
154が設置してあつて止め部材151とボス1
50との間をシールしている。
150が設けてあり、このボスはカバー6の空所
147の縮径部147aを貫いている。外ねじの
止め部材151がボス150を貫く軸線方向の段
付き孔152内に軸線方向に調整自在に設置して
ある。止め部材151の外ねじが孔152の上端
の内ねじに螺合させてあるのである。止め部材の
軸線方向調整は、この止め部材151の外ねじに
螺合させてあつて、ボス150の上面に衝合する
ロツクナツト153によつて行なわれる。止め部
材151に設けた適当な溝内にOリング・シール
154が設置してあつて止め部材151とボス1
50との間をシールしている。
ソレノイド極片9は適当な材料で作つてあつて
ソレノイド作動式弁組立体140の磁極片として
作用する。この目的のために、ソレノノイド極片
9は一体の直立した円筒状のボスを有し、このボ
スはボビン143の下方円筒状ガイド孔156内
に摺動自在に入つていて所定の量だけ上向きに延
びている。
ソレノイド作動式弁組立体140の磁極片として
作用する。この目的のために、ソレノノイド極片
9は一体の直立した円筒状のボスを有し、このボ
スはボビン143の下方円筒状ガイド孔156内
に摺動自在に入つていて所定の量だけ上向きに延
びている。
ソレノイド極片9は、プラグ95およびボス1
55の他に、段付きの軸線方向孔を備えており、
第2図で見て上端から始まつて、円筒状の内壁面
157、中間の内壁面158、下方の円筒状内壁
面160を構成している。内壁面157は内壁面
158よりは内径が大きく、内壁面160よりは
小さい。内壁面157,158は平らな肩部16
1によつて相互連絡している。内壁面158,1
50はテーパ壁162によつて相互連絡してい
る。第2図に示す実施例において、テーパ壁16
2および内壁160の内径はポンプ制御弁110
の外径よりは充分に大きくて上方テーパ端110
aと共に環状の燃料留め164を形成している。
この留めの下端はポンプ本体5の環状溝85と連
通している。ソレノイド極片9の、その自由端に
隣接したボス155は1対の貫通スロツト163
を備えており、これらのスロツトは好ましくは互
に直角に形成してあり、第2図には1つだけ示し
てある。
55の他に、段付きの軸線方向孔を備えており、
第2図で見て上端から始まつて、円筒状の内壁面
157、中間の内壁面158、下方の円筒状内壁
面160を構成している。内壁面157は内壁面
158よりは内径が大きく、内壁面160よりは
小さい。内壁面157,158は平らな肩部16
1によつて相互連絡している。内壁面158,1
50はテーパ壁162によつて相互連絡してい
る。第2図に示す実施例において、テーパ壁16
2および内壁160の内径はポンプ制御弁110
の外径よりは充分に大きくて上方テーパ端110
aと共に環状の燃料留め164を形成している。
この留めの下端はポンプ本体5の環状溝85と連
通している。ソレノイド極片9の、その自由端に
隣接したボス155は1対の貫通スロツト163
を備えており、これらのスロツトは好ましくは互
に直角に形成してあり、第2図には1つだけ示し
てある。
ソレノイド作動式弁組立体140のプランジヤ
165(アーマチヤ)は極片9のボス155の自
由端上方でガイド孔156内に摺動自在に設置さ
れている。
165(アーマチヤ)は極片9のボス155の自
由端上方でガイド孔156内に摺動自在に設置さ
れている。
プランジヤ165は吊下がつた中央ステム16
6を有し、このステムには、図示構造では、適当
な硬質材料で作つた摩耗先端167が固定してあ
る。こうしてステムはソレノイ通電時に弁141
の上端と衝合してそれを第2図で見て下向きに押
し、弁座134に着座させるようになつている。
6を有し、このステムには、図示構造では、適当
な硬質材料で作つた摩耗先端167が固定してあ
る。こうしてステムはソレノイ通電時に弁141
の上端と衝合してそれを第2図で見て下向きに押
し、弁座134に着座させるようになつている。
プランジヤ165は、通常は、圧縮ばね168
によつて第2図で見て上方向に片寄せられてお
り、その不面縁がソレノイド極片9のボス155
の自由端から軸線方向に隔たつてその間に所定の
作動間隙を構成している。第2図のこの位置で、
プランジヤ165のステムの自由端は弁141の
頂端から軸線方向に隔たつており、この弁141
を弁座134から離脱させている。この作動間隙
およびプランジヤ165、弁141間の間隙の軸
線方向寸法は止め部材151を軸線方向に位置決
めすることによつて制御される。
によつて第2図で見て上方向に片寄せられてお
り、その不面縁がソレノイド極片9のボス155
の自由端から軸線方向に隔たつてその間に所定の
作動間隙を構成している。第2図のこの位置で、
プランジヤ165のステムの自由端は弁141の
頂端から軸線方向に隔たつており、この弁141
を弁座134から離脱させている。この作動間隙
およびプランジヤ165、弁141間の間隙の軸
線方向寸法は止め部材151を軸線方向に位置決
めすることによつて制御される。
弁141は、ソレノイド組立体のプランジヤ1
65によつて作動させられるが、別体の要素とし
て形成してあつて、それを協働するポンプ制御弁
110と共に自由に回転できるようになつてい
る。第2図の実施例において、弁141は、好ま
しくは弁座134と係合できるように段付きの形
態となつていて下端に円錐形先端171を有する
ステム170を持つたニードル弁の形態となつて
いる。ステム170の上端には、半球形の自由端
面172が設けてあつて、ポンプ制御弁110と
共に弁141が回転したときにブツシング165
の摩耗先端167との摩耗を減らすようにしてあ
る。
65によつて作動させられるが、別体の要素とし
て形成してあつて、それを協働するポンプ制御弁
110と共に自由に回転できるようになつてい
る。第2図の実施例において、弁141は、好ま
しくは弁座134と係合できるように段付きの形
態となつていて下端に円錐形先端171を有する
ステム170を持つたニードル弁の形態となつて
いる。ステム170の上端には、半球形の自由端
面172が設けてあつて、ポンプ制御弁110と
共に弁141が回転したときにブツシング165
の摩耗先端167との摩耗を減らすようにしてあ
る。
図示したように、ステム170の中間部には、
所定の外径を持つた多数の周方向に均等に隔たつ
た軸線方向のガイドランド173が設けてあり、
ステムのこの部分はポンプ制御弁110のガイド
孔131によつて摺動自在に案内され、これらガ
イドランド173間のくぼんだ部分がガイド孔1
31の壁面と共に多数の軸線方向の通路を構成し
ている。これらの通路は、その両端で、燃料溜め
164と、ポンプ制御弁110内で弁141、壁
面132間に構成された環状空所に開口してい
る。ステム170の上方の連結した外周ランド部
はソレノイド極片9の壁158を貫いて上方にゆ
るく延びており、その端面172がプランジヤ1
65と係合できるようになつている。第2図に示
したように、後述する目的のために、弁141
は、通常、通路135,133内の燃料の圧力に
よつて弁座134から離れるように自由に動くこ
とができる。
所定の外径を持つた多数の周方向に均等に隔たつ
た軸線方向のガイドランド173が設けてあり、
ステムのこの部分はポンプ制御弁110のガイド
孔131によつて摺動自在に案内され、これらガ
イドランド173間のくぼんだ部分がガイド孔1
31の壁面と共に多数の軸線方向の通路を構成し
ている。これらの通路は、その両端で、燃料溜め
164と、ポンプ制御弁110内で弁141、壁
面132間に構成された環状空所に開口してい
る。ステム170の上方の連結した外周ランド部
はソレノイド極片9の壁158を貫いて上方にゆ
るく延びており、その端面172がプランジヤ1
65と係合できるようになつている。第2図に示
したように、後述する目的のために、弁141
は、通常、通路135,133内の燃料の圧力に
よつて弁座134から離れるように自由に動くこ
とができる。
このポンプ組立体には、連続的な片寄せの下に
エンジン作動時に燃料が供給され、その量は燃料
噴射ノズル(図示せず)に圧送すべき量よりも余
分であり、それが各構成要素の潤滑を行う。そし
て、余分な燃料は、第2図でわかるように、ハウ
ジング4に設けた1対の半径方向出口ポート18
0,181を経てもどされる。これらのポートに
は内ねじが切つてあつて適当な取付具によつて導
管に(両者共図示せず)接続できるようになつて
いる。こうして、燃料が燃料タンク(図示せず)
にもどることができる。燃料をもどすのに上方の
ポート180に加えて下方のポート181も用い
られて軸受22まわりに確実に潤滑油の流れを与
えるようになつている。
エンジン作動時に燃料が供給され、その量は燃料
噴射ノズル(図示せず)に圧送すべき量よりも余
分であり、それが各構成要素の潤滑を行う。そし
て、余分な燃料は、第2図でわかるように、ハウ
ジング4に設けた1対の半径方向出口ポート18
0,181を経てもどされる。これらのポートに
は内ねじが切つてあつて適当な取付具によつて導
管に(両者共図示せず)接続できるようになつて
いる。こうして、燃料が燃料タンク(図示せず)
にもどることができる。燃料をもどすのに上方の
ポート180に加えて下方のポート181も用い
られて軸受22まわりに確実に潤滑油の流れを与
えるようになつている。
図示構造において、当該ポンプ組立体には、た
とえばそれに通常組合わせてある電子制御回路
(図示せず)によつて用いるカム32の回転位
置、速度のタイミング信号を発生する手段も設け
られる。そのため、適当な市販の磁気センサ18
2(第4図)がハウジング4の内ねじポート18
3に螺合してある。このセンサ182のセンサ端
182aはカム32の外周に設けた半径方向の円
筒状孔185に固定したトリガピン184の端に
接近して位置させてある。
とえばそれに通常組合わせてある電子制御回路
(図示せず)によつて用いるカム32の回転位
置、速度のタイミング信号を発生する手段も設け
られる。そのため、適当な市販の磁気センサ18
2(第4図)がハウジング4の内ねじポート18
3に螺合してある。このセンサ182のセンサ端
182aはカム32の外周に設けた半径方向の円
筒状孔185に固定したトリガピン184の端に
接近して位置させてある。
作動にあたつて、もちろん、ポンプはエンジン
に取付けられ、エンジンに静止状態でタイミング
を合わせられる。そのためには、取付フランジ1
0をまずエンジン(図示せず)の適当な取付フラ
ンジにゆるく取付け、フラツト43を第3図に示
すように軸21を通る水平軸線に整合させる。次
にポンプハウジングを適当な手段、たとえば、フ
ランジ10に設けたノツチ186にスパナレンチ
を係合させることによつて回転させ、たとえばポ
ンプハウジングにあるインデツクスマーク(図示
せず)をエンジンのタイミングマークに合わせ
る。
に取付けられ、エンジンに静止状態でタイミング
を合わせられる。そのためには、取付フランジ1
0をまずエンジン(図示せず)の適当な取付フラ
ンジにゆるく取付け、フラツト43を第3図に示
すように軸21を通る水平軸線に整合させる。次
にポンプハウジングを適当な手段、たとえば、フ
ランジ10に設けたノツチ186にスパナレンチ
を係合させることによつて回転させ、たとえばポ
ンプハウジングにあるインデツクスマーク(図示
せず)をエンジンのタイミングマークに合わせ
る。
燃料噴射ポンプを静止状態でエンジンにタイミ
ング合わせを行うと、エンジンの各シリンダへの
噴射がシリンダ内のピストン・ストロークに正し
く合つたことになる。実際の噴射時期は、エンジ
ンの作動時に、電子制御回路(図示せず)によつ
てソレノイドコイル144を制御して所定の順序
で通電を行うことによつて自動的に変えられるこ
とになる。
ング合わせを行うと、エンジンの各シリンダへの
噴射がシリンダ内のピストン・ストロークに正し
く合つたことになる。実際の噴射時期は、エンジ
ンの作動時に、電子制御回路(図示せず)によつ
てソレノイドコイル144を制御して所定の順序
で通電を行うことによつて自動的に変えられるこ
とになる。
エンジンを始動すると、駆動軸21が第3図で
見て反時針方向に回転してカム32のそれ相応の
回転を生じさせ、ポンプストローク、吸入ストロ
ークを通じて普通の要領で各ポンププランジヤ6
の往復動を生じさせる。
見て反時針方向に回転してカム32のそれ相応の
回転を生じさせ、ポンプストローク、吸入ストロ
ークを通じて普通の要領で各ポンププランジヤ6
の往復動を生じさせる。
ポンププランジヤ66のポンプストロークで
は、プランジヤ66の自由端上方にあるポンプ室
内の燃料が加圧されてそのポンプ室から対応した
吸もどし弁を経て対応した燃料噴射ノズル(図示
せず)に送られるか、あるいはポンプ制御弁11
0に送られる。
は、プランジヤ66の自由端上方にあるポンプ室
内の燃料が加圧されてそのポンプ室から対応した
吸もどし弁を経て対応した燃料噴射ノズル(図示
せず)に送られるか、あるいはポンプ制御弁11
0に送られる。
このポンプ制御弁110はカム32に同期状態
で連結してあつて、その制御逃し溝127が燃料
の送りが開始するポンププランジヤ66の作動の
瞬間にスリーブ弁84の通路128と一致する。
この位置は第2図に示すポンプ制御弁の回転位置
に相当する。
で連結してあつて、その制御逃し溝127が燃料
の送りが開始するポンププランジヤ66の作動の
瞬間にスリーブ弁84の通路128と一致する。
この位置は第2図に示すポンプ制御弁の回転位置
に相当する。
そのときにソレノイド作動式弁組立体140の
コイル144が通電状態になければ、このポンプ
室からの加圧燃料は制御弁141をその弁座13
4から離脱させる(この弁がすでに着座していれ
ば)。そして、加圧燃料はポンプハウジングの内
部にもどされてそこに入つている燃料に混ぜられ
る。コイル144が通電状態にあるときには、ソ
レノイド組立体のフランジ165が第2図で見て
下向きにばね168の力に抗して動かされて制御
弁141を弁座134に着座させ、逃し通路13
5,133を通る燃料の流れを遮断する。こうな
ると、ポンプ室からの加圧燃料が対応した吸もど
し弁81を離座させ、そのポンプ室と組合つた燃
料噴射ノズル(図示せず)に燃料を送ることにな
る。
コイル144が通電状態になければ、このポンプ
室からの加圧燃料は制御弁141をその弁座13
4から離脱させる(この弁がすでに着座していれ
ば)。そして、加圧燃料はポンプハウジングの内
部にもどされてそこに入つている燃料に混ぜられ
る。コイル144が通電状態にあるときには、ソ
レノイド組立体のフランジ165が第2図で見て
下向きにばね168の力に抗して動かされて制御
弁141を弁座134に着座させ、逃し通路13
5,133を通る燃料の流れを遮断する。こうな
ると、ポンプ室からの加圧燃料が対応した吸もど
し弁81を離座させ、そのポンプ室と組合つた燃
料噴射ノズル(図示せず)に燃料を送ることにな
る。
この燃料噴射ノズルへの燃料供給はソレノイド
コイル144が消勢されたときに終る。コイル1
44が非通電状態になると、プランジヤ165が
ばね168の力によつて第4図で見て上向きに図
示位置まで動かされてポンプシリンダからの加圧
燃料をして制御弁141を離座させ、こうして、
バイパス流路が生じてその燃料噴射ノズルに通じ
る燃料導管系統の圧力を燃料噴射ノズル閉止圧力
以下の圧力まで下降させる。こうして、その燃料
噴射ノズルからの燃料噴射が終了する。
コイル144が消勢されたときに終る。コイル1
44が非通電状態になると、プランジヤ165が
ばね168の力によつて第4図で見て上向きに図
示位置まで動かされてポンプシリンダからの加圧
燃料をして制御弁141を離座させ、こうして、
バイパス流路が生じてその燃料噴射ノズルに通じ
る燃料導管系統の圧力を燃料噴射ノズル閉止圧力
以下の圧力まで下降させる。こうして、その燃料
噴射ノズルからの燃料噴射が終了する。
その後、ポンプ制御弁110が回転し続けるに
つれて、溝125および燃料供給溝126がその
特定のポンプ室の通路128,130と一致する
ことになる。こうして、このポンプ室は、カム3
2の下降がそのプランジヤ66の従動子ローラ6
5と一致してそれを吸入ストローク方向に移動さ
せるにつれて再び燃料で満たされる。
つれて、溝125および燃料供給溝126がその
特定のポンプ室の通路128,130と一致する
ことになる。こうして、このポンプ室は、カム3
2の下降がそのプランジヤ66の従動子ローラ6
5と一致してそれを吸入ストローク方向に移動さ
せるにつれて再び燃料で満たされる。
今述べた作動は第2図に示すただ1つのポンプ
室との所定のタイミングについてのものである。
しかしながら、明らかなように、この作動はポン
プ組立体のポンプ室の数に合わせてくり返される
ものである。したがつて、図示実施例では、駆動
軸21の一回転毎にこの作動が8回行なわれるこ
とになる。
室との所定のタイミングについてのものである。
しかしながら、明らかなように、この作動はポン
プ組立体のポンプ室の数に合わせてくり返される
ものである。したがつて、図示実施例では、駆動
軸21の一回転毎にこの作動が8回行なわれるこ
とになる。
各ポンプ室から対応した燃料噴射ノズル(図示
せず)への燃料の供給量はソレノイドコイルがど
のくらいの間付勢されてその特定のポンプ室から
の燃料のバイパスを中断するかということの関数
であり、もちろん、噴射の開始、終了を決める噴
射タイミングはバイパスが止められ、次に再開さ
れる時間を変えることによつて選定される。これ
を行うのは、図示ポンプ組立体では、逃し溝12
7を周方向に充分に長くして位相の変化をソレノ
イド動作とポンプ作用との間で生じさせ、特定の
エンジンのポンプ装置の正しい作用に合わせてし
かもなおバイパス流を続けさせるということで可
能としている。
せず)への燃料の供給量はソレノイドコイルがど
のくらいの間付勢されてその特定のポンプ室から
の燃料のバイパスを中断するかということの関数
であり、もちろん、噴射の開始、終了を決める噴
射タイミングはバイパスが止められ、次に再開さ
れる時間を変えることによつて選定される。これ
を行うのは、図示ポンプ組立体では、逃し溝12
7を周方向に充分に長くして位相の変化をソレノ
イド動作とポンプ作用との間で生じさせ、特定の
エンジンのポンプ装置の正しい作用に合わせてし
かもなおバイパス流を続けさせるということで可
能としている。
本発明によるソレノイド作動式弁組立体14
0′を持つポンプ組立体(全体的に1′で示してあ
る)の第2実施例が第6図に部分的に示してあ
る。
0′を持つポンプ組立体(全体的に1′で示してあ
る)の第2実施例が第6図に部分的に示してあ
る。
他の構成要素は第1乃至5図に示したものと同
じであるから図示していない。この第2実施例に
おいて、類似した部品は同様の符号で示してある
が、ただしダツシユを付けてある。こうして、第
2実施例では、ポンプ制御弁110′およびソレ
ノイド作動式弁組立体140′のみが第1実施例
と異なつている。
じであるから図示していない。この第2実施例に
おいて、類似した部品は同様の符号で示してある
が、ただしダツシユを付けてある。こうして、第
2実施例では、ポンプ制御弁110′およびソレ
ノイド作動式弁組立体140′のみが第1実施例
と異なつている。
第6図に示すように、ポンプ制御弁110′は
すの自由端から延びて逃し通路133′を構成し
ている軸線方向の盲孔を有する。この逃し通路1
33′の一端を円錐形の弁座134′が囲んでお
り、逃し通路133′の他端は通路135′によつ
てポンプ制御弁110′の外周面にある逃し溝1
27に接続している。
すの自由端から延びて逃し通路133′を構成し
ている軸線方向の盲孔を有する。この逃し通路1
33′の一端を円錐形の弁座134′が囲んでお
り、逃し通路133′の他端は通路135′によつ
てポンプ制御弁110′の外周面にある逃し溝1
27に接続している。
逃し通路135′,135′を通る流れはボール
弁の形態にある制御弁141によつて制御され
る。この制御弁は弁座134′に向つて、そして
離れるように動く。このポール弁141′はポン
プ制御弁110′の自由端でそれと一体に形成し
た横フロツト付きケージ190によつてゆるく支
えられていて弁座134′と係合、離脱を行うよ
うになつている。
弁の形態にある制御弁141によつて制御され
る。この制御弁は弁座134′に向つて、そして
離れるように動く。このポール弁141′はポン
プ制御弁110′の自由端でそれと一体に形成し
た横フロツト付きケージ190によつてゆるく支
えられていて弁座134′と係合、離脱を行うよ
うになつている。
ソレノイド作動式弁組立体140′はプランジ
ヤ165′を有し、このプランジヤはソレノイド
ボビン143の孔156′内に摺動自在に入つて
おり、中央を軸線方向に貫く内ねじ付きの孔19
1を備えている。この孔191には外ねじ付きの
アクチユエータ・ステム192が調節自在に螺合
しており、このステム192の縮径自由端192
aは、ソレノイド作動式弁組立体140′のコイ
ル144が付勢されたときに弁141′と係合し
てそれを弁座134′に押し付けるように位置さ
せてある。このステム192にはロツクナツト1
93が螺合させてあつてそれをプランジヤ16
5′に解放自在に固着するようになつている。
ヤ165′を有し、このプランジヤはソレノイド
ボビン143の孔156′内に摺動自在に入つて
おり、中央を軸線方向に貫く内ねじ付きの孔19
1を備えている。この孔191には外ねじ付きの
アクチユエータ・ステム192が調節自在に螺合
しており、このステム192の縮径自由端192
aは、ソレノイド作動式弁組立体140′のコイ
ル144が付勢されたときに弁141′と係合し
てそれを弁座134′に押し付けるように位置さ
せてある。このステム192にはロツクナツト1
93が螺合させてあつてそれをプランジヤ16
5′に解放自在に固着するようになつている。
第6図に示したように、ソレノイド作動式弁組
立体140′の極片9は段付きの貫通孔194を
備えており、この孔を貫いてアクチユエータ・ス
テム192の縮径下端192aがゆるく延びてい
る。第1実施例と同様に、プランジヤ165′
は、通常、ばね168によつて極片9′から離れ
る方向に動かされ、ソレノイドコイル144が付
勢されていないときには極片9′のスロツト付き
端とプランジヤ165′の隣接端との間に作動間
隙が存在する。プランジヤ165′のこの位置に
おいて、アクチユエータ・ステム192の自由端
は所定の距離、弁座134′から軸線方向に隔た
つていて弁141′を弁座から離脱させている。
立体140′の極片9は段付きの貫通孔194を
備えており、この孔を貫いてアクチユエータ・ス
テム192の縮径下端192aがゆるく延びてい
る。第1実施例と同様に、プランジヤ165′
は、通常、ばね168によつて極片9′から離れ
る方向に動かされ、ソレノイドコイル144が付
勢されていないときには極片9′のスロツト付き
端とプランジヤ165′の隣接端との間に作動間
隙が存在する。プランジヤ165′のこの位置に
おいて、アクチユエータ・ステム192の自由端
は所定の距離、弁座134′から軸線方向に隔た
つていて弁141′を弁座から離脱させている。
第2実施例の燃料噴射ポンプ組立体1′の作動
は第1実施例と同様である。
は第1実施例と同様である。
本発明はただ1つのソレノイド作動式弁を組込
んで燃料噴射の開始、終了を制御し、噴射量を制
御する改良した多プランジヤ型燃料噴射ポンプを
提供する。
んで燃料噴射の開始、終了を制御し、噴射量を制
御する改良した多プランジヤ型燃料噴射ポンプを
提供する。
さらに、本発明は、個々のポンププランジヤに
よつてそれぞれの対応した燃料噴射ノズルに送ら
れる燃料がソレノイド弁によつて制御され、この
ソレノイド弁がエンジン作動の開数として電子的
に作動させられるようになつており、また、エン
ジンシリンダ数に一致した数のポンププランジヤ
の出力を順次制御するようにただ1つのソレノイ
ド作動式回転弁を利用する、内燃機関用燃料噴射
ポンプを提供する。
よつてそれぞれの対応した燃料噴射ノズルに送ら
れる燃料がソレノイド弁によつて制御され、この
ソレノイド弁がエンジン作動の開数として電子的
に作動させられるようになつており、また、エン
ジンシリンダ数に一致した数のポンププランジヤ
の出力を順次制御するようにただ1つのソレノイ
ド作動式回転弁を利用する、内燃機関用燃料噴射
ポンプを提供する。
こうして、本発明は構造、作動、配置の特徴を
有し、製造しやすく且つ安価である燃料噴射ポン
プを提供する。
有し、製造しやすく且つ安価である燃料噴射ポン
プを提供する。
第1図は本発明による多プランジヤ型噴射ポン
プの放出端の端面図、第2図は第1図の2−2線
に沿つた横断面図で、燃料噴射ポンプに組込んだ
制御弁およびソレノイド弁を示す図、第3図は第
2図の3−3線に沿つた燃料噴射ポンプの駆動軸
端を示す端面図、第4図は第2図の4−4線に沿
つた断面図で、カムの一部と、電子制御装置のた
めのポンプ速度信号を発生するのに用いる磁気セ
ンサを示す図、第5図は第2図の5−5線に沿つ
た断面図で、ポンプ制御弁およびスリーブを示す
図、第6図は燃料噴射ポンプの一部を示す断面図
で、ポンプから放出される燃料を制御するポンプ
制御弁およびソレノイド弁の第2実施例を示す図
である。 〔主要部分の符号の説明〕、2……ハウジング
手段、15,16……孔、21,112……駆動
手段、32……カム手段、66……プランジヤ、
67……ポンプブツシング(ポンプ作用手段)、
67a……ポンプ室、76……燃料放出出口手
段、81……弁、84……弁スリーブ、85……
燃料室、86,87……通路、110,110′
……制御弁、124,125,126……燃料制
御手段、127,133,135,127′,1
33′,135′……逃し通路手段、140,14
0′……ソレノイド組立体、141,141′……
別体の弁、165,165′……アーマチヤ。
プの放出端の端面図、第2図は第1図の2−2線
に沿つた横断面図で、燃料噴射ポンプに組込んだ
制御弁およびソレノイド弁を示す図、第3図は第
2図の3−3線に沿つた燃料噴射ポンプの駆動軸
端を示す端面図、第4図は第2図の4−4線に沿
つた断面図で、カムの一部と、電子制御装置のた
めのポンプ速度信号を発生するのに用いる磁気セ
ンサを示す図、第5図は第2図の5−5線に沿つ
た断面図で、ポンプ制御弁およびスリーブを示す
図、第6図は燃料噴射ポンプの一部を示す断面図
で、ポンプから放出される燃料を制御するポンプ
制御弁およびソレノイド弁の第2実施例を示す図
である。 〔主要部分の符号の説明〕、2……ハウジング
手段、15,16……孔、21,112……駆動
手段、32……カム手段、66……プランジヤ、
67……ポンプブツシング(ポンプ作用手段)、
67a……ポンプ室、76……燃料放出出口手
段、81……弁、84……弁スリーブ、85……
燃料室、86,87……通路、110,110′
……制御弁、124,125,126……燃料制
御手段、127,133,135,127′,1
33′,135′……逃し通路手段、140,14
0′……ソレノイド組立体、141,141′……
別体の弁、165,165′……アーマチヤ。
Claims (1)
- 1 一端付近に弁スリーブ84,111を劃成し
ている中央段付き孔12,14,15,16,5
5を有するハウジング手段2を包含する燃料噴射
ポンプにおいて、前記ハウジング手段2の前記一
端に固定され、該一端を閉じているソレノイド作
動式弁組立体140,140′と;前記弁スリー
ブ84に回転可能に枢支され、且つ前記ソレノイ
ド作動式弁組立体の一端と共に環状の燃料室85
を劃成するように位置決めされた制御弁110,
110′とを包含し;前記ハウジング手段2は一
端で前記燃料室85と連通し、且つ他端で燃料源
と接続しうる通路86−87を有し、更に複数個
のポンプ作用手段66,67が前記孔15,16
のまわりに周方向に均等に隔たつて設けてあり;
各ポンプ作用手段は、前記孔と連通する燃料通路
130と弁81により制御される燃料放出出口手
段76とに接続したポンプ室67aを有し;更に
前記ハウジング手段2の反対端に軸支された駆動
手段21,112が設けられ、該駆動手段は、前
記ポンプ作用手段の順次の作動を行なわしめるべ
く該ポンプ作用手段に作動的に連結されると共
に、前記制御弁110,110′を回転せしめる
べく該制御弁に連結されており;前記制御弁が燃
料制御手段124,125,126を有し、前記
弁スリーブ84と共に供給室を形成しており、こ
の供給室が前記燃料室と連通しており、且つ前記
燃料通路の各々と順次連通するようになつてお
り、前記制御弁がさらに逃し通路手段127,1
33,135:127′,133′,135′を有
し、この逃し通路手段の一端が前記制御弁の回転
中に前記燃料通路の各々と半径方向に整合して順
次連通し、反対端が前記孔55と同心に位置し、
且つ前記燃料室に開口しており、前記ソレノイド
作動式弁組立体がアーマチヤ165,165′と
このアーマチヤによつて作動させられる別個の通
常は解放している弁141,141′とを有し、
この弁が前記ポンプ室から前記逃し通路手段を経
て前記燃料室に至る流れを制御するように位置さ
せられており;前記弁141,141′が前記制
御弁110,110′と共に回転できるように軸
支されており且つ前記アーマチヤ165,16
5′によつて制御されるようになつており、それ
により、燃料放出出口手段の各々に放出される燃
料の量および放出のタイミングが前記ソレノイド
作動式弁組立体の前記アーマチヤ165,16
5′の作動によつて制御されて前記逃し通路手段
を通る流れを制御し;更に前記複数個のポンプ作
用手段66,67の各々がポンプブツシング67
に軸支されてポンプ室67aを劃成しているプラ
ンジヤ66を包含し、駆動手段21,112が、
各プランジヤを往復動させるように作動するカム
手段32を包含し、前記アーマチヤ165,16
5′がばね偏倚せられており、前記ソレノイド作
動式弁組立体のソレノイドコイル144が付勢さ
れたときに、前記アーマチヤが前記弁141,1
41′を前記逃し通路手段を通る流れを阻止する
位置に動かし、それによつて、それぞれプランジ
ヤのポンプ作用ストロークのときに対応した1つ
のポンプ室からの燃料のバイパス流を制御し、ソ
レノイドコイル144が付勢されていないときに
は、アーマチヤの偏倚に応じて前記弁141,1
41′が前記逃し通路手段を通つて前記燃料室に
至る流れを可能とする位置に位置させられ;ソレ
ノイドコイル144が付勢されていないとき、前
記弁110,110′が前記ポンプ作用手段6
6,67からの加圧燃料によつて自由に離座させ
られて燃料のバイパス流を許すことを特徴とする
燃料噴射ポンプ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/051,887 US4241714A (en) | 1979-06-25 | 1979-06-25 | Solenoid valve controlled fuel injection pump |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS566061A JPS566061A (en) | 1981-01-22 |
JPS6123388B2 true JPS6123388B2 (ja) | 1986-06-05 |
Family
ID=21973965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8527980A Granted JPS566061A (en) | 1979-06-25 | 1980-06-25 | Fuel injection pump |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4241714A (ja) |
JP (1) | JPS566061A (ja) |
CA (1) | CA1124599A (ja) |
DE (1) | DE3022340A1 (ja) |
GB (1) | GB2051970B (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3001154A1 (de) * | 1980-01-15 | 1981-07-16 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Mit pumpeduese arbeitende kraftstoffeinspritzanlage |
CA1182356A (en) * | 1980-10-06 | 1985-02-12 | Aladar O. Simko | Electromagnetically controlled fuel injection pump |
US4367715A (en) * | 1980-12-17 | 1983-01-11 | The Bendix Corporation | Distribution injection pump for diesel engines |
US4357925A (en) * | 1980-12-17 | 1982-11-09 | The Bendix Corporation | Distributor injection pump for diesel engines |
WO1982003891A1 (en) * | 1981-05-04 | 1982-11-11 | Alexandre Goloff | Adjustable fuel injection apparatus for dual fuel engines |
WO1982004287A1 (en) * | 1981-05-26 | 1982-12-09 | Alexander Goloff | Rotary controlled fuel injection apparatus with automatic shut-off |
DE3123138A1 (de) * | 1981-06-11 | 1982-12-30 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Kraftstoffeinspritzpumpe |
US4412519A (en) * | 1982-09-13 | 1983-11-01 | General Motors Corporation | Diesel fuel distributor type injection pump |
US4497299A (en) * | 1984-01-13 | 1985-02-05 | Ford Motor Company | Plunger type fuel injection pump |
US4583509A (en) * | 1985-01-07 | 1986-04-22 | Ford Motor Company | Diesel fuel injection system |
GB8822901D0 (en) * | 1988-09-29 | 1988-11-02 | Mactaggart Scot Holdings Ltd | Apparatus & method for controlling actuation of multi-piston pump &c |
DE10031734A1 (de) * | 2000-06-29 | 2002-01-17 | Bosch Gmbh Robert | Von einer Antriebswelle mit Nockenscheibe angetriebene wellenlose Kolbenpumpe |
US6651545B2 (en) | 2001-12-13 | 2003-11-25 | Caterpillar Inc | Fluid translating device |
US6681571B2 (en) | 2001-12-13 | 2004-01-27 | Caterpillar Inc | Digital controlled fluid translating device |
EP1674717B1 (en) * | 2004-12-17 | 2008-09-10 | Denso Corporation | Solenoid valve, flow-metering valve, high-pressure fuel pump and fuel injection pump |
US7488161B2 (en) * | 2005-01-17 | 2009-02-10 | Denso Corporation | High pressure pump having downsized structure |
CN110657054B (zh) * | 2019-10-30 | 2024-07-05 | 一汽解放汽车有限公司 | 低高压供油系统 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3724436A (en) * | 1970-04-02 | 1973-04-03 | Nippon Denso Co | Fuel feed control device for internal combustion engines |
US3648673A (en) * | 1970-07-06 | 1972-03-14 | Gen Motors Corp | Fuel injection pump |
US3779225A (en) * | 1972-06-08 | 1973-12-18 | Bendix Corp | Reciprocating plunger type fuel injection pump having electromagnetically operated control port |
US3880131A (en) * | 1973-06-28 | 1975-04-29 | Bendix Corp | Fuel injection system for an internal combustion engine |
US4046112A (en) * | 1975-10-20 | 1977-09-06 | General Motors Corporation | Electromagnetic fuel injector |
US4129253A (en) * | 1977-09-12 | 1978-12-12 | General Motors Corporation | Electromagnetic unit fuel injector |
GB2013275B (en) * | 1978-01-31 | 1982-06-30 | Lucas Industries Ltd | Liquid fuel pumping apparatus |
US4164326A (en) * | 1978-04-06 | 1979-08-14 | General Motors Corporation | Electromagnetic fuel injector nozzle assembly |
-
1979
- 1979-06-25 US US06/051,887 patent/US4241714A/en not_active Expired - Lifetime
-
1980
- 1980-03-05 CA CA347,025A patent/CA1124599A/en not_active Expired
- 1980-06-05 GB GB8018472A patent/GB2051970B/en not_active Expired
- 1980-06-12 DE DE19803022340 patent/DE3022340A1/de not_active Ceased
- 1980-06-25 JP JP8527980A patent/JPS566061A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2051970B (en) | 1983-04-07 |
DE3022340A1 (de) | 1981-01-29 |
GB2051970A (en) | 1981-01-21 |
US4241714A (en) | 1980-12-30 |
JPS566061A (en) | 1981-01-22 |
CA1124599A (en) | 1982-06-01 |
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