JPH0668097A - 家庭内制御システム - Google Patents

家庭内制御システム

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Publication number
JPH0668097A
JPH0668097A JP21703192A JP21703192A JPH0668097A JP H0668097 A JPH0668097 A JP H0668097A JP 21703192 A JP21703192 A JP 21703192A JP 21703192 A JP21703192 A JP 21703192A JP H0668097 A JPH0668097 A JP H0668097A
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JP
Japan
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JP21703192A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Koizumi
吉秋 小泉
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 DIPスイッチを使用することなく各家電機
器のコード番号を容易に設定できる家庭内制御システム
を得る。 【構成】 通常、家電機器90を接続しているシステム
アダプタ30の入出力端子50にバーコードリーダ70
を接続して、バーコード80化された家電機器90の機
種名、消費電力等のデータを格納し、メインコントロー
ラ20に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭内における家電機
器の制御を行う家庭内制御システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図13は例えば特開平1−228395
号公報に開示された従来の家庭内制御システムを示すブ
ロック図、図14はセンサ・負荷識別回路の構成を示す
接続図である。
【0003】図13において、1はセンサ・負荷識別回
路6、ルームコントローラ番号設定回路7及びルームコ
ード設定回路8を備えたルームコントローラ(以下、
「RC」という)で、センサ・負荷識別回路6を介して
センサや負荷が接続されており、例えば、一方のRC1
にはエアコン2A、照明2C、換気扇2E、コンセント
2Fなどが接続され、他方のRC1には電気錠2B、照
明2C、雨戸2D、コンセント2Fなどが接続されてい
る。前記センサ・負荷識別回路6は、図14に示すよう
にRC側接続コネクタ15A、負荷側接続コネクタ15
B、データ信号線のプルアップ抵抗16、DIPコード
スイッチ17により構成され、負荷に対応したコード番
号をDIPコードスイッチ17で設定すると、この回路
に接続されたCPU14が処理するようになっている。
【0004】3はメインコントローラ(以下、「MC」
という)で、動作表示付操作スイッチ9A〜9F、記憶
回路10、規則選択回路11、手動選択回路12、選択
情報表示回路13を備えている。また、このMC3はC
PU(図示せず)を備え、CPU内部の記憶回路には、
RC1からの接続情報、RC番号情報、ルームコード情
報を記録するための接続テーブルと、動作表示付操作ス
イッチ9A〜9Fにそれぞれ対応して用意され、接続テ
ーブルの情報を記録するための監視制御テーブルとを持
っている。4は各RC1及びMC3にそれぞれ設けら
れ、制御信号を伝送するためのインタフェース回路、5
は情報伝送路で、インタフェース回路4を介して各RC
1とMC3とを接続している。
【0005】次に、RC1の動作について説明する。M
C3からの接続情報、RC番号情報、ルームコード情報
の送信要求を受信したときにはこれらの情報をMC3に
送信し、MC3からの制御要求信号を受信したときには
この要求信号に対応する負荷やセンサを制御してその旨
を接続情報、RC番号情報、ルームコード情報とともに
MC3に返送する。また、接続されている負荷やセンサ
の内容が変更になった場合には、変更した接続情報をR
C番号情報とルームコード情報とともにMC3に送信す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の家
庭内制御システムでは、負荷の接続情報(機器種別、消
費電力等)を設定するとき、また、システムの拡大等に
より負荷の接続情報を変更するときは、DIPコードス
イッチ17を用いて負荷のコード番号をRC1に設定し
なければならないという問題があった。
【0007】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、DIPスイッチを使用することなく各負
荷のコード番号を容易に設定できる家庭内制御システム
を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る家庭内制御
システムは、制御や監視の対象である複数の負荷が接続
された一台以上のシステムアダプタと、そのシステムア
ダプタを通じて前記負荷の制御や監視を遠隔で行うメイ
ンコントローラとが情報伝送路を介して接続された家庭
内制御システムにおいて、前記負荷の機種名、消費電力
等のデータがコード化されたバーコードを読み込むバー
コードリーダを有し、そのバーコードリーダにより読み
込まれたバーコードから負荷の機種名、消費電力等のデ
ータを判別して記憶手段に格納する負荷判別手段を前記
システムアダプタ或いは前記メインコントローラに備え
たものである。
【0009】
【作用】本発明は、従来例のDIPスイッチに相当する
ものをバーコードリーダとし、そのバーコードリーダで
負荷のデータを読み込んで記憶手段に格納するようにし
たので、システムの設置や変更時には容易に負荷の設定
を行なえ。
【0010】
【実施例】図1は本発明の家庭内制御システムの概要を
説明するためのブロック図、図2は本発明の一実施例を
示す家庭内制御システムのブロック図、図3はメインコ
ントローラの内部回路構成図、図4はシステムアダプタ
の内部回路構成図、図5はシステムアダプタの動作を説
明するためのフローチャート、図6はメインコントロー
ラの動作を説明するためのフローチャート、図7乃至図
10は本発明の他の実施例を説明するための図、図11
は他の実施例におけるメインコントローラの内部回路構
成図、図12は他の実施例におけるバーコードリーダ専
用システムアダプタの内部回路構成図である。
【0011】図1、図2において、20は後述するシス
テムアダプタ30に接続されている家電機器90を監視
及び制御するメインコントローラ(以下、「MC」とい
う)で、図3に示すようにインタフェースユニット2
1、CPU22及び記憶回路23を備えていると共に、
情報伝送路100とインタフェースユニット21とを接
続するインタフェース端子40を備え、そのうち記憶回
路23には、このMC20が監視するシステムアダプタ
30のシステムアダプタ番号が予め格納されている。
【0012】30はシステムアダプタ(以下、「SA」
という)で、図4に示すようにインタフェースユニット
31、本発明の負荷判別手段の機能を有するCPU3
2、記憶回路33及びI/Oユニット34を備え、ま
た、情報伝送路100とインタフェースユニット31と
を接続するためのインタフェース端子40、バーコード
リーダ70或いは家電機器90とI/Oユニット34と
を接続するための入出力端子50を備えている。記憶回
路33にはSA30のSA番号が予め格納されている
【0013】なお、前述した記憶回路23、33は、例
えばRAMからなり、電源が切れてもRAM内の情報が
抹消しないようにバッテリバックアップ(図示せず)さ
れている。
【0014】60はバーコードリーダ70にケーブルを
介して設けられたバーコード出力端子、61は各家電機
器90にケーブルを介して設けられた入出力端子で、S
A30の入出力端子50にそれぞれ接続できるようにな
っている。バーコードリーダ70は、各家電機器90に
取り付けられたバーコード80(機種名、消費電力)を
読み込むもので、読込みスイッチ70Aを押圧したとき
にそのバーコード80を読み込み、伝送スイッチ70B
を押圧したときは読み込んだバーコード80をSA30
に伝送するようになっている。62は家電機器90(例
えばエアコン91、炊飯器92等)に接続するための機
器入出力端子である。
【0015】次にMC20及びSA30のそれぞれの動
作について説明する。まず最初はSA30の動作を図5
に基づいて説明し、次いでMC20の動作を図6に基づ
いて説明する。
【0016】例えば、図2に示すようにエアコン91を
一方のSA30に、炊飯器92を他方のSA30にそれ
ぞれ接続する場合、まず、バーコードリーダ70のバー
コード出力端子60を一方のSA30の入出力端子50
に接続して、そのバーコードリーダ70よりエアコン9
1に取り付けられているバーコード80を読み込みその
SA30に伝送する。次いで、そのバーコードリーダ7
0を他方のSA30に差し替えて炊飯器92のバーコー
ド80を読み込んでSA30に伝送する。その後は、エ
アコン91の入出力端子61と一方のSA30の入出力
端子50とを接続し、また、炊飯器92を他方のSA3
0に接続する。
【0017】一方、各SA30のCPU32は、バーコ
ード80のデータが入出力端子50を介してI/Oユニ
ット34に入力されると(S1)、そのデータを読み込
んで家電機器(エアコン91、炊飯器92)の機種名、
消費電力をそれぞれ解読し、記憶回路33にそれらのデ
ータを格納し(S2)、MC20からのデータ要求信号
の入力があったかどうかを判定する(S3)。データ要
求信号が入力されているときは、CPU32は、記憶回
路33に格納されているデータ(機種名、消費電力)及
びSA番号を読み出して、インタフェースユニット31
を介して情報伝送路100からMC20にそのデータと
SA番号を伝送する(S4)。
【0018】また、CPU32は、データ要求信号が入
力されていないときはステップ1に戻ってI/Oユニッ
ト34にデータが入力されているかどうかを判定する。
データが入力されているときは前述した処理を行い(S
2〜S4)、データが入力されていないときは待機とな
る。
【0019】次にMC20の動作を説明する。MC20
のCPU22は、データ要求信号の出力によって家電機
器の機種名、消費電力のデータ及びSA番号がインタフ
ェースユニット21に入力されていると(S11)、ま
ず、SA番号を解読して、その番号が記憶回路23に格
納されているかどうかを判定する(S12)。SA番号
が記憶回路23に格納されていないときはステップ11
に進んで待機となるが、記憶回路23に同一のSA番号
があるときは、入力データから機種名、消費電力を解読
して記憶回路23の所定の記憶領域に格納し(S1
3)、そして、ステップ11に戻ってデータの入力の有
無を監視する。
【0020】この一連の処理を監視下のSA30毎に行
い、家電機器(エアコン91、炊飯器92)の情報を得
る。そして、使用者の設定に基づいて、複数の家電機器
のオン/オフ制御を行ったり、その家電機器への電力量
を可変したりするようになっている。
【0021】なお、前記実施例ではバーコードリーダ7
0と家電機器90の共用の入出力端子50をSA30に
設けて例示したが、図7に示すように入出力端子50の
外にバーコードリーダ接続専用のバーコード入力端子6
3をそのSA30に設けてもよい。また、図8に示すよ
うにバーコードリーダ70をワイヤレス化したリモコン
バーコードリーダ71を用意すると共に、そのリモコン
バーコードリーダ71からの光を受光する受光部64を
前記SA30に設けて、前記データを入力するようにし
てもよい。これらの場合、家電機器90の機種名、消費
電力をバーコード化した機器リスト80Aを用意し、デ
ータを入力する際は、SA30に接続されている家電機
器90のデータを機器リスト80Aより選択して読み込
むようにする。
【0022】また、前記実施例では、家電機器90のデ
ータをバーコードリーダ70を介してSA30に入力す
るようにしたが、図9に示すようにMC20にバーコー
ドリーダ70を直接接続して家電機器90のデータを得
るようにしてもよい。この場合、MC20のCPU22
に本発明の負荷判別手段の機能を備えると共に、バーコ
ードリーダ70を接続するバーコード入力端子63をそ
のMC20に設ける。また、図10及び図11に示すよ
うに負荷判別手段の機能を備えたCPU22を有するM
C20に、リモコンバーコードリーダ71の光を受光す
る受光部64を設けると共にCPU22と受光部64と
の間に入力ユニット24を設けて、データを直接得るよ
うにしてもよい。データは、前述したように家電機器9
0の機種名、消費電力をバーコード化した機器リスト8
0A、SA30のSA番号をバーコード化したSAリス
ト80Bからそれぞれ入力するようにする。
【0023】さらに、前記実施例では、家電機器90の
データは、その家電機器90が接続されているSA30
が入力するようにしたが、MC20の監視下にある複数
の家電機器90のデータを1台の装置で得るようにして
もよい。この場合、図12に示すようにインタフェース
端子40、インタフェースユニット31、本発明の負荷
判別手段の機能を備えたCPU32、記憶回路33、バ
ーコードリーダ70を接続するためのバーコード入力端
子63、及びその入力端子63とCPU32との間に設
けられた入力ユニット35を備えたバーコードリーダ専
用SA30Aを情報伝送路100に接続し、家電機器9
0のデータを入力する際は、前述した機器リスト80
A、SAリスト80Bからそれぞれ読み込んで記憶回路
33に入力するようにする。この場合のMC20は、バ
ーコードリーダ専用SA30Aから、監視下のSA30
のSA番号を入力すると共に、SA30毎の家電機器9
0のデータを得て監視及び制御を行う。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、家電機器
のデータをバーコードリーダで読み込むようにしたの
で、メインコントローラに対して機種名、消費電力等を
簡単に記憶させることができ、機器の変更に対して容易
に対応することができるという効果が得られている。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の家庭内制御システムの概要を説明する
ためのブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す家庭内制御システムの
ブロック図である。
【図3】メインコントローラの内部回路構成図である。
【図4】システムアダプタの内部回路構成図である。
【図5】システムアダプタの動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】メインコントローラの動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図8】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図10】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図11】他の実施例におけるメインコントローラの内
部回路構成図である。
【図12】他の実施例におけるバーコードリーダ専用シ
ステムアダプタの内部回路構成図である。
【図13】例えば特開平1−228395号公報に開示
された従来の家庭内制御システムを示すブロック図であ
る。
【図14】センサ・負荷識別回路の構成を示す接続図で
ある。
【符号の説明】
20 メインコントローラ 30 システムアダプタ 40 インタフェース端子 50 入出力端子 60 バーコード出力端子 61 入出力端子 70 バーコードリーダ 90 家電機器 100 情報伝送路
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 家庭内制御システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭内における家電機
器の制御を行う家庭内制御システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図13は例えば特開平1−228395
号公報に開示された従来の家庭内制御システムを示すブ
ロック図、図14はセンサ・負荷識別回路の構成を示す
接続図である。
【0003】図13において、1はセンサ・負荷識別回
路6、ルームコントローラ番号設定回路7及びルームコ
ード設定回路8を備えたルームコントローラ(以下、
「RC」という)で、センサ・負荷識別回路6を介して
センサや負荷が接続されており、例えば、一方のRC1
にはエアコン2A、照明2C、換気扇2E、コンセント
2Fなどが接続され、他方のRC1には電気錠2B、照
明2C、雨戸2D、コンセント2Fなどが接続されてい
る。前記センサ・負荷識別回路6は、図14に示すよう
にRC側接続コネクタ15A、負荷側接続コネクタ15
B、データ信号線のプルアップ抵抗16、DIPコード
スイッチ17により構成され、負荷に対応したコード番
号をDIPコードスイッチ17で設定すると、この回路
に接続されたCPU14が処理するようになっている。
【0004】3はメインコントローラ(以下、「MC」
という)で、動作表示付操作スイッチ9A〜9F、記憶
回路10、規則選択回路11、手動選択回路12、選択
情報表示回路13を備えている。また、このMC3はC
PU(図示せず)を備え、CPU内部の記憶回路には、
RC1からの接続情報、RC番号情報、ルームコード情
報を記録するための接続テーブルと、動作表示付操作ス
イッチ9A〜9Fにそれぞれ対応して用意され、接続テ
ーブルの情報を記録するための監視制御テーブルとを持
っている。4は各RC1及びMC3にそれぞれ設けら
れ、制御信号を伝送するためのインタフェース回路、5
は情報伝送路で、インタフェース回路4を介して各RC
1とMC3とを接続している。
【0005】次に、RC1の動作について説明する。M
C3からの接続情報、RC番号情報、ルームコード情報
の送信要求を受信したときにはこれらの情報をMC3に
送信し、MC3からの制御要求信号を受信したときには
この要求信号に対応する負荷やセンサを制御してその旨
を接続情報、RC番号情報、ルームコード情報とともに
MC3に返送する。また、接続されている負荷やセンサ
の内容が変更になった場合には、変更した接続情報をR
C番号情報とルームコード情報とともにMC3に送信す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の家
庭内制御システムでは、負荷の接続情報(機器種別、消
費電力等)を設定するとき、また、システムの拡大等に
より負荷の接続情報を変更するときは、DIPコードス
イッチ17を用いて負荷のコード番号をRC1に設定し
なければならないという問題があった。
【0007】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、DIPスイッチを使用することなく各負
荷のコード番号を容易に設定できる家庭内制御システム
を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る家庭内制御
システムは、制御や監視の対象である複数の負荷が接続
された一台以上のシステムアダプタと、そのシステムア
ダプタを通じて前記負荷の制御や監視を遠隔で行うメイ
ンコントローラとが情報伝送路を介して接続された家庭
内制御システムにおいて、前記負荷の機種名、消費電力
等のデータがコード化されたバーコードを読み込むバー
コードリーダを有し、そのバーコードリーダにより読み
込まれたバーコードから負荷の機種名、消費電力等のデ
ータを判別して記憶手段に格納する負荷判別手段を前記
システムアダプタ或いは前記メインコントローラに備え
たものである。
【0009】
【作用】本発明は、従来例のDIPスイッチに相当する
ものをバーコードリーダとし、そのバーコードリーダで
負荷のデータを読み込んで記憶手段に格納するようにし
たので、システムの設置や変更時には容易に負荷の設定
を行なえ。
【0010】
【実施例】図1は本発明の家庭内制御システムの概要を
説明するためのブロック図、図2は本発明の一実施例を
示す家庭内制御システムのブロック図、図3はメインコ
ントローラの内部回路構成図、図4はシステムアダプタ
の内部回路構成図、図5はシステムアダプタの動作を説
明するためのフローチャート、図6はメインコントロー
ラの動作を説明するためのフローチャート、図7乃至図
10は本発明の他の実施例を説明するための図、図11
は他の実施例におけるメインコントローラの内部回路構
成図、図12は他の実施例におけるバーコードリーダ専
用システムアダプタの内部回路構成図である。
【0011】図1、図2において、20は後述するシス
テムアダプタ30に接続されている家電機器90を監視
及び制御するメインコントローラ(以下、「MC」とい
う)で、図3に示すようにインタフェースユニット2
1、CPU22及び記憶回路23を備えていると共に、
情報伝送路100とインタフェースユニット21とを接
続するインタフェース端子40を備え、そのうち記憶回
路23には、このMC20が監視するシステムアダプタ
30のシステムアダプタ番号が予め格納されている。
【0012】30はシステムアダプタ(以下、「SA」
という)で、図4に示すようにインタフェースユニット
31、本発明の負荷判別手段の機能を有するCPU3
2、記憶回路33及びI/Oユニット34を備え、ま
た、情報伝送路100とインタフェースユニット31と
を接続するためのインタフェース端子40、バーコード
リーダ70或いは家電機器90とI/Oユニット34と
を接続するための入出力端子50を備えている。記憶回
路33にはSA30のSA番号が予め格納されている
【0013】なお、前述した記憶回路23、33は、例
えばRAMからなり、電源が切れてもRAM内の情報が
抹消しないようにバッテリバックアップ(図示せず)さ
れている。
【0014】60はバーコードリーダ70にケーブルを
介して設けられたバーコード出力端子、61は各家電機
器90にケーブルを介して設けられた入出力端子で、S
A30の入出力端子50にそれぞれ接続できるようにな
っている。バーコードリーダ70は、各家電機器90に
取り付けられたバーコード80(機種名、消費電力)を
読み込むもので、読込みスイッチ70Aを押圧したとき
にそのバーコード80を読み込み、伝送スイッチ70B
を押圧したときは読み込んだバーコード80をSA30
に伝送するようになっている。62は家電機器90(例
えばエアコン91、炊飯器92等)に接続するための機
器入出力端子である。
【0015】次にMC20及びSA30のそれぞれの動
作について説明する。まず最初はSA30の動作を図5
に基づいて説明し、次いでMC20の動作を図6に基づ
いて説明する。
【0016】例えば、図2に示すようにエアコン91を
一方のSA30に、炊飯器92を他方のSA30にそれ
ぞれ接続する場合、まず、バーコードリーダ70のバー
コード出力端子60を一方のSA30の入出力端子50
に接続して、そのバーコードリーダ70よりエアコン9
1に取り付けられているバーコード80を読み込みその
SA30に伝送する。次いで、そのバーコードリーダ7
0を他方のSA30に差し替えて炊飯器92のバーコー
ド80を読み込んでSA30に伝送する。その後は、エ
アコン91の入出力端子61と一方のSA30の入出力
端子50とを接続し、また、炊飯器92を他方のSA3
0に接続する。
【0017】一方、各SA30のCPU32は、バーコ
ード80のデータが入出力端子50を介してI/Oユニ
ット34に入力されると(S1)、そのデータを読み込
んで家電機器(エアコン91、炊飯器92)の機種名、
消費電力をそれぞれ解読し、記憶回路33にそれらのデ
ータを格納し(S2)、MC20からのデータ要求信号
の入力があったかどうかを判定する(S3)。データ要
求信号が入力されているときは、CPU32は、記憶回
路33に格納されているデータ(機種名、消費電力)及
びSA番号を読み出して、インタフェースユニット31
を介して情報伝送路100からMC20にそのデータと
SA番号を伝送する(S4)。
【0018】また、CPU32は、データ要求信号が入
力されていないときはステップ1に戻ってI/Oユニッ
ト34にデータが入力されているかどうかを判定する。
データが入力されているときは前述した処理を行い(S
2〜S4)、データが入力されていないときは待機とな
る。
【0019】次にMC20の動作を説明する。MC20
のCPU22は、データ要求信号の出力によって家電機
器の機種名、消費電力のデータ及びSA番号がインタフ
ェースユニット21に入力されていると(S11)、ま
ず、SA番号を解読して、その番号が記憶回路23に格
納されているかどうかを判定する(S12)。SA番号
が記憶回路23に格納されていないときはステップ11
に進んで待機となるが、記憶回路23に同一のSA番号
があるときは、入力データから機種名、消費電力を解読
して記憶回路23の所定の記憶領域に格納し(S1
3)、そして、ステップ11に戻ってデータの入力の有
無を監視する。
【0020】この一連の処理を監視下のSA30毎に行
い、家電機器(エアコン91、炊飯器92)の情報を得
る。そして、使用者の設定に基づいて、複数の家電機器
のオン/オフ制御を行ったり、その家電機器への電力量
を可変したりするようになっている。
【0021】なお、前記実施例ではバーコードリーダ7
0と家電機器90の共用の入出力端子50をSA30に
設けて例示したが、図7に示すように入出力端子50の
外にバーコードリーダ接続専用のバーコード入力端子6
3をそのSA30に設けてもよい。また、図8に示すよ
うにバーコードリーダ70をワイヤレス化したリモコン
バーコードリーダ71を用意すると共に、そのリモコン
バーコードリーダ71からの光を受光する受光部64を
前記SA30に設けて、前記データを入力するようにし
てもよい。これらの場合、家電機器90の機種名、消費
電力をバーコード化した機器リスト80Aを用意し、デ
ータを入力する際は、SA30に接続されている家電機
器90のデータを機器リスト80Aより選択して読み込
むようにする。
【0022】また、前記実施例では、家電機器90のデ
ータをバーコードリーダ70を介してSA30に入力す
るようにしたが、図9に示すようにMC20にバーコー
ドリーダ70を直接接続して家電機器90のデータを得
るようにしてもよい。この場合、MC20のCPU22
に本発明の負荷判別手段の機能を備えると共に、バーコ
ードリーダ70を接続するバーコード入力端子63をそ
のMC20に設ける。また、図10及び図11に示すよ
うに負荷判別手段の機能を備えたCPU22を有するM
C20に、リモコンバーコードリーダ71の光を受光す
る受光部64を設けると共にCPU22と受光部64と
の間に入力ユニット24を設けて、データを直接得るよ
うにしてもよい。データは、前述したように家電機器9
0の機種名、消費電力をバーコード化した機器リスト8
0A、SA30のSA番号をバーコード化したSAリス
ト80Bからそれぞれ入力するようにする。
【0023】さらに、前記実施例では、家電機器90の
データは、その家電機器90が接続されているSA30
が入力するようにしたが、MC20の監視下にある複数
の家電機器90のデータを1台の装置で得るようにして
もよい。この場合、図12に示すようにインタフェース
端子40、インタフェースユニット31、本発明の負荷
判別手段の機能を備えたCPU32、記憶回路33、バ
ーコードリーダ70を接続するためのバーコード入力端
子63、及びその入力端子63とCPU32との間に設
けられた入力ユニット35を備えたバーコードリーダ専
用SA30Aを情報伝送路100に接続し、家電機器9
0のデータを入力する際は、前述した機器リスト80
A、SAリスト80Bからそれぞれ読み込んで記憶回路
33に入力するようにする。この場合のMC20は、バ
ーコードリーダ専用SA30Aから、監視下のSA30
のSA番号を入力すると共に、SA30毎の家電機器9
0のデータを得て監視及び制御を行う。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、家電機器
のデータをバーコードリーダで読み込むようにしたの
で、メインコントローラに対して機種名、消費電力等を
簡単に記憶させることができ、機器の変更に対して容易
に対応することができるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の家庭内制御システムの概要を説明する
ためのブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す家庭内制御システムの
ブロック図である。
【図3】メインコントローラの内部回路構成図である。
【図4】システムアダプタの内部回路構成図である。
【図5】システムアダプタの動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】メインコントローラの動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図8】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図10】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図11】他の実施例におけるメインコントローラの内
部回路構成図である。
【図12】他の実施例におけるバーコードリーダ専用シ
ステムアダプタの内部回路構成図である。
【図13】例えば特開平1−228395号公報に開示
された従来の家庭内制御システムを示すブロック図であ
る。
【図14】センサ・負荷識別回路の構成を示す接続図で
ある。
【符号の説明】 20 メインコントローラ 30 システムアダプタ 40 インタフェース端子 50 入出力端子 60 バーコード出力端子 61 入出力端子 70 バーコードリーダ 90 家電機器 100 情報伝送路
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 家庭内制御システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭内における家電機
器の制御を行う家庭内制御システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図13は例えば特開平1−228395
号公報に開示された従来の家庭内制御システムを示すブ
ロック図、図14はセンサ・負荷識別回路の構成を示す
接続図である。
【0003】図13において、1はセンサ・負荷識別回
路6、ルームコントローラ番号設定回路7及びルームコ
ード設定回路8を備えたルームコントローラ(以下、
「RC」という)で、センサ・負荷識別回路6を介して
センサや負荷が接続されており、例えば、一方のRC1
にはエアコン2A、照明2C、換気扇2E、コンセント
2Fなどが接続され、他方のRC1には電気錠2B、照
明2C、雨戸2D、コンセント2Fなどが接続されてい
る。前記センサ・負荷識別回路6は、図14に示すよう
にRC側接続コネクタ15A、負荷側接続コネクタ15
B、データ信号線のプルアップ抵抗16、DIPコード
スイッチ17により構成され、負荷に対応したコード番
号をDIPコードスイッチ17で設定すると、この回路
に接続されたCPU14が処理するようになっている。
【0004】3はメインコントローラ(以下、「MC」
という)で、動作表示付操作スイッチ9A〜9F、記憶
回路10、規則選択回路11、手動選択回路12、選択
情報表示回路13を備えている。また、このMC3はC
PU(図示せず)を備え、CPU内部の記憶回路には、
RC1からの接続情報、RC番号情報、ルームコード情
報を記録するための接続テーブルと、動作表示付操作ス
イッチ9A〜9Fにそれぞれ対応して用意され、接続テ
ーブルの情報を記録するための監視制御テーブルとを持
っている。4は各RC1及びMC3にそれぞれ設けら
れ、制御信号を伝送するためのインタフェース回路、5
は情報伝送路で、インタフェース回路4を介して各RC
1とMC3とを接続している。
【0005】次に、RC1の動作について説明する。M
C3からの接続情報、RC番号情報、ルームコード情報
の送信要求を受信したときにはこれらの情報をMC3に
送信し、MC3からの制御要求信号を受信したときには
この要求信号に対応する負荷やセンサを制御してその旨
を接続情報、RC番号情報、ルームコード情報とともに
MC3に返送する。また、接続されている負荷やセンサ
の内容が変更になった場合には、変更した接続情報をR
C番号情報とルームコード情報とともにMC3に送信す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の家
庭内制御システムでは、負荷の接続情報(機器種別、消
費電力等)を設定するとき、また、システムの拡大等に
より負荷の接続情報を変更するときは、DIPコードス
イッチ17を用いて負荷のコード番号をRC1に設定し
なければならないという問題があった。
【0007】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、DIPスイッチを使用することなく各負
荷のコード番号を容易に設定できる家庭内制御システム
を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る家庭内制御
システムは、制御や監視の対象である複数の負荷が接続
された一台以上のシステムアダプタと、そのシステムア
ダプタを通じて前記負荷の制御や監視を遠隔で行うメイ
ンコントローラとが情報伝送路を介して接続された家庭
内制御システムにおいて、前記負荷の機種名、消費電力
等のデータがコード化されたバーコードを読み込むバー
コードリーダを有し、そのバーコードリーダにより読み
込まれたバーコードから負荷の機種名、消費電力等のデ
ータを判別して記憶手段に格納する負荷判別手段を前記
システムアダプタ或いは前記メインコントローラに備え
たものである。
【0009】
【作用】本発明は、システム上の負荷のデータをバーコ
ードリーダで読み込んで、システムアダプタ或いはメイ
ンコントローラの記憶手段に格納できるようにしたの
で、システム変更による負荷の設定を容易に行なえる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の家庭内制御システムの概要を
説明するためのブロック図、図2は本発明の一実施例を
示す家庭内制御システムのブロック図、図3はメインコ
ントローラの内部回路構成図、図4はシステムアダプタ
の内部回路構成図、図5はシステムアダプタの動作を説
明するためのフローチャート、図6はメインコントロー
ラの動作を説明するためのフローチャート、図7乃至図
10は本発明の他の実施例を説明するための図、図11
は他の実施例におけるメインコントローラの内部回路構
成図、図12は他の実施例におけるバーコードリーダ専
用システムアダプタの内部回路構成図である。
【0011】図1、図2において、20は後述するシス
テムアダプタ30に接続されている家電機器90を監視
及び制御するメインコントローラ(以下、「MC」とい
う)で、図3に示すようにインタフェースユニット2
1、CPU22及び記憶回路23を備えていると共に、
情報伝送路100とインタフェースユニット21とを接
続するインタフェース端子40を備えている。前記記憶
回路23には、システム上のシステムアダプタ30のシ
ステムアダプタ番号とそのシステムアダプタ30に接続
されている家電機器90のデータとが、システム立ち上
げ時に格納されるようになっている。
【0012】30はシステムアダプタ(以下、「SA」
という)で、図4に示すようにインタフェースユニット
31、本発明の負荷判別手段の機能を有するCPU3
2、記憶回路33及びI/Oユニット34を備え、ま
た、情報伝送路100とインタフェースユニット31と
を接続するためのインタフェース端子40、バーコード
リーダ70或いは家電機器90とI/Oユニット34と
を接続するための入出力端子50を備えている。前記記
憶回路33には任意に設定できるこのSA30のSA番
号とSA30に接続された家電機器90のデータとが格
納される。
【0013】なお、前述した記憶回路23、33は、例
えばRAMからなり、電源が切れてもRAM内の情報が
抹消しないようにバッテリバックアップ(図示せず)さ
れている。
【0014】60はバーコードリーダ70にケーブルを
介して設けられたバーコード出力端子、61は各家電機
器90にケーブルを介して設けられた入出力端子で、S
A30の入出力端子50にそれぞれ接続できるようにな
っている。バーコードリーダ70は、各家電機器90に
取り付けられたバーコード80(機種名、消費電力)を
読み込むもので、読込みスイッチ70Aを押圧したとき
にそのバーコード80を読み込み、伝送スイッチ70B
を押圧したときは読み込んだバーコード80をSA30
に伝送するようになっている。62は家電機器90(例
えばエアコン91、炊飯器92等)に接続するための機
器入出力端子である。
【0015】次にMC20及びSA30のそれぞれの動
作について説明する。まず最初はSA30の動作を図5
に基づいて説明し、次いでMC20の動作を図6に基づ
いて説明する。
【0016】例えば、図2に示すようにエアコン91を
一方のSA30に、炊飯器92を他方のSA30にそれ
ぞれ接続する場合、まず、バーコードリーダ70のバー
コード出力端子60を一方のSA30の入出力端子50
に接続して、そのバーコードリーダ70よりエアコン9
1に取り付けられているバーコード80を読み込みその
SA30に伝送する。次いで、そのバーコードリーダ7
0を他方のSA30に差し替えて炊飯器92のバーコー
ド80を読み込んでSA30に伝送する。その後は、エ
アコン91の入出力端子61と一方のSA30の入出力
端子50とを接続し、また、炊飯器92を他方のSA3
0に接続する。
【0017】このとき、各SA30のCPU32は、バ
ーコード80からのデータが入出力端子50を介してI
/Oユニット34に入力されているかどうかを判定する
(S1)。データが入力されていないときはステップ3
に進むが、データが入力されているときはそのデータか
ら家電機器(エアコン91、炊飯器92)の機種名、消
費電力をそれぞれ解読して記憶回路33に格納し(S
2)、MC20からのデータ要求信号の入力があったか
どうかを判定する(S3)。このとき、各SA30にデ
ータ要求信号が入力されていないときはステップ5に進
んで家電機器への制御指令があるかどうかを判定する
が、データ要求信号の入力があるときは、各CPU32
は、記憶回路33に格納されているデータ(機種名、消
費電力)及びSA番号を読み出して、それをMC20に
情報伝送路100を介して伝送する(S4)。
【0018】そして、その後は、前述したように、制御
指令があるかどうかを判定し(S5)、制御指令がない
ときはステップ1に戻って一連の動作を繰り返すが、制
御指令の入力があるときはその指令に基づいて家電機器
を制御する(S6)。
【0019】次にMC20の動作を説明する。まず、M
C20のCPU22は、インタフェースユニット21に
データが入力されているかどうかを判定する(S1
1)。データが入力されていないときはステップ14に
進むが、データが入力されていると判断したときは、そ
のデータが家電機器のデータかどうかを判定する(S1
2)。データが家電機器のデータでないときは前記と同
様にステップ14に進んで、家電機器を制御するための
指令をSA30に出力するが、データが家電機器に関す
るものであると判断したときは、入力データから機種
名、消費電力を解読して記憶回路23に格納し(S1
3)、そして、その後に家電機器を制御(例えば、オン
・オフ制御、家電機器への電力の可変など)するための
指令をSA30に出力する(S14)。この家電機器へ
の制御は電源が遮断されるまで行い、前述した一連の動
作は監視下のSA30毎に行う。
【0020】なお、前記実施例ではバーコードリーダ7
0と家電機器90の共用の入出力端子50をSA30に
設けて例示したが、図7に示すように入出力端子50の
外にバーコードリーダ接続専用のバーコード入力端子6
3をそのSA30に設けてもよい。また、図8に示すよ
うにバーコードリーダ70をワイヤレス化したリモコン
バーコードリーダ71を用意すると共に、そのリモコン
バーコードリーダ71からの光を受光する受光部64を
前記SA30に設けて、前記データを入力するようにし
てもよい。これらの場合、家電機器90の機種名、消費
電力をバーコード化した機器リスト80Aを用意し、デ
ータを入力する際は、SA30に接続されている家電機
器90のデータを機器リスト80Aより選択して読み込
むようにする。
【0021】また、前記実施例では、家電機器90のデ
ータをバーコードリーダ70を介してSA30に入力す
るようにしたが、図9に示すようにMC20にバーコー
ドリーダ70を直接接続して家電機器90のデータを得
るようにしてもよい。この場合、MC20のCPU22
に本発明の負荷判別手段の機能を備えると共に、バーコ
ードリーダ70を接続するバーコード入力端子63をそ
のMC20に設ける。また、図10及び図11に示すよ
うに負荷判別手段の機能を備えたCPU22を有するM
C20に、リモコンバーコードリーダ71の光を受光す
る受光部64を設けると共にCPU22と受光部64と
の間に入力ユニット24を設けて、データを直接得るよ
うにしてもよい。データは、前述したように家電機器9
0の機種名、消費電力をバーコード化した機器リスト8
0A、SA30のSA番号をバーコード化したSAリス
ト80Bからそれぞれ入力するようにする。
【0022】さらに、前記実施例では、家電機器90の
データは、その家電機器90が接続されているSA30
が入力するようにしたが、MC20の監視下にある複数
の家電機器90のデータを1台の装置で得るようにして
もよい。この場合、図12に示すようにインタフェース
端子40、インタフェースユニット31、本発明の負荷
判別手段の機能を備えたCPU32、記憶回路33、バ
ーコードリーダ70を接続するためのバーコード入力端
子63、及びその入力端子63とCPU32との間に設
けられた入力ユニット35を備えたバーコードリーダ専
用SA30Aを情報伝送路100に接続し、家電機器9
0のデータを入力する際は、前述した機器リスト80
A、SAリスト80Bからそれぞれ読み込んで記憶回路
33に入力するようにする。この場合のMC20は、バ
ーコードリーダ専用SA30Aから、監視下のSA30
のSA番号を入力すると共に、SA30毎の家電機器9
0のデータを得て監視及び制御を行う。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、家電機器
のデータをバーコードリーダで読み込むようにしたの
で、メインコントローラに対して機種名、消費電力等を
簡単に記憶させることができ、機器の変更に対して容易
に対応することができるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の家庭内制御システムの概要を説明する
ためのブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す家庭内制御システムの
ブロック図である。
【図3】メインコントローラの内部回路構成図である。
【図4】システムアダプタの内部回路構成図である。
【図5】システムアダプタの動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】メインコントローラの動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図8】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図10】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
【図11】他の実施例におけるメインコントローラの内
部回路構成図である。
【図12】他の実施例におけるバーコードリーダ専用シ
ステムアダプタの内部回路構成図である。
【図13】例えば特開平1−228395号公報に開示
された従来の家庭内制御システムを示すブロック図であ
る。
【図14】センサ・負荷識別回路の構成を示す接続図で
ある。
【符号の説明】 20 メインコントローラ 30 システムアダプタ 40 インタフェース端子 50 入出力端子 60 バーコード出力端子 61 入出力端子 70 バーコードリーダ 90 家電機器 100 情報伝送路
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御や監視の対象である複数の負荷が接
    続された一台以上のシステムアダプタと、そのシステム
    アダプタを通じて前記負荷の制御や監視を遠隔で行うメ
    インコントローラとが情報伝送路を介して接続された家
    庭内制御システムにおいて、 前記負荷の機種名、消費電力等のデータがコード化され
    たバーコードを読み込むバーコードリーダを有し、その
    バーコードリーダにより読み込まれたバーコードから負
    荷の機種名、消費電力等のデータを判別して記憶手段に
    格納する負荷判別手段を前記システムアダプタ或いは前
    記メインコントローラに備えたことを特徴とする家庭内
    制御システム。
JP21703192A 1992-08-14 1992-08-14 家庭内制御システム Pending JPH0668097A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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