JPH0667763A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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Publication number
JPH0667763A
JPH0667763A JP4219271A JP21927192A JPH0667763A JP H0667763 A JPH0667763 A JP H0667763A JP 4219271 A JP4219271 A JP 4219271A JP 21927192 A JP21927192 A JP 21927192A JP H0667763 A JPH0667763 A JP H0667763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
state
microcomputer
signal
stand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4219271A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sakuragi
敦 桜木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4219271A priority Critical patent/JPH0667763A/ja
Publication of JPH0667763A publication Critical patent/JPH0667763A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタンバイ状態とその解除状態との間の移
行、特にスタンバイ状態から解除状態に復帰する際の動
作を確実に可能としたマイクロコンピュータの提供を目
的とする。 【構成】 スタンバイ命令が実行されることによりプロ
グラムの実行を一時停止してスタンバイ状態になり、ス
タンバイ状態において通常の状態への復帰条件を満たす
復帰許可信号3が与えられた場合にスタンバイ状態から
復帰するスタンバイ機能を有するマイクロコンピュータ
であって、スタンバイ命令が実行される時点で既に復帰
許可信号3が与えられている場合にはスタンバイ命令の
実行を指示する信号を ANDゲート9で遮断するように構
成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータに
関し、特に低消費電力化を目的として所謂スタンバイ機
能を有するマイクロコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ、特にバッテリを
駆動源とする携帯型のマイクロコンピュータではバッテ
リの頻繁な交換を回避するためにも消費電力の削減が重
要な課題である。このような低消費電力化を目的として
所謂スタンバイ機能を有するマイクロコンピュータが知
られている。
【0003】スタンバイ機能とは、電源スイッチがオン
されていてもマイクロコンピュータ自体が実質的に動作
していないような状態、たとえば長時間に亙ってキー入
力を待機するような状態においてはシステムクロックの
供給を停止してプログラムの実行を一時的に停止させる
機能である。この機能によりプログラムの実行を停止し
ている状態においては、いくつかの復帰条件の内の一つ
が成立することにより一時停止状態は解除される。
【0004】図2に従来のマイクロコンピュータのスタ
ンバイ機能に関する部分のブロック図を示す。図2にお
いて、参照符号1は発振回路(OSC) であり、後述する制
御回路 (フリップフロップ6)から所定の信号が与えられ
ている場合にシステムクロックを発生してマイクロコン
ピュータ全体に供給する。
【0005】参照符号6はリセット/セット(R/S) フリ
ップフロップであり、この図2に示されている回路の制
御回路として機能する。フリップフロップ6のリセット
端子Rには、スタンバイ命令が実行された場合に、所定
の信号(”H”レベル)が信号線2を介して与えられ、
またセット端子Sには後述する立下がり検出回路5から
信号線8を介して所定の信号(”H”レベル)が与えら
れる。
【0006】フリップフロップ6は、リセット端子Rに
信号線2を介して所定の信号(”H”レベル)が与えら
れるとリセット状態になってその出力端子Qからの出力
信号を”L”レベルにし、またセット端子Sに信号線8
を介して所定の信号(”H”レベル)が与えられるとセ
ット状態になってその出力端子Qからの出力信号を”
H”レベルにする。
【0007】立下がり検出回路5には ANDゲート4の出
力信号が与えられているが、この ANDゲート4にはそれ
ぞれがスタンバイ状態の解除条件を満たした場合に”
H”レベルから”L”に転じる種々の外部要因の状態を
表す複数の復帰許可信号3が入力されている。
【0008】立下がり検出回路5は ANDゲート4の出力
信号が”H”レベルから”L”レベルに立下がった場合
にこれを検出して信号線8を介して”H”レベルの信号
を前述の如くフリップフロップ6のセット端子Sに与え
る。
【0009】以上のような構成の従来のマイクロコンピ
ュータの動作について説明する。まず、フリップフロッ
プ6の出力端子Qからの出力信号が”H”レベルである
とすると、発振回路1はシステムクロックを発生してマ
イクロコンピュータ全体に供給するので、マイクロコン
ピュータはプログラムを実行する。
【0010】このような状態において、スタンバイ命令
が実行されると、”H”レベルの信号が信号線2を介し
てフリップフロップ6のリセット端子Rに与えられるの
で、フリップフロップ6はリセット状態となってその出
力端子Qからの出力信号が”L”レベルに転じて発振回
路1はシステムクロックの発生を停止する。これによ
り、マイクロコンピュータはその動作を停止してプログ
ラムの実行も停止される。
【0011】但しこの場合、プログラム自体がリセット
されることはなく、メモリの内容等も含めてその時点で
実行中の状態が維持される。
【0012】このようなスタンバイ状態において、通常
は”H”レベルである ANDゲート4に入力されている復
帰許可信号3の内の一つが”L”レベルに転じると AND
ゲート4の出力信号も”H”レベルから”L”レベルに
転じるのでこれを立下がり検出回路5が検出する。これ
により、立下がり検出回路5は信号線8を介して”H”
レベルの信号をフリップフロップ6のセット端子Sに入
力するので、フリップフロップ6はセット状態になって
その出力端子Qからの出力信号が”H”レベルとなる。
このフリップフロップ6の出力端子Qからの”H”レベ
ルの信号が発振回路1に与えられることにより、発振回
路1からはシステムクロックがマイクロコンピュータ全
体に供給されて動作が再開され、プログラムの実行が再
開される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロコンピ
ュータではそのスタンバイ機能が上述のように構成され
動作するため、スタンバイ命令の実行時点においてスタ
ンバイ状態の解除条件が一つでも満たされている場合、
換言すれば復帰許可信号3の内の少なくとも一つが既
に”L”に転じている場合には ANDゲート4からの出力
信号が”L”レベルになっている。このため、フリップ
フロップ6がリセットされてスタンバイ状態になった後
は ANDゲート4の出力信号が再度”H”レベルから”
L”レベルに転じることがないので、立下がり検出回路
5がフリップフロップ6のセット端子Sに”H”レベル
の信号を与えることが出来ない。従って、マイクロコン
ピュータはスタンバイ状態から復帰することが出来ず、
このような事態にはプログラム上の特別の配慮が必要に
なるという問題がある。
【0014】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、スタンバイ状態とその解除状態との間の移
行、特にスタンバイ状態から解除状態に復帰する際の動
作を確実に可能としたマイクロコンピュータの提供を目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマイクロコ
ンピュータは、スタンバイ命令が実行されることにより
プログラムの実行を一時停止してスタンバイ状態にな
り、スタンバイ状態において通常の状態への復帰条件を
満たす復帰許可信号が与えられた場合にスタンバイ状態
から復帰するスタンバイ機能を有するマイクロコンピュ
ータであって、スタンバイ命令が実行される時点で既に
復帰許可信号が与えられている場合にはスタンバイ命令
の実行を禁じる手段を備えたことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明に係るマイクロコンピュータでは、スタ
ンバイ命令が実行される時点で既に復帰許可信号が与え
られている場合にはスタンバイ命令の実行が禁じられる
ので、スタンバイ状態になることがなく、従ってスタン
バイ状態から通常の状態に復帰出来なくなるという事態
は回避される。
【0017】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
【0018】図1に本発明のマイクロコンピュータのス
タンバイ機能に関する部分のブロック図を示す。図1に
おいて、参照符号1は発振回路(OSC) であり、後述する
制御回路 (フリップフロップ6)から所定の信号が与えら
れている場合にシステムクロックを発生してマイクロコ
ンピュータ全体に供給する。
【0019】参照符号6はリセット/セット(R/S) フリ
ップフロップであり、この図1に示されている回路の制
御回路として機能する。フリップフロップ6のリセット
端子Rには、2入力の ANDゲート9の出力信号が信号線
10を介して入力されている。一方、フリップフロップ6
のセット端子Sには後述する立下がり検出回路5から信
号線8を介して所定の信号が与えられる。
【0020】フリップフロップ6は、リセット端子Rに
信号線2を介して所定の信号(”H”レベル)が与えら
れるとリセット状態になってその出力端子Qからの出力
信号を”L”レベルにし、またセット端子Sに信号線8
を介して所定の信号(”H”レベル)が与えられるとセ
ット状態になってその出力端子Qからの出力信号を”
H”レベルにする。
【0021】立下がり検出回路5には ANDゲート4の出
力信号が与えられているが、この ANDゲート4にはそれ
ぞれがスタンバイ状態の解除条件を満たした場合に”
H”レベルから”L”に転じる種々の外部要因の状態を
表す複数の復帰許可信号3が入力されている。
【0022】ANDゲート9の一方の入力端子にはスタン
バイ命令が実行された場合に所定の信号(”H”レベ
ル)が信号線2を介して与えられ、また他方の入力端子
には信号線7を介して ANDゲート4の出力信号が与えら
れている。
【0023】立下がり検出回路5は ANDゲート4の出力
信号が”H”レベルから”L”レベルに立下がった場合
にこれを検出して信号線8を介して”H”レベルの信号
を前述の如くフリップフロップ6のセット端子Sに与え
る。
【0024】以上のように構成された本発明のマイクロ
コンピュータの動作について説明する。まず、フリップ
フロップ6の出力端子Qからの出力信号が”H”レベル
であるとすると、発振回路1はシステムクロックを発生
してマイクロコンピュータ全体に供給するので、マイク
ロコンピュータはプログラムを実行する。
【0025】このような状態において、スタンバイ命令
が実行されると、”H”レベルの信号が信号線2を介し
て ANDゲート9の一方の入力端子に与えられる。この場
合、ANDゲート9の他方の入力端子への入力信号である
ANDゲート4の出力信号が”H”レベルであれば ANDゲ
ート9の出力信号も”H”レベルになってフリップフロ
ップ6のリセット端子Rに与えられる。これによりフリ
ップフロップ6はリセット状態になってその出力端子Q
からの出力信号が”L”レベルに転じて発振回路1はシ
ステムクロックの発生を停止する。これにより、マイク
ロコンピュータはその動作を停止してプログラムの実行
も停止される。
【0026】但しこの場合、プログラム自体がリセット
されることはなく、メモリの内容等も含めてその時点で
実行中の状態が維持される。
【0027】このようなスタンバイ状態において、通常
は”H”レベルである ANDゲート4に入力されている復
帰許可信号3の内の一つが”L”レベルに転じると AND
ゲート4の出力信号も”H”レベルから”L”レベルに
転じるのでこれを立下がり検出回路5が検出する。これ
により、立下がり検出回路5は信号線8を介して”H”
レベルの信号を出力するので、フリップフロップ6のセ
ット端子Sに”H”レベルの信号が入力されてセット状
態になってその出力端子Qからの出力信号が”H”レベ
ルとなる。このフリップフロップ6の出力端子Qから
の”H”レベルの信号が発振回路1に与えられることに
より、発振回路1からはシステムクロックがマイクロコ
ンピュータ全体に供給されて動作が再開され、プログラ
ムの実行が再開される。
【0028】一方、スタンバイ命令が実行された時点で
既に ANDゲート4の出力信号が”L”レベルになってい
る場合、換言すればスタンバイ状態から通常の状態に復
帰する条件の内の少なくとも一つが満たされていて復帰
許可信号3の内の少なくとも一つが”L”レベルになっ
ている場合には ANDゲート9の他方の入力端子への入力
信号が”L”レベルであってその出力信号も”L”レベ
ルを維持するので、フリップフロップ6がリセットされ
ることはなく、スタンバイ状態にはならない。換言すれ
ば、スタンバイ命令の実行が禁止される。
【0029】従って、従来はスタンバイ命令が実行され
た時点で復帰許可信号3の内の少なくとも一つが”L”
レベルであれば、一旦スタンバイ状態になってその後に
通常の状態に復帰することが出来なかったが、本発明で
はスタンバイ状態になることが最初から禁じられる。
【0030】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明のマイクロ
コンピュータによれば、従来はスタンバイ命令が実行さ
れて一旦スタンバイ状態になった後に通常の状態に復帰
することが出来ない可能性があったが、本発明のマイク
ロコンピュータではそのような場合にはスタンバイ状態
になることが最初から禁じられるので、確実な動作が保
証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロコンピュータの要部の構
成を示すブロック図である。
【図2】従来のマイクロコンピュータの要部の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
3 復帰許可信号 4 ANDゲート 5 立下がり検出回路 9 ANDゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の命令が実行されることによりプロ
    グラムの実行を一時停止してスタンバイ状態に入り、ス
    タンバイ状態において所定の信号が与えられた場合にス
    タンバイ状態から復帰してプログラムを再実行するスタ
    ンバイ機能を有するマイクロコンピュータにおいて、 前記所定の命令の実行が指示された時点で前記所定の信
    号が与えられている場合は、前記所定の命令の実行を禁
    じる手段を備えたことを特徴とするマイクロコンピュー
    タ。
JP4219271A 1992-08-18 1992-08-18 マイクロコンピュータ Pending JPH0667763A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4219271A JPH0667763A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 マイクロコンピュータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4219271A JPH0667763A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 マイクロコンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0667763A true JPH0667763A (ja) 1994-03-11

Family

ID=16732913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4219271A Pending JPH0667763A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 マイクロコンピュータ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0667763A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008299740A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Seiko Epson Corp 非同期マイクロプロセッサ、電子情報装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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