JPH0667372B2 - 食器類の洗浄装置 - Google Patents
食器類の洗浄装置Info
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- JPH0667372B2 JPH0667372B2 JP63239641A JP23964188A JPH0667372B2 JP H0667372 B2 JPH0667372 B2 JP H0667372B2 JP 63239641 A JP63239641 A JP 63239641A JP 23964188 A JP23964188 A JP 23964188A JP H0667372 B2 JPH0667372 B2 JP H0667372B2
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- cleaning
- water
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、洗浄槽内に収納された食器類に洗浄水を噴出
させて洗浄する食器類の洗浄装置に関するものである。
させて洗浄する食器類の洗浄装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、循環ポンプ等の洗浄水供給装置を用いてノズル体
を回転させ、ノズル体に設けた噴射孔より洗浄水を洗浄
槽内の食器類に噴射して洗浄を行う食器洗浄機は良く知
られている。その一例を第20図および第21図により説明
する。
を回転させ、ノズル体に設けた噴射孔より洗浄水を洗浄
槽内の食器類に噴射して洗浄を行う食器洗浄機は良く知
られている。その一例を第20図および第21図により説明
する。
第20図および第21図において、(1)は洗浄槽で、食器
類(2)を収納したカゴ(3)が収容されている。また
洗浄槽(1)内には循環ポンプ(4)によって送られる
水力により回転するノズル体(5)が設けてあり、この
ノズル体(5)に設けられた複数個の噴射孔(6)より
洗浄水がカゴ(3)に向かって噴射され、食器類(2)
が洗浄される。この洗浄に使用される洗浄水は、給水装
置(図示せず)によって洗浄槽(1)内の底部に一旦溜
められ、ヒータ等の加熱手段(図示せず)により加熱さ
れながら残菜フイルター(7)を介して循環ポンプ
(4)へ戻り、再びノズル体(5)に送られる。
類(2)を収納したカゴ(3)が収容されている。また
洗浄槽(1)内には循環ポンプ(4)によって送られる
水力により回転するノズル体(5)が設けてあり、この
ノズル体(5)に設けられた複数個の噴射孔(6)より
洗浄水がカゴ(3)に向かって噴射され、食器類(2)
が洗浄される。この洗浄に使用される洗浄水は、給水装
置(図示せず)によって洗浄槽(1)内の底部に一旦溜
められ、ヒータ等の加熱手段(図示せず)により加熱さ
れながら残菜フイルター(7)を介して循環ポンプ
(4)へ戻り、再びノズル体(5)に送られる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の食器洗浄機は以上のように構成されているので、
ノズル体(5)は回転しながら洗浄水を噴射孔(6)よ
り噴射するが、第21図に示すように噴射孔(6)の噴射
角度をいくら工夫しても洗浄槽(1)の隅部(A)と中
央部(B)とでは洗浄水のかかり方が均一にならず、ま
た、カゴ(3)に収納された食器類(2)も形状がそれ
ぞれ異なり、ノズル体(5)の回転中心に対して同一条
件でカゴ(3)に設置することができないため、食器類
(2)が均一に洗浄できない。これを防止するには洗浄
槽(1)をできるだけ正方形に近い形状にしたり、円形
にしたりして食器類(2)を回転中心に対して均等距離
となるように設置しなければならない。また洗浄水がよ
く当たらない部分は、食器類(2)の間隔をあける必要
が生じ、間隔をあけると食器類(2)の占めるスペース
が大きくなり、洗浄槽(1)も大きくなってコンパクト
化がはかれない。さらに隅部(A)部分に設置された食
器類(2)の汚れを落とすためには、長い時間をかけて
洗浄しなければならない。
ノズル体(5)は回転しながら洗浄水を噴射孔(6)よ
り噴射するが、第21図に示すように噴射孔(6)の噴射
角度をいくら工夫しても洗浄槽(1)の隅部(A)と中
央部(B)とでは洗浄水のかかり方が均一にならず、ま
た、カゴ(3)に収納された食器類(2)も形状がそれ
ぞれ異なり、ノズル体(5)の回転中心に対して同一条
件でカゴ(3)に設置することができないため、食器類
(2)が均一に洗浄できない。これを防止するには洗浄
槽(1)をできるだけ正方形に近い形状にしたり、円形
にしたりして食器類(2)を回転中心に対して均等距離
となるように設置しなければならない。また洗浄水がよ
く当たらない部分は、食器類(2)の間隔をあける必要
が生じ、間隔をあけると食器類(2)の占めるスペース
が大きくなり、洗浄槽(1)も大きくなってコンパクト
化がはかれない。さらに隅部(A)部分に設置された食
器類(2)の汚れを落とすためには、長い時間をかけて
洗浄しなければならない。
また、第22図に示すように、洗浄槽(1)内に設けたカ
ゴ(3)の出し入れ用レール(8)上に飯粒その他の残
菜(9)が残ることが多く、これが(b)図に示すよう
にカゴ(3)の出し入れの際ローラ(15)に押しつぶさ
れておりそのまま残ったり、すすぎ時に食器類(2)に
再付着し、あるいは溶解して洗浄水に混入するため仕上
りが悪くなる等、解決すべき課題が種々あった。
ゴ(3)の出し入れ用レール(8)上に飯粒その他の残
菜(9)が残ることが多く、これが(b)図に示すよう
にカゴ(3)の出し入れの際ローラ(15)に押しつぶさ
れておりそのまま残ったり、すすぎ時に食器類(2)に
再付着し、あるいは溶解して洗浄水に混入するため仕上
りが悪くなる等、解決すべき課題が種々あった。
本発明は上記のような従来の課題を解消するためになさ
れたもので、洗浄効率の向上、洗浄時間の短縮、残菜処
理の容易化および省スペース化をはかった食器類の洗浄
装置を提供することを目的とする。
れたもので、洗浄効率の向上、洗浄時間の短縮、残菜処
理の容易化および省スペース化をはかった食器類の洗浄
装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記の目的を達成するためになされたもので、 洗浄槽と、この洗浄槽内に水平かつ横断して配設され長
手方向のほぼ中央部に送水孔を有する給水案内管と、こ
の給水案内管を囲んで水密にかつ軸方向に移動可能に装
着されたノズル本体部及びこのノズル本体部の両端部に
設けられ複数の洗浄水の噴射孔を有する腕部からなるノ
ズル体と、このノズル体を給水案内管に沿って往復移動
させるノズル体の駆動手段と、給水案内管に洗浄水を圧
送する洗浄水の供給手段とからなる食器類の洗浄装置。
手方向のほぼ中央部に送水孔を有する給水案内管と、こ
の給水案内管を囲んで水密にかつ軸方向に移動可能に装
着されたノズル本体部及びこのノズル本体部の両端部に
設けられ複数の洗浄水の噴射孔を有する腕部からなるノ
ズル体と、このノズル体を給水案内管に沿って往復移動
させるノズル体の駆動手段と、給水案内管に洗浄水を圧
送する洗浄水の供給手段とからなる食器類の洗浄装置。
給水案内管の両端部にキャップを装着すると共に、洗浄
槽の内壁に弾性材からなりキャップと着脱自在に係合す
るホルダを取付けた食器類の洗浄装置。
槽の内壁に弾性材からなりキャップと着脱自在に係合す
るホルダを取付けた食器類の洗浄装置。
ノズル体に設けられた複数の洗浄水の噴射孔を、ノズル
体に駆動手段と係合する方向の回転力を付与するよう給
水案内管の装着部を境に非対称に設けた食器類の洗浄装
置。
体に駆動手段と係合する方向の回転力を付与するよう給
水案内管の装着部を境に非対称に設けた食器類の洗浄装
置。
洗浄槽と、この洗浄槽内に水平かつ横断して配設され長
手方向のほぼ中央部に送水孔を有する給水案内管と、こ
の給水案内管を囲んで水密にかつ軸方向に移動可能に装
着されたノズル本体部及びこのノズル本体部に設けられ
複数の洗浄水の噴射孔を有する腕部からなるノズル体
と、このノズル体を給水案内管に沿って往復移動させる
ノズル体の駆動手段と、給水案内管に洗浄水を圧送する
洗浄水の供給手段とからなり、複数の噴射孔の噴射方向
を、ノズル体の移動方向への噴射反力を相殺しうる方向
に設定してなる食器類の洗浄装置。
手方向のほぼ中央部に送水孔を有する給水案内管と、こ
の給水案内管を囲んで水密にかつ軸方向に移動可能に装
着されたノズル本体部及びこのノズル本体部に設けられ
複数の洗浄水の噴射孔を有する腕部からなるノズル体
と、このノズル体を給水案内管に沿って往復移動させる
ノズル体の駆動手段と、給水案内管に洗浄水を圧送する
洗浄水の供給手段とからなり、複数の噴射孔の噴射方向
を、ノズル体の移動方向への噴射反力を相殺しうる方向
に設定してなる食器類の洗浄装置。
洗浄槽と、この洗浄槽内に設けられ複数の洗浄水の噴射
孔を有するノズル体と、このノズル体に洗浄水を供給す
る洗浄水の供給手段と、洗浄槽の側壁に設けられたレー
ルに移動可能に支持された食器収納用カゴとからなり、
レールは上面を内側に向けて下方に傾斜させてなる食器
類の洗浄装置。
孔を有するノズル体と、このノズル体に洗浄水を供給す
る洗浄水の供給手段と、洗浄槽の側壁に設けられたレー
ルに移動可能に支持された食器収納用カゴとからなり、
レールは上面を内側に向けて下方に傾斜させてなる食器
類の洗浄装置。
及び、 洗浄槽と、複数の洗浄水の噴射孔を有するノズル体と、
このノズル体に洗浄水を供給する供給手段とからなる食
器類の洗浄装置において、ノズル体の底部に排水孔を設
け、この排水孔に、給水時の水圧によって閉塞し給水停
止時の水圧低下によって開放する弁体を設けた食器類の
洗浄装置を提供するものである。
このノズル体に洗浄水を供給する供給手段とからなる食
器類の洗浄装置において、ノズル体の底部に排水孔を設
け、この排水孔に、給水時の水圧によって閉塞し給水停
止時の水圧低下によって開放する弁体を設けた食器類の
洗浄装置を提供するものである。
[作 用] 本発明に係る食器類の洗浄装置は、ノズル本体とこの両
端部に設けられ複数の噴射孔を有する腕部とからなるノ
ズル体が駆動手段により給水案内管に沿って往復移動
し、供給手段によって給水案内管に圧送された洗浄水を
ノズル体の噴射孔から噴射させ、洗浄槽内の食器類を洗
浄する。
端部に設けられ複数の噴射孔を有する腕部とからなるノ
ズル体が駆動手段により給水案内管に沿って往復移動
し、供給手段によって給水案内管に圧送された洗浄水を
ノズル体の噴射孔から噴射させ、洗浄槽内の食器類を洗
浄する。
また、給水案内管の両端部にキャップを装着すると共
に、洗浄槽の内壁に弾性材からなりキャップと着脱自在
に係合するホルダを取付けることにより、給水案内管は
洗浄槽内に着脱自在に装着される。
に、洗浄槽の内壁に弾性材からなりキャップと着脱自在
に係合するホルダを取付けることにより、給水案内管は
洗浄槽内に着脱自在に装着される。
ノズル体に設けられた複数の洗浄水の噴射孔を、ノズル
体に駆動手段と係合する方向の回転力を付与するよう給
水案内管の装着部を境に非対称に設けることにより、ノ
ズル体と駆動手段との結合をより確実にする。
体に駆動手段と係合する方向の回転力を付与するよう給
水案内管の装着部を境に非対称に設けることにより、ノ
ズル体と駆動手段との結合をより確実にする。
洗浄槽と、この洗浄槽内に水平かつ横断して配設され長
手方向のほぼ中央部に送水孔を有する給水案内管と、こ
の給水案内管を囲んで水密にかつ軸方向に移動可能に装
着されたノズル本体部及びこのノズル本体部に設けられ
複数の洗浄水の噴射孔を有する腕部からなるノズル体
と、このノズル体を給水案内管に沿って往復移動させる
ノズル体の駆動手段と、給水案内管に洗浄水を圧送する
洗浄水の供給手段とからなり、複数の噴射孔の噴射方向
を、ノズル体の移動方向への噴射反力を相殺しうる方向
に設定することにより、ノズル体を駆動する駆動手段の
負荷を平滑化し、洗浄効率を向上させる。
手方向のほぼ中央部に送水孔を有する給水案内管と、こ
の給水案内管を囲んで水密にかつ軸方向に移動可能に装
着されたノズル本体部及びこのノズル本体部に設けられ
複数の洗浄水の噴射孔を有する腕部からなるノズル体
と、このノズル体を給水案内管に沿って往復移動させる
ノズル体の駆動手段と、給水案内管に洗浄水を圧送する
洗浄水の供給手段とからなり、複数の噴射孔の噴射方向
を、ノズル体の移動方向への噴射反力を相殺しうる方向
に設定することにより、ノズル体を駆動する駆動手段の
負荷を平滑化し、洗浄効率を向上させる。
洗浄槽と、この洗浄槽内に設けられ複数の洗浄水の噴射
孔を有するノズル体と、このノズル体に洗浄水を供給す
る洗浄水の供給手段と、洗浄槽の側壁に設けられたレー
ルに移動可能に支持された食器収納用カゴとからなり、
レールの上面を内側に向けて下方に傾斜させることによ
り、ここに残菜が滞留するのを防止する。
孔を有するノズル体と、このノズル体に洗浄水を供給す
る洗浄水の供給手段と、洗浄槽の側壁に設けられたレー
ルに移動可能に支持された食器収納用カゴとからなり、
レールの上面を内側に向けて下方に傾斜させることによ
り、ここに残菜が滞留するのを防止する。
ノズル体の底部に排水孔を設け、この排水孔に、給水時
の水圧によって閉塞し給水停止時の水圧低下によって開
放する弁体を設けることにより、ノズル体内の残水を確
実に排水する。
の水圧によって閉塞し給水停止時の水圧低下によって開
放する弁体を設けることにより、ノズル体内の残水を確
実に排水する。
[実施例] 第1図〜第4図は本発明の一実施例の全体構造を説明す
るための断面図及び斜視図である。第1図〜第4図にお
いて、(11)は全面が開口した横長の箱状の洗浄槽であ
る。(12),(12a)は洗浄槽(11)の両側壁の前後方
向に設けられたレールで、第6図に示すように上面には
内側に下方に向って傾斜する斜面(13)が形成されてお
り、また、カゴ(14)の両側に装着されてレール(1
2),(12a)に搭載されるローラ(15)は、第6図
(a)に示すようにレール(12),(12a)の斜面に合
わせて傾斜してカゴ(14)に取付けられるか、(b)図
に示すようにレール(12),(12a)の斜面に合わせて
截頭円錐状に形成されており、カゴ(14)はこのレール
(12),(12a)に沿って洗浄槽(11)内に着脱自在に
収容される。
るための断面図及び斜視図である。第1図〜第4図にお
いて、(11)は全面が開口した横長の箱状の洗浄槽であ
る。(12),(12a)は洗浄槽(11)の両側壁の前後方
向に設けられたレールで、第6図に示すように上面には
内側に下方に向って傾斜する斜面(13)が形成されてお
り、また、カゴ(14)の両側に装着されてレール(1
2),(12a)に搭載されるローラ(15)は、第6図
(a)に示すようにレール(12),(12a)の斜面に合
わせて傾斜してカゴ(14)に取付けられるか、(b)図
に示すようにレール(12),(12a)の斜面に合わせて
截頭円錐状に形成されており、カゴ(14)はこのレール
(12),(12a)に沿って洗浄槽(11)内に着脱自在に
収容される。
(16)は洗浄槽(11)の洗浄水を循環させる循環ポンプ
で、洗浄槽(11)の底部に設けた給水手段(図示せず)
により給水される洗浄水を、ホース(17)を介して給水
案内管(18)に圧送する。
で、洗浄槽(11)の底部に設けた給水手段(図示せず)
により給水される洗浄水を、ホース(17)を介して給水
案内管(18)に圧送する。
この給水案内管(18)は、洗浄槽(11)の底部のほぼ中
央部に水平かつ左右方向に配設されており、両端部には
外周面の長さ方向の両側に凹溝(21)を有し、循環ポン
プ(16)に連結されるキャップ(20)が水密に装着され
ている。一方、洗浄槽(11)の両側壁(又は底板)の給
水案内管(18)に対応する位置には、第5図に示すよう
に内側に突設された凸部(23)を有する例えば板ばねの
如き弾性材からなるほぼU字状のホルダ(22)が取付け
られており、給水案内管(18)は、キャップ(20)の凹
溝(21)をホルダ(22)の凸部(23)に弾性係合させる
ことにより、洗浄槽(11)内に着脱自在に装着される。
なお、キャップ(20)に凹溝(21)を、またホルダ(2
2)に凸部(23)を設けた場合を示したが、反対にキャ
ップ(20)に凸部を、ホルダ(22)に凹溝を設けてもよ
く、あるいは他の係合機構を用いてもよい。(19)は給
水案内管(18)の長手方向のほぼ中央部に設けた複数の
送水孔である。
央部に水平かつ左右方向に配設されており、両端部には
外周面の長さ方向の両側に凹溝(21)を有し、循環ポン
プ(16)に連結されるキャップ(20)が水密に装着され
ている。一方、洗浄槽(11)の両側壁(又は底板)の給
水案内管(18)に対応する位置には、第5図に示すよう
に内側に突設された凸部(23)を有する例えば板ばねの
如き弾性材からなるほぼU字状のホルダ(22)が取付け
られており、給水案内管(18)は、キャップ(20)の凹
溝(21)をホルダ(22)の凸部(23)に弾性係合させる
ことにより、洗浄槽(11)内に着脱自在に装着される。
なお、キャップ(20)に凹溝(21)を、またホルダ(2
2)に凸部(23)を設けた場合を示したが、反対にキャ
ップ(20)に凸部を、ホルダ(22)に凹溝を設けてもよ
く、あるいは他の係合機構を用いてもよい。(19)は給
水案内管(18)の長手方向のほぼ中央部に設けた複数の
送水孔である。
(25)はモータで、このモータ(25)は出力軸(26)に
所定値以上の負荷が加わると、回転方向が反転する正逆
回転機能を備えており、出力軸(26)はシール部材を介
して洗浄槽(11)内に突出し、先端部にはピニオン(2
7)が取付けられている。
所定値以上の負荷が加わると、回転方向が反転する正逆
回転機能を備えており、出力軸(26)はシール部材を介
して洗浄槽(11)内に突出し、先端部にはピニオン(2
7)が取付けられている。
(30)は断面ほぼ方形の本体部(31)と、その両端部に
これと直交して設けられた腕部(32),(32a)とから
なる平面H状のノズル体で、上下の部材からなり給水案
内管(18)にこれをとり囲むように水密に取付けられて
おり、給水案内管(18)を軸として左右方向に移動しう
るように構成されている。(33)はノズル体(30)の下
部の一方の側に設けられたラックで、モータ(25)の出
力軸(26)に取付けたピニオン(27)と噛合っている。
これと直交して設けられた腕部(32),(32a)とから
なる平面H状のノズル体で、上下の部材からなり給水案
内管(18)にこれをとり囲むように水密に取付けられて
おり、給水案内管(18)を軸として左右方向に移動しう
るように構成されている。(33)はノズル体(30)の下
部の一方の側に設けられたラックで、モータ(25)の出
力軸(26)に取付けたピニオン(27)と噛合っている。
ノズル体(30)の一方の腕部(32)の上部材の両端部に
は第7図に示すように半円筒部(36)が突設され、また
下部材にはこの半円筒部(36)より長く先端に円板部
(38)を有する半円筒部(37)が突設されており、上下
部材を結合することにより上部に切欠部(40)を有する
円筒部(35)が形成される。(39)は円板部(38)の中
心に設けたねじ穴である。
は第7図に示すように半円筒部(36)が突設され、また
下部材にはこの半円筒部(36)より長く先端に円板部
(38)を有する半円筒部(37)が突設されており、上下
部材を結合することにより上部に切欠部(40)を有する
円筒部(35)が形成される。(39)は円板部(38)の中
心に設けたねじ穴である。
第7図において、(41)は腕部(32)の円筒部(35)に
回転可能に嵌合される円筒状のノズルキャップで、下部
の長さ方向には板状の舌片(42)が突設されており、上
部には噴射孔(43)が設けられている。このように構成
したノズルキャップ(41)は腕部(32)の円筒部(35)
に切欠部(40)と噴射孔(43)が対向するように嵌入さ
れ、座金(44)を介して回転自在にねじ止めされる。し
たがって、舌片(42)に外力を作用させてノズルキャッ
プ(41)を回動させれば、噴射孔(43)から噴出する洗
浄水の噴射角度を変えることができる。なお、このノズ
ルキャップ(41)は両方の腕部(32),(32a)の端部
に設けてもよい。
回転可能に嵌合される円筒状のノズルキャップで、下部
の長さ方向には板状の舌片(42)が突設されており、上
部には噴射孔(43)が設けられている。このように構成
したノズルキャップ(41)は腕部(32)の円筒部(35)
に切欠部(40)と噴射孔(43)が対向するように嵌入さ
れ、座金(44)を介して回転自在にねじ止めされる。し
たがって、舌片(42)に外力を作用させてノズルキャッ
プ(41)を回動させれば、噴射孔(43)から噴出する洗
浄水の噴射角度を変えることができる。なお、このノズ
ルキャップ(41)は両方の腕部(32),(32a)の端部
に設けてもよい。
また、腕部(32),(32a)の長さ及びこれに設けた噴
射孔(43)の数は、第4図及び第8図に示すように給水
案内管(18)、したがって本体部(31)に対して左右非
対称になっている。即ち、腕部(32)のラック(33)が
設けられた側をその反対側に比べて長く形成し、噴射孔
(43)を長い側にそれぞれ2個、短い側にそれぞれ1個
設けたものである。このように構成したことにより、洗
浄水の噴射反力によって給水案内管(18)に対して矢印
M方向の回転力が発生し、この回転力によりラック(3
3)にF方向の力が加えられるので、ラック(33)とピ
ニオン(27)との結合をより確実にすることができる。
射孔(43)の数は、第4図及び第8図に示すように給水
案内管(18)、したがって本体部(31)に対して左右非
対称になっている。即ち、腕部(32)のラック(33)が
設けられた側をその反対側に比べて長く形成し、噴射孔
(43)を長い側にそれぞれ2個、短い側にそれぞれ1個
設けたものである。このように構成したことにより、洗
浄水の噴射反力によって給水案内管(18)に対して矢印
M方向の回転力が発生し、この回転力によりラック(3
3)にF方向の力が加えられるので、ラック(33)とピ
ニオン(27)との結合をより確実にすることができる。
なお、上記の実施例では、腕部(32),(32a)の一方
の側に2個の噴射孔(43)を、また他方の側に1個の噴
射孔(43)を設けた場合を示したが、本発明はこれに限
定するものではなく、例えば一方の側に3個、他方の側
に2個の噴射孔を設ける等、非対称であればよい。
の側に2個の噴射孔(43)を、また他方の側に1個の噴
射孔(43)を設けた場合を示したが、本発明はこれに限
定するものではなく、例えば一方の側に3個、他方の側
に2個の噴射孔を設ける等、非対称であればよい。
さらに、ノズル体(30)の底部(45)は第9図に示すよ
うに軸方向の中央部を低くした凹状に形成され、中央部
には1個又は複数個の排水孔(46)が設けられており、
この底部(45)の内側には排水孔(46)に対向して例え
ばゴムの如き弾性材からなり、圧力で作動する弁体(4
7)がピン(48)により取付けられている。
うに軸方向の中央部を低くした凹状に形成され、中央部
には1個又は複数個の排水孔(46)が設けられており、
この底部(45)の内側には排水孔(46)に対向して例え
ばゴムの如き弾性材からなり、圧力で作動する弁体(4
7)がピン(48)により取付けられている。
この弁体(47)は、洗浄時、したがって循環ポンプ(1
6)により給水案内管(18)の送水孔(19)からノズル
体(30)内に洗浄水が圧送されているときは、弁体(4
7)は洗浄水により圧下されて排水孔(46)を閉じてお
り、循環ポンプ(16)が作動していないときは、弁体
(47)は復元して排水孔(46)を開き、ノズル体(30)
内の残水を排出する。
6)により給水案内管(18)の送水孔(19)からノズル
体(30)内に洗浄水が圧送されているときは、弁体(4
7)は洗浄水により圧下されて排水孔(46)を閉じてお
り、循環ポンプ(16)が作動していないときは、弁体
(47)は復元して排水孔(46)を開き、ノズル体(30)
内の残水を排出する。
また、本発明においては、第10図(a)に示すように、
腕部(32),(32a)に設けた洗浄水の噴射孔(43)
を、カゴ(14)内に並設し食器類(2)の汚れ面に対し
てある角度αだけ傾けて設けてある。換言すれば、腕部
(32),(32a)の長さ方向0−0に対して噴射孔(4
3)をα゜傾けて設けたものである。これは、噴射孔(4
3)を食器類(2)の汚れ面と平行(したがって腕部(3
2),(32a)の長さ方向と平行)に設けると、第10図
(b)に示すように隣接する噴射孔(43)から噴出した
洗浄水が、食器類(2)の汚れ面で互いに衝突して相殺
され、斜線で示した位置(2a)に洗浄水が充分ゆき渡ら
ず洗浄効果が低下するので、このような洗浄水の衝突を
防止し、食器類(2)の汚れ面の全面に均等に洗浄水が
かかるようにしたものである。
腕部(32),(32a)に設けた洗浄水の噴射孔(43)
を、カゴ(14)内に並設し食器類(2)の汚れ面に対し
てある角度αだけ傾けて設けてある。換言すれば、腕部
(32),(32a)の長さ方向0−0に対して噴射孔(4
3)をα゜傾けて設けたものである。これは、噴射孔(4
3)を食器類(2)の汚れ面と平行(したがって腕部(3
2),(32a)の長さ方向と平行)に設けると、第10図
(b)に示すように隣接する噴射孔(43)から噴出した
洗浄水が、食器類(2)の汚れ面で互いに衝突して相殺
され、斜線で示した位置(2a)に洗浄水が充分ゆき渡ら
ず洗浄効果が低下するので、このような洗浄水の衝突を
防止し、食器類(2)の汚れ面の全面に均等に洗浄水が
かかるようにしたものである。
(50)は洗浄槽(11)の底部に設けられたヒータ、(5
1)は残滓フィルタ、(52)は洗浄槽(11)の前面開口
部を閉じるドア、(53)は電源スイッチである。
1)は残滓フィルタ、(52)は洗浄槽(11)の前面開口
部を閉じるドア、(53)は電源スイッチである。
次に、上記のように構成した本実施例の作用を説明す
る。まず、食器類(2)を適当に配列して収納したカゴ
(14)を、前面開口部からレール(12),(12a)を案
内として洗浄槽(11)内に収容し、ドア(52)を閉じ
る。ついで電源スイッチ(53)を入れると、給水装置
(図示せず)から洗浄槽(11)内に洗浄水が給水され
る。一定量の給水が終ると、ヒータ(50)に通電して洗
浄水を加温すると共に、循環ポンプ(16)とモータ(2
5)を駆動する。循環ポンプ(16)が駆動されると、洗
浄槽(11)の底部に溜められた洗浄水が残滓フィルタ
(51)、ホース(17)を経て循環ポンプ(16)を通り、
キャップ(20)を介して給水案内管(18)へ圧送され
る。給水案内管(18)に圧送された洗浄水は送水孔(1
9)からノズル体(30)内に供給され、ノズル体(30)
の噴射孔(43)より洗浄槽(11)内に噴射され、カゴ
(14)に収納された食器類(2)を洗浄する。
る。まず、食器類(2)を適当に配列して収納したカゴ
(14)を、前面開口部からレール(12),(12a)を案
内として洗浄槽(11)内に収容し、ドア(52)を閉じ
る。ついで電源スイッチ(53)を入れると、給水装置
(図示せず)から洗浄槽(11)内に洗浄水が給水され
る。一定量の給水が終ると、ヒータ(50)に通電して洗
浄水を加温すると共に、循環ポンプ(16)とモータ(2
5)を駆動する。循環ポンプ(16)が駆動されると、洗
浄槽(11)の底部に溜められた洗浄水が残滓フィルタ
(51)、ホース(17)を経て循環ポンプ(16)を通り、
キャップ(20)を介して給水案内管(18)へ圧送され
る。給水案内管(18)に圧送された洗浄水は送水孔(1
9)からノズル体(30)内に供給され、ノズル体(30)
の噴射孔(43)より洗浄槽(11)内に噴射され、カゴ
(14)に収納された食器類(2)を洗浄する。
一方、循環ポンプ(16)と同時に駆動したモータ(25)
により、その出力軸(26)に装着されたピニオン(27)
が回転し、このピニンオン(27)と噛合うラック(33)
により、ノズル体(30)は給水案内管(18)に沿って洗
浄槽(11)内を左右に直線的に移動する。そして、ノズ
ル体(30)が洗浄槽(11)の一方の内壁面に衝接すると
移動が阻止されるため負荷が増大し、モータ(25)の回
転方向が反転してノズル体(30)は今までとは反対方向
に移動する。このようにして、ノズル体(30)は噴射孔
(43)より洗浄水を噴射しながら洗浄槽(11)内で直線
往復運動を繰返し、食器類(2)にまんべんなく洗浄水
を噴射し、洗浄する。
により、その出力軸(26)に装着されたピニオン(27)
が回転し、このピニンオン(27)と噛合うラック(33)
により、ノズル体(30)は給水案内管(18)に沿って洗
浄槽(11)内を左右に直線的に移動する。そして、ノズ
ル体(30)が洗浄槽(11)の一方の内壁面に衝接すると
移動が阻止されるため負荷が増大し、モータ(25)の回
転方向が反転してノズル体(30)は今までとは反対方向
に移動する。このようにして、ノズル体(30)は噴射孔
(43)より洗浄水を噴射しながら洗浄槽(11)内で直線
往復運動を繰返し、食器類(2)にまんべんなく洗浄水
を噴射し、洗浄する。
このようにして食器類(2)を洗浄水により一定時間洗
浄したのち、循環ポンプ(16)及びモータ(25)を停止
して洗浄水を排出する。ついで再び新しい洗浄水を給水
して循環ポンプ(16)及びモータ(25)を駆動し、すす
ぎ洗いを行なって再び洗浄水を排出する。最後にヒータ
(50)に通電し又は洗浄槽(11)内に熱風を吹込んで食
器類(2)を乾燥する。なお、乾燥する前に熱湯ですす
ぎ洗いを行なってもよい。これらの各工程は、あらかじ
め設定されたプログラムにしたがってすべて自動的に行
なわれる。
浄したのち、循環ポンプ(16)及びモータ(25)を停止
して洗浄水を排出する。ついで再び新しい洗浄水を給水
して循環ポンプ(16)及びモータ(25)を駆動し、すす
ぎ洗いを行なって再び洗浄水を排出する。最後にヒータ
(50)に通電し又は洗浄槽(11)内に熱風を吹込んで食
器類(2)を乾燥する。なお、乾燥する前に熱湯ですす
ぎ洗いを行なってもよい。これらの各工程は、あらかじ
め設定されたプログラムにしたがってすべて自動的に行
なわれる。
乾燥が終ったときは、ドア(52)を開いてカゴ(14)を
取出す。
取出す。
以上のように、本発明に係る食器類の洗浄装置は、ノズ
ル体(30)を洗浄槽(11)内で直線往復運動させるよう
にしたので、洗浄槽(11)が縦横の寸法差が大きい矩形
状のものであっても隅部まで洗浄水を均一に噴射させる
ことができ、洗浄効果が向上すると共にい洗浄時間を短
縮することができる。
ル体(30)を洗浄槽(11)内で直線往復運動させるよう
にしたので、洗浄槽(11)が縦横の寸法差が大きい矩形
状のものであっても隅部まで洗浄水を均一に噴射させる
ことができ、洗浄効果が向上すると共にい洗浄時間を短
縮することができる。
第11図は本発明のノズル体(30)の直線往復運動機構の
別の実施例を示すもので、本実施例においてはノズル体
(30)の腕部(32),(32a)の長い方の側の下面に、
両腕部(32),(32a)に連通し下側に歯を有するラッ
ク(33a)を設けると共に、洗浄槽(11)の側壁にラッ
ク(33a)と噛合うピニオン(27a)を有するモータ(25
a)を取付けたものである。さらにノズル体(30)の直
線往復運動機構としては、ノズル体(30)に内周面に螺
旋状の凸条を有する貫通穴を設け、この貫通穴に外周面
に螺旋状の凹溝を有するモータの出力軸を螺入した構造
にする等、各種の機構を適用することができる。
別の実施例を示すもので、本実施例においてはノズル体
(30)の腕部(32),(32a)の長い方の側の下面に、
両腕部(32),(32a)に連通し下側に歯を有するラッ
ク(33a)を設けると共に、洗浄槽(11)の側壁にラッ
ク(33a)と噛合うピニオン(27a)を有するモータ(25
a)を取付けたものである。さらにノズル体(30)の直
線往復運動機構としては、ノズル体(30)に内周面に螺
旋状の凸条を有する貫通穴を設け、この貫通穴に外周面
に螺旋状の凹溝を有するモータの出力軸を螺入した構造
にする等、各種の機構を適用することができる。
第12図及び第13図は本発明に使用する噴射孔の取付例を
示すもので、特に皿類のような浅い食器類や茶碗類のよ
うな比較域的深い食器類のそれぞれの汚れ面を効率よく
洗浄できるようにしたものである。即ち、ノズル体(3
0)の腕部(32),(32a)に設けた噴射孔(43a),(4
3b)の噴射方向の角度(α)を鋭角に定めて外側に噴射
するように構成すると共に、噴射孔(43a),(43b)の
いずれか一方、例えば第13図に示すように噴射孔(43
b)からの洗浄水の噴射角(β)を、他方の噴射孔(43
a)の噴射角(γ)よりも大きくして、2種類の噴射角
(β),(γ)を有するようにしたものである。
示すもので、特に皿類のような浅い食器類や茶碗類のよ
うな比較域的深い食器類のそれぞれの汚れ面を効率よく
洗浄できるようにしたものである。即ち、ノズル体(3
0)の腕部(32),(32a)に設けた噴射孔(43a),(4
3b)の噴射方向の角度(α)を鋭角に定めて外側に噴射
するように構成すると共に、噴射孔(43a),(43b)の
いずれか一方、例えば第13図に示すように噴射孔(43
b)からの洗浄水の噴射角(β)を、他方の噴射孔(43
a)の噴射角(γ)よりも大きくして、2種類の噴射角
(β),(γ)を有するようにしたものである。
上記のように構成した本実施例において、例えば、噴射
孔(43b)の噴射角(β)が他方の噴射孔(43a)の噴射
角(γ)よりも大きく構成されている場合、比較的浅い
食器類を噴射孔(43b)側の上方に、比較的深い食器類
を噴射孔(43a)側の上方に収容して洗浄すれば、浅い
食器類の汚れ面には広い噴射角(β)で、深い食器類の
汚れ面には狭い噴射角(γ)で噴射した洗浄水が吹付け
られ、効率的に洗浄することができる。
孔(43b)の噴射角(β)が他方の噴射孔(43a)の噴射
角(γ)よりも大きく構成されている場合、比較的浅い
食器類を噴射孔(43b)側の上方に、比較的深い食器類
を噴射孔(43a)側の上方に収容して洗浄すれば、浅い
食器類の汚れ面には広い噴射角(β)で、深い食器類の
汚れ面には狭い噴射角(γ)で噴射した洗浄水が吹付け
られ、効率的に洗浄することができる。
第14図には一部を省略して示した本発明の他の実施例を
示す下面図、第15図(a),(b)はその作用説明図で
ある。図において、(60)はノズル体(30)の下面に設
けた洗浄水の噴射角度の調節機構である。(61)はノズ
ル体(30)より若干長いバーで、その一方の端部にはそ
れと直交しかつ所定の間隔を隔てて2本の作動杆(6
2),(63)が取付けられており、ノズル体(30)の下
面に設けたガイド(64),(65)に軸方向に摺動可能に
装着されている。そして、両作動杆(62),(63)の間
には、ノズル体(30)の腕(32)の両端部に嵌入したノ
ズルキャップ(41)の舌片(42)が位置している。(6
6),(66a)はバー(61)の両端部に設けた例えばゴム
の如き緩衝材である。
示す下面図、第15図(a),(b)はその作用説明図で
ある。図において、(60)はノズル体(30)の下面に設
けた洗浄水の噴射角度の調節機構である。(61)はノズ
ル体(30)より若干長いバーで、その一方の端部にはそ
れと直交しかつ所定の間隔を隔てて2本の作動杆(6
2),(63)が取付けられており、ノズル体(30)の下
面に設けたガイド(64),(65)に軸方向に摺動可能に
装着されている。そして、両作動杆(62),(63)の間
には、ノズル体(30)の腕(32)の両端部に嵌入したノ
ズルキャップ(41)の舌片(42)が位置している。(6
6),(66a)はバー(61)の両端部に設けた例えばゴム
の如き緩衝材である。
上記のような調節装置(60)において、いま、例えばノ
ズル体(30)が第15図(a)に示すように給水案内管
(18)の左端にあって洗浄槽(11)の側壁に当接してい
るときは、バー(61)の左端部も側壁に当接し、バー
(61)は側壁に押されて矢印(イ)方向に移動し、右端
部はノズル体(30)の端部から突出している。このため
作動杆(62)は舌片(42)を矢印(イ)方向に押圧して
ノズルキャップ(41)を反時計方向に回動させるので、
噴射孔(43)をノズルキャップ(41)の中心を通る垂直
線から時計方向にα゜回転した位置に移動させる。
ズル体(30)が第15図(a)に示すように給水案内管
(18)の左端にあって洗浄槽(11)の側壁に当接してい
るときは、バー(61)の左端部も側壁に当接し、バー
(61)は側壁に押されて矢印(イ)方向に移動し、右端
部はノズル体(30)の端部から突出している。このため
作動杆(62)は舌片(42)を矢印(イ)方向に押圧して
ノズルキャップ(41)を反時計方向に回動させるので、
噴射孔(43)をノズルキャップ(41)の中心を通る垂直
線から時計方向にα゜回転した位置に移動させる。
この状態でモータ(25)が反転し、ノズル体(30)を給
水案内管(18)に沿って右方に移動させると、先ずバー
(61)の右端部が洗浄槽(11)の他方の側壁に当接す
る。ノズル体(30)がさらに右方に移動すると、バー
(61)は側壁により拘束されているため矢印(ロ)方向
に移動し、舌片(42)は作動杆(62)から離れて他方の
作動(63)に当接する。そしてノズル体(30)が側壁に
当接した状態では、第15図(b)に示すように作動杆
(63)は舌片(42)を矢印(ロ)方向に押圧してノズル
キャップ(41)を時計方向に回動させ、噴射孔(43)を
ノズルキャップ(41)の中心を通る垂直線から時計方向
にβ゜回転した位置に移動させる。このようにして、噴
射孔(43)はノズル体(30)が左右に移動するごとに、
β゜−α゜だけ位置を変え、洗浄水の噴出角度を変化さ
せるので、より広範囲に洗浄水を噴出させることがで
き、茶碗、どんぶり等の深物の汚れ面も効率よく洗浄す
ることができる。
水案内管(18)に沿って右方に移動させると、先ずバー
(61)の右端部が洗浄槽(11)の他方の側壁に当接す
る。ノズル体(30)がさらに右方に移動すると、バー
(61)は側壁により拘束されているため矢印(ロ)方向
に移動し、舌片(42)は作動杆(62)から離れて他方の
作動(63)に当接する。そしてノズル体(30)が側壁に
当接した状態では、第15図(b)に示すように作動杆
(63)は舌片(42)を矢印(ロ)方向に押圧してノズル
キャップ(41)を時計方向に回動させ、噴射孔(43)を
ノズルキャップ(41)の中心を通る垂直線から時計方向
にβ゜回転した位置に移動させる。このようにして、噴
射孔(43)はノズル体(30)が左右に移動するごとに、
β゜−α゜だけ位置を変え、洗浄水の噴出角度を変化さ
せるので、より広範囲に洗浄水を噴出させることがで
き、茶碗、どんぶり等の深物の汚れ面も効率よく洗浄す
ることができる。
なお、上記の実施例ではバー(61)の一方の側に作動杆
(62),(63)を設けた場合を示したが、ノズル体(3
0)の両方の腕部(32),(32a)にノズルキャップ(4
1)を設けた場合は、バー(61)の両方の端部にそれぞ
れ2本の作動杆(62),(63)を設ければよい。また、
ノズル体(30)及びバー(61)を洗浄槽(11)の側壁に
直接当接させる場合を示したが、この部分に部材を設
け,この部材にノズル体(30)及びバー(61)を当接さ
せるようにしてもよい。
(62),(63)を設けた場合を示したが、ノズル体(3
0)の両方の腕部(32),(32a)にノズルキャップ(4
1)を設けた場合は、バー(61)の両方の端部にそれぞ
れ2本の作動杆(62),(63)を設ければよい。また、
ノズル体(30)及びバー(61)を洗浄槽(11)の側壁に
直接当接させる場合を示したが、この部分に部材を設
け,この部材にノズル体(30)及びバー(61)を当接さ
せるようにしてもよい。
第16図〜第19図はさらに本発明の別の実施例を示すもの
で、本実施例は可動のノズルキャップ(41a)を第16図
に示すようにノズル体(30)の腕部(32a又は32)の端
部平面上に設けたもので、その詳細を第17図及び第18図
に示す。第17図、第18図において、(71)はノズル体
(30)の腕部(32a)の一端に設けた段部で、円筒状の
送水口(72)及びねじ座(73)が設けられている。(41
a)は噴射孔(43)と舌片(42a)とが一体に設けられた
ノズルキャップで、送水口(72)に嵌合され、取付具
(74)をねじ(75)でねじ座(73)に固定することによ
り、腕部(32a)に水密かつ回転可能に装着されてい
る。
で、本実施例は可動のノズルキャップ(41a)を第16図
に示すようにノズル体(30)の腕部(32a又は32)の端
部平面上に設けたもので、その詳細を第17図及び第18図
に示す。第17図、第18図において、(71)はノズル体
(30)の腕部(32a)の一端に設けた段部で、円筒状の
送水口(72)及びねじ座(73)が設けられている。(41
a)は噴射孔(43)と舌片(42a)とが一体に設けられた
ノズルキャップで、送水口(72)に嵌合され、取付具
(74)をねじ(75)でねじ座(73)に固定することによ
り、腕部(32a)に水密かつ回転可能に装着されてい
る。
また、第19図に示すようにノズルキャップ(41a)に設
けられた噴射孔(43)は、舌片(42a)の軸方向にスリ
ット状に形成され、ノズル体(30)が給水案内管(18)
の外周を移動するにともなって、洗浄槽(11)の底部に
適宜な間隔で固設した突起(76),(77)に衝設するた
びごとに、右方向あるいは左方向に回動するようになっ
ている。
けられた噴射孔(43)は、舌片(42a)の軸方向にスリ
ット状に形成され、ノズル体(30)が給水案内管(18)
の外周を移動するにともなって、洗浄槽(11)の底部に
適宜な間隔で固設した突起(76),(77)に衝設するた
びごとに、右方向あるいは左方向に回動するようになっ
ている。
したがって、舌片(42a)が突起(76),(77)に衝接
するごとに、スリット状に形成された噴出孔(43)の傾
き角が反転するので、ノズル体(30)の往路と復路とに
おける噴出孔(43)よりの噴流体の傾きが変って噴射
し、食器類(2)に付着した汚れを洗浄する。
するごとに、スリット状に形成された噴出孔(43)の傾
き角が反転するので、ノズル体(30)の往路と復路とに
おける噴出孔(43)よりの噴流体の傾きが変って噴射
し、食器類(2)に付着した汚れを洗浄する。
なお、上記実施例ではノズル体(30)の腕部(32a)に
設けたノズルキャップ(41a)が1個の場合について説
明したが、複数個所の腕部のそれぞれに設けてもよい。
設けたノズルキャップ(41a)が1個の場合について説
明したが、複数個所の腕部のそれぞれに設けてもよい。
以上本発明の実施例について詳細に説明したが、本発明
はこれに限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で適宜変更することができる。
はこれに限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で適宜変更することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、洗浄槽内を往復移動す
るように設けたノズル体を、給水案内管に対して水密に
かつ軸方向に移動可能に装着されたノズル本体部及びこ
のノズル本体部の両端部に設けられ、複数の洗浄水の噴
射孔を有する腕部から構成したので、洗浄水の噴射反力
はノズル本体部の両端部で発生し、洗浄水の噴射反力が
一方に片寄ることがなく、全体的にバランスしてノズル
体の動きがスムーズに行われ、駆動手段に対するノズル
体の負荷を小さくして、駆動手段を小型化できるという
効果がある。
るように設けたノズル体を、給水案内管に対して水密に
かつ軸方向に移動可能に装着されたノズル本体部及びこ
のノズル本体部の両端部に設けられ、複数の洗浄水の噴
射孔を有する腕部から構成したので、洗浄水の噴射反力
はノズル本体部の両端部で発生し、洗浄水の噴射反力が
一方に片寄ることがなく、全体的にバランスしてノズル
体の動きがスムーズに行われ、駆動手段に対するノズル
体の負荷を小さくして、駆動手段を小型化できるという
効果がある。
また、給水案内管の両端部にキャップを装着すると共
に、洗浄槽の内壁に弾性材からなりキャップと着脱自在
に係合するホルダを取付けるようにしたので、ノズル体
が装着された給水案内管を簡単に取外すことができる。
このため、洗浄槽内の掃除も容易になり、洗浄槽内を常
に清潔に保つことができる。
に、洗浄槽の内壁に弾性材からなりキャップと着脱自在
に係合するホルダを取付けるようにしたので、ノズル体
が装着された給水案内管を簡単に取外すことができる。
このため、洗浄槽内の掃除も容易になり、洗浄槽内を常
に清潔に保つことができる。
さらに、ノズル体の腕部に設けた複数の噴射孔を、ノズ
ル体に駆動手段と係合する方向の回転力を付与するよう
給水案内管の装着部を境に非対称に設けたので、ノズル
体と駆動手段との結合力をより強力にすることができ、
簡単な構造でノズル動揺を防止することができる。
ル体に駆動手段と係合する方向の回転力を付与するよう
給水案内管の装着部を境に非対称に設けたので、ノズル
体と駆動手段との結合力をより強力にすることができ、
簡単な構造でノズル動揺を防止することができる。
ノズル体の腕部に設けた複数の噴射孔からの洗浄水の噴
射方向を、ノズル体の移動方向への噴射反力を相殺する
方向に設定し、ノズル体を駆動する駆動手段の負荷を平
滑化するようにしたので、食器類の汚れ面に対して隅々
まで均一に噴射できるようなり、洗浄効率が向上して洗
浄時間が短縮すると共に、噴射孔移動の駆動源となる駆
動手段の寿命を延長できる。
射方向を、ノズル体の移動方向への噴射反力を相殺する
方向に設定し、ノズル体を駆動する駆動手段の負荷を平
滑化するようにしたので、食器類の汚れ面に対して隅々
まで均一に噴射できるようなり、洗浄効率が向上して洗
浄時間が短縮すると共に、噴射孔移動の駆動源となる駆
動手段の寿命を延長できる。
食器収納用カゴを支持するレールの上面を下方に傾斜さ
せたので、レール上の残菜は洗浄水と共に流れ落ちて滞
留することはない。このため、洗浄槽内を常に清潔に保
てるばかりでなく、すすぎ時に食器類に再付着したり、
溶解して洗浄水に混入することもないので、清潔かつ美
しく仕上げることができる。
せたので、レール上の残菜は洗浄水と共に流れ落ちて滞
留することはない。このため、洗浄槽内を常に清潔に保
てるばかりでなく、すすぎ時に食器類に再付着したり、
溶解して洗浄水に混入することもないので、清潔かつ美
しく仕上げることができる。
ノズル体の底部に排水孔を設け、この排水孔に、給水時
の水圧によって閉塞し、給水停止時の水圧低下によって
開放する弁体を設けたので、ノズル体内の残水を確実に
排水し、内部を常に清潔に保つことができる。
の水圧によって閉塞し、給水停止時の水圧低下によって
開放する弁体を設けたので、ノズル体内の残水を確実に
排水し、内部を常に清潔に保つことができる。
第1図は本発明に係る食器洗浄機の一実施例を示す縦断
面図、第2図はその側断面図、第3図はドアとカゴを取
り除いた状態を示す斜視図、第4図はノズル体の駆動手
段部分の斜視図、第5図は給水案内管の脱着構造を示す
正面図、第6図(a),(b)はカゴを出し入れするレ
ールの実施例の正面図、第7図(a)はノズル体の腕部
の端部の実施例を示す分解斜視図、(b)はその組立状
態を示す断面図、第8図はノズル体の腕部の実施例の断
面図、第9図(a),(b)はノズル体の底部構造の実
施例を示す断面図及び斜視図、第10図(a),(b)は
噴射孔の設置状態を示す説明図、第11図はノズル体の駆
動手段の他の実施例を示す説明図、第12図は本発明の他
の実施例の斜視図、第13図(a),(b)はその作用説
明図、第14図はノズル体の腕部に設けたノズルキャップ
の自動回動機構の実施例の下面図、第15図(a),
(b)はその作用説明図、第16図は本発明の別の実施例
の斜視図、第17図はその要部の分解斜視図、第18図は組
立状態を示す断面図、第19図は作用説明図、第20図は従
来の食器洗浄機の一例を示す縦断面図、第21図はその平
断面図、第22図(a)は同じく従来の食器洗浄機の一例
の縦断面図、(b)はそのレール部分の拡大断面図であ
る。 図において、(2)は食器類、(11)は洗浄槽、(1
2),(12a)はレール、(13)はレールの斜面、(14)
はカゴ、(15)はローラ、(16)は循環ポンプ、(18)
は給水案内管、(19),(72)は送水孔、(20)はキャ
ップ、(22)はホルダ、(25)はモータ、(27)はピニ
オン、(30)はノズル体、(31)は本体部、(32),
(32a)は腕部、(33)はラック、(35)は円筒部、(4
0)は切欠部、(41),(41a)はノズルキャップ、(4
2),(42a)は舌片、(43)は噴射孔、(45)は底部、
(46)は排水孔、(47)は弁体、(61)はバー、(6
2),(63)は作動杆である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示すものとす
る。
面図、第2図はその側断面図、第3図はドアとカゴを取
り除いた状態を示す斜視図、第4図はノズル体の駆動手
段部分の斜視図、第5図は給水案内管の脱着構造を示す
正面図、第6図(a),(b)はカゴを出し入れするレ
ールの実施例の正面図、第7図(a)はノズル体の腕部
の端部の実施例を示す分解斜視図、(b)はその組立状
態を示す断面図、第8図はノズル体の腕部の実施例の断
面図、第9図(a),(b)はノズル体の底部構造の実
施例を示す断面図及び斜視図、第10図(a),(b)は
噴射孔の設置状態を示す説明図、第11図はノズル体の駆
動手段の他の実施例を示す説明図、第12図は本発明の他
の実施例の斜視図、第13図(a),(b)はその作用説
明図、第14図はノズル体の腕部に設けたノズルキャップ
の自動回動機構の実施例の下面図、第15図(a),
(b)はその作用説明図、第16図は本発明の別の実施例
の斜視図、第17図はその要部の分解斜視図、第18図は組
立状態を示す断面図、第19図は作用説明図、第20図は従
来の食器洗浄機の一例を示す縦断面図、第21図はその平
断面図、第22図(a)は同じく従来の食器洗浄機の一例
の縦断面図、(b)はそのレール部分の拡大断面図であ
る。 図において、(2)は食器類、(11)は洗浄槽、(1
2),(12a)はレール、(13)はレールの斜面、(14)
はカゴ、(15)はローラ、(16)は循環ポンプ、(18)
は給水案内管、(19),(72)は送水孔、(20)はキャ
ップ、(22)はホルダ、(25)はモータ、(27)はピニ
オン、(30)はノズル体、(31)は本体部、(32),
(32a)は腕部、(33)はラック、(35)は円筒部、(4
0)は切欠部、(41),(41a)はノズルキャップ、(4
2),(42a)は舌片、(43)は噴射孔、(45)は底部、
(46)は排水孔、(47)は弁体、(61)はバー、(6
2),(63)は作動杆である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示すものとす
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 徳泰 群馬県新田郡尾島町大字岩松800番地 三 菱電機株式会社群馬製作所内 (72)発明者 池戸 桂 群馬県新田郡尾島町大字岩松800番地 三 菱電機株式会社群馬製作所内 (72)発明者 岸本 利夫 群馬県新田郡尾島町大字岩松800番地 三 菱電機株式会社群馬製作所内 (56)参考文献 実開 昭62−101472(JP,U) 実開 昭60−70267(JP,U) 実開 昭49−118752(JP,U) 特公 昭49−26739(JP,B2)
Claims (6)
- 【請求項1】洗浄槽と、この洗浄槽内に水平かつ横断し
て配設され長手方向のほぼ中央部に送水孔を有する給水
案内管と、この給水案内管を囲んで水密にかつ軸方向に
移動可能に装着されたノズル本体部及びこのノズル本体
部の両端部に設けられ複数の洗浄水の噴射孔を有する腕
部からなるノズル体と、このノズル体を上記給水案内管
に沿って往復移動させるノズル体の駆動手段と、上記給
水案内管に洗浄水を圧送する洗浄水の供給手段とを具備
してなる食器類の洗浄装置。 - 【請求項2】上記給水案内管の両端部にキャップを装着
すると共に、上記洗浄槽の内壁に弾性材からなり上記キ
ャップと着脱自在に係合するホルダを取付けてなる請求
項(1)記載の食器類の洗浄装置。 - 【請求項3】上記ノズル体に設けられた複数の洗浄水の
噴射孔を、上記ノズル体に上記駆動手段と係合する方向
の回転力を付与するよう上記給水案内管の装着部を境に
非対称に設けてなる請求項(1)記載の食器類の洗浄装
置。 - 【請求項4】洗浄槽と、この洗浄槽内に水平かつ横断し
て配設され長手方向のほぼ中央部に送水孔を有する給水
案内管と、この給水案内管を囲んで水密にかつ軸方向に
移動可能に装着されたノズル本体部及びこのノズル本体
部に設けられ複数の洗浄水の噴射孔を有する腕部からな
るノズル体と、このノズル体を上記給水案内管に沿って
往復移動させるノズル体の駆動手段と、上記給水案内管
に洗浄水を圧送する洗浄水の供給手段とを具備し、上記
複数の噴射孔の噴射方向を、上記ノズル体の移動方向へ
の噴射反力を相殺しうる方向に設定してなる食器類の洗
浄装置。 - 【請求項5】洗浄槽と、この洗浄槽内に設けられ複数の
洗浄水の噴射孔を有するノズル体と、このノズル体に洗
浄水を供給する洗浄水の供給手段と、上記洗浄槽の側壁
に設けられたレールに移動可能に支持された食器収納用
カゴとを具備し、上記レールは上面を内側に向けて下方
に傾斜させてなる食器類の洗浄装置。 - 【請求項6】洗浄槽と、複数の洗浄水の噴射孔を有する
ノズル体と、このノズル体に洗浄水を供給する供給手段
とを具備してなる食器類の洗浄装置において、上記ノズ
ル体の底部に排水孔を設け、この排水孔に、給水時の水
圧によって閉塞し給水停止時の水圧低下によって開放す
る弁体を設けたことを特徴とする食器類の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63239641A JPH0667372B2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-09-27 | 食器類の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-107558 | 1988-05-02 | ||
JP10755888 | 1988-05-02 | ||
JP63239641A JPH0667372B2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-09-27 | 食器類の洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0249625A JPH0249625A (ja) | 1990-02-20 |
JPH0667372B2 true JPH0667372B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=26447580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63239641A Expired - Lifetime JPH0667372B2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-09-27 | 食器類の洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667372B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4614817B2 (ja) * | 2005-04-22 | 2011-01-19 | ホシザキ電機株式会社 | 食器洗浄機用噴射ノズル |
JP4513880B2 (ja) * | 2008-03-06 | 2010-07-28 | パナソニック株式会社 | 食器洗い機 |
JP6505387B2 (ja) * | 2014-07-23 | 2019-04-24 | 株式会社中西製作所 | 洗浄機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4926739A (ja) * | 1972-07-05 | 1974-03-09 | ||
JPS49118752U (ja) * | 1973-02-02 | 1974-10-11 | ||
JPS6070267U (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-18 | 三洋電機株式会社 | 洗浄ノズル |
JPS62101472U (ja) * | 1985-12-19 | 1987-06-27 |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP63239641A patent/JPH0667372B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0249625A (ja) | 1990-02-20 |
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