JPH0667223U - シートベルト着用警告装置 - Google Patents

シートベルト着用警告装置

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Publication number
JPH0667223U
JPH0667223U JP009910U JP991093U JPH0667223U JP H0667223 U JPH0667223 U JP H0667223U JP 009910 U JP009910 U JP 009910U JP 991093 U JP991093 U JP 991093U JP H0667223 U JPH0667223 U JP H0667223U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
seat belt
passenger
driver
belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP009910U
Other languages
English (en)
Inventor
博 三宅
聡彦 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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Publication of JPH0667223U publication Critical patent/JPH0667223U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】運転席及び助手席への人の乗車を確実に確認
し、シートベルト未着用時はシートベルト着用を促す警
告を発する装置を提供すること。 【構成】リミットスイッチ31によりシート2の座面部3
の低下を検出することにより当該シートに助手が着席し
たか否かを判断し(S2)、シートベルトスイッチ41に
より、バックルプレート16がフェルール11内に嵌入され
たか否かを検出することによりシートベルトが着用され
たか否かを判断し(S3)、着席しているにもかかわら
ず、シートベルトが着用されていないときは、ブザー55
を鳴らす(S6)。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シートベルトが着用されていないときに警告を発するシートベルト 着用警告装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の全席にはシートベルトが設けられているが、特に運転席等の前席 のシートベルト取付装置として、本出願人は実願平4−11806号に示すよう なものを出願している。 ところで、運転席には、不注意で運転者がシートベルトを着用するのを忘れる ことを防止するために、例えばシートベルトバックル部に設定したシートベルト スイッチにより運転者あるいは助手のシートベルト未着用を検出して、警報灯を 発するシートベルト着用警告装置を備えている。
【0003】 即ち、運転者がシートベルト未着用の場合には、キースイッチをONにしてか ら所定時間コンビネーションメータ内の警告灯が点滅したり、またキースイッチ ONから所定時間警報ブザーが鳴り、警告灯と共にシートベルトの装着を警告す る。そして、例えば該所定時間以内にシートベルトを装着完了すると警報ブザー はその時点で止まるように設定されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシートベルト着用警告装置にあっては、キースイッチを ONにしてから所定時間経過後は、シートベルトの着用,未着用にかかわらず警 告が発せられなくなるので、走行中に該シートベルトが未着用の状態でも、何ら 警告が発せられず、運転者の不注意を完全にカバーできるものではなく、さらに 前席でありながら、助手が着席する助手席については、前述のシートベルト着用 警告装置が設けられているものは無く、十分な安全性が確保されない惧れがあっ た。
【0005】 ところで、前席である運転席或いは助手席は、実開平4−58426号公報に 示すように、乗り心地向上のため座面が沈み込むようになっている。 本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであり、運転席及び助手席への人の 乗車を確実に確認し、人が乗車したにもかかわらずシートベルトが着用されてい ない場合はシートベルト未着用と判断し、シートベルト着用を促す警告を発する 装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案は、運転席及び助手席のシートベルトバックル部に設定した シートベルトスイッチと、運転席及び助手席の座面の低下を該座面の低下が所定 量以上となったときに当該低下方向に自由に回動する回動部を備えた検出部によ り検出する検出スイッチとを設け、検出スイッチにより運転席及び助手席の座面 の低下が検出されたときにシートベルトスイッチによりシートベルトが未装着で あることが検出されると警告を発する警告手段とを、備える構成とした。
【0007】
【作用】
かかる構成において、運転席或いは助手席に運転者或いは助手が座ると運転席 或いは助手席の座面が低下するが、当該低下を検出スイッチの検出部が検出する 。ここで、検出スイッチの検出部は座面の低下が所定量以上となったときに当該 低下方向に自由に回動する回動部を備えており、走行等に係る振動により運転席 或いは助手席の座面が検出スイッチの検出部の検出範囲を大きく超えて低下して も、該低下代は回動部により吸収され、検出スイッチに無理な外力が作用するこ とが防止され、確実に座面の低下が検出される。
【0008】 また、警告手段が前記座面の低下の検出と、運転席及び助手席のシートベルト バックル部に設定したシートベルトスイッチにより検出されるシートベルト未装 着の検出に基づいて、シートベルト未装着の警告を確実に発するので、運転席及 び助手席におけるシートベルト未装着に対して確実に警告を発することが可能と なり、安全性が格段に向上する。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図に基づいて説明する。 先ず、本実施例の構成を図1〜図4を参照しつつ説明する。 助手席1のシート2は、助手が座る座面部3と背中をもたれる背部4及びヘッ ドレスト部5より構成されており、当該シート2がシートサスペンション6に載 置されている。シートサスペンション6はハンドル7を回動することにより高さ が可変となるリンクブラケット8を介してキャブ9に支持されている。尚、座面 部3及び背部4の内部には図示しないスプリングが内装されており、助手がシー ト2に着座したときの乗り心地を向上させている。
【0010】 またシート2には、シートベルトが設けられている。即ち、フェルール11を有 するデサーベルト12がアンカープレート13等を介してボディインナアンカ14に接 続されており、該フェルール11にメインベルト15端部に設けられたパックルプレ ート16を嵌入する構成である。 さらに、シート2の座面部3の下面3a下方には、シートサスペンション6に 対する該座面部3の低下を検出するリミットスイッチ31が設けられている。リミ ットスイッチ31は図2に示すように、本体32と検出アーム33とから構成されてい るが、本考案に係る構成として、検出アーム33の先端部にはコイルスプリング34 を介装して回動アーム35が回動自由に設けられている。ここで、検出アーム33は 図2に示す位置に反時計方向に付勢されており、本体取付け部36を中心として時 計方向に回動可能な構成であると共に、回動アーム35もコイルスプリング34によ り図2に示す位置に反時計方向に付勢されており、該コイルスプリング34を中心 として時計方向に回動可能な構成である。
【0011】 そして、シート2に助手が着席すると、図3に示すように、座面部3が低下し てリミットスイッチ31の検出アーム33が本体取付け部36を中心として、適正角度 θだけ時計方向に回動し、本体32より検出信号が出力される。 尚、本実施例では、リミットスイッチ31の検出アーム33の先端部にはコイルス プリング34を介装して回動アーム35が回動自由に設けられている。従って、例え ば勢い良く当該シートに助手が着席してシート2の座面部3が相当量低下した場 合も、図4に示すように、回動アーム35がコイルスプリング34を中心として時計 方向に角度βだけ回動することにより、検出アーム33の回動角度が前記適正角度 θ以上にならないように制限することが可能となり、もってリミットスイッチ31 に無理な外力がかかることを防止することができる。
【0012】 また、シートベルトバックル部としてのフェルール11内には、メインベルト15 端部に設けられたバックルプレート16が嵌入されたことを検出するシートベルト スイッチ41が設けられており、シートベルトの装着の是非を検出している。 そして、シートベルトスイッチ41による検出信号及びリミットスイッチ31によ る検出信号は制御装置51に入力され、シートベルト着用警告としてのブザー55が ならされる。
【0013】 次に図5に示すフローチャートを参照しつつ、制御装置51により行われるシー トベルト着用警告装置の作用を説明する。 ステップ1(図ではS1と記す。以下同様)では、イグニッションキーがON となっているか否かを確認する。 ステップ2では、リミットスイッチ31によりシート2の座面部3の低下を検出 することにより当該シートに助手が着席したか否かを判断する。即ち、リミット スイッチ31の本体32より検出信号が出力されたか否かを判断する。
【0014】 そして、ステップ2において、シート2に助手が着席したと判断されると、ス テップ3に進み、シートベルトスイッチ41により、バックルプレート16がフェル ール11内に嵌入されたか否かを検出することによりシートベルトが着用されたか 否かを判断する。 そして、ステップ3において着用していると判断された場合には、ステップ4 に進み警告としてのブザー55は鳴らさない。また、ステップ3において着用して いないと判断された場合には、シートに助手が着席しているにもかかわらず、シ ートベルトが着用されていないとして、ステップ6に進み警告としてのブザー55 を鳴らす。
【0015】 本実施例では、ステップ2において、リミットスイッチ31による検出信号の有 無により、シート2に助手が着席しているか否かを判断しているが、悪路等を走 行した際に路面からの振動により助手がシート2の座面部3より浮き上がること が考えられるため、ステップ2において、着席していないと判断された場合には 、ステップ5に進み、リミットスイッチ31による検出信号が無い時間tが1sec 以内か否かを判断する。
【0016】 そして、該時間tがt≦1であると判断された場合には、シート2に助手が着 席しているにもかかわらず、路面からの振動により助手が座面部3より浮き上が り、もってリミットスイッチ31により検出されなかったとして、ステップ3に進 む。 一方、ステップ5において、該時間tがt>1であると判断された場合には、 シート2には助手は着席していないと判断して、当該ルーチンを終了すべく、リ ターンする。
【0017】 尚、以上説明した実施例においては、助手が着席する助手席1のシート2に係 る実施例として説明したが、運転者が着席する運転席についても、全く同様であ ることは勿論である。 従って、本実施例においては、確実にシート2への着席が確認され、さらにシ ートベルトスイッチ41によるシートベルトの着用の有無が判断されるので、確実 にシートベルト着用を促す警告を発することができると共に、シート2への着席 を確認するリミットスイッチには無理な外力が作用することも無く、信頼性をも 向上させることができる。
【0018】
【考案の効果】 本考案は以上説明したように、検出スイッチにより運転席及び助手席の座面の 低下が検出されたときにシートベルトスイッチによりシートベルトが未装着であ ることが検出されると、警告手段が警告を発する構成にしたので、運転席及び助 手席への人の着席を確認すると共に、着席した際にシートベルトが着用されてい ない場合は、未着用と判断し、シートベルト着用を促す警告を発することとなり 、もって、確実にシートベルト着用を促すことができ、十分に安全性を確保する ことが可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るシートベルト着用警告装置の一実
施例を示す側面図
【図2】同上実施例におけるリミットスイッチの取付け
を示す概略構成図
【図3】同上実施例におけるリミットスイッチの作用を
説明する作動図
【図4】同上実施例におけるリミットスイッチの作用を
説明する作動図
【図5】同上実施例に係る制御内容を説明するフローチ
ャート
【符号の説明】
2 シート 3 座面部 6 シートサスペンション 11 フェルール 15 メインベルト 31 リミットスイッチ 33 検出アーム 35 回動アーム 41 シートベルトスイッチ 51 制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転席及び助手席のシートベルトバックル
    部に設定したシートベルトスイッチと、運転席及び助手
    席の座面の低下を該座面の低下が所定量以上となったと
    きに当該低下方向に自由に回動する回動部を備えた検出
    部により検出する検出スイッチとを設け、検出スイッチ
    により運転席及び助手席の座面の低下が検出されたとき
    にシートベルトスイッチによりシートベルトが未装着で
    あることが検出されると警告を発する警告手段とを、備
    えたことを特徴とするシートベルト着用警告装置。
JP009910U 1993-03-09 1993-03-09 シートベルト着用警告装置 Pending JPH0667223U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP009910U JPH0667223U (ja) 1993-03-09 1993-03-09 シートベルト着用警告装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP009910U JPH0667223U (ja) 1993-03-09 1993-03-09 シートベルト着用警告装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0667223U true JPH0667223U (ja) 1994-09-22

Family

ID=18529330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP009910U Pending JPH0667223U (ja) 1993-03-09 1993-03-09 シートベルト着用警告装置

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JP (1) JPH0667223U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020599A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Aisin Seiki Co Ltd シートベルトウォーニング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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