JPH0667082B2 - ケ−ブル外被の剥取り工具 - Google Patents

ケ−ブル外被の剥取り工具

Info

Publication number
JPH0667082B2
JPH0667082B2 JP61216786A JP21678686A JPH0667082B2 JP H0667082 B2 JPH0667082 B2 JP H0667082B2 JP 61216786 A JP61216786 A JP 61216786A JP 21678686 A JP21678686 A JP 21678686A JP H0667082 B2 JPH0667082 B2 JP H0667082B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
stripping
jacket
rotary blade
cable jacket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61216786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6373813A (ja
Inventor
武 和田
義純 西岡
Original Assignee
朝日金属精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 朝日金属精工株式会社 filed Critical 朝日金属精工株式会社
Priority to JP61216786A priority Critical patent/JPH0667082B2/ja
Publication of JPS6373813A publication Critical patent/JPS6373813A/ja
Publication of JPH0667082B2 publication Critical patent/JPH0667082B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば光ファイバ複合架空地線、光ファイバ複
合電力ケーブル等において光ファイバを収納する光ファ
イバユニットの外層アルミニウムパイプ、油入電力ケー
ブルの金属シースや防食層、あるいはゴム、プラスチッ
ク絶縁電力ケーブルのプラスチックシース等のケーブル
外被の剥取り工具に関するものである。
(従来技術及び解決しようとする問題点) 第5図(イ)〜(ハ)は本発明の剥取り工具の対象とする外被
を持ったケーブル例の横断面図である。
第5図(イ)は架空地線や電力ケーブルに複合する光ファ
イバを収納した光ファイバユニットで、外周面に複数の
らせん溝(22)を形成したアルミニウムスペーサ(21)の上
記らせん溝(22)内に光ファイバ(23)が収納され、上記ア
ルミニウムスペーサ(21)の外周上にはアルミニウムパイ
プ(24)が設けられている。このような光ファイバユニッ
ト上にはアルミニウム被覆鋼線の多数本が一層又は多層
に撚合されて光ファイバ複合架空地線が構成されてい
る。又導体上に絶縁層を設けた電力ケーブル線心の3条
の撚合せ間隙に前記光ファイバユニットを介在せしめ、
撚合せ上には金属シース、プラスチックシース等のケー
ブルシースを設けて光ファイバ複合電力ケーブルが構成
されている。
第5図(ロ)は油入電力ケーブルの例で、内部に絶縁油通
路(31)を有する導体(32)上に紙、プラスチックテープ巻
等による絶縁層(33)があり、その外側に鉛、アルミニウ
ム等の金属シース(34)及びポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル等の防食層(35)を具えている。
第5図(ハ)はゴム、プラスチック絶縁電力ケーブルの例
で、撚線導体(41)上に内部半導電層(42)を介して、ポリ
エチレン架橋ポリエチレン、エチレン−プロピレンゴム
等のゴム、プラスチック絶縁層(43)があり、その上には
外部半導電層(44)を介して例えば多数本の軟銅線を撚合
せた金属しゃへい層(45)、さらにその上にはポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル等のプラスチック材料を押出被覆し
たプラスチックシース(46)を具えている。
上記した光ファイバユニットのアルミニウムパイプ(24)
や油入電力ケーブルの防食層(35)及び金属シース(34)、
あるいはゴム、プラスチック絶縁電力ケーブルのプラス
チックシース(46)は接続あるいは端末処理等の際、所定
の長さ剥取る必要があるが、これら外被の剥取り工具と
しては特別なものはなく、例えば通常のパイプカッター
の刃を傾けて用いることにより外被を長さ方向にらせん
状に切断することができる。
しかし、このようなパイプカッターを用いるときは、外
被に対する切込み量が一定ではなく、切込みすぎて内層
のアルミニウムスペーサや金属シース、絶縁層あるいは
金属しゃへい層を傷つけることがあり、又これら外被を
剥取るのにペンチ、ニッパ等で上記切断部を挟み無理矢
理除去しているので、作業的にも非常にやりにくく多く
の時間を要する等の問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解消し、ケーブル外被のらせん
状切断、らせん状切断された外被の剥取り及び輪切り切
断を一つの工具で実現できるようにしたケーブル外被の
剥取り工具を提供するもので、その特徴は、支持体の上
部支持部に取付けられた角度調整可能で、かつ両側に設
けたガイドローラにより切込量が一定である回転刃と、
支持体の下部支持部に取付けられ上記回転刃と相対向し
て位置しその間隔の調整可能な押上げローラを具えた切
断治具、及び前記支持体の下部支持部にケーブルの進行
方向に伸びて設けられた支持腕に取付けられ前記押上げ
ローラとの間隔調整可能な剥取り金具を具えた剥取り治
具により構成されていることにある。
第1図〜第4図はいずれも本発明のケーブル外被剥取り
工具の具体例の説明図で、第1図は正面図、第2図は第
1図の左側面図、第3図は第2図のX−X矢視図、第4
図は第1図の剥取り治具の右側面図である。
本発明の剥取り工具はケーブル外被を長さ方向にらせん
状に切断すると共に輪切り切断する切断治具(A)(第1
図及び第2図)とらせん切断に引続いてケーブルより外
被を剥取る剥取り治具(B)(第1図及び第4図)が一体
に構成されている。
図面において、(1)は角度調整ネジ(2)によって角度調整
可能な回転刃で、支持体(7)の上部支持部(8)に取付けら
れている。この回転刃(1)は第3図に示すように両側に
ガイドローラ(1a)(1b)を具えており、ケーブル外被に対
する回転刃(1)の切込み量を一定に保持する。
(3)は上記回転刃(1)に相対向して位置する1対の押上げ
ローラで、支持体(7)の下部支持部(9)に設けたフランジ
部(9a)に取付けられており、その下部には下部支持部
(9)を貫通するネジ棒(6)があり下部把手(5)を操作する
ことにより上下移動し、前記回転刃(1)との間隔を調整
することができる。
なお、図面において(10)は上部把手である。
(11)は上記支持体(7)の下部支持部(9)にケーブルの進行
方向(矢印)に伸びて設けられた支持腕で、該支持腕(1
1)に長穴(11′)があり、これを貫通して剥取り金具(1
2)がネジ(13)により取付けられており、この長穴(1
1′)を利用することにより剥取り金具(12)と押上げロ
ーラ(3)の間隔を調整することができる。剥取り金具(1
2)の上部にはらせん切断されたケーブル外被をケーブル
より剥取って行く剥取り刃(12a)があり、これと対向し
てケーブルを把持案内するガイドローラ(14)があり、ネ
ジ(15)及びバネ(15′)によりローラ(14)の把持力を一
定に微調整する。
(作用) 次に上述の剥取り工具を用いたケーブル外被の剥取りの
手順を説明する。
回転刃(1)を調整ネジ(2)によりケーブルの進行方向
(矢印)に対して斜めにし、回転刃(1)と押上げローラ
(3)の間にケーブルを位置せしめる。
押上げローラ(3)を把手(5)の操作により上方に押上げ
て、回転刃(1)をケーブル外被に喰い込ませ、回転刃(1)
のガイドローラ(1a)(1b)と押上げローラ(3)の間にケー
ブル外被を保持する。
工具をケーブルの周りに4〜5回回転してケーブル外
被を長さ方向にらせん状に切断し、一旦工具の回転を中
断して切断された外被の先端部をめくる。
めくり取った個所に第6図に示すように、剥取り金具
(12)の先端の剥取り刃(12a)を調整してセットする。
その後工具をケーブル(100)の周りに連続して回転
し、ケーブル外被(101)をらせん状に切断すると同時に
剥取り刃(12a)により図のように開放らせん状に切開い
て剥取り、この作業を所定の位置まで行なう。
しかる後、ネジ(13)を操作して剥取り金具(12)をケー
ブル(100)より外し、一旦押上げローラ(3)をゆるめ、角
度調整ネジ(2)を操作して回転刃(1)を輪切り位置(進行
方向に対し直角)にする。
再び押上げローラ(3)を押上げてケーブル(100)を保持
し、工具を回転してケーブル外被(101)を輪切り状に切
断してケーブル外被を除去する。
(発明の効果) 上述した本発明のケーブル外被の切断工具によれば、外
被のらせん状切断と同時に剥取りが行えるので、作業性
が著しく向上しスピードアップがはかれる。
又回転刃の両側にガイドローラを設けることにより、ケ
ーブルはガイドローラと押上けローラの間にしっかりと
保持され、回転刃の切込み量が一定となって、ケーブル
内部を傷つけることがない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第4図はいずれも本発明のケーブル外被の剥取
り工具の具体例の説明図で、第1図は正面図、第2図は
第1図の左側面図、第3図は第2図のX−X矢視図、第
4図は第1図の右側面図である。 第5図(イ)〜(ハ)は本発明の剥取り工具の対象とする外被
を持ったケーブル例の横断面図である。 第6図(イ)及び(ロ)は本発明の剥取り工具の作用の説明図
で、(イ)図は正面図、(ロ)図は剥取り治具部の側面図であ
る。 A…切断治具、B…剥取り治具、1…回転刃、2…角度
調整ネジ、3…押上げローラ、5…下部把手、6…ネジ
棒、7…支持体、8…上部支持部、9…下部把持部、11
…剥取り金具取付け腕、12…剥取り金具、14…ガイドロ
ーラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−95570(JP,A) 特開 昭51−1987(JP,A) 特開 昭57−208810(JP,A) 実開 昭50−37881(JP,U) 実開 昭50−38883(JP,U) 実開 昭51−25289(JP,U) 実開 昭54−40489(JP,U) 実公 昭50−36214(JP,Y1) 米国特許4179804(US,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体(7)の上部支持部(8)に取付け
    られた角度調整可能で、かつ両側に設けたガイドローラ
    により切込量が一定である回転刃(1)と、支持体
    (7)の下部支持部(9)に取付けられ上記回転刃
    (1)と相対向して位置しその間隔の調整可能な一対の
    押上げローラ(3)を具えた切断治具(A)、及び前記
    支持体(7)の下部支持部(9)にケーブルの進行方向
    に伸びて設けられた支持腕(11)に取付けられ前記押上げ
    ローラ(3)との間隔調整可能な剥取り金具(12)を具え
    た剥取り治具(B)により構成されていることを特徴と
    するケーブル外被の剥取り工具。
JP61216786A 1986-09-12 1986-09-12 ケ−ブル外被の剥取り工具 Expired - Lifetime JPH0667082B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61216786A JPH0667082B2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12 ケ−ブル外被の剥取り工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61216786A JPH0667082B2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12 ケ−ブル外被の剥取り工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6373813A JPS6373813A (ja) 1988-04-04
JPH0667082B2 true JPH0667082B2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=16693864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61216786A Expired - Lifetime JPH0667082B2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12 ケ−ブル外被の剥取り工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0667082B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05219619A (ja) * 1992-02-07 1993-08-27 Asahi Kinzoku Seiko Kk 電線、ケーブルの被覆剥取りカッター
CN102623932B (zh) * 2012-03-26 2014-07-16 浙江晨光电缆股份有限公司 高压电缆外屏蔽层剥离装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4179804A (en) 1978-05-23 1979-12-25 Speed Systems, Inc. Adjustable roller cable feeding and stripping tool

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5036214U (ja) * 1973-07-30 1975-04-16
JPS5818406U (ja) * 1981-07-29 1983-02-04 株式会社クボタ 対地作業装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4179804A (en) 1978-05-23 1979-12-25 Speed Systems, Inc. Adjustable roller cable feeding and stripping tool

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6373813A (ja) 1988-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5107076A (en) Easy strip composite dielectric coaxial signal cable
US20100132973A1 (en) Electrical power cable with frangible insulation shield
KR101652663B1 (ko) 지중케이블용 수동 피박기 및 그 피박기를 이용한 지중케이블 피박공법
US5669132A (en) Stripper tool for non-metallic sheathed cable
JPH0667082B2 (ja) ケ−ブル外被の剥取り工具
CN211377416U (zh) 一种粗电缆剥线器
KR200452089Y1 (ko) 충실형 케이블 피복 탈피기
US4177555A (en) Wire-wrapping tool for non-stripped wire
JPS6158412A (ja) 電線の被覆剥取り方法
RU93057380A (ru) Устройство для разделки скрученного кабеля
CN112821295A (zh) 一种配网高压绝缘导线剥线器
JPH05219619A (ja) 電線、ケーブルの被覆剥取りカッター
KR200303369Y1 (ko) 다중 케이블의 피복관 탈피장치
JPH0529444Y2 (ja)
CN217087347U (zh) 一种高压线缆剥线装置
ES281218U (es) Herramienta de desforrado para quitar el aislamiento exterior a cables de uno o varios cordones.
JPH0919020A (ja) ケーブル導体むき出し装置
JP3000280B1 (ja) 大径被覆電線の被覆剥離具。
JPS5812496Y2 (ja) ケ−ブルの絶縁被覆切削装置
JP2003164026A (ja) 導線被覆剥ぎ
JPS6032418B2 (ja) 電気ケ−ブルの端末処理工法
JPH0413927B2 (ja)
JPH0715822A (ja) 高圧電力ケーブル接続部の段剥ぎ工法
JPH0419932Y2 (ja)
SU1046773A1 (ru) Головка экструдера дл наложени оболочек на токопровод щие гибкие жилы