JPH0666991U - 食肉スライサーの搬送装置 - Google Patents

食肉スライサーの搬送装置

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JPH0666991U
JPH0666991U JP1323493U JP1323493U JPH0666991U JP H0666991 U JPH0666991 U JP H0666991U JP 1323493 U JP1323493 U JP 1323493U JP 1323493 U JP1323493 U JP 1323493U JP H0666991 U JPH0666991 U JP H0666991U
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幸次郎 南
初応 小畑
有弘 岡田
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南常鉄工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライス片の落下位置にコンベアを付設し
て、スライサーが切り落とすスライス片を所定位置に受
け取らせるようにした搬送装置において、スライス片を
1区切りずつ受け取る搬送面を所定回数ずつ往復反転さ
せて、所定の受け取り区間内に多段にスライス片を収容
できるようにする。 【構成】 コンベアの駆動軸に設けたパルス発生器が発
生するパルスの現在値D10から搬送面の走行位置を検出
しつつ、予めプログラムした設定値D0 に従ってコンベ
アの速度と回転方向の正逆とを切り換えられるようにし
た反転作動回路を、該コンベアの駆動制御回路に付設
し、落下位置まで大送りした搬送面を低速前進させ、所
定位置で反転させることを繰り返すことによって、所定
の受け取り区間内にスライス片mを多段に積み並べられ
るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば高速スライサーのような食肉スライサーに付設されて、ス ライサーが切り落とすスライス片を、所定間隔毎に1区切りずつコンベア上に受 け取らせるようにした食肉スライサーの搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種食肉スライサーの搬送装置には、例えば本出願人の先願に実願平 4ー307692号がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のスライサーは、コンベアの搬送面の走行距離をパルス発生器とパル スカウンターとで検出してドクの配置間隔内に受け取る1区切りのスライス片の 受け取り開始位置を切断する材料の長さ(高さ)に応じて前後に自動的に移動さ せることによって、1区切り毎のスライス片の積み並べ長さを一定に保ち、例え ば所定長さの容器内にスライス片を収容できるようにしたものであった。 上記先願の搬送装置は、容器の進行方向に一列のスライス片を受け取らせるよ うに作動するものであったので、大量にスライス片を処理する場合とか、一つの 容器内に大量のスライス片を収容する場合に使い難いという不便があった。
【0004】 そのために、コンベアの搬送面を自動的に所定回数ずつ往復させて1区切りの 受け取り間隔内に多段にスライス片を収容できるようにすることがこの種の搬送 装置において解決すべき課題となった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、食肉スライサーを前後に貫通して、スライス片の落下位置に 接近させた搬送面をスライサーの前方へ走行させる搬送用のコンベアを備え、こ のコンベアに、搬送面の走行距離をパルス信号に変換するパルス発生器とパルス カウンターと、搬送面の上に1区切りのスライス片の受け取り間隔を指示するよ うに設置したドクと、ドクの通過毎に作動するスタートスイッチとを設けるとと もに、上記パルスカウンターの計数値から上記1区切りのスライス片の受け取り 開始位置と終了位置とを検出するようにした駆動制御回路を付設した食肉スライ サーの搬送装置において、前記スライス片の受け取り終了位置と開始位置との間 を所定回数往復して、一つの受け取り間隔内に、多段にスライス片を積み並べさ せる反転作動回路を付設したことを特徴とする食肉スライサーの搬送装置を提供 するものである。
【0006】
【作用】
本考案搬送装置は、1区切りのスライス片の受け取り開始位置と終了位置とを 検出するようにした駆動制御回路に付設した反転作動回路が、一つの受け取り間 隔内で搬送面を受け取り終了位置と開始位置との間に所定回数自動的に往復させ るので、多段にスライス片を積み並べさせることができる。 本考案は上記のようにして前記先願の課題を解決したものである。
【0007】
【実施例】
図面に示す実施例は、本考案を高速食肉スライサーに採用した場合のもので、 以下に本考案をこの実施例について説明する。 図1に示すように、食肉スライサー1は、架台2にそれぞれ軸線を傾斜させて 、自公転する刃物3と、積載した材料を上下から材料送りコンベア4で挟みつつ 送り出す肉箱5とを搭載した従来公知のスライサーである。スライス片の搬送用 のコンベア6は、スライサー1の下部を前後に貫通し、搬送面6’をスライサー 1が切り落とすスライス片の落下位置に接近させて前方(同図左方)へ走行する 。コンベア6の始端部に隣接して付設したパイレス供給機7は、コンベア6の搬 送面6’が所定位置に達するのに連動して、スライス片受取用のパイレス8を自 動供給するように構成されている。
【0008】 この実施例において、食肉スライサー1は常時刃物3を自公転させつつ、材料 送りコンベア4を搬送用のコンベア6の駆動に同調させて間欠的に駆動する。 コンベア6は、コンベア駆動用のモーターMの出力軸を駆動軸9とし、該駆動 軸9の軸端に取り付けたパルス発生器10と制御盤11内に取り付けたパルスカ ウンター12とによって、搬送面6’の走行距離を検出され、スライス片の受け 取り間隔毎に設けたドク13と、ドク13の通過を検出する位置に設けたスター トスイッチ14との作動によって、スライス片の受け取り初期位置を決定され、 後述の駆動制御回路Eに設定したプログラムに従って、大送り、正転低速走行、 反転往復走行を繰り返し、パイレス供給機7は、積み重ねたパイレス8を吸盤付 きのキャリッジ15に吸着させて、図1中、搬送面6’の始端部上に虚線で示す 待機位置に搬送し、上記駆動制御回路Eからの指令によって搬送面6’上に落と した後、次の指令が発せられるまでの間に次のパイレス8を待機位置に搬送する ことを繰り返す。
【0009】 図2は、上記駆動制御回路Eに設定したプログラム中、駆動制御回路Eに付設 した反転作動回路E2を用いたコンベアの往復反転動作に関する部分を主として 説明するフローチャートである。 以下にこのフローチャートに従って本考案搬送装置の作動を説明する。 ドク13に接してスタートスイッチ14が作動するとプログラムがスタートし 、パルスカウンター12の現在値D10がそのプログラムに設定されている設定値 D0 に達する毎にコンベア駆動用のモーターMの速度を変え、回転方向を正逆に 反転する。
【0010】 上記スタートからパルスカウンター12の現在値D10が設定値D0 =10に達 すると、現在値D10が200を超えるまでモーターMは速回転してコンベア6を 大送りした後、低速正回転に切り替わる。次いで現在値D10が設定値D0 =20 0に達すると、この時点でコンベア6の搬送面6’上のパイレス8の前端は、図 3に示すようにスライス片mの落下位置に達しており、この間に駆動制御回路E からの指令に基づいてスライサー1の材料送りコンベア4が駆動され、パイレス 8上にスライス片mの積み並べが開始される。 次いで現在値D10が設定値D0 =550に達するまでの間にスライサー1の材 料送りコンベア4が停止して1段の積み並べが終了し、現在値D10が設定値D0 =600に達するまでにモーターMは逆転するとともに中速に切り替わって再び 現在値D10が設定値D0 =200に達するまでの間、コンベア6を反転する。次 いで、再びスライサー1の材料送りコンベア4が起動するとともにモーターMが 正転低速に転じて、2段目の積み並べが始まる。
【0011】 以上のようなモーターMの正転、逆転によるコンベア6の往復反転回数が設定 回数D100 =4に達するまで繰り返されると、パイレス8上には多段にスライス 片が略一定の区切り長さの中に積み重ねられ、続いて低速正回転するモーターM に駆動されて搬出位置へ送られる。一方パルスカウンターは現在値D10が設定値 D0 =600に達するとリセットされるとともに次位のドク13がスタート位置 に達するまでの間に、パイレス供給機7へパイレス供給指令が発せられ、次のパ イレス8が搬送面6’上に供給される(以上図3参照)。
【0012】 なお、駆動制御回路Eからのスライサー1の材料供給に対する指令、パイレス 供給機7へのパイレス供給指令、並びに材料の高さに応じて受け取り開始位置を 変更するための回路構成、コンベア6の往復反転回数の設定回数D100 の変更回 路構成等については、説明が煩瑣になるので省略する。 また、実施例のように搬送用のコンベア6の正回転時にスライス片を受け取ら せるようにすれば、脂肪面を肉箱5の底面側にしてスライスし易くした場合のス ライサー1の使用上に有利である。 また、本考案の実施に際し、パイレス8の使用の有無は任意である。
【0013】
【考案の効果】
前記のように、食肉スライサーを前後に貫通して、スライス片の落下位置に接 近させた搬送面をスライサーの前方へ走行させる搬送用のコンベアを備え、この コンベアに、搬送面の走行距離をパルス信号に変換するパルス発生器とパルスカ ウンターと、搬送面の上に1区切りのスライス片の受け取り間隔を指示するよう に設置したドクと、ドクの通過毎に作動するスタートスイッチとを設けるととも に、上記パルスカウンターの計数値から上記1区切りのスライス片の受け取り開 始位置と終了位置とを検出するようにした駆動制御回路を付設した食肉スライサ ーの搬送装置において、本考案は、前記スライス片の受け取り終了位置と開始位 置との間を所定回数往復して、一つの受け取り間隔内に、多段にスライス片を積 み並べさせる反転作動回路を付設したので、大量にスライス片を処理する場合と か、一つの容器内に大量のスライス片を収容する場合に極めて有利に使用できる という優れた実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の実施例示す側面図
【図2】図2は実施例に付設した駆動制御回路を説明す
るフローチャート。
【図3】図3はコンベアの作動とスライス片の受け取り
状態を説明する説明図
【符号の説明】
1 スライサー 2 架台 3 刃物 4 材料送りコンベア 5 肉箱 6 コンベア 6’ 搬送面 7 パイレス供給機 8 パイレス M モーター 9 駆動軸 10 パルス発生器 11 制御盤 12 パルスカウンター 13 ドク 14 スタートスイッチ 15 キャリッジ E 駆動制御回路 E2 反転作動回路 m スライス片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食肉スライサー1を前後に貫通して、ス
    ライス片mの落下位置に接近させた搬送面6’をスライ
    サーの前方へ走行させる搬送用のコンベア6を備え、こ
    のコンベア6に、搬送面6’の走行距離をパルス信号に
    変換するパルス発生器10とパルスカウンター12と、
    搬送面上に1区切りのスライス片の受け取り間隔を指示
    するように設置したドク13と、ドク13の通過毎に作
    動するスタートスイッチ14とを設けるとともに、上記
    パルスカウンター12の計数値から上記1区切りのスラ
    イス片の受け取り開始位置と終了位置とを検出するよう
    にした駆動制御回路Eを付設した食肉スライサーの搬送
    装置において、前記スライス片の受け取り終了位置と開
    始位置との間でコンベア6を所定回数往復駆動して、一
    つの受け取り間隔内に、多段にスライス片mを積み並べ
    させる反転作動回路E2を付設したことを特徴とする食
    肉スライサーの搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動制御回路Eは、前記反転作動回
    路E2の往路時の作動に同期して、前記食肉スライサー
    1に、材料の切断開始を指示するようにしたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の食肉スライ
    サーの搬送装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06181677A (ja) * 1992-12-16 1994-07-05 Hitachi Koki Haramachi:Kk 食肉スライサーにおける肉片盛付け装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06181677A (ja) * 1992-12-16 1994-07-05 Hitachi Koki Haramachi:Kk 食肉スライサーにおける肉片盛付け装置

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