JP2020163726A - 記録装置、記録装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

記録装置、記録装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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匡和 長島
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Abstract

【課題】縦方向カッターによる切り込みを残さないように切断すること。【解決手段】記録ヘッド2と、ロール紙1の被切断位置で搬送方向と交差する方向にロール紙1を切断するカッター5と、ロール紙1を搬送方向に切断するスリッターユニット303と、スリッターユニット303に備えられロール紙1を搬送方向に搬送するスリッター上搬送ローラ320およびスリッター下搬送ローラ321と、を有し、スリッターユニット303が前記被切断位置よりも下流における位置までロール紙1を切断した後に、カッター5が、前記被切断位置でロール紙1を切断し、スリッター上搬送ローラ320およびスリッター下搬送ローラ321が切断された下流側のロール紙を搬送しながら、スリッターユニット303が下流側のロール紙を前記搬送方向の上流側の端部まで切断することを特徴とする記録装置。【選択図】図7

Description

本発明は、記録装置、記録装置の制御方法、及びプログラムに関する。
ロール状に巻かれた記録媒体であるロール紙を、搬送ローラにより搬送方向に搬送して記録する記録装置が知られている。特許文献1には、画像が記録されたロール紙から所望のサイズの記録物を生成するために、搬送方向と平行にロール紙を切断する縦方向カッターと、搬送方向と垂直にロール紙を切断する横方向カッターが備えられている記録装置が記載されている。
特開2002−002040号公報
特許文献1の技術によって所望のサイズの記録物を生成するために、縦方向カッターによる搬送方向と平行の切断は、記録物の搬送方向のサイズを超える位置まで行う。次に、縦方向カッターによる切り込みと交差するように、横方向カッターによって搬送方向と垂直にロール紙を切断することで記録物はロール紙から確実に切り離される。このため、記録装置にセットされているロール紙の搬送方向の下流側の端部には縦方向カッターの切り込みが残る。このため、次の記録を開始する前に、ロール紙の縦方向カッターによる切り込みが含まれる領域を切断して取り除かなければならないという問題がある。
本発明の記録装置は、記録媒体を搬送方向に搬送する第1搬送手段と、前記第1搬送手段よりも前記搬送方向の下流に設けられ、前記記録媒体に画像を記録する記録手段と、前記記録手段よりも前記搬送方向の下流に設けられ、前記記録媒体の被切断位置で、前記搬送方向と交差する幅方向に前記記録媒体を切断するカッターと、前記カッターよりも前記搬送方向の下流に設けられ、前記記録媒体を前記搬送方向に切断するスリッターと、前記スリッターに備えられ、前記記録媒体を前記搬送方向に搬送する第2搬送手段と、を有する記録装置であって、前記スリッターが、前記被切断位置よりも前記搬送方向の下流における位置まで前記記録媒体を切断した後に、前記カッターが前記被切断位置で前記記録媒体を切断し、前記記録媒体から切断された下流側の記録媒体を前記第2搬送手段によって搬送しながら、前記スリッターが、前記下流側の記録媒体の前記搬送方向の上流側の端部まで切断することを特徴とする。
本発明によれば、縦方向カッターによる切り込みを残さないように切断することができる。
記録装置の断面図である。 カッターおよびスリッターによる切断の様子を説明するための図である。 スリッターユニットを説明する側面図である。 スリッターユニットを説明する正面図である。 記録装置の制御系を説明するためのブロック図である。 カッターおよびスリッターによる切断の様子を説明するための図である。 記録媒体を搬送して切断する処理のフローチャートを示す図である。 カッターおよびスリッターによる切断の様子を説明するための図である。 カッターおよびスリッターによる切断の様子を説明するための図である。 カッターおよびスリッターによる切断の様子を説明するための図である。 カッターおよびスリッターによる切断の様子を説明するための図である。 カッターおよびスリッターによる切断の様子を説明するための図である。 スリッターを2個用いて切断する様子を説明するための図である。 スリッターを2個用いて切断する様子を説明するための図である。 記録媒体を搬送して切断する処理のフローチャートを示す図である。 カッターおよびスリッターによる切断の様子を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置、形状等は、あくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<実施形態1>
図1は、本実施形態に係るインクジェット記録装置の一例を示す断面図である。インクジェット記録装置100(以下、記録装置100という)は、長尺のシート状の記録媒体に記録を行うものである。本実施形態において記録媒体は、ロール紙1である。記録装置100に保持されたロール紙1は、上ガイド6及び下ガイド7から形成される搬送路を通り、下流へと送られる。ロール紙1は、搬送ローラ8とピンチローラ9とによって挟持され、画像記録部に搬送される。画像記録部は、記録ヘッド2と、記録ヘッド2を搭載するキャリッジ3と、記録ヘッド2に対向する位置に配置されたプラテン10とを含む構成である。ロール紙1は、搬送ローラ8によって、プラテン10上へと搬送される。画像記録部に搬送されたロール紙1に対して、記録ヘッド2によりインクが吐出され、画像が記録される。
キャリッジ3は、記録装置100に、互いに平行に配置されたガイドシャフト4と不図示のガイドレールとに沿って摺動可能に支持されている。キャリッジ3は、プラテン10の方向を向いている反射型の検出センサ12を有しており、スポット位置の反射率を検出できる。すなわち、プラテン10が黒色、ロール紙1が白色の場合、両者の反射率は大きく異なるので、スポット位置にプラテン10があるのかロール紙1があるのかを検出センサ12を用いて判定することができる。搬送ローラ8でロール紙1を搬送中にロール紙1の搬送方向先端部が検出センサ12のスポット位置を通過すると反射率が大きく変化することを利用して、ロール紙1の先端部を検出することができる。
キャリッジ3は、記録ヘッド2を保持したままガイドシャフト4に沿ってX方向に走査し、走査しながら記録ヘッド2からインクを吐出することによってロール紙1に対して記録を行う。キャリッジ3が走査しロール紙1に記録を行った後、搬送ローラ8はロール紙1を所定量搬送し再びキャリッジ3がロール紙1上を走査し記録を行う。このように、記録と搬送とを繰り返すことで全記録が完成する。また、検出センサ12は、キャリッジ3に搭載されているので、キャリッジ3の往復動作によってロール紙1の幅方向(X方向)の紙端の位置も検出することができる。
ロール紙1の搬送方向においてキャリッジ3の下流には、搬送方向と交差する方向(X方向)にロール紙1を切断するためのカッター5が設けられ、さらにその下流にロール紙1を搬送方向に沿って切断するためのスリッター13が設けられている。スリッター13より下流には、切断されたロール紙1を排出する排紙ガイド11が設けられている。
カッター5は、ロール紙1を切断する切断手段としてのカッターユニット300と、カッターユニット300をX方向に沿って移動させるためのユニットとから構成される。また、スリッター13は、ロール紙1を切断する切断手段としてのスリッターユニット303と、スリッターユニット303をX方向に沿って移動させるためのユニットとから構成される。
図2は、カッター5及びスリッターユニット303L、303Rを有するスリッター13について説明する上面図である。なお、本明細書において符号の末尾の「L」と「R」は、図面上の左側(即ち、+X側)の部材と右側(即ち、−X側)の部材とをそれぞれ示すものである。本明細書では、左右の部材で共通する事項については、符号の末尾を省略する場合がある。
ガイドレール101は、ロール紙1の搬送方向と交差する方向にカッターキャリッジ200を案内するように構成されている。カッターキャリッジ200は、カッターユニット300及びベルト102を一体に結合している。またベルト102は、ガイドレール101の左右に配されたモータプーリ107と、テンショナプーリ108との間に橋渡しされており、モータプーリ107に接続されたカッターモータ103により可動するように構成されている。カッターモータ103は、カッターエンコーダ104を備えている。カッターエンコーダ104は、カッターモータ103の駆動に応じたパルス数をカウントする。カッターキャリッジ200の原点位置とカッターエンコーダ104で得られるパルス数とに基づいて、カッターユニット300のX1及びX2方向の移動位置を制御することが可能である。
カッターユニット300は、上可動刃301と下可動刃302とを有し、それらの接触点においてX1方向に移動中にロール紙1が切断される。また、上可動刃301及び下可動刃302は、カッターモータ103からベルト102及びカッターキャリッジ200を介して連結されており、回転駆動可能な構成である。ロール紙1の切断時には、下可動刃302及び下可動刃302に接触する上可動刃301がともに回転しながら、ロール紙1を切断する。図2の例では、ロール紙第一端部1aからロール紙第二端部1bに向かってカッターユニット300による切断が行われる。ロール紙第一端部1aは、カッターユニット300の待機位置P1側の端部である。ロール紙1の切断後は、カッターキャリッジ200は、所定の反転位置で反転して、次の切断動作のために待機位置P1となる位置まで移動し、待機する。なお、本実施形態ではカッターユニット300は、カッターキャリッジ200に搭載されている例を示しているが、例えば、記録ヘッド2などを移動するキャリッジ3にカッターユニット300が搭載されてもよい。
スリッター13は、ロール紙1の搬送方向においてカッター5の下流側に配されている。スリッター13のスリッターユニット303は、X1及びX2方向の任意の位置に移動可能でロール紙1を搬送方向(+Y方向)と平行な方向に沿って切断可能である。本実施形態ではスリッターユニット303を2個搭載した構成を説明する。即ち、スリッターユニット303L、スリッターユニット303Rが搭載されている例を説明する。なお、スリッターユニット303L、303Rは、X1及びX2方向において左右対称で同じ部品構成となっており、図2では簡略化のため、主にスリッターユニット303Lの部品に符号を付している。
図3及び図4は、スリッターユニット303Lの詳細を説明する図であり、図3(a)は、スリッターユニット303Lの概略上面図、図3(b)は、スリッターユニット303Lの概略側面図である。スリッターユニット303Lは、スリッター上可動刃304Lと、スリッター下可動刃305Lとを有する。スリッター上可動刃304Lとスリッター下可動刃305Lとは、上下方向に丸刃オーバーラップ量313Lと、切断方向となる搬送方向Yに対して所定量の角度(交差角)θとを設けるように配されている。スリッター上可動刃304Lとスリッター下可動刃305Lとの接触点311Lにおいて、ロール紙1が切断される。スリッター上可動刃304Lは、ギアを介してスリッター駆動モータ16Lに接続されている。
スリッター駆動モータ16Lの駆動力によって、スリッター上可動刃304Lを回転させる際に、スリッター上可動刃304Lと同軸上に接続されたスリッター上搬送ローラ320Lも回転する。スリッター上搬送ローラ320Lの外径は、スリッター下可動刃305Lの同軸上に接続されたスリッター下搬送ローラ321Lの外径とローラ挟持点312Lで接触している。このため、摩擦伝達により駆動することで、スリッター上搬送ローラ320L及びスリッター下搬送ローラ321Lによってロール紙1を搬送しつつ、上下の刃が共に回転しながらロール紙1を搬送方向に切断する。スリッター駆動モータ16Lは、スリッター駆動エンコーダ310Lを有しているので、所定量の回転速度、及び所定量の回転量での制御が可能である。スリッター駆動モータ16Lは、搬送ローラ8による搬送量と同期した搬送量に対応する駆動量(具体的には、回転速度、回転量)に制御される。
スリッターユニット303Lは、スリッター移動モータ14Lを有し、ギアを介してスリッター移動ローラ306Lに駆動力が伝達される構成となっている。スリッター移動ローラ306Lは、スリッターガイドレール307に当接しており、スリッター移動ローラ306Lの表面とスリッターガイドレール307との摩擦によって、スリッターユニット303Lは、X1及びX2方向に移動可能に構成されている。つまり、スリッター上可動刃304L、スリッター下可動刃305L、スリッター上搬送ローラ320L、及びスリッター下搬送ローラ321Lは、スリッターガイドレール307に沿って一体的に移動自在になっている。
本実施形態では、スリッター移動ローラ306Lは摩擦駆動であるが、スリッター移動ローラをピニオン、スリッターガイドレールをラックとしたラック&ピニオンの構成でもよい。
次に、スリッターユニット303による切断の一般的な動作を説明する。まずスリッターユニット303L、303Rを切断位置に移動させ、搬送モータ51及びスリッター駆動モータ16L、16Rを等速で駆動しながら搬送ローラ8でロール紙1を搬送する。ロール紙1の先端がスリッターの接触点311L、311Rに到達すると、ロール紙1は左右のスリッター上可動刃304L、304R及びスリッター下可動刃305L、305Rによって切断される。また、ロール紙1は、切断されながら、左右のスリッター上搬送ローラ320L、320R及びスリッター下搬送ローラ321L、321Rに挟持されて搬送され、排紙ガイド11を通って排紙される。
また、スリッターユニット303による切断は、画像記録と合わせて行うことができる。スリッターユニット303は、ユーザーの設定に応じて、待機位置からX1及びX2方向の所定の切断位置に移動する。
そして、搬送モータ51及びスリッター駆動モータ16L、16Rを等速で駆動しながら搬送ローラ8でロール紙1を搬送する。画像記録部において、キャリッジ3の往動または復動による1ライン分のスキャンにより画像が記録されると、ロール紙1は、搬送ローラ8とピンチローラ9により所定ピッチで搬送される。そして、キャリッジ3を再び移動させて次のラインの画像記録が行われる。記録が進行しロール紙1の先端が接触点311に到達すると、ロール紙1は回転しているスリッター上可動刃304L、304R及びスリッター下可動刃305L、305Rによって切断される。また、ロール紙1は、切断されながら、スリッター上搬送ローラ320L、320R及びスリッター下搬送ローラ321L、321Rに挟持されて搬送される。その後、画像記録が終了し、スリッターユニット303は、カットを終了する。その後、スリッターユニット303は、所定の待機位置に移動する。ロール紙1は、カッターユニット300が切断を行える切断位置まで搬送され、カッターユニット300によって切断され、排紙ガイド11を通って排紙される。
なお、上述したスリッター13の構成は一例に過ぎず、ロール紙1の幅方向に移動可能であり、幅方向の任意の位置にて、搬送されるロール紙1を搬送方向に切断可能な構成であればよい。また、スリッター上搬送ローラ320及びスリッター下搬送ローラ321と、スリッター上可動刃304及びスリッター下可動刃305とが、独立して駆動する形態でもよい。
図5は、記録装置100の制御構成を示す概略ブロック図である。記録装置100は、制御部400を備えている。また、制御部400は、CPU411、ROM412、RAM413、及びモータドライバ414を備えている。制御部400は、搬送モータ51、カッターモータ103、スリッター移動モータ14、スリッター駆動モータ16、キャリッジモータ52、及び記録ヘッド2の制御を実現する。制御部400は、搬送ローラエンコーダ112、カッターエンコーダ104、スリッター移動エンコーダ309、スリッター駆動エンコーダ310、キャリッジエンコーダ19、及び検出センサ12からの信号を取得する。そして、制御部400は、これらの信号に基づいて、各種モータ及び記録ヘッド2の制御を行う。
[ロール紙の搬送制御について]
図6は、図2と同様の上面図であり、スリッター13およびカッター5の制御を説明するために一部の部品を省略して表した図である。図6を用いて、スリッター13によって切断した後にカッター5によって、記録物をロール紙1から切り離して所望のサイズの記録物を生成する比較例を説明する。なお、比較例において生成される記録物に記録される画像は、余白が含まれるふち有り画像であるものとして説明する。
ロール紙1から切り離され記録物となる領域である記録物領域1Cの左右の端部を搬送方向Yに平行に切断するために、スリッターユニット303はカットポジションに移動する。次に左右それぞれのスリッター駆動モータ16が駆動し、スリッター上可動刃304、スリッター下可動刃305、スリッター上搬送ローラ320、およびスリッター下搬送ローラ321を回転させる。画像記録部が画像の記録を行いながら、搬送ローラ8がロール紙1を搬送方向に搬送すると、ロール紙1の搬送方向の下流側端部がそれぞれのスリッターユニット303の接触点311に到達する。ロール紙1は回転しているスリッター上可動刃304およびスリッター下可動刃305によって切断されながら、スリッター上搬送ローラ320とスリッター下搬送ローラ321に挟持されて搬送される。
記録が終了すると、ロール紙1はさらに搬送され、スリッターユニット303によって、記録物領域1Cの上流側の端部604、即ち、所望のサイズの記録物の端部を越える位置まで搬送方向と平行に切断される。次に、カッター5による被切断位置である端部604にカッター5が位置するようにロール紙1は搬送方向Yと逆方向に搬送され、カッター5によって搬送方向と直交する方向にロール紙1は切断される。切り出された記録物領域1Cである記録物、廃紙領域1Lおよび廃紙領域1Rである切断片は排紙ガイド11を通って排紙される。
この比較例では、記録装置100にセットされているロール紙1から、記録物領域1Cを記録物として確実に切り離すために、スリッターユニット303による搬送方向Yと平行の切り込みと交差するように、カッター5でロール紙1を切断する。このため、記録装置100にセットされているロール紙1の搬送方向の下流側端部にはスリッターユニット303による切り込み603が残ってしまう。その結果、比較例では、切り込み603を含む切り込み領域605をカッター5によって再び切断し、切り込み領域605を含むロール紙を廃棄しなければならないという問題がある。
そこで本実施形態では、カッター5の被切断位置(端部604)までスリッターユニット303が切断を行う前に、カッター5によってロール紙1の切断を行う。こうして、先に記録装置100にセットされているロール紙1と記録物領域1Cを含むロール紙とを切り離す。記録装置100にセットされているロール紙1と記録物領域1Cを含むロール紙とが切り離された後も、スリッター上搬送ローラ320とスリッター下搬送ローラ321とによって、記録物領域1Cを含むロール紙は狭持されている。このためその後は、スリッター駆動モータ16の駆動を制御することにより、スリッターユニット303のスリッター上搬送ローラ320とスリッター下搬送ローラ321とによって、記録物領域1Cを含むロール紙を搬送方向に搬送する。搬送される記録物領域1Cを含むロール紙は、スリッターユニット303のスリッター下可動刃305とスリッター上搬送ローラ320とによって搬送方向と平行に再び切断されるため、記録物領域1Cから廃紙領域1Lと廃紙領域1Rとを切り離すことができる。
なお、スリッターユニット303Rとスリッターユニット303Lとの何れか一方とカッター5を用いて、ロール紙1から記録物領域を切り離して記録物を生成する場合においても本実施形態を適用させることができる。
[フローチャート]
図7は、記録物領域1Cを含むロール紙を切り離すための本実施形態の制御を説明するためのフローチャートである。図7のフローチャートで示される一連の処理は、CPUがROMに記憶されているプログラムコードをRAMに展開し実行することにより行われる。また、図7におけるステップの一部または全部の機能をASICや電子回路等のハードウェアで実現してもよい。なお、各処理の説明における記号「S」は、当該フローチャートにおけるステップであることを意味し、以後のフローチャートにおいても同様とする。
また、図8〜図12は、図2と同様の上面図であり、本フローチャートにおける処理を説明するために一部の部品を省略して示した図である。また、本フローチャートを説明するための記録物領域1Cにはふち有り画像が記録されるものとして説明する。また本フローチャートの説明では、記録物領域1Cの右端はロール紙1の右端と一致しているため、記録物領域1Cの左端をスリッターユニット303Lで切断して記録物を生成するもとして説明を行う。
S701において制御部400は、スリッター移動モータ14Lを駆動させてスリッターユニット303Lを切断位置まで移動させる。本フローチャートの説明では、制御部400は、ロール紙1に記録される記録物領域1Cの左端に、スリッターユニット303Lが位置するように移動させる。図8は、スリッターユニット303Lが、スリッターガイドレール307の左端の待機位置から、ロール紙1に生成される記録物領域1Cの左端に相当する位置に移動したことを示している。
S702において制御部400は、スリッター上搬送ローラ320L、およびスリッター下搬送ローラ321Lを回転させる。S703において制御部400は、搬送ローラ8を回転させてロール紙1を搬送方向Yに搬送させる。S702とS703との処理の順番は逆でもよいし、同時に行ってもよい。
ロール紙1が搬送されると、図9に示すように、画像記録部はキャリッジ3を搬送方向Yと直交するX方向に往復移動させてロール紙1に記録を行う。また、ロール紙1の搬送方向Yの下流側端部が接触点311Lに到達した後、スリッターユニット303Lは、ロール紙1を搬送方向と平行に切断する。また、スリッターユニット303Lのスリッター上搬送ローラ320Lおよびスリッター下搬送ローラ321Lによってロール紙1が搬送される。即ち、ロール紙1がスリッターユニット303Lに到達した以降は、搬送ローラ8とスリッターユニット303とによってロール紙1は搬送される。搬送ローラ8とスリッターユニット303とによってロール紙1を搬送する制御を第1の搬送制御とよぶ。
S704において制御部400は、画像記録部による記録の終了の後、図10に示すようにカッター5のX方向にカッター5の被切断位置である記録物領域1Cの上流側端部が位置するまでの搬送量だけロール紙1を搬送させる。カッター5の被切断位置までロール紙1が搬送されたら、制御部400は搬送ローラ8とスリッター駆動モータ16Lを停止させて、ロール紙1の搬送を停止させる。
またスリッターユニット303Lは、搬送が停止されるまでロール紙1を切断している。スリッターユニット303Lはカッター5の搬送方向下流に位置している。このため、本ステップでは図10に示すように、スリッターユニット303Lは、記録物領域1Cの搬送方向の上流側端部よりも下流の位置までロール紙を切断した状態になる。即ち、スリッターユニット303Lによる現在の被切断位置からカッターによる被切断位置までの搬送方向の距離と、スリッターユニット303Lからカッター5までの搬送方向における距離とが同じになるまでスリッターユニット303Lは切断する。
なお、カッター5と記録ヘッド2が同じ位置にある記録装置100によって、ふち無し画像の記録物を生成する場合は、記録の終了の後にカッター5が被切断位置にあることから本ステップは無くてもよい。
S705において制御部400は、図11に示すようにカッターモータ103を駆動させ、カッター5によりロール紙1の記録物領域1Cの上流側端部(即ち、記録物の上流側端部)をX方向に切断する。本ステップにより、記録装置100にセットされているロール紙1と記録物領域1Cを含むロール紙とは切り離される。
なお、S704ではスリッターユニット303はロール紙1の切断をしてから停止しているため、記録物領域1Cを含むロール紙は、スリッターユニット303のスリッター上搬送ローラ320Lおよびスリッター下搬送ローラ321Lによって狭持されている。よって、本ステップによってカッター5により記録装置100のロール紙1から切り離された後も記録物領域1Cを含むロール紙はその自重によって排紙されることはない。
S706において制御部400は、スリッター駆動モータ16Lを駆動させることにより、スリッター上搬送ローラ320Lおよびスリッター下搬送ローラ321Lを回転させ、記録物領域1Cを含むロール紙の搬送方向Yへの搬送を再開する。記録物領域1Cを含むロール紙は切り離されているため、記録物領域1Cを含むロール紙には、カッター5よりも搬送方向の上流に位置する搬送ローラ8による搬送力が及ばなくなる。このため、記録物領域1Cを含むロール紙は、スリッターユニット303Lのスリッター上搬送ローラ320Lおよびスリッター下搬送ローラ321Lのみによって搬送される。また、スリッターユニット303Lは、記録物領域1Cを含むロール紙の搬送を行いながらロール紙を搬送方向と平行に切断して、記録物領域1Cから廃紙領域1Lは切り離される。
本ステップでは、記録物領域1Cを含むロール紙を、カッター5の位置からスリッターユニット303の位置までの間の搬送方向における距離Dだけ搬送させれば、記録物領域1Cから廃紙領域1Lは切り離される。記録物領域1Cを含むロール紙を距離Dだけ搬送させるために必要な搬送力は、記録装置にセットされているロール紙1をカッター5の被切断位置まで搬送されるための搬送力に比べて小さい。よって、本ステップでは、搬送ローラ8の搬送力が及ばなくても記録物領域1Cを含むロール紙を搬送させることができる。
また、本ステップでは搬送ローラ8は停止された状態であることから、記録装置100にセットされているロール紙1は搬送されないため、記録物領域1Cを含むロール紙のみが搬送方向に搬送される。このため、記録装置100にセットされているロール紙1にはスリッターユニット303Lは届かないため、比較例のような切り込み603は生じない。よって、スリッターユニット303Lによる切り込みが含まれる領域のロール紙の切断を不要にすることができる。
なお、搬送ローラ8は用いずに、スリッターユニット303のスリッター上搬送ローラ320およびスリッター下搬送ローラ321によってロール紙を搬送する制御を第2の搬送制御とよぶ。
S707において制御部400は、図12に示すように、記録物領域1Cを切断して得られた記録物、および廃紙領域1Lである切断片を排紙ガイド11から排出させる。S708において制御部400は、スリッター駆動モータ16Lを停止させ本フローチャートにおける処理は終了する。
なお、スリッターユニット303Rとカッター5とを用いてロール紙1を切断する場合においても本フローチャートによる制御によってロール紙を切断することができる。また、左右のスリッターユニット303Lおよびスリッターユニット303Rとカッター5とを用いてロール紙1を切断する場合においても本フローチャートによる制御によってロール紙を切断することができる。
図13および図14は、図2と同様の上面図であり、スリッターユニット303Lおよび303Rの両方のスリッターを用いて、本実施形態における制御によりロール紙1を切断する例を説明するための図である。
図13に示すように左右のスリッターユニット303Lおよび303Rを用いる場合、スリッターユニット303Rはロール紙1の記録物領域1Cの右端部を切断し、スリッターユニット303Lはロール紙1の記録物領域1Cの左端部を切断する。記録物領域1Cの搬送方向の上流側端部にカッター5が位置するまでロール紙1が搬送されたら、制御部400は、搬送ローラ8と左右のスリッター駆動モータ16R、16Lとを停止させて、ロール紙1の搬送を停止させる。
次に、図14に示すように、カッター5により、記録物領域1Cの搬送方向の上流側端部を搬送方向と直交する方向に切断する。カッター5による切断後、制御部400は、左右のスリッター駆動モータ16R、16Lを駆動させることにより、左右のスリッターユニット303R、13Lは、記録物領域1Cを含むロール紙を搬送し搬送方向と平行にさらに切断する。そして、廃紙領域1L、1Rは記録物領域1Cから切り離される。このように左右のスリッターユニット303L、303Rを用いて行う場合においても、本フローチャートによる制御によってロール紙を切断することができる。
以上説明したように本実施形態においては、記録装置100のロール紙1から記録物領域を含むロール紙を切り離した後に廃紙領域の切り離しを完了させる。このため本実施形態によれば、記録装置100のロール紙1の搬送方向の下流側端部に不要な切り込みが残らないようにすることができる。よって、次の記録動作の前にロール紙1の搬送方向下流側端部をカッター5で切断して、切断したロール紙を廃棄する必要がなくなることから、無駄な切断動作と廃棄される記録媒体とを減らすことができる。
なお、本実施形態の処理をする第1のモードと、比較例のようにスリッターユニット303が記録物領域の上流側端部を越えるまでロール紙を切断した後に、カッター5によってロール紙を切断する処理をする第2のモードとが設定されている形態でもよい。そして、第1のモードと第2のモードとは切り替え可能な形態であってもよい。
例えば、第2の搬送制御によるロール紙の搬送では、左右のスリッターユニット303R、13Lを用いて搬送するほうが、どちらか一方のスリッターを用いるよりも安定的に搬送方向にロール紙を搬送できる。このため、カット幅に応じて左右のスリッターユニット303R、13Lを用いてロール紙を切断する場合は、第1のモードに自動的に切り替わる形態でもよい。同様に、片方のスリッターでロール紙を切断する場合は、第2のモードに切り替わる形態でもよい。また、記録された画像の内側を切断してふち無し画像の記録物を生成する形態がある。このような形態においては、記録装置100のロール紙1の切断後の下流側端部には記録画像が残るためその画像部分をカッター5で切断する必要がある。このため、ふち無し画像の記録物を生成する場合には第2のモードが選択される形態でもよい。または第1のモードと第2のモードとの切り替えはユーザーによって切り替え可能な形態でもよい。
<実施形態2>
本実施形態では、第2の搬送制御において第1の搬送制御と異なる制御をすることにより、記録物領域1Cを含むロール紙を搬送及び切断する形態の説明をする。本実施形態については、実施形態1からの差分を中心に説明する。特に明記しない部分については実施形態1と同じ構成および処理である。
図15は本実施形態におけるロール紙の搬送および切断のための制御を説明するためのフローチャートである。
また、図16は、図2と同様の上面図であり、本フローチャートにおける処理を説明するために一部の部品を省略して示した図である。また、以下の説明では、スリッターユニット303Lとカッター5とを用いてロール紙1を切断する場合の説明を行う。
S1501〜S1505までの処理はS701〜S705までの処理と同一であるため説明を省略する。
S1506において制御部400は、カッター5による切断が終了すると、第2の搬送制御によって、記録物領域1Cを含むロール紙を搬送させる。第2の搬送制御では、記録物領域1Cを含むロール紙はスリッターユニット303のスリッター上搬送ローラ320およびスリッター下搬送ローラ321の搬送力だけで搬送されることになる。
本実施形態における第2の搬送制御は、搬送ローラ8とスリッターユニット303とによりロール紙1を搬送する第1の搬送制御における搬送速度よりも遅い速度でロール紙を搬送するように設定されている。これは、スリッターユニット303による搬送時に、スリッター上搬送ローラ320およびスリッター下搬送ローラ321がスリップすることを防止し、切り離された記録物領域1Cを含むロール紙を正確に搬送して切断するためである。
また、図16が示すように、カッター5の位置からスリッターユニット303の位置までの搬送方向における距離をDとする。カッター5による切断後、スリッターユニット303によって記録物領域1Cを含むロール紙を距離Dだけ搬送させればスリッターユニット303の接触点311は記録物領域1Cの上流側の端部に到達することになる。しかし、本実施形態における第2の搬送制御によるロール紙の搬送量は、距離Dより長い距離を搬送するように搬送量が設定されている。スリッターによる実際の搬送量は、制御上の搬送量に比べ差が生じることがある。例えば、スリッターによる実際の搬送量は、制御部400が指示する制御上の搬送量より小さくなることがある。このため、スリッターユニット303によって記録物領域1Cと廃紙領域1Lとを確実に切り離すために、第2の搬送制御によるロール紙の搬送量は距離Dより長く搬送する搬送量が設定されている。
なお、記録物領域1Cを含むロール紙は、記録装置100にセットされているロール紙1から切り離されており、記録装置100にセットされているロール紙1は、搬送ローラ8は停止していることから搬送されていない。このため、距離Dより多く搬送量が設定されていても、スリッターユニット303が記録装置100にセットされているロール紙1の下流側端部に到達することはない。
S1507〜S1508までの処理はS707〜S708までの処理と同一であるため説明を省略する。
上記のフローチャートを説明するにあたり、スリッターユニット303Lとカッター5とを用いて、ロール紙1を切断する際における搬送制御の処理について説明した。同様に、スリッターユニット303Rとカッター5とを用いてロール紙1を切断する場合においても上記の搬送制御を適用することができる。また、左右のスリッターユニット303Lとスリッターユニット303Rとカッター5とを用いてロール紙1を切断する場合においても上記の搬送制御を適用することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、搬送するロール紙の状態に応じて最適な方法により搬送するように制御するため、切り離された記録物領域1Cを含むロール紙を正確に搬送して切断できる。よって、記録装置100のロール紙1の搬送方向の下流側端部に不要な切り込みが残らないようにすることができる。
<その他の実施形態>
上述した実施形態では、キャリッジ3が記録ヘッド2を保持したままX方向に走査して記録動作が行われる記録装置を例に説明したが、記録媒体の幅方向のサイズに対応する吐出口を備えている、いわゆるライン型の記録ヘッドを用いる形態でもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1 ロール紙
2 記録ヘッド
303 スリッターユニット
5 カッター
8 搬送ローラ
320 スリッター上搬送ローラ
321 スリッター下搬送ローラ

Claims (16)

  1. 記録媒体を搬送方向に搬送する第1搬送手段と、
    前記第1搬送手段よりも前記搬送方向の下流に設けられ、前記記録媒体に画像を記録する記録手段と、
    前記記録手段よりも前記搬送方向の下流に設けられ、前記記録媒体の被切断位置で、前記搬送方向と交差する幅方向に前記記録媒体を切断するカッターと、
    前記カッターよりも前記搬送方向の下流に設けられ、前記記録媒体を前記搬送方向に切断するスリッターと、
    前記スリッターに備えられ、前記記録媒体を前記搬送方向に搬送する第2搬送手段と、を有する記録装置であって、
    前記スリッターが、前記被切断位置よりも前記搬送方向の下流における位置まで前記記録媒体を切断した後に、
    前記カッターが前記被切断位置で前記記録媒体を切断し、
    前記記録媒体から切断された前記下流側の記録媒体を前記第2搬送手段によって搬送しながら、前記スリッターが、前記下流側の記録媒体の前記搬送方向の上流側の端部まで切断する切断動作をする
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 前記カッターが、前記被切断位置で前記記録媒体を切断するために、
    前記第1搬送手段と前記第2搬送手段とによって、前記カッターの位置に前記被切断位置が達するまで前記記録媒体を搬送する。
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記第1搬送手段と前記第2搬送手段とによって、前記カッターの位置に前記被切断位置が達するまで前記記録媒体を搬送した時に、前記第1搬送手段と前記第2搬送手段とは搬送の動作を停止し、
    前記カッターが前記被切断位置で前記記録媒体を切り離すように切断した後に、前記第2搬送手段は停止した搬送の動作を再開する
    ことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記カッターが前記記録媒体を切断した後に、前記第2搬送手段が前記記録媒体を搬送する速度は、前記第1搬送手段と前記第2搬送手段とで前記記録媒体を搬送する速度に比べて遅い
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の記録装置。
  5. 前記カッターが前記記録媒体を切断した後の、前記第2搬送手段による搬送量は、前記スリッターの位置から前記カッターの位置までの前記搬送方向における距離より長い距離を搬送する搬送量に設定されている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記スリッターが切断している前記記録媒体の位置から前記被切断位置までの前記搬送方向における距離と、前記スリッターから前記カッターまでの前記搬送方向における距離と、が同じになるまで前記スリッターが前記記録媒体を切断した後に、
    前記カッターが、前記被切断位置で前記記録媒体を切り離すように切断する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記被切断位置は、前記記録手段によって記録されて記録物となる領域の前記搬送方向の上流側の端部である
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記スリッターは、前記幅方向に移動可能である
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記第2搬送手段は、前記第1搬送手段によって搬送された前記記録媒体の前記搬送方向の下流側の端部が前記第2搬送手段に到達することに応じて、前記第1搬送手段と共に前記記録媒体を搬送する
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 前記スリッターは2つある
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の記録装置。
  11. 前記切断動作によって前記記録媒体を切断する第1のモードと、
    前記スリッターが前記被切断位置よりも前記搬送方向の上流側まで前記記録媒体を切断した後に、前記カッターが、前記被切断位置で前記記録媒体を切断して前記記録媒体を切り離す方法によって前記記録媒体を切断する第2のモードと、が設定されており、
    前記第1のモードと前記第2のモードとは切り替え可能である
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の記録装置。
  12. 前記スリッターを1つ用いて、前記記録媒体を前記搬送方向に切断する場合、前記第2のモードで動作する
    ことを特徴とする請求項11に記載の記録装置。
  13. 前記スリッターは、
    上可動刃と下可動刃とを有し、前記上可動刃と前記下可動刃とは、前記記録媒体を挟み、回転して、前記記録媒体を前記搬送方向に切断し、
    前記第2搬送手段は、
    前記上可動刃と同軸上で回転する上搬送ローラと、前記下可動刃と同軸上で回転する下搬送ローラと、を有し、前記上搬送ローラと前記下搬送ローラとによって前記記録媒体を挟んで、前記記録媒体を搬送する
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の記録装置。
  14. 前記記録手段を搭載し前記幅方向に移動可能なキャリッジをさらに有し、
    前記カッターは、前記キャリッジに搭載されている
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の記録装置。
  15. 記録媒体を搬送方向に搬送する第1搬送手段と、
    前記第1搬送手段よりも前記搬送方向の下流に設けられ、前記記録媒体に画像を記録する記録手段と、
    前記記録手段よりも前記搬送方向の下流に設けられ、前記記録媒体の被切断位置で、前記搬送方向と交差する幅方向に前記記録媒体を切断するカッターと、
    前記カッターよりも前記搬送方向の下流に設けられ、前記記録媒体を前記搬送方向に切断するスリッターと、
    前記スリッターに備えられ、前記記録媒体を前記搬送方向に搬送する第2搬送手段と、を有する記録装置の制御方法であって、
    前記スリッターが、前記被切断位置よりも前記搬送方向の下流における位置まで前記記録媒体を切断する第1切断工程と、
    前記第1切断工程の後に、前記カッターが、前記被切断位置で前記記録媒体を切断する第2切断工程と、
    前記記録媒体から切断された前記下流側の記録媒体を前記第2搬送手段によって搬送しながら、前記スリッターが、前記下流側の記録媒体の前記搬送方向の上流側の端部まで切断する第3切断工程と、を含むことを特徴とする制御方法。
  16. コンピュータに請求項15に記載の方法を実行させるためのプログラム。
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