JPH0666969B2 - 実体視動画表示装置 - Google Patents

実体視動画表示装置

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JPH0666969B2
JPH0666969B2 JP63277722A JP27772288A JPH0666969B2 JP H0666969 B2 JPH0666969 B2 JP H0666969B2 JP 63277722 A JP63277722 A JP 63277722A JP 27772288 A JP27772288 A JP 27772288A JP H0666969 B2 JPH0666969 B2 JP H0666969B2
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主として動画、特にテレビ受像機の画面を実体
的(立体的)に見させる方式に関する。およそ人間が光
景を立体的に見る原因は二眼視差によると一般的に云わ
れているが、それだけではなく、人間には、大きく見え
たものには近い距離を感じ、小さく見えたものには遠い
距離を感ずる、又大きな動きには近い距離を感じ、小さ
な動きには遠い距離を感ずるという性質がある。
二眼視差により立体感は近距離の静止物体に対してのみ
感ずるのであり、遠距離の物を見た場合にはそこに殆ん
ど視差はないから視差により立体感を感じているのでは
ない。
又、近距離のものを見た場合でも、その物体が動いてい
る場合又は視点が動いている場合は、刻々変る視差を識
別する能力は人間にはないから、やはりこの場合も二眼
視差により立体感を感じているのではない。
即ち以上の場合は、事物の形や動きの眼底に映ずる映像
の大小により遠近感を得ているのである。従って吾々が
テレビ受像機等の映像を見ている場合に於ても、その事
物の映像の形や動きの大小により充分に遠近感(立体
感)を感じ得るものである。
但し、その立体感を阻害する要因として、画面のふちの
視覚的影響がある。
およそ画面は無限大な画面というのは存在しないから必
らずふちがある。
例えば第1図の如き画面があったとしよう。
画面の山のA点に於て、山Aとふち2との間に視差が無
いから、山のA点とふち2とは同一距離にある、と吾々
の眼は見る。又、家のB点とふち2との間にも視差は無
いので家Bとふち2とは同一距離にあると見る。木のC
点とふち2との間も同様で木Cとふち2とは同一距離に
あると見る。一方、枠ふち2は一体であり同一平面上に
あると見るが故に、従って山A、家B、木Cは同一平面
上にあるから之は一枚の絵であって実体ではないと吾々
は感覚するのである。つまり枠ふちの平面感を介して、
この画面を実体と区別しているのである。
テレビ等の画面を見ている場合、吾々は画面を熟視して
いるのであり枠ぶちを見ている訳ではないが、人間の眼
は視界を区切る訳にはいかないからフチ枠もたえず眼
に、おぼろげ乍ら、飛びこんで、そのふち枠の一体感か
ら、以上の様な感覚を吾々にもたらすのである。
よって本発明に於ては枠ぶちの一体感を破壊するため
に、ふち枠の一部を他部と視覚上の色彩を異らしめたも
のである。
例えば第2図の如く、枠ぶち2−1と2−3の部を明色
に、枠ぶち2−2と2−4の部分を暗色に、色分けする
ものである。
ここに色分けとは観視者から見て色が分かれて見える方
式であれば何でも良く、枠ぶちに直接着色にて色分けし
ても、又は色違いの板をそわせても、又は裏からスリガ
ラス等に投光方式にして色分けしてもかまわず、それ等
の方式はすべて本発明の範囲内である。こうすることに
より、画面を注視しているときに間々眼にとびこむ枠ぶ
ちが四辺一体で同一位置にあるという感覚を阻害する。
そのために山のA点と家のB点と木のC点が同一平面上
にあるという感覚が生じないから、前記せる様に各事物
特有の形の大きさや動きの大きさから各物体体特有の距
離を感ずる。つまり立体的に見える様になるのである。
即ち我々の眼は、明色は手前に近づいて感じ暗色は奥に
ひっこんで感じるという性質がある。又色相に於いても
暖色(黄、赤など)は比較的近くに感じ、寒色(青、す
みれなど)は遠くに感じるという性質があるので、枠ぶ
ちをこの様な色で色分けをすれば、画面を専ら見ている
ためにただぼんやりとしか眼に映じない処の枠ぶちの視
覚に於ては枠ぶちの平面感(枠ぶちの各部分が皆ほぼ同
一レベルにあるという感じ)は充分に破かいされるので
ある。
枠ぶちの平面感を除去すれば画面が立体的に見えてくる
というごく簡単な実験は、テレビの画面を観視している
ときに、小手をかざして画面の上の枠ぶちを手でかくす
様にして見ると(つまり枠ぶちの平面的連続感をこわす
と)急に画面が立体的に見えてくることからも証明され
る処である。(但し原理上当然な事乍ら画面が写真的画
面の場合でない画面(例えばコマーシャルでスーパーイ
ンポーズの字や絵が入っている画面とか漫画の画面又は
ゴーストの激しい場面等)は駄目で、又写真的画面の場
合でもなるべく動きのある場面の方がより立体的に見え
るのである。) 尚、本明細書に於ては画面中の映像が動く(例えば人物
像が動く)処の画面の表示装置、例えばテレビ受像機、
投影式テレビや映画やアイドホール等の映写スクリーン
等を動画表示装置と定義する。
尚、枠ぶちを色分けすると云ったが当然その場合は観規
者から見える所、即ち枠ぶちの前面へ色分けを施こす必
要があるのであって枠ぶちの側面へ施こす必要はないの
である。即ちスクリーンに枠ぶちがある場合、第3図に
示す如く、その枠ぶち体2の前面はスクリーン面より少
しく飛び出す構造になっているのが普通である。即ち第
3図中、1はスクリーン面であり、2−5は枠ぶち体の
前面(即ち観視者の方に向いている面)である。
この様に枠ぶち体の前面はスクリーン面より少しく観視
者の方向に出っぱっているから、その出っぱりを形成す
る処の枠体の内がわ側壁部分2−6があるが、この部分
の観視者の網膜上の視覚映像に占める(感ずる)面積は
極めて小さいから問題ではなく、枠の平面的一体感を破
かいするための色分けを施こす必要があるのは当然の事
乍ら枠体の前面2−5に於てである。
即ち、枠体の内がわ側壁部分2−6は色分けするために
前記の如く色板を貼るにしても塗料を塗るにしても工法
の極めて難かしい場所であるが、この部分は前記せる如
く観視者の視覚の極めて小さな部分であるし又、外光の
照射角度の差の関係上この内がわ側壁部分はそのスクリ
ーンの上下左右各辺の部分が皆違った明度の色に見える
ので元々それ自体は平面的な一体感を醸成していない個
所であるからあえて色分けをする必要はないのであっ
て、色分けをする必要がある場所は当然枠体の前面2−
5の部分のみである。
又、枠体の外がわ側壁部分2−7に於ても上記の内がわ
側壁部分2−6に於てと同じ理由で色分けする必要はな
いのである。
又、第2図は、例として理想的なフラットなスクリーン
の場合を示したものであるが(今でも液晶テレビやプラ
ズマデスプレーに於ては完全平面スクリーンである)、
本発明の理論上からすればもっと多くの色分け部分を設
けた方が画面の立体視上はよいのであるが、説明の簡明
化のために、又もう一つは商品としてのデザインの関係
上色分け部分をそう多くはとれないとも思うので、第2
図の如くにしたものである。
第2図の映像画面中の道路の形から解る如く、スクリー
ンの画像は一般に上にゆく程遠くの光景となっている。
尚、第2図の例ではスクリーンの上辺枠前面の色又は下
辺枠前面の色を単一色である如くに示したが之はその一
部に他の色があっても大部分の色がその一色であればそ
れでよい。何故なら我々がスクリーンの画面を専ら見て
いるためにただぼんやりとしか眼に映じていない処の枠
前面の視覚に於ては、大部分の色がその一色であれば、
おゝよそ其所の色は他部の色と区別して視覚されるから
である。よって之等のものも本発明の範囲内である。
本発明によるテレビで、非写真的画面(例えばコマーシ
ャルの画面)でない写真的画面(例えば劇の画面)を見
るとき、普通の人は最初は之は平面な画面であるとの先
入観があるから平面として見ているが、次第に立体的に
見えてきて遂には立体感のとりこになるものである。特
別に先入観念の強い人でもこの発明のテレビを見続けて
普通のテレビを見ると何となく物足りなく感じるもので
あり、それは無意識の中に生ずる立体感のもたらす迫真
感が感じられなくなるからなのである。迫真感、臨場
感、三次元感とは立体感、実体感と同じものだからであ
る。
以上はテレビ受像器の画面について述べたが、投影式テ
レビやアイドホールや又は映画の画面についても勿論適
用出来る。但しこの場合は周囲が暗いから、枠辺の一部
に相当する所に裏面から投光した色スリガラス等を配置
する必要がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はテレビ受像機の前面図、第2図は本発明による
テレビ受像機の一例の前面図、第3図は枠ぶちつきスク
リーンの縦断面の略図、 1……面図(スクリーン) 2……枠ぶち体 2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6,2
−7……各々枠ぶち体の部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーンに接する外周枠ぶち体の前面に
    於て、スクリーンの上辺に接する枠辺の前面の大部分と
    スクリーンの下辺に接する枠辺の前面の大部分とがスク
    リーンの側方の枠ぶちの前面の色と視覚的に異なる色を
    有する事を特徴とする実体視動画表示装置
JP63277722A 1988-11-02 1988-11-02 実体視動画表示装置 Expired - Fee Related JPH0666969B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH02123890A JPH02123890A (ja) 1990-05-11
JPH0666969B2 true JPH0666969B2 (ja) 1994-08-24

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1098748A (ja) * 1996-02-08 1998-04-14 Sanyo Electric Co Ltd 立体映像の表示方法及び立体映像表示装置
BRPI0518498A2 (pt) * 2005-01-11 2008-11-25 Anthony I Provitola aumento da percepÇço visual

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61144192A (ja) * 1984-12-17 1986-07-01 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 立体テレビジヨン画像表示装置
JPH01261099A (ja) * 1988-04-12 1989-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ取付装置
JPH0260379U (ja) * 1988-10-25 1990-05-02

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JPH02123890A (ja) 1990-05-11

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