JP3084106U - 実体視テレビジョン - Google Patents

実体視テレビジョン

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】各個の好みに合わせて、1台のテレビ受像機に
て、平面視と立体視の両用に用い得る様になし、よって
経済的に又占める場所的に大なるメリットをあげるこ
と。 【解決の手段】スクリーンに接する外周枠の前面が、白
色か白色に近い明色、又は黒色か黒色に近い暗色の1色
としたテレビに於て、そこに該外周枠の色と反対な色
(即ち該外周枠の色が白のときは黒、黒のときは白)の
部分を2ヶ所加えれば実体視色構成パターンとなる訳で
あるが、それを色を塗り加える代りに、前面がその色で
ある処の板又はうす物をそこに着脱自在に貼りつける様
にした事で立体視テレビとなし、又、平面視テレビとし
たいときには、そのはりつけ装着板をはずす様にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
実体視テレビに属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、立体視を目的とするテレビ受像機は、二眼視差の作用を応用せるステレオ 方式による眼鏡式のもの及びレンチキラーレンズ式スクリーンによる方式のもの がわずかにあるのみである。ホログラフィー理論によるテレビは未だ具態的構成 が確立していないし又確立の見込みが立たない。 又、ステレオ、ホログラフィー両方式共そうだが、画面が仏像とか静物の様な静 止せる単体を表現しているときは実体視に適するが、一般光景の実体視には適さ ない。〈(註)実体視とは映像ではなく実物みたいに三次元的に見える事をいう 〉 その理由は、一般光景には必らず画面の端辺にも物体があり、それが例えば人物 等の場合は、人物が半分切れた状態でスクリーンから飛び出して見える事が起き るが、その様なことは現実にはあり得ない事なので実態と矛盾するから実体的に 見えなくなるのであり、之はスクリーンが無限大でない限り避けられない現象な ので(以後この現象のことを端辺悪影響″という)、之はテレビ受像機としては 解決のしようが無いのである。従ってステレオ方式及びホログラフィー方式は三 次元的には見えるが実体的には見えないのである。ステレオ方式の立体テレビを 見ていると、実験的に短時間見ているときはとも角、長時間見ていると頭が痛く なる事から以上の事が解るのである。 以上要するに今迄実体視テレビと云えるものは無かった。まして平面視テレビ兼 用の実体視テレビは無い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
よって本発明に於ては「スクリーン画面の実体視とは、スクリーン自体の存在が 認識出来なくなって(スクリーンの無い処に映像がある筈はないから)スクリー ンに写し出されている映像の中近くあった物は近くに、遠くにあった物は遠くに 、現実にそれ等の物体があるが如くに見えてくる事で、然も端辺悪影響は生じな い処の視覚」を云い、この実体視を実現するための課題と、又この実体視は、人 によっては好まずして従来通りの平面視映像として見る方が気がおちついて良い と感じる人もいる事は事実であり、こうなるとテレビを使う人の好みの問題であ るので、どちらが良いという問題ではない。テレビは高価なものだから、一台で その両方に使える事が望ましい。それも本発明が解決しようとする課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
実体視のためには、先づ像が歪まず正しく表示されている必要がある事は勿論で あるから、像が歪まないで写るテレビ即ち平面状スクリーンテレビ(フラットテ レビ)に本発明は適用されるものである。 図1は本発明を適用し得べきテレビ受像機の基本的な型を示す。 図1中の1はスクリーンを示し平面状である。2はスクリーン1の四周を取りま く視覚上スクリーンに接する処の外周枠体でありケースの一部である。外周枠体 の前面は2−1、2−2、2−3、2−4で示され之は全体として平面をなしそ のレベルはスクリーン1の面のレベルより少しく一様に出っぱっていて、その出 っぱりは側壁3により形成されている。3−1、3−2、3−3、3−4は各々 上辺、側辺、下辺の側壁であり、いずれもスクリーン面からの立ち上りの角度( 図中α)はほヾ90度又はそれに近い鋭角である(現在のフラットテレビは一様 にこういう形をしている。) 外周枠の前面の色は白又は白に近い明色か又は黒又は黒に近い暗色である事が希 ましい。ブラックマトリックスの存在は、その巾がスクリーン縦長に比して小な 通常のテレビの状態であれば、それはテレビの適正観視距離から見たときは外周 枠の側壁の一部と見られるから差支えない。 4の部分は前面操作部のある部分であり外周枠以外の部分とする。尚以後本書に 於ては4の部分の記述は省略する。
【0005】 課題を解決する手段を述べる前に、本件実体視の理論は全く新しい理論によるも のであるから、その理論を述べねばならない。 昔(今から40年位前に、米国からシネラマという立体映画が来て、日本の帝国 劇場で上映され、見ていて頭が痛くならない、ごく自然な実体感のある立体映画 として大評判になったが、その立体視(実体視)出来る理由は誰にも判らなかっ たのである。 シネラマとは、図2にその上面図を示す。1は巨大なスクリーン面であり、そこ に3台の映写機を以て、3台の撮影機で撮った連続せる光景のフィルムを継ぎ目 なき様に連続して映写して、巨大で広角なしかも精緻な映像を映し出す方式の映 画であり、之を理想視点Pから見ると、スクリーン上の映像は立派に立体的に 見えた。然しスクリーンから遠いP点から見た場合は立体的に見えなかった。 (シネラマは余りにも広大なスクリーンで広角な画面のため劇映画の構成が難か しく、興業的には成功しなかったらしく、その後間もなく米国から来なくなった が、立体映画の可能性は立派に実証した)然しその理由は誰にも判らなかった。 次に小生が発見確立したその立体視の理由理論を記す。吾々が明るい所で目を閉 じている場合は明るさは感じるのが勿論何も見えない。故に吾々が物が見えるの は光があるからではない。光に区別があるからである。即ち目に入る個々の光線 に、色、明るさ、入射角に於て区別があるから、吾々の目はそれに焦点を合わせ て物が見えるのである。その区別がなく全部一様な光線だったら、焦点の合はせ 様がなく、前記のまぶたを閉じた状態と同じで何も見えないのである。 シネラマに於て、P点から巨大なスクリーンのほヾ中央部を見ているときは一 様に白い摸々たる視覚が感ぜられるのみにて何も見えないのであり、スクリーン の存在が見える(認識出来る)のは、顔を上下左右にそらせて、スクリーンの端 辺が目に入ったときだけである。(何故ならスクリーンとしての区別がある(見 える)のはそこだけであるから) だから、映画の内容への興味上スクリーンのほヾ中央部のみ見ている観客にとっ てはスクリーンの存在は認識出来ないのである。 ″スクリーンの四周端辺は、同一二次元面上にあり、四周連続している″ことを 吾々は経験上よく知っている。従って之が目に入らない限り、スクリーンの存在 は認識出来ないのである。 スクリーンの無い所に映像がある筈はないので、そこにある写真的画面(現実を そのまま写した画面)は映像ではなくして実物であると見えてくる(映像でなけ れば実物きりない訳だから、それが動けばである)。然してそれから逆に立体感 が生れる。以上がシネラマ立体視の理由なのである。 P点から見た場合、立体的に見えなかったのは、P点から見た場合と同一視 角でも(スクリーンから遠いので)スクリーンの端辺が視角内に入って来て視覚 されるので、スクリーンの存在が認識されるので、前記の様にはならない事と、 も1つ、スクリーン上の映像が歪んで見えてくるので実体視出来ないので立体視 出来ないのである。
【0006】 即ちスクリーンの映像の立体視には、映像が精緻な事とスクリーン上の映像に歪 みが無い事、スクリーンの端辺線の視覚、即ち″同一二次元面上にあり四周つな がっている処の端辺線″が目に入らぬ事が条件になっているのである。シネラマ は今は見る事が出来ないが、同一作用を示すものにプラネタリュームがあり、プ ラネタリュームは今でも見る事が出来る。 プラネタリュームは図3に示す如く、半球の内面状の丸天床の内側をスクリーン としてそこに夜空の映像を映し出す方式の映画であり、観客は之を仰ぎ見るので あるが、之に全天空を映し出したのを観客が見るときは、低い丸天床の位置は意 識出来なくなって、遠い大空の下に居る様に感ずる。即ち実体視(立体視)した 事になるのである。この場合もスクリーンの端辺線(図3のA−Aにそう円線、 即ち観客にとっては地平線とみえる線)は、上方を仰ぎ見ている観客の視角には 入らぬから見る事は出来ない。又観客が地平線を含む夜空を見ている場合でも全 部の地平線を同時に見る事は出来ないのである。即ち、この場合も、″同一二次 元面上にあって四周つながっている端辺線″が目に入らなければ、スクリーン上 の映像は実体的(立体的)に見えてくる実証である。
【0007】 又、最も簡易に以上の作用を見るには、図4の如く、適正観視距離からテレビを 見る場合にて、小手をかざして画面の下辺と下辺をかくす様にしてテレビを見る と、映像が(不完全乍ら)実体的(立体的)に見えてくる。(但し当然の事乍ら 写真的画面のシーン(実物をそのままの映像)でなけれはならず非写真的画面即 ちスーパーインポーズの字や絵が入った画面とか不自然に合成された画面等は立 体的に見えない) 即ちこの場合も″同一二次元面上にあり四周つながっている所のスクリーンの端 辺線″が手でかくされて、視覚上破かいされて無くなったためにそうなったので ある。
【0008】 例えば図1のテレビにおいて図5の如くにスクリーンの外周枠を色分けする。即 ち例えば外周枠の中、aの部分を暗色又は黒色に、bの部分を明色又は白色にす ることで実体視テレビとする。 即ち、人間の目は明色の所は手前に出っぱっている様に感じ、暗色の所は奥に引 っこんでいる如くに感じる性質があるから、この場合外周枠はaの部分は奥に引 っこみ、bの部分は手前に出っぱる様に見えるので、外周枠は奥行方向に於て、 断切隔離感が生ずる。従って、同一二次元面上にあって四周つながっているスク リーンの端辺線は視覚上破かいされてどこにも無い。 どこにも視覚されないから、前記せるシネラマ、プラネタリュームの場合と同じ で、スクリーンの存在は認識出来ないから、(スクリーンの無い所に映像がある 筈はないので)そこの映像は映像ではなくして実体であると視覚される(映像で なければ実体きり無いから)。然してそれから逆に立体感が生れるのである(何 故なら実体ならば立体の筈だから)、(但し写真的画面のシーンでなければ立体 的に見えない。スーパーインポーズの字や絵か入った画面が度々出て来る番組で も立体感が湧きにくい。立体感が固定し難いからである。よって、度々は出てこ ない劇等の番組で見るべきである。 尚、外周枠に奥行方向の断切隔離感を生ぜしめる処の明色、暗色の色分けは図1 に示す様な外周枠の前面2−1、2−2、2−3、2−4が同一平面上にある場 合に其の枠辺毎に(例えば図5の如く)色分けし、且つ側壁の視覚が極めて小な る場合に於てのみ、であり、例えば図6の如く、違う面cとdの間で色が違って も、外周枠の奥行方向の断切隔離錯覚は生じないのである。cとdの面は図6の A−A断面図で見る如く、空間角度が違うから、同一平面にそう面ではない。即 ちcはスクリーンの右側方に位する所の枠辺体の前面でdはその側壁であるので 同一物体の違う面であるので、不可分一体の関係である。然る処、cの面が手前 に出っぱり、dの面が奥に引っこむと云うことはどういう現象なのか想像出来な い処である。想像出来ない現象への錯覚は起る筈が無いから、この場合は外周枠 の奥行方向の断切隔離感は生じない。従ってかかるテレビは実体視テレビにはな らないのである。
【0009】 図5に例示せる様なテレビは、本発明による実体視テレビとしての基本的構成で あり、この発明は既に小生の特許として登録がなされている。 之は実用的な実体視テレビとして世界唯一のものである。 即ち立体視方式としては、二眼視差式のレンチキラー方式又は眼鏡をかけて見る 方式のステレオ方式かホログラフィー方式があるがホログラフィー方式はテレビ に応用するのには全く見込みが無く、又ステレオ方式は、前記
【0002】項に て述べた如く、端辺悪影響の欠点があるから実体視装置として全く向かない。( 無限大なスクリーンのテレビは作り様が無いから) 昔(40年位前)に偏光と偏光眼鏡を用いる方式のステレオ式立体映画の劇映画 が米国から来て日本の映画館で上映された事があるが、端辺悪影響のため頗る見 づらく、観客は皆頭が痛くなると頗る悪評で、上映途中から普通映画に切りかえ て上映を続けた事がある、(2本のフィルムを一本にし、偏光で照射するのを普 通光にし、めがねをかけないで見れば普通映画になりますから) この様にステレオ方式は、試験的に短時間見る場合はとも角、劇の如く長時間見 る場合は、頭が痛くなって全く適さないので実用にはならぬのである。従って実 用に堪える立体視(実体視)方式のテレビとしては、本発明による方式以外には 無いのである。
【0010】 然し乍ら本実体視方式は、あく迄もテレビスクリーン(平面状)に映った写真的 映像(自然の場面、即ち人工的細工を施さない映像)を映像ではなくして実体( 実景)であるかの如く見させる方式であって、非写真的画面、例えばスーパーイ ンポーズの字や絵の入った画面や人工的に不自然に合成した画面等は立体的に見 えないのは当然であり、又ひんぱんにこの様な非写真的画面が出てくる例へばコ ンマーシャル番組等では立体的に見えない、それは立体感が固定しないからであ る。そうでない番組、例えば劇等の番組で検すべきである。(ステレオ方式やホ ログラフィー方式にては、スーパーインポーズの字や絵を入れる事すら出来ない のである)
【0011】 以上述べた通り、二次元状のテレビ映像を本発明による技術思想により立派に三 次元状に見る事が出来るのである。 然し乍ら人によっては、テレビの映像を三次元的に見るよりも、従来のテレビや 映画への慣れから、二次元状の映像画面として見た方が気が落ちついて良いと云 う人も居るであろう。こうなると好みの問題であるからどちらを可とするかの門 題ではない。 テレビ受像機は高価であり且つ場所をとる物であるから、立体視と平面視とのた めに2台のテレビを用いるよりも1台のテレビでその両用にし得る方が望ましい 事は勿論である。
【0012】
【考案実施の形態】
本発明思想による実体視テレビは、図5にて示せるテレビの他にも、図1にて示 せる如きスクリーン及び外周枠を有するテレビに於ける外周枠の前面に於て、ス クリーンの上又は下に位する枠辺体の前面かスクリーンの側方に位枠辺体の前面 と、残る枠辺体の前面との間に、その色を一方を黒色又は暗色に、他方を白色又 は明色に、色差を有せしめたものでもよい事は勿論である。(尚、以上の色はテ レビの通常観視距離から見た色であって、一様にその色である物の他に細かい模 様のもので全体としてその色になるものをも含む)この様な色構成パターンを″ 実体視色構成パターン″と称する。 平面視、立体視(実体視)両用テレビに於ては、テレビ全体のケースの色か、又 は少くともスクリーンに接する外周枠の前面の色を、白色か明色となすか又は黒 色か暗色となせば、そのテレビを適正観視距離から見るときは、勿論そのテレビ は立体的には見えない通常のテレビであるが、そのときもしも単色なるスクリー ンに接する外周枠の部分が実体視色構成パターンを呈する如くなすには現在の単 色なる該外周枠の前面に、該単色と反対な色(つまり該単色が白のときは黒、黒 のときは白)の部分を2ヶ所追加すればよい訳であるが、その追加を、色を塗る 代りに貼りつける薄板を似てなす。つまり前面が該反対色をなす処のうす物体( 板又は布)でうらに着脱自在に作用する接着剤層を有するものを其所にくっつけ てなす方式にする。然してそれをくっつければそのテレビは立体的に見えてくる 訳である。 然して実体視(立体視)テレビとしてテレビを用いる場合は以上の装着板を付け 、平面視の通常テレビとして用いる場合はその装着板をはずすのである。
【0013】
【実施例】
尚、実体視色構成パターンには、その定義からして、図5に示せるもの及びそれ と黒白反対なものゝ他にも、例えば図7、図8、図9の如きもの及びそれと黒白 反対なもの等がある事は勿論である。之等は前記の細かい模様ものと共に、テレ ビの家具としての意匠上重要である。 前記のテレビに装着する板又は薄物体の事を装着具と云う。 図10は、テレビ本体の色が白色のとき、図5の実体視色構成パターンの例にて 、その装着具を接着剤にて装着した状態を示す。イ図は前面図、ロ図はA−A部 分断面図、ハ図はB−B部分断面図である。 5はその装着具にて前面は、黒色をなす。2は外周枠でありテレビケースの一部 であり白色をなす。6は接着剤層であり両面粘着テープである。 この様に構成したから、之をテレビの適正観視距離から見れば、スクリーンの映 像は当然実体的(立体的)に見える。又、平面視テレビとして見たくなったら、 装着具をテレビからはずして別に保管して再使用に備えればよい。
【0014】
【考案の効果】
装着具をこの様に着脱自在になしたので、1台のテレビで平面視テレビと立体視 (実体視)テレビの両方に使えるから、多くの人々の各々違う好みに応える事が 出来るから、大いに経済的であり且つ場所をとらぬ為に便利であるというメリッ トがある。
【提出日】平成13年9月18日(2001.9.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 即ちスクリーンの映像の立体視には、映像が精緻な事とスクリーン上の映像に歪 みが無い事、スクリーンの端辺線の視覚、即ち“同一二次元面上にあり四周つな がつている処の端辺線”が目に入らぬ事が条件になつているのである。 (上記に於て、スクリーンを同一二次元面と云つたが、通常それは映画のスクリ ーンの様に平面であり、スクリーンがごく巨大な場合のみ観視者をとりまく様に 、観視者の方に凹形に、シネラマやシネマスコープやプラネタリユームの様に凹 形に弯曲している。之は観視上の映像の歪みを無くするために、スクリーン面の 各部に対する観視者の視距離を可及的等しくとるためであるが、逆に凸形に弯曲 してよい事はあり得ないのである.之は映像が歪んで見えてくるからである。テ レビのスクリーンは最近までは受像管の製作の都合上止むを得ず凸形に弯曲して いたが、それでは像が歪んで見えるので実体視出来なかったのであるが、最近に なって平面スクリーンのテレビが出現した。即ちプラズマデスプレーテレビ、液 晶テレビの実用化、とフラツトスクリーンの受像管式テレビの出現によつて、実 体視テレビが出現し得る状況になつたのである。) 上記のシネラマは今は見る事は出来ないが、同一作用を示すものにプラネタリ ュームがあり、プラネタリュームは今でも見る事が出来る。 プラネタリュームは図3に示す如く、半球の内面状の丸天床の内側をスクリーン としてそこに夜空の映像を映し出す方式の映画であり、観客は之を仰ぎ見るので あるが、之に全天空を映し出したのを観客が見るときは、低い丸天床の位置は意 識出来なくなつて、遠い大空の下に居る様に感ずる.即ち実体視(立体視)した 事になるのである,この場合もスクリーンの端辺線(図3のA−Aにそう円線、 即ち観客にとつては地平線とみえる線)は、上方を仰ぎ見ている観客の視角には 入らぬから見る事は出来ない。又観客が地平線を含む夜空を見ている場合でも全 部の地平線を同時に見る事は出来ないのである。即ち、この場合も、”同一二次 元面上にあつて四周つながつている端辺線”が目に入らなければ、スクリーン上 の映像は実体的(立体的)に見えてくる実証である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実体視システムを適用し得るテレビを
示す図
【図2】シネラマを示す図
【図3】プラネタリュームを示す図
【図4】テレビを両手をかざして見た図
【図5】実体視色構成パターンの例図
【図6】実体視色構成パターンでない例図
【図7】実体視色構成パターンの例図
【図8】実体視色構成パターンの例図
【図9】実体視色構成パターンの例図
【図10】装着具の接着剤による装着を示す図
【符号の説明】
1、 スクリーン 2、 外周枠 3、 側壁 4、 前面操作部 5、 装着具 6、 両面接着テープ a、 実体視色構成パターンの黒色又は暗色の部分 b、 実体視色構成パターンの白色又は明色の部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーンに接する外周枠を白色か白色に
    近い明色、又は黒色か黒色に近い暗色となしたるテレビ
    の所定の所に貼りつける事により該外周枠部の視覚が全
    体として実体視色構成パターンとなる処の形の、前面が
    該外周枠の色と反対の黒色か黒色に近い暗色であるか、
    又は白色又は白色に近い明色であって、裏面に該外周枠
    と着脱自在に付着せしめ得る接着剤層を有する装着具。
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