JP3564170B2 - 平面画像を立体画像昇華する処理関連物及び該製造方法。 - Google Patents
平面画像を立体画像昇華する処理関連物及び該製造方法。 Download PDFInfo
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Description
『用語』の説明。
【0002】
☆『画像情報』とは、平面物、立体物、及び、想い描いた画像から得られる「画像」を指し、「平面画像情報」と「立体画像情報」を含んでいる。
【0003】
☆『画像の像形状情報』とは、「平面画像の形状」の「大きさの情報」を指す。
【0004】
☆『画像の像形状画像情報』とは、文字から一般的に解釈出来るように『画像の像形状情報』の「画像情報」を指す。
【0005】
☆『画像の像形状画像情報種』とは、『画像の像形状画像情報』を『種』とし、『大形像系画像情報』と『小形像系画像情報』の「2系」から構成される。
【0006】
☆『異系』とは『大形像系画像情報と小形像系画像情報』の「2系」を指す。
【0007】
☆『大形像系画像情報』とは、『画像の像形状画像情報種』で『小形像系画像情報』より横に大きい形状の「平面画像情報」を指す。
【0008】
☆『小形像系画像情報』とは、『画像の像形状画像情報種』で『大形像系画像情報』より横に小さい形状の「平面画像情報」を指す。
【0009】
☆『融合』とは、一般的には、溶け合って1つになる現象を指し、本発明の融合では、「2つの平面画像情報」が溶け合った後、脳の視中枢内で「1つの立体視できる画像」(=立体画像)として現われる。
【0010】
☆『両形融合』とは、『画像の像形状画像情報種』の『大形像系画像情報』と『小形像系画像情報』の『同種異系』の「2つの平面画像情報」同士が『融合』した後、脳の視中枢内で「1つの立体視できる画像」(=立体画像)として現われることを指す。
【0011】
☆『差異』とは、『大形像系画像情報と小形像系画像情報』の横の長さ比較で「差」があることを指す。「差異=ゼロ」であれば、『融合』は起こらず、平面画像情報になる。
【0012】
☆『光』とは、本発明では、一般的解釈としての連続した光を指す。
【0013】
☆『信号』とは、本発明では、一般的解釈と同じく非連続したもので、電気、電子、放電、電圧、電磁、粒子、映像、及び、画像の各信号がある。
【0014】
☆『画像情報信号、画像情報光』とは、本明細書の用語に出てくる『画像情報保持物』、並びに『画像処理装置』の具体例、全てに、共通した『画像情報』が、『信号』、もしくは、『光』で構成され、『画像情報』の具体的伝達手段をなしている。
【0015】
☆『画像情報保持物』とは、文字から一般的に解釈出来るように『画像情報』を「保ち持つ物」と言うことであり、『画像情報』が、「平面画像情報」と「立体画像情報」を含んでいるため、
『画像情報保持物』も、<『平面画像情報保持物』と『立体画像情報保持物』を含んでいる。>
【0016】
☆『画像保持物』とは「画像」、即ち、『画像情報』を備えているため『画像情報保持物』と同義である。
【0017】
☆『平面画像情報保持物』とは、文字から一般的に解釈出来るように、「平面画像情報」を「保ち持つ物」と言う意味である。
【0018】
又、平面画像・平面写真・平面印刷・平面表示・平面記録・平面記録再生・平面記憶・平面記憶再生・平面再生・平面加工・平面出力を必要とする「物」を指す。
【0019】
具体的には、
家庭用、又は、業務用として「平面写真、平面写真集、平面航空写真、平面芸術写真集、平面カタログ、平面通販カタログ、平面チラシ、平面パンフレット、平面新聞、平面週刊誌、平面ガイド集、平面カラー図鑑、平面ポスター、平面カレンダー、平面雑誌、平面書籍、平面地図、立体図法平面図面、立体図法平面設計図、平面住宅・ビルディング完成図、平面写真アルバム、平面スライド写真、平面絵本、平面テレビジョンソフトウェア、平面パーソナルコンピューターソフトウェア、平面文字放送ソフトウェア、コンパクトディスク・レーザーディスク・磁気・光磁気の各平面ディスクソフトウェア、平面ビデオテープソフトウェア、平面ディジタルテープソフトウェア、平面映画ソフトウェア、平面テレビゲームソフトウェア、平面映画フィルム、平面マイクロフィルム、平面X線写真、平面コンパクトディスクリードオンリィーメモリーソフトウェア、平面コンピューターグラフィクスソフトウェア、平面絵画、平面版画、平面挿絵、平面壁画、平面看板、平面回転看板、各種計測機器の平面表示面、家庭用電機・音響機器・通信機器・医療機器・オフィスオートメーション機器・パーソナルオートメイション機器・ファクトリィオートメイション機器・各種端末機の平面表示面、立体図法使用の平面文字・数字・記号・符号・模様、その他の平面画像情報保持物」が、
挙げられる。
【0020】
☆『立体画像情報保持物』とは、文字から一般的に解釈出来るように、「立体画像情報」を「保ち持つ物」と言う意味である。
【0021】
又、立体画像・立体写真・立体印刷・立体表示・立体記録・立体記録再生・立体記憶・立体記憶再生・立体再生・立体加工・立体出力を必要とする「物」を指す。
【0022】
特に本発明書では、「平面画像情報」を「立体画像情報」に『処理』する技術の開示を最重要課題としているため
『立体画像情報保持物』とは、<『平面画像情報保持物』の「平面画像情報」を「立体画像情報」に『処理』された「物」>を指す。
【0023】
具体的には、前記『平面画像情報保持物』の「平面画像情報」を「立体画像情報」に置き換えた「物」といえる。
【0024】
☆『処理』とは、『画像情報』を表示、同記録、同記憶、同記録再生、同記憶再生、同再生、同加工、又は、同出力の内1つ以上の画像情報への行為を指す。
【0025】
☆『画像処理装置』とは、文字から一般的に解釈出来るように「画像」即ち、『画像情報』を『処理』する「装置」と言うことである。
【0026】
本発明における『画像処理装置』とは、「平面画像情報」と「立体画像情報」、何れか、からなる『画像情報』を『処理』する「装置」を指し示す。
【0027】
即ち<『平面画像処理装置』、『立体画像処理装置』、『画像立体処理装置』>を指す。
【0028】
☆『平面画像処理装置』とは、文字から一般的に解釈出来るように、「平面画像」、即ち、「平面画像情報」を『処理』する「装置」と言う意味である。
【0029】
具体的には、
「紙・鏡・液晶・ガラス・レンズ・プラスチック・フィルム・テープ・放電灯・蛍光管・蛍光体・発光ダイオード・光ファイバー・レーザー光線・エレクトロルミネッセンス・プラズマ・セラミック薄膜・アモルファスシリコン・電気・電圧・電界・電子・電磁波・電波・放電・磁気・熱・紫外線・粒子線・霧・蒸気・水・氷・雪・雲・泡・海水の何れかを使用し画像情報処理表示する平面画像処理装置、眼鏡類、双眼鏡、望遠鏡、顕微鏡、拡大鏡、カメラ、ビデオカメラ、テレビジョンカメラ、航空撮影用カメラ、医療用カメラ、業務用カメラ、映画撮影用カメラ、映写機、投影機、映画用画像処理加工装置、映画装置、映画館、映画施設、ドーム型映画施設、スクリーン、モニターテレビ、ビデオモニターテレビ、ポータブルビデオモニターテレビ、ポケットテレビジョン、テレビジョン一体型ビデオテープレコーダー、シートテレビジョン、テレビジョン電話、カーテレビジョン、カーナビゲーションシステム、壁掛けテレビジョン、白黒テレビジョン、カラーテレビジョン、液晶テレビジョン、発光ダイオードディスプレイ、家庭用テレビジョン、医療用テレビジョン、無線・大気圏波放送テレビジョン、文字放送、文字放送テレビジョン、ファクシミリ放送、ファクシミリ放送テレビジョン、データ放送、データ放送テレビジョン、有線放送テレビジョン、キャプテンシステム放送、キャプテンシステムテレビジョン、パーソナルコンピューター通信網、パーソナルコンピューター通信テレビジョン、衛星放送、衛星放送テレビジョン、ハイビジョン放送テレビジョン、光ファィバー通信網放送テレビジョン、マルチメディアテレビジョン、テレビゲーム機、テレビゲームシステム、テレビジョン会議用システム、防犯・防災用テレビジョン、家庭内情報システム、家庭内情報システムテレビジョン、ファッションショウ・コンサート・イベント・野球場・街頭用各大型電光掲示ディスプレイ、業務用ディスプレイ、上記テレビジョン用ビデオテープレコーダー、上記テレビジョン用ディスクレコーダー、ノートブックパーソナルコンピューター、ラップトップパーソナルコンピューター、複写機、電子システム手帳、ポケットコンピューター、大型コンピューター、画像処理用コンピューター、オシロスコープ、ハンディターミナル、工業用制御システム、ポイントオフセールス端末機、金融端末機、窓口業務用端末機、オーバーハードプロジェクターパネル、業務用測定機器、超音波探傷機、ソナー、超音波診断装置、X線診断装置、超音波断層装置、医療用計測機、血圧計、電子体温計、パーソナル無線、ファクシミリ、ワークステーション、ワードプロセッサー、インフォメーションディスプレイ、映像通信端末機、携帯情報端末機、ペン入力端末機、オーディオ、ビデオテープレコーダー、電子楽器、調理器具、空調機器、各種リモートコントローラー、時刻表示装置、ネオン灯看板、電飾看板、電光掲示板、その他のディスプレイ装置、その他の工業的平面画像処理装置」が、
挙げられる。
【0030】
☆『画像立体処理装置』とは、文字から一般的に解釈出来るように「画像」即ち、『画像情報』を「立体」に『処理』変換出来る「装置」である。
【0031】
本発明では、「平面画像情報」を「立体画像情報」に『処理』出来る技術のみに絞った公開であるから、『画像情報』とはこの場合、「平面画像情報」を指し、「立体」とは、「立体画像情報」を指す。
【0032】
従って、『画像立体処理装置』とは、<「平面画像情報」を「立体画像情報」に『処理』変換出来る「装置」>を指す。
【0033】
☆『立体画像処理装置』とは、文字から一般的に解釈出来るように「立体画像」即ち、「立体画像情報」を『処理』する「装置」と言うことである。
【0034】
特に本発明書では、「平面画像情報」を「立体画像情報」に『処理』変換出来る『立体画像情報保持物』と『画像立体処理装置』の技術の開示も行なっているため、
「平面画像情報」を『処理』する『平面画像情報保持物』・『平面画像処理装置』は、『立体画像情報保持物』・『画像立体処理装置』と『繋ぐ』ことにより、「平面画像情報」のみならず、「立体画像情報」をも『処理』するものと成る。
【0035】
従って、『立体画像処理装置』とは、『平面画像情報保持物』・『平面画像処理装置』を『立体画像情報保持物』・『画像立体処理装置』と「繋いだ装置」を指す。
【0036】
具体的に述べると、<『平面画像処理装置』・『平面画像情報保持物』に『画像立体処理装置』を「繋いだ装置」>と、<『平面画像処理装置』に『立体画像情報保持物』を「繋いだ装置」>を指す。
【0037】
☆『繋ぐ』とは、本発明では、「図46」や「段落 [ 0210 ] ・ [ 0211 ] ・ [ 0212 ] ・ [ 0213 ] 」に記載されている様に、『画像情報』が「繋がる」ことを指す。
【0038】
☆『立体画像処理装置製造』の『製造』とは、『立体画像処理装置』内の各『繋ぐ』行為により「形成」される。
【0039】
☆『立体画像処理装置製造方法』の『方法』には、
(1)、『画像立体処理装置』に『平面画像処理装置』・『平面画像情報保持物』を『繋ぐ』『方法』がある。
【0040】
(2)、『立体画像情報保持物』に『平面画像処理装置』を『繋ぐ』『方法』がある。
【0041】
(3)、「繋ぐ前」の「平面画像情報」発信源側に、「立体画像情報」を工夫して持たした後、「発信」して「受信」することにより、「繋ぎ」、『立体画像処理装置』を『製造』する『方法』がある。
【0042】
(4)、「平面画像情報」発信源側と「繋いだ後」の「受信画像処理装置側」の「平面画像処理装置側」に、「立体画像情報」を工夫して持たし『立体画像処理装置』を『製造』する『方法』がある。
【0043】
☆『受信画像処理装置』とは、文字から一般的に解釈出来るように、「受信画像」、即ち、「受信画像情報」を『処理』する「装置」と言う意味である。
【0044】
☆『立体画像関連物』とは、立体画像処理映画関連装置、立体画像処理テレビジョン関連装置、立体画像処理写真関連装置、立体画像処理眼鏡関連装置、立体画像処理印刷関連装置、立体画像情報保持写真関連物、立体画像処理記憶関連装置、その他の立体画像処理関連装置、立体処理関連装置、及び、その他の『立体画像情報保持物』を総称して呼称する。
【0045】
☆『平面画像処理表示装置』とは、文字から一般的に解釈出来るように、『平面画像処 理装置』の1部で、「平面画像の処理」の『処理』を「表示の処理」で行なう「装置」を指す。
【0046】
☆『立体画像処理表示装置』とは、文字から一般的に解釈出来るように、『立体画像処理装置』の1部で、「立体画像の処理」の『処理』を「表示の処理」で行なう「装置」を指す。
【0047】
☆『画像立体処理眼鏡装置』とは、文字から一般的に解釈出来るように、『画像立体処理装置』の1部で、「画像の立体処理」を「眼鏡の形」で行なう「装置」を指す。
【0048】
☆『画像立体処理加工装置』とは、文字から一般的に解釈出来るように、『画像立体処理装置』の1部で、「画像の立体処理」の『処理』を「加工の処理」で行なう「装置」を指す。
【0049】
☆『立体画像情報保持表示印刷物』とは、文字から一般的に解釈出来るように、『立体画像情報保持物』の1部で、「立体画像情報」の「保持」を「表示印刷」で表わしている「物」を指す。
【0050】
☆『立体画像情報保持回転看板物』とは、文字から一般的に解釈出来るように、『立体画像情報保持物』の1部で、「立体画像情報」の「保持」を「回転看板」で表わしている「物」を指す。
【0051】
☆『表示観察画像』とは、文字から一般的に解釈出来るように、「表示画像」を「観察した時の観察画像」を指し、表示部に空間位置の差(傾斜)を持たし表示すると「表示した画像」と「観察した時の観察画像」に相違が生まれ、錯覚視が生まれてくる。
【0052】
【産業上の利用分野】
本発明は、立体画像・立体写真・立体印刷・立体表示・立体記録・立体記録再生・立体記憶・立体記憶再生・立体再生・立体加工・立体出力を必要とする立体画像処理装置、又は、立体画像情報保持物の分野と、平面画像・平面写真・平面印刷・平面表示・平面記録・平面記録再生・平面記憶・平面記憶再生・平面再生・平面加工・平面出力を必要とする平面画像処理装置、又は、平面画像情報保持物の分野の両分野に渡って利用出来、両分野とも立体画像処理、及び、平面画像処理出来るものである。
【0053】
具体例としては、眼鏡類、望遠鏡類、顕微鏡、業務用カメラ、映画装置、映画施設、モニターテレビ、家庭用テレビジョン、医療用テレビジョン、衛星放送、文字放送、ファクシミリ放送、データ放送、キャプテンシステム放送、パーソナルコンピューター通信網、テレビゲームシステム、テレビジョン電話機、家庭内情報システム、業務用ディスプレイ、各種計測機器の表示装置、時刻表示装置、家庭用、又は、業務用写真、書籍、設計図、映画ソフトウェア、看板、ネオン看板、電光掲示板、立体幾何学、立体化学、銅像、立体サンプル製作、その他の立体画像処理装置、その他の画像立体処理装置、及び、その他の立体画像情報保持物に関するもの。
【0054】
【従来の技術】
従来の立体画像処理映画関連装置、立体画像処理テレビジョン関連装置、立体画像処理写真関連装置、立体画像処理眼鏡関連装置、立体画像処理印刷関連装置、立体画像情報保持写真関連物、立体画像処理記憶関連装置、その他の立体画像処理関連装置、立体処理関連装置、及び、その他の立体画像情報保持物(但し、以上の該各関連装置、該各関連物を総称して、以下、立体画像関連物と呼称する)は、対象とする立体物を左右の目から観察した時の、両眼視差の方法(殆ど前記方法に基づく)及び、対象とする立体物から得られた光りの波面の干渉縞によるホログラフィの方法により、又、平面画像を立体視出来る方法として、濃度差方式の原理であるプルフリィヒ効果により、及び、振動鏡利用によるバリフォーカルミラー方式で、各々立体感を観察者に与えていた。
【0055】
両眼視差とは、文献「三次元画像工学」大越孝敬著、によると「注視している物体表面の点からの光は、網膜の中心(中心嵩)に結像する。しかし、注視点以外の点からの光は、<対応する位置>に結像せず、両眼像がずれて見える」この網膜上の左右のずれにより、立体感が生まれてくる。
【0056】
又、ホログラフィとは、辞典「広辞苑」新村出編によると「物体にレーザー光などを当て、そこから得られる光と、もとの光との干渉パターンを感光板に撮影・記録し、これに同様の光を当てて物体の像を立体的に再現する方法」であり、立体感を生むすべての要因である融合による輻輳、両眼視差、焦点調節、単眼運動視差などを満足させる完全な3次元画像が得られる。
【0057】
又、プルフリィヒ効果とは、人の目は光量により映像伝達速度が変わるため、左目だけに濃いサングラスを掛けた時、左右の目からの脳への伝達スピードに差が生まれ、左右に動いている画像は、両眼視差と同じ様な左右にずれた映像となり立体感が生まれてくる。
【0058】
又、バリフォーカルミラー方式とは、テレビジョン画面に写し出された画像信号と同期させてフィルム状の反射鏡を振動させて該鏡で反射した振動画像から立体感が生まれてくる。
【0059】
従って、立体画像関連物(前記但書き参照の事)の工業的技術は、観察者の左右の目に立体物を見た時の両眼視差の方法、及び、同ホログラフィの方法と左右の伝達速度差から生まれるプルフリィヒ効果の方法と振動鏡によるバリフォーカルミラー方式で得られた立体画像関連物を如何に観察者に便利な形で、又、高品質で提供するかに努力してきた。
【0060】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、立体画像関連物において、立体物を左右の目から捕らえた左右画像のずれによる両眼視差の方法、及び、立体物の光波面干渉縞から生まれるホログラフィの方法では、大前提として、始めに対象となる立体物が必要となり、プルフリィヒ効果の方法では、左右一方向のみに働きのある画面が必要となり、バリフォーカルミラー方式では振動する鏡が必要となる。
【0061】
従って、立体画像の主流と成っている両眼視差、ホログラフィの方法では、平面画像関連物は、立体画像処理の対象から外される為、過去、現在、及び、近い将来に渡る膨大な平面画像処理関連分野を切り捨てた所に、立体画像処理関連分野を新たにゼロから築き上げて行かねばならない為、その時間的・空間的・経済的・産業文化遺産的損失は、漠大なものが生まれてくる。又、プルフリィヒ効果の方法では、左右一方向以外の画像は、対象から外され実用的効果が少ない。又、バリフォーカルミラー方式では、鏡の振幅に制限があるため実用的立体感が得られず、又、同立体視の原理を解明していないため他への応用が出来ていない点で実用的効果が少ない。
【0062】
従って、実用的立体感が得られ、該立体視原理が解明され殆どの立体表示に使われている実用性の高い両眼視差を中心に具体的問題点を挙げる。
【0063】
イ、家庭用、業務用の平面画像情報保持物が、立体視出来ない。
【0064】
ロ、立体物が、必ず、必要であるため、対象とする範囲が、未完成の狭い分野である立体画像処理関連装置に限られるため、開発時間・経費を低く押さえつつ完成させ普及して行くことが必要となる。
【0065】
ハ、映画、テレビジョン、写真撮影時に左目用と右目用の2台の各カメラが必要である。
【0055】
ニ、立体画像処理眼鏡において、左右補色によるため、自然なカラー画面が得られない。
【0056】
ホ、現行テレビジョン放送において、放送設備の増設が必要である。
【0066】
へ、現行テレビジョン放送において、左目用・右目用の2チャンネルの送・受信の確保が必要である。
【0067】
ト、現行テレビジョン放送において、現行テレビジョンと立体画像処理テレビジョンの互換性が必要である。
【0068】
チ、立体画像処理テレビジョン用とビデオディスクが必要である。
【0069】
リ、立体画像処理テレビジョン用専用ソフトウェアが必要である。
【0070】
ヌ、現行テレビジョン放送受信(1秒間30駒)の立体画像処理テレビジョンにおいて
(1)、シャッタ付液晶眼鏡左右各時分割表示や左右光学素子付積層エレクトロルミネッセンス素子画面による左右各異方向へ時分割表示(左右分割表示のため、1秒間15駒に半減する)する装置では、画像のチラツキが目立つ。
【0071】
(2)、レンティキュラレンズ板では、画像が横に拡大されることにより、空間解像度が半減する。
【0072】
(3)、バリフォーカルミラー方式では、振幅による画像のブレが生まれる。
【0073】
以上、現行のテレビジョンと同程度の画像の美しさを得られることが必要である。
【0074】
ル、立体画像処理映画、立体画像処理テレビジョン、立体画像処理写真の裸眼による立体視において、レンティキュラレンズ板、左右光学素子付積層エレクトロルミネッセンス素子画面による左右各異方向へ時分割表示する装置では、観察者が、左右に首を動かすと、画像の極端な不連続が起こり、視野の範囲が狭められているため、該範囲を広げることが必要である。
【0075】
ヲ、立体画像処理映画、立体画像処理テレビジョンにおいて、長時間立体視する場合、30分もすれば目の疲労感が生じてくるため、該疲労感を軽減することが必要である。
【0076】
ワ、画像ソフトウェア(アクション映像、ニュース映像、風景映像)に応じて立体感を選択できることが必要である。
【0077】
カ、プルフリィヒ効果の方法では、左右一方向のみ立体視出来、バリフォーカルミラー方式では、振動鏡の振幅幅から生まれる範囲で立体視出来、実用的立体感が得られる両眼視差の方法では、両眼視差のみで立体感を得、又、ホログラフィの方法では、情報量が多いため限られた水平方向における実験的立体視は得られているため、該各立体感を調整し高め屋外の立体画像(風景・動画)において、水平、及び、斜め上から立体視が出来、実用的融合輻輳、同両眼視差、同焦点調節、同単眼運動視差が出来る立体画像処理方法が必要である。
【0078】
ヨ、立体画像情報保持表示印刷物(左右画像並列、左右画像融合、3Dステレオグラム、ランダムパターン)では、視点平行法か視点交差法のいずれか一方でしか立体視出来ない。又、更に立体感を高めることも望まれる。
【0079】
本発明は、係る事情に着目してなされたもので、その目的とする処は、平面画像処理分野を切り捨てること無く、工業的技術により立体画像処理分野に参入させることが出来る、平面画像情報保持物と平面画像処理装置から立体画像情報保持物、画像を立体処理する装置、及び、立体画像を処理する装置を製造する方法と原理」を提供して、時間的・空間的・経済的・産業文化遺産的漠大な損失を無くすことにある。
【0080】
【課題を解決するための手段】
図46のモニターテレビジョンC160の画面を、観察者の各眼に対応するように、左右各画像を平行法により観察し、観察者の脳内の視神経交差積層体と視中枢で融合している状態の構成を示す「図1」、及び、図47のカラーモニターテレビA25を、「画像立体処理眼鏡装置33を掛けて観察している、観察者1」の脳内の視神経交差積層体と視中枢4で、融合している状態の構成を示す「図2」をもちいて説明する。
【0081】
発明は、上記の目的を達成する為、平面物、立体物、及び、想い描いた画像から得られる「画像の画像情報」から、バリフォーカルミラーと同じ形状を成す場合の「画像の像形状情報の画像情報」を除いた「画像の像形状画像情報種」において、『像形状の一部、多部、若しくは、全部を各々「縦」、若しくは、「横」に各々圧縮した画像の像形状画像情報』、『像形状の一部、多部、若しくは、全部を各々「縦」、若しくは、「横」に各々引き伸ばされた画像の像形状画像情報』、又は、『原寸大の画像の像形状画像情報』、の各それぞれの組み合わせにより「大形像系画像情報」(図1の6;図2の6)と「小形像系画像情報」(図1の5;図2の5)(大形像系画像情報と小形像系画像情報の横の長さの比率は167:100、若しくは、100:60までを許容範囲としてもよい)に2分した同種異系同士の情報比較で、大形像系画像情報(図2の6)を、左目用画像処理情報(図2の6)、小形像系画像情報(図2の5)は、右目用画像処理情報(図2の5)として、もしくは、大形像系画像情報(図1の6)を右目用画像処理情報(図1の6)、小形像系画像情報(図1の5)は、左目用画像処理情報(図1の5)とし、画像情報表示、同記録、同記憶、同記録再生、同記憶再生、同再生、同加工、又は、同出力の内1つ以上の画像情報処理を機能出来る画像処理装置、若しくは、該機能出来る画像情報保持物の画像情報として各画像情報処理部内の表示部(図1の61;図2の61)から、各々画像情報表示し、観察者(図1の1;図2の1))の脳内の視神経交差積層体と視中枢(図1の4;図2の4)で融合(図1の9;図2の9)させる。《以下、前記大形像系画像情報(図1の6;図2の6)と小形像系画像情報(図1の5;図2の5)の2分した同種異系同士の融合(図1の9;図2の9)を『両形融合』と呼称。》
【0082】
又は、前記各画像情報処理部内の各表示部同士(図1の画像情報を作り出している図46のモニターテレビA25とモニターテレビB26同士)を「空間位置に差」を持たし(図46のモニターテレビA25とモニターテレビB26を各々多方向に傾ける)、「空間位置に差」の有る前記表示部(図46の25と26を写し出している図1の61)から各々画像情報表示し、観察者(図1の1)の脳内の視神経交差積層体と視中枢(図1の4)で融合(図1の9)させる。
【0083】
又は、図3と図4と図5の各表示部61が、同一表示部61である時の図3、図4、図5と、図9=図10の145、147、146の各表示部140が同一表示部140であ る図9=図10において、該各画像処理情報に「残像による画像融合効果が有効な時間内の時間差」を持たして該大形像系画像情報(図3の6;図9=図10の145)と小形像系画像情報(図4の5;図9=図10の147)を交互に各々入れ換えて(図3の6と図4の5との交互の入れ換え;図9=図10の145と147との交互の入れ換え)、画像処理装置、若しくは、画像情報保持物の該各表示部(図3と図4と図5の61;図9=図10の140)から、各々時分割表示し、観察者(図5の1)の視神経交差積層体と脳の視中枢(図5の4)で融合(図5の9;図9=図10の146)させる。
【0084】
又は、図3、図4、図5、図9=図10、図44、図45において、前記段落[0083]の各画像情報処理部内の各表示部同士(図3の61と図4の61同士;図9=図10の145を表示の140と図9=図10の147を表示の140同士)に「空間位置の差」を持たし、「空間位置の差」の有る前記各表示部(図3の61;図4の61;図44の161、261、361;図45の161、261、361)から「残像による画像融合効果が有効な時間内の時間差」を持たして該大形像系画像情報(図3の6;図9=図10の145)と小形像系画像情報(図4の5;図9=図10の147)を交互に各々入れ換えて(図3の6と図4の5との交互の入れ換え;図9=図10の145と147との交互の入れ換え)、画像処理装置、若しくは、画像情報保持物の該各表示部(図3の61;図4の61;図44の161、261、361;図45の161、261、361)から、各々時分割表示し、観察者(図5の1)の視神経交差積層体と脳の視中枢(図5の4)で融合(図5の9;図44の9A・9C・9B;図45の9A・9C・9B)させる。
【0085】
【作用】
本各方法の内、両形融合による各構成から生じる各作用について図面を参照して1つ1つ分けて説明する。
【0086】
図46のモニターテレビC160の画面を観察者の各眼に対応するように左右各画像を平行法により観察し、観察者の脳内の視神経交差積層体と視中枢で融合している状態の構成を示す「図1」、及び、図47のカラーモニターテレビA25を、「画像立体処理眼鏡装置33を掛けて観察している、観察者1」の脳内の視神経交差積層体と視中枢4で、融合している状態の構成を示す「図2」をもちいて説明する。
【0087】
『像形状の一部、多部、若しくは、全部を各々「縦」、若しくは、「横」に各々圧縮した画像の像形状画像情報』、『像形状の一部、多部、若しくは、全部を各々「縦」、若しくは、「横」に各々引き伸ばされた画像の像形状画像情報』、又は、『原寸大の画像の像形状画像情報』、の各それぞれの組み合わせにより「大形像系画像情報」(図1の6;図2の6)と「小形像系画像情報」(図1の5;図2の5)(大形像系画像情報と小形像系画像情報の横の長さの比率は167:100、若しくは、100:60までを許容範囲としてもよい)に2分した同種異系同士の情報比較で、大形像系画像情報(図2の6)を左目用画像処理情報(図2の6)、小形像系画像情報(図2の5)は、右目用画像処理情報(図2の5)として、若しくは、大形像系画像情報(図1の6)を右目用画像処理情報(図1の6)、小形像系画像情報(図1の5)は、左目用画像処理情報(図1の5)とし、画像情報表示、同記録、同記憶、同記録再生、同記憶再生、同再生、同加工、又は、同出力の内1つ以上の画像情報処理を機能出来る画像処理装置、若しくは、該機能出来る画像情報保持物の画像情報として各画像情報処理部内の表示部(図1の61;図2の61)から、各々画像情報表示し、観察者(図1の1;図2の1)の脳内の視神経交差積層体と視中枢(図1の4;図2の4)で融合(図1の9;図2の9)させると、大形像系画像情報(図1の6;図2の6)と小形像系画像情報(図1の5;図2の5)の中間大の画像情報である1融合画像(図1の9;図2の9)が認識される。
【0088】
「1融合画像(図1の9;図2の9)は、立体深度(図1の10)を生み出し、立体画 像として現れ、立体視出来る。」
【0089】
又は、前記各画像情報処理部内の各表示部同士(図1の画像情報を作り出している図46のモニターテレビA25とモニターテレビB26同士)を「空間位置に差」を持たし(図46のモニターテレビA25とモニターテレビB26を各々多方向に傾ける)、「空間位置に差」の有る前記表示部(図46の25と26を写し出している図1の61)から各々画像情報表示し、観察者(図1の1)の脳内の視神経交差積層体と視中枢(図1の4)で融合(図1の9)させると、大形像系画像情報(図1の6)と小形像系画像情報(図1の5)の中間大の画像情報である1融合画像(図1の9)が認識される。
【0090】
「1融合画像(図1の9)は、立体深度(図1の10)を生み出し、立体画像として現れ、立体視出来る。」
【0091】
又は、図3と図4と図5の各表示部61が、同一表示部61である時の図3、図4、図5と、図9=図10の145、147、146の各表示部140が同一表示部140である図9=図10において、該各画像処理情報に「残像による画像融合効果が有効な時間内の時間差」を持たして該大形像系画像情報(図3の6;図9=図10の145)と小形像系画像情報(図4の5;図9=図10の147)を交互に各々入れ換えて(図3の6と図4の5との交互の入れ換え;図9=図10の145と147との交互の入れ換え)、画像処理装置、若しくは、画像情報保持物の該各表示部(図3と図4と図5の61;図9=図10の140)から、各々時分割表示し、観察者(図5の1)の視神経交差積層体と脳の視中枢(図5の4)で融合(図5の9;図9=図10の146)させると、大形像系画像情報(図5の6;図9=図10の145)と小形像系画像情報(図5の5;図9=図10の147)の中間大の画像情報である1融合画像(図5の9;図9=図10の146)が認識される。
【0092】
「1融合画像(図5の9;図9=図10の146)は、立体深度(図5の10)を生み出し、立体画像として現れ、立体視出来る。」
【0093】
又は、図3、図4、図5、図9=図10、図44、図45において、前記段落[0091]の各画像情報処理部内の各表示部同士(図3の61と図4の61同士;図9=図10の145を表示の140と図9=図10の147を表示の140同士)に「空間位置の差」を持たし、「空間位置の差」の有る前記各表示部(図3の61;図4の61;図44の161、261、361;図45の161、261、361)から「残像による画像融合効果が有効な時間内の時間差」を持たして該大形像系画像情報(図3の6;図9=図10の145)と小形像系画像情報(図4の5;図9=図10の147)を交互に各々入れ換えて(図3の6と図4の5との交互の入れ換え;図9=図10の145と147との交互の入れ換え)、画像処理装置、若しくは、画像情報保持物の該各表示部(図3の61;図4の61;図44の161、261、361;図45の161、261、361)から、各々時分割表示し、観察者(図5の1)の視神経交差積層体と脳の視中枢(図5の4)で融合(図5の9;図44の9A・9C・9B;図45の9A・9C・9B)させると、大形像系画像情報(図5の6;図9=図10の145)と小形像系画像情報(図5の5;図9=図10の147)の中間大の画像情報である1融合画像(図5の9;図44の9A・9C・9B;図45の9A・9C・9B)が認識される。
【0094】
「1融合画像(図5の9;図44の9A・9C・9B;図45の9A・9C・9B)は、立体深度(図5の10)を生み出し、立体画像として現れ、立体視出来る。」
【0095】
次に、図44において、融合画像9Cと同一形状の融合画像となる様9Aと9Bが錯覚視され観察出来る様に融合画像を線対称回転表示すると、「ブレの少ない融合画像」を得ることが出来る。又、「図40、41、42、43」の表示部261、361、461、561の様に表示部を増やし多重融合を起こすと焦点移動を備えた融合画像が得られ、又、図45において、前記の線対称を点対称回転表示し、前記同様表示部を増やすと更に「自然な立体感を持つ融合画像」を得ることが出来ることになる。
【0096】
前記段落[0095]の「ブレの少ない融合画像」・「自然な立体感を持つ融合画像」は、融合輻輳、両形融合(両眼視差に極めて近い働き)、単眼運動視差(画像の方が前後に移動する)、焦点移動(焦点調節に極めて近い働き)を備え、ホログラフィー画像(融合輻輳、両眼視差、単眼運動視差、焦点調節が出来る)に似、しかも物理的制約が少ない(観察者の体外に表示するか、同体内に表示するかの本質的違い)為、動画・風景画に対応出来、実用的範囲内の理想的画像が得られることになる。
【0097】
又、図1、3、4、5において、該大・小形像系画像情報の各画像情報の差異、大形像系画像情報21と小形像系画像情報22の差異を増やして行けば、該観察者1の相対的立体感の深度10も増えることになる。同じく、前記差異(大形像系画像情報21と小形像系画像情報22の差異)を減らして行けば、該観察者1の相対的立体感の深度10は、減ることになる。そして、前記差異(大形像系画像情報21と小形像系画像情報22の差異)をゼロにすれば立体感は無くなり、立体画像表示面を平面画像表示面に変更することが出来ることになる。
【0098】
【実施例】
両形融合の方法により平面画像、平面画像処理装置から立体画像情報保持物、立体画像処理装置、画像立体処理装置を製造出来ることを実証する為本構成方法を適用した簡単な実験を、図面を参照して説明する。
【0099】
図46において、市販のカラーテレビジョンモニターテレビ、同機種同インチ3台(以下モニターテレビA25、同B26、同C160と呼称)、文字放送受信機29、ビデオテープレコーダー28A、同28B、同28C、ビデオカメラ30、を図46の様に並べ、モニターテレビA25で現行の字幕入り文字テレビジョン放送を受信し、モニターテレビB26で字幕無し同番組を受信画像表示する。
【0100】
ビデオテープレコーダー28A、同28B、同28C、の各ビデオテープで各自録画する。
【0101】
中央に、ビデオカメラ30の真中央横垂直面から左右45度づつ傾けた鏡2枚27(直角に合わせる)を置き、両鏡合わせ垂直線とビデオカメラ30真中央線を一致させる。
【0102】
鏡27からの左右モニターテレビA25同B26の距離を同じにし、画像の大きさを同じにし、モニターテレビC160に該画像を写し出し、観察者の各眼に対応する様に左右各画像を平行法による観察を行なう。
【0103】
次にモニターテレビA25,B26の色合い調整摘み・色の濃さ調整摘み・明暗調整摘み・画質調整摘み・映像調整摘みを左右に動かし、左右同じ映像にする。
【0104】
次に、モニターテレビA25のブラウン管上に白黒写真を、モニターテレビB26のブラウン管上に前記白黒写真を横、若しくは、縦に1部、若しくは、全部を引き伸ばした方形状と台形状の各写真を張り、各ブラウン管を多方向に傾け観察した。
【0105】
無理なく立体感が得られた比率は、横方向へは100:167、若しくは、100:60までが、縦方向へは100:114、若しくは、100:88までが立体視の許容範囲として得られた。
【0106】
前記横方向が高数値の為、高実用的立体感を得ることが出来た。
【0107】
又、該高数値は人の目が左右横に並んでいる為と、視神経交差部の積層体が図14の様な構造で画像情報交換し1融合面で総和し立体感受している為と推測される。
【0108】
次に、前記白黒写真での実験で得られたビデオテープをビデオテープレコーダー28Cで再生しモニターテレビC160の表示面へ写し出し、該画像を市販の静止画像有線電送する静止画像テレビ電話で写し100キロ離れた同テレビ電話で同様に観察し立体視出来た。
【0109】
次に、図48の両形融合方法の内左右大・小の画像の像形状情報の差異により、写真、若しくは、印刷物の大・小形像系画像情報41、42を交互に張り、左右1対で一レンティキュラレンズ45に対応した立体画像表示写真原理、印刷物、若しくは、レンティキュラレンズ板44の実験において、観察者1が、左右に首を動かして、図48のA点から同図のB点へ移動した時、又は、レンティキュラレンズ板44、若しくは、該レンズ下の画像全体(大・小形像系画像情報41、42を交互に張ったもの)を1画像分左右にずらした時、各々左右の大・小形像系画像情報41、42が、左右逆転(41から42へ、42から41へ移行)すると、一瞬の目まいはあるが、画像の飛びによる極端な画像の不連続は、起こらなかった。
【0110】
図55、56において、従来の両眼視差の方法では、図55の虚像53を立体視している状況から、観察者1が、首を左右に動かし左右の画像51、52が左右逆転(左目用画像51から右目用画像52へ、右目用画像52から左目用画像51へ)、した状況を示す図56へ移行した時、観察者1が見ている虚像が、虚像53から虚像54へと極端に移動、変形し、同じ位置、同じ形状の虚像53を結ぶ事が出来ないため、画像の極端な不連続が、起こっていた。
【0111】
従って、視野範囲が狭められていたが、本融合方法では、左右の逆転が起こった状況を示す図2において、図1と同じ位置、同じ形状の融合画像9を、結ぶ事が出来るため、極端な立体画像の不連続は起こらず、視野範囲が従来より広がったと言える。
【0112】
又、図1、2において、前記観察者1が生理的目の疲れを感じた時、自発的に、左右に首を動かすことにより、若しくは、レンティキュラ板、該画像全体を各々1画像分ずらすことにより左右の目の働きである「小形像系画像情報から大形像系画像情報への移行運動67」と、「大形像系画像情報から小形像系画像情報への移行運動68」において、左右の逆転(「小形像系から大形像系への移行運動67」から「大形像系画像情報から小形像系画像情報への移行運動68」へ、「大形像系画像情報から小形像系画像情報への移行運動68」から「小形像系画像情報から大形像系画像情報への移行運動67」へ、)が起こり、片目の働きにおいては、逆方向による目の働きが生まれて、その結果、目の疲労の軽減が行なわれるため、従来の両眼視差による立体画像表示方法では、30分位で疲れを感じたものを長く維持出来る様になった。
【0113】
次に、図47において両形融合方法の「画像の像形状情報」の差異による立体画像製造法を適用した、簡単な画像立体処理眼鏡装置33をシリンドリカルレンズ凸31、35、同レンズ凹32、34で図47の様に構成しモニターテレビA25の平面画像を、観察すると、観察者1の左目2に左右横に引き伸ばされた大形像系画像情報が見え、右目3に左右横が圧縮された小形像系画像情報が見え立体視出来た。
【0114】
又、他の立体物を観察すると肉眼のみの両眼視差観察時よりも数段も立体感が増して観察出来た。従来の補色による立体眼鏡では、自然色は得られ無かった。
【0115】
又、従来の両眼視差に本融合方法を加えると更に立体感が増したと言える。
【0116】
次に、表示部面、及び、脳内虚像空間内の「画像の像形状情報」の差異により、印刷物を使用して立体画像を製造した実験A,B,C,Dについて述べる。
【0117】
実験A;
縦3cm横6cmの白色紙の上に、縦横各3cmの人物画像を印刷した画像を基本像形状写真画像とし、これを小形像系画像情報とし、前記縦横各3cmの人物画像を横に1.35倍と同横に1.35倍・縦1.10倍引き伸ばした2枚の各人物画像を各々大形像系画像情報とした。
【0118】
(1)中央左側に大形像系画像情報用人物画像を同じく右側に小形像系画像情報用人物画像を印刷し視点平行法と視点交差法の両方法を用いて、観察比較した。
【0119】
(2)前記(1)の左右を入れ換えて再印刷し観察比較した。
【0120】
(3)中央左右写真合わせ線を持ち上げ、又は、持ち下げ、各水平面より45度の傾斜角度を付け観察比較した。
【0121】
(4)前記(1)の写真画像は、水平面と平行に置き斜め45度各左右、及び、各上下から各々観察比較した。
【0122】
実験B;
縦横各3cmの人物画像を印刷した同一画像の2枚の写真画像を水平面に左右並列に置いた。
【0123】
(1)図47の実験で使用した両形融合用画像立体処理眼鏡装置33を観察者が掛け、(左目に左側写真、右目に右側写真が見えるように観察し、)左側写真を45度下に傾け、右側の写真を上に45度傾け該画像立体処理眼鏡装置33を通して観察した。
【0124】
(2)図47の実験で使用した両形融合用画像立体処理眼鏡装置33を観察者が掛け、(左目に左側写真、右目に右側写真が見えるように観察し、)左目から見える左側の大形像系用画像写真のみを8cm上空に持ち上げ水平面より35cm真上上空から同該観察した。
【0125】
実験C;
縦横各3cmの人物画像を画像縦中心線より左横斜め45度から撮影した写真と該画像縦中心線より右横斜め45度から撮影した2枚の写真を水平面に左右並列に置いた。
【0126】
( 1 )左右画像を各々45度づつ逆に回転し、左右観察される人物画像を一致させ、前記両形融合用画像立体処理眼鏡装置33を観察者が掛け、左目に左側写真、右目に右側写真が見えるように観察した。
【0127】
(2)前記(1)の上に、右側写真を30度手前に傾け、左側写真を30度後ろへ傾け観察した。
【0128】
(3)前記(2)の上に、各々全体を前後させながら観察した。
【0129】
実験D;
縦横各3cmの人物画像を画像縦中心線より左横斜め45度かつ上斜め45度から撮影した写真と該画像縦中心線より右横斜め45度かつ上斜め45度から撮影した2枚の写真を水平面に左右並列に置いた。
【0130】
(1)左右画像を左右と下へ各々45度づつ逆に傾け、左右観察される人物画像を一致させ、前記両形融合用画像立体処理眼鏡装置33を観察者が掛け、左目に左側写真、右目に右側写真が見えるように観察した。
【0131】
(2)前記(1)の上に、右側写真を30度手前に傾け、左側写真を30度後ろへ傾け観察した。
【0132】
(3)前記(2)の上に、各々全体を前後させながら観察した。
【0133】
実験A・B・C・Dとも鮮やかな自然色、若しくは、中間の大きさの立体人物画像が表示面、若しくは、脳内虚像空間内に浮かび上がった。
【0134】
又、各45度の傾斜角から観察した時が(両眼視差に似た左右の差異が働いている為)焦点移動も出来、最も自然で高い立体感が得られた。
【0135】
実験Eの時は、自然な立体感が更に顕著に現れた。
【0136】
又、同じ45度傾斜角で得られた画像でも中央部分が谷の時と山の時では、両サイドの広がり感と中央の突出感の違いが各々得られた。
【0137】
又、融合画像製造機能と注視点、及び、焦点機能は、各々独立して働き且つ各々相互に連係して立体認識の相互確認をしている事も解り、各々立体視実験出来た。
【0138】
次に、「残像による画像融合効果が有効な時間内の時間差」を持たして時分割表示し、両形融合により融合画像を製造した簡単な実験を説明すると、基本となる白黒人物写真(縦3cm,横6cm)を使用し、該基本写真に像形のボケを加えた写真をK(全体形状は、縦3cm横6cm)、同横に1.35倍引き伸ばした写真をKY(全体形状は、縦3cm横6cm)、同横1.35倍・縦1.10倍した写真をKYT(全体形状は、縦3cm横6cm)と呼称し、各実験した。
【0139】
実験E;
( 1 ) 長方形(縦3cm横20cm)の白色紙右端に、該写真K、KYに1枚に1つ印刷し各15枚づつ計30枚作成し、各1枚づつを交互に重ね、束ねた計30枚の左綴じの本とし右端に蝋を塗り滑りやすくし、本を親指で滑らして捲る様に該本を滑らしながら捲って観察実験した。
【0140】
(2)前記(1)の実験を、両形融合用画像立体処理眼鏡装置33を通じて観察した。
【0141】
実験F;
長さ30cm直径が5mmの木製の角棒に、中央部のみ長さ3cm直径1mmの金属製の角棒と成る様に取り付けた該中央部に、
(1)縦3cm横5cmである2枚の各板の表面に各1枚写真KとKYを張り外から各写真が見える様に該各板の裏面同士で該1mmの角棒を挟み固定し左右各往復45度60度90度120度150度180度高速・低速反転し観察した。
【0142】
(2)図35の様に該写真板(K、KY)に同じ写真板(K、KY)を該写真と中央で縦に直角に交差させて取り付けた十字形回転板でも前記 (1) の様に観察実験した。
【0143】
(3)前記実験Dで使用した写真に写真K、KYと同じ比率で画像の像形状の差を加えた写真(以下、DK、DKYと呼称)と取り換え更に前記同様の実験を行ない、左右と中央の3点から観察した。
【0144】
(4)図36のように前記実験Eで使用した写真を前記同様の比率で画像の像形状差を加えた写真(以下、EK、EKYと呼称)を90度点対称に成る様に該1mm金属棒の一点で中心点交差固定し、90度往復回転させ、20度左右と中央の3方向から観察した。
【0145】
(5)前記実験(1)〜(4)の実験を、両形融合用画像立体処理眼鏡装置33を通じて観察した。
【0146】
各実験とも微細に振動する幻灯機の様な立体視が出来た。
【0147】
又、実験Eでは、1秒間15駒では、各融合が起こりにくく、1秒間約30駒以上から充分な立体融合画像が得られ始めた。
【0148】
又、実験Eでは、3種類の写真からなる各組合わせの循環をK→KY→KYT→KY→K→の各組合わせ循環の時が、最も自然で最も立体感のある画像が得られた。
【0149】
又、片目のみで観察しても両目程では無いが明らかに立体感のある立体視が出来た。
【0138】
又、画像立体処理眼鏡装置33を使用した実験 Iでは、多方の水平方向から1枚の立体的な平面表示画像が存在している様に観察出来た。
【0150】
又、画像のブレが少ない為、空間に半透明で出来た銅像の人物像が存在している様な錯覚と焦点移動が出来る最も自然な厚みを持つ理想的立体画像を得ることが出来た。
【0151】
以上のことから、平面画像情報から平面画像情報発信源側に時分割表示により両形融合を起こす工夫をして立体画像、立体画像処理装置を造り出す方法と、受信画像処理装置側での平面画像処理装置側に時分割表示により両形融合させる工夫をして表示することにより立体画像、立体画像処理装置を造り出す方法が考えられる。
【0152】
映画においては、情報発送源である映画フィルムが1秒間24駒の場合フィルム1本を画像処理により大形像系画像情報用画像フィルムと小形像系画像情報用画像フィルムの2本に分け各々一駒づつ交互に繋ぎ合わせ焼増しして1本のフィルムとし既存の映画投影装置で2倍速度で映写すれば、広域視野で裸眼によるチラツキ・色と空間解像低下(大形像系画像情報用画像で拡大した分空間解像度は低下するが小形像系画像情報用画像で圧縮する為、同解像度が高まり、融合すると高低が無くなる)の無い立体映像が見えることになる。
【0153】
又は、該1本を2本のフィルムに分け、2台の投影機で等倍速度で同時にレンティキュラレンズシート使用のスクリーンに投射すると、広域視野で裸眼によるチラツキ・色と空間解像低下(大形像系画像情報用画像で拡大した分空間解像度は低下するが小形像系画像情報用画像で圧縮する為、同解像度が高まり、融合すると高低が無くなる)の無い立体映像が見えることになる。
【0154】
受信画像処理装置側での平面画像処理装置側の工夫としては、図49において説明すると、画像立体処理装置の画像加工部において、奇数駒の映画フィルムを通過した画像光71は、シリンドリカルレンズ凸72・凹73透過後、横方向拡大の大形像系画像情報用映像に変えられスクリーン74へ投影される。
【0155】
一方次時点における次ぎの偶数駒映画フィルムを透過した画像光75は、偶数駒時閉鎖対応鏡付シャッター76で鏡78筒形凸面鏡79に反射され、該凸面鏡で横が圧縮された小形像系画像情報用映像に加工され屈折率調整ガラス80により縦に大形像系画像情報用映像と同じ屈折方向に修正され鏡77に反射後スクリーン74へ投影される。
【0156】
又、前記鏡付シャッター76は、ハーフミラーと交換し、別からなる2つの液晶シャッター同士の連動で偶数・奇数駒の画像光路調整をすることも出来る。
【0157】
又、出射光口を3つとして3面、又は、1面スクリーンに対応出来る。
【0158】
該画像立体処理加工装置を既存の映画投影装置に取り付けることにより広域視野で裸眼によるチラツキ・色と空間解像低下の無い立体映画が見えることになる。
【0159】
テレビジョンにおいては、情報発信源である放送局にて、テレビジョンカメラで捕らえた光の像を撮像管にて電気の像に変換し電子ビームの走査によって得られた水平走査を大形像系画像情報用画像走査と小形像系画像情報用画像走査の電気信号加減処理を加え、これに大形像系・小形像系画像情報用画像処理済み電気信号の同期信号と帰線消去信号を各加え増幅して送信機により発信する。
【0160】
又は、テレビジョンカメラの前に前記図49の光学装置と同じ構成の画像立体処理加工装置を取り付け通常の方法で撮像し発信すると該電波を受信した既存の平面テレビジョンで、広域視野で裸眼によるチラツキ・色と空間解像低下の無い立体画像が見えることになる。
【0161】
受信画像処理装置側での平面画像処理装置側の工夫では、電子ビームの水平走査に引き伸ばし・圧縮の長短の偏光を繰り返し作動させ、時間差で大形像系・小形像系画像情報用画像を表示させるため、同期信号から水平同期信号及び垂直同期信号を分離調整する回路と1駒で2回単位の水平走査を大形像系画像情報用水平画像駒走査と小形像系画像情報用水平画像駒走査、に対応させ計2駒分4回単位の水平走査を1作動として繰り返す水平走査信号交換機と走査周波数に同期させる同期処理を行なう信号変換機を附加することにより、広域視野で裸眼によるチラツキ・色と空間解像低下の無い立体画像が見えることになる。
【0162】
文字・数字・記号・符号・模様の処理装置表示部における表示では、表示文字・表示数字・表示記号・表示符号・表示模様(但し、本説明では「画像」の範囲には、視覚出来る物、全てが入る為文字、数字、記号、符号、模様も含まれている、しかし、新概念を説明するため一部突出させ説明する。)も、影や斜視図などの立体図法表現を加えると表現した部分のみが他より飛び出し立体視出来るため、該表示面を電気、電子、放電、電圧、電磁、粒子、映像、及び、画像の各信号を大形像系・小形像系画像情報用画像処理し時分割表示することで、広域視野で裸眼によるチラツキ・色と空間解像低下のない立体画像が見えることになる。
【0163】
その他の立体画像処理装置においては、ネオン看板では、大形像系画像情報用画像表示ネオン管と小形像系画像情報用画像表示ネオン管を同一表示看板面に取り付け、大形像系・小形像系画像情報用画像を交互に時分割表示することで、広域視野で裸眼によるチラツ キ・色と空間解像低下のない立体画像が見えることになる。
【0164】
又、前記ネオン看板に、大形像系・小形像系用画像情報画像の一方のみの放電発光と組み合わせることにより、立体・平面を瞬時に繰り返している為、他のネオン看板よりも良く目立つネオン看板が見えることになる。
【0165】
又、風力を利用した立体画像情報保持回転看板物では、前記実験Fと同じ様な立体化処理画像を該表示部に画像保持させることにより、風で看板が回転した時、良く目立つ立体画像を得ることが出来る。
【0166】
又、前記時分割表示により融合を起こす工夫に加え、高透過性を持つ画像表示部面の配置の工夫が必要なものとしては、映画においては、3面のスクリーンを、液晶を使用した瞬間調光ガラスを使用し図21の様に配置する。
【0167】
1スクリーン面のみ電圧をオフにして白色スクリーン表示面として使用し、他は電圧印加により95%光を透過させ、各映像1駒単位ごとに1スクリーン面を対応さる。
【0168】
3枚のスクリーン面を順番に電圧オフで表示循環させて行く「スクリーンスイッチ切換え処理駆動回路」により、1スクリーン面が回転又は直面的に羽ばたいている様に作動循環表示することにより、時分割表示により融合を起こし、焦点移動も出来る立体画像を得ることが出来る。
【0169】
又は、1面のスクリーンを線対称回転、若しくは、点対称回転し(図44、45参照)、映像駒表示時ごとに低速又は一時停止し、他の時は高速回転させ投影画像を反射することにより、時分割表示により融合を起こし、焦点移動も出来る立体画像を得ることが出来る。
【0170】
又は、3面のスクリーンで三角柱を形成し図31、32、33型を回転で形成し表示面の空間位置の差を作り出した時に、各映像1駒を表示対応する様、一時停止又は低速回転に切換える「回転速度スイッチ切換え処理回路」と、「スイッチ切換え映像駒同期処理出力回路装置」により、時分割表示により融合を起こし、焦点移動も出来る立体画像を得ることが出来る。
【0171】
又、レンティキュラレンズシート使用のスクリーンにおいては、図34の様に反射表示面にレンティキュラ凸レンズシートを張り、スクリーン裏側に該凸レンズと凹凸重ねると完全透明となる同型の凹部を持つレンティキュラ凹レンズシートを張ることにより、後ろからの入射光に指向性を持たせること無く完全透過出光させる事が出来る。
【0172】
前記レンズ不使用のスクリーンの各構成を同様に構成出来ることになる。
【0173】
又、3スクリーン面の時は、中央座席では3スクリーン面により、左右座席では2スクリーン面により、若しくは、回転1面スクリーンの時は横180度方向から、若しくは、回転三角柱面スクリーンでは三方向共3面により各々裸眼による、焦点移動が出来る立体画像を得ることが出来る。
【0174】
テレビジョンにおいては、前記瞬間調光ガラスを高透過性を持たせた自発光型エレクトロルミネッセンス素子カラーディスプレイ(エレクトロルミネッセンス発光部を透明な電極と絶縁層で両側から挟み透過性を持たせる)と変更し、1エレクトロルミネッセンス素子ディスプレイ面に、1駒(2飛び越し走査)を対応させ「各駒ごとの映像信号を順番に各エレクトロルミネッセンス素子ディスプレイ面に出力させる処理回路」と、「該処理回路内の駆動回路部分から出力された信号」をスイッチ回路によって各々、「該処理回路からの出力に同期させ接続表示」することにより、時分割表示により融合を起こし、焦点移動も出来る立体画像を得ることが出来る。
【0175】
又は、エレクトロルミネッセンス素子・バックライト付液晶などの薄型ディスプレイ2枚を、表示面を外側にして互いに張り合わせ1組2枚とし前記映画同様に回転させ、横360度方向(2枚1組の時)から裸眼による該各焦点移動出来る立体画像が観察出来ることになる。
【0176】
該ディスプレイ1枚の時(液晶の光源は線及び点対称回転範囲の外に置く)は、(裏表示面が見える時は鏡像画像に切り換えながら)前記映画同様の回転を加えれば、横180度方向(1枚の時)から裸眼による該各焦点移動出来る立体画像が観察出来ることになる。
【0177】
エレクトロルミネッセンス素子、液晶、ブラウン管の何れか3台により表示面を外に向けた三角柱を形成し、若しくは、レンティキュラレンズシート使用の構成も前記映画と同じ構成にし、前記映画同様の回転表示を行なえば、横3方向(3枚と三角柱の時)、から裸眼による該各焦点移動出来る立体画像が観察出来ることになる。
【0178】
又、図44、45において、45度上空からの画像観察は、観察位置の「空間位置の差」の相違から表示画像とのずれDEFが生まれ融合出来なくなる。
【0179】
しかし、回転軸、表示画像の表示位置をずらす、若しくは、半ドーム形プリズムレンズの段階的屈折率の差により該画像表示位置をずらす、の各1つ以上の組み合わせにより該表示と観察の両画像同士の差DEFを無くす事に依り融合する事が出来る。
【0180】
特に、単独で前記半ドーム形レンズで行なえば、半球体の左右180度前後90度内方向から立体視出来ることになる。(該球形レンズ使用時において、生活光の球面収斂の熱発生を避ける事が大切)
【0181】
1方向のみの焦点移動出来る立体画像を得る簡単な1例を上げると、図53、54において2台のブラウン管115と1台のエレクトロルミネッセンス素子画面116とハーフミラー117を使用し、図53、54の様に配置し1映像駒単位ごとに1表示面で表示し、次時点の1駒を別の1表示面へ移動表示し、「規則的に循環させる画像表示処理駆動回路」と、「同出力と同期したスイッチ切換え回路」からの接続表示により焦点移動出来る立体画像を得ることが出来る。
【0182】
又、単眼立体視が出来るのは、本方法が視神経交差部と視中枢内で行なう視覚であり、単眼球は情報の窓として機能している為と思われる。
【0183】
又、眼球運動の疲労感が最も少ないのは両眼均等に同運動が掛かる表示部に空間位置の差を持たし時分割表示する融合である。
【0184】
次に、図50において、両形融合による簡単な1例である画像立体処理眼鏡装置を説明すると、各人の頭部形状に応じて調整出来るクッション入りヘッドバンド102、103と、普及型眼鏡を掛けて重ねて使用出来る様前に出ているフレーム104と前記フレームを上下出来る視覚度調整摘み105と、本眼鏡装置を掛けたまま左右の画像を半回転により入れ換える回転用中心点バネ付ネジのバネ収縮力と両サイド弓形凹凸部101の3点、若しくは、磁石力を加え安定した1時固定と天地反転が出来るレンズフレーム部分100と、観察者手前にある画像結像位置変更用である2枚の薄形プリズムの後ろにあるシリンドリカルレンズ凹、凸を左右に動かせる摘み95と、前記レンズと偏光フィルターを合わせたシリンドリカルレンズ凸凹一体型シート97との距離間を変更移動出来る調整摘み96と、横縦からの光を防ぐ遮光カバーフード98と、該眼鏡内部を光反射の少ない暗黒色系にしたことから成る画像立体処理眼鏡装置である。
【0185】
次に、図51において、時分割による融合方法による画像立体処理眼鏡装置の簡単な1例の構成に付いて説明すると、1時点において上部窓から入光した画像光81は、屈折率調整プリズム82を透過し、1時点で電圧オンにより(次1時点では電圧オフにより入光を閉鎖する)透過率95%の液晶入り瞬間調光ガラス83を通過後、筒型凸面鏡84で横方向が圧縮された小形像系画像情報用画像に加工され、45度以下に傾けたハーフミラー90を反射後、左右1画像になる様、中央に屈折させるプリズム91透過後、観察者1の両眼85に投影される。
【0186】
一方、次1時点における画像光86は、シリンドリカルレンズ凹87・凸88通過時点で横方向に拡大された大形像系画像情報用画像に加工され、次1時点で電圧オン(前1時点では電圧オフにより画像光86は入光せず)により透明となった瞬間調光ガラス89と45度以下傾斜のハーフミラー89とプリズム90を透過後観察者1の両目85に投影される。
【0187】
1時点と次1時点の残像画像81と86が融合され立体視出来ることになる。
【0188】
尚、前記眼鏡の内部は、反射の少ない暗黒色仕上げにし、ハーフミラー90の傾斜角度を45度以下にすることにより反射率を上げ画像光86の透過光量を落とすこと無く鏡の効果を得ることも特長としている。
【0189】
又、プリズム82の換わりに小形像系画像情報用画像に加工できるシリンドリカルレンズ88、87を取り付け、筒形凸面鏡84を平面反射鏡に変え使用することも出来る。
【0190】
又、図52において、前記図51の1時点の画像光81をCCD(電荷結合素子)カメラ120で撮影し、画像情報処理部123で画像処理された画像情報を液晶テレビ121と光学レンズ122で画像表示することにより、記記図51同様立体視出来、融合技術範囲を拡大多様化出来る。
【0191】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によれば、平面画像処理分野を立体画像処理分野に参入させることが出来るため、平面画像処理分野を利用することにより、立体画像処理分野を新たにゼロから築き上げて行く時間的・空間的・経済的・産業文化遺産的莫大な損失を無くすことが出来る。
【0192】
具体的には、
イ、家庭用、又は、業務用平面画像情報保持物(平面写真、平面写真集、平面航空写真、平面芸術写真集、平面カタログ、平面通販カタログ、平面チラシ、平面パンフレット、平面新聞、平面週刊誌、平面ガイド集、平面カラー図鑑、平面ポスター、平面カレンダー、平面雑誌、平面書籍、平面地図、立体図法平面図面、立体図法平面設計図、平面住宅・ビルディング完成図、平面写真アルバム、平面スライド写真、平面絵本、平面テレビジョンソフトウェア、平面パーソナルコンピューターソフトウェア、平面文字放送ソフトウェア、コンパクトディスク・レーザーディスク・磁気・光磁気の各平面ディスクソフトウェア、平面ビデオテープソフトウェア、平面ディジタルテープソフトウェア、平面映画ソフトウェア、平面テレビゲームソフトウェア、平面映画フィルム、平面マイクロフィルム、平面X線写真、平面コンパクトディスクリードオンリィーメモリーソフトウェア、平面コ ンピューターグラフィクスソフトウェア、平面絵画、平面版画、平面挿絵、平面壁画、平面看板、平面回転看板、各種計測機器の平面表示面、家庭用電機・音響機器・通信機器・医療機器・オフィスオートメーション機器・パーソナルオートメイション機器・ファクトリィオートメイション機器・各種端末機の平面表示面、立体図法使用の平面文字・数字・記号・符号・模様、その他の平面画像情報保持物)が、立体視出来る。
【0193】
ロ、立体物が無くても、平面画像情報補保持物があれば画像立体処理出来るため、対象とする範囲が平面画像処理装置(紙・鏡・液晶・ガラス・レンズ・プラスチック・フィルム・テープ・放電灯・蛍光管・蛍光体・発光ダイオード・光ファイバー・レーザー光線・エレクトロルミネッセンス・プラズマ・セラミック薄膜・アモルファスシリコン・電気・電圧・電界・電子・電磁波・電波・放電・磁気・熱・紫外線・粒子線・霧・蒸気・水・氷・雪・雲・泡・海水の何れかを使用し画像情報処理表示する平面画像処理装置、眼鏡類、双眼鏡、望遠鏡、顕微鏡、拡大鏡、カメラ、ビデオカメラ、テレビジョンカメラ、航空撮影用カメラ、医療用カメラ、業務用カメラ、映画撮影用カメラ、映写機、投影機、映画用画像処理加工装置、映画装置、映画館、映画施設、ドーム型映画施設、スクリーン、モニターテレビ、ビデオモニターテレビ、ポータブルビデオモニターテレビ、ポケットテレビジョン、テレビジョン一体型ビデオテープレコーダー、シートテレビジョン、テレビジョン電話、カーテレビジョン、カーナビゲーションシステム、壁掛けテレビジョン、白黒テレビジョン、カラーテレビジョン、液晶テレビジョン、発光ダイオードディスプレイ、家庭用テレビジョン、医療用テレビジョン、無線・大気圏波放送テレビジョン、文字放送、文字放送テレビジョン、ファクシミリ放送、ファクシミリ放送テレビジョン、データ放送、データ放送テレビジョン、有線放送テレビジョン、キャプテンシステム放送、キャプテンシステムテレビジョン、パーソナルコンピューター通信網、パーソナルコンピュータ−通信テレビジョン、衛星放送、衛星放送テレビジョン、ハイビジョン放送テレビジョン、光ファィバー通信網放送テレビジョン、マルチメディアテレビジョン、テレビゲーム機、テレビゲームシステム、テレビジョン会議用システム、防犯・防災用テレビジョン、家庭内情報システム、家庭内情報システムテレビジョン、ファッションショウ・コンサート・イベント・野球場・街頭用各大型電光掲示ディスプレイ、業務用ディスプレイ、上記テレビジョン用ビデオテープレコーダー、上記テレビジョン用ディスクレコーダー、ノートブックパーソナルコンピューター、ラップトップパーソナルコンピューター、複写機、電子システム手帳、ポケットコンピューター、大型コンピューター、画像処理用コンピューター、オシロスコープ、ハンディターミナル、工業用制御システム、ポイントオフセールス端末機、金融端末機、窓口業務用端末機、オーバーハードプロジェクターパネル、業務用測定機器、超音波探傷機、ソナー、超音波診断装置、X線診断装置、超音波断層装置、医療用計測機、血圧計、電子体温計、パーソナル無線、ファクシミリ、ワークステーション、ワードプロセッサー、インフォメーションディスプレイ、映像通信端末機、携帯情報端末機、ペン入力端末機、オーディオ、ビデオテープレコーダー、電子楽器、調理器具、空調機器、各種リモートコントローラー、時刻表示装置、ネオン灯看板、電飾看板、電光掲示板、その他のディスプレイ装置、その他の工業的平面画像処理装置)まで広がり、該各処理装置を少し工夫するだけで、すぐに各種の実用的立体画像情報を得ることが出来る為、経費も安く済む。
【0194】
ハ、映画・写真・テレビジョン用の画像撮影時に、左目用と右目用の2台のカメラが不要であり1台で済む。
【0195】
ニ、立体画像処理眼鏡装置においては、自然なカラー画像が得られる。
【0196】
ホ、現行テレビジョン放送において、放送設備の増設が不要であり経費が掛から無い。
【0197】
へ、現行テレビジョン放送において、左目用・右目用の2チャンネルの送・受信の確保が不要であり、1チャンネルの現行の送・受信で済む。
【0198】
ト、現行テレビジョン放送において、立体画像の立体感をゼロ、又は、増減出来る為、現行テレビジョンと立体画像処理テレビジョンの互換性が出来る。
【0199】
チ、立体画像処理テレビジョン用ビデオデスク、立体画像処理映画用映写機が不要であり、既存のビデオデスク、既存の映写機が使用出来る。
【0200】
リ、立体画像処理テレビジョン用専用ソフトウェア、立体画像処理映画用専用ソフトウェアが不要であり、既存の各ソフトウェアが、使用出来る。
【0201】
ヌ、現行の平面画像処理装置と同程度のチラツキ・色と空間解像低下の無い美しい画像を得られる。
【0202】
ル、現行の平面画像処理装置と同じ、広域視野が確保できる為、家族、又は、集団で立体画像が楽しめる。
【0203】
ヲ、レンティキュラレンズ板や各左右レンズ付積層エレクトロルミネッセンス素子画面の各異方向時分割処理表示装置使用の裸眼による立体視(例えば、写真、テレビジョン、映画)において、「観察者が、自発的に首を左右に動かし」、若しくは、「表示部面の天地を逆転し」、若しくは、「左右用の各表示部面や各表示画像を各左右入れ換えること」により、目の疲労感を軽減出来る。
【0204】
又、表示部面が空間差のある両形融合では、焦点移動も出来るため焦点を長時間固定し続ける「固定視疲労感」を軽減出来る。
【0205】
更に、時分割表示による両形融合方法では、立体・平面画像処理表示装置(映画、テレビジョン、各種計測機、電光・液晶時計、ネオン看板、回転看板、電光掲示板)使用の裸眼による立体視において、両眼同時に同方向の運動と、次時点で自動的に両眼同時に同逆方向による疲労感の軽減が計られることと、単眼のみの立体視による他方の目の休息が自発的に出来る。
【0206】
又更に、表示部面が空間差のある時分割表示による両形融合方法では、両眼同時に焦点移動(焦点「固定視疲労感」の軽減)が出来、総合的にバランスの取れた片寄りの無い疲労感が得られるため、従来の方法よりも、長い時間立体視出来る。
【0207】
ワ、画像ソフトウェア(アクション映像、ニュース映像、風景映像など)に応じた立体感映像を画像処理方法により造り出すことが出来選択出来る。
【0208】
カ、表示部面が空間差のある時分割表示による両形融合方法では、ホログラフィ画像(融合輻輳、両眼視差、単眼運動視差、焦点調節が出来る)に近い融合画像(融合輻輳、両眼視差に極めて近い両形融合、画像の方が動く単眼運動視差、焦点移動)が出来、全ての立体物(風景、動画)と平面画像を水平、及び、上空の実用的多方向から立体視出来、高実用・低費用・高普及型の立体画像と思われる。
【0209】
ヨ、立体画像情報保持表示印刷物(左右画像並列、左右画像融合、3Dステレオグラム、ランダムパターン)では、視点平行法・視点交差法の両方法で立体視出来、又、表示部面が空間差のある両形融合方法では、焦点移動が出来る融合画像を得ることが出来る為、更に立体感を高めることが出来る。
【0210】
タ、時分割表示による両形融合方法では、画像情報発信側の工夫で既存の平面画像処理装置で立体画像を得られる為、ファクシミリ放送、データ放送、キャプテンシステム放送、ケーブルテレビジョン放送では、契約加盟の全事業所全家庭で、夏季・冬季のオリンピックを立体視出来、立体画像文化の普及に一瞬にして貢献出来る。
【0211】
又、大気圏波無線テレビジョン放送、文字放送では、受信地域の全事業所全家庭全車内で、夏季・冬季のオリンピックを立体視出来、立体画像文化の普及に一瞬にして貢献出来る。
【0212】
又、衛星放送、ハイビジョン放送では、国内の受信全事業所全家庭全車内で、夏季・冬季のオリンピックを立体視出来、立体画像文化の普及に一瞬にして貢献出来る。
【0213】
又、赤道上空3万6000キロの円軌道上に均等配置した3個の静止衛星を増幅中継点として衛星中継放送を行ない中継受信すると全世界がマイクロ波でカバー出来、世界各国の全事業所全家庭全車内で、夏季・冬季のオリンピックを立体視出来、立体画像文化の普及に一瞬にして貢献出来る。
【0214】
レ、時分割表示による両形融合方法による画像立体処理加工装置を既存のカメラ、既存の投影機の前に取り付けるだけで立体画像を製造出来るため、各事業所各家庭において、私用オリジナルの立体画像が製造出来、又、過去に撮った私用写真・同フィルム・同テープの平面画像も立体視で楽しめ、個人レベルでの立体画像創作文化に貢献出来る。
【0215】
ソ、医学、工業用での本方法活用において、X線写真では、該写真から立体構造を読み取る事に困難を要していたが、本方法により立体把握が容易となる。
【0216】
又、医学における人体の断層シミュレーションによる診断も同様に、短時間で高精度の情報分析が出来る点で、医者以外の素人の妊婦でも胎児と立体的対面が出来、より出産の不安を軽減することに貢献出来る。
【0217】
又、画面によるリモートコントロールでは、平面画面操作のため熟練しないと困難を要していたが本方法で立体把握が出来るため、直ぐに、又、容易に操作出来る様になる。
【0218】
工業用金属超音波探傷機、超音波断層装置、ソナーでは、内部構造、及び、内部乳化液状化状況の把握を容易にすることが出来る点で貢献出来る。
【0219】
ツ、超音波レーダー管制システムにおけるレーダー情報の立体把握が出来、情報認識におけるスピード対応、精度向上、高信頼性を上げる事に貢献出来る。
【0220】
ネ、本方法利用により自然科学の化学物質、立体化学、分子内の原子の配置を立体的に考察し各種現象を立体的に説明する手段に活用出来る。
【0221】
ナ、立体幾何学の空間図形について研究する手段に活用出来る。
【0222】
ラ、銅像製作において、初期の立体像把握に活用出来る。
【0223】
ム、時分割表示による両形融合方法においては、単眼の方、単眼弱視の方でも立体視出来、立体感を楽しめる福音となる。
【0224】
ウ、視神経交差積層部と視中枢における立体視構造の新原理解釈は、医学における視覚治療・視覚強化訓練の新しい方法と向上を開くものと思われる。
【0225】
ノ、高齢化社会の在宅生活者増加に伴い、仮想現実感の極めて高い焦点移動可能な両形融合画像を造り出す事により危険の無い在宅での旅行・同医療・同ショッピング・同勤務・同会議・同博物館・同動物園・同植物園・同図書館・同公園・同遊園地・同公演・同コンサート・同ファッションショウ・同相撲・同競技大会・同パレード・同運動会仮想体験が安心して楽しめる家庭内福祉に大いに貢献出来る。
【0226】
オ、前項目「ノ」における在宅での仮想現実体験を図書館、病院、療養施設、各種教室、及び、遊戯施設の室内で仮想現実体験出来ることに貢献出来る。
【0227】
ク、立体画像による双方向性マルチメディアにおいて、本方法では端末機での高速画像処理活用演出表示を必要とする為、デジタル方式の圧縮からの画像復元再生では、次の立体化該活用演出表示において、更に超高速度画像処理技術の困難な課題を招くことになる。
【0228】
従って、圧縮の無いアナログと画像演出が出来るデジタルの両利点を兼ねている方式が本方法の中心となる(歴史公理性から考察しても妥当な結論と思える)。
【0229】
該方式であるMUSE方式(4分割による高精細度テレビジョン用映像信号圧縮方式)の開発に投資した時間・資本・労力・知的財産を直接活かす事に貢献出来る。
【0230】
ヤ、立体双方向性マルチメディアのもたらす社会は、相互理解の習慣が根づき育まれた中庸ある安泰社会と思われる。
【0231】
しかし、双方向性マルチメディア、及び、ハイビジョン放送の互換性国際規格範囲は、未だ確定出来ていない。
【0232】
本方法の公開により立体のメリットと立体ソフトウェアと互換出来るハードウェアを人の視中枢と多分野に普及している既存のハードウェアとの組み合わせ間に無料で構築出来たことにより世界最大規模の該ハードウェアが既に出現し終えた事になり、該規格範囲確定要因を成す為、該規格範囲確定へ歩を進めることが出来、国際産業発展上膨大な無駄を省けられる点で大きく貢献出来る。
【0233】
マ、従来の両眼視差・ホログラフィの方法では、過去の現存しない立体物の立体視はタイムマシンでも無い限り半永久的に不可能であった。
【0234】
本方法では、前記立体物が平面画像情報保持物として保存され受け継がれていれば立体視出来るため、「モナ・リザ」の微笑みや「ベンハー」のパノラマ活劇を立体視出来、過去からの広大で膨大な平面遺作を立体視体験するという未踏未体験のエキサイティングな過去への多様なドア群が開け、人類共通の遺産を造られた方々の恩恵に報い、前記偉業の更なる展開に貢献出来る。
【0235】
ケ、本各方法の活用により、立体画像情報保持物が国内は元より世界の隅々にまで溢れ、当然の様に日常生活で満喫されていると思われる未来生活と、現実生活との距離を、平面画像情報保持物を活用する事により、30年〜50年縮め、時間の無駄を無くす事に貢献出来る。
【0236】
以上を挙げ、該実用的効果は大きいと言える。
【 図面の簡単な説明 】
【図1】本発明である両形融合による立体画像製造、立体画像処理装置製造、及び、画像立体処理装置の原理の構成を示し、「左・右画像」である、「大・小形像系画像情報」が、観察者の視中枢内で融合し「融合画像=立体画像」を作り出している状態を表わしている1説明図。
【図2】前記図1において「左・右画像」である、「大・小形像系画像情報」が各入れ換わった状態の構成を示し、「左・右画像」である、「大・小形像系画像情報」が、観察者の視中枢内で融合し「融合画像=立体画像」を作り出している状態を表わしている1説明図。
【図3】本発明である上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合させる原理の1時点での「大形像系画像情報」の構成を示し、観察者の視中枢内の1時点での「大形像系画像情報」の状態を表わしている1説明図。
【図4】本発明である上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合させる原理の次1時点での「小形像系画像情報」の構成を示し、観察者の視中枢内の次1時点での「小形像系画像情報」の状態を表わしている1説明図。
【図5】本発明である上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合し、立体画像製造、立体画像処理装置製造、及び、画像立体処理装置の原理の構成を示し、「大・小形像系画像情報」が、観察者の視中枢内で融合し「融合画像=立体画像」を作り出している状態を表わしている1説明図。
【図6】本発明である両視融合による立体画像製造、立体画像処理装置製造、及び、従来の立体画像関連物の各画像立体化処理装置の原理の構成を示す1説明図。
【図7】本発明である両置融合による立体画像製造、立体画像処理装置製造、及び、従来の立体画像関連物の各画像立体化処理装置の原理の構成を示す1説明図。
【図8】本発明である両斜融合による構成を示す1説明図。
【図9】下記「図10」の構成を「斜め後ろ」から見た1説明図。
【図10】本発明である画像表示部に「空間位置の差」(傾斜)を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合する原理の構成を示し、「大・小形像系画像情報」が、観察者の視中枢内で融合し「融合画像=立体画像」を作り出している状態を表わしている1説明図。
【図11】本発明である両時傾融合による立体画像製造、立体画像処理装置製造、及び、従来の立体画像関連物の各画像立体化処理装置の原理の構成を示す1説明図。
【図12】本発明である両時傾融合による立体画像製造、立体画像処理装置製造、及び、従来の立体画像関連物の各画像立体化処理装置の原理の構成を示す1説明図。
【図13】本発明である両時傾融合による立体画像製造、立体画像処理装置製造、及び、従来の立体画像関連物の各画像立体化処理装置の原理の構成を示す1説明図。
【図14】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合させる原理の構成を示す1説明図。
【図15】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図16】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図17】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図18】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図19】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図20】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図21】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合させる構成を示す1説明図。
【図22】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図23】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図24】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図25】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図26】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図27】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図28】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図29】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図30】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図31】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合させる構成を示す1説明図。
【図32】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合させる構成を示す1説明図。
【図33】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合させる構成を示す1説明図。
【図34】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合させる構成を示す1説明図。
【図35】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合させる構成を示す1説明図。
【図36】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合させる構成を示す1説明図。
【図37】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図38】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図39】本発明である両空融合、両時空融合の各方法の構成を示す1説明図。
【図40】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合する構成を示し、「大・小形像系画像情報」が、観察者の視中枢内で融合し「融合画像=立体画像」を作り出している状態を表わしている1説明図。
【図41】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合する構成を示し、「大・小形像系画像情報」が、観察者の視中枢内で融合し「融合画像=立体画像」を作り出している状態を表わしている1説明図。
【図42】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合する構成を示し、「大・小形像系画像情報」が、観察者の視中枢内で融合し「融合画像=立体画像」を作り出している状態を表わしている1説明図。
【図43】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合する構成を示し、「大・小形像系画像情報」が、観察者の視中枢内で融合し「融合画像=立体画像」を作り出している状態を表わしている1説明図。
【図44】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合する構成を示し、「大・小形像系画像情報」が、観察者の視中枢内で融合し「融合画像=立体画像」を作り出している状態を表わしている1説明図。
【図45】本発明である画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合する構成を示し、「大・小形像系画像情報」が、観察者の視中枢内で融合し「融合画像=立体画像」を作り出している状態を表わしている1説明図。
【図46】両形融合の方法による立体画像製造を文字放送受信機、カラーモニターテレビ、ビデオテープレコーダー、ビデオテープ、ビデオカメラ使用により実現した時の実験構成を示す1説明図。
【図47】両形融合の方法による立体画像製造を画像立体処理眼鏡装置33使用により実現した時の実験構成を示す1説明図。
【図48】両形融合の方法による立体画像製造を写真、若しくは、印刷物、及び、レンティキュラレンズ板使用により実現し観察した時の実験構成を示す1説明図。
【図49】画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示の方法で融合する画像立体処理装置で、加工部製造の1方法の構成を示す説明図。
【図50】両形融合の方法による画像立体処理眼鏡装置製造の1例の構成を示す斜視図。
【図51】上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示で融合する方法による画像立体処理眼鏡装置製造の1例の構成を示す説明図。
【図52】上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示で融合する方法による画像立体処理眼鏡装置製造の1例の構成を示す説明図。
【図53】1方向のみからの観察において、画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示で融合する方法による画像立体処理装置の表示部で、各1構成例の説明図。
【図54】1方向のみからの観察において、画像表示部同士に「空間位置の差」を持たした後、上記図1の「大・小形像系画像情報」を時分割表示で融合する方法による画像立体処理装置の表示部で、各1構成例の説明図。
【図55】従来の両眼視差による立体視の方法の1構成を示す説明図。
【図56】前記図55において、画像が左右入れ換わった時の構成を示す1説明図。
【 符号の説明 】
1・・・・・観察者。
2・・・・・左眼。
3・・・・・右眼。
4・・・・・視神経交差積層体と視中枢。
5・・・・・小形像系画像情報。
6・・・・・大形像系画像情報。
9・・・・・融合画像。
9A・・・・融合画像。
9B・・・・融合画像。
9C・・・・融合画像。
9D・・・・融合画像。
10・・・・立体深度。
21・・・・大形像系画像情報。
22・・・・小形像系画像情報。
25・・・・カラーモニターテレビA。
26・・・・カラーモニターテレビB。
27・・・・2枚の鏡を直角に合わせたもの。
28A・・・・ビデオテープレコーダー。
28B・・・・ビデオテープレコーダー。
28C・・・・ビデオテープレコーダー。
29・・・・文字放送受信機。
30・・・・ビデオカメラ。
31・・・・シリンドリカル凸レンズ。
32・・・・シリンドリカル凹レンズ。
33・・・・画像立体処理眼鏡装置。
34・・・・シリンドリカル凹レンズ。
35・・・・シリンドリカル凸レンズ。
41・・・・大形像系画像情報。
42・・・・小形像系画像情報。
44・・・・レンティキュラレンズ板。
45・・・・一レンティキュラレンズ。
51・・・・右眼視画像。
52・・・・左眼視画像。
53・・・・大形像系画像情報。
54・・・・小形像系画像情報。
55・・・・融合画像。
61・・・・画像表示部。
67・・・・小形像系画像情報から大形像系画像情報への移行運動。
68・・・・大形像系画像情報から小形像系画像情報への移行運動。
71・・・・画像光。
72・・・・シリンドリカル凸レンズ。
73・・・・シリンドリカル凹レンズ。
75・・・・画像光。
76・・・・鏡付シャッター。
77・・・・鏡。
78・・・・鏡。
79・・・・凸面鏡。
80・・・・屈折率調整プリズム。
81・・・・画像光。
82・・・・屈折率調整プリズム。
83・・・・瞬間調光板。
84・・・・凸面鏡。
85・・・・両眼。
86・・・・画像光。
87・・・・シリンドリカル凸レンズ。
88・・・・シリンドリカル凹レンズ。
89・・・・瞬間調光板。
90・・・・ハーフミラー。
91・・・・屈折率調整プリズム。
95・・・・左右レンズ間移動調整摘み。
96・・・・前後レンズ間移動調整摘み。
97・・・・シリンドリカルレンズ凹凸一体シート。
98・・・・フード。
100・・・天地反転部。
101・・・弓形凹凸接合部。
102・・・ヘッドバンド。
103・・・ヘッドバンド。
104・・・普及型眼鏡用空洞部。
105・・・視角度調整摘み。
115・・・ブラウン管。
116・・・エレクトロルミネッセンス素子画面。
117・・・ハーフミラー。
120・・・CCD(電荷結合素子)カメラ。
121・・・液晶画面。
122・・・光学レンズ。
123・・・画像処理装置。
140・・・傾斜表示画像・表示画像。
145・・・大形像系感画像情報(表示観察画像)。
146・・・融合画像(表示観察画像)。
147・・・小形像系感画像情報(表示観察画像)。
150・・・表示面表示画像。
151・・・大形像系画像情報(表示観察画像)。
152・・・小形像系画像情報(表示観察画像)。
153・・・融合画像(表示観察画像)。
154・・・大形像系画像情報(表示観察画像)。
155・・・小形像系画像情報(表示観察画像)。
156・・・融合画像(表示観察画像)。
157・・・大形像系画像情報151と大形像系画像情報154との融合画像。
158・・・小形像系画像情報152と小形像系画像情報155との融合画像。
159・・・融合画像157と融合画像158との融合画像。
160・・・カラーモニターテレビC。
161・・・画像表示部。
261・・・画像表示部。
361・・・画像表示部。
461・・・画像表示部。
561・・・画像表示部。
A・・・・・左側観察点。
B・・・・・中央観察点。
C・・・・・右側観察点。
D・・・・・観察点 B における画像表示部161・261・361上の同形状の 融合画像9A・9C・9B上で同一点で重なる3個の任意の点にお
いて、融合画像9A上の点。
E・・・・・観察点 B における画像表示部161・261・361上の同形状の 融合画像9A・9C・9B上で同一点で重なる3個の任意の点にお いて、融合画像9C上の点。
F・・・・・観察点 B における画像表示部161・261・361上の同形状の 融合画像9A・9C・9B上で同一点で重なる3個の任意の点にお いて、融合画像9B上の点。
Claims (15)
- 画像情報保持物の平面画像情報からバリフォーカルミラーと同じ形状を成す場合の「画像の像形状情報」の画像情報を除いた「画像の像形状画像情報種」において、
像形状の1部、多部、若しくは、全部を「縦」、若しくは、「横に」各々圧縮した画像の像形状画像情報、
像形状の1部、多部、若しくは、全部を「縦」、若しくは、「横に」各々引き伸ばされた画像の像形状画像情報、
又は、原寸大の画像の像形状画像情報、
の各それぞれの組み合わせにより、
「横の長さの比率」が167:100、若しくは、100:60までの許容範囲となるような、「大形像系画像情報」と「小形像系画像情報」に2分した同種異系同士の情報比較で
「差異を持ち画像が融合する画像情報信号」、若しくは、「同差異を持ち画像が融合する画像情報光」
を備えたことを特徴とする立体画像情報保持物。 - 画像情報保持物が、画像情報表示、画像情報記録、画像情報記憶、画像情報記録再生、画像情報記憶再生、画像情報再生、画像情報加工、又は、画像情報出力の内1つ以上の画像情報処理を機能できることを特徴とする請求項1記載の立体画像情報保持物。
- 画像情報保持物の平面画像情報を、各種計測機器の平面表示面、家庭用電気・音響機器・通信機器・医療機器・オフィスオートメーション機器・パーソナルオートメーション機器・ファクトリィーオートメーション機器・各種端末機の平面表示面から画像情報表示することを特徴とする請求項1記載の立体画像情報保持物。
- 2分した同種異系同士の情報が1秒間約30駒以上で、残像による画像融合効果が有効な時間内の時間差を持たして時分割表示することを特徴とする請求項1記載の立体画像情報保持物。
- 差異を持ち画像が融合する画像情報信号、及び、同差異を持ち画像が融合する画像情報光が、該差異を増減出来、又は、該差異をゼロにすることが出来る差異を持つ画像情報信号、及び、画像情報光であることを特徴とする請求項1記載の立体画像情報保持物。
- 画像処理装置の平面画像情報からバリフォーカルミラーと同じ形状を成す場合の「画像の像形状情報」の画像情報を除いた「画像の像形状画像情報種」において、
像形状の1部、多部、若しくは、全部を「縦」、若しくは、「横に」各々圧縮した画像の像形状画像情報、
像形状の1部、多部、若しくは、全部を「縦」、若しくは、「横に」各々引き伸ばされた画像の像形状画像情報、
又は、原寸大の画像の像形状画像情報、
の各それぞれの組み合わせにより、
「横の長さの比率」が167:100、若しくは、100:60までの許容範囲となるような、「大形像系画像情報」と「小形像系画像情報」に2分した同種異系同士の情報比較で
「差異を持ち画像が融合する画像情報信号」、若しくは、「同差異を持ち画像が融合する画像情報光」
を備えたことを特徴とする立体画像処理装置。 - 画像処理装置が、画像情報表示、画像情報記録、画像情報記憶、画像情報記録再生、画像情報記憶再生、画像情報再生、画像情報加工、又は、画像情報出力の内1つ以上の画像情報処理を機能できることを特徴とする請求項6記載の立体画像処理装置。
- 画像処理装置の平面画像情報が、紙・鏡・液晶・ガラス・レンズ・プラスチック・フィルム・テープ・放電灯・蛍光管・蛍光体・発光ダイオード・光ファイバー・レーザー光線・エレクトロルミネッセンス・プラズマ・セラミック薄膜・アモルファスシリコン・電気・電圧・電界・電子・電磁波・電波・放電・磁気・熱・紫外線・粒子線・霧・蒸気・水・氷・雪・雲・泡・海水の何れかを使用し画像情報処理表示部に画像情報表示することを特徴とする請求項6記載の立体画像処理装置。
- 2分した同種異系同士の情報が1秒間約30駒以上で、残像による画像融合効果が有効な時間内の時間差を持たして時分割表示することを特徴とする請求項6記載の立体画像処理装置。
- 差異を持ち画像が融合する画像情報信号、及び、同差異を持ち画像が融合する画像情報光が、該差異を増減出来、又は、該差異をゼロにすることが出来る差異を持つ画像情報信号、及び、画像情報光であることを特徴とする請求項6記載の立体画像処理装置。
- 画像処理装置の平面画像情報からバリフォーカルミラーと同じ形状を成す場合の「画像の像形状情報」の画像情報を除いた「画像の像形状画像情報種」において、
像形状の1部、多部、若しくは、全部を「縦」、若しくは、「横に」各々圧縮した画像の像形状画像情報、
像形状の1部、多部、若しくは、全部を「縦」、若しくは、「横に」各々引き伸ばされた画像の像形状画像情報、
又は、原寸大の画像の像形状画像情報、
の各それぞれの組み合わせにより、
「横の長さの比率」が167:100、若しくは、100:60までの許容範囲となるような、「大形像系画像情報」と「小形像系画像情報」に2分した同種異系同士の情報比較で
「差異を持ち画像が融合する画像情報信号」、若しくは、「同差異を持ち画像が融合する画像情報光」
を備えたことを特徴とする画像立体処理装置。 - 画像処理装置が、画像情報表示、画像情報記録、画像情報記憶、画像情報記録再生、画像情報記憶再生、画像情報再生、画像情報加工、又は、画像情報出力の内1つ以上の画像情報処理を機能できることを特徴とする請求項11記載の画像立体処理装置。
- 画像処理装置の平面画像情報が、紙・鏡・液晶・ガラス・レンズ・プラスチック・フィルム・テープ・放電灯・蛍光管・蛍光体・発光ダイオード・光ファイバー・レーザー光線・エレクトロルミネッセンス・プラズマ・セラミック薄膜・アモルファスシリコン・電気・電圧・電界・電子・電磁波・電波・放電・磁気・熱・紫外線・粒子線・霧・蒸気・水・氷・雪・雲・泡・海水の何れかを使用し画像情報処理表示部に画像情報表示することを特徴とする請求項11記載の画像立体処理装置。
- 2分した同種異系同士の情報が1秒間約30駒以上で、残像による画像融合効果が有効な時間内の時間差を持たして時分割表示することを特徴とする請求項11記載の画像立体処理装置。
- 差異を持ち画像が融合する画像情報信号、及び、同差異を持ち画像が融合する画像情報光が、該差異を増減出来、又は、該差異をゼロにすることが出来る差異を持つ画像情報信号、及び、画像情報光であることを特徴とする請求項11記載の画像立体処理装置。
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JP5-353097 | 1993-12-17 | ||
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-
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