JPH0666593A - レゾルバの故障検出装置 - Google Patents

レゾルバの故障検出装置

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Publication number
JPH0666593A
JPH0666593A JP22384592A JP22384592A JPH0666593A JP H0666593 A JPH0666593 A JP H0666593A JP 22384592 A JP22384592 A JP 22384592A JP 22384592 A JP22384592 A JP 22384592A JP H0666593 A JPH0666593 A JP H0666593A
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JP
Japan
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signal
resolver
smoothed
signals
output
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22384592A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Aoyama
富夫 青山
Shinichi Kobayashi
真一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP22384592A priority Critical patent/JPH0666593A/ja
Publication of JPH0666593A publication Critical patent/JPH0666593A/ja
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  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レゾルバの故障を正確に検出する。 【構成】 レゾルバ31に励磁信号i−rを供給する
と、回転角に応じた角度信号i−s,i−cが出力さ
れ、検出装置32は角度信号i−s,i−cの値から回
転角を検出する。励磁信号i−r及び角度信号i−s,
i−cは信号平滑回路41a,41b,41cにより平
滑され、平滑信号A1,A2,A3が得られる。信号レ
ベル判定回路42a,42b,42cは平滑信号A1,
A2,A3の値を判定し、この判定結果を基に故障検出
回路43がレゾルバ31の故障を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレゾルバの故障検出装置
に関し、断線等の異常を正確に検出できるようにしたも
のである。
【0002】
【従来の技術】多軸のマニプレータ(ロボット腕)で
は、各関節部に駆動モータが内蔵されている。このロボ
ット腕は位置制御等がされるため、駆動モータとしてサ
ーボモータが用いられる。サーボモータとしてはDCサ
ーボモータとACサーボがある。このうちACサーボモ
ータは、ロータ回転位置をレゾルバで検出し、サーボド
ライバからステータ巻線に供給する電流を、ロータ回転
位置に応じて制御することにより、サーボ制御をするこ
とができる。
【0003】ここで7軸マニプレータの一例を、図2を
参照しつつ説明する。図2に示すように取付ベース2は
その底面に形成された取付面が作業床面や作業壁面等に
固定されて設置される。この取付ベース2には、前記取
付面1に対して垂直な第1軸周りに旋回し得る旋回台3
が連結されており、この旋回台3には前記第1軸に対し
て直交する第2軸周りに回動する腕スリーブ4の基端部
が連結されている。この腕スリーブ4の先端部には、前
記第2軸に対して直交する第3軸周りに回転する中間腕
5の基端部が連結されており、この中間腕5の先端部に
は前記第3軸に対して直交する第4軸周りに回動する接
続スリーブ6の基端部が連結されている。更に、接続ス
リーブ6の先端部には、前記第4軸に対して直交する第
5軸周りに回転する延長スリーブ7の基端部が連結され
ており、この延長スリーブ7の先端部には前記第5軸に
対して直交する第6軸周りに回動する手首部8が連結さ
れている。そして、この手首部8には前記第6軸に対し
て直交する第7軸周りに回転し且つ各種作業機器が組み
付けられる面板9が取り付けられている。
【0004】第1軸〜第7軸にはそれぞれサーボモータ
及びレゾルバ等が備えられ、これらサーボモータ等の作
動を制御することにより、取付ベース2に対する面板9
の位置及び姿勢を作業形態に応じて任意に変更できるよ
うになっている。
【0005】次に図3を参照して、ロボット腕の各軸に
備えたサーボモータを制御するサーボコントローラ10
について説明する。同図に示すACサーボモータ20及
びレゾルバ21はロボット腕の軸部(関節部)に備えら
れており、モータ20の回転に応じてレゾルバ21か
ら、モータロータの回転位置を示す位置信号Pが出力さ
れる。この位置信号Pは、レゾルバ/ディジタル変換器
11によりディジタル信号である位置信号P1に変換さ
れる。
【0006】偏差部12では、位置信号P1と指令位置
信号P0との偏差を示す偏差位置信号△Pが得られる。
位置制御部13は偏差位置信号△Pに応じた速度信号V
を出力する。一方、微分要素部14は、位置信号P1を
微分して速度信号V1を形成する。そして偏差部15は
速度信号Vと速度信号V1との偏差を示す偏差速度信号
△Vを出力する。速度制御部16は偏差速度信号△Vを
零とするよう動作させる指令Sを出力する。パワー制御
部17は、指令Sに応じて、モータ20に供給するモー
タ電流をコントロールする。かくしてモータ20をサー
ボ制御することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来では、マ
ニプレータにおいて何らかの異常が生じたことは検出す
ることはできたが、レゾルバの異常を単体で検出するこ
とはできなかった。つまり、マニプレータの動作速度が
過速度になったりマニプレータが目標位置に向かわなく
なったりすることを検出することにより、異常発生を検
出することはできたが、その異常がレゾルバの故障を原
因とするものであるのか、他の部材の故障を原因とする
ものであるのか判別できなかった。
【0008】本発明は、上記従来技術に鑑み、レゾルバ
の異常を確実に検出することのできる、レゾルバの故障
検出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、レゾルバに入力する励磁信号及びレゾルバ
から出力される角度信号が個別に入力されて平滑し、平
滑信号を出力する複数の信号平滑回路と、各信号平滑回
路から出力される平滑信号が個別に入力されて平滑信号
の値を判定する複数の信号レベル判定回路と、各信号レ
ベル判定回路の判定結果を基にレゾルバの故障を検出す
る故障検出回路と、を備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明では、レゾルバに入出力する信号が信号
平滑回路で平滑され、平滑信号のレベルが信号レベル判
定回路で判定され、判定結果を基に故障検出回路がレゾ
ルバの故障を検出する。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
【0012】図1は本発明の実施例を示す。図1に示す
モータ30及びレゾルバ31はマニプレータ(ロボット
腕)の関節部に備えられるものであり、モータ30はA
Cサーボモータ,レゾルバ31は1相励磁2相出力タイ
プのものである。そしてモータ30のロータとレゾルバ
31の回転部が連結されている。
【0013】レゾルバ31の励磁相コイルには、検出装
置32からレゾルバ信号受信部33aを介して、励磁信
号i−rが入力される。そうすると、レゾルバ31の2
つの出力相コイルからは、角度信号i−s,i−cが出
力され、この角度信号i−s,i−cはレゾルバ信号受
信部33b,33cを介して検出装置32に送られる。
この場合、モータ30のロータの回転角、即ちレゾルバ
31の回転部の回転角をθとすると、角度信号i−s,
i−cの値は sinθ, cosθに比例する。このため検出
装置32は角度信号i−s,i−cの値からロータの回
転位置を検出することができる。
【0014】更に本実施例では故障検出装置40を備え
ている。この故障検出装置40は、信号平滑回路41
a,41b,41cと信号レベル判定回路42a,42
b,42cと故障検出回路43とで構成されている。こ
のうち信号平滑回路41aは励磁信号i−rを平滑して
平滑信号A1を出力し、信号平滑回路41bは角度信号
i−sを平滑して平滑信号A2を出力し、信号平滑回路
41cは角度信号i−cを平滑して平滑信号A3を出力
する。また信号レベル判定器42a,42b,42cは
それぞれ平滑信号A1,A2,A3のレベルを判定す
る。
【0015】角度信号i−s,i−cを平滑した平滑信
号A2,A3の値は、レゾルバ31の回転に応じて一定
値と0の間の値となるが、正常時には両信号A2,A3
の値が共に0になることはない。ところがレゾルバ31
の出力相コイルや信号引出線が断線したり、レゾルバ3
1が故障したりしたときには、平滑信号A2,A3の値
が共に0になる。そこで信号レベル判定回路42b,4
2cにより、平滑信号A2,A3の値が共に0になった
ことを検出したときには、故障検出回路43は、出力相
コイルや信号引出線が断線したか、レゾルバ31が故障
したと判定し、判定結果を出力する。
【0016】励磁信号i−rを平滑した平滑信号A1の
値は、正常時には、レゾルバ31の回転にかかわらず常
に所定値を保つ。ところがレゾルバ31の励磁相コイル
や信号引出線が断線したり励磁回路が故障すると、平滑
信号A1の値が0になったり所定値からずれる。そこで
信号レベル判定回路42aにより、平滑信号A1の値が
0になったり所定値からずれたりしたことを検出したと
きには、故障検出回路43は、励磁相コイルや信号引出
線が断線したか、励磁回路が故障したと判定し、判定結
果を出力する。
【0017】上述したように本実施例によれば、信号レ
ベル判定回路42a,42b,42cの判定結果によ
り、レゾルバ31の故障を単体で検出でき、しかも故障
部位もある程度の範囲まで特定することができる。また
本実施例では信号を平滑して用いているので、信号に乗
ったノイズの影響を抑えて正確に故障検出ができる。
【0018】上記実施例では1相励磁2相出力タイプの
レゾルバに適用したが、本発明は2相励磁2相出力タイ
プや2相励磁1相出力タイプのレゾルバにも適用すると
ができる。
【0019】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに本発明によれば、レゾルバに入出力する信号を平滑
し平滑した信号の値から異常判定をしているため、レゾ
ルバの異常を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】マニプレータの一例を示す斜視図。
【図3】サーボコントローラを示すブロック図。
【符号の説明】
30 モータ 31 レゾルバ 32 検出装置 33a,33b,33c レゾルバ信号受信部 40 故障検出装置 41a,41b,41c 信号平滑回路 42a,42b,42c 信号レベル判定回路 43 故障検出回路 i−r 励磁信号 i−s,i−c 角度信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レゾルバに入力する励磁信号及びレゾル
    バから出力される角度信号が個別に入力されて平滑し、
    平滑信号を出力する複数の信号平滑回路と、 各信号平滑回路から出力される平滑信号が個別に入力さ
    れて平滑信号の値を判定する複数の信号レベル判定回路
    と、 各信号レベル判定回路の判定結果を基にレゾルバの故障
    を検出する故障検出回路と、を備えることを特徴とする
    レゾルバの故障検出装置。
JP22384592A 1992-08-24 1992-08-24 レゾルバの故障検出装置 Withdrawn JPH0666593A (ja)

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JPH0666593A true JPH0666593A (ja) 1994-03-08

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ID=16804627

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014238390A (ja) * 2013-05-09 2014-12-18 日本精工株式会社 位置検出装置及びサーボモータ
JP2015141031A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 日産自動車株式会社 回転角検出装置及び回転角検出装置の異常を検出する方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102