JPH0666436A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0666436A JPH0666436A JP4219043A JP21904392A JPH0666436A JP H0666436 A JPH0666436 A JP H0666436A JP 4219043 A JP4219043 A JP 4219043A JP 21904392 A JP21904392 A JP 21904392A JP H0666436 A JPH0666436 A JP H0666436A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- heat exchanger
- humidifier
- control box
- air duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air Humidification (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 天井内に配設される空気調和機の制御箱を本
体内に収納する場合、熱交換器により熱交換され更に加
湿された冷温風による制御箱内の電気機器の絶縁劣化や
漏電を防止できる空気調和機を得る。 【構成】 制御箱を熱交換器の空気流出側風路内空間と
区画された収納用空間部内に配置したものである。
体内に収納する場合、熱交換器により熱交換され更に加
湿された冷温風による制御箱内の電気機器の絶縁劣化や
漏電を防止できる空気調和機を得る。 【構成】 制御箱を熱交換器の空気流出側風路内空間と
区画された収納用空間部内に配置したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は加湿器を備えた空気調
和機に関するものである。
和機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２および図３は例えば事件番号１０９
１８０に示された従来の空気調和機の構成を示す斜視図
および概略断面図である。図４、図５、図６はそれぞれ
図２に示す空気調和機に取付けられた加湿器の構成図、
展開図ならびに図５のVI−VIにおける断面図である。こ
れらの図において、１は空気吸込み口１ｂと空気吹出し
口１ｃとを有し、上記両口間に風路１ｄを形成する外
箱、２は冷・温水等の熱媒体と送風機３により供給され
る被空調空気とを熱交換させる熱交換器、４は給水タン
ク５から供給される水が内部を流通し、外表面に熱交換
器２で熱交換された空気を通過させることにより内部の
水を外表面から自然蒸発させて加湿する加湿器で、詳し
くは図４、図５、図６に示すように構成されている。す
なわち、６は水蒸気を自由に通すが水を通さない疎水性
の多孔質シート７を重ね合わせて端部を接着あるいは熱
融着して方形状に形成した中空多孔質部材であり、両端
部には中空部８に連通する給水口９、排水口１０が設け
られている。１１は中空多孔質部材６に添えて巻き込ま
れた波状のスペーサで、通風路を形成する物である。１
２はその断面形状が長方形状の芯部材であり、中空多孔
質部材６および波状のスペーサ１１が芯部材１２を中心
にして巻き付けられる事によって加湿器４が形成され
る。１３は加湿器４に結露が生じた場合または加湿器４
の故障によって水が吹き出した場合にこれを捕集するド
レン皿、１４は上記外箱１内に設けられた加湿器４等を
点検するための点検口、１ａは上記点検口１４を塞ぐ点
検蓋である。１９は上記加湿器４の上部に設置された制
御箱である。
１８０に示された従来の空気調和機の構成を示す斜視図
および概略断面図である。図４、図５、図６はそれぞれ
図２に示す空気調和機に取付けられた加湿器の構成図、
展開図ならびに図５のVI−VIにおける断面図である。こ
れらの図において、１は空気吸込み口１ｂと空気吹出し
口１ｃとを有し、上記両口間に風路１ｄを形成する外
箱、２は冷・温水等の熱媒体と送風機３により供給され
る被空調空気とを熱交換させる熱交換器、４は給水タン
ク５から供給される水が内部を流通し、外表面に熱交換
器２で熱交換された空気を通過させることにより内部の
水を外表面から自然蒸発させて加湿する加湿器で、詳し
くは図４、図５、図６に示すように構成されている。す
なわち、６は水蒸気を自由に通すが水を通さない疎水性
の多孔質シート７を重ね合わせて端部を接着あるいは熱
融着して方形状に形成した中空多孔質部材であり、両端
部には中空部８に連通する給水口９、排水口１０が設け
られている。１１は中空多孔質部材６に添えて巻き込ま
れた波状のスペーサで、通風路を形成する物である。１
２はその断面形状が長方形状の芯部材であり、中空多孔
質部材６および波状のスペーサ１１が芯部材１２を中心
にして巻き付けられる事によって加湿器４が形成され
る。１３は加湿器４に結露が生じた場合または加湿器４
の故障によって水が吹き出した場合にこれを捕集するド
レン皿、１４は上記外箱１内に設けられた加湿器４等を
点検するための点検口、１ａは上記点検口１４を塞ぐ点
検蓋である。１９は上記加湿器４の上部に設置された制
御箱である。
【０００３】次に動作について説明する。従来の空気調
和機は上記のように構成されているので、まず、加湿さ
れる水が給水タンク５から加湿器４における中空多孔性
部材６の給水口９を介して中空部８に供給されると、蒸
発して疎水性の多孔質シート７を通過し、中空多孔性部
材６の外表面を流れる熱交換後の温風を加湿し、空気調
和機内部の加湿器４の下流側の温風２０ａは高温多湿と
なり室内に吹出され、乾燥した室内空気と混合されて適
度な湿度となり快適な暖房が行われる。また、加湿器４
と給水タンク５と制御箱１９の点検及びサービスは点検
口１４を開閉し行われる。
和機は上記のように構成されているので、まず、加湿さ
れる水が給水タンク５から加湿器４における中空多孔性
部材６の給水口９を介して中空部８に供給されると、蒸
発して疎水性の多孔質シート７を通過し、中空多孔性部
材６の外表面を流れる熱交換後の温風を加湿し、空気調
和機内部の加湿器４の下流側の温風２０ａは高温多湿と
なり室内に吹出され、乾燥した室内空気と混合されて適
度な湿度となり快適な暖房が行われる。また、加湿器４
と給水タンク５と制御箱１９の点検及びサービスは点検
口１４を開閉し行われる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機は以
上のように構成されているので、暖房時に制御箱は高温
多湿な温風に常時さらされているため制御箱内の電気機
器の絶縁劣化や漏電の原因になるという問題点があっ
た。
上のように構成されているので、暖房時に制御箱は高温
多湿な温風に常時さらされているため制御箱内の電気機
器の絶縁劣化や漏電の原因になるという問題点があっ
た。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、制御箱内の電気機器を高温多湿
な空気にさらされないことを目的とする。
ためになされたもので、制御箱内の電気機器を高温多湿
な空気にさらされないことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、熱交換器の
空気流出側風路内に加湿器を配設した空気調和機におい
て、隔壁を介して上記空気流出側風路内空間と区隔され
た収納用空間部を上記外箱に形成し、この収納用空間部
に制御用電気部品等を収容した制御箱を取付けたもので
ある。
空気流出側風路内に加湿器を配設した空気調和機におい
て、隔壁を介して上記空気流出側風路内空間と区隔され
た収納用空間部を上記外箱に形成し、この収納用空間部
に制御用電気部品等を収容した制御箱を取付けたもので
ある。
【０００７】
【作用】この発明における空気調和機は、熱交換器の空
気流出側風路内空間と区画された収納用空間部に制御箱
を取付けているので、制御用電気部品等が加湿された高
温多湿の空気に触れることがなく、電気部品等の信頼性
の向上を図ることができる。
気流出側風路内空間と区画された収納用空間部に制御箱
を取付けているので、制御用電気部品等が加湿された高
温多湿の空気に触れることがなく、電気部品等の信頼性
の向上を図ることができる。
【０００８】
実施例１．図１は、この発明の一実施例による空気調和
機の概略構成を示す図である。なお、従来装置と同等の
ものは同一符号を付し、説明を省略する。図１において
２０は送風機３により上記風路１ｄ内に供給された空気
である。２０ａは熱交換器２で熱交換され加湿器４で加
湿された高温多湿な温風、１８は上記熱交換器２の空気
吹出側風路内空間と隔壁２１を介して区隔された収納用
空間部、１９は上記収納用空間部１８内に設置された制
御箱である。
機の概略構成を示す図である。なお、従来装置と同等の
ものは同一符号を付し、説明を省略する。図１において
２０は送風機３により上記風路１ｄ内に供給された空気
である。２０ａは熱交換器２で熱交換され加湿器４で加
湿された高温多湿な温風、１８は上記熱交換器２の空気
吹出側風路内空間と隔壁２１を介して区隔された収納用
空間部、１９は上記収納用空間部１８内に設置された制
御箱である。
【０００９】以上のように構成された空気調和機におい
て、制御箱１９は、隔壁２１を介して熱交換器２の空気
流出側風路内空間と区画された収納用空間部１８内に取
付けているので加湿器４により加湿された高温多湿の温
風２０ａと隔離されており、制御箱内は高温多湿となら
ないため絶縁劣化、漏電等を防ぐことができる。
て、制御箱１９は、隔壁２１を介して熱交換器２の空気
流出側風路内空間と区画された収納用空間部１８内に取
付けているので加湿器４により加湿された高温多湿の温
風２０ａと隔離されており、制御箱内は高温多湿となら
ないため絶縁劣化、漏電等を防ぐことができる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように、この発明による空気調和
機においては、空気吸込み口と空気吹出し口とを有し、
上記両口間に風路を形成する外箱と、上記風路内に配設
され、熱媒体と送風機により供給された被空調空気とを
熱交換させる熱交換器と、この熱交換器の空気流出側風
路内に配置され、上記熱交換器で熱交換された空気を加
湿する加湿器と、隔壁を介して上記流出側風路内空間と
区画された収納用空間部、及びこの収納用空間部内に取
付けられ、制御用電気部品等を収容する制御箱とを設け
たので、制御箱内の制御用電気部品等の絶縁劣化、漏電
等を防ぐことができる。
機においては、空気吸込み口と空気吹出し口とを有し、
上記両口間に風路を形成する外箱と、上記風路内に配設
され、熱媒体と送風機により供給された被空調空気とを
熱交換させる熱交換器と、この熱交換器の空気流出側風
路内に配置され、上記熱交換器で熱交換された空気を加
湿する加湿器と、隔壁を介して上記流出側風路内空間と
区画された収納用空間部、及びこの収納用空間部内に取
付けられ、制御用電気部品等を収容する制御箱とを設け
たので、制御箱内の制御用電気部品等の絶縁劣化、漏電
等を防ぐことができる。
【図１】この発明の一実施例による空気調和機の概略構
成を示す側面図である。
成を示す側面図である。
【図２】従来の空気調和機の要部を示す斜視図である。
【図３】従来の空気調和機の構成を示す図である。
【図４】中空多孔性部材を用いた加湿器の構成図であ
る。
る。
【図５】中空多孔性部材を用いた加湿器の展開図であ
る。
る。
【図６】図５のVI−VIにおける断面を矢印の方向に見た
断面図である。
断面図である。
１ 外箱 １ａ 点検蓋 １ｂ 空気吸込み口 １ｃ 空気吹出し口 １ｄ 風路 ２ 熱交換器 ３ 送風機 ４ 加湿器 １８ 収納用空間部 １９ 制御箱 ２１ 隔壁
フロントページの続き (72)発明者 山中 宗弘 和歌山市手平６丁目５番66号 三菱電機エ ンジニアリング株式会社伊丹事業所和歌山 支所内
Claims (1)
- 【請求項１】 空気吸込み口と、空気吹出し口とを有し
上記両口間に風路を形成する外箱、上記風路内に配設さ
れ熱媒体と送風機により供給された被空調空気とを熱交
換させる熱交換器、この熱交換器の空気流出側風路内に
配設され、上記熱交換器で熱交換された空気を加湿する
加湿器、隔壁を介して上記空気流出側風路内空間と区画
された収納用空間部、及びこの収納用空間部に取り付け
られた制御用電気部品等を収容する制御箱を備えたこと
を特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4219043A JPH0666436A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4219043A JPH0666436A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0666436A true JPH0666436A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16729370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4219043A Pending JPH0666436A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0666436A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100787543B1 (ko) * | 2007-09-03 | 2007-12-21 | (주)대양하이테크 | 가습기능을 갖는 공기조화기 |
| JP2013029224A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Mitsubishi Electric Corp | 天井埋込形空気調和装置の室内機 |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP4219043A patent/JPH0666436A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100787543B1 (ko) * | 2007-09-03 | 2007-12-21 | (주)대양하이테크 | 가습기능을 갖는 공기조화기 |
| JP2013029224A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Mitsubishi Electric Corp | 天井埋込形空気調和装置の室内機 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5108351B2 (ja) | 建物の換気システム及びユニット建物 | |
| JP6385180B2 (ja) | 熱交換換気装置 | |
| JP2630746B2 (ja) | 全熱交換換気装置 | |
| JPH0666436A (ja) | 空気調和機 | |
| JP2002156137A (ja) | 空調用加湿設備 | |
| JP5314118B2 (ja) | ワンスパン用床設置空調機 | |
| JPH0333998B2 (ja) | ||
| JP2985822B2 (ja) | 低温加湿用空気調和機 | |
| JPH05332586A (ja) | 加湿装置 | |
| JP7546194B2 (ja) | 熱交換形換気装置 | |
| CN220379846U (zh) | 一种具有调湿功能的空调装置 | |
| JP2019100639A (ja) | 加湿送風ユニット | |
| JPH06109280A (ja) | 空調換気装置 | |
| JP5659954B2 (ja) | 空気調和装置の室外機 | |
| JP5238357B2 (ja) | 建物の換気システム | |
| JP2012251691A (ja) | 空気調和装置の室外機 | |
| JP7253682B2 (ja) | 加湿ユニット | |
| JPH02213629A (ja) | 加湿器 | |
| JP3232455B2 (ja) | エアプロセッサ | |
| JPH10232036A (ja) | 加湿ユニット | |
| JP3443854B2 (ja) | 空気調和装置 | |
| JP2001263724A (ja) | 空調方法及び空調機 | |
| JPH035644A (ja) | 空気調和機の加湿装置 | |
| JP2015218923A (ja) | 熱交換型換気装置 | |
| JP2001124367A (ja) | 天吊形空調機 |