JP5314118B2 - ワンスパン用床設置空調機 - Google Patents

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本発明はワンスパン用床設置空調機に関するものである。
蒸気式加湿器を設けた空気調和機がある。
特開平4−45331号公報
ところが、蒸気式加湿器は蒸発吸収距離が長いため、加湿を行うためには長大なスペースが必要となり機体の大型化が避けられなかった。
本発明は上記課題を解決するため、熱交換用コイルを内部に設けたコイルブロックと、中空状のメンテブロックと、給気用ファンを内部に設けたファンブロックと、を順に積層連通連結してケーシングを、構成し、前記コイルブロックの一面に空気取入口を設け、この空気取入口の近傍にフィルタを間に挟んで前記コイルを配置し、前記メンテブロックの前記一面と対向する他面に前記フィルタを出し入れする機内点検扉を、設け、前記コイルブロックで加湿用の蒸気を放出するように構成したことを最も主要な特徴とする。
請求項1の発明によれば、
(1)メンテブロックのスペースを利用して蒸気加湿の蒸発吸収距離を長くすることができる。そのため、加湿効率が良くて飽和効率を高めることができ、湿度制御範囲が広がって快適性が向上する。
(2)メンテブロックを保守点検と加湿スペースに兼用してあるので機体の大型化を防止でき、縦に積層してあるので設置面積も少なくて済み、省スペース化を図れる。
(3)加湿ノズルの手前で給気用空気を二手に分けて加湿ノズルをバイパスさせてから再度合流させることで、加湿ノズルから放出された蒸気を包み込んで逃がさなようにして蒸気と空気の混合を早めて効率よく加湿するので蒸発吸収距離が短くて済み、空気調和機のケーシングやファンなどへの凝縮や露つきの発生を防止でき、ケーシングの一層のコンパクト化を図れる。
請求項2の発明によれば、
(1)楕円管なので圧力損失が少なく、列数を増やして伝熱管有効長を長くしても送風動力が増えず、コイルを冷温水用コイルとした場合、例えば冷房運転時に入口水温を通常よりも高くして大温度差化し低温送風することでランニングコストの大幅削減が可能となる。
請求項3の発明によれば、
(1)パーティションで簡易の機械室を設けることができ、空気取入チャンバに兼用できるので送風ダクト等の部材が不要となり、コスト低減を図れる。
図1と図2は、本発明のワンスパン用床設置空調機の一実施例を示しており、このワンスパン用床設置空調機は、縦長のケーシング1内に、送風路2と、熱交換用コイル3と、給気用ファン4と、フィルタ7と、コイル凝縮水排出用のドレンパン8と、蒸気式加湿器の加湿ノズル14と、を少なくとも備えている。ケーシング1には、空気取入口5と、給気口6と、機内点検扉9と、を設け、空気取入口5と給気口6を送風路2で連通連結する。給気口6は、送風ダクト等にて屋内天井の吹出口と連通し、室内等の被空調空間に給気する。空気取入口5は、空気取入チャンバ兼用の機械室10から外気や還気等を取入れする。機械室10は、パーティション15でケーシング1を囲って構成する。
ファン4は、コイル3の風下で送風路2内に設けて、空気を吸込み式に送風する。実線及び点線の白抜き矢印は送風方向を示し、ファン4で吸い込まれた空気は、コイル3を通過して熱交換され、給気口6から冷暖風として給気される。コイル3は、通風自在に設けられた多数の伝熱板に伝熱管を挿着して成り、伝熱管内を流れる熱媒や冷媒と通過空気が伝熱管及び伝熱板を介して熱交換する。この伝熱管は楕円管にするのが好ましいが円形管でもよい。
ケーシング1は、コイル3を内部に設けたコイルブロック11と、中空状のメンテブロック12と、ファン4を内部に設けたファンブロック13と、を上へ順に積層連通連結して構成する。このコイルブロック11の一面に、空気取入口5を設け、空気取入口5の近傍にフィルタ7を間に挟んでコイル3を配置する。メンテブロック12の一面と対向する他面にはフィルタ7を出し入れする着脱自在な機内点検扉9を、設け、(図1の仮想線で示すように)機内点検扉9を開けてフィルタ7を出し入れする。コイルブロック11の他面とコイル3の間には、加湿ノズル14を設け、コイルブロック11で加湿用の蒸気を放出するように構成し、コイルブロック11とメンテブロック12の両空間内で蒸発吸収させて空気を加湿する。
図3と図4はコイルブロック11の内部の簡略図で、太い点線の矢印は給気用空気の流れを示している。このコイルブロック11の内部に、コイル3の空気出口側に加湿用の蒸気を放出する管状の加湿ノズル14を水平状にコイル3に沿って設け、コイル3と加湿ノズル14の間に、コイル3を通過した給気用空気を加湿ノズル14の下方にて分流させて上方へ案内する仕切部材16を設け、コイル3と仕切部材16の間の給気用分流空気をさらに分流させて加湿ノズル14の上方にてもう一方の給気用分流空気に合流させる開口部17を、コイル3に沿って設けたものである。
加湿ノズル14は、蒸気を上方へ放出する多数の噴霧穴20を有している。仕切部材16は、加湿ノズル14の風上側と底面を覆うように、コイル3の空気出口と面対向してコイル3と加湿ノズル14の間で送風路2を左右に区画する垂直状の縦壁部18と、ケーシング1の底面と面対向し縦壁部18の下端部から風下方向へ突出して加湿ノズル14の下方で送風路2を上下に区画する水平状の底壁部19と、から成る。縦壁部18には、開口部17を、加湿ノズル14より上方にて加湿ノズル14に沿って水平状に設ける。縦壁部18と底壁部19にて形成される仕切部材16の隅部に加湿ノズル14を配置して、給気用空気が加湿ノズル14に直接当たらないように遮蔽すると共に、放出された蒸気を加湿ノズル14の上方にて包み込むように給気用空気を誘導案内する。このように給気用空気を誘導案内するためにファン4を吸込み式とし空気の分流と合流を促進させるのが好ましいが、押し込み式に変更するも自由である。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由で、たとえば、仕切部材16をL字形の断面構造としてあるがJ字形とするなど構造、構成を変更してもよい。さらに、蒸気式加湿器として公知の電極式や電熱式、蒸気噴霧式など各種のものに変更したり、加湿器を気化式とするも自由である。図例では、蒸気を放出する加湿ノズル14のみを配置した場合を例示しているが、ケーシング1内に、加湿ノズル14へ蒸気を供給する蒸気発生器等の機器を、設けてもよい。また、空気取入口5とフィルタ7をケーシング1の他面に設けるも自由である。
本発明のワンスパン用床設置空調機の側面図である。 ワンスパン用床設置空調機の正面図である。 コイルブロック内部を側面から見た簡略説明図である。 コイルブロック内部を正面から見た簡略説明図である。
1 ケーシング
3 コイル
4 ファン
5 空気取入口
7 フィルタ
9 機内点検扉
11 コイルブロック
12 メンテブロック
13 ファンブロック
15 パーティション
16 仕切部材
17 開口部

Claims (3)

  1. 熱交換用コイル(3)を内部に設けたコイルブロック(11)と、中空状のメンテブロック(12)と、給気用ファン(4)を内部に設けたファンブロック(13)と、を順に積層連通連結してケーシング(1)を、構成し、前記コイル(3)の空気出口側に加湿用の蒸気を放出する加湿ノズル(14)を設け、前記コイル(3)と前記加湿ノズル(14)の間に、前記コイル(3)を通過した給気用空気を前記加湿ノズル(14)の下方にて分流させて上方へ案内する仕切部材(16)を設け、前記コイル(3)と前記仕切部材(16)の間の給気用分流空気をさらに分流させて前記加湿ノズル(14)の上方にてもう一方の給気用分流空気に合流させる開口部(17)を、設けたことを特徴とするワンスパン用床設置空調機。
  2. コイル(3)の伝熱管を楕円管にした請求項1記載のワンスパン用床設置空調機。
  3. パーティション(15)でケーシング(1)を囲って外気や還気等の空気を取入れするチャンバ兼用の機械室(10)を構成した請求項1又は2記載のワンスパン用床設置空調機。
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