JPH0666171U - 難聴者用のテレビジョンリモートコントローラ - Google Patents

難聴者用のテレビジョンリモートコントローラ

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JPH0666171U
JPH0666171U JP083701U JP8370191U JPH0666171U JP H0666171 U JPH0666171 U JP H0666171U JP 083701 U JP083701 U JP 083701U JP 8370191 U JP8370191 U JP 8370191U JP H0666171 U JPH0666171 U JP H0666171U
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JP
Japan
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television
circuit
remote controller
earphone
case
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Application number
JP083701U
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English (en)
Inventor
満 稲葉
Original Assignee
満 稲葉
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テレビジョンリモートコントローラに難聴者専
用イヤホーンを接続自在とすることにより、難聴者が健
常者と共にテレビジョンの音声が聞けるようにする。 【構成】ワイヤレスのリモートコントローラ30のケー
ス31に難聴者用のイヤホーン40を接続可能とし、こ
のケース31内にはテレビジョン音声情報無線受信回路
35及びその音声再生回路36、音量調節回路37を設
け、前記ケース31の外面にはイヤホーン専用音量調節
操作部39が設けてある。これにより、このイヤホーン
40で難聴者はテレビジョンの音声を聞き、スピーカー
から発する音量とは独立してイヤホーン40の音量をこ
の操作部39により調節する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は難聴者用のテレビジョンリモートコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のテレビジョンは難聴者と健常者が共有出来る音量が得られず、難聴者が 健常者と共にテレビジョンを見る時には、自分に聞こえない音量で見ることにな る。 イヤホーンをテレビジョンに接続すれば、幾分は解決されるが、イヤホーンの みの音量を他のスピーカーからの音量と独立して調節できる機能まではない。更 にこのイヤホーンを接続するものは長いコードをテレビジョンに接続しなければ ならず、そのコードはテレビジョンの前を通る者の邪魔になり、やはり難聴者が 一人で見る時以外は殆ど実用性がない。 従って多くの難聴者は自分専用のテレビジョンを購入せざるを得ず、難聴者の 経済的負担を重くするのみでなく、その音量は他の健常者にとっては大き過ぎ、 近隣に対しては騒音公害となる。 勿論難聴者が補聴器を利用することは考えられるが、補聴器には音の発生源を 選択して聞き分ける特性がなく、周りの会話やその他の音も共に拡大されるため 、テレビジョンの音や話し声が聞きずらい問題の解決にはならない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこでこの考案は難聴者が健常者と共に、同一のテレビジョンが見られ、リモ ートコントローラには難聴者用のイヤホーンを設け、この難聴者専用のイヤホー ンによってテレビジョンの音声が聞け、スピーカーから発する音量とは独立して イヤホーンの音量調節がコントローラの操作部によって出来るようにすると共に 、チャンネルの切り替えはイヤホーンも共に従来の他のコントローラによって切 り替えできるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を達成するためにこの考案は、チャンネル切り替え、音量調節など のプッシュボタンが装備してあるテレビジョンリモートコントローラのケース内 には、テレビジョン音声情報無線受信回路及び音声再生回路と、その音量調節生 回路が設けてあり、前記ケース外面には前記音声再生回路と連なるイヤホーンジ ャック及びイヤホーン専用音量調節操作部が設けてあり、前記チャンネル切り替 えプッシュボタンは、前記ケースのテレビジョン音声情報無線受信回路のチャン ネル切り替えを兼ねてあることを特徴とする難聴者用のテレビジョンリモートコ ントローラとする。
【0005】 前述の課題を達成するために他の考案は、テレビジョン本体には音声情報無線 受信回路で受信した音声情報信号を中継乃至発信する低出力の音声情報無線発信 回路が設けてあり、チャンネル切り替え、音量調節などのフッシュボタンが装備 してあるテレビジョンリモートコントローラのケース内には、前記テレビジョン 本体より発信する音声情報信号を受信する音声情報無線受信回路及び音声再生回 路と、その音量調節生回路が設けてあり、前記ケース外面には前記音声再生回路 と連なるイヤホーンジャック及びイヤホーン専用音量調節操作部が設けてあり、 前記チャンネル切り替えプッシュボタンは、前記ケースのテレビジョン音声情報 無線受信回路のチャンネル切り替えを兼ねてあることを特徴とするテレビジョン と組み合わされた難聴者用のテレビジョンリモートコントローラとする。
【0006】 また前述の課題を達成するためにこの考案は、前記音声情報無線受信回路で受 信した音声信号を発信する低出力の音声情報無線発信回路はテレビジョン本体に 有線により着脱自在に接続可能なアダプタ型であることを特徴とする場合もある 。
【0007】
【作用】
請求項1記載の特定考案において、難聴者が健常者と共にテレビジョンを見る 時には、リモートコントローラに難聴者用のイヤホーンを接続し、電源をオンと すれば、発信局よりの音声情報無線伝波はテレビジョン本体とは別に直接リモー トコントローラの難聴者用の音声情報無線受信回路によっても受信されイヤホー ンを通じて難聴者に届く。 難聴者はコントローラに設けてある難聴者用の音量操作部、例えばプッシユボ タンを用いて自分に適したイヤホーンの音量に調節する。この場合テレビジョン のスピーカ音量は変化しない。
【0008】 他方健常者は従来同様テレビジョンのスピーカよりの音声を聞く。健常者が音 量を変化させる時は、従来と同様リモートコントローラのスピーカ音量調節用の プッシュボタンを操作して行う。この場合はイヤホーンの音量に変化はない。 難聴者のみがテレビジョンを見る時は、スピーカ音量調節用のプッシュボタン を操作してこれを出力0にするか、別個に設けたスピーカオフボタンを操作する 。 チャンネル切り替えを操作すれば、スピーカもイヤホーンも共に音声情報無線 電波はチャンネルに対応した局に切り替えられる。
【0009】 請求項2記載の考案においては、テレビジョン局よりの音声情報無線電波はテ レビジョン本体のに一旦受信され、従来のテレビジョン同様にテレビジョンのス ピーカ音声となる。またこの受信された音声情報はテレビジュン本体に設けてあ る発信回路により発信乃至中継されて、リモートコントローラの音声情報無線電 波受信回路に受信され、音声再生回路及び音量調節回路を経てイヤホーンより難 聴者の耳に届く。 その他の作用は請求項1記載の考案と同じである。
【0010】 請求項3記載の考案においては、通常のテレビジョン本体においてもこのアダ プタ接続用のジャックを設けたものに、アダプタ型の低出力の音声発信乃至中継 回路をテレビジョン本体に接続すれば、前記請求項2記載の考案と同様の作用を 為す。
【0011】
【実施例】
いまこの考案を代表的な実施例に就いて説明する。 実施例1 請求項1記載の考案の実施例であり、図1及び図2に示すものであって、10 はテレビジョン局、20はテレビジョン本体、30はリモートコントローラであ る。 前述のリモートコントローラ30のケース31の外面の操作部32にはテレビ ジョン本体のチャンネル切り替え用の複数箇よりなるチャンネルプッシュボタン 33、音量調節プッシュボタン34などが装備してある。
【0012】 更に前記ケース31内には、放映局切り替え可能なテレビジョン音声情報無線 受信回路35及び音声再生回路36と、その音量調節回路37が設けてあり、前 記ケース31外面には前記音声再生回路及び音量調節生回路と連なるイヤホーン ジャック38が設けてあり、前記操作部32の一部にはイヤホーン専用音量調節 操作部39が設けてあり、前記チャンネル切り替えプッシュボタン群33は、テ レビジョン本体と前記ケース31のテレビジョン音声情報無線受信回路35の双 方のチャンネル切り替えのを兼ねて設けてある。40はイヤホーンであり、これ と連なるコード43の他端にはイヤホーンジヤック38に着脱自在なコネクタ4 2が設けてある。
【0013】 実施例1の作用は請求項1記載の考案の作用と同様であるので説明を省略する 。 実施例2 請求項2記載の考案の実施例であり、図3及び図4に示すものであって、実施 例1と異なるところはテレビジョン本体20に改造を加え、これに低出力の音声 情報無線発信乃至中継回路21を設けたもので、その他の構成は実施例1と同様 であり、同一符号のところは同一の作用を奏する。この実施例においても請求項 2記載の考案の作用と同一あるので、作用の説明は省略する。
【0014】 実施例3 請求項3記載の考案の実施例であり、図5に示すものであって、実施例1と異 なるところはテレビジョン本体20に改造を加え、前記低出力の音声情報無線発 信乃至中継回路21をアダプタ型として、前記テレビジョン本体10とは別個の 独立したアダプタ21aとし、テレビジョン本体20とはコードによって着脱自 在にしたのものである。このアダフタ21aをテレビジョン本体10に接続した ときには、実施例2と全く同一の作用をなし、接続しない時には、従来の通常の テレビジョンと同一の作用を為す。
【0015】
【考案の効果】
全ての請求項記載の考案において、リモートコントローラにイヤホーンを接続 すれば、イヤホーンのみの出力音量を前記リモートコントローラに設けたイヤホ ーン専用の操作部によって調節する。またテレビジョン本体のスピーカの出力音 量とは独立して、音量を調節することが出来るから、難聴者に最適な音量が得ら れ、且つ直接イヤホーンから聞けるから、補聴器で聞くより、他の雑音が入らず 聞きやすい。またスピーカを聞くものに何の悪影響もなく、健常者と難聴者が同 じに同一のテレビジョンを見ながら、それぞれに合った音量で音声を聞くことが 出来る。 またリモートコントローラにイヤホーンを接続出来るようにしたものであるか ら、イヤホーンのコードもいたずらに長くならず、テレビジョンとリモートコン トローラ間を通る人がイヤホーンコードをひっかけるおそれがない。 更に、イヤホーン音声のチャンネルもテレビジョン本体のチャンネル切り替え とチャンネル切り替えプッシュボタンが兼用されているから、同時に切り替えが 出来、難聴者も健常者と同様な操作でテレビジョンを見かつ聞くことができる。
【0016】 請求項1記載の考案においては、前述の効果の他、テレビジョン本体には全く 改造を加えること無く、リモートコントローラのみこの考案のものを用いればよ く、普及しやすい。 請求項2記載の考案においては、個別にテレビジョン局の電波の届き難い地域 や室内、その他地下室、などで使用するときに適する。 請求項3記載の考案においては、音声情報無線発信乃至中継回路21をアダプ タとしたものであるから、テレビジョン本体の改造に要する費用は僅かであり、 アダプタ21aを用いれば、請求項2の効果を奏する。 その他各実施例の効果はそれぞれ対応する請求項記載の考案と同一であるので 、重ねての説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の概略外観図である。
【図2】リモートコントローラのブロック配線図であ
る。
【図3】実施例2のブロック配線図である。
【図4】実施例3のブロック配線図である。
【図5】テレビジョン本体とアダプタの斜視図である。
【符号の説明】
10 テレビジョン局 20 テレビジョン本体 30 リモートコントローラ 31 ケース 32 操作部 33 チャンネルプッシュボタン 34 音量調節フッシュボタン 35 テレビジョン音声情報無線受信回路 36 音声再生回路 37 音量調節回路 38 イヤホーンジャック 39 イヤホーン専用音量調節操作部 40 イヤホーン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャンネル切り替え、音量調節などのプッ
    シュボタンが装備してあるテレビジョンリモートコント
    ローラのケース内には、テレビジョン音声情報無線受信
    回路及び音声再生回路と、その音量調節回路が設けてあ
    り、前記ケース外面には前記音声再生回路及び音量調節
    生回路と連なるイヤホーンジャック及びイヤホーン専用
    音量調節操作部が設けてあり、前記チャンネル切り替え
    プッシュボタンは、前記ケースのテレビジョン音声情報
    無線受信回路のチャンネル切り替えの操作部を兼ねてあ
    ることを特徴とする難聴者用のテレビジョンリモートコ
    ントローラ。
  2. 【請求項2】テレビジョン本体には音声情報無線受信回
    路で受信した音声信号を発信する低出力の音声情報無線
    発信乃至中継回路が設けてあり、チャンネル切り替え、
    音量調節などのプッシュボタンが装備してあるテレビジ
    ョンリモートコントローラのケース内には、前記テレビ
    ジョン本体より発信する音声情報無線信号を受信する音
    声情報無線受信回路及び音声再生回路と、その音量調節
    回路が設けてあり、前記ケース外面には前記音声再生回
    路と連なるイヤホーンジャック及びイヤホーン専用音量
    調節操作部が設けてあり、前記チャンネル切り替えプッ
    シュボタンは、前記ケースのテレビジョン音声情報無線
    受信回路のチャンネル切り替えを兼ねてあることを特徴
    とするテレビジョンと組み合わされた難聴者用のテレビ
    ジョンリモートコントローラ。
  3. 【請求項3】前記音声情報無線受信回路で受信した音声
    信号を発信する低出力の音声発信乃至中継回路はテレビ
    ジョン本体に有線により着脱自在に接続可能なアダプタ
    型であることを特徴とする請求項2記載のテレビジョン
    と組み合わされた難聴者用のテレビジョンリモートコン
    トローラ。
JP083701U 1991-09-19 1991-09-19 難聴者用のテレビジョンリモートコントローラ Pending JPH0666171U (ja)

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