JP3431512B2 - 音聴取装置 - Google Patents

音聴取装置

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JP3431512B2
JP3431512B2 JP25094398A JP25094398A JP3431512B2 JP 3431512 B2 JP3431512 B2 JP 3431512B2 JP 25094398 A JP25094398 A JP 25094398A JP 25094398 A JP25094398 A JP 25094398A JP 3431512 B2 JP3431512 B2 JP 3431512B2
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達也 伊藤
幸弘 近藤
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Rion Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/55Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception using an external connection, either wireless or wired
    • H04R25/554Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception using an external connection, either wireless or wired using a wireless connection, e.g. between microphone and amplifier or using Tcoils

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線送信された音
声信号を受信器で受信し、受信した音声信号に基づいて
ループコイルを駆動し、ループコイルから音声信号に対
応した磁波信号を発生させることで、テレホンコイルを
備えた補聴器へ音声信号を中継伝送し、無線送信された
音声情報を補聴器のテレホンコイル使用モードで聴取で
きるようにした音聴取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】補聴器装用者が病院や銀行などの公共の
施設における案内放送等を補聴器内蔵のマイクロホンを
利用して聴く場合に、案内放送の音声に混じって周囲の
話し声等の騒音や案内放送自体の反響音が補聴器を通し
て耳に入り、必要な案内放送の音声が聴き取りにくいこ
とがある。
【0003】この問題を解決するため、意匠登録公報第
805446号に記載された補聴用音声磁界発生装置が
知られている。これは、案内放送の音声に対応した電気
信号(以下、音声信号)によってFM変調された信号出
力をFM受信器で検波して音声信号を抽出し、この音声
信号を首掛け式のループコイルに供給し、ループコイル
によって磁波信号に変換し、この磁波信号を補聴器のテ
レホンコイルで検出するものである。
【0004】補聴器には、補聴器内蔵のマイクロホンを
使用するか補聴器内蔵のテレホンコイルを使用するかを
選択するための入力切換スイッチが設けられている。補
聴器の入力切換スイッチを操作してテレホンコイルを選
択しておけば、マイクロホンの出力が遮断されるので、
外耳道内に放出される音はループコイルの発する磁波信
号に応じたものとなる。従って、周囲の話し声等の騒音
や案内放送自体の反響音等が入り込まない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】補聴器の使用者は、テ
レホンコイル使用モードにおいて音量が適当でない場
合、補聴器の利得調整つまみを操作して音量の調整を行
なう必要がある。しかし、補聴器の音量調整摘みは小さ
い上に、他の操作子と接近して配置されており、音量調
整しずらいという問題があった。特に補聴器がが耳かけ
形である場合、耳介上部に掛けた状態でこの操作を行わ
なければならず煩雑な操作となっていた。また、テレホ
ンコイル使用モードで補聴器の利得を変更すると、マイ
クロホン使用モードに切り替えた際に、補聴器の利得を
再度調整する必要が生ずる。このため、テレホンコイル
使用モードでは補聴器の利得調整つまみを操作しなくて
も聴取音量を調整できるようにすることが望まれてい
た。
【0006】本発明はこのような課題を解決するためな
されたもので、補聴器側で利得調整等を行なわなくて
も、補聴器での聴取音量を調整できるようにした音聴取
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
請求項1に係る音聴取装置は、無線送信された音声信号
を受信器で受信し、受信した音声信号に基づいてループ
コイルから磁波信号を発生させることで、テレホンコイ
ルを備えた補聴器へ前記音声信号を中継伝送して前記音
声信号に基づく音声を前記補聴器で聴取できるようにし
音聴取装置において、前記受信器にイヤホンで前記
声信号を聴取することができる出力切換部を設けると共
に、前記受信器出力する音声信号の出力レベルを可変
させる出力レベル可変手段を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2に係る音聴取装置は、ループコイ
ルに受信器を付設したことを特徴とする。
【0009】請求項3に係る音聴取装置は、受信器のケ
ースの特定の面に出力レベルを可変させるための操作部
のみを設けるとともに、電源スイッチ等の他の操作部は
特定の面とは異なる面に設けたことを特徴とする。
【0010】請求項4に係る音聴取装置は、音声信号に
よって変調されたワイヤレス信号を受信器によって受信
して音声信号を抽出し、この音声信号を首掛け式のルー
プコイルに出力してこのループコイルから磁波信号を発
生させることで、テレホンコイルを備えた補聴器へ前記
音声信号を中継伝送し、無線送信された音声情報を前記
補聴器で聴取できるようにした音聴取装置において、
受信器にイヤホンで前記音声信号を聴取することがで
きる出力切換部を設けると共に、前記磁波信号のレベル
を調整する出力レベル可変手段を備えたことを特徴とす
る。
【0011】請求項1および4に係る音聴取装置は、電
波,赤外線等を利用して無線送信された案内放送等の音
声信号を受信器で受信し、ループコイルから音声信号に
対応した磁波信号を発生させる。音聴取装置の利用者が
テレホンコイル(テレホンピックアップコイル,誘導コ
イル)を備えた補聴器を使用していれば、ループコイル
によって発生させた磁波信号をテレホンコイルで検出す
ることができる。これにより、音聴取装置を介し、補聴
器のテレホンコイル機能(いわゆるT機能)を利用し
て、案内放送等を聴取できる。磁波信号のレベルは、出
力レベル可変手段によって調整することができる。よっ
て、補聴器の使用者は、出力レベル可変手段によって磁
波信号のレベルを調整することで、補聴器の聴取音量を
調整することができる。テレホンコイル使用モードで補
聴器の利得を変更すると、マイクロホン使用モードに切
り替えた際に補聴器の利得を再度調整する必要が生ずる
が、テレホンコイル使用モードでは磁波信号のレベルを
調整することで補聴器の聴取音量を調整できるので、マ
イクロホン使用モードで設定した利得を変更しないです
む。よって、いずれのモードでも好適な音量で聴取でき
る。また、受信器にイヤホンで音声信号を聴取すること
ができる出力切換部を設けたので健聴者や軽度の聴力障
害者は、受信器で受信した放送内容等の音声情報をイヤ
ホン4で聴取することができる。
【0012】請求項2に係る音聴取装置はループコイル
に受信器を付設したので、補聴器の使用者は、首掛け式
のループコイルを首に掛けるだけで受信器も同時に装着
される。受信器にループコイルを接続する作業が不要で
あるので、装用が容易である。さらに、受信器が胸部前
面に位置するようにして装用でき、これにより受信器に
設けた出力レベル可変手段の操作が容易となる。
【0013】請求項3に係る音聴取装置は、受信器のケ
ースの特定の面に出力レベルを可変させるための操作部
のみを設けるとともに、電源スイッチ等の他の操作部は
特定の面とは異なる面に設けたので、出力レベル調整の
操作時に他の操作部を誤操作することがなくなる。よっ
て、テレホンコイル使用モードにおいて聴取音量を容易
に調整することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る音聴取装
置の斜視図である。本発明に係る音聴取装置1は、首掛
け式のループコイル2と受信器3とからなる。受信器3
は、電波,赤外線等を利用して無線送信された音声信号
を受信・復調して、受信した音声信号に基づいてループ
コイル2から磁波信号を発生させる。ループコイル2は
環状に形成されたフレキシブルなチューブ状の高分子部
材のなかに導線を通し、この導線に受信器3の出力する
音声信号に基づく電流が流れるようにしたものである。
受信器3の出力に基づく電流が流れると、ループコイル
2はこの電流に応じて磁波(電磁界)を発生する。
【0015】図2は本発明に係る音聴取装置の使用形態
を示す説明図である。音聴取装置1は、補聴器10の使
用者の首に掛けられる。補聴器10は、テレホンコイル
を備えたものを用いている。受信器3は、電波,赤外線
等を利用して無線送信された音声信号を受信すると、受
信した音声信号に基づいてループコイル2を駆動し、音
声信号に対応した磁波信号を発生する。この磁波信号は
補聴器10のテレホンコイルによって電気信号に変換さ
れ、補聴器10内の補聴回路で増幅・周波数特性補正等
がなされて、補聴器10のイヤホン(電気−音響変換
器)を駆動する。このように音聴取装置1は、無線伝送
された音声信号を受信し、その音声信号を磁波信号へ変
換して出力することで、音声信号を補聴器10へ中継す
ることができる。
【0016】図2に示した音聴取装置1は、ループコイ
ル2に受信器3を付設する構造としているので、補聴器
の使用者は、首掛け式のループコイルを首に掛けるだけ
で受信器も同時に装着される。受信器3にループコイル
2を接続する作業が不要であるので、装用が容易であ
る。さらに、受信器3が胸部前面に位置するようにして
装用でき、これにより受信器3に設けた出力調整つまみ
3V等の出力レベル可変手段の操作が容易となる。図1
に示すように、受信器3の上部に設けられた出力調整つ
まみ3Vを操作することで磁波信号のレベルを可変する
ことができる。これにより、補聴器10を介して聴取す
る音量を調整できる。
【0017】本発明に係る音聴取装置1は、健聴者や軽
度の聴力障害者でも案内放送等をイヤホン4を用いて聴
取できるようにするため、受信器3の一側面にイヤホン
ジャック3Jを設けている。イヤホン4の接続プラグ
(イヤホンプラグ)4Pがイヤホンジャック3Jに装着
されたイヤホン聴取状態では、受信器3は受信した音声
信号に基づいてイヤホン4を駆動する。受信器3は、イ
ヤホン聴取状態ではループコイル2の駆動を停止して磁
波信号を発生しないようにしている。
【0018】イヤホン4は、イヤホンコードを備えると
ともに、イヤホンコードの先端にイヤホンジャック3J
に適合するイヤホンプラグ4Pを備える。イヤホン4は
開放型のものを用いている。開放型イヤホンは、イヤホ
ンを装用したとき外耳道内部と外部との通気をよくした
ダイナミックタイプのもの(例えば、株式会社ソニー製
MDR−E837MM)である。このイヤホンは、外
耳道を密閉しないので、長時間に亘って快適に装用でき
る。
【0019】図1に示すように、受信器3のケースは、
合成樹脂部材等で形成された偏平な箱状形状としてい
る。受信器3のケースの上面に出力レベルを可変させる
ための操作部として出力調整つまみ3Vのみを設けてい
る。受信器3のケースの一側面にイヤホンジャック3J
を設けている。そして、イヤホンジャック3Jを設けた
側面と反対の側面に電源スイッチ(図示しない)を設け
ている。このように、受信器3のケースの特定の面に出
力レベルを可変させるための操作部のみを設けるととも
に、電源スイッチ等の他の操作部は特定の面とは異なる
面に設けているので、出力レベル調整の操作時に他の操
作部を誤操作することがない。
【0020】図3はFM電波を利用した音聴取システム
のブロック構成図である。FM電波を利用した音聴取シ
ステムは、FM送信装置20と、FM用の音聴取装置3
0と、補聴器10とからなる。FM送信装置20は、案
内放送等の音声信号でFM変調されたFM電波を送信す
る。FM電波はFM用の音聴取装置30で受信される。
FM用の音聴取装置30は、受信した案内放送等の音声
信号に基づいて磁波信号を発生する。磁波信号は補聴器
10内のテレホンコイルで検出され、補聴器10内の補
聴回路で増幅・周波数特性補正等がなされて、補聴器1
0のイヤホン(電気−音響変換器)を駆動する。これに
より、補聴器10の使用者は案内放送等を聴取すること
ができる。FM送信装置20とFM用の音聴取装置30
との間では電波を利用した無線伝送によって音声信号の
伝送がなされ、音聴取装置30と補聴器10との間では
近接電磁界伝送(誘導ループ型)によって音声信号の伝
送がなされる。FM送信装置20の代りに、マイクロホ
ンとFM送信器とを一体化したいわゆるFMマイクロホ
ンを用いてもよい。
【0021】図4はFM送信装置のブロック構成図であ
る。FM送信装置20は、マイクロホン21と、FM変
調器22と、FM送信器23と、送信用アンテナ24と
からなる。案内放送等の音声はマイクロホン21で集音
され、案内放送等の音声に対応した電圧信号へ変換され
る。FM変調器22は、案内放送等の音声に対応した電
圧信号に基づいて搬送波周波数にFM変調を施す。FM
送信器23は、FM変調信号を電力増幅して送信用アン
テナ24に供給する。送信用アンテナ24からFM電波
が送信される。なお、FM送信装置20は、テープレコ
ーダ等や音声合成装置を備え、テープに録音されている
放送内容等を送信したり、コンピュータシステム等から
指令に基づいて音声メッセージを音声合成して送信する
ようにしてもよい。
【0022】図5はFM用の音聴取装置のブロック構成
図である。FM用の音聴取装置30は、受信用アンテナ
31と、FM受信器32と、出力レベル可変手段33
と、低周波増幅器34と、出力切換部35と、バッテリ
電源部36と、電源スイッチ37と、首掛け式のループ
コイル2とを備える。電源スイッチ37の操作部は、図
1に示した受信器3において、イヤホンジャック3Jを
設けた側面とは反対側の側面に設けている。
【0023】図5に示した電源スイッチ37がオン状態
に操作されると、バッテリ電源部36からバッテリ電源
VBが各回路部32,33,34へ供給されて、音聴取
装置30が動作状態となる。FM送信装置20から送信
されたFM電波は、受信用アンテナ31で受信され、F
M受信器32によって音声信号へ復調される。出力レベ
ル可変手段33は、出力調整つまみ3Vの操作方向、操
作量に基づいて低周波増幅器34へ供給する音声信号の
レベルを可変する。
【0024】出力レベル可変手段33は、電子ボリュー
ム回路または可変利得増幅回路と、レベル制御回路、出
力調整操作部とを備える。出力調整操作部は、ロータリ
エンコーダを用いて構成している。ロータリエンコーダ
は、図1に示した出力調整つまみ3Vを回動操作に連動
して回動され、回転方向と回転量を示す信号を出力す
る。レベル制御回路は、ロータリエンコーダから供給さ
れる回転方向と回転量を示す信号を示す信号に基づい
て、出力レベルの増/減ならびに出力レベルの変化量を
求め、電子ボリューム回路または可変利得増幅回路の利
得を制御する。
【0025】電源スイッチ37がオン状態に操作される
と、図示しないパワーオンリセト回路によってパワーオ
ンリセット信号が発生される。レベル制御回路は、パワ
ーオンリセット信号に基づいて電子ボリューム回路また
は可変利得増幅回路の利得を予め設定した初期利得値に
設定した後に、ロータリエンコーダから供給される回転
方向と回転量を示す信号を示す信号に基づいて電子ボリ
ューム回路または可変利得増幅回路の利得を調整する。
【0026】電子ボリューム回路または可変利得増幅回
路の初期利得値は、イヤホン4の再生出力音圧が健聴者
にとって過大にならないように、また、ループコイル2
から発生する磁波信号のレベルが過大にならないように
設定している。これにより、イヤホン4を耳に装着した
状態で電源スイッチ37をオンにした場合でも、過大な
出力音圧が発生しないようにしている。補聴器10をテ
レホンコイルモードで使用している場合も同様である。
音聴取装置30の前の使用者が出力レベルを最大に設定
していても、電源の再投入によって標準の出力レベルが
設定されるため、電源オン時に音量(出力音圧)が過大
になることはなく、標準の出力レベル状態から使用者に
適した音量になるよう調整することができる。
【0027】なお、出力調整操作部は音量増加用のノン
ロックスイッチと音量減少用のノンロックスイッチとで
構成してもよい。この場合、レベル制御回路はノンロッ
クスイッチが操作されたことを検出すると、電子ボリュ
ーム回路または可変利得増幅回路の利得を予め設定した
所定レベルだけ増加または減少させる。出力調整操作部
は、ノンロックスイッチの押下状態が所定時間以上継続
していることを検出した場合には、電子ボリューム回路
または可変利得増幅回路の利得を連続的に増加または減
少させるようにしてもよい。
【0028】出力レベル可変手段33によってレベル調
整された音声信号は、低周波増幅器34で増幅されて出
力切換部35へ供給される。低周波増幅器34は、ルー
プコイル2を直接駆動できるように出力インピーダンス
の低いものを用いている。
【0029】出力切換部35は、切り替え端子を備えた
イヤホンジャック3Jを用いて構成している。出力切換
部35は、イヤホンプラグが装着されていない状態で
は、低周波増幅器34の出力がループコイル2へ供給さ
れる。これにより、ループコイル2から磁波信号(誘導
電磁界)を発生させることができる。イヤホンプラグが
装着されると、ループコイル2への接続が断になるとと
もに、低周波増幅器34の出力はイヤホン4へ供給され
る。これにより、健聴者や軽度の聴力障害者は、音聴取
装置30で受信した放送内容等の音声情報をイヤホン4
で聴取することができる。
【0030】図6は補聴器のブロック構成図である。補
聴器10は、マイクロホン11と、テレホンコイル12
と、入力切換スイッチ13と、補聴回路14と、イヤホ
ン15と、図示しないバッテリ電源等を備える。入力切
換スイッチ13がマイクロホン11側に切り替えられた
状態では、マイクロホン11で検出された音声信号が補
聴回路14で増幅されてイヤホン15へ供給される。入
力切換スイッチ13がテレホンコイル12側に切り替え
られた状態では、テレホンコイル12で検出された磁波
信号が補聴回路14で増幅されてイヤホン15へ供給さ
れる。
【0031】公共施設等でFM用の音聴取装置30を借
用した聴力障害者は、図2に示したように、音聴取装置
30のループコイル2を首に掛けるだけで音聴取装置3
0を装着することができる。そして、聴力障害者は、自
分の補聴器10をテレホンコイル使用モード(いわゆる
Tモード)に設定する。FM用の音聴取装置30は、F
M電波を利用した送信された案内放送等を受信し、受信
した信号を磁波信号に変換して出力するので、補聴器1
0のテレホンコイル使用モード(いわゆるTモード)を
利用して案内放送等を聴取できる。
【0032】補聴器10は、利用者の聴覚特性に合せて
周波数特性,出力音圧特性が調整されていることが多
い。このため、自分用に特性が調整された補聴器を使用
するのが望ましい。聴力障害者は公共施設等から貸与さ
れた音聴取装置30を装着することで、自分の補聴器1
0を用いて案内放送等を聴取することができる。これに
より、FM送信装置20から出力される音声信号のみを
明瞭に聴き取ることができる。なお、音聴取装置30の
出力レベル調整を行なうことで磁波信号をレベルを調整
することができる。これにより、テレホンコイル使用モ
ード(いわゆるTモード)での聴取音量レベルを調整で
きる。
【0033】図7は赤外線を利用した音聴取システムの
ブロック構成図である。赤外線を利用した音聴取システ
ムは、赤外線送信装置40と、赤外線用の音聴取装置5
0と、補聴器10とからなる。赤外線送信装置40は、
案内放送等の音声信号によってFM変調された副搬送波
により輝度変調された赤外線(主搬送波)を送信する。
送信された赤外線は赤外線用の音聴取装置50で受信さ
れる。赤外線用の音聴取装置50は、受信した案内放送
等の音声信号に基づいて磁波信号を発生する。磁波信号
は補聴器10内のテレホンコイルで検出され、補聴器1
0内の補聴回路で増幅・周波数特性補正等がなされて、
補聴器10のイヤホン(電気−音響変換器)を駆動す
る。これにより、補聴器10の使用者は案内放送等を聴
取することができる。赤外線送信装置40と赤外線用の
音聴取装置50との間では赤外線を利用した無線伝送に
よって音声信号の伝送がなされ、音聴取装置50と補聴
器10との間では近接電磁界伝送(誘導ループ型)によ
って音声信号の伝送がなされる。
【0034】図8は赤外線送信装置のブロック構成図で
ある。赤外線送信装置40は、マイクロホン41と、F
M変調部42と、輝度変調部43と、赤外線発光部44
とからなる。案内放送等の音声はマイクロホン41で集
音され、案内放送等の音声に対応した電圧信号へ変換さ
れる。FM変調部42は、案内放送等の音声に対応した
電圧信号に基づいて副搬送波をFM変調する。輝度変調
部43は、FM変調した副搬送波信号で搬送波を輝度変
調する。これにより、赤外線発光部44から輝度変調さ
れた赤外線が送信(投光)される。赤外線搬送波の変調
方式は、日本電子機械工業会暫定規格(EIAJ CP
X−1205)赤外線空間アナログ音声伝送方式に準じ
たものである。赤外線搬送波のピーク波長は800〜9
00nmであり、副搬送波周波数2.3MHzとしてい
る。なお、赤外線送信装置40は、テープレコーダ等や
音声合成装置を備え、テープに録音されている放送内容
等を送信したり、コンピュータシステム等から指令に基
づいて音声メッセージを音声合成して送信するようにし
てもよい。
【0035】図9は赤外線用の音聴取装置のブロック構
成図である。赤外線用の音聴取装置50は、赤外線の受
光素子51と、赤外線受信部52と、出力レベル可変手
段53と、低周波増幅器54と、出力切換部55と、バ
ッテリ電源部56と、電源スイッチ57と、首掛け式の
ループコイル2とを備える。電源スイッチ57の操作部
は、図1に示した受信器3において、イヤホンジャック
3Jを設けた側面とは反対側の側面に設けている。
【0036】図9に示した電源スイッチ57がオン状態
に操作されると、バッテリ電源部56からバッテリ電源
VBが各回路部52,53,54へ供給されて、音聴取
装置50が動作状態となる。赤外線送信装置40から送
信された赤外線は、受光素子51で受信され、赤外線受
信部52によって音声信号へ復調される。
【0037】出力レベル可変手段53は、電子ボリュー
ム回路または可変利得増幅回路と、レベル制御回路、出
力調整操作部とを備える。出力調整操作部は、ロータリ
エンコーダを用いて構成している。ロータリエンコーダ
は、図1に示した出力調整つまみ3Vを回動操作に連動
して回動され、回転方向と回転量を示す信号を出力す
る。レベル制御回路は、ロータリエンコーダから供給さ
れる回転方向と回転量を示す信号を示す信号に基づい
て、出力レベルの増/減ならびに出力レベルの変化量を
求め、電子ボリューム回路または可変利得増幅回路の利
得を制御する。
【0038】電源スイッチ57がオン状態に操作される
と、図示しないパワーオンリセト回路によってパワーオ
ンリセット信号が発生される。レベル制御回路は、パワ
ーオンリセット信号に基づいて電子ボリューム回路また
は可変利得増幅回路の利得を予め設定した初期利得値に
設定した後に、ロータリエンコーダから供給される回転
方向と回転量を示す信号を示す信号に基づいて電子ボリ
ューム回路または可変利得増幅回路の利得を調整する。
【0039】電子ボリューム回路または可変利得増幅回
路の初期利得値は、イヤホン4の再生出力音圧が健聴者
にとって過大にならないように、また、ループコイル2
から発生する磁波信号のレベルが過大にならないように
設定している。これにより、イヤホン4を耳に装着した
状態で電源スイッチ57をオンにした場合でも、過大な
出力音圧が発生しないようにしている。補聴器10をテ
レホンコイルモードで使用している場合も同様である。
音聴取装置50の前の使用者が出力レベルを最大に設定
していても、電源の再投入によって標準の出力レベルが
設定されるため、電源オン時に音量(出力音圧)が過大
になることはなく、標準の出力レベル状態から使用者に
適した音量になるよう調整することができる。
【0040】なお、出力調整操作部は音量増加用のノン
ロックスイッチと音量減少用のノンロックスイッチとで
構成してもよい。この場合、レベル制御回路はノンロッ
クスイッチが操作されたことを検出すると、電子ボリュ
ーム回路または可変利得増幅回路の利得を予め設定した
所定レベルだけ増加または減少させる。出力調整操作部
は、ノンロックスイッチの押下状態が所定時間以上継続
していることを検出した場合には、電子ボリューム回路
または可変利得増幅回路の利得を連続的に増加または減
少させるようにしてもよい。
【0041】出力レベル可変手段53によってレベル調
整された音声信号は、低周波増幅器54で増幅されて出
力切換部55へ供給される。低周波増幅器54は、ルー
プコイル2を直接駆動できるように出力インピーダンス
の低いものを用いている。
【0042】出力切換部55は、切り替え端子を備えた
イヤホンジャック3Jを用いて構成している。出力切換
部55は、イヤホンプラグが装着されていない状態で
は、低周波増幅器54の出力がループコイル2へ供給さ
れる。これにより、ループコイル2から磁波信号(誘導
電磁界)を発生させることができる。イヤホンプラグが
装着されると、ループコイル2への接続が断になるとと
もに、低周波増幅器54の出力はイヤホン4へ供給され
る。これにより、健聴者や軽度の聴力障害者は、音聴取
装置50で受信した放送内容等の音声情報をイヤホン4
で聴取することができる。
【0043】公共施設等で赤外線用の音聴取装置50を
借用した聴力障害者は、図2に示したように、音聴取装
置50のループコイル2を首に掛けるだけで音聴取装置
50を装着することができる。そして、聴力障害者は、
自分の補聴器10をテレホンコイル使用モード(いわゆ
るTモード)に設定する。赤外線用の音聴取装置50
は、赤外線を利用した送信された案内放送等を受信し、
受信した信号を磁波信号に変換して出力するので、補聴
器10のテレホンコイル使用モード(いわゆるTモー
ド)を利用して案内放送等を聴取できる。
【0044】補聴器10は、利用者の聴覚特性に合せて
周波数特性,出力音圧特性が調整されていることが多
い。このため、自分用に特性が調整された補聴器を使用
するのが望ましい。聴力障害者は公共施設等から貸与さ
れた音聴取装置50を装着することで、自分の補聴器1
0を用いて案内放送等を聴取することができる。これに
より、赤外線送信装置40から出力される音声信号のみ
を明瞭に聴き取ることができる。なお、音聴取装置50
の出力レベル調整を行なうことで磁波信号をレベルを調
整することができる。これにより、テレホンコイル使用
モード(いわゆるTモード)での聴取音量レベルを調整
できる。
【0045】図1に示した受信器3において、赤外線の
受光素子51はその受光指向方向が受信器3の正面にな
るように配設している。このため、図2に示した使用形
態では、音聴取装置1を装着した人の正面方向が赤外線
受光の最大感度方向となる。そして、装用者の体の向き
を変えるか又は体をひねるかの簡単な動作で、赤外線用
の音聴取装置50の受光方向を赤外線送信装置に向けら
れるので、これらの動作をすることにより、赤外線送信
装置から放射される赤外線搬送波を最適の聴こえが得ら
れるようにして捉えることができる。
【0046】図1ではループコイル2に受信器3を付設
した構成を示したが、ループコイル2と受信器3とをそ
れぞれ個別に構成するとともに、図示しない接続コード
を用いて受信器3とループコイル2とを接続する構成と
してもよい。この場合、受信器3に図示しない接続コー
ドとの接続ジャックを設ける。接続コードの一端側には
受信器3との接続プラグを設ける。接続コードの他端に
はループコイル2との接続プラグまたはジャックを設け
る。そして、ループコイル2側には、接続コード接続用
のジャックまたはプラグを設ける。ループコイル2と受
信器3とを分離し、ループコイル2と受信器3との間を
接続コードで接続する構成では、受信器3を胸ポケット
に収容したり、受信器3を腰ベルト等に装着することが
できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および請求
項4に係る音聴取装置は、無線送信された音声信号を受
信器で受信し、ループコイルから音声信号に対応した磁
波信号を発生させることで、補聴器のテレホンコイル機
能(いわゆるT機能)を利用して案内放送等を聴取でき
るようにした音聴取装置において、磁波信号のレベルを
出力レベル可変手段によって調整できるようにしたの
で、補聴器の使用者は出力レベル可変手段によって磁波
信号のレベルを調整することで、補聴器の聴取音量を調
整することができる。テレホンコイル使用モードで補聴
器の利得を変更すると、マイクロホン使用モードに切り
替えた際に補聴器の利得を再度調整する必要が生ずる
が、テレホンコイル使用モードでは磁波信号のレベルを
調整することで補聴器の聴取音量を調整できるので、マ
イクロホン使用モードで設定した利得を変更しないです
む。よって、いずれのモードでも好適な音量で聴取でき
る。また、受信器にイヤホンで音声信号を聴取すること
ができる出力切換部を設けたので健聴者や軽度の聴力障
害者は、受信器で受信した放送内容等の音声情報をイヤ
ホンで聴取することができる。
【0048】請求項2に係る音聴取装置はループコイル
に受信器を付設したので、補聴器の使用者は、首掛け式
のループコイルを首に掛けるだけで受信器も同時に装着
される。受信器にループコイルを接続する作業が不要で
あるので、装用が容易である。さらに、受信器が胸部前
面に位置するようにして装用でき、これにより受信器に
設けた出力レベル可変手段の操作が容易となる。
【0049】請求項3に係る音聴取装置は、受信器のケ
ースの特定の面に出力レベルを可変させるための操作部
のみを設けるとともに、電源スイッチ等の他の操作部は
特定の面とは異なる面に設けたので、出力レベル調整の
操作時に他の操作部を誤操作することがなくなる。よっ
て、テレホンコイル使用モードにおいて聴取音量を容易
に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音聴取装置の斜視図
【図2】本発明に係る音聴取装置の使用形態を示す説明
【図3】FM電波を利用した音聴取システムのブロック
構成図
【図4】FM送信装置のブロック構成図
【図5】FM用の音聴取装置のブロック構成図
【図6】補聴器のブロック構成図
【図7】赤外線を利用した音聴取システムのブロック構
成図
【図8】赤外線送信装置のブロック構成図
【図9】赤外線用の音聴取装置のブロック構成図
【符号の説明】
1,30,50…音聴取装置、2…ループコイル、3…
受信器、3V…出力調整つまみ、3J…イヤホンジャッ
ク、4…イヤホン、10…補聴器、20…FM送信装
置、33,53…出力レベル可変手段、34,54…低
周波増幅器、35,55…出力切換部、37,57…電
源スイッチ、40…赤外線送信装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 幸弘 東京都国分寺市東元町3丁目20番41号 リオン株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−139999(JP,A) 特開 平6−233391(JP,A) 特開 昭56−69988(JP,A) 意匠登録805446(JP,S) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 25/00 H04B 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号によって変調されたワイヤレス
    信号を受信器によって受信して音声信号を抽出し、この
    音声信号を首掛け式のループコイルに出力してこのルー
    プコイルから磁波信号を発生させることで、テレホンコ
    イルを備えた補聴器へ前記音声信号を中継伝送して前記
    音声信号に基づく音声を前記補聴器で聴取できるように
    した音聴取装置において、前記受信器にイヤホンで前記
    音声信号を聴取することができる出力切換部を設けると
    共に、前記受信器出力する音声信号の出力レベルを可
    変させる出力レベル可変手段を設けたことを特徴とする
    音聴取装置。
  2. 【請求項2】 前記ループコイルに前記受信器を付設し
    たことを特徴とする請求項1記載の音聴取装置。
  3. 【請求項3】 前記受信器のケースの特定の面に前記出
    力レベルを可変させるための操作部のみを設けるととも
    に、電源スイッチ等の他の操作部は前記特定の面とは異
    なる面に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    音聴取装置。
  4. 【請求項4】 音声信号によって変調されたワイヤレス
    信号を受信器によって受信して音声信号を抽出し、この
    音声信号を首掛け式のループコイルに出力してこのルー
    プコイルから磁波信号を発生させることで、テレホンコ
    イルを備えた補聴器へ前記音声信号を中継伝送し、無線
    送信された音声情報を前記補聴器で聴取できるようにし
    た音聴取装置において、前記受信器にイヤホンで前記
    声信号を聴取することができる出力切換部を設けると共
    に、前記磁波信号のレベルを調整する出力レベル可変手
    段を備えたことを特徴とする音聴取装置。
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