JPH0666075A - 掘削具及び該掘削具を用いた掘削方法 - Google Patents

掘削具及び該掘削具を用いた掘削方法

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JPH0666075A
JPH0666075A JP21947092A JP21947092A JPH0666075A JP H0666075 A JPH0666075 A JP H0666075A JP 21947092 A JP21947092 A JP 21947092A JP 21947092 A JP21947092 A JP 21947092A JP H0666075 A JPH0666075 A JP H0666075A
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JP
Japan
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hole
drilling
excavated soil
spiral auger
excavator
Prior art date
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Pending
Application number
JP21947092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Takagi
邦彦 高木
Osamu Sato
佐藤  修
Shigeharu Mori
繁晴 森
Tsuguaki Niisato
紹晃 新里
Junichi Sogabe
順一 曽我部
Ikuo Yanajima
郁夫 梁島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Concrete Industries Co Ltd
Original Assignee
Nippon Concrete Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掘削坑の施工精度を向上すると共に、残土を
減少させて作業性を向上する。 【構成】 スパイラルオーガ12を備えた掘削具10の
回転軸11の先端下部13を後端上部14に対して小径
に形成すると共に、回転軸11の中間部をテーパ状に形
成する。更に、スパイラルオーガ12間の掘削土の収容
容量を各ピッチ毎に略同容量になるように形成する。そ
して、前記掘削具10の先端部に掘削ビット22を装着
し、該掘削具10を回転させて掘進する。このとき、ス
パイラルオーガ12が掘削土を上昇させ、掘削具10の
テーパ部15及び後端上部14が掘削土を孔20の内壁
面に圧着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は掘削具及び該掘削具を
用いた掘削方法に関するものであり、特に、掘削孔の施
工精度を向上させるための掘削具及び該掘削具を用いた
掘削方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、孔等を掘削する際には、図3に示
すように、回転軸1にスパイラルオーガ2を装着した掘
削具3を用いる方法が良く知られている。該回転軸1に
はモータ(図示せず)が連結されて回転できるように構
成され、スパイラルオーガ2を旋回することにより孔4
を掘削すると共に、掘削土を該スパイラルオーガ2によ
り上方へ搬出して排土できるように構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来
は、回転軸を回転させることによりスパイラルオーガが
孔を掘削し、掘削土を排出できるように構成してある。
しかし、掘削土の排出量が多量であるため、その処理が
困難であり作業性を悪化させている。また、掘削孔の内
壁面が掘削された状態であるため、内壁面が均等でなく
掘削孔の施工精度に問題を生じている。
【0004】そこで、掘削土の排出量を減少させ作業性
を向上すると共に、掘削孔の施工精度を向上するために
解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は
該課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案されたものであり、回転軸にスパイ
ラルオーガを備えた掘削具であって、該回転軸の先端下
部を後端上部に対して小径に形成すると共に、回転軸の
中間部をテーパ状に形成し、更に、スパイラルオーガ間
の掘削土の収容容量を各ピッチ毎に略同容量になるよう
に形成した掘削具、及び、前記掘削具を用いて孔を掘削
すると共に、該掘削具にて掘削された掘削土をスパイラ
ルオーガにて上昇させ乍ら、該スパイラルオーガの回転
軸の上部大径部にて該掘削孔壁に押圧して塗着するよう
にしたことを特徴とする請求項1記載の掘削具を用いた
掘削方法を提供せんとするものである。
【0006】
【作用】この発明は延長軸部材及び回転軸を回転すれ
ば、掘削具の先端部に装着した掘削ビットが掘削孔の孔
径より大なる径にて孔を掘削する。そして、掘削具は地
盤を掘削して進行する。このときは、スパイラルオーガ
により掘削土を上方へ搬送し、掘削具のテーパ部及び後
端上部が掘削土を掘削孔の内壁面へ押しつける。
【0007】更に、掘削具のスパイラルオーガのピッチ
はスパイラルオーガ間の掘削土の収容容量を各ピッチ毎
に略同容量になるように構成しているため、掘削土がス
パイラルオーガ間に滞留することを防止して円滑に掘削
土を上方へ搬送することができる。
【0008】
【実施例】以下この発明の一実施例を別紙図1及び図2
に従って詳述する。図において、10は掘削具であり、
図1に示すように、該掘削具10は回転軸11にスパイ
ラルオーガ12を装着して形成されている。該回転軸1
1は先端下部13を小径に形成され、後端上部14を大
径に形成してある。また、該回転軸11の中間部はテー
パ状に形成され、該テーパ部15にて前記先端下部13
と後端上部14とを連続してある。
【0009】一方、前記スパイラルオーガ12は回転軸
11の先端下部13と後端上部14とではピッチを異に
してある。即ち、スパイラルオーガ12の幅方向の位置
は一定ではあるが、回転軸11の径が一定ではないた
め、スパイラルオーガ12のピッチを先端下部13では
小に、後端上部14では大にて各ピッチ間の掘削土の収
容容量を略同一に形成している(斜線Va=斜線V
b)。
【0010】更に、前記掘削具10の上端部には後述す
る延長軸部材の連結部16が、下端部には後述する掘削
ビットの連結部17を形成してある。また、回転軸11
は中空に形成され、吐出孔管18を設けている。図2は
掘削具10を用いて地盤19に孔20を掘削している状
態を示し、掘削具10の上端部にに延長軸部材21を連
結し、回転軸11の下端部に掘削ビット22を装着して
ある。該延長軸部材21は中空に形成され、前記回転軸
11と同様に吐出孔管を設けると共に、該延長軸部材2
1には均し部材23を装着して施工する孔20の内壁面
を均等に均すように設けられている。また、掘削ビット
22は施工する孔20の径より大なる径の孔を掘削する
ように設定されてある。
【0011】而して、孔20を掘削する際には、先ず、
掘削具10の下端部の連結部17に掘削ビット22を装
着し、掘削具10を回転させながら地盤19を掘削して
該掘削具10を地中へ進行させる。そして、順次延長軸
部材21を連結する。該掘削具10の進行は先端下部1
3を小径に形成しているため、掘削具10の傾斜を防止
することができる。
【0012】また、このときは、掘削ビット22にて掘
削した掘削土がスパイラルオーガ12により上方へ搬送
される。そして、該掘削土が回転軸11のテーパ部15
及び後端上部14にて孔20の内側面に圧着され、掘削
ビット22により大径に掘削された孔は所定の孔20の
径に形成される。更に、延長軸部材21の均し部材23
が孔20の内壁面を均等に均す。
【0013】スパイラルオーガ12の各ピッチ間の掘削
土の収容容量は略同一に形成されているため、掘削土を
スパイラルオーガ12間に残留することはなく、円滑に
掘削土を上方へ搬送することができる。また、掘削土を
孔20の内壁面に圧着させることから、掘削土の排出量
を小とすることができる。不要な残土は掘削具10の吐
出孔管18及び延長軸部材21の吐出孔管により地上へ
排出される。
【0014】尚、この発明は、この発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為す事ができ、そして、この発明
が該改変せられたものに及ぶことは当然である。
【0015】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例に詳述したよ
うに、延長軸部材及び回転軸を回転すれば、掘削具の先
端部に装着した掘削ビットが掘削孔の孔径より大なる径
にて孔を掘削し、掘削具は地盤を掘削し乍ら進行する。
このときは、掘削具の先端下部が小径に形成されている
ため、掘削具の傾斜を防止することができる。また、ス
パイラルオーガにより掘削土を上方へ搬送し、掘削具の
テーパ部及び後端上部が掘削土を掘削孔の内壁面へ圧着
させ、大径に掘削された孔を所定の孔の径に形成して施
工精度の高い掘削孔を施工することができる。また、掘
削具のスパイラルオーガのピッチはスパイラルオーガ間
の掘削土の収容容量を各ピッチ毎に略同容量になるよう
に構成しているため、掘削土がスパイラルオーガ間に残
留することを防止して円滑に掘削土を上方へ搬送するこ
とができる。
【0016】そして、掘削孔の内壁面に掘削土を圧着し
て掘削孔を施工するため、残土の量が著しく減少して作
業性の向上にも寄与できる等正に著しい効果のある発明
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】掘削具の側面図。
【図2】孔を施工している状態を示す一部切欠側面図。
【図3】従来型を示す一部切欠側面図。
【符号の説明】
10 掘削具 11 回転軸 12 スパイラルオーガ 13 先端下部 14 後端上部 15 テーパ部 20 孔 21 延長軸部材 22 掘削ビット 23 均し部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽我部 順一 愛媛県周桑郡小松町大頭348番地 (72)発明者 梁島 郁夫 神奈川県横浜市旭区さちが丘10−10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸にスパイラルオーガを備えた掘削
    具であって、該回転軸の先端下部を後端上部に対して小
    径に形成すると共に、回転軸の中間部をテーパ状に形成
    し、更に、スパイラルオーガ間の掘削土の収容容量を各
    ピッチ毎に略同容量になるように形成したことを特徴と
    する掘削具。
  2. 【請求項2】 前記掘削具を用いて孔を掘削すると共
    に、該掘削具にて掘削された掘削土をスパイラルオーガ
    にて上昇させ乍ら、該スパイラルオーガの回転軸の上部
    大径部にて該掘削孔壁に押圧して塗着するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の掘削具を用いた掘削方
    法。
JP21947092A 1992-08-18 1992-08-18 掘削具及び該掘削具を用いた掘削方法 Pending JPH0666075A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102305020A (zh) * 2011-08-24 2012-01-04 成都科盛石油科技有限公司 用于浅层钻探的钻探系统
CN102305034A (zh) * 2011-08-24 2012-01-04 成都科盛石油科技有限公司 用于浅层土质的钻井工具
JP2017014869A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 ジャパンホームシールド株式会社 オーガスクリュー及び地盤補強工法
CN110219597A (zh) * 2019-06-25 2019-09-10 刘守进 一种螺旋挤土压灌桩用钻具装置及螺旋挤土压灌桩基桩施工方法

Cited By (5)

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CN110219597B (zh) * 2019-06-25 2024-06-21 吉林省大星基础工程科技有限公司 一种螺旋挤土压灌桩用钻具装置及螺旋挤土压灌桩基桩施工方法

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