JPH0665997U - ガス漏れ火災警報設備の中継器 - Google Patents

ガス漏れ火災警報設備の中継器

Info

Publication number
JPH0665997U
JPH0665997U JP7412091U JP7412091U JPH0665997U JP H0665997 U JPH0665997 U JP H0665997U JP 7412091 U JP7412091 U JP 7412091U JP 7412091 U JP7412091 U JP 7412091U JP H0665997 U JPH0665997 U JP H0665997U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
repeater
gas leak
detection circuit
detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7412091U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2507811Y2 (ja
Inventor
英雄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP1991074120U priority Critical patent/JP2507811Y2/ja
Publication of JPH0665997U publication Critical patent/JPH0665997U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Application granted granted Critical
Publication of JP2507811Y2 publication Critical patent/JP2507811Y2/ja
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ガス漏れ火災警報設備のガス漏れ検知器と受信
器間との信号線を少なくしたものにおいて、トラブル信
号が伝達されている間でも警報信号が優先して受信機に
伝達される中継器を得ることを目的としている。 【構成】中継器に回り込み防止用のダイオードと共に検
知器のトラブル信号と警報信号とを検出するトラブル信
号検出回路と警報信号検出回路と、線路中にトラブル信
号検出回路の動作により監視信号の伝達を禁止しトラブ
ル信号を伝達させその間に警報信号検出回路が動作する
と警報信号を優先して伝達させるスイッチ素子とを設け
るようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、同一警戒区域に複数設けられたガス漏れ検知器のトラブル信号と 監視信号と警報信号とを中央の受信機に少ない電路で伝達させることができるガ ス漏れ火災警報設備の中継器に関する。 〔従来技術〕 現在普及しているガス漏れ検知器は、それぞれ少なくとも電源回路とガス検出 回路とを備え、電源の遮断時に0Vのトラブル信号を、監視時に6Vの監視信号 を、ガス漏れ時に12Vの警報信号を一対の信号線を通じて受信機に伝達するよ うに構成されていた。 〔従来技術の問題点〕 しかし一つの部屋に検出器が複数設けられるような場合、省線化のためにこれ ら検知器を回り込み防止用のダイオードを介して一対の共通の信号線に接続し上 記信号を受信機に伝達させるようにすると、一部の検知器よりトラブル信号が送 出されても他の正常な検知器より送出される6Vの監視信号が優先されて受信機 に伝達されるので、検知器が故障したことが表示されないこととなる。従って、 ガス漏れが発生した部屋が一つの警戒区域として表示されればよいような場合で も、各検知器は専用の信号線を介してそれぞれ受信機に接続するようにしていた ので、電路数が増え手間がかかり設備が高価となる欠点があった。 〔問題点を解決するための手段〕 この考案は以上の点にかんがみ、同一警戒区域の複数のガス漏れ検知器と受信 機間とに設けられ、これら警戒区域と受信機間との電路を省線化することのでき るガス漏れ火災警報設備の中継器を得ることを目的として、電源回路とガス検出 回路とを備え、自己の電源の遮断と正常な監視状態とガス漏れを検出した状態と をそれぞれ電圧値の異なるトラブル信号と監視信号と警報信号として出力するガ ス漏れ検知器が同一警戒区域に複数設けられる場合、これら同一警戒区域のガス 漏れ検知器と中央の受信機との間に設けられる中継器であって、各中継器には、 一端が同一警戒区域の検知器の出力と接続され他端がこの中継器の一対の信号線 の一方と接続され上記検知器の信号を受信機に伝達させるための回り込み防止用 のダイオードと、これらダイオードと接続された検知器のトラブル信号と警報信 号とを検出するトラブル信号検出回路と警報信号検出回路とを設け、またこの中 継器の一対の信号線間に上記トラブル信号検出回路の動作により監視信号の伝達 を禁止しトラブル信号を伝達させその間に警報信号検出回路が動作すると警報信 号を優先して伝達させるスイッチ素子が接続されたことを特徴とするものである 。 〔実施例〕 以下この考案の一実施例を図面により説明する。第1図はこの考案の中継器と ガス漏れ検知器と受信機との関係を示すブロック図で、G〜Gはそれぞれ電 源回路とガス検出回路とを備え、電源が遮断されると0Vのトラブル信号を、正 常な監視状態では6Vの監視信号を、ガス漏れを検出すると12Vの警報信号を それぞれ出力するガス漏れ検知器である。そして異なる警戒区域を形成する店舗 Aには2個、店舗BおよびCにはそれぞれ3個のガス漏れ検知器が設けられ、そ れらは一対の信号線lを介して警戒区域毎に設けられた中継器Xa,Xb,Xc と接続され、さらに共通の一対の信号線Lを介して中央の受信機Reと接続され る。 各中継器Xa,Xb,Xcは、第2図の3個用の中継器Xを代表させて示すよ うに、同一警戒区域の複数のガス漏れ検知器G〜Gの一対の信号線lを接続 する正・負の入力端子p・n,p・n,p・nを備え、正の入力端 子p〜Pは回り込み防止用ダイオードD11〜D31と電界効果トランジス タFETで構成された抵抗素子としての定電流回路rを通じて正の出力端子Pに 、また負の入力端子n〜nは直接負の出力端子Nに接続される。またR11 ・R12,R21・R22,R31・R32は、それぞれ入力端子p,p, pと出力端子N間に接続された直列抵抗で、それらの接続点が、ダイオードD11 〜D31のカソード側と出力端子N間にそれぞれ抵抗R13,R23,R を介して接続されたトランジスタQ,Q,Qのべースに接続され、さら にそれらのコレクタにダイオードD12,D22,D32が接続されて、ガス漏 れ検知器G〜Gのトラブル信号を検出し出力するトラブル信号検出回路が構 成される。 またR,Rは上記ダイオードD11〜D31のカソード側と出力端子N間に 直列接続された抵抗で、それらの接続点が、上記ダイオードD12〜D32のカ ソード側と出力端子N間に接続されたトランジスタQのベースと接続されて、 ガス漏れ検知器G〜Gの警報信号を検出し出力する警報信号検出回路が構成 される。またQは一対の信号線L,L間に、すなわち端子P,N間に接続され たトランジスタで、そのベースがトランジスタQのコレクタとダイオードD 〜D32のカソード側との間に接続されて、トラブル信号検出回路の動作によ り監視信号の伝達を禁止しその間に警報信号検出回路が動作すると警報信号を優 先して伝達させるスイッチ素子が構成される。cおよびRはトランジスタQ のベース・エミッタ間に設けられたコンデンサと抵抗である。 次に上記実施例の中継器の動作を説明する。 各警戒区域A〜Cに設けられたガス漏れ検知器G〜Gがすべて正常に監視を 続けている場合は、検知器G〜Gよりそれぞれ信号線lを通じて所属の中継 器Xa〜Xcに6Vの監視信号が入力され、各中継器Xa〜Xcのトランジスタ Q〜Q(以下第2図参照)はON、QはOFFとなりスイッチ素子として のトランジスタQがOFFとされる。従って中継器に入力された6Vの監視信 号は、ダイオードD11〜D31と定電流回路rと所属の専用の信号線L(以下 第1図参照)を通じて受信機Reに伝達され図示されない検出回路でこの監視信 号が検出され、それぞれの警戒区域A〜Cのガス漏れ検知器G〜Gが正常に 監視を続けていることが表示される。また、例えば警戒区域Aのガス漏れ検知器 Gがガス漏れを検出し12Vの警報信号を中継器Xaに送出すると、中継器X aのトランジスタQ(以下第2図参照)はONとなるがトランジスタQは監 視状態と同様にOFFの状態を続けるので、検知器Gより入力される監視信号 よりも電圧値の大きい上記検知器Gよりの警報信号が、ダイオードD11と定 電流回路rと専用の信号線L(以下第1図参照)を通じて受信機Reに伝達され 、検出回路で検出されて警戒区域Aでガス漏れが発生したことが表示される。 さらにガス漏れ検知器が正常に監視を続けている状態で、例えば警戒区域Bの ガス漏れ検知器Gの電源が遮断され0Vのトラブル信号が中継器Xbに入力さ れると、トランジスタQ(以下第2図参照)がOFFとなりトランジスタQ をONとして一対の信号線Lが短絡されるので、他の正常な検知器G,Gの 監視信号が受信機に伝達されるのが禁止され、中継器Xb(以下第1図参照)よ り0Vのトラブル信号が受信機Reに伝達され、検出回路で検出され警戒区域B の検知器G〜Gのいずれかが故障したことが表示される。またこのような状 態において、この警戒区域Bの他のガス漏れ検出器Gがガス漏れ検出し12V の警報信号を送出すると、今までトラブル信号を受信機Reに伝達させていた中 継器XbのトランジスタQ(以下第2図参照)がONとなり再びトランジスタ QをOFFとするので、最大の電圧値を有する上記検知器Gよりの警報信号 が、他の検知器G,Gより送出されるトラブル信号および監視信号に優先し て、ダイオードD21と定電流回路rと信号線L(以下第1図参照)を通じて受 信機Reに伝達され、検出回路で検出され故障表示に代わって警戒区域Bにガス 漏れが発生したことが表示される。 また上記第2図の実施例では、中継器Xよりトラブル信号が受信機Reに伝達 されている状態で所属のガス漏れ検知器G〜Gよりの警報信号が中継器Xで 確実に検出できるようにダイオードD11〜D31のカソード側と出力端子P間 に抵抗素子としての定電流回路rを設けたが、受信機Reの検出回路のインピー ダンスに比べ十分に小さく、またガス漏れ検知器G〜Gの電源回路のインピ ーダンスに比べ大きな値の抵抗に置き換えることもできる。 〔効果〕 以上説明したようにこの考案では、複数のガス漏れ検知器と受信機との間に設 け、ガス漏れ検知器よりのトラブル信号、監視信号および警報信号を一対の信号 線で受信機に伝達させることができ、かつトラブル信号が伝達されている間にガ ス漏れ検知器より警報信号が送られてくると警報信号を優先して受信機に伝達さ せることができる中継器が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の中継器とガス漏れ検知器および受信
機との接続関係を示すブロック図、第2図はこの考案の
中継器の異なる実施例の回路図である。 A〜C…警戒区域、Re…受信機、G〜G…ガス漏
れ検知器、X,Xa〜Xc…中継器、D11,D12
21,D22,D31,D32…ダイオード、Q
…トランジスタ、R11,R12,R21
22,R31,R32,R,R…抵抗、r…抵抗
素子としての定電流回路、l…ガス漏れ検知器よりの一
対の信号線、L…中継器よりの一対の信号線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1電源回路とガス検出回路とを備え、自己の電源の遮断
    と正常な監視状態とガス漏れを検出した状態とをそれぞ
    れ電圧値の異なるトラブル信号と監視信号と警報信号と
    して出力するガス漏れ検知器が同一警戒区域に複数設け
    られる場合、これら同一警戒区域のガス漏れ検知器と中
    央の受信機との間に設けられる中継器であって、各中継
    器には、一端が同一警戒区域の検知器の出力と接続せれ
    他端がこの中継器の一対の信号線の一方と接続され上記
    検知器の信号を受信機に伝達させるための回り込み防止
    用のダイオードと、これらダイオードと接続された検知
    器のトラブル信号と警報信号とを検出するトラブル信号
    検出回路と警報信号検出回路とを設け、またこの中継器
    の一対の信号線間に上記トラブル信号検出回路の動作に
    より監視信号の伝達を禁止しトラブル信号を伝達させそ
    の間に警報信号検出回路が動作すると警報信号を優先し
    て伝達させるスイッチ素子が接続されたことを特徴とす
    るガス漏れ火災警報設備の中継器。 2スイッチ素子は、中継器の一対の信号線間に接続され
    るとともにその一端が抵抗素子を介してダイオードと接
    続されたスイッチ回路である実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のガス漏れ火災警報設備の中継器。 3抵抗素子が低抵抗値の抵抗でなる実用新案登録請求の
    範囲第2項記載のガス漏れ火災警報設備の中継器。 4抵抗素子が低電流回路でなる実用新案登録請求の範囲
    第2項記載のガス漏れ火災警報設備の中継器。
JP1991074120U 1991-06-11 1991-06-11 ガス漏れ火災警報設備の中継器 Expired - Lifetime JP2507811Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991074120U JP2507811Y2 (ja) 1991-06-11 1991-06-11 ガス漏れ火災警報設備の中継器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991074120U JP2507811Y2 (ja) 1991-06-11 1991-06-11 ガス漏れ火災警報設備の中継器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0665997U true JPH0665997U (ja) 1994-09-16
JP2507811Y2 JP2507811Y2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=13538033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991074120U Expired - Lifetime JP2507811Y2 (ja) 1991-06-11 1991-06-11 ガス漏れ火災警報設備の中継器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2507811Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10111061A (ja) * 1996-10-04 1998-04-28 Hitachi Ltd 冷蔵庫
KR20190124557A (ko) * 2018-04-26 2019-11-05 금오공과대학교 산학협력단 전압제어 전류원을 이용한 주소형 화재감지장치 및 이를 포함하는 화재탐지 시스템

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5769099U (ja) * 1980-10-14 1982-04-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5769099U (ja) * 1980-10-14 1982-04-26

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10111061A (ja) * 1996-10-04 1998-04-28 Hitachi Ltd 冷蔵庫
KR20190124557A (ko) * 2018-04-26 2019-11-05 금오공과대학교 산학협력단 전압제어 전류원을 이용한 주소형 화재감지장치 및 이를 포함하는 화재탐지 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP2507811Y2 (ja) 1996-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3382370B2 (ja) 火災報知設備の伝送線路監視装置
JP2886726B2 (ja) 防災システム
WO2019142932A1 (ja) 火災報知設備
JP2016538802A (ja) 双方向通信ループに結合されたアイソレータを含む通信復旧機能を備えた環境検知システム
JP2017510917A (ja) 双方向通信機能を有する危険区域内取付用の火災及びガス検知システム
KR102073931B1 (ko) 스피커 선로의 장애 처리 장치 및 방법, 그리고 이를 포함하는 방송 시스템
CN109610542A (zh) 一种双轮铣槽机can线路故障定位系统及定位方法
JP2024016274A (ja) ブースター
JPH0665997U (ja) ガス漏れ火災警報設備の中継器
JP3622401B2 (ja) 防災用監視システムにおける短絡検出方法及びこれを用いた防災用監視方法、防災用監視システム
JPS64757B2 (ja)
US11501631B2 (en) Fire alarm system and booster
JPH0547419Y2 (ja)
JPH0379758B2 (ja)
JPH0652552B2 (ja) ガス漏れなどの警報設備の中継器
JP2775063B2 (ja) 多重伝送を利用した火災監視方法及びシステム
JPH06282786A (ja) 防災監視装置
JPS61228742A (ja) 遠方監視制御装置
JP3470466B2 (ja) アイソレータ及び警報システム
JPS6223244A (ja) 中継伝送方式
JPH0377555B2 (ja)
JPS59103195A (ja) 警報設備の中継装置
JPH0210450Y2 (ja)
JPS639039Y2 (ja)
JPS62171346A (ja) デ−タ伝送路終端装置