JPH0665921A - アンカーボルト - Google Patents

アンカーボルト

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Publication number
JPH0665921A
JPH0665921A JP4219384A JP21938492A JPH0665921A JP H0665921 A JPH0665921 A JP H0665921A JP 4219384 A JP4219384 A JP 4219384A JP 21938492 A JP21938492 A JP 21938492A JP H0665921 A JPH0665921 A JP H0665921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
collar
maintaining means
depression force
bottomed hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4219384A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Miyashita
敦雄 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Priority to JP4219384A priority Critical patent/JPH0665921A/ja
Publication of JPH0665921A publication Critical patent/JPH0665921A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、気温の変化にも影響されずに締結
力を維持でき、しかも、取付作業が容易なアンカーボル
トを提供することにある。 【構成】 躯体1に形成された有底の穴2の中に、端部
に末広がり部3Aを有するボルト3と筒状のカラー6を
挿入し、カラー6のたたき込みによってカラー6の端部
を拡開させることによって、ボルト3を躯体1に締結す
るアンカーボルトにおいて前記穴の底2とボルト端部と
の間にボルト3が突出する方向の力をボルト3の端部に
付与し続ける押圧力維持手段7を設けたことを特徴とす
るアンカーボルト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターのガイド
レール支持用等ブラケット類を躯体に固定するのに用い
られるアンカーボルトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアンカーボルトとして
は、特開昭62−4902号公報に記載されているよう
に、挿入側先端に円錐状の末広がり部を有するボルトと
形状記憶合金製のカラーとからなり、躯体に形成された
有底穴にボルトと冷却したカラーを熱(大気温度)で温
め記憶させておいた形状すなわちカラーの外周側が有底
穴の内壁面に強く押しつけられるように変化させるよう
にしたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カラー全体が
形状記憶合金製であるため、次のような問題がある。
【0004】(1)形状記憶合金の形状変化のみによっ
て有底穴壁面への締結力を出していたため、例えば気温
が低くなったときには、形状記憶合金が記憶形状に変化
する温度を大幅に下回り、前記締結力が失われ、あるい
は極端に小さくなってしまうおそれがある。
【0005】(2)アンカーボルトを有底穴に装着して
からカラーが記憶形状に変化するまでに時間がかかる。
すなわち締結力が発生するまでに時間がかかり、アンカ
ーボルトの取付作業とブラケットの取付作業を時間をず
らして行う必要があり、作業が煩雑となる。
【0006】本発明の目的は、気温の変化にも影響され
ずに締結力を維持でき、しかも、取付作業が容易なアン
カーボルトを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、躯体に
形成された有底の穴の中に、端部に末広がり部を有する
ボルトと筒状のカラーを挿入し、カラーのたたき込みに
よってカラーの端部を拡開させることによってボルトを
躯体に締結するアンカーボルトにおいて、前記穴の底と
ボルト端部との間にボルトが突出する方向の力をボルト
の端部に付与し続ける押圧力維持手段を設けたことによ
り達成される。
【0008】
【作用】上記の構成であるから、カラーの挿入先端部が
ボルトの末広がり部により拡開されて有底穴の内壁面に
くいこんでいるとともに常にボルトが押し出されるよう
な力を受けているため、ボルトに螺合されたナットが振
動等によって緩んだ場合、この状態でひっぱり力がボル
トに作用したり作用しなくなったりすることが繰り返さ
れるのが抑制され、そのときの衝撃力でボルトが抜け出
すのを防止することができる。また、アンカーボルトを
取り付ける際にボルトの挿入に先立って有底穴の底に押
圧力維持手段を挿入しておけばよいので作業も簡単であ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図7により説
明する。
【0010】図1において1はコンクリート製の躯体、
2はコンクリート製の躯体1に形成された有底穴、3は
端部に円錐形の末広がり部3Aを有するボルト、4はワ
ッシャであり、4Aは平ワッシャ、4Bはスプリングワ
ッシャ、5はナット、6はカラー、7は押圧力維持手段
であり、形状記憶合金製で常温程度で予め記憶させた形
状に変化するような材質となっている。8は躯体1にア
ンカーボルトによって締結されるブラケットである。
【0011】尚、ボルト3、ナット5、カラー6等の構
成は一般的なものであり、特開昭62−4902号公報
に示されたものと同じものを用いることができるので、
詳細な説明は省略する。
【0012】次に、本実施例のアンカーボルトの取付要
領を図2〜図3で説明する。図2で躯体1に形成された
有底穴2に冷却した押圧力維持手段7、ボルト3、カラ
ー6の順に挿入し、その後カラー6に打ち込み用筒9を
当てハンマにより打ち込む。そうすると、カラー6の先
端側がボルト3の末広がり部3Aによって拡開され、有
底穴2の内壁面にくい込み締結される。このとき押圧力
維持手段7は有底穴2の底面とボルト3の端部、端面に
密着した状態となっている。
【0013】一方カラー6の打ち込みが終わるころに
は、図3に示すように、周囲の躯体1の熱で押圧力維持
手段7が常温程度になり、記憶形状に変化し、ボルト3
を押し出すような力をボルト3に付与する。
【0014】コンクリート躯体の中の温度は、気温の変
化にあまり影響されないので、気温の低い時期でも、押
圧力維持手段7によるボルト3への押しつけ力は維持さ
れる。そのため、たとえナット5が緩んだ状態で、ブラ
ケット8に支持された部品、部材からの振動がボルト3
に作用してもボルト3が往復移動を繰り返すことなく、
安定した締結力が得られる。
【0015】尚、押圧力維持手段7の形としては、図4
〜図7に示すような種々のものがある。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、気
温の変化に影響されず締結力を維持でき、しかも取付作
業が容易なアンカーボルトを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンカーボルトの一実施例を示す断面
図である。
【図2】アンカーボルトの取付要領の断面図である。
【図3】アンカーボルトの取付要領の断面図である。
【図4】本発明の他の実施例説明図である。
【図5】本発明の他の実施例説明図である。
【図6】本発明の他の実施例説明図である。
【図7】本発明の他の実施例説明図である。
【符号の説明】
1 躯体 2 有底穴 3 ボルト 3A 末広がり部 4 ワッシャ 4A 平ワッシャ 4B スプリングワッシャ 5 ナット 6 カラー 7 押圧力維持手段 8 ブラケット 9 カラー打ち込み用筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体に形成された有底の穴の中に、端部
    に末広がり部を有するボルトと筒状のカラーを挿入し、
    カラーのたたき込みによってカラーの端部を拡開させる
    ことによってボルトを躯体に締結するアンカーボルトに
    おいて、前記穴の底とボルト端部との間にボルトが突出
    する方向の力をボルトの端部に付与し続ける押圧力維持
    手段を設けたことを特徴とするアンカーボルト。
JP4219384A 1992-08-18 1992-08-18 アンカーボルト Pending JPH0665921A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4219384A JPH0665921A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 アンカーボルト

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JP4219384A JPH0665921A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 アンカーボルト

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JPH0665921A true JPH0665921A (ja) 1994-03-08

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JP4219384A Pending JPH0665921A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 アンカーボルト

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8197160B2 (en) 2007-11-19 2012-06-12 Fci Holdings Delaware, Inc. Mine roof and rib support with reinforced channel
CN102839663A (zh) * 2012-09-02 2012-12-26 山东科技大学 自动锚固装置及其应用方法
US20150337659A1 (en) * 2012-12-21 2015-11-26 Thyssenkrupp Steel Europe Ag Connection Means with Shape Memory
CN105484261A (zh) * 2015-12-31 2016-04-13 徐州工程学院 一种扩大型形状记忆合金锚杆以及其锚固施工工艺

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