JPH0665752U - 車両用冷却装置 - Google Patents

車両用冷却装置

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Publication number
JPH0665752U
JPH0665752U JP701093U JP701093U JPH0665752U JP H0665752 U JPH0665752 U JP H0665752U JP 701093 U JP701093 U JP 701093U JP 701093 U JP701093 U JP 701093U JP H0665752 U JPH0665752 U JP H0665752U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling device
fan
louver
fins
cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP701093U
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English (en)
Inventor
敬博 吉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
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Publication of JPH0665752U publication Critical patent/JPH0665752U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィンの波のピッチを変化させずに、ファン
の回転による冷却能力を高め、加工面並びにコスト面で
有利とする。 【構成】 被冷却流体が流れる多数のチューブ1間にフ
ィン2,2’を配設した冷却装置本体3の一側にファン
4を設けた車両用冷却装置において、冷却装置本体3に
対するファン4の投影面にかかるフィン2’にルーバ8
を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両には、エンジンの冷却水を冷却するためのラジエータや、ターボ チャージャで過給された吸気を冷却するためのインタクーラ等の冷却装置が搭載 される。
【0003】 この種の冷却装置としては、従来、例えば、実開昭62−137326号公報 に記載されたようなものが存在し、これは、図4及び図5に示される如く、被冷 却流体としてエンジンの冷却水が流れる多数のチューブ1間にフィン2を配設し た冷却装置本体3の一側にファン4を設けたラジエータ5であって、前記ファン 4の投影面6におけるフィン2の波のピッチを他の部分より細かいピッチに形成 することにより、ファン4の回転による冷却能力を高めるようにしたものである 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如き車両用冷却装置では、図4に示されるように波のピ ッチを変化させたフィン2を複数種類用意しなければならず、加工に手間がかか ると共に、コストアップにつながっていた。
【0005】 本考案は、斯かる実情に鑑み、フィンの波のピッチを変化させずに、ファンの 回転による冷却能力を高めることができ、加工面並びにコスト面で有利となる車 両用冷却装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、被冷却流体が流れる多数のチューブ間にフィンを配設した冷却装置 本体の一側にファンを設けた車両用冷却装置において、冷却装置本体に対するフ ァンの投影面にかかるフィンにルーバを形成したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
従って、冷却装置本体のファンによって直接空気が吸引される部分には、フィ ンにルーバを形成してあるため、該ルーバにより空気に乱流が生じると共に、ル ーバを形成した分フィンの空気に対する接触面積も若干増加し、冷却能力が高め られる。
【0008】 一方、冷却装置本体のファンの投影面以外の部分は、通過する空気流量が少な いことから、仮にこの部分のフィンにもルーバを形成した場合、ルーバ自身が空 気の流れを阻害する抵抗となり、通過空気流量が更に少なくなって冷却能力が逆 に低下する虞れがあるが、冷却装置本体のファンの投影面以外の部分にはルーバ を形成していないため、冷却能力の低下は回避される。
【0009】 又、冷却装置本体には、ルーバを形成していないフィンと、ルーバを形成した フィンとを用意すればよいため、加工もさほど面倒ではなく、コストダウンも可 能となる。
【0010】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0011】 図1〜3は本考案の一実施例であって、ターボチャージャで過給された吸気を 冷却するためのインタクーラ7に適用したものであり、多数のチューブ1の中に 被冷却流体として吸気が流される以外、基本的な構成は図4及び図5に示すラジ エータ5と略同様であり、前記多数のチューブ1間にフィン2,2’を配設して 形成された冷却装置本体3の一側にはファン4が設けられているが、本実施例の 特徴とするところは、前記冷却装置本体3に対するファン4の投影面6にかかる フィン2’にルーバ8を形成した点にある。
【0012】 前記ルーバ8は、図3に示す如く、波型に成形されたフィン2’に切込みを入 れてその部分を押出すようにして形成してある。
【0013】 尚、図中、9はファン4の効率を上げるために冷却装置本体3の一側を覆うよ うに取り付けられたシュラウドである。
【0014】 前述の如く構成したので、冷却装置本体3のファン4によって直接空気が吸引 される部分には、フィン2’にルーバ8を形成してあるため、該ルーバ8により 空気に乱流が生じると共に、ルーバ8を形成した分フィン2’の空気に対する接 触面積も若干増加し、冷却能力が高められる。
【0015】 一方、冷却装置本体3のファン4の投影面6以外の部分は、通過する空気流量 が少ないことから、仮にこの部分のフィン2にもルーバ8を形成した場合、ルー バ8自身が空気の流れを阻害する抵抗となり、通過空気流量が更に少なくなって 冷却能力が逆に低下する虞れがあるが、本実施例では冷却装置本体3のファン4 の投影面6にかかる以外の部分にはルーバ8を形成していないため、冷却能力の 低下は回避される。
【0016】 又、冷却装置本体3には、ルーバ8を形成していないフィン2と、ルーバ8を 形成したフィン2’とを用意すればよいため、加工もさほど面倒ではなく、コス トダウンも可能となる。
【0017】 こうして、フィン2,2’の波のピッチを変化させずに、ファン4の回転によ る冷却能力を高めることができ、加工面並びにコスト面でも有利となる。
【0018】 尚、本考案の車両用冷却装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく 、インタクーラの代りにラジエータに適用してもよいこと等、その他、本考案の 要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の車両用冷却装置によれば、フィンの波のピッチ を変化させずに、ファンの回転による冷却能力を高めることができ、加工面並び にコスト面で有利となるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の正面図である。
【図2】本考案の一実施例の側断面図である。
【図3】本考案の一実施例においてルーバを形成したフ
ィンを表わす斜視図である。
【図4】従来例の正面図である。
【図5】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 チューブ 2 フィン 2’ フィン 3 冷却装置本体 4 ファン 5 ラジエータ(冷却装置) 6 投影面 7 インタクーラ(冷却装置) 8 ルーバ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被冷却流体が流れる多数のチューブ間に
    フィンを配設した冷却装置本体の一側にファンを設けた
    車両用冷却装置において、冷却装置本体に対するファン
    の投影面にかかるフィンにルーバを形成したことを特徴
    とする車両用冷却装置。
JP701093U 1993-02-01 1993-02-01 車両用冷却装置 Pending JPH0665752U (ja)

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JP701093U JPH0665752U (ja) 1993-02-01 1993-02-01 車両用冷却装置

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JP701093U JPH0665752U (ja) 1993-02-01 1993-02-01 車両用冷却装置

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JPH0665752U true JPH0665752U (ja) 1994-09-16

Family

ID=11654089

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JP701093U Pending JPH0665752U (ja) 1993-02-01 1993-02-01 車両用冷却装置

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