JPH0665676B2 - キノリン‐ベノキサジン抗菌性化合物 - Google Patents

キノリン‐ベノキサジン抗菌性化合物

Info

Publication number
JPH0665676B2
JPH0665676B2 JP60090781A JP9078185A JPH0665676B2 JP H0665676 B2 JPH0665676 B2 JP H0665676B2 JP 60090781 A JP60090781 A JP 60090781A JP 9078185 A JP9078185 A JP 9078185A JP H0665676 B2 JPH0665676 B2 JP H0665676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxo
carboxylic acid
quino
benoxazine
fluoro
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60090781A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60233089A (ja
Inventor
チム‐ウー チユウ ダニエル
Original Assignee
アボツト ラボラトリーズ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US06/604,347 external-priority patent/US4607032A/en
Priority claimed from US06/604,191 external-priority patent/US4542133A/en
Priority claimed from US06/604,198 external-priority patent/US4540694A/en
Application filed by アボツト ラボラトリーズ filed Critical アボツト ラボラトリーズ
Publication of JPS60233089A publication Critical patent/JPS60233089A/ja
Publication of JPH0665676B2 publication Critical patent/JPH0665676B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D498/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D498/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D498/06Peri-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D498/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D498/12Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains three hetero rings
    • C07D498/16Peri-condensed systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗菌性を有する新規キノ−ベノキサジン誘導
体、それを含む組成物及びそれを含有する医薬に関す
る。
ある種のキノリン化合物が抗菌性を示すことは知られて
おり、たとえばある種の7−ピペラジニル−4−オキソ
−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸誘導体(1
位がアルキル、ベンジル又はアセチル置換基で置換され
ている)が知られている。US特許4,292,317には1位が
アルキル又はビニルで置換した7−ピペラジニル−4−
オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸が開
示されている。US特許4,284,629には1位がシクロアル
キルで置換した種々の4−オキソ−1,4−ジヒドロキノ
リン−3−カルボン酸が開示されている。
本発明は式: (ここでR1は水素又はエステル残基を表し、 R2は水素又はハロゲンを表し、 Wはハロゲンを表し、そして Zはメチルもしくはアミノ基で置換されていてもよいピ
ペラジニルもしくはピロリジニル基を表す)で表わされ
る化合物又は製薬上許容されるその塩を提供する。
ここで用いる用語「ハロゲン」はCl,Br,F及びIを意味
する。
本発明には上記化合物の製薬上許容される塩も含まれ
る。ここで「製薬上許容される塩」には式IAの化合物の
無毒性酸付加塩及びアルカリ土類金属塩がある。これら
の塩は式IAの化合物の最終分離、精製時にその塩でつく
つてもよいし、別途その遊離塩基又は酸基を適宜の有機
酸や塩基と反応させてつくつてもよい。代表的酸付加塩
には、塩酸塩、臭酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、酢酸塩、修
酸塩、バレレート、オレエート、パルミテート、ステア
レート、ラウレート、ボレート、ベンゾエート、ラクテ
ート、ホスフエート、トシレート、メシレート、シトレ
ート、マレエート、フマレート、サクシネート、タータ
レート、グルコヘプトネート、ラクトビオネート、ラウ
リル硫酸塩等がある。代表的アルカリ又はアルカリ土類
金属塩にはナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネ
シウム等の塩がある。
本発明化合物はグラム陽性菌及び陰性菌及びエンテロバ
クテリアに対しすぐれた抗菌性を示す。本発明の化合物
はそれ故細菌感染した人及び動物の治療薬として有効で
ある。またこの化合物はそのインビボ活性の故に細菌成
長の表面阻害用洗浄液成分としても有用である。
感染性微生物には一般にグラム陽性、グラム陰性、好気
性、嫌気性微生物があり、それらの成長が本発明化合物
により阻害される。かかる生成物にはたとえばスタフイ
ロコツカス、ラクトバシルス、ストレプトコツカス、サ
ルミナ、エスケリチア、エンテロバクター、クレブシー
ラ、シユードモナス、アシネトバクター、プロテウス、
シトロバクター、ニツセリア、バクシルス、バクテロイ
ドス、ペプトコツカス、クロステリジウム、サルモネ
ラ、シゲラ、セラチア、ヘモヒラス、ブルセラ等があ
る。
高高の抗菌性を示す以外に本発明の化合物は公知のキノ
リン−3−カルボン酸化合物に比しよりすぐれた溶解特
性を示す。
式IAの化合物は非経口、経口又はレクタル投与用として
製薬上許容される適宜の担体と組成物をつくりうる。非
経口投与組成物は生食水溶液や非水溶液、懸濁液又はエ
マルジヨンでありうる。好ましい非水担体、希釈剤、溶
媒又はビヒクルの例としては、プロピレングリコール、
ポリエチレングリコール、植物油(オリーブ油等)、注
入可能有機エステル(エチルオレエート等)等がある。
かかる組成物はさらに防腐剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤
等も含有しうる。これらは細菌保持フイルターを用いる
過や殺菌剤の添加等により殺菌されうる。それらは無
菌水にとかしうる無菌固体の形にもしうる。経口投与用
の固体ドース形にはカプセル、タブレツト、ピル、粉
末、顆粒等があり、本発明化合物をスクロース、ラクト
ース、でんぷん等の希釈剤と混合して用いられる。これ
らのドース形はもちろん希釈剤以外にもステアリン酸マ
グネシウム等の潤滑剤等を含有しうる。カプセル、タブ
レツト、ピルの場合のドース形はバツフアー剤も含有し
うる。タブレツトやピルは腸溶皮を伴ないうる。
経口投与用の液体ドース形は製薬上許容されるエマルジ
ヨン、溶液、懸濁液、シロツプエリキシル等であり、こ
れらは周知の希釈剤、たとえば水等を含有しうる。これ
らの不活性希釈剤以外に、湿潤剤、乳化剤、懸濁剤、甘
味剤等の媒質も含有しうる。
レクタル投与用組成物はココアバターやクツクス等の賦
型剤等を含む座薬形が好ましい。
本発明化合物の実際のドースレベルは所望の投与法に従
つて抗菌性を発揮するに効果的な量をうるよう種々変化
しうる。選択されたドースレベルは従つて投与した化合
物の性質、投与ルート、治療期間、その他の原因によつ
て決まる。一般に式Iの化合物の1日のドースレベルは
患者kg当り約0.1〜約750mg、好ましくは約0.25〜約500m
g、最も好ましくは約0.5〜約300mgである。所望により
一日のドースを2〜4回の多数ドースに分割しうる。
本発明の化合物でWがFのものは次式の反応で製造しう
る。
ここでXはハロゲンであり、R2とZはピリジンを除き前
記と同じである。
反応は式(II)の化合物を式(III)のアミンと共に20
〜200℃、好ましくは70〜150℃で、且つジメチルスルホ
キシド、スルホラン、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、1−メチル−2−ピロリドン等の有機極
性溶媒又は水の存在下に接触させることによつて行なわ
れる。
反応はトリメチルアミン、炭酸カリウム等の酸受容剤
を、式(II)の化合物のモル当り1.0〜1.2モル存在させ
て行なうことが好ましい。
アミン(III)はまた2モル以上過剰に用いることによ
り酸受容剤としても用いうる。式(III)の化合物は次
の式に従つて製造しうる。ここでR2は上記のとおりであ
り、Xは独立に同じ又は異なるハロゲンである: 上記反応式では、2,3,4−トリハロ−5−フルオロ安息
香酸(1)を塩化チオニルで処理して対応する酸クロラ
イド(2)とする。n−ブチルリチウム存在下にマロン
酸ハーフエステル(2a)で酸クロイド(2)を置換する
とβ−ケトエステル(3)が生ずる。
β−ケトエステル(3)を次いで酸無水物、好ましくは
無水酢酸の存在下にトリアルキルオルソホーメート
(4)で処理し、次に飽和又は不飽和o−ヒドロキシア
ニリン(5)と反応させ、エナミケトエステル(6)を
生ずる。トリアルキルオルソホーメート(4)におい
て、R1はアルキル、たとえばC1 10でありうるが低級ア
ルキル(エチル等)がより好ましい。トリアルキルオル
ソホーメートの反応の好ましくは加温下、たとえば約50
〜150℃、好ましくは約100〜140℃で行なわれ、油状物
を生ずる。後者の置換又は非置換−ヒドロキシアニリ
ン(5)との反応は好ましくは適宜の有極性(アプロチ
ツク)又は非極性溶媒、好ましくはメチレンクロライド
又はテトラヒドロフラン中で室温又は適当な加温下に行
なわれる。
エナミノケトエステル(6)を次に環化する。これはた
とえば上記したような強塩基、好ましくは水酸化ナトリ
ウムでの処理で行なわれ、1−クロロ−2−フルオロ−
4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサ
ジン−5−カルボン酸エステル(II)(R1=アルキル)
を、中間体(6a)を径て、生ずる。環化はジメトキシエ
タン、ビス(2−メトキシエチル)エーテル、ジメチル
ホルムアミド、テトラヒドロフラン又はクロロベンゼン
等の有極性溶媒の存在下、好ましくは約20〜145℃、よ
り好ましくは溶媒のリフラツクス温度で行なわれる。
エステル(II)は次に加水分解される。これはたとえば
水酸化ナトリウム又は希鉱酸での処理で行なわれ、遊離
の酸(II)(R1=H)を生ずる。
4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサ
ジン−5−カルボン酸(I)(R1=H)を所望により、
次に対応するエステル(I)(R1=H)にかえる。これ
は周知のエステル化法たとえば遊離酸(I)(R1=H)
を酸触媒の存在下アルコールで処理する方法によつて行
なわれる。また遊離酸(I)(R1=H)を対応する酸ク
ロライドにかえ、塩素をアルコールで置換する方法や酸
(I)(R1=H)を反応性ハロイド(クロロメチルピバ
レート又はジメチルアミノエチルクロライド等)と反応
させてたとえばピバロイルオキシメチルエステル(I)
(ここでR1は−CH2OCOC(CH3)又はジメチルアミノ
エチるエステル(I)(R1はCH2CH2N(CH3)を生ず
る等の方法もある。
次に実施例を示すがこれは例示であり本発明を制限する
ものではない。次の例で(1)、(2)、(3)等の化
合物につけた番号及びR、R1、R2等の置換基につけた番
号は前記反応式及び式I及びIIにおける化合物と置換基
に対応させたものである。
実施例 1. 1−(1−ピペラジニル)−2−フルオロ−4−オキソ
−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−
カルボン酸 (a) 3.9gの2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸のメ
チレンクロライド(20ml)溶液に4mlのチオニルクロラ
イドを加える。30分間還流して後、反応混合物を蒸発乾
固し4.95gの酸クロライドを得る。
これを、そろそろ3.5gのマロン酸モノエチルエステルの
テトラヒドロフラン(35ml)のドライアイス冷却液1.4M
のn−ブチルリチウムの同上THF溶液の混合溶液に加
え、次にフラスコを−5℃に5分間加温して再び−70℃
に冷却する。得られた溶液に4.95gの酸クロライドのTHF
(10ml)溶液を加える。冷浴を外して、溶液を室温に1
時間後にもどさせる。冷にこの溶液を1N HClとエーテ
ルで分配する。エーテル部分をNaHCO3で洗浄してMgSO4
上で乾燥して、次に蒸発させて液体のβ−ケトエステル
(3).(R1=C2H5,X=F)を得る。
(b) 上のβ−ケトエステル(3)の20gのトリエチ
ルオルトフオーメート(18.5ml)と無水酢酸(45ml)と
の溶液を、反応時に生成した酢酸エチルを除きながら1
−1/2時間135℃に加熱する。溶液を減圧下で蒸発さ
せて流動性油状物とする。この油状物を200mlのメチレ
ンクロライドに溶かして10gのメトキシメチルチオアニ
リンを溶液に加える。1時間後、溶液を蒸発乾固して、
200mlのヘキサンと5mlのエーテルから再結晶して(6)
(R1=C2H5,R2=H,X=F)を得る。
(c) 前述の生成物(6)、R1=C2H5、R2=H、X=
F、の15gのテトラヒドロフラン(THF,150ml)溶液にゆ
つくりと60%ナトリウムハイドライド油懸濁体の1.4gを
加えた。混合物を6時間還流して冷却、水で1.5の容
積に希釈した。次に混合物を過して(7)(R1=C
2H5、R2=H、X=F)を得る。
(d) 7gの(II)(R1=C2H5、X=F、R2=H)のTH
F(30ml)懸濁液に水酸化ナトリウム溶液(0.8gに水20m
l)を加える。混合物を窒素下で80℃に1時間加熱して
透明な溶液を得、これを減圧下で蒸発乾固する。この固
体を200mlの水にとかして42.5mlを酢酸を加えた。生成
沈殿を別、冷水で水洗し、ジメチルホルムアミド(DM
F)から結晶化させて1,2−ジフルオロ−4−オキソ−4H
−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕‐ベノキサジン−5−カ
ルボン酸(II)(R1=H、X=F、R2=H)を得る。
(e) 2.7gの1,2−ジフルオロ−4−オキソ−4H−キ
ノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン
酸(II)(R1=H、X=F、R2=H)の1−メチル−2
−ピロジノン(15ml)溶液に3mlのピペラジンを加え
る。100℃で20時間攪拌後、溶媒を減圧下で除去して乾
固する。残渣にエターノールを加え、生成混合物を過
してテーテルで洗浄し次に極く少量の冷水で洗つて
(I)(R1=H、R2=H、 とする。生成した乾燥固体(I)を30mlの水に懸濁させ
て、8.5mlの1N HClを加えて温めてとかす。減圧下で溶
媒を除いて1−(1−ピペラジニル)−2−フルオロ−
4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサ
ジン−5−カルボン酸(I)(R1=H、R2=H、 の塩酸塩とする。このものは固体である。
塩酸塩に稀水酸化ナトリウム水溶液を加えてpH7として
1−(1−ピペラジニル)−2−フルオロ−4−オキソ
−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−
カルボン酸を得る。このものは固体である。
(f) 別法として表記化合物は次の様にしても得られ
る: (1(d)の生成物の)化合物(II)の5gの1−メチル
−2−ピロリジノン(40ml)懸濁液に120℃、窒素雰囲
気下で10mlのN−カルボエトキシ−ピペラジンを加え
る。20時間後、減圧下で溶媒を除き、残渣を150mlエタ
ノールに懸濁して1/2時間還流する。反応混合物を次
に冷却して過する。得られた固体を冷エタノールと水
で洗浄して化合物(I)(R1=H、R2=H、 を得る。
前述の化合物(I)(R1=H、R2=H、 5gのエタノール(25ml)懸濁液に80℃で50mlの10%NaOH
溶液を加える。溶液を80℃に6時間加熱する。溶媒を除
去して、固体を100mlの水にとかす。10%酢酸を添加し
て溶液のpHを7にして沈澱を別、冷水洗浄して1−
(1−ピペラジニル)−2−フルオロ−4−オキソ−4H
−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カル
ボン酸(I)(R1=H、R2=H、 を得る。このものは固体である。
融点:243−245℃ 元素分析値:計算値 C20H16FN3O4・5/6 H2O: C,6
0.06; H,4.49;N,10.60. 測定値: C,60.42; H,4.3
2; N,10,491 H nmr(トリフルオロ酢酸): δ 3.74(m,4,N(CH
2),3.95(m,4,N(CH2),7.43(m,1,芳香族
H),7.53(m,1,芳香族H),7.70(m,1,芳香族H),7.9
8(m,2,芳香族H),9.61(s,1,芳香族) 実施例 2. 1−〔1−(4−メチル)ピペラジニル)−2−フルオ
ロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノ
キサジン−5−カルボン酸 実施例1(e)のピペラジンをN−メチルピペラジンに
代えて実施例1の方法を繰返して1−〔1−(4−メチ
ル)ピペラジニル〕−2−フルオロ−4−オキソ−4H−
キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボ
ン酸(I)(R1=H、R2=H、 及びその塩酸塩が得られる。この塩酸塩は固体である。
融点:>250℃(分解) 元素分析値:計算値 C21H12FN3O4・1 1/4 H2O:
C,60.86; H,4.49;N,10.05. 測定値: C,60.39;
H,5.82; N,10,06 実施例 3. 1−(1−ピロリジニル)−2−フルオロ−4−オキソ
−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−
カルボン酸 実施例1(e)のピペラジンをピロリジンに代えて、実
施例1に記載された方法で1−(1−ピペラジニル)−
2−フルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕
〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(I)(R1=R2
=H、 が得られる。このものは固体である。
実施例 4. 1−(1−3−ヒドロキシピロリジン)−2−フルオロ
−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキ
サジン−5−カルボン酸 実施例1(e)のピペラジンを3−ヒドロキシピロリジ
ンに代えて実施例1の方法を繰返すと、1−(1,3−ヒ
ドロキシピロリジニル)−2−フルオロ−4−オキソ−
4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カ
ルボン酸(I)(R1=R2=H、 が得られる。このものは固体である。
実施例 5. 1−(1−3−アミノピロリジニル)−2−フルオロ−
4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサ
ジン−5−カルボン酸 (a) 実施例1(e)のピペリジンを2−アセトアミ
ド−ピロリジンに代えた実施例1に記載した方法で、1
−(1−3−アセトアミドピロリジニル)−2−フルオ
ロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノ
キサジン−5−カルボン酸(I)(R1=R2=H、 が得られる。
(b) 上の反応生成物を次に80℃で塩酸を用いて加水
分解して、1−(1,3−アミノピロリジニル)−2−フ
ルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕
ベノキサジン−5−カルボン酸(I)(R1=R2=H、 及びその塩酸塩が得られる。この塩酸塩は固体である。
融点:>250℃(分解) 元素分析値:計算値 C20H16FN3O4・HCI・2/3 H2O:
C,55.89; H,4.20;N,9.78. 測定値: C,55.97; H,
3.87; N,9,651 H nmr(DMSO−d6): δ 1.86(m,1,CH2),2.06
(m,1,CH2),2.27(m,1,NCH2),3.52(m,1,NCH2),3.62
(m,3,NH2・HCl),3.79(m,1,NCH2),3.89(m,1,NC
H2),3.99(m,1,NCH2),7.25(m,1,芳香族H),7.35
(m,2,芳香族H),7.50(m,1,芳香族H),8.01(m,1,芳
香族H),9.11(s,1,ビニルH),8.37(sb,1,COOH) 実施例 6. 1−(1−3−メチルアミノピロリジニル)−2−フル
オロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベ
ノキサジン−5−カルボン酸 (a) 実施例1(e)のピペラジンを3−N−ホルミ
ル−N−メチル−ピロリジンに代えた実施例1記載の方
法を1−(1−3−N−ホルミル−N−メチルアミノピ
ロリジニル)−2−フルオロ−4−オキソ−4H−キノ
〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸
(I)(R1=R2=H、 が得られる。
(b) 上の反応生成物を次に80℃で塩酸を用いて加水
分解して1−(1−3−メチルアミノピロリジニル)−
2−フルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕
〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(I)(R1=R2
=H、 及びその塩酸塩となる。この塩酸塩は固体である。
実施例 7. 1−(1−3−ジメチルアミノピロリジニル)−2−フ
ルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕
ベノキサジン−5−カルボン酸 実施例1(e)のピペラジンを3−ジメチルアミノピロ
リジンに代えて実施例1の方法により1−(1−3−ジ
メチルアミノピロリジニル)−2−フルオロ−4−オキ
ソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5
−カルボン酸(I)及びその塩酸塩(R1=R2=H、 が得られる。この塩酸塩は固体である。
実施例 8. 1−(1−ピペリジニル)−2−フルオロ−4−オキソ
−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−
カルボン酸 実施例1(e)のピペラジンをピペリジンに代えた実施
例1の方法をくりかえして、1−(1−ピペリジニル)
−2−フルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕
〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(I)(R1=R2
=H、 が得られる。このものは固体である。
実施例 9. 1−(4−モルホリニル)−2−フルオロ−4−オキソ
−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−
カルボン酸 実施例1(e)のピペラジンをモルホリンに代えた実施
例1記載の方法で1−(4−モルホリニル)‐2−フル
オロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベ
ノキサジン−5−カルボン酸(I)(R1=R2=H、 が得られる。このものは固体である。
実施例 10. 1−(4−チオモルホリニル)−2−フルオロ−4−オ
キソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−
5−カルボン酸 実施例1(e)のピペラジンをチオモルホリンに代えて
実施例1の方法をくりかえして1−(4−チオモルホリ
ニル)−2−フルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4
−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(I)
(R1=R2=H、 が得られる。このものは固体である。
実施例 11. 1−(1−3,5−ジメチルピペラジニル)−2−フルオ
ロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノ
キサジン−5−カルボン酸 実施例1(e)のピペラジンを2,6−ジメチルピペラジ
ンに代えた実施例1記載の方法で1−(1−3,5−ジメ
チルピペラジニル)−2−フルオロ−4−オキソ−4H−
キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボ
ン酸(I)及びその酸塩酸(R1=R2=H、 が得られる。このものは固体である。
実施例 12. 1−(1−ホモピペラジニル)−2−フルオロ−4−オ
キソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−
5−カルボン酸 1(e)のピペラジンをホモピペラジンに代えて実施例
1の方法をくりかえして1−(1−ホモピペラジニル)
−2−フルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕
〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(I)及び塩酸
塩が得られる。(R1=R2=H、 この塩酸塩は固体である。
実施例 13. 1−ジメチルアミノ−2−フルオロ−4−オキソ−4H−
キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボ
ン酸 1(e)のピペラジンをジメチルアミンに代えた実施例
1記載の方法で1−ジメチルアミノ−2−フルオロ−4
−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジ
ン−5−カルボン酸(I)(R1=R2=H、Z=N(C
H3)が得られる。このものは固体である。
実施例 14. 1−(N−2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−フルオ
ロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノ
キサジン−5−カルボン酸 1(e)のピペラジンをN−2−ヒドロキシエチルアミ
ンに代えて実施例1の方法をくりかえして、1−(N−
2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−フルオロ−4−オ
キソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−
5−カルボン酸(I)(R1=R2=H、Z=NHC2H4−OH)
が得られる。このものは固体である。
実施例 15. 1−ヒドラジル−2−フルオロ−4−オキソ−4H−キノ
〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸 1(e)のピペラジンをヒドラジンに代えた実施例1記
載の方法で、1−ヒドラジニル−2−フルオロ−4−オ
キソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−
5−カルボン酸(I)(R1=R2=H、Z=NHNH2)が得
られる。このものは固体である。
実施例 16. 1−(1−ピペラジニル)−2,10−ジフルオロ−4−オ
キソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−
5−カルボン酸 (a) 2−メトキシメチルチオアニリンを2−メトキ
シメチルチオ−4−フルオロアニリンに代えた実施例1
(b)記載の方法でエナミノケトエステル(6)(R1
C2H5、R2=フルオロ、X=F)が得られる。
(b) 実施例1(c)及び1(d)の方法により前述
の化合物(6)から1,2−10−トリフルオロ−4−オキ
ソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5
−カルボン酸(II)(R1=H、X=F、R2=フルオロ)
が得られる。
(c) 実施例1(e)記載の方法で上述の酸(II)は
所望の1−(1−ピペラジニル)−2,10−ジフルオロ−
4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕−ベノキ
サジン−5−カルボン酸(I)及びその塩酸塩を与え
る。
(R1=H、R2=10−フルオロ、 この塩酸塩は固体である。
実施例 17. 実施例1(e)で酸(II)(R1=R2=H、X=F)を実
施例1(b)の(R1=H、R2=10−フルオロ、X=F)
生成物におきかえ、ピペラジンを適当なアミン例えばN
−メチルピペラジン、ピロリジン、3−ヒドロキシピロ
リジン、3−アセトアミノピロリジン、2−N−ホルミ
ル−N−メチルアミノピロリジン、3−ジメチルアミノ
ピロジン、チオモルホリン、2,6−ジメチルピペラジ
ン、ホモピペラジン、ジエチルアミン及び2,2−ジメチ
ルヒドラジンに代えると次の化合物が得られる。
(a) 1−(1−4−メチルピペラジニル)−2,10−
ジフルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,
4〕−ベノキサジン−5−カルボン酸(I)及びその塩
酸塩(R1=H、R2=10−フルオロ、Z=N N−CH3
この塩酸塩は固体である。
(b) 1−(1−ピロリジル)−2,10−ジフルオロ−
4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサ
ジン−5−カルボン酸(I)(R1=H、R2=10−フルオ
ロ、 固体。
(c) 1−(1−3−ヒドロキシピロリジニル)−2,
10−ジフルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕
〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(I)(R1
H、R2=10−フルオロ、 固体。
(d) 1−(1−3−アセトアミドピロリジニル)−
2,10−ジフルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,
j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(I)(R1
H、R2=10−フルオロ、 固体。
(e) 1−(1−3−ホルミル−N−メチルアミノピ
ロリジニル)−2,10−ジフルオロ−4−オキソ−4H−キ
ノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン
酸(I)(R1=H、R2=10−フルオロ、 固体。
(f) 1−(1−3−ジメチルアミノピロリジニル)
−2,10−ジフルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−
i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(I)(R1
=H、R2=10−フルオロ、 及びその塩酸塩。
この塩酸塩は固体である。
(g) 1−(1−ピペリジニル)−2,10−ジフルオロ
−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキ
サジン−5−カルボン酸(I)(R1=H、R2=10−フル
オロ、 固体。
(h) 1−(4−モルホニル)−2,10−ジフルオロ−
4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサ
ジン−5−カルボン酸(I)(R1=H、R2=10−フルオ
ロ、 固体。
(i) 1−(4−チオモルホリニル)−2,10−ジフル
オロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベ
ノキサジン−5−カルボン酸(I)(R1=H、R2=10−
フルオロ、 固体。
(j) 1−(1−3,5−ジメチルピペラジニル)−2,1
0−ジフルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕
〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(I)(R1
H、R2=10−フルオロ、 及びその塩酸塩。
この塩酸塩は固体である。
(k) 1−(1−ホモピペラジニル)−2,10−ジフル
オロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベ
ノキサジン−5−カルボン酸(I)(R1=H、R2=10−
フルオロ、 及びその塩酸塩。
この塩酸塩は固体である。
(l) 1−ジメチルアミノ−2,10−ジフルオロ−4−
オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン
−5−カルボン酸(I)(R1=H、R2=10−フルオロ、
Z=N(CH3)。固体。
(m) 1−N,N−ジメチルヒドラジル−2,10−ジフル
オロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベ
ノキサジン−5−カルボン酸(I)(R1=H、R2=10−
フルオロ、Z=NHN(CH3)。固体。
実施例 18。
実施例5(b)記載の方法で実施例17(d)及び17
(e)の化合物から次の二化合物が得られる。
(a) 1−(1−3−アミノピロリジニル)−2,10−
ジフルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,
4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(I)及びその塩酸
塩(R1=H、R2=10−フルオロ、 この塩酸塩は固体である。
融点:285℃ 元素分析値:計算値 C20H15F2N3O4・HCl・1/2 H
2O: C,54.00; H,3.85; N,9.45. 測定値: C,54.0
2; H,3.63; N,9,23 (b) 1−(1−3−メチルアミノピロリジニル)−
2,10−ジフルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,
j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(I)及びそ
の塩酸塩(R1=H,R2=10−フルオロ, この塩酸塩は固体である。
実施例 19. 2−メトキシメチルチオアニリンを適当な置換2−メト
キシメチルチオアニリン に代えた実施例1(a−d)記載の方法で表1に示す様
な更なる置換1,2−ジフルオロ−4−オキソ−4H−キノ
〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸
(II)が得られる。
実施例 20. 酸(II)(R1=H,R2=H,X=F)を実施例19の酸(II)
に代え、ピペラジンを適当なアミン例えばN−メチルピ
ペラジン、ピロリジン、3−ヒドロキシピロリジン、3
−アセトアミドピロリジン、3−N−ホルミル−N−メ
チル−アミノピロリジン、3−ジメチルアミノピロリジ
ン、ピペリジンモルホリン、チオモルホリン、2,6−ジ
メチルピペラジンホモピペラジン、ジメチルアミン、2,
2−ジメチル−ヒドラジンに代えた実施例1(e)記載
の方法で、更に所望によつては実施例5(b)記載の加
水分解工程を加えると表2に要約された次の更なる化合
物が得られる。
上記の化合物I(R1=H)(No.1−No.27)は固体とし
てそれぞれ得られる。
式IVの化合物(但し、W及びZが一緒にメチレンジオキ
シ核を形成している)は次の反応スキームで製造出来る
(但しR2は上述の通りであり、Xは独立して同一又は非
同一のハロゲンとなり得る) 前述の反応スキームによれば、2,3−ジブロモ−4,5−メ
チレンジオキシベンゾイルクロライドはn−ブチルリチ
ウムの存在下でマロン酸ハーフエステル(8)と反応し
てβ−ケトエステル(9)を生ずる。β−ケトエステル
(9)は次にトリアルキル−オルトフオーメート(10)
を用いて、酸無水物の存在下で処理し、続いて置換又は
非置換2−ヒドロキシアニリン(11)と反応させてエナ
ミノケトエステル(12)を得る。このエナミノケトエス
テル(12)を次に強塩基例えばナトリウムハイドライド
で処理して環化させて1,2−メチレンジオキシ−4−オ
キソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−
5−カルボン酸エステル(IV)(R1=アルキル)を得
る。このエステル(IV)を塩酸又は水酸化ナトリウムで
加水分解し遊離酸(IV)(R1=H)を得る。
実施例 21. 1,2−メチレンジオキシ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4
−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸 (a) 0.85gのマレイン酸モノエチルエステルのテト
ラヒドロフラン(THF,25ml)のドライアイス冷却溶液に
ゆつくりと、1.4M n−ブチルリチウムのTHF溶液の9.2
mlを加え、フラスコを−5℃に温めた。5分後、溶液を
−70℃に再冷却する。1.3gの酸クロライド(9)(X=
Br)を加えて後、冷浴を除いて1時間かけて室温迄温め
た。溶液を次に1NHClとエーテルに分配する。エーテル
部分をNaHCO3で洗い、MgSO4上で乾燥して、蒸発させて
淡黄色の油を得て、これをシリカゲルカラム上で溶離さ
せて精製しβ−ケトエステル(11)(R1=C2H5,X=Br)
を得る。
(b) β−ケトエステル(11)(R1=C2H5,X=Br)1.
25gのトリエチルオルトフオメート(0.8ml)と無水酢酸
(5ml)の溶液を反応時に生成した酢酸エチルを除きな
がら135℃で1−1/2時間加熱する。溶液を減圧下で
蒸発させて流動性の油とする。この油を次に5mlのメチ
レンクロライドにとかし0.45gの2−メトキシメチルチ
オアニリンを溶液に加える。1時間後、溶液を蒸発乾固
させて、酢酸エチルから結晶化させて(14)R1=C2H5,X
=Br及びR2=Hを得る。
(c) 先述の生成物(14)3.6gのジメトキシエタン
(30ml)の冷溶液に60%ナトリウムハイドライドの油懸
濁液の0.56gを加える。この混合物を20時間還流してか
ら冷却し、水で100mlに稀釈する。混合物を過して(I
V)R1=C2H5,X=Br及びR2=Hを得る。
(d) (14)(R1=C2H5,R2=H)1.6gのTHF(20ml)
懸濁液に水酸化ナトリウム(0.2gを20mlの水)水溶液を
加える。混合物を80℃に2時間加熱して、透明な溶液と
し、減圧下で蒸発乾固する。この固体を200mlの水にと
かして1mlの酢酸を加える。生成沈殿を過し、冷水で
洗浄して1,2−メチレンジオキシ−4−オキソ−4H−キ
ノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン
酸(IV)(R1=H,R2=H)を得る。この塩酸塩は固体で
ある。
実施例 22. 1,2−メチレンジオキシ−10−フルオロ−4−オキソ−4
H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カル
ボン酸 実施例21(b)の2−メトキシメチルチオアニリンの代
り2−メトキシメチルチオ−4−フルオロアニリンを用
いて実施例21の方法をくりかえすと1,2−メチレンジオ
キシ−10−フルオロ−4−オキシ−4H−キノ〔2,3,4−
i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(IV)(R1
=H,R2=10−フルオロ)が得られる。このものは固体で
ある。
実施例 23. 実施例21(b)の2−ヒドロキシアニリンを適当な置換
2−ヒドロキシアニリンに代えた実施例21記載の方法で
表3に示す様な更なる置換1,2−メチレンジオキシ−4
−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジ
ン−5−カルボン酸(IV)(R1=H)が得られる。
上記の化合物IV(R1=H)(No.(a)−No.(i)は、
固体としてそれぞれ得られる。置換された又は置換基の
無いピリジン環でなる式Vの化合物は次の反応スキーム
で製造できる。
Xがハロゲン又は脱離基である上記反応スキームに従つ
てアセトフエノン(13)を強塩基の存在下にジアルコキ
シカーボネート(14)と反応させて反応するβ−ケトエ
ステル(15)を得る。ジアルコキシカーボネート(14)
において、R1はたとえばC1 10、好ましくはエチル等の
低級アルキルでありうる。好ましい塩基には水素化ナト
リウム、水素化カリウム等の水素化金属(メタルハライ
ド)やアルコール中の金属アルコキサイド(エタノール
中のナトリウムエトキサイド)がある。β−ケトエステ
ル(15)の生成はアセトフエノン(13)とジアルコキシ
カーボネート(14)とを加温下、たとえば約20〜120
℃、好ましくは約30〜90℃で反応が完結するまで反応さ
せることによつて促進される。β−ケトエステルは次に
通常の方法で反応混合物から分離されうる。
β−ケトエステル(15)は次に酸無水物、好ましくは無
水酢酸の存在下にトリアルキルオルソホーメート(16)
で処理され、さらに置換又は非置換2−メトキシメチル
チオアニリンと反応させてエナミノ−ケトエステル(1
7)とする。トリアルキルオルソホーメート(16)にお
いて、R12はたとえばC1 10のアルキルでありうるが、
エチル等の低級アルキルがより好ましい。トリアルキル
オルソホーメートの反応は好ましくはたとえば約50〜15
0℃、より好ましくは約100〜140℃の加温下に行なわれ
た油状物を得る。後者の置換又は非置換2−ヒドロキシ
アニリン(17)との反応は好ましくは適宜の有極性又は
非極性溶媒、好ましくはメチレンクロライド又はテトラ
ヒドロフラン中で室温又は適当な加温下に行なわれる。
エナミノケトエステル(18)を次に環化する。これはた
とえば上記したような強塩基、好ましくは水酸化ナトリ
ウムでの処理で行なわれ、1−(4−ピリジル)−4−
オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕ベノキサジン−5−カ
ルボン酸エステル(V)を生ずる。(R1=アルキル)。
環化はジメトキシエタン、ビス(2−メトキシエチル)
エーテル、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン
又はクロロベンゼン等の有極性溶媒の存在下、好ましく
は約20〜145℃、より好ましくは溶媒のリフラツクス温
度で行なわれる。
エステル(V)(R1=アルキル)を水酸化ナトリウムや
鉱酸処理による加水分解に供し遊離酸(V)とする。1
−(4−ピリジル)−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−
i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(V)(R1
=H)を所望により対応するエステルにかえる。これは
周知のエステル化法たとえば遊離酸(V)を酸触媒の存
在下アルコールで処理する方法によつて行なわれる。ま
た遊離酸(V)を対応する酸クロライドにかえ、塩素を
アルコールで置換する方法や酸(V)を反応性ハライド
(クロロメチルピバレート又はジメチルアミノエチルク
ロライド等)と反応させてたとえばピバロイルオキシメ
チルエステル(V)(ここでR1は−CH2OCOC(CH3
又はジメチルアミノエチルエステル(I)(R1はCH2CH2
N(CH3)を生ずる等の方法もある。
実施例 24. 1−(4−ピリジル)−2−フルオロ−4H−オキソ−4H
−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カル
ボン酸 (a) 28.4gの2,3−ジクロロ−4−(4−ピリジル)
−5−フルオロアセトフエノンを350mlのジエチルカー
ボネートにとかした冷溶液を油中60%水酸化ナトリウム
懸濁液8.0gに加える。混合物を80℃に3時間加熱し、次
に25mlの酢酸を含む氷冷水溶液700mlに注ぐ。混合物を4
00mlづつのエーテルで4回抽出する。有機層をMgSO4
乾燥し、蒸発させ油状物をシリカゲルカラムを通して精
製して純品(19)を得る。(X=Cl、R1=C2H5,W=
F)。
(b) 14mlのトリエチルオルソホーメートと35mlの無
水酢酸に16.6gのβ−ケトエステル(16)を溶かした液
を生ずる酢酸エチルを除去しつつ1−1/2時間135℃
で加熱する。溶液を減圧蒸留し油状物を得る。これを15
0mlのメチレンクロライドにとかし、7.5gの2−ヒドロ
キシアニリンを加える。1時間后、溶液を蒸発乾固し
(18)を得る。R1=C2H5,X=Cl,R2=H,W=F。
(c) 前記生成物(18)(R1=C2H5,R2=H,X=Cl,W=
F)の14gをテトラヒドロフフン(THF)にとかした溶液
に油中60%水酸化ナトリウム懸濁液2.5gを徐々に加え
る。6時間リフラツクスし、冷却后水で希釈し、1.5
とする。過し1:1ヘキサン/エーテル液で洗い(V)
(R1=C2H5,W=F,R2=H)を得る。
(d) 30mlのTHFに5gの(V)(R1=C2H5,W=F,R2
H)をとかした液に水酸化ナトリウム溶液(0.63g/10m
l水)を加える。80℃で2時間加熱し透明液を得てこれ
を減圧下蒸発乾固する。固体を200mlの水にとかし酢酸2
mlを加える。沈殿を過し冷水で洗い1−(4−ピリジ
ル)−2−フルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−
i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(V)を得
る。(R1=R2=H,W=F)。
このものは固体である。
実施例 25. 1−(4−ピリジル)−2,10−ジフルオロ−4−オキソ
−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−
カルボン酸 実施例24の方法で2−ヒドロキシアニリンを実施例24
(b)の2−ヒドロキシ−4−フルオロアニリンで置き
かえて1−(4−ピリジル)−2,10−ジフルオロ−4−
オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン
−5−カルボン酸(V)(R1=H,R2=10−フルオロ,W=
F)を得る。このものは固体である。
実施例 26. 実施例24の方法に従い、実施例24(b)の2−ヒドロキ
シアニリンを2,4−ジヒドロキシ−アニリンに置きかえ
て1−(4−ピリジル)−2−フルオロ−10−ヒドロキ
シ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノ
キサジン−5−カルボン酸(V)(R1=H,R2=10−ヒド
ロキシ,W=F)を得る。このものは固体である。
実施例 27. 実施例24の方法に従い、実施例24(b)の2−ヒドロキ
シアニリンを2−ヒドロキシ−4−メトキシ−アニリン
に置きかえ、1−(4−ピリジル)−2−フルオロ−10
−メトキシ−4−オルソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,
4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(V)(R1=H,R2=1
0−メトキシ,W=F)を得る。このものは固体である。
実施例 28. 実施例24の方法に従い、実施例24(b)の2−ヒドロキ
シアニリンを種々の置換2−ヒドロキシアニリンに置き
かえ表4に示す置換された1−(4−ピリジル)−2−
フルオロ−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,
4〕ベノキサジン−5−カルボン酸(V)を得る。
上記の化合物V(W=F,R1=H)(No.(a)−No.
(g))は、固体としてそれぞれ得られる。
実施例 29. 実施例24の方法に従い、実施例24(b)の2,3−ジクロ
ロ−4−(4−ピリジル)−5−フルオロアセトフエノ
ンを2,3−ジクロロ−4−(4−ピリジル)アセトフエ
ノンで置きかえまた任意に実施例24(b)の2−ヒドロ
キシアニリンを2−ヒドロキシ−フルオロアニリン又は
2−ヒドロキシ−4,5−メチレンジオキシ−アニリンで
置きかえの化合物を得る。
(a) 1−(4−ピリジル)−4−オキソ−4H−キノ
〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−5−カルボン酸
(V)(R1=H,W=H,R2=H)固体。
(b) 1−(4−ピリジル)−10−フルオロ−4−オ
キソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキサジン−
5−カルボン酸(V)(R1=H,W=H,R2=10−フルオ
ロ)。固体 (c)1−(4−ピリジル)−9,10−メチレンジオキシ
−4−オキソ−4H−キノ〔2,3,4−i,j〕〔1,4〕ベノキ
サジン−5−カルボン酸(V)(R1=H,W=H,R2=9,10
−メチレンジオキシ)。固体。
本発明の精神に従うかぎり種々の変更をなしうることは
理解されるべきである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 (式中、R1は水素又はエステル残基を表し、 R2は水素又はハロゲンを表し、 Wはハロゲンを表し、そして Zはメチルもしくはアミノ基で置換されていてもよいピ
    ペラジニルもしくはピロリジニル基を表す)で表わされ
    る化合物又は製薬上許容されるその塩。
JP60090781A 1984-04-26 1985-04-26 キノリン‐ベノキサジン抗菌性化合物 Expired - Lifetime JPH0665676B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/604,347 US4607032A (en) 1984-04-26 1984-04-26 Quino-benoxazine antibacterial compounds
US604191 1984-04-26
US06/604,191 US4542133A (en) 1984-04-26 1984-04-26 Methylenedioxy quino-benoxazine derivatives and antibacterial use
US604198 1984-04-26
US604347 1984-04-26
US06/604,198 US4540694A (en) 1984-04-26 1984-04-26 1-Pyridine substituted quino-benoxazines and antibacterial use

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60233089A JPS60233089A (ja) 1985-11-19
JPH0665676B2 true JPH0665676B2 (ja) 1994-08-24

Family

ID=27416899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60090781A Expired - Lifetime JPH0665676B2 (ja) 1984-04-26 1985-04-26 キノリン‐ベノキサジン抗菌性化合物

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0160284B1 (ja)
JP (1) JPH0665676B2 (ja)
CA (1) CA1267413A (ja)
DE (1) DE3580183D1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3420796A1 (de) * 1984-06-04 1985-12-05 Bayer Ag, 5090 Leverkusen 2,4,5-trihalogen- bzw. 2,3,4,5-tetrahalogenbenzolderivate und verfahren zu ihrer herstellung
DE3522405A1 (de) * 1985-06-22 1987-01-02 Bayer Ag 1,8-verbrueckte 4-chinolon-3-carbonsaeuren, verfahren zu ihrer herstellung sowie diese enthaltende arzneimittel und ihre verwendung zur herstellung von arzneimitteln
JPH0635457B2 (ja) * 1985-06-28 1994-05-11 杏林製薬株式会社 ピリドンカルボン酸誘導体およびその製造方法
DE3543513A1 (de) * 1985-12-10 1987-06-11 Bayer Ag Enantiomerenreine 1,8-verbrueckte 4-chinolon-3-carbonsaeuren, verfahren zu ihrer herstellung sowie diese enthaltende arzneimittel und ihre verwendung zur herstellung von arzneimitteln
DE3600891A1 (de) * 1986-01-15 1987-07-16 Bayer Ag 1,8-verbrueckte 4-chinolon-3-carbonsaeuren und diese enthaltende arzneimittel
DE3788177D1 (de) * 1986-09-12 1993-12-23 Hoffmann La Roche Pyrido [3,2,1-ij]-1,3,4-benzoxadiazinderivate, Verfahren zu deren Herstellung, entsprechende pharmazeutische Präparate und im Verfahren verwendbare Zwischenprodukte.
FR2634483B2 (fr) * 1987-12-29 1994-03-04 Esteve Labor Dr Derives des acides 7-(1-azetidinyl)-1,4-dihydro-4-oxoquinoleine-3-carboxyliques, leur preparation et leur application en tant que medicaments
FR2676445B1 (fr) * 1991-05-16 1995-02-03 Esteve Labor Dr Derives de pyridone amino acide azetidinyl substitues, leur preparation et leur application en tant que medicaments.
SE500725C2 (sv) * 1992-12-29 1994-08-15 Volvo Ab Anordning vid paneler för farkoster
RU2238957C2 (ru) 1999-04-26 2004-10-27 Акцо Нобель Н.В. Композиция, включающая соединения с функциональными меркаптогруппами
EP1610759A4 (en) 2003-04-07 2007-04-25 Cylene Pharmaceuticals Inc SUBSTITUTED QUINOBENZOXAZINE ANALOGUES
US7507727B2 (en) 2003-04-07 2009-03-24 Cylene Pharmaceuticals, Inc. Substituted quinobenzoxazine analogs and methods of using thereof
US7354916B2 (en) 2003-04-07 2008-04-08 Cylene Pharmaceuticals Substituted quinobenzoxazine analogs

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746986A (en) * 1980-09-02 1982-03-17 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd Pyrido(1,2,3-de)(1,4)benzoxazine derivative
JPS5843977A (ja) * 1981-09-09 1983-03-14 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd ピリドベンズオキサジン誘導体の製法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0160284A1 (en) 1985-11-06
CA1267413A (en) 1990-04-03
EP0160284B1 (en) 1990-10-24
DE3580183D1 (de) 1990-11-29
JPS60233089A (ja) 1985-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900005025B1 (ko) 퀴놀린 화합물 및 그의 제조방법
US5475008A (en) Quinolone derivatives
HU187580B (en) Process for producing 1-cyclopropy-6-fluoro-1,4-dihydro-4-oxo-7-piperazino-quinoline-3-carboxylic acid derivatives and antibacterial compositions containing them as active agents
JPH0692403B2 (ja) 新規なベンズイソキサゾール誘導体及び該誘導体を含有する製剤組成物
JPH0665676B2 (ja) キノリン‐ベノキサジン抗菌性化合物
JP3448305B2 (ja) 新規ピリドンカルボン酸誘導体又はその塩及びこれを有効成分とする医薬
JPH02142791A (ja) ピロロカルバゾール誘導体、それらの調製方法およびそれらの医薬として使用
NZ225626A (en) 8-trifluoromethylquinolone-3-carboxylic acid derivatives and pharmaceutical compositions
EP0154780B1 (en) Quinoline antibacterial compounds
US4840954A (en) 6,7-disubstituted 1-cycloproply-1,4-dihydro-4-oxo-1,8-naphthyridine-3-carboxylic acids
CA2011939A1 (en) 5-substituted-1,4-dihydro-4-oxo-naphthyridine-3-carboxylate antibacterial agents
JPS61263959A (ja) 1−アリ−ル−4−キノロン−3−カルボン酸
US4616019A (en) Naphthyridine antibacterial compounds
US4607032A (en) Quino-benoxazine antibacterial compounds
US4774246A (en) Quinoline antibacterial compounds
KR900003493B1 (ko) 나프티리딘 및 피리도피리미딘 화합물 및 이의 제조방법
US4533663A (en) Quino-benzothiazine antibacterial compounds
EP0162333B1 (en) Quino-benzothiazine antibacterial compounds
JPH01139583A (ja) 抗菌薬として有用な4−オキソ−3−キノリンカルボン酸およびその製法
JPS60233093A (ja) キノリン‐ベンゾチアジン抗菌性化合物
US4720495A (en) Benzo[ij]quinolizine-2-carboxylic acids useful for treating bacterial infection
JP2704428B2 (ja) キノロンカルボン酸誘導体またはその塩
JPH0568466B2 (ja)
KR920008164B1 (ko) 항균작용을 갖는 퀴놀린계 유도체와 그의 제조방법
JPH0146512B2 (ja)