JPH0665571B2 - 板状物の送り出し機構 - Google Patents

板状物の送り出し機構

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JPH0665571B2
JPH0665571B2 JP15488790A JP15488790A JPH0665571B2 JP H0665571 B2 JPH0665571 B2 JP H0665571B2 JP 15488790 A JP15488790 A JP 15488790A JP 15488790 A JP15488790 A JP 15488790A JP H0665571 B2 JPH0665571 B2 JP H0665571B2
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静明 岡崎
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Kitagawa Seiki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、堆積された合板用単板等の板状物を一枚づつ
次工程に送り出す、板状物の送り出し機構に関する。
[従来技術] 従来より、堆積された合板用単板等の板状物を一枚づつ
次工程に送り出す際には、堆積された板状物間に生じた
静電気作用や繊維の絡み等によって複数の板状物が重合
状態で送り出されるという問題があり、このような重合
送り出しを防止する機構として種々のものが提案されて
いる。
その一つとして、特開昭63−189337号公報開示の如く、
前後端縁を交互にずらして堆積された板状物の前後端部
の近傍に、夫々前後端の間欠重合部を上方から押圧可能
な係止手段を設けると共に、板状物を吸着して送り出し
方向に搬送する吸引搬送手段を堆積板状物の前端側及び
後端側に夫々設け、最上部の次層に位置する板状物のは
み出し端部を係止手段で押圧係止した状態で、該押圧係
止側の吸引搬送手段で板状物を吸着して送り出すよう構
成したものがある。
[発明が解決しようとする課題] しかし乍ら、係止手段を、板状物の幅より長い棒状の押
え部材を揺動可能なアームにより支持し、該アームの揺
動によって押え部材で板状物を押圧するよう構成した場
合、板状物の送り出し方向前方側の係止手段は、通常時
は板状物の送り出しを阻害しないように板状物の前方側
下方に待機すると共に、作用時にはアームの揺動によっ
て板状物の端部を押圧係止するよう構成しなければなら
ない為、対応する板状物の端部が上方に反り返っていた
ような場合には、押圧係止できなかったり、反り返り端
部の裏面を後方側(反送り出し側)に押圧してしまうこ
とがあり、その結果、送り出し不良を生じるという問題
があった。
又、吸引搬送手段を堆積板状物の前端側及び後端側に夫
々設けることから構造が複雑であって製造コストを要す
ると共に、故障頻度も高くなるという問題があった。
更に、その構成上、送り出し板状物が前後何れ側にずれ
ているかによって(即ち前後何れの係止手段で係止して
何れ側の吸引搬送手段で吸着搬送するかによって)次の
板状物を送り出し可能なる迄の時間に差を生ずるが、後
工程にとってみれば送り出しは一定間隔で行なわれるこ
とが望ましいことは言う迄もなく、このように送り出し
間隔を一定とする為には長い方の送り出し間隔に合わせ
るしかなく、極めて不合理なものであった。
[発明の目的] 本発明は、上記の如き事情に鑑み、簡単な構成で、複数
単板の同時吸着状態を完全に解消して一枚づつの送出し
を確実且つ一定間隔で合理的に行なうことができる板状
物の送り出し機構の提供、を目的とする。
[課題を解決する為の手段] 本発明に係る板状物の送り出し機構は、搬送方向に沿っ
た前後端縁を交互にずらして堆積された板状物を一枚づ
つ次工程に供給するために送り出すものであって、前記
堆積された板状物の上側に、この堆積された板状物の最
上部に位置する板状物を吸着するために昇降可能に、且
つ、前記吸着された板状物を次工程に供給するために前
記板状物を吸着したまま前記搬送方向に往復移動可能と
して設けられた吸着搬送手段と、前記堆積された板状物
の最上部に位置する板状物の直下に位置する板状物の前
後いずれかの端部であって、前記堆積された板状物の最
上部に位置する板状物の直下に位置する板状物の更に直
下に位置する板状物が重合しない側の端部を下方に押圧
固定するための押圧手段と、前記堆積された板状物の最
上部に位置する板状物の直下に位置する板状物の前後い
ずれかの端部であって、前記堆積された板状物の最上部
に位置する板状物の真下に位置する板状物の更に直下に
位置する板状物が重合しない側の端部に前記押圧手段を
往復移動させるための押圧手段移動手段と、を有し、前
記板状物を次工程に搬送するための前記吸着搬送手段の
移動と同期して、前記押圧手段移動手段によって前記押
圧手段が、前記堆積された板状物の最上部に位置する板
状物の直下に位置する板状物の前後いずれかの端部であ
って、上記堆積された板状物の最上部に位置する板状物
の直下に位置する板状物の更に直下に位置する板状物が
重合しない側の端部を下方に押圧固定するために移動す
るよう構成したものである。
[発明の実施例] 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る板状物の送り出し機構の一実施例
の概略構成を示す正面図であり、第2図はその平面図で
ある。
図示板状物の送り出し機構は、図示しないリフタ上に前
後端縁を交互にずらして堆積された板状物としての単板
1…を、その上部に配置されたバキュームダクト2で吸
着し、一枚づつ図中右側の次工程の装置の導入ローラ3
に送り込むものである。
バキュームダクト2は、単板堆積部位の中央上部に配置
され、昇降可能であると共に単板1の送り出し方向に所
定のストローク移動可能となっている。
単板堆積部位の単板1の送り出し方向に沿う両側方に
は、各々ガイドレール4,4が延設されており(第2図で
は一方側のみ示し他方は省略してある)、該ガイドレー
ル4,4に押圧手段としての単板押圧機構10が当該ガイド
レール4に沿って所定範囲往復移動可能として設けられ
ている。単板押圧機構10は、両側のガイドレール4,4に
夫々摺動移動可能に嵌合装着されたスライドベース11,1
1に夫々アーム12をその一端で揺動自在に枢着すると共
に、該アーム12,12によってローラシャフト13の両端を
支持して構成されており、ガイドレール4に沿うスライ
ドベース11の移動によって単板1の長手方向(送り出し
方向)に移動可能となっている。
ローラシャフト13は両スライドベース11,11のアーム12,
12によって回転自在に支持されて単板1の幅方向(送り
出し方向と直交する方向)に配設され、アーム12,12の
揺動によって単板1の上面に載置されてその自重で単板
1を下層側に押圧固定するようになっているものであ
る。
ガイドレール4,4の前後端には、夫々スプロケット14,15
が配設されると共に、該スプロケット14,15を連繋する
チェーン16の両端がスライドベース11に固定されてお
り、チェーン16の周回によってスライドベース11が移動
駆動されるようになっている。
又、一方のスプロケット14と同軸にピニオンギア17が固
定されており、該ピニオンギア17には、単板1の送り出
し方向と平行に配置された押圧手段移動手段としてのエ
アシリンダ18のロッドに固定されたラックギア19が噛合
配置されており、エアシリンダ18の駆動によってラック
ギア19及びピニオンギア17を介してスプロケット14が回
転駆動されるようになっている。
つまり、エアシリンダ18によってスプロケット14が回転
駆動され、これによつてチェーン16が周回駆動されてス
ライドベース11(単板押圧機構10)が移動駆動されるよ
うになっているものである。
ここで、エアシリンダ18の駆動による単板押圧機構10の
移動範囲は、ローラシャフト13が堆積単板1の前後端縁
の間欠重合部と対応する位置間を往復するように設定さ
れている。即ち、第1図中実線で示す如くエアシリンダ
18が収縮した状態でローラシャフト13が堆積単板1の後
方側の間欠重合部に対応する位置となると共に、この状
態からエアシリンダ18を駆動してそのロッドを伸長させ
ると単板1送り出し方向に移動して図中想像線で示す如
くローラシャフト13が堆積単板1の前方側の間欠重合部
に対応する位置迄移動するようになっているものであ
る。
而して、上記の如く構成された板状物の送り出し機構
は、下記の如く作用して単板1を一枚づつ送り出し、次
工程の装置の導入ローラ3に送り込む。
まず、第1図示の如く堆積単板1の最上層の単板1が送
り出し方向前方側にずれている場合には、図中実線で示
す如く単板押圧機構10を単板1送り出し方向後端側とし
てそのローラシャフト13を堆積単板1の後方側の間欠重
合部上に位置させて最上層の次層の単板1の後端部を押
圧固定すると共に、バキュームダクト2を下降させて最
上層の単板1を吸着し、その後バキュームダクト2を上
昇させて吸着単板1を持ち上げる。
この時、最上層の次層の単板1の後端部は単板押圧機構
10によって押圧固定されている為、静電気作用や繊維の
絡み等によって複数の単板1が重合状態で吸着されるこ
とは防がれる。
そして、バキュームダクト2の送り出し方向の移動によ
って吸着単板1は導入ローラ3に送り込まれる(即ち単
板1が送り出される)。このバキュームダクト2による
送り出しに同期して、エアシリンダ18を駆動して単板押
圧機構10を送り出し方向前方に移動させてそのローラシ
ャフト13を堆積単板1の前方側の間欠重合部上に位置さ
せて、その時最上部にある単板の次層の単板の前端部を
押圧固定する。
ここで、バキュームダクト2の上昇による単板1の持ち
上げ量はローラシャフト13の径より充分高く設定されて
おり、従って、送り出される単板1が単板押圧機構10の
移動を妨げることはなく、逆に、送り出し単板1の先端
部が次層の単板1に接合していたような場合には、これ
を剥がすように機能する。
単板1を送り出した後のバキュームダクト2は堆積単板
1の中央上部に戻り、直ちに下降して最上層の単板1
(この単板は後方側にずれている)を吸着して持ち上げ
る。この時、次層の単板の前端部は前述の如く単板押圧
機構10により押圧固定されている為に重合吸着は防がれ
る。
そして、前述の場合と同様にバキュームダクト2を前方
に移動して送り出すが、この際、エアシリンダ18の駆動
によって単板押圧機構10を前回の場合とは逆にローラシ
ャフト13が堆積単板1の後方側の間欠重合部に対応する
位置となるまで移動させ、最上部の次層の後端部を押圧
固定する。
以下、バキュームダクト2による端板1の送り出しとそ
れに同期した単板押圧機構10の移動のサイクルを繰返す
ことにより、端板1を一枚づつ確実に一定の間隔で送り
出すことができる。
尚、単板押圧機構10の移動構成は上記実施例に限るもの
ではなく、適宜変更可能なものである。
[発明の効果] 本発明に係る板状物の送出し機構に依れば、押圧部材が
堆積板状物の上面に沿って移動して前後の間欠重合端部
を押圧固定する為、単板端部が反っていた場合でも確実
に押圧固定することができ、重合送り出しを確実に防止
することができる。
更に、一つの吸引搬送手段によって送り出し駆動を行な
う為に構成が簡単であり、又、吸引搬送手段の送り出し
時に押圧手段が移動する為、送り出し間隔は単純に吸引
搬送手段に送り出し移動に依存し、板状物の送り出し間
隔を一定として合理的な送り出しが可能となるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る板状物の送り出し機構の一実施例
の概略構成を示す正面図、第2図はその平面図である。 1……単板(板状物) 2……バキュームダクト(吸着搬送手段) 10……単板押圧機構(押圧手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送方向に沿った前後端縁を交互にずらし
    て堆積された板状物を一枚づつ次工程に供給するために
    送り出すものであって、 前記堆積された板状物の上側に、この堆積された板状物
    の最上部に位置する板状物を吸着するために昇降可能
    に、且つ、前記吸着された板状物を次工程に供給するた
    めに前記板状物を吸着したまま前記搬送方向に往復移動
    可能として設けられた吸着搬送手段と、 前記堆積された板状物の最上部に位置する板状物の直下
    に位置する板状物の前後いずれかの端部であって、前記
    堆積された板状物の最上部に位置する板状物の直下に位
    置する板状物の更に直下に位置する板状物が重合しない
    側の端部を下方に押圧固定するための押圧手段と、 前記堆積された板状物の最上部に位置する板状物の直下
    に位置する板状物の前後いずれかの端部であって、前記
    堆積された板状物の最上部に位置する板状物の直下に位
    置する板状物の更に直下に位置する板状物が重合しない
    側の端部に前記押圧手段を往復移動させるための押圧手
    段移動手段と、 を有し、前記板状物を次工程に搬送するための前記吸着
    搬送手段の移動と同期して、前記押圧手段移動手段によ
    って前記押圧手段が、前記堆積された板状物の最上部に
    位置する板状物の直下に位置する板状物の前後いずれか
    の端部であって、前記堆積された板状物の最上部に位置
    する板状物の直下に位置する板状物の更に直下に位置す
    る板状物が重合しない側の端部を下方に押圧固定するた
    めに移動するよう構成したこと、を特徴とする板状物の
    送り出し機構。
JP15488790A 1990-06-13 1990-06-13 板状物の送り出し機構 Expired - Lifetime JPH0665571B2 (ja)

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