JPH0665467B2 - 側面研削用成形ホイールの製造方法 - Google Patents

側面研削用成形ホイールの製造方法

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JPH0665467B2
JPH0665467B2 JP2620988A JP2620988A JPH0665467B2 JP H0665467 B2 JPH0665467 B2 JP H0665467B2 JP 2620988 A JP2620988 A JP 2620988A JP 2620988 A JP2620988 A JP 2620988A JP H0665467 B2 JPH0665467 B2 JP H0665467B2
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JP
Japan
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heat
shrinkable tube
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base material
grinding
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JP2620988A
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JPH01199770A (ja
Inventor
博 岡嶋
Original Assignee
アミテック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、加工材の被研削側面を研削加工する側面研削
用成形ホイールの製造方法に関する。
<従来技術> 周縁に曲面などの複雑な形状の被研削側面を研削研磨加
工する場合に、従来は、サンディングベルトの内側に、
当該被研削側面に対応する踏圧面を備えた踏圧パッドを
配置し、該パッドを加工材側に押圧させ、サンディング
ベルトを加工材側に圧接させるようにして成るものが一
般であった。ところが、斯かる構成にあっては、緊張状
態にあるサンディングベルトに、踏圧パッドを押し付け
て、その踏圧面に倣わせて研削するものであるから、複
雑な曲面であると、その倣い作用が良好とならず、また
サンディングベルトの上下縁により被加工材の端縁部が
削り取られる等の欠点があった。
一方、これを改良するものとして、加工材の所要被研削
側面に倣った成型面を有する成形ホイールを形成し、そ
の成型面に、外面に砥粒層が形成されたサンディングペ
ーパーの小片を軸に沿って一枚ずつ張り合せて、研削面
を形成し、これを回転させながら、該研削面を加工材に
圧接するようにしたものもある。
ところが、斯かる構成にあっては、全周に、ペーパーを
均等に張り合せる必要があり、しかも、その摩耗時に
は、一枚づつ剥離してから、新しいサンディングベルト
の小片を再貼着する必要があり、作業性がきわめて悪い
ものであった。
本発明は、成形ホイールにより加工材を削成するものに
あって、前記成形ホイールの製造を容易に施し得る製造
方法の提供を目的とするものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、次の工程から成る側面研削用成形ホイールの
製造方法である。
a)所要の研削面の形状に倣った成型面を備えるロール
基材を形成する。
b)熱収縮チューブの外表面に砥粒層を形成する。
c)前記熱収縮チューブでロール基材を覆い、然る後
に、該熱収縮チューブを加熱処理して収縮させ、前記ロ
ール基材の成型面に密着させる。
<作用> 熱収縮チューブは、70℃乃至130℃の温度で急激に収縮
し、縮径する特性を有する。そこで、あらかじめ、所要
形状の成型面を作成したロール基材に、外周面に砥粒層
が形成された前記熱収縮チューブを被着し、これを加熱
することにより、該成型面に密着させ、これにより、周
面に研削面を備える成形ホイールを製造するようにした
ものである。
<実施例> 添付図面に従って本発明の一実施例を説明する。
第1図において、1は所要の加工材wの被研削側面fの
形状に倣った成型面2を備えるロール基材である。
このロール基材1は、例えば、芯金3に木材,ゴム,樹
脂材料,非金属または金属等の成形可能な材質から成る
基型4を外嵌し、所要加工材の雛形の側面に砥粒面が形
成されたサンディングペーパーを貼着し、該基型4を回
転しながら、砥粒面に圧接する等の手段により形成され
る。
前記ロール基材1は、加工の際に、被加工材の所要面と
の密着性を良好とするため、その表面に適度の弾性を付
与する必要がある場合には、合成ゴム、樹脂材料等で形
成する。または、第2図に示すように、硬質の芯材5aの
周面に合成ガム,スポンジ等の軟質材6を嵌着するか、
第3図に示すように、芯材5bの周面を所定形状に整形し
てから該周面に合成ゴム,スポンジ等の薄状小片7を軸
方向に沿って並列状に接着させる。
更に、後記する熱収縮チューブ10の密着後に、その摩耗
に伴って、これを剥離する場合に、該剥離を容易とする
ために、第4図に示すように、該ロール基材1の外周面
には、軸方向に沿う切込溝8を形成しても良い。この切
込溝8は、刃物を食い込まして、ロール基材1の成型面
2を損傷させることなく、熱収縮チューブ10の切断を可
能とするものである。
第5図は、熱収縮チューブ10を示し、その表面には砥粒
層11が形成される。該砥粒層11は同図に示すように、熱
収縮チューブ10の表面に接着剤12をあらかじめ塗着して
おいてから、砥粒13を外表面に吹き付けることにより形
成される。
前記熱収縮チューブ10は、軸方向に長く、このため、前
記ロール基材1の幅と略等しい長さで切断して後、これ
を、第1図イのように、ロール基材1に外嵌し、同図ロ
のように、加熱させて収縮させ、成型面2に密着させ
る。この加熱手段は、炉の中を通過させたり、温水内に
浸漬せさたり、または、火で焙る等の手段により施す。
前記熱収縮チューブ10は第6図に示すように、多数の孔
部14を設けるようにしても良い。この場合には、その研
削加工時に、研磨塵が、該孔部14内に逃げることができ
て、研削面21の目詰まりが減少する。また、その清浄作
業はエアー噴射により容易に施すことができる。
斯かる製造方法により、周面に研削面21が形成された成
形ホイール20が完成する。
この成形ホイール20は、第7図に示すように、芯金3に
連成した支軸3aを、駆動軸22に咬着させて木工機械の側
方に配置し、該送材路を走行する加工材wの被研削側面
fに回転させながら研削面21を圧接して、該被研削側面
fを研削する。
<発明の効果> 本発明は、上述のように、加工材wの被研削側面fに倣
った成型面2を備えるロール基材1を形成し、砥粒層11
が外周面に形成された熱収縮チューブ10で覆って、これ
を加熱し、該成型面2に密着させることにより成形ホイ
ール20を形成したものであるから、その研削面21の形成
を容易に施すことができ、かつ交換も容易であり、これ
により、踏圧パッドに代わる成形ホイール20を容易に製
造し得る優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はロール基材1に熱収縮チューブ10を被着する工
程を示す縦断側面図、第2,3図はロール基材1の構成例
を示す縦断側面図、第4図は切込溝8を備えたロール基
材1の斜視図、第5図は熱収縮チューブ10の加工を示す
一部縦断側面図、第6図は孔部14を備えた熱収縮チュー
ブ10の斜視図、第7図は成形ホイール20の組み付け状態
を示す側面図である。 1……ロール基材 2……成型面 8……切込溝 10……熱収縮チューブ 11……砥粒層 14……孔部 20……成形ホイール 21……研削面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の工程から成る側面研削用成形ホイール
    の製造方法 a)所要の研削面の形状に倣った成型面を備えるロール
    基材を形成する。 b)熱収縮チューブの外表面に砥粒層を形成する。 c)前記熱収縮チューブでロール基材を覆い、然る後
    に、該熱収縮チューブを加熱処理して収縮させ、前記ロ
    ール基材の成型面に密着させる。
JP2620988A 1988-02-05 1988-02-05 側面研削用成形ホイールの製造方法 Expired - Lifetime JPH0665467B2 (ja)

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JP2010131727A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Hironori Kawamura 研磨屑退避部分付き研磨具
CN110434719A (zh) * 2018-05-04 2019-11-12 广东利元亨智能装备有限公司 一种新型打磨部件及自动化打磨装置

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