JP3099299B2 - ゴルフクラブのグリップとその製造方法及び修理方法 - Google Patents

ゴルフクラブのグリップとその製造方法及び修理方法

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JP3099299B2
JP3099299B2 JP03250106A JP25010691A JP3099299B2 JP 3099299 B2 JP3099299 B2 JP 3099299B2 JP 03250106 A JP03250106 A JP 03250106A JP 25010691 A JP25010691 A JP 25010691A JP 3099299 B2 JP3099299 B2 JP 3099299B2
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grip
bag
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敬 黒川
敬一 黒川
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サン.フレックス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフクラブのグリップ
とその製造方法及び修理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフクラブのグリップの部分は使用者
が極めて強い力で把持するため、長時間の使用を待つこ
となく損傷し、使用に堪えなくなることがしばしばであ
る。グリップの部分以外のところが十分使用に堪え得て
も修理してそれを再度使用することなく遺棄することが
しばしばである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】痛み易いゴルフクラブ
の柄の部分にあるグリップの部分をその使用の過程で適
当な時期に簡単に修理して取り替えることにより新品同
然のゴルフクラブのグリップにすることを本発明の課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゴルフクラブ
の主軸部分のクラブヘッドから隔った端部に設けたグリ
ップの主軸部分の周囲に矩形或いはその他の所望の形状
のグリップに適した素材のグリップ形成部材を巻回し、
そのグリップ形成部材の周囲に熱収縮性樹脂製袋体をか
ぶせ、その袋体を加熱処理して十分収縮させて三層構造
にして把持に適した状態に形成させてなるゴルフクラブ
のグリップである。本発明はまた、ゴルフクラブの主軸
部分のクラブヘッドから隔った端部に設けたグリップの
主軸部分の周囲に矩形或いはその他の所望の形状のグリ
ップに適した素材のグリップ形成部材を巻回し、そのグ
リップ形成部材の周囲に熱収縮性樹脂製袋体をかぶせ、
さらにクラブヘッドの部分まで一つの袋体で包囲し、そ
の袋体を加熱処理して十分収縮させて三層構造にして把
持に適した状態に形成させてなるゴルフクラブのグリッ
プの製造方法である。本発明はまた、ゴルフクラブの主
軸部分のクラブヘッドの反対側の主軸端部の外周に、そ
の外周面を包み得る大きさと形状のグリップ部分に適し
た素材を巻回し、そのグリップ形成部材の周囲に熱収縮
性樹脂製袋体をかぶせ、さらにクラブヘッドの部分まで
一つの袋体で包囲し、その袋体を加熱処理して十分収縮
させて三層構造にしてグリップ部分を把持に適した状態
に形成させてなるゴルフクラブのグリップの修理方法で
ある。
【0005】
【作用】本発明のゴルフクラブのグリップ部分は、主軸
部分と、その外周に配設したグリップ形成構造体と、そ
の外周に配設した熱収縮性樹脂製層状構造体とからなる
三層構造体であって、グリップの主軸部分の外周にグリ
ップ形成構造体を巻回して添着し、その外部から熱収縮
性樹脂製の袋体で包んで加熱処理して十分に収縮させる
ことにより非常に簡単に上記の三層構造体を得ることが
できる。ある期間使用して損耗したグリップ部分を修理
する場合には、グリップの主軸部分を残して他の部分を
取りはずし、本発明の技術手段であるグリップの主軸部
分の外周にグリップ形成構造体を配設し、その外周に熱
収縮性樹脂製被覆体を密着させることにより極めて簡単
に新品同然の三層構造体を形成することができる。
【0006】
【実施例1】本発明は、ゴルフクラブの主軸部分のクラ
ブヘッドから隔った端部に設けたグリップの主軸部分1
の周囲に矩形或いはその他の所望の形状のグリップに適
した素材でなるグリップ形成部材2を巻回し、そのグリ
ップ形成部材2の周囲に熱収縮性樹脂製袋体3をかぶ
せ、さらに、クラブヘッドの部分まで一つの袋体で包囲
し、その袋体を加熱処理して十分収縮させて三層構造に
してなることによりグリップ部分を把持に適した状態に
形成させてなるゴルフクラブのグリップである。
【0007】
【実施例2】本発明は、ゴルフクラブの主軸部分のクラ
ブヘッドの反対側の主軸端部の外周に、その外周面を包
み得る大きさと形状のグリップ部分に適した素材でなる
グリップ形成部材を巻回し、そのグリップ形成部材の周
囲に熱収縮性樹脂製袋体3をかぶせ、さらにクラブヘッ
ドの部分まで一つの袋体で包囲し、その袋体を加熱処理
して十分収縮させて三層構造にしてなることによりグリ
ップ部分を把持に適した状態に形成させてなるゴルフク
ラブのグリップの製造方法である。製造工程は下記のよ
うになる。 巻回工程;グリップの主軸部分の外周面にグリップ形成
部材2を巻回する。 被覆工程;その外側を熱収縮性樹脂製袋体3によって被
覆する。 加熱工程;加熱処理により熱収縮性樹脂製袋体3が収縮
し、それによって内袋部材となるグリップ形成部材に強
く密着する。
【0008】
【実施例3】ある期間使用して損耗したグリップ部分を
修理する場合、グリップの主軸部分を残して他の部分を
取りはずす。その後、実施例2の製造工程を行うことに
よって修理する。
【0009】
【効果】本発明のゴルフクラブのグリップ部分は、その
主軸部分の外周面に、その外周面の輪郭を1枚の或いは
数枚の部材で巻回して埋め得るようにしたグリップ形成
部材を添着し、その外から熱収縮性樹脂膜による外装体
を密着させて包囲し保護できるようにしたので、簡単な
作業で精緻な構造のゴルフクラブを形成し得る。上記技
術は修理して再生させることに適しているが、新製品の
製造に適用することもできる。特に、ゴルフクラブの修
理再生にあたり、適切な刃物で外部から表面構造の熱収
縮性樹脂層をゴルフクラブの縦軸方向に切開し、その部
分を単に切り開くだけでグリップ形成部材をも主軸部分
から取り外すことができる。上記技術の製法により使い
勝手の良いゴルフクラブのグリップを得ることができる
とともに、使用頻度の高いグリップの主軸部分であるた
め短期間に損耗することになるが一般の市販のカッター
によりその被覆部分の熱収縮性樹脂製袋体を切断して簡
単に新しいグリップ形成部材に取り換え、その周囲を熱
収縮性樹脂製袋体によって包み加熱処理するだけで簡単
に新品の状態に修理して蘇生させることができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施したゴルフクラブのグリップの部分
の側面図である。
【図2】本発明を施したゴルフクラブのグリップの部分
の製作工程および修理工程を示した工程図である。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブのグリップの主軸部分 2 グリップ形成部材 3 熱収
縮性樹脂製袋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 53/14 B29C 63/42 A63B 49/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴルフクラブの主軸部分のクラブヘッドか
    ら隔った端部に設けたグリップの主軸部分の周囲に矩形
    或いはその他の所望の形状のグリップに適した素材のグ
    リップ形成部材を巻回し、そのグリップ形成部材の周囲
    に熱収縮性樹脂製袋体をかぶせ、その袋体を加熱処理し
    て十分収縮させて三層構造にして把持に適した状態に形
    成させてなるゴルフクラブのグリップ。
  2. 【請求項2】ゴルフクラブの主軸部分のクラブヘッドか
    ら隔った端部に設けたグリップの主軸部分の周囲に矩形
    或いはその他の所望の形状のグリップに適した素材のグ
    リップ形成部材を巻回し、そのグリップ形成部材の周囲
    に熱収縮性樹脂製袋体をかぶせ、さらにクラブヘッドの
    部分まで一つの袋体で包囲し、その袋体を加熱処理して
    十分収縮させて三層構造にして把持に適した状態に形成
    させてなるゴルフクラブのグリップの製造方法。
  3. 【請求項3】ゴルフクラブの主軸部分のクラブヘッドの
    反対側の主軸端部の外周に、その外周面を包み得る大き
    さと形状のグリップ部分に適した素材を巻回し、そのグ
    リップ形成部材の周囲に熱収縮性樹脂製袋体をかぶせ、
    さらにクラブヘッドの部分まで一つの袋体で包囲し、そ
    の袋体を加熱処理して十分収縮させて三層構造にしてグ
    リップ部分を把持に適した状態に形成させてなるゴルフ
    クラブのグリップの修理方法。
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