JPH0665375U - エレベーターの扉 - Google Patents
エレベーターの扉Info
- Publication number
- JPH0665375U JPH0665375U JP590193U JP590193U JPH0665375U JP H0665375 U JPH0665375 U JP H0665375U JP 590193 U JP590193 U JP 590193U JP 590193 U JP590193 U JP 590193U JP H0665375 U JPH0665375 U JP H0665375U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- decorative plate
- door
- elevator
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価でかつ容易にエレベーターを改修するこ
とのできるエレベーターの扉の提供。 【構成】 エレベーターの扉4を構成する本体パネル1
1の平面部12に、裏面に磁性シート18を両面テープ
で固定しかつその上部に貫通穴19を設けた化粧板17
を吸着させ、化粧板17の上下左右の端部周辺を額縁2
2,24,25,26によって本体パネル11に取外し
可能に固定し、化粧板17の貫通穴19を貫通する締結
具27を用いて額縁22と本体パネル11と化粧板17
を共に固定し、エレベーターの扉4を改修するときには
化粧板17のみを交換するようにした。
とのできるエレベーターの扉の提供。 【構成】 エレベーターの扉4を構成する本体パネル1
1の平面部12に、裏面に磁性シート18を両面テープ
で固定しかつその上部に貫通穴19を設けた化粧板17
を吸着させ、化粧板17の上下左右の端部周辺を額縁2
2,24,25,26によって本体パネル11に取外し
可能に固定し、化粧板17の貫通穴19を貫通する締結
具27を用いて額縁22と本体パネル11と化粧板17
を共に固定し、エレベーターの扉4を改修するときには
化粧板17のみを交換するようにした。
Description
【0001】
本考案はエレベーターの扉に係わり、特に、化粧板を用いて構成したエレベー ターの扉に関する。
【0002】
一般に、エレベーターは設置後の使用年数の経過と共に、意匠性が陳腐化して しまうため、特開昭53−116648号公報に記載のように、部分的に、例え ば、レール、敷居および出入口枠体等の固定部分を除く乗り場扉を、新しいデザ インが施された製品と交換することが提案されている。
【0003】
しかしながら従来のエレベーターの扉は、上述の如く新しいデザインの扉にす るとき各階床のもの全てと、その大部分を交換するため、改修が大掛かりで費用 も高くついてしまう。
【0004】 本考案の目的とするところは、安価で、かつ容易にエレベーターを改修するこ とのできるエレベーターの扉を提供するにある。
【0005】
本考案は上述の目的を達成するために、エレベーターの乗り場に立設する平面 部を有する本体パネルを備えたエレベーターの扉において、上記本体パネルに、 上記平面部にその裏面を磁気結合すると共に貫通穴を有する化粧板と、上記化粧 板の左右および上下端部周辺を上記平面部に取外し可能に固定する額縁とを設け 、これら額縁の少なくとも一つに上記化粧板の上記貫通穴を貫通して上記化粧板 を上記平面部に固定する締結具を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】 本考案によるエレベーターの扉は、上述の如く額縁と締結具とを取り外すと、 平面部と化粧板間は磁気結合によってのみ保持されることになり、この磁気結合 を解くことにより簡単に化粧板の着脱を行なうことができ、しかも化粧板のみを 交換するようにしたため安価にエレベーターを改修することができる。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面によって説明する。 図3および図4は本考案によるエレベーターの扉を採用した乗り場出入口の正 面図および側面図であり、図4に示すように乗り場1には三方枠2により出入口 3が形成され、この三方枠2の上部背面にはレール枠7が固定されている。この レール枠7には、図3および図4に示すようにレール8が支持固定されており、 このレール8上を転動するローラ6を有するハンガー5が扉4に固定され、ロー ラ6の転動によって扉4が開閉するように構成されている。扉4の下端部にはシ ュー9が取り付けられており、このシュー9を敷居10に沿って案内することに よって扉4が開閉する。
【0008】 図1および図2は本考案の一実施例によるエレベーターの扉を示す縦断面図お よび横断面図である。 扉4を構成する本体パネル11は、図2に示すように乗り場1の出入口3に立 設する基部となる平面部12と、平面部12の両側面に屈曲形成した戸当たり側 側面部13および戸袋側側面部14と、図1に示すように上下端部に設けた上部 金具15および下部金具16とを有して構成されている。本体パネル11の平面 部12には磁性層である磁石シート18を介して磁気吸着された化粧板17があ り、この化粧板17はその表面に模様塗装を施した例えば厚さ0.5mm程度の 鋼板で、またその裏面には上述の磁石シート18が両面接着テープで取り付けら れて構成されている。化粧板17は、本体パネル11の平面部12の上部に固定 される額縁22と、下部に固定される額縁24と、戸当たり側額縁25と、戸袋 側額縁26とで上下左右を保持されており、それぞれの額縁22,24,25お よび26は締結ボルト23によって本体パネル11の平面部12に取外し可能に 固定されている。これら額縁のうち少なくとも一つの額縁、望ましくは額縁22 に、化粧板17に設けられた貫通穴19に挿入されて額縁22と化粧板17と平 面部12をまとめて固定する締結具27が2本設けられて、化粧板17の脱落を 防止している。また本体パネル11には図1に示すようにゴム押さえ21によっ て戸当たりゴム20が固定されている。
【0009】 意匠を刷新するためにエレベーターの扉の改修を行なう場合は、まず、締結ボ ルト23を緩めて下部の額縁24、戸当たり側額縁25および戸袋側額縁26を 取り外し、また締結具27を緩めて上部の額縁22も取り外すと、化粧板17は 本体パネル11の平面部12に磁石シート18の磁力で吸着しているだけになり 、これを容易に離脱させることができる。化粧板17を取り外した後に、新たな 意匠を施し新品の化粧板を同様に平面部12に磁石シート18の磁力で吸着させ て再度組み込み、先に取り外した下部の額縁24、戸当たり部額縁25、戸袋部 額縁26および上部の額縁22を再び取り付けて、締結ボルト23および締結具 27によって新たな化粧板を固定してエレベーターの扉の改修を終了する。この ようなエレベーターの扉の改修によれば、扉全体を新たにすることなく軽微な化 粧板17の交換だけで良いため、複数枚の意匠の異なる化粧板17を予め用意し ておくなら、随時意匠を刷新することができる。
【0010】 尚、本実施例では、化粧板17として模様塗装を施した鋼板を用いたが、ステ ンレス板、鋼板あるいはアルミ板等を用いても良く、磁性体を用いるなら磁石シ ート18を平面部12に接着しても良い。
【0011】
以上説明したように本考案は、取外し可能な額縁を取り外すと、化粧板は単に 本体パネルの平面部に磁気結合されて保持されていることになり、意匠を変える ときにエレベーターの扉全体を新たにするのでなく、この化粧板のみを交換する ようにしたため、安価にしかも容易にエレベーターを改修することができ、また 化粧板を締結具によって本体パネルに固定したため、磁気結合した化粧板であっ てもずれることがない。
【図1】本考案の一実施例によるエレベーターの扉の縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図1に示したエレベーターの扉の横断面図であ
る。
る。
【図3】本考案の一実施例によるエレベーターの扉を採
用したエレベーターの乗り場出入口の正面図である。
用したエレベーターの乗り場出入口の正面図である。
【図4】図3に示したエレベーターの乗り場出入口の側
面図である。
面図である。
11 本体パネル 12 平面部 17 化粧板 18 磁性シート 19 貫通穴 22 上部額縁 23 締結ボルト 24 下部額縁 25 戸当たり側額縁 26 戸袋側額縁 27 締結具
フロントページの続き (72)考案者 斉藤 等 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベーターの乗り場に立設する平面部
を有する本体パネルから成るエレベーターの扉におい
て、上記本体パネルに、上記平面部にその裏面を磁気結
合すると共に貫通穴を有する化粧板と、上記化粧板の左
右および上下端部周辺を上記平面部に取外し可能に固定
する額縁とを設け、これら額縁の少なくとも一つに上記
化粧板の上記貫通穴を貫通して上記化粧板を上記平面部
に固定する締結具を設けたことを特徴とするエレベータ
ーの扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP590193U JPH0665375U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | エレベーターの扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP590193U JPH0665375U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | エレベーターの扉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0665375U true JPH0665375U (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=11623806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP590193U Pending JPH0665375U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | エレベーターの扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665375U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012512115A (ja) * | 2008-12-16 | 2012-05-31 | シク ユン、イル | エレベータードアのガラス板固定装置 |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP590193U patent/JPH0665375U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012512115A (ja) * | 2008-12-16 | 2012-05-31 | シク ユン、イル | エレベータードアのガラス板固定装置 |
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