JPH0665324U - バケットコンベア - Google Patents

バケットコンベア

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JPH0665324U
JPH0665324U JP1168693U JP1168693U JPH0665324U JP H0665324 U JPH0665324 U JP H0665324U JP 1168693 U JP1168693 U JP 1168693U JP 1168693 U JP1168693 U JP 1168693U JP H0665324 U JPH0665324 U JP H0665324U
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JP
Japan
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bucket
plate
bottom plate
bucket conveyor
granular material
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Application number
JP1168693U
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English (en)
Inventor
美房 松田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バケットコンベアのバケット本体の底部に粉
粒体剥離部材を設けることにより、泥土、粉鉱石等の粘
性粉粒体のバケットへの付着を阻止する。 【構成】 複数個のバケット(9)を取り付けてなるバ
ケットコンベアに於いて、前記バケットは背板(2)、
側板(4)、掻板(5)、底板(3)とからなる箱状体
をなし、前記底板に対応してバケット内に粉粒体剥離部
材(30)を配設固定してなることを特徴とするバケット
コンベア。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、泥土、粉鉱石、道路工事粉砕粒などの粘性粉粒体を有効に運搬す るバケットコンベアに関し、特にそのバケット容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
泥土、粉鉱石などの粘着性粉体の運搬に使用されるバケットコンベアは、これ ら粉粒体がバケットの底に付着してしまい、また長時間作業しているとますます 粉粒体が堆積し、効率的な作業が不可能となる欠点があった。その欠点を除去す るものとして、図6に示すごとく、無端ベルト1に固着されたバケット9Aは、 帯状の可撓性材料30Aが底板3を含む内壁面に湾曲して取付けられた構造のも のが既に提案されている。 係る構造により、バケット内に収容された粉粒体が底板上に堆積された状態で 無端ベルトによって輸送されるが、バケットがコンベアの最上点に達し反転して 迂回した際、輸送された粉粒体が底板に及ぼす荷重の作用方向を変化させ、それ に伴って底板は変形し、これに接する粉粒体を位置ズレ現象により剥離する如く したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この構造は確かに所望の効果は得られるものの、底板を構成する可撓性材料は 長尺物からなるので長期間使用には劣化が問題であり、また多少の粘性体等が付 着する可能性があり、使用後長時間放置しておくと、付着物が乾き次ぎに使用す る際、底板自体の屈曲の低下となる問題がある。また底板は長尺物からなるので 、コスト的にも難点がある。 本考案は、上記事情に基づいてなされたものであり、粘着性粉粒体の排出を好 適に行って作業効率等の低下を招かないバケットコンベアを提供することを目的 とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記の課題を解決するために、バケット本体の底部に粉粒体剥離部材 を設けることにより、或いは、底部を粉粒体剥離部材で構成することにより所望 の目的を達成したものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案のバケットコンベアの一実施例を図面により詳説する。 図1は、この考案のバケット容器を無端ベルトに取付け状態の縦断面図であり 、図2は図1の底面図を示すものである。 図に於いて、1は無端ベルトを示し、箱状体のバケット9が、図示してないが 適宜手段例えばボルト11等により固定されている。バケット自体は無端ベルト 1に固定される背板2、前記背板2の幅方向の両端部から直角方向にそれぞれ側 板4,4、さらに前面には掻板5が配設されている。7は底板で、この底板7に は開孔部12が透設されており、またこの底板7には粉粒体剥離部材として筒状 の弾性部材30がバケット内の幅方向に横設されかつ固着されている。この弾性 部材30は前記両側部4,4の内面に接する程度の長さの寸法が望ましく、外径 は背板2と掻板5の内面とに接する大きさが望ましい。この寸法は、粉粒体等が 収納された際、底板7にこぼれ落ちるのを防止するのに望ましいが、必らずしも その寸法に限られるものではなく、多少の逃げを防ぐ程度でも良い。 尚、弾性部材としては、耐腐食性を有したゴム材が適用されているが、他に筒 状体に設けることによって弾性力を有する部材、例えば鋼板等を利用することも できる。
【0006】 本考案はこのような構造からなっているので、使用にあたっては、粉粒体が収 容された段階で前記筒状弾性部材上に集積されてこの弾性部材を押圧するごとく のしかかるため、弾性部材は弾性変形された状態となる。バケットが移動して最 上点に達し反転すると、粉粒体の排出が始まるのに伴って前記弾性部材に対する 圧力が徐々に解除され、やがて前記弾性部材の反発する弾性力により収容された 粉粒体は一気に押し出され、バケット底部にとどまることなく剥離されかつ排出 されることとなる。また、多少の粉粒体は筒状体としての弾性部材と該弾性部材 が接する側面との隙間からバケット下部に漏れることもあるが、前記底板7の開 孔部12から外部へ排出され、バケット内にとどまらない。
【0007】 図3は、筒状弾性部材30の内部にに板バネ8を配置した上記実施例の変形例 であり、弾性部材として弾性力の弱い材料を使用した場合、または粉粒体等の重 量により弾性強度が弱い場合にそのバイアス力を上げるためのものである。図中 符号10はボルト等固定用穴部を示す。
【0008】 図4、図5は、本考案の他の実施例を示すもので、弾性部材が底板を兼ねたも ので、先の図1及び図2に示した第1実施例に於ける筒上の弾性部材にかわり、 略板状の弾性板31を粉粒体剥離部材として使用し、この弾性板31をバケット 内方に曲率面を有する如く、背板2と掻板5との間に底部として配設し、例えば ボルト11等で前記背板2および前記掻板5に固定した構造である。この方法に 於いても既述した第1実施例と全く同等の効果が得られるものである。
【0009】
【考案の効果】
以上詳述した如く、この考案のバケットは前記構造であるので所望の目的を得 ることが出来ると共に、粘着性粉粒体の排出に対して弾性力を利用した構造であ るから、剥離性が極めて高く、簡単な構造であるので、安価なバケットコンベア を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例によるバケットコンベアの要
部縦断面図である。
【図2】図1の底面図である。
【図3】本考案の変形例を示す断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す要部縦断面図であ
る。
【図5】図4の底面図である。
【図6】従来のバケットコンベアの一部を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 無端ベルト 2 背板 3 可撓性底板 4 側板 5 掻板 6 押え板 7 底板 8 板バネ 9 バケット 10 ボルト穴 11 穴部 12 開孔穴 30 弾性部材 31 弾性板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のバケットを取り付けてなるバケ
    ットコンベアに於いて、前記バケットは背板、側板、掻
    板、底板とからなる箱状体をなし、前記底板に対応して
    バケット内に粉粒体剥離部材を配設固定してなることを
    特徴とするバケットコンベア。
  2. 【請求項2】 前記底板に開孔部が透設されると共に、
    前記粉粒体剥離部材は筒状弾性部材からなる請求項1に
    記載のバケットコンベア。
JP1168693U 1993-02-23 1993-02-23 バケットコンベア Pending JPH0665324U (ja)

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JP1168693U JPH0665324U (ja) 1993-02-23 1993-02-23 バケットコンベア

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JP1168693U JPH0665324U (ja) 1993-02-23 1993-02-23 バケットコンベア

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JPH0665324U true JPH0665324U (ja) 1994-09-16

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ID=11784907

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JP1168693U Pending JPH0665324U (ja) 1993-02-23 1993-02-23 バケットコンベア

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528391A (ja) * 2012-08-02 2014-10-27 ハンイル インテレート マシーナリー カンパニー リミテッド 原料排出が容易な荷役装備用バケツ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59125377A (ja) * 1982-12-31 1984-07-19 井関農機株式会社 穀粒乾燥機におけるバ−ナの熱風制御装置
JPS6053587A (ja) * 1983-09-02 1985-03-27 Kyokado Eng Co Ltd 地盤注入用薬液

Patent Citations (2)

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