JPH0665210A - 2―フェニル複素環式化合物 - Google Patents

2―フェニル複素環式化合物

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JPH0665210A
JPH0665210A JP4215134A JP21513492A JPH0665210A JP H0665210 A JPH0665210 A JP H0665210A JP 4215134 A JP4215134 A JP 4215134A JP 21513492 A JP21513492 A JP 21513492A JP H0665210 A JPH0665210 A JP H0665210A
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雅弘 土本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な2―フェニルアゾール誘導体またはそ
の医薬上許容される塩を提供する。 【構成】 下記式(I) [式中、Aは酸素原子またはNR(ここでRは水素原子
またはC1-4 の低級アルキル基を表わす)を表わす。R
1 は水素原子、ニトロまたはシアノ基を表わし、R2
水素原子;無置換もしくは置換されたフェニルチオ基;
ヒドロキシ基;無置換もしくは置換されたC1-6 の低級
アルコキシ基;NR′R″(ここでR′,R″は無置換
もしくは置換されたC1-6 の低級アルキル基を表わす
か、あるいはR′とR″がそれらの結合する窒素原子と
一緒になって無置換もしくは置換された5―7員の異項
環を形成する原子団である);またはCOR3 (ここで
3は無置換もしくは置換されたアリール基である)で
示される基を表わす。ただしR1 とR2 は同時に水素原
子ではない。Xはヒドロキシ基または無置換もしくは置
換されたC1-6 の低級アルコキシ基を表わし、Yは水素
原子またはC1-4 の低級アルキル基を表わす]で示され
る2―フェニルアゾール誘導体またはその医薬上許容さ
れる塩、それらを含有する医薬組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2―フェニルアゾール誘
導体またはその医薬上許容される塩、それらを含有する
医薬組成物、及びそれらの医学的な使用に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】痛風は
高尿酸血症を基礎疾患とし、尿酸塩の析出に起因する急
性の関節炎、痛風結節及び尿路結石や腎の間質、血管病
変を主な症状とする人類特有で、成人男子に好発する疾
患である。
【0003】痛風の治療は、急性関節炎発症に対しては
コルヒチンや非ステロイド性の抗炎症剤が使用され、発
作の寛解後は高尿酸血症の改善療法が行われる。高尿酸
血症の治療薬は大別して尿酸排泄促進剤と尿酸合成阻害
剤に分けられ、疾患の態様や程度に応じて適宜選択され
うる。前者としてはプロベネシド、ベンズブロマロン等
が挙げられる。一方、後者としてヒポキサンチンの構造
異性体であるアロプリノールが古くから使われている。
このアロプリノールはキサンチンオキシダーゼ(XO
D)を阻害して、ヒポキサンチン、キサンチンからの尿
酸生成を抑え、血中の尿酸値を低下せしめる。この種の
酵素阻害剤はキサンチン誘導体を中心に広く研究されて
きたが、現在のところ薬効や安全性の面で満足しうる薬
物はなく、現在アロプリノールのみが治療に供されてい
るだけである。また、特開昭57―85379号公報、
同59―95272号公報にはイソチアゾール及びピラ
ゾール誘導体がキサンチンオキシダーゼを阻害し、哺乳
動物の血清尿酸レベルを低下させることが記されている
が、現在医薬品として臨床応用はなされていない。
【0004】一方、ヨーロッパ特許419944号(1
991)には、2―(3―シアノ、または3―ニトロフ
ェニル)オキサゾール―4,5―ジカルボン酸が記載さ
れ、またJournal of Chemical Society Perkin Trans
I, 1975年号、1326頁には、1―イソプロポキシ―2―
(3―ニトロフェニル)イミダゾール―4,5―ジカル
ボン酸が記載されている。しかしながら、これらの化合
物は、本発明の2―フェニルアゾール誘導体とは、その
4位のカルボキシル基の有無において全くその構造が相
違している。また、これらの化合物のXOD阻害作用、
尿酸低下作用についての記載や、本発明の化合物につい
ての示唆は全くなされていない。
【0005】ところで、XOD阻害作用、尿酸低下作用
を有する化合物として2―フェニルチアゾール誘導体
(WO92/09279号)が知られているが、これに
対し本発明の2―フェニルアゾール誘導体は、その母核
における複素環が全く相違している。
【0006】このような従来技術に鑑みて、新規な母核
を有するXOD阻害作用等を有する化合物を提供すべく
鋭意検討の結果、本発明者らは本発明に到達したもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は下記式
(I)
【0008】
【化2】
【0009】[式中、Aは酸素原子またはNR(ここで
Rは水素原子またはC1-4 の低級アルキル基を表わす)
を表わす。R1 は水素原子、ニトロまたはシアノ基を表
わし、R2 は水素原子;無置換もしくは置換されたフェ
ニルチオ基;ヒドロキシ基;無置換もしくは置換された
1-6 の低級アルコキシ基;NR′R″(ここでR′,
R″は無置換もしくは置換されたC1-6 の低級アルキル
基を表わすか、あるいはR′とR″がそれらの結合する
窒素原子と一緒になって無置換もしくは置換された5〜
7員の異項環を形成する原子団である)で示される基を
表わすか、あるいはR1 は水素原子を表わし、R2 はC
OR3 (ここでR3 は無置換もしくは置換されたアリー
ル基である)で示される基を表わす。Xはヒドロキシ基
または無置換もしくは置換されたC1-6 の低級アルコキ
シ基を表わし、Yは水素原子またはC1-6 の低級アルキ
ル基を表わす。]で示される2―フェニルアゾール誘導
体またはその医薬上許容される塩、かかる2―フェニル
アゾール誘導体またはその医薬上許容される塩と製薬上
許容される担体とからなる医薬組成物、及び痛風または
高尿酸血症の処置に有効な量の2―フェニルアゾール誘
導体またはその医薬上許容される塩を含んでなる医薬製
剤である。
【0010】本発明の前記式(I)で表わされる2―フ
ェニルアゾール誘導体において、Aは酸素原子またはN
R(ここでRは水素原子またはC1-4 の低級アルキル基
を表わす。かかるC1-4 の低級アルキル基としてはメチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基が挙げら
れる。
【0011】またR1 及びR2 は以下の組合せで表わさ
れる基を表わす。まず、R1 はニトロまたはシアノ基を
表わし、R2 は水素原子;無置換もしくは置換されたフ
ェニルチオ基;ヒドロキシ基;無置換もしくは置換され
たC1-6 の低級アルコキシ基;またはNR′R″(ここ
でR′,R″は無置換もしくは置換されたC1-6 の低級
アルキル基を表わすか、あるいはR′とR″がそれらの
結合する窒素原子と一緒になって無置換もしくは置換さ
れた5〜7員の異項環を形成する原子団である)で示さ
れる基を表わす。
【0012】ここでC1-6 の低級アルコキシ基として
は、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ
基、ブチルオキシ基、イソプロピルオキシ基、2,2―
ジメチルプロピルオキシ基、ペンチルオキシ基、イソペ
ンチルオキシ基、ネオペンチルオキシ基、ヘキシルオキ
シ基が挙げられる。
【0013】またC1-6 の低級アルキル基としては、例
えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基が挙げられる。
【0014】R′とR″がそれらの結合する窒素原子と
一緒になって形成する5〜7員の異項環としては、例え
ばピロリジニル基、ピペリジニル基、ホモピペリジニル
基、モルホリノ基が挙げられる。
【0015】ここでR2 のフェニルチオ基、C1-6 の低
級アルコキシ基、C1-6 の低級アルキル基の置換基とし
ては、その鎖状部分あるいは環状部分における置換基と
してC1-2 程度のアルキル基、ハロゲン化アルキル基、
アルキルオキシ基、水酸基、モノ若しくはジ置換アルキ
ルアミノ基、アミノ基、ニトロ基、ハロゲン原子(例え
ばフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)等が
挙げられる。なかでもハロゲン原子、メチル基、エチル
基等が好ましくあげられる。
【0016】かかるR2 の好適な具体例としては、水素
原子、フェニルチオ基、4―クロロフェニルチオ基、ヒ
ドロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ
基、ブチルオキシ基、イソプロピルオキシ基、2,2―
ジメチルプロピルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ジメチ
ルアミノ基、ジエチルアミノ基、ピロリジニル基、ピペ
リジニル基、モルホリノ基が挙げられる。
【0017】次に、R1 は水素原子を表わし、R2 はC
OR3 (ここでR3 は無置換もしくは置換されたアリー
ル基である)で示される基を表わす。かかるアリール基
としては、例えばフェニル、チエニル、ピリジル、フリ
ルが挙げられる。
【0018】またこのアリール基の置換基としては、例
えばメチル基、エチル基、フルオロ基、クロロ基、メト
キシ基、N,N―ジメチルアミノ基が挙げられる。
【0019】かかるR2 の好適な具体例としては、ベン
ゾイル基、4―メチルベンゾイル基、4―クロロベンゾ
イル基、4―フルオロベンゾイル基、4―メトキシベン
ゾイル基、4―N,N―ジメチルアミノ基等が挙げられ
る。
【0020】上記式(I)におけるXはヒドロキシ基ま
たは無置換もしくは置換されたC1- 6 の低級アルコキシ
基を表わすが、かかる無置換もしくは置換されたC1-6
の低級アルコキシ基の定義は、前記R2 における定義と
同じである。本発明のXの好適な具体例としては、ヒド
ロキシ基、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ
基、イソプロピルオキシ基が挙げられる。
【0021】またYは水素原子またはC1-6 の低級アル
キル基を表わすが、かかるC1-6 の低級アルキル基の定
義は、前記Rにおける定義と同じである。本発明のYの
好適な具体例としては、水素原子、メチル基が挙げられ
る。
【0022】本発明においては、Xがヒドロキシ基であ
るときカルボニル基と一体になってカルボキシル基を形
成し、後述のような例えばナトリウム、カリウム等非毒
性カチオンとの医薬上許容される塩を形成することがで
きる。
【0023】前記式(I)で示される2―アリールアゾ
ール誘導体は、ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイア
テイ(J. Chem. Soc)1953年版93頁に示される、コー
ンフォース(Cornforth )らの方法により合成すること
ができる。
【0024】具体的には、まず置換された安息香酸と、
2―クロロアシル酢酸エステルまたは2―クロロホルミ
ル酢酸エステルとを反応させ(2―アリールカルボニル
オキシ)アシル酢酸エステルまたは(2―アリールカル
ボニルオキシ)ホルミル酢酸エステルを得る。次いで反
応生成物を酢酸アンモニウム存在下、酢酸中で加熱する
ことにより、2―アリール―5―オキサゾールカルボン
酸エステルと2―アリール―5―イミダゾールカルボン
酸エステルの混合物を得られる。得られた混合物から両
化合物を適切な方法で分離して上記式(I)で表わされ
る本発明の2―フェニルアゾール誘導体が得られる。さ
らに必要に応じてイミダゾール誘導体を有機または無機
塩基条件下でアルキルハライドと反応させることによっ
て、本発明においてAがNRである場合の1―アルキル
―2―アリール―5―イミダゾールカルボン酸エステル
を得ることもできる。このようにして得られた本発明の
2―フェニルアゾール誘導体は、必要に応じて加水分解
によりカルボン酸に誘導することもできる。
【0025】かくして得られた2―フェニルアゾールカ
ルボン酸誘導体は必要に応じて製薬上許容される非毒性
カチオンとの塩に変換される。この種のカチオンとして
は、Na,Kのようなアルカリ金属カチオン、Mg、C
aのようなアルカリ土類金属カチオンのほかに通常使用
されるAl、Znのような金属カチオン、あるいは、ア
ンモニア、トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基が
挙げられる。また、上記式(I)で示される化合物が、
その分子中にアミノ基を有する場合、該当する酸付加塩
にも変換されうる。かかる酸としては塩酸、硫酸、硝酸
などの鉱酸、あるいは、酢酸、安息香酸、フマル酸、マ
レイン酸、メタンスルホン酸、トルエンスルホン酸など
の製薬上許容される有機基が挙げられる。
【0026】さらに、本発明で得られた化合物は、公知
の方法で例えば適当な賦形剤の製薬上許容される担体を
用いて医薬組成物とすることができる。そしてこの医薬
組成物を用いて軟カプセル剤、硬カプセル剤、錠剤、顆
粒剤、散剤、懸濁剤、液剤、シロップ剤等の経口剤、注
射剤、坐剤または外用剤として提供される。かかる賦形
剤としては植物油(例えばトウモロコシ油、綿実油、コ
コナッツ油、アーモンド油、落花生油、オリーブ油
等)、中鎖脂肪酸グリセライド油等の油状エステル、鉱
物油、トリカプリリン、トリアセチン等のグリセリンエ
ステル類、エタノール等のアルコール類、生理食塩水、
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ワセ
リン、動物油脂、セルロース誘導体(結晶セルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース、メチルセルロース)、ポリビニルピロ
リドン、デキストリン、乳糖、マンニトール、ソルビト
ール、デンプン等が挙げられる。
【0027】有効成分の投与量は、通常1〜500mg/
日/人程度で、好ましくは10〜300mg/日/人であ
り、このような条件を満足するように製剤するのが好ま
しい。
【0028】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
る。なお、カルボキシル基の水素の 1HNMRは観測さ
れないことがある。
【0029】
【実施例1】2―(4―イソプロポキシ―3―ニトロフェニル)―4
―メチル―5―オキサゾールカルボン酸 4―イソプロポキシ―3―ニトロ安息香酸()(1.
0g、4.4mmol)と2―クロロアセト酢酸エチル(7
40mg、4.6mmol)のDMF(10ml)溶液にナトリ
ウムヒドリド(60%、180mg、4.6mmol)を加
え、50℃に加熱し2時間攪拌した。
【0030】冷却後水洗し酢酸エチルで抽出した後、硫
酸マグネシウムで乾燥し濃縮した。得られた残留物をシ
リカゲルクロマトグラフィーで精製し(ヘキサン:酢酸
エチル=2:1)、1.08gの2―(4―イソプロポ
キシ―3―ニトロベンゾイルオキシ)アセト酢酸エチル
が得られた(3.1mmol)。(収率69%)。
【0031】この化合物(1.0g、2.8mmol)と酢
酸アンモニウム(1.3g)酢酸(6.0ml)の混合物
を105℃で2時間加熱した。冷却後水洗し酢酸エチル
で抽出した後、硫酸マグネシウムで乾燥し濃縮した。得
られた残留物をシリカゲルクロマトグラフィーで分離精
製し、2―(4―イソプロポキシ―3―ニトロフェニ
ル)―4―メチル―5―オキサゾールカルボン酸エチル
)(200mg、0.6mmol、21%)および、2―
(4―イソプロポキシ―3―ニトロフェニル)―4―メ
チル―5―イミダゾールカルボン酸エチル()(51
0mg、1.5mmol、54%)が得られた。
【0032】こうして得られた(120mg、0.36
mmol)をエタノール(3ml)と2規定水酸化ナトリウム
水溶液(2ml)の混合溶媒中で80℃に加熱し1時間攪
拌した。冷却後塩酸水溶液で中和し、析出した結晶を濾
過、乾燥し、さらにメタノール―エタノール系より再結
晶し、目的とする標記化合物(99mg、0.33mmol)
が得られた。(収率90%)。 mp226〜229℃1 H―NMR(DMSO―d6 )δ 1.36(d,J=6Hz,6H),2.45(s,3
H),4.94(m,J=6Hz,1H),7.55
(d,J=9Hz,1H),8.19(dd,J=2H
z,9Hz,1H),8.37(d,J=2Hz,1
H)
【0033】
【実施例2】2―(4―イソプロポキシ―3―ニトロフェニル)―
1,4―ジメチル―5―イミダゾールカルボン酸 実施例1で得られた(500mg、1.5mmol)とヨウ
化メチル(240mg、1.65mmol)および炭酸カリウ
ム(250mg、1.8mmol)の5mlDMF懸濁液を室温
で2時間攪拌した。水洗後、酢酸エチルで抽出した後、
硫酸マグネシウムで乾燥し濃縮した。得られた残留物を
シリカゲルクロマトグラフィーで分離精製し、2―(4
―イソプロポキシ―3―ニトロフェニル)―1,4―ジ
メチル―5―イミダゾールカルボン酸エチル(240m
g、0.69mmol)が得られた。(収率46%) この化合物(240mg、0.69mmol)をエタノール
(4ml)と2規定水酸化ナトリウム水溶液(4ml)の混
合溶媒中で80℃に加熱し1時間攪拌した。冷却後塩酸
水溶液で中和し、析出した結晶を濾過、乾燥し、さらに
メタノール―クロロホルム系より再結晶し、目的とする
標記化合物が得られた。(収率90%) mp207〜215℃1 H―NMR(DMSO―d6 )δ 1.34(d,J=6Hz,6H),2.41(s,3
H),3.84(s,3H),4.92(m,J=6H
z,1H),7.49(d,J=9Hz,1H),7.
89(dd,J=2Hz,9Hz,1H),8.09
(d,J=2Hz,1H)
【0034】
【実施例3】4―メチル―2―(3―ニトロ―4―ピロリジニルフェ
ニル)―5―オキサゾールカルボン酸 実施例1で用いたの代わりに、3―ニトロ―4―ピロ
リジニル安息香酸を用いて、標記化合物が得られた。
(収率26%) mp233〜237℃1 H―NMR(DMSO―d6 )δ 1.96(sbr,4H),2.43(s,3H),
3.27(sbr,4H),7.19(d,J=9H
z,1H),7.99(dd,J=2,9Hz,1
H),8.27(d,J=2Hz,1H)
【0035】
【実施例4】1,4―ジメチル―2―(3―ニトロ―4―ピロリジニ
ルフェニル)―5―イミダゾールカルボン酸 実施例1で用いたの代わりに、3―ニトロ―4―ピロ
リジニル安息香酸を用いて、の代わりに2―(3―ニ
トロ―4―ピロリジニルフェニル)―4―メチル―5―
イミダゾールカルボン酸エチルが得られ、さらに実施例
2に従い標記化合物が得られた。(総収率7%) mp192〜196℃1 H―NMR(DMSO―d6 )δ 1.99(sbr,4H),2.56(s,3H),
3.27(sbr,4H),3.93(s,3H),
7.25(d,J=9Hz,1H),7.81(dd,
J=2Hz,9Hz,1H),8.19(d,J=2H
z,1H)
【0036】
【実施例5】2―(4―イソブトキシ―3―ニトロフェニル)―4―
メチル―5―オキサゾールカルボン酸 実施例1で用いたの代わりに、4―イソブトキシ―3
―ニトロ安息香酸を用いて、標記化合物が得られた。
(収率15%) mp202〜210℃1 H―NMR(DMSO―d6 )δ 1.05(d,J=6Hz,6H),2.12(m,J
=6Hz,1H),2.49(s,3H),4.08
(d,J=6Hz,2H),7.57(d,J=9H
z,1H),8.26(dd,J=2Hz,9Hz,1
H),8.46(d,J=2Hz,1H)
【0037】
【実施例6】2―(4―(4―クロロフェニルチオ)―3―ニトロフ
ェニル)―4―メチル―5―イミダゾールカルボン酸 実施例1で用いたの代わりに、4―(4―クロロフェ
ニルチオ)―3―ニトロ安息香酸を用いて、の代わり
に2―(4―(4―クロロフェニルチオ)―3―ニトロ
フェニル)―4―メチル―5―イミダゾールカルボン酸
エチルが得られ、さらにエタノールと水酸化ナトリウム
の混合溶媒中で加水分解することで標記化合物が得られ
た。(総収率8%) mp204〜209℃1 H―NMR(DMSO―d6 )δ 2.50(s,3H),7.02(d,J=9Hz,1
H),7.67―7.69(m,4H),8.21(d
d,J=2Hz,9Hz,1H),8.95(d,J=
2Hz,1H)
【0038】
【実施例7】2―(4―(4―クロロフェニルチオ)―3―ニトロフ
ェニル)―1,4―ジメチル―5―イミダゾールカルボ
ン酸 実施例1で用いたの代わりに、4―(4―クロロフェ
ニルチオ)―3―ニトロ安息香酸を用いて、の代わり
に2―(4―(4―クロロフェニルチオ)―3―ニトロ
フェニル)―4―メチル―5―イミダゾールカルボン酸
エチルが得られ、さらに実施例2に従い標記化合物が得
られた。(総収率5%) mp215〜227℃1 H―NMR(DMSO―d6 )δ 2.40(s,3H),3.87(s,3H),6.9
7(d,J=9Hz,1H),7.62(d,J=9H
z,2H),7.68(d,J=9Hz,2H),7.
86(dd,J=2Hz,9Hz,1H),8.49
(d,J=2Hz,1H)
【0039】
【実施例8】2―(4―ベンゾイルフェニル)―4―メチル―5―オ
キサゾールカルボン酸 実施例1で用いたの代わりに、4―ベンゾイル安息香
酸を用いて、標記化合物が得られた。(総収率21%) mp243〜244℃1 H―NMR(DMSO―d6 )δ 2.49(s,3H),7.58(t,J=7.5H
z,2H),7.70(t,J=7.5Hz,1H),
7.78(d,J=7.5Hz,2H),7.90
(d,J=8.5Hz,2H),8.19(d,J=
8.5Hz,2H)
【0040】
【実施例9】2―(4―ベンゾイルフェニル)―4―メチル―5―イ
ミダゾールカルボン酸エチル(4) 実施例1で用いたの代わりに、4―ベンゾイル安息香
酸を用いて、の代わりに標記化合物が得られた。(総
収率15%) mp157〜164℃1 H―NMR(DMSO―d6 )δ 1.35(t,J=7Hz,3H),2.67(s,3
H),4.35(q,J=7Hz,2H),7.46
(t,J=7Hz,2H),7.59(t,J=7H
z,1H),7.72(d,J=7Hz,2H),7.
78(d,J=8Hz,2H),8.34(d,J=8
Hz,2H)
【0041】
【実施例10】2―(4―ベンゾイルフェニル)―1,4―ジメチル―
5―イミダゾールカルボン酸 実施例9で得られたから実施例2に従い標記化合物が
得られた。(総収率10%) mp238〜240℃1 H―NMR(DMSO―d6 )δ 2.45(s,3H),3.90(s,3H),7.5
7(t,J=7.5Hz,2H),7.69(t,J=
7.5Hz,1H),7.79(d,J=7.5Hz,
2H),7.89(s,4H)
【0042】
【実施例11】2―(3―シアノ―4―ヒドロキシフェニル)―4―メ
チル―5―オキサゾールカルボン酸エチル(6) 実施例1で用いたの代わりに、4―ヒドロキシ安息香
酸を用いて、の代わりに、2―(4―ヒドロキシフェ
ニル)―4―メチル―5―オキサゾールカルボン酸エチ
ルが得られ、さらにこの化合物(560mg、2.3mmo
l)に、ヘキサメチレンテトラミン(1.2g、8.6m
mol)、トリフルオロ酢酸(4ml)を加え85℃で30
時間加熱した。冷却後、水洗し酢酸エチルで抽出し、硫
酸マグネシウムで乾燥し、カラムクロマトグラフィーで
精製することで、2―(3―ホルミル―4―ヒドロキシ
フェニル)―4―メチル―5―オキサゾールカルボン酸
エチルが得られた(450mg、1.64mmol、72
%)。さらにこの化合物(450mg)、ヒドロキシルア
ミン塩酸塩(130mg、1.9mmol)、ギ酸ナトリウム
(180mg、2.6mmol)のギ酸(5ml)溶液を120
℃で4時間還流下加熱した。冷却後、水を加え生じた結
晶を濾過、乾燥し、メタノールより再結晶することで標
記化合物()が得られた(300mg、1.1mmol、6
9%)。 mp214〜217℃1 H―NMR(DMSO―d6 )δ 1.34(t,J=7Hz,3H),2.44(s,3
H),4.33(q,J=7Hz,2H),7.18
(d,J=9Hz,1H),8.10(dd,J=2H
z,1H),8.14(d,J=2Hz,1H)
【0043】
【実施例12】2―(3―シアノ―4―イソブトキシフェニル)―4―
メチル―5―オキサゾールカルボン酸エチル(7) 実施例11で得られた(100mg、0.36mmol)、
炭酸カリウム(190mg、1.4mmol)、臭化イソブチ
ル(200mg、1.4mmol)のDMF(1ml)懸濁液を
70℃に加熱し17時間攪拌した。冷却後、水洗し酢酸
エチルで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥し、カラムク
ロマトグラフィーで精製することで、標記化合物(
が得られた(88mg、0.27mmol、74%) mp140〜141℃1 H―NMR(CDCl3 )δ 1.09(d,J=7Hz,6H),1.42(t,J
=7Hz,3H),2.21(m,J=7Hz,1
H),2.53(s,3H),3.91(d,J=7H
z,2H),4.41(q,J=7Hz,2H),7.
04(d,J=9Hz,1H),8.25(dd,J=
2Hz,9Hz,1H),8.33(d,J=2Hz,
1H)
【0044】
【実施例13】2―(3―シアノ―4―イソブトキシフェニル)―4―
メチル―5―オキサゾールカルボン酸 実施例12で得られた(80mg、0.23mmol)をエ
タノール(1ml)、1規定水酸化ナトリウム(0.4m
l)の混合溶媒に加え、60℃で2時間加熱した。塩酸
水溶液で中和し、得られた結晶を濾過、乾燥し、標記化
合物が得られた(56mg、0.19mmol、82%) mp207〜211℃1 H―NMR(DMSO―d6 )δ 1.04(d,J=7Hz,6H),2.12(m,J
=7Hz,1H),2.44(s,3H),4.01
(d,J=7Hz,2H),7.40(d,J=9H
z,1H),8.20―8.25(m,2H)
【0045】
【実施例14】2―(3―シアノ―4―ヒドロキシフェニル)―4―メ
チル―5―オキサゾールカルボン酸エチル 実施例11で得られた(60mg、0.22mmol)をエ
タノール(1ml)、1規定水酸化ナトリウム(1ml)の
混合溶媒に加え、50℃で3時間加熱した。塩酸水溶液
で中和し、得られた結晶を濾過、乾燥し、標記化合物が
得られた(40mg、0.17mmol、75%) mp270℃〜decomp;1 H―NMR(DMSO―d6 )δ 2.50(s,3H),7.18(d,J=9Hz,1
H),8.09(dd,J=2Hz,9Hz,1H),
8.14(d,J=2Hz,1H)
【0046】
【薬理試験】
(1)試験化合物の調製 表1に記載したような前記実施例で得られた本発明の2
―フェニルアゾール誘導体を試験化合物とした。そして
試験化合物をジメチルスルホキサイドに溶解後、50m
Mリン酸緩衝液で希釈し、所定濃度の水溶液を調製し
た。
【0047】(2)測定方法 キサンチンオキシダーゼ(バターミルク由来、Sigma Ch
emical Company)3mUを含有させたpH7.4のリン
酸緩衝液3ml中に、キサンチン45mmole および種々の
濃度に調製した試験化合物を添加して37℃で反応さ
せ、日立分光光度計U―3200を用いて、尿酸生成に
基づくODat292nmの変化を経時的に測定し反応初
速度を求めた。
【0048】阻害率は下記の式により求めた。
【0049】
【数1】
【0050】(1)で調製した試験化合物の各々につい
て阻害率(%)を求め、その値から、キサンチンオキシ
ダーゼ(XOD)阻害のIC50値を算出した。その結果
を表1にまとめた。
【0051】
【表1】
【0052】
【製剤例】1錠が次の組成からなる錠剤を製造した。
【0053】 上記実施例化合物、乳糖およびジャガイモデンプンを混
合し、これをポリビニルピロリドンの20%エタノール
溶液で均等に湿潤させ、20nmメッシュのふるいを通
し、45℃で乾燥させ、かつ再び15nmメッシュを通
した。こうして得られた顆粒をステアリン酸マグネシウ
ムと混和して錠剤に圧縮した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 405/10 233 8829−4C 409/10 233 8829−4C 413/10 213 8829−4C 307 8829−4C 333 8829−4C (72)発明者 長田 良雄 東京都日野市旭が丘4丁目3番2号 帝人 株式会社東京研究センター内 (72)発明者 小森谷 恵司 東京都日野市旭が丘4丁目3番2号 帝人 株式会社東京研究センター内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(I) 【化1】 [式中、Aは酸素原子またはNR(ここでRは水素原子
    またはC1-4 の低級アルキル基を表わす)を表わす。R
    1 は水素原子、ニトロまたはシアノ基を表わし、R2
    水素原子;無置換もしくは置換されたフェニルチオ基;
    ヒドロキシ基;無置換もしくは置換されたC1-6 の低級
    アルコキシ基;NR′R″(ここでR′,R″は無置換
    もしくは置換されたC1-6 の低級アルキル基を表わす
    か、あるいはR′とR″がそれらの結合する窒素原子と
    一緒になって無置換もしくは置換された5〜7員の異項
    環を形成する原子団である);またはCOR3 (ここで
    3は無置換もしくは置換されたアリール基である)で
    示される基を表わす。ただしR1 とR2 は同時に水素原
    子ではない。Xはヒドロキシ基または無置換もしくは置
    換されたC1-6 の低級アルコキシ基を表わし、Yは水素
    原子またはC1-4 の低級アルキル基を表わす。]で示さ
    れる2―フェニルアゾール誘導体またはその医薬上許容
    される塩。
  2. 【請求項2】 R1 がニトロまたはシアノ基を表わし、
    2 は水素原子;無置換もしくは置換されたフェニルチ
    オ基;ヒドロキシ基;無置換もしくは置換されたC1-6
    の低級アルコキシ基;またはNR′R″(ここでR′,
    R″は無置換もしくは置換されたC1-6 の低級アルキル
    基を表わすか、あるいはR′とR″がそれらの結合する
    窒素原子と一緒になって無置換もしくは置換された5〜
    7員の異項環を形成する原子団である)で示される基を
    表わすか、あるいはR1 は水素原子を表わし、R2 はC
    OR3 (ここでR3 は無置換もしくは置換されたアリー
    ル基である)で示される基を表わす請求項1記載の2―
    フェニルアゾール誘導体またはその医薬上許容される
    塩。
  3. 【請求項3】 R1 がニトロまたはシアノ基であり、R
    2 が水素原子;無置換もしくは置換されたフェニルチオ
    基;ヒドロキシ基;無置換もしくは置換されたC1-6
    低級アルコキシ基;またはNR′R″(ここでR′,
    R″はそれらの結合する窒素原子と一緒になって無置換
    もしくは置換された5〜7員の異項環を形成する原子で
    ある)で示される基である請求項1記載の2―フェニル
    アゾール誘導体またはその医薬上許容される塩。
  4. 【請求項4】 R1 がニトロまたはシアノ基であり、R
    2 が無置換もしくは置換されたC1-6 の低級アルコキシ
    基;またはNR′R″(ここでR′,R″はそれらの結
    合する窒素原子と一緒になって無置換もしくは置換され
    た5〜7員の異項環を形成する原子である)で示される
    基である請求項3記載の2―フェニルアゾール誘導体ま
    たはその医薬上許容される塩。
  5. 【請求項5】 R1 が水素原子であり、R2 はCOR3
    (ここでR3 は無置換もしくは置換されたアリール基で
    ある)である請求項1記載の2―フェニルアゾール誘導
    体またはその医薬上許容される塩。
  6. 【請求項6】 R2 がCOR3 (ここでR3 はフェニル
    基である)である請求項5記載の2―フェニルアゾール
    誘導体またはその医薬上許容される塩。
  7. 【請求項7】 Aが酸素原子である請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の2―フェニルアゾール誘導体またはそ
    の医薬上許容される塩。
  8. 【請求項8】 AがNR(ここでRは上記式(I)の定
    義に同じ)である請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    2―フェニルアゾール誘導体またはその医薬上許容され
    る塩。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の2―フェニルアゾール誘
    導体またはその医薬上許容される塩と製薬上許容される
    担体とからなる医薬組成物。
  10. 【請求項10】 痛風または高尿酸血症の処置に有効な
    量の請求項1記載の2―フェニルアゾール誘導体または
    その医薬上許容される塩を含んでなる医薬製剤。
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