JPH066516Y2 - 発光ランプ装置 - Google Patents
発光ランプ装置Info
- Publication number
- JPH066516Y2 JPH066516Y2 JP1988027737U JP2773788U JPH066516Y2 JP H066516 Y2 JPH066516 Y2 JP H066516Y2 JP 1988027737 U JP1988027737 U JP 1988027737U JP 2773788 U JP2773788 U JP 2773788U JP H066516 Y2 JPH066516 Y2 JP H066516Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light emitting
- cover
- outer peripheral
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光源として、発光素子部を透明合成樹脂でモ
ールドして成る発光ダイオードを使用した発光ランプ装
置に関するものである。
ールドして成る発光ダイオードを使用した発光ランプ装
置に関するものである。
先行技術としての実開昭58−111956号公報は、
この種の発光ランプ装置として、第5図に示すように、
発光ダイオード1におけるモールド部1aを覆う透明体
製のカバー2に、前記モールド部1aにおける頭部に対
して密接被嵌する突部3を一体的に造形し、この突部3
の外周面に、光反射膜4を設けることによって、前記発
光ダイオード1における発光素子部1bからの光を、前
記カバー2の頂部に集光するようにした発光ランプ装置
を提案している。但し符号4は、ねじ込み口金を示す。
この種の発光ランプ装置として、第5図に示すように、
発光ダイオード1におけるモールド部1aを覆う透明体
製のカバー2に、前記モールド部1aにおける頭部に対
して密接被嵌する突部3を一体的に造形し、この突部3
の外周面に、光反射膜4を設けることによって、前記発
光ダイオード1における発光素子部1bからの光を、前
記カバー2の頂部に集光するようにした発光ランプ装置
を提案している。但し符号4は、ねじ込み口金を示す。
しかし、前記発光ダイオード1における発光素子部1b
からの光は、モールド部1aにおける頭部のみならず、
モールド部1aにおける外周面及び底面(リード線1
c,1dが突出する面)からも放射されるので、前記先
行技術のように、カバー2に一体的に造形した突部3
を、発光ダイオード1におけるモールド部1aの頭部の
みに密接被嵌する構成にしたのでは、モールド部1aの
外周面及び底面から放射される光を、カバー2の頂部に
集光することができず、モールド部1aの外周面及び底
面から放射される光は、総て光のロスになるから、光量
が少なくて、輝度が低いのであった。
からの光は、モールド部1aにおける頭部のみならず、
モールド部1aにおける外周面及び底面(リード線1
c,1dが突出する面)からも放射されるので、前記先
行技術のように、カバー2に一体的に造形した突部3
を、発光ダイオード1におけるモールド部1aの頭部の
みに密接被嵌する構成にしたのでは、モールド部1aの
外周面及び底面から放射される光を、カバー2の頂部に
集光することができず、モールド部1aの外周面及び底
面から放射される光は、総て光のロスになるから、光量
が少なくて、輝度が低いのであった。
また、前記先行技術のものは、突部3の外周面に、光反
射膜4を形成しなければならず、この光反射膜4を形成
することのために、複雑な工程を必要とするから、製造
コストが嵩むのであった。
射膜4を形成しなければならず、この光反射膜4を形成
することのために、複雑な工程を必要とするから、製造
コストが嵩むのであった。
本考案は、発光ダイオードにおけるモールド部の全表面
から放射される光の総てを、カバーにおける頂部に集光
できて、光量が多く、輝度の高い発光ランプ装置を、安
価に提供することを目的とするものである。
から放射される光の総てを、カバーにおける頂部に集光
できて、光量が多く、輝度の高い発光ランプ装置を、安
価に提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため本考案は、発光素子部を透明合
成樹脂にてモールドした発光ダイオードと、該発光ダイ
オードにおけるモールド部を覆う透明体製のカバーとか
ら成る発光ランプ装置において、前記カバー内には、前
記モールド部の頭部及び外周面の全体に対して密接被嵌
する突部を、当該突部の外周面とカバー内面との間に環
状の空間部を形成するように一体的に造形し、前記空間
部内に、光拡散剤を混入した合成樹脂製の光反射体を、
前記突部の外周面及び前記モールド部の底面に密接する
ように装着する構成にした。
成樹脂にてモールドした発光ダイオードと、該発光ダイ
オードにおけるモールド部を覆う透明体製のカバーとか
ら成る発光ランプ装置において、前記カバー内には、前
記モールド部の頭部及び外周面の全体に対して密接被嵌
する突部を、当該突部の外周面とカバー内面との間に環
状の空間部を形成するように一体的に造形し、前記空間
部内に、光拡散剤を混入した合成樹脂製の光反射体を、
前記突部の外周面及び前記モールド部の底面に密接する
ように装着する構成にした。
このように構成すると、発光ダイオードにおける発光素
子部で発光した光のうち、モールド部の外周面及び底面
から放射される光は、突部の外周面及びモールド部の底
面に密接する光反射体によって、総てカバーの頂部に向
かうように反射されることになり、換言すると、発光ダ
イオードにおける発光素子部で発光した光の総てを、カ
バーの頂部に集光することができるのである。
子部で発光した光のうち、モールド部の外周面及び底面
から放射される光は、突部の外周面及びモールド部の底
面に密接する光反射体によって、総てカバーの頂部に向
かうように反射されることになり、換言すると、発光ダ
イオードにおける発光素子部で発光した光の総てを、カ
バーの頂部に集光することができるのである。
従って本考案によると、ランプから放射される光量を多
くでき、輝度を増大することができ、しかも、カバー内
における突部の外側の空間部に、光反射体を装着するだ
けで良く、前記従来のように、突部の外周面に光反射膜
を形成する必要がなく、製造工程を短縮できるから、安
価に提供できる効果を有する。
くでき、輝度を増大することができ、しかも、カバー内
における突部の外側の空間部に、光反射体を装着するだ
けで良く、前記従来のように、突部の外周面に光反射膜
を形成する必要がなく、製造工程を短縮できるから、安
価に提供できる効果を有する。
以下本考案の実施例を図面について説明すると、図にお
いて符号11は、複数本のリード線11a,11bの先
端における発光素子部11cを透明な合成樹脂にてモー
ルド11dした発光ダイオードを、符号12は、前記発
光ダイオード11におけるモールド部11dを覆う透明
合成樹脂製のカバーを各々示す。
いて符号11は、複数本のリード線11a,11bの先
端における発光素子部11cを透明な合成樹脂にてモー
ルド11dした発光ダイオードを、符号12は、前記発
光ダイオード11におけるモールド部11dを覆う透明
合成樹脂製のカバーを各々示す。
前記カバー12内には、下向きに突出する突部13を、
当該突部13の外周面とカバー12の内面との間に環状
の空間部14を形成するようにして一体的に造形し、そ
の突部13には、前記発光ダイオード11におけるモー
ルド部11dの全体に密接被嵌する凹所15を設ける一
方、前記空間部14内に、予め光拡散剤(フィラー)を
混入して白色に着色した合成樹脂製の光反射体16を、
前記突部13の外周面13aと、発光ダイオード11に
おけるモールド部11dの底面11eとの両方に対して
密接するように装着した構成にする。
当該突部13の外周面とカバー12の内面との間に環状
の空間部14を形成するようにして一体的に造形し、そ
の突部13には、前記発光ダイオード11におけるモー
ルド部11dの全体に密接被嵌する凹所15を設ける一
方、前記空間部14内に、予め光拡散剤(フィラー)を
混入して白色に着色した合成樹脂製の光反射体16を、
前記突部13の外周面13aと、発光ダイオード11に
おけるモールド部11dの底面11eとの両方に対して
密接するように装着した構成にする。
すると、発光ダイオード11における発光素子部11c
で発光した光のうち、モールド部11dの外周面及び底
面11eから放射される光を、突部13の外周面13a
及びモールド部11dの底面11eに密接する光反射体
16によって、総てカバー12の頂部に向かうように反
射することができる。
で発光した光のうち、モールド部11dの外周面及び底
面11eから放射される光を、突部13の外周面13a
及びモールド部11dの底面11eに密接する光反射体
16によって、総てカバー12の頂部に向かうように反
射することができる。
そして、その製造に際しては、カバー12を、その内部
に突部13を一体的に造形した状態で射出成形し、その
内部に、発光ダイオード11を挿入したのち、空間部1
4内に、第3図に示すように、ノズル17から、予め光
拡散剤を混入した合成樹脂を液体の状態で注入して硬化
するようにすれば良いのである。
に突部13を一体的に造形した状態で射出成形し、その
内部に、発光ダイオード11を挿入したのち、空間部1
4内に、第3図に示すように、ノズル17から、予め光
拡散剤を混入した合成樹脂を液体の状態で注入して硬化
するようにすれば良いのである。
なお、前記カバー12の下部には、金属板製のねじ込み
口金(ソケット)18が取付けられ、前記発光ダイオー
ド11における両リード線11a,11bの一方のアノ
ードリード線11bは、前記ねじ込み口金18に接続さ
れ、他方のカソードリード線11aは、電流制限用の抵
抗体19を介して前記ねじ込み口金18の底面に設けた
アイレット端子20に接続されている。なお、本考案
は、前記図示の2端子型ダイオードに限らず、第4図に
示すように、3端子型ダイオードについても適用するこ
とができる。
口金(ソケット)18が取付けられ、前記発光ダイオー
ド11における両リード線11a,11bの一方のアノ
ードリード線11bは、前記ねじ込み口金18に接続さ
れ、他方のカソードリード線11aは、電流制限用の抵
抗体19を介して前記ねじ込み口金18の底面に設けた
アイレット端子20に接続されている。なお、本考案
は、前記図示の2端子型ダイオードに限らず、第4図に
示すように、3端子型ダイオードについても適用するこ
とができる。
第1図は本考案実施例の発光ランプ装置の縦断正面図、
第2図は分解した状態の断面図、第3図は組立て途中の
断面図、第4図は他の実施例を示す図、第5図は従来の
発光ランプ装置を示す断面図である。 11……発光ダイオード、11a,11b……リード
線、11c……発光素子部、11d……モールド部、1
2……カバー、13……突部、14……空間部、15…
…凹所、16……光反射体。
第2図は分解した状態の断面図、第3図は組立て途中の
断面図、第4図は他の実施例を示す図、第5図は従来の
発光ランプ装置を示す断面図である。 11……発光ダイオード、11a,11b……リード
線、11c……発光素子部、11d……モールド部、1
2……カバー、13……突部、14……空間部、15…
…凹所、16……光反射体。
Claims (1)
- 【請求項1】発光素子部を透明合成樹脂にてモールドし
た発光ダイオードと、該発光ダイオードにおけるモール
ド部を覆う透明体製のカバーとから成る発光ランプ装置
において、前記カバー内には、前記モールド部の頭部及
び外周面の全体に対して密接被嵌する突部を、当該突部
の外周面とカバー内面との間に環状の空間部を形成する
ように一体的に造形し、前記空間部内に、光拡散剤を混
入した合成樹脂製の光反射体を、前記突部の外周面及び
前記モールド部の底面に密接するように装着したことを
特徴とする発光ランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988027737U JPH066516Y2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 発光ランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988027737U JPH066516Y2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 発光ランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01130567U JPH01130567U (ja) | 1989-09-05 |
JPH066516Y2 true JPH066516Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31250488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988027737U Expired - Lifetime JPH066516Y2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 発光ランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066516Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4033300B2 (ja) * | 2003-06-09 | 2008-01-16 | ラボ・スフィア株式会社 | 光学媒体 |
-
1988
- 1988-03-02 JP JP1988027737U patent/JPH066516Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01130567U (ja) | 1989-09-05 |
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