JPH0665056A - 浴用剤組成物 - Google Patents
浴用剤組成物Info
- Publication number
- JPH0665056A JPH0665056A JP23761292A JP23761292A JPH0665056A JP H0665056 A JPH0665056 A JP H0665056A JP 23761292 A JP23761292 A JP 23761292A JP 23761292 A JP23761292 A JP 23761292A JP H0665056 A JPH0665056 A JP H0665056A
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- JP
- Japan
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- acid
- oil
- skin
- weight
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 効果の持続性がある浴用剤組成物の提供を目
的とする。 【構成】 アミノ基含有アルキル基を含有する有機ポリ
シロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体を含有する
ことを特徴とする浴用剤組成物。 【効果】 浴用時、皮膚に対してすべすべした感触を与
え、浴用後も皮膚にしっとり感を与え、かつ皮膚を摩擦
したとき、すべり感を与え、かつ、この効果の持続性が
大きい。又、水に分散性があまりよくない他の浴用剤成
分の水中における分散性をよくし、浴用剤の効果を上げ
る。
的とする。 【構成】 アミノ基含有アルキル基を含有する有機ポリ
シロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体を含有する
ことを特徴とする浴用剤組成物。 【効果】 浴用時、皮膚に対してすべすべした感触を与
え、浴用後も皮膚にしっとり感を与え、かつ皮膚を摩擦
したとき、すべり感を与え、かつ、この効果の持続性が
大きい。又、水に分散性があまりよくない他の浴用剤成
分の水中における分散性をよくし、浴用剤の効果を上げ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アミノ基含有アルキル
基を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレ
ン共重合体を含む浴用剤組成物に関する。
基を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレ
ン共重合体を含む浴用剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキ
レン共重合体を浴用剤に含有することにより、浴用時、
皮膚に対してすべすべした感触を与え、浴用後は皮膚に
しっとり感を与え、かつ皮膚を摩擦した時すべり感を与
えることが知られている。しかしながら、有機ポリシロ
キサン−ポリオキシアルキレン共重合体は、水溶性のた
めに皮膚になじまず上述の効果が充分には発揮されず、
また、汗などで簡単に洗い流されてしまうため効果の持
続が充分ではなかった。
レン共重合体を浴用剤に含有することにより、浴用時、
皮膚に対してすべすべした感触を与え、浴用後は皮膚に
しっとり感を与え、かつ皮膚を摩擦した時すべり感を与
えることが知られている。しかしながら、有機ポリシロ
キサン−ポリオキシアルキレン共重合体は、水溶性のた
めに皮膚になじまず上述の効果が充分には発揮されず、
また、汗などで簡単に洗い流されてしまうため効果の持
続が充分ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した欠
点を解決することを目的とし、浴用時、皮膚に対して充
分なすべすべした感触を与え、浴用後は皮膚に充分なし
っとり感を与え、かつ皮膚を摩擦した時充分なすべり感
を与え、かつこれらの効果の持続性にすぐれた浴用剤組
成物を与えることを課題とする。
点を解決することを目的とし、浴用時、皮膚に対して充
分なすべすべした感触を与え、浴用後は皮膚に充分なし
っとり感を与え、かつ皮膚を摩擦した時充分なすべり感
を与え、かつこれらの効果の持続性にすぐれた浴用剤組
成物を与えることを課題とする。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明者は、アミノ基含
有アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキ
シアルキレン共重合体を浴用剤組成物中に含むことによ
り、非常に良好な結果が得られることを見出だし、本発
明を完成させた。即ち、本発明は1分子中にアミノ基含
有アルキル基を1個以上含有する有機ポリシロキサン−
ポリオキシアルキレン共重合体を含有することを特徴と
する浴用剤組成物である。
有アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキ
シアルキレン共重合体を浴用剤組成物中に含むことによ
り、非常に良好な結果が得られることを見出だし、本発
明を完成させた。即ち、本発明は1分子中にアミノ基含
有アルキル基を1個以上含有する有機ポリシロキサン−
ポリオキシアルキレン共重合体を含有することを特徴と
する浴用剤組成物である。
【0005】本発明において、アミノ基含有アルキル基
を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン
共重合体は、分子内にポリシロキサン部分とポリオキシ
アルキレン部分を少なくとも1つ有する共重合体であ
り、浴用温度範囲(約35〜45℃)内で浴湯に溶解性
であるものである。ポリシロキサン部分とポリオキシア
ルキレン部分は、分子内において、交互に繰り返し結合
されていても、またポリシロキサン部分にペンダントと
してポリオキシアルキレン部分が結合されていてもよ
い。ポリオキシアルキレン部分はエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等から選択
されたモノマーを重合することにより得られ、エチレン
オキサイドが大部分を占め、浴湯に対する溶解性を阻害
しない範囲でプロピレンオキサイドやブチレンオキサイ
ドをランダムまたはブロック共重合させてもよい。浴用
温度範囲(約35〜45℃)内で浴湯に溶解しないと、
浴用剤成分がすみやかに浴湯中に分散せず、また、共重
合体自体が汚れの原因となったり、共重合体の皮膚に対
する効果が発現せず望ましくない。これら共重合体の具
体的な例としては以下のもの(化1、化2および化3)
を挙げることができるが、これに限定されるものではな
い:
を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン
共重合体は、分子内にポリシロキサン部分とポリオキシ
アルキレン部分を少なくとも1つ有する共重合体であ
り、浴用温度範囲(約35〜45℃)内で浴湯に溶解性
であるものである。ポリシロキサン部分とポリオキシア
ルキレン部分は、分子内において、交互に繰り返し結合
されていても、またポリシロキサン部分にペンダントと
してポリオキシアルキレン部分が結合されていてもよ
い。ポリオキシアルキレン部分はエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等から選択
されたモノマーを重合することにより得られ、エチレン
オキサイドが大部分を占め、浴湯に対する溶解性を阻害
しない範囲でプロピレンオキサイドやブチレンオキサイ
ドをランダムまたはブロック共重合させてもよい。浴用
温度範囲(約35〜45℃)内で浴湯に溶解しないと、
浴用剤成分がすみやかに浴湯中に分散せず、また、共重
合体自体が汚れの原因となったり、共重合体の皮膚に対
する効果が発現せず望ましくない。これら共重合体の具
体的な例としては以下のもの(化1、化2および化3)
を挙げることができるが、これに限定されるものではな
い:
【0006】
【化1】
【0007】(式中、aは0〜2000、bは1〜50
0、cは2〜6、dは3〜500、eは0〜500を表
し、Rは互いに独立して水素原子または脂肪族不飽和を
含まない1価の炭化水素から選択された基を表し、そし
てfは1〜30を表し、Xはアミノ基含有アルキル基を
表す)、
0、cは2〜6、dは3〜500、eは0〜500を表
し、Rは互いに独立して水素原子または脂肪族不飽和を
含まない1価の炭化水素から選択された基を表し、そし
てfは1〜30を表し、Xはアミノ基含有アルキル基を
表す)、
【0008】
【化2】
【0009】(式中、b、c、d、e、f、RおよびX
は上記定義と同じ意味を表す)、
は上記定義と同じ意味を表す)、
【化3】
【0010】(式中、R′は脂肪族不飽和を含まない1
価の炭化水素基を表し、n′は2〜4の整数であり、
a′は少なくとも4の整数であり、b′は少なくとも1
の整数であり、c′は少なくとも4の整数であり、d′
は少なくとも2の整数であり、Yは炭素−珪素結合によ
って隣接珪素原子にそして酸素原子によってポリオキシ
アルキレンブロックに結合している2価の有機基を表
し、Xは上記定義と同じ意味を表す)本発明において浴
用剤とは下記のものがあげられる。
価の炭化水素基を表し、n′は2〜4の整数であり、
a′は少なくとも4の整数であり、b′は少なくとも1
の整数であり、c′は少なくとも4の整数であり、d′
は少なくとも2の整数であり、Yは炭素−珪素結合によ
って隣接珪素原子にそして酸素原子によってポリオキシ
アルキレンブロックに結合している2価の有機基を表
し、Xは上記定義と同じ意味を表す)本発明において浴
用剤とは下記のものがあげられる。
【0011】(イ)油性成分を含有する浴用剤 人体の表面には適当量の油性成分が存在しており、保温
性、外傷からの保護、美観の付与等の役割を果している
が、入浴中に浴湯中に流出したり石けんで洗った際に多
量に失われたりするので、この油性成分の補給をするた
めの浴用剤であり、油性成分としては例えばスクワラ
ン、流動パラフィン、オリーブ油、ダイズ油、アーモン
ド油、落花生油、ヒマシ油、ヤシ油、パーム油、タート
ル油、ヌカ油、アボガド油、ミンク油、卵黄油、牛脂、
ラノリン、ホオバ油、ワセリン、ハッカ油、ジャスミン
油、ショウノウ油、ヒノキ油、トウヒ油、リュウ油、テ
レピン油、ケイヒ油、ベンガモット油、ショウブ油、ミ
カン油、ラベンダー油、パイン油、ベイ油、クローブ
油、ヒバ油、ユーカリ油、レモン油、バラ油、ライム
油、ペパーミント油、セージ油、ローズ油、メントー
ル、シネオール、シトラール、オイゲノール、シトロネ
ラール、ボルネオール、リナロール、カンファー、チモ
ール、リナロール、スピラントール、ピネン、リモネ
ン、テルペン化合物、イソプロピルミリステート、ミリ
スチルオクチルドデカノール、トリエチルヘキサン酸グ
リセリン、イソステアリルイソステアレート、リンゴ酸
ジイソステアリル、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノー
ル酸、リノレン酸、ラノリン酸、イソステアリン酸、ジ
メチルポリシロキサン油、ポリプロピレンオキシド−ジ
メチルポリシロキサン共重合体等が挙げられる。
性、外傷からの保護、美観の付与等の役割を果している
が、入浴中に浴湯中に流出したり石けんで洗った際に多
量に失われたりするので、この油性成分の補給をするた
めの浴用剤であり、油性成分としては例えばスクワラ
ン、流動パラフィン、オリーブ油、ダイズ油、アーモン
ド油、落花生油、ヒマシ油、ヤシ油、パーム油、タート
ル油、ヌカ油、アボガド油、ミンク油、卵黄油、牛脂、
ラノリン、ホオバ油、ワセリン、ハッカ油、ジャスミン
油、ショウノウ油、ヒノキ油、トウヒ油、リュウ油、テ
レピン油、ケイヒ油、ベンガモット油、ショウブ油、ミ
カン油、ラベンダー油、パイン油、ベイ油、クローブ
油、ヒバ油、ユーカリ油、レモン油、バラ油、ライム
油、ペパーミント油、セージ油、ローズ油、メントー
ル、シネオール、シトラール、オイゲノール、シトロネ
ラール、ボルネオール、リナロール、カンファー、チモ
ール、リナロール、スピラントール、ピネン、リモネ
ン、テルペン化合物、イソプロピルミリステート、ミリ
スチルオクチルドデカノール、トリエチルヘキサン酸グ
リセリン、イソステアリルイソステアレート、リンゴ酸
ジイソステアリル、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノー
ル酸、リノレン酸、ラノリン酸、イソステアリン酸、ジ
メチルポリシロキサン油、ポリプロピレンオキシド−ジ
メチルポリシロキサン共重合体等が挙げられる。
【0012】油性成分は浴湯中に数100ppm存在す
れば十分であり、油性成分100重量部に対して有機ポ
リシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体の量が1
ないし500重量部となる様に配合する。1重量部以下
であると、油性成分の種類によっては、浴湯中への分散
が悪くなり、500重量部以上配合しても分散効果は飽
和点に達し、経済性がなく望ましくない。また、上記共
重合体は油性成分100重量部に対して100ないし3
00重量部用いられるのが好ましい。
れば十分であり、油性成分100重量部に対して有機ポ
リシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体の量が1
ないし500重量部となる様に配合する。1重量部以下
であると、油性成分の種類によっては、浴湯中への分散
が悪くなり、500重量部以上配合しても分散効果は飽
和点に達し、経済性がなく望ましくない。また、上記共
重合体は油性成分100重量部に対して100ないし3
00重量部用いられるのが好ましい。
【0013】(ロ)固形浴用剤 浴用剤の成分である炭酸塩、硫酸塩、有機酸、香料、色
素、ビタミン類、油分、生薬、タンパク質分解酵素、界
面活性剤等をポリエチレングリコールをバインダーとし
て直径3〜5cm、厚さ1〜2cm位の円板状、または
一辺が3〜5cm、厚さ1〜2cm位の四角板状の固形
としたものであり、粉末状浴用剤、液状浴用剤と比較し
て、製造、包装、流通、販売段階でコストがかからず、
品質劣化も少ない浴用剤であり、上記浴用剤成分100
重量部に対して、アミノ基含有アルキル基を含有する有
機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体の量
が1〜400重量部となる様に配合する。1重量部以下
であると、皮膚に対する効果が十分でなく、400重量
部以上では経済性がない。又、固形浴用剤に用いるアミ
ノ基含有アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−ポ
リオキシアルキレン共重合体は融点が30℃以上で、か
つ浴用温度範囲内で浴湯に溶解性があることが必要条件
である。
素、ビタミン類、油分、生薬、タンパク質分解酵素、界
面活性剤等をポリエチレングリコールをバインダーとし
て直径3〜5cm、厚さ1〜2cm位の円板状、または
一辺が3〜5cm、厚さ1〜2cm位の四角板状の固形
としたものであり、粉末状浴用剤、液状浴用剤と比較し
て、製造、包装、流通、販売段階でコストがかからず、
品質劣化も少ない浴用剤であり、上記浴用剤成分100
重量部に対して、アミノ基含有アルキル基を含有する有
機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体の量
が1〜400重量部となる様に配合する。1重量部以下
であると、皮膚に対する効果が十分でなく、400重量
部以上では経済性がない。又、固形浴用剤に用いるアミ
ノ基含有アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−ポ
リオキシアルキレン共重合体は融点が30℃以上で、か
つ浴用温度範囲内で浴湯に溶解性があることが必要条件
である。
【0014】(ハ)発泡性浴用剤 炭酸塩と有機酸を配合したものであり、湯浴用水に溶解
する際に中和反応によって発生した炭酸ガスが人体の皮
膚表面を刺激し、毛細血管を拡張することにより人体の
新陳代謝を活発化させる効果がある。発泡性浴用剤成分
100重量部に対してアミノ基含有アルキル基を含有す
る有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体
の量を1〜20重量部配合する。1重量部以下であると
錠剤加工性、離型性、保安安定性、有機酸の浮き防止
性、泡立ち防止性等が発現せず、20重量部以上である
と経済性がなくなり望ましくない。
する際に中和反応によって発生した炭酸ガスが人体の皮
膚表面を刺激し、毛細血管を拡張することにより人体の
新陳代謝を活発化させる効果がある。発泡性浴用剤成分
100重量部に対してアミノ基含有アルキル基を含有す
る有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体
の量を1〜20重量部配合する。1重量部以下であると
錠剤加工性、離型性、保安安定性、有機酸の浮き防止
性、泡立ち防止性等が発現せず、20重量部以上である
と経済性がなくなり望ましくない。
【0015】(ニ)バブルバス浴用剤 バブルバス用浴用剤はバスタブ一面に広がるソフトな泡
の触感、真珠のように白く輝く泡の視感(白以外の色を
つけることもできる)、漂う芳香に対する嗅感、泡のは
じける音感等の相乗作用により、浴室に幻想的で豊かな
ムードをかもし出し、入浴者を心身ともにリラックスさ
せる効果があり、日本でも徐々に普及するようになって
きた浴用剤であり、起泡性界面活性剤を主成分とする。
の触感、真珠のように白く輝く泡の視感(白以外の色を
つけることもできる)、漂う芳香に対する嗅感、泡のは
じける音感等の相乗作用により、浴室に幻想的で豊かな
ムードをかもし出し、入浴者を心身ともにリラックスさ
せる効果があり、日本でも徐々に普及するようになって
きた浴用剤であり、起泡性界面活性剤を主成分とする。
【0016】起泡性界面活性剤100重量部に対してア
ミノ基含有アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−
ポリオキシアルキレン共重合体を1ないし200重量部
配合する。1重量部以下であると、起泡効果、泡安定化
効果、泡に対するボリュウム感付与効果、皮膚に対する
効果等を発現せず、逆に200重量部以上配合しても上
記効果は飽和点に達し経済性がなくなり、望ましくな
い。
ミノ基含有アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−
ポリオキシアルキレン共重合体を1ないし200重量部
配合する。1重量部以下であると、起泡効果、泡安定化
効果、泡に対するボリュウム感付与効果、皮膚に対する
効果等を発現せず、逆に200重量部以上配合しても上
記効果は飽和点に達し経済性がなくなり、望ましくな
い。
【0017】(ホ)乳湯状浴用剤 酸化チタン、亜鉛華、湯の華、コロイダル硫黄、カオリ
ン、タルク、滑石粉、酸化マグネシウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム等の無機顔料が
浴用剤に配合されたものであり、乳湯状であり保温性、
薬効性、美観性があり、浴用剤の中では特に好まれてい
るものである。
ン、タルク、滑石粉、酸化マグネシウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム等の無機顔料が
浴用剤に配合されたものであり、乳湯状であり保温性、
薬効性、美観性があり、浴用剤の中では特に好まれてい
るものである。
【0018】無機顔料100重量部に対して、アミノ基
含有アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−ポリオ
キシアルキレン共重合体を含浸させた水溶性高分子を1
ないし300重量部配合する。1重量部以下であると無
機顔料の湯中への分散が不十分となり沈澱を生じ、望ま
しくなく、300重量部以上では分散性能が飽和点に達
し経済的ではない。
含有アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−ポリオ
キシアルキレン共重合体を含浸させた水溶性高分子を1
ないし300重量部配合する。1重量部以下であると無
機顔料の湯中への分散が不十分となり沈澱を生じ、望ま
しくなく、300重量部以上では分散性能が飽和点に達
し経済的ではない。
【0019】(ヘ)バスソルト 水溶性無機塩類(炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、ホウ砂等)を主
剤とする浴用剤であり、保温効果、角質軟化効果、制菌
効果、疲労回復効果等がある。水溶性無機塩類100重
量部に対して、アミノ基含有アルキル基を含有する有機
ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体を1な
いし20重量部配合する。
ム、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、ホウ砂等)を主
剤とする浴用剤であり、保温効果、角質軟化効果、制菌
効果、疲労回復効果等がある。水溶性無機塩類100重
量部に対して、アミノ基含有アルキル基を含有する有機
ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体を1な
いし20重量部配合する。
【0020】1重量部以下であると、浴用時の皮膚に対
してすべすべした感触を与える効果も、浴用後の皮膚に
対するしっとり感および摩擦時のすべり感を与える効果
も発現せず、20重量部以上配合しても上記効果は飽和
点に達し、経済性がなく望ましくない。本発明において
は、通常浴用剤として使用される下記成分を任意の割合
で配合してもよい。
してすべすべした感触を与える効果も、浴用後の皮膚に
対するしっとり感および摩擦時のすべり感を与える効果
も発現せず、20重量部以上配合しても上記効果は飽和
点に達し、経済性がなく望ましくない。本発明において
は、通常浴用剤として使用される下記成分を任意の割合
で配合してもよい。
【0021】無機塩・無機酸の例:塩化ナトリウム、ヨ
ウ化カリウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、炭
酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリ
ウム、硫酸アルミニウム、硫化カリウム、硫酸カリウ
ム、ホウ酸、ホウ砂、無水ケイ酸、メタケイ酸、亜硫酸
ナトリウム、リン酸、リン酸水素ナトリウム、リン酸二
水素カリウム、ケイ酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウ
ム、リン酸水素カルシウム、リン酸ナトリウム等
ウ化カリウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、炭
酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリ
ウム、硫酸アルミニウム、硫化カリウム、硫酸カリウ
ム、ホウ酸、ホウ砂、無水ケイ酸、メタケイ酸、亜硫酸
ナトリウム、リン酸、リン酸水素ナトリウム、リン酸二
水素カリウム、ケイ酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウ
ム、リン酸水素カルシウム、リン酸ナトリウム等
【0022】無機顔料の例:酸化チタン、タルク、酸化
亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、カオリン、ゼオライト、ステアリン酸亜鉛、ステア
リン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、ラウ
リン酸亜鉛、湯の華、コロイダル硫黄、黒色酸化鉄、黄
色酸化鉄、赤色酸化鉄、群青、酸化クロム、カラミン等
亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、カオリン、ゼオライト、ステアリン酸亜鉛、ステア
リン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、ラウ
リン酸亜鉛、湯の華、コロイダル硫黄、黒色酸化鉄、黄
色酸化鉄、赤色酸化鉄、群青、酸化クロム、カラミン等
【0023】有機酸類の例:ギ酸、酢酸、プロピオン
酸、酪酸、吉草酸等の直鎖脂肪酸;シュウ酸、マロン
酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、
フマル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレ
フタル酸等のジカルボン酸;グルタミン酸、アスパラギ
ン酸等の酸性アミノ酸;グリコール酸、乳酸、ヒドロキ
シアクリル酸、α−オキシ酪酸、グリセリン酸、タルト
ロン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、サリチル酸、没
食子酸、マンデル酸、トロバ酸、アスコルビン酸、グル
コン酸等のオキシ酸;桂皮酸、安息香酸、フェニル酢
酸、ニコチン酸、カイニン酸、ソルビン酸、ピロリドン
カルボン酸、トリメリット酸、ベンゼンスルホン酸、ト
ルエンスルホン酸ならびにこれら有機酸の酸性塩
酸、酪酸、吉草酸等の直鎖脂肪酸;シュウ酸、マロン
酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、
フマル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレ
フタル酸等のジカルボン酸;グルタミン酸、アスパラギ
ン酸等の酸性アミノ酸;グリコール酸、乳酸、ヒドロキ
シアクリル酸、α−オキシ酪酸、グリセリン酸、タルト
ロン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、サリチル酸、没
食子酸、マンデル酸、トロバ酸、アスコルビン酸、グル
コン酸等のオキシ酸;桂皮酸、安息香酸、フェニル酢
酸、ニコチン酸、カイニン酸、ソルビン酸、ピロリドン
カルボン酸、トリメリット酸、ベンゼンスルホン酸、ト
ルエンスルホン酸ならびにこれら有機酸の酸性塩
【0024】油性成分の例:スクワラン、流動パラフィ
ン、オリーブ油、ダイズ油、アーモンド油、落花生油、
ヒマシ油、ヤシ油、パーム油、タートル油、ヌカ油、ア
ボカド油、ミンク油、卵黄油、牛脂、ラノリン、ホオバ
油、ワセリン、ハッカ油、ジャスミン油、ショウノウ
油、ヒノキ油、トウヒ油、リュウ油、テレピン油、ケイ
ヒ油、ベルガモット油、ショウブ油、ミカン油、ラベン
ダー油、パイン油、ベイ油、クローブ油、ヒバ油、ユー
カリ油、レモン油、バラ油、ライム油、ペパーミント
油、セージ油、ローズ油、メントール、シオネール、シ
トラール、オイゲノール、シトロネラール、ボルネオー
ル、リナロール、カンファー、チモール、スピラントー
ル、ピネン、リモネン、テルペン化合物、イソプロピル
ミリステート、ミリスチルオクチルドデカノール、トリ
エチルヘキサン酸グリセリン、イソステアリルイソステ
アレート、リンゴ酸ジイソステアリル、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、
オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ラノリン酸、イ
ソステアリン酸、ジメチルポリシロキサン油、ポリプロ
ピレンオキシド−ジメチルポリシロキサン共重合体等
ン、オリーブ油、ダイズ油、アーモンド油、落花生油、
ヒマシ油、ヤシ油、パーム油、タートル油、ヌカ油、ア
ボカド油、ミンク油、卵黄油、牛脂、ラノリン、ホオバ
油、ワセリン、ハッカ油、ジャスミン油、ショウノウ
油、ヒノキ油、トウヒ油、リュウ油、テレピン油、ケイ
ヒ油、ベルガモット油、ショウブ油、ミカン油、ラベン
ダー油、パイン油、ベイ油、クローブ油、ヒバ油、ユー
カリ油、レモン油、バラ油、ライム油、ペパーミント
油、セージ油、ローズ油、メントール、シオネール、シ
トラール、オイゲノール、シトロネラール、ボルネオー
ル、リナロール、カンファー、チモール、スピラントー
ル、ピネン、リモネン、テルペン化合物、イソプロピル
ミリステート、ミリスチルオクチルドデカノール、トリ
エチルヘキサン酸グリセリン、イソステアリルイソステ
アレート、リンゴ酸ジイソステアリル、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、
オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ラノリン酸、イ
ソステアリン酸、ジメチルポリシロキサン油、ポリプロ
ピレンオキシド−ジメチルポリシロキサン共重合体等
【0025】界面活性剤の例:アルキル硫酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ラウ
リン酸ジエタノールアミド、ポリエチレングリコールモ
ノステアレート等 アルコール類の例:エタノール、ステアリルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、セチルアルコール、ヘキ
サデシルアルコール、グリセリン、プロピレングリコー
ル、ソルビトール等
ム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ラウ
リン酸ジエタノールアミド、ポリエチレングリコールモ
ノステアレート等 アルコール類の例:エタノール、ステアリルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、セチルアルコール、ヘキ
サデシルアルコール、グリセリン、プロピレングリコー
ル、ソルビトール等
【0026】生薬類の例:ウイキョウ、オウバク、カミ
ツレ、ソウジュツ、ビャクジュツ、カノコソウ、ケイガ
イ、ケイヒ、紅花、芍薬、ショウキョウ、ショウブ、セ
ンキュウ、トウキ、ショウキョウ末、ニンジン、ハッカ
葉、オウゴン、サンシン、ブクリョウ、ドクカツ、ガイ
ヨウ、マツブサ、ジュウヤク、リュウノウ、サフラン、
チンピ、ガンピ末、メリッサ、ローズマリー、マロニエ
等
ツレ、ソウジュツ、ビャクジュツ、カノコソウ、ケイガ
イ、ケイヒ、紅花、芍薬、ショウキョウ、ショウブ、セ
ンキュウ、トウキ、ショウキョウ末、ニンジン、ハッカ
葉、オウゴン、サンシン、ブクリョウ、ドクカツ、ガイ
ヨウ、マツブサ、ジュウヤク、リュウノウ、サフラン、
チンピ、ガンピ末、メリッサ、ローズマリー、マロニエ
等
【0027】色素類の例:赤色2号、黄色4号、緑色3
号、青色1号、赤色213号、橙色205号、黄色20
2号の1、緑色204号、クロロフィル、リボフラビ
ン、アンナット、カンタキサンチン、クロシン、コチニ
ール、アントラキノン、ベニバナ等
号、青色1号、赤色213号、橙色205号、黄色20
2号の1、緑色204号、クロロフィル、リボフラビ
ン、アンナット、カンタキサンチン、クロシン、コチニ
ール、アントラキノン、ベニバナ等
【0028】酵素の例:プロテアーゼ、リパーゼ、アミ
ラーゼ、セルラーゼ等。
ラーゼ、セルラーゼ等。
【0029】水溶性高分子の例:ポリビニルアルコー
ル、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ソー
ダ、ポリビニルメチルエーテル、ポリエチレンオキシ
ド、有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合
体、アルギン酸ソーダ等。
ル、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ソー
ダ、ポリビニルメチルエーテル、ポリエチレンオキシ
ド、有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合
体、アルギン酸ソーダ等。
【0030】本発明の浴用剤組成物には、上記の成分の
他に、ビタミン類、海草エキス、植物エキス、有機ポリ
シロキサン等を配合してもよい。
他に、ビタミン類、海草エキス、植物エキス、有機ポリ
シロキサン等を配合してもよい。
【0031】
【実施例】次に実施例に基づいて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はなく、本発明の技術的思想を体現するものは本発明の
範囲内に包含される。1分子中にアミノ基含有アルキル
基を1個以上含有する有機ポリシロキサン−ポリオキシ
アルキレン共重合体の製造
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はなく、本発明の技術的思想を体現するものは本発明の
範囲内に包含される。1分子中にアミノ基含有アルキル
基を1個以上含有する有機ポリシロキサン−ポリオキシ
アルキレン共重合体の製造
【0032】合成例1 機械的撹拌機、凝縮器、温度計および窒素送入入口を備
えた1000mlの3つ口フラスコ中に、アリルポリエ
ーテル(CH2 =CH−CH2 O(C2 H4 O)18(C
3 H6 O)20CH3 )94g、トルエン350g、クロ
ム白金酸としてPt20ppmを入れた。この混合物
に、温度を80〜100℃に維持するような速度でヒド
ロメチルジメチルポリシロキサン(Me3 SiO(Me
2 SiO)100 (MeSiHO)13SiMe3 )27g
を徐々に添加した。この反応の終了はSiHに対するA
gNO3 試験が負になることで判定した。次いで反応混
合物をNaHCO3 で中和し、濾過し、回転式蒸発装置
により50℃/1mmHgで溶媒を除去した後、111
gの下記の反復単位を持つ分子量35,000の次式
(化4)の有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン
ブロック共重合体を得た。
えた1000mlの3つ口フラスコ中に、アリルポリエ
ーテル(CH2 =CH−CH2 O(C2 H4 O)18(C
3 H6 O)20CH3 )94g、トルエン350g、クロ
ム白金酸としてPt20ppmを入れた。この混合物
に、温度を80〜100℃に維持するような速度でヒド
ロメチルジメチルポリシロキサン(Me3 SiO(Me
2 SiO)100 (MeSiHO)13SiMe3 )27g
を徐々に添加した。この反応の終了はSiHに対するA
gNO3 試験が負になることで判定した。次いで反応混
合物をNaHCO3 で中和し、濾過し、回転式蒸発装置
により50℃/1mmHgで溶媒を除去した後、111
gの下記の反復単位を持つ分子量35,000の次式
(化4)の有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン
ブロック共重合体を得た。
【0033】
【化4】
【0034】次に、同じ装置中に、この有機ポリシロキ
サン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体全量(1
11g)、トルエン350g、次式(化5)の環状アミ
ノ変成ポリシロキサン1.5g、
サン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体全量(1
11g)、トルエン350g、次式(化5)の環状アミ
ノ変成ポリシロキサン1.5g、
【0035】
【化5】
【0036】TMAH(テトラメチルアンモニウムハイ
ドロキサイド)500ppmを入れた。この混合物を、
温度80〜100℃に維持して7時間反応させた後、1
40〜150℃/1mmHgでTMAHを分解除去する
とともに溶媒を除去した後、105gの下記の反復単位
を持つ分子量35,000の次式(化6)のアミノ基含
有アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキ
シアルキレン共重合体を得た。
ドロキサイド)500ppmを入れた。この混合物を、
温度80〜100℃に維持して7時間反応させた後、1
40〜150℃/1mmHgでTMAHを分解除去する
とともに溶媒を除去した後、105gの下記の反復単位
を持つ分子量35,000の次式(化6)のアミノ基含
有アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキ
シアルキレン共重合体を得た。
【0037】
【化6】
【0038】合成例2 ジメタアリルポリエーテル(CH2 =C(CH3 )CH
2 O(C2 H4 O)18(C3 H6 O)20CH2 C(CH
3 )=CH2 )120gとジヒドロポリジメチルシロキ
サン(HMe2 SiO(Me2 SiO)15SiMe
2 H)68gと、トルエン330g、プラチナ系付加触
媒を白金として20ppmを用い、174gの分子量7
1,000の線状ポリシロキサン−ポリオキシアルキレ
ンブロック共重合体を得た後、さらにトルエン350
g、次式(化7)の環状アミノ変性ポリシロキサン1.
2g、
2 O(C2 H4 O)18(C3 H6 O)20CH2 C(CH
3 )=CH2 )120gとジヒドロポリジメチルシロキ
サン(HMe2 SiO(Me2 SiO)15SiMe
2 H)68gと、トルエン330g、プラチナ系付加触
媒を白金として20ppmを用い、174gの分子量7
1,000の線状ポリシロキサン−ポリオキシアルキレ
ンブロック共重合体を得た後、さらにトルエン350
g、次式(化7)の環状アミノ変性ポリシロキサン1.
2g、
【0039】
【化7】
【0040】TMAH500ppmを用い、実施例1と
同様な実験を行った。165gの次式(化8)の反復単
位を持つ分子量72,000のアミノ基含有アルキル基
を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン
共重合体を得た。
同様な実験を行った。165gの次式(化8)の反復単
位を持つ分子量72,000のアミノ基含有アルキル基
を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン
共重合体を得た。
【0041】
【化8】
【0042】合成例3 アリルポリエーテル(CH2 =CHCH2 O(C2 H4
O)10CH3 )155gとジヒドロポリジメチルシロキ
サン(HMe2 SiO(Me2 SiO)8 SiMe
2 H)100gと、トルエン350g、プラチナ系付加
触媒を白金として20ppmを用い、229gの分子量
1750の有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン
ブロック共重合体を得た後、さらにトルエン350g、
次式(化9)の環状アミノ変性ポリシロキサン21g、
O)10CH3 )155gとジヒドロポリジメチルシロキ
サン(HMe2 SiO(Me2 SiO)8 SiMe
2 H)100gと、トルエン350g、プラチナ系付加
触媒を白金として20ppmを用い、229gの分子量
1750の有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン
ブロック共重合体を得た後、さらにトルエン350g、
次式(化9)の環状アミノ変性ポリシロキサン21g、
【0043】
【化9】
【0044】TMAH500ppmを用い、実施例1と
同様な実験を行った。238gの次式(化10)の反復
単位を持つ分子量1910のアミノ基含有アルキル基を
含有する有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共
重合体を得た。
同様な実験を行った。238gの次式(化10)の反復
単位を持つ分子量1910のアミノ基含有アルキル基を
含有する有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共
重合体を得た。
【0045】
【化10】
【0046】実施例1 硫酸ナトリウム45重量部、炭酸水素ナトリウム45重
量部、ホウ砂2重量部、合成例1で製造したアミノ基含
有アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキ
シアルキレン共重合体6重量部、色素(緑色3号)2重
量部、香料(ジャスミン)0.5重量部、および蒸留水
100重量部を混合し、80℃で水分を蒸発させ、固形
物を得た後、それをボールミルで粉砕して平均粒子径
0.2ないし5μの範囲の微粉体を得た。 評価 上記微粉体50gを40℃に設定した200リットルの
温水中に投入したところ、均一な緑色の浴湯が得られ
た。浴用時、皮膚に対してすべすべした感触を与え、浴
用後は、皮膚にしっとりした感じおよび皮膚を摩擦した
際のすべり感を与えた。
量部、ホウ砂2重量部、合成例1で製造したアミノ基含
有アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキ
シアルキレン共重合体6重量部、色素(緑色3号)2重
量部、香料(ジャスミン)0.5重量部、および蒸留水
100重量部を混合し、80℃で水分を蒸発させ、固形
物を得た後、それをボールミルで粉砕して平均粒子径
0.2ないし5μの範囲の微粉体を得た。 評価 上記微粉体50gを40℃に設定した200リットルの
温水中に投入したところ、均一な緑色の浴湯が得られ
た。浴用時、皮膚に対してすべすべした感触を与え、浴
用後は、皮膚にしっとりした感じおよび皮膚を摩擦した
際のすべり感を与えた。
【0047】比較例1 合成例1で製造した中間体である有機ポリシロキサン−
ポリオキシアルキレン共重合体を使用した以外は実施例
1と同様な実験を行った。 評価 実施例1の結果と比較し浴用後の皮膚に対するしっとり
感および皮膚を摩擦した際のすべり感がかなり劣ってい
た。
ポリオキシアルキレン共重合体を使用した以外は実施例
1と同様な実験を行った。 評価 実施例1の結果と比較し浴用後の皮膚に対するしっとり
感および皮膚を摩擦した際のすべり感がかなり劣ってい
た。
【0048】実施例2 下記の組成: 炭酸水素ナトリウム 50重量% フマル酸 40重量% 合成例2のアミノ基含有アルキル基を含有する有機ポリ シロキサン−ポリオキシアルキルキレン共重合体 5重量% 色素(クロロフィル) 0.5重量% 香料(ジャスミン系) 0.1重量% 硫酸ナトリウム 4.4重量% からなる発泡性浴用剤を製造し、これを用いて以下の評
価を行った。 評価 ・成形性:直径5cm、高さ1cmの円盤状の発泡性浴
用剤を金型中で圧縮成形により成形した。表面光沢があ
り、表面のきれいな錠剤が得られた。また、金型からの
離型性が良好で、金型に原料が残存することはなかっ
た。 ・保存性:金型ラミネートフィルム中に上記錠剤を入れ
ヒートシールを行い、湿度90%、温度40℃のテスト
チャンバーに入れ、30日間放置後取り出したが、水分
による影響は全くなく、炭酸ガスの発生も全く認められ
なかった。 ・有機酸の浮き防止性:200リットルの浴槽に発泡性
浴用剤を0.01%水溶液となるように投入し、フマル
酸の浮きを観察したが、全く認められなかった。 ・泡立ち防止性:200リットルの浴槽に発泡性浴用剤
を0.01%水溶液となるように投入し、泡立ちを観察
したが、全く認められなかった。 ・分散性:発泡性浴用剤の各成分は均一に浴用水中に分
散し、沈澱物は認められなかった。 ・入浴後の皮膚感:皮膚にしっとりした感じを与え、乾
燥肌や荒れた肌に対し効果があり、皮膚を摩擦すると心
地よいすべり感が感じられた。
価を行った。 評価 ・成形性:直径5cm、高さ1cmの円盤状の発泡性浴
用剤を金型中で圧縮成形により成形した。表面光沢があ
り、表面のきれいな錠剤が得られた。また、金型からの
離型性が良好で、金型に原料が残存することはなかっ
た。 ・保存性:金型ラミネートフィルム中に上記錠剤を入れ
ヒートシールを行い、湿度90%、温度40℃のテスト
チャンバーに入れ、30日間放置後取り出したが、水分
による影響は全くなく、炭酸ガスの発生も全く認められ
なかった。 ・有機酸の浮き防止性:200リットルの浴槽に発泡性
浴用剤を0.01%水溶液となるように投入し、フマル
酸の浮きを観察したが、全く認められなかった。 ・泡立ち防止性:200リットルの浴槽に発泡性浴用剤
を0.01%水溶液となるように投入し、泡立ちを観察
したが、全く認められなかった。 ・分散性:発泡性浴用剤の各成分は均一に浴用水中に分
散し、沈澱物は認められなかった。 ・入浴後の皮膚感:皮膚にしっとりした感じを与え、乾
燥肌や荒れた肌に対し効果があり、皮膚を摩擦すると心
地よいすべり感が感じられた。
【0049】比較例2 合成例2で製造した中間体である有機ポリシロキサン−
ポリオキシアルキレン共重合体を使用した以外は、実施
例2と同様な実験を行った。 評価 実施例2の結果と比較し、浴用後の皮膚に対するしっと
り感および皮膚を摩擦した際のすべり感がかなり劣って
いた。
ポリオキシアルキレン共重合体を使用した以外は、実施
例2と同様な実験を行った。 評価 実施例2の結果と比較し、浴用後の皮膚に対するしっと
り感および皮膚を摩擦した際のすべり感がかなり劣って
いた。
【0050】実施例3 蒸留水100重量部に合成例3で製造したアミノ基含有
アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキシ
アルキレン共重合体を20重量部添加し、50℃で10
分間撹拌し、均一な溶液を得た。この溶液に50重量部
の酸化チタン粉末を撹拌しながら添加した。これを70
℃の乾燥機に入れ、水分を蒸発させて乾燥した。乾燥物
をボールミルで粉砕し、平均粒径0.1ないし10μの
範囲の粒径の上記共重合体被覆の酸化チタン粒(酸化チ
タン乳濁剤)を得た。これを利用して下記の組成: 炭酸水素ナトリウム 50重量% 硫酸ナトリウム 30重量% 塩化ナトリウム 10重量% 酸化チタン乳濁剤 9.0重量% 香料(ジャスミン系) 0.5重量% ケイヒ粉末 0.5重量% からなる乳濁状浴用剤を製造し、該浴用剤について以下
の評価を行った。 評価 本浴用剤20gを40℃に設定した180リットルの湯
水中に溶解したところ、乳濁色の浴用湯が得られた。酸
化チタン粉末が沈澱することなく、良好な分散状態であ
り、24時間経過後も沈澱は認められなかった。浴用
後、皮膚にしっとりした感じを与え、乾燥肌や荒れた肌
に対し効果があり、皮膚を摩擦すると心地よいすべり感
が感じられた。
アルキル基を含有する有機ポリシロキサン−ポリオキシ
アルキレン共重合体を20重量部添加し、50℃で10
分間撹拌し、均一な溶液を得た。この溶液に50重量部
の酸化チタン粉末を撹拌しながら添加した。これを70
℃の乾燥機に入れ、水分を蒸発させて乾燥した。乾燥物
をボールミルで粉砕し、平均粒径0.1ないし10μの
範囲の粒径の上記共重合体被覆の酸化チタン粒(酸化チ
タン乳濁剤)を得た。これを利用して下記の組成: 炭酸水素ナトリウム 50重量% 硫酸ナトリウム 30重量% 塩化ナトリウム 10重量% 酸化チタン乳濁剤 9.0重量% 香料(ジャスミン系) 0.5重量% ケイヒ粉末 0.5重量% からなる乳濁状浴用剤を製造し、該浴用剤について以下
の評価を行った。 評価 本浴用剤20gを40℃に設定した180リットルの湯
水中に溶解したところ、乳濁色の浴用湯が得られた。酸
化チタン粉末が沈澱することなく、良好な分散状態であ
り、24時間経過後も沈澱は認められなかった。浴用
後、皮膚にしっとりした感じを与え、乾燥肌や荒れた肌
に対し効果があり、皮膚を摩擦すると心地よいすべり感
が感じられた。
【0051】比較例3 合成例3で製造した中間体である有機ポリシロキサン−
ポリオキシアルキレン共重合体を使用した以外は、実施
例3と同様な実験を行った。 評価 実施例3の結果と比較し、浴用後の皮膚に対するしっと
り感および皮膚を摩擦した際のすべり感がかなり劣って
いた。又、酸化チタン粉末の分散性も実施例3と比較
し、やや劣っていた。
ポリオキシアルキレン共重合体を使用した以外は、実施
例3と同様な実験を行った。 評価 実施例3の結果と比較し、浴用後の皮膚に対するしっと
り感および皮膚を摩擦した際のすべり感がかなり劣って
いた。又、酸化チタン粉末の分散性も実施例3と比較
し、やや劣っていた。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の浴
用剤は、アミノ基含有アルキル基を含有する有機ポリシ
ロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体を配合したこ
とにより、無機顔料の浴用湯中での分散性が高まり、沈
殿したり浴槽壁や配管を詰まらせたりしないばかりでな
く、浴用後の皮膚感がべとべとすることなく、しっとり
し、かつ皮膚を摩擦したときすべり感を感じさせるもの
である。このように、本発明は従来のものとは異なる新
しいタイプの浴用剤の提供を可能とした。
用剤は、アミノ基含有アルキル基を含有する有機ポリシ
ロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体を配合したこ
とにより、無機顔料の浴用湯中での分散性が高まり、沈
殿したり浴槽壁や配管を詰まらせたりしないばかりでな
く、浴用後の皮膚感がべとべとすることなく、しっとり
し、かつ皮膚を摩擦したときすべり感を感じさせるもの
である。このように、本発明は従来のものとは異なる新
しいタイプの浴用剤の提供を可能とした。
Claims (1)
- 【請求項1】 1分子中にアミノ基含有アルキル基を1
個以上含有する有機ポリシロキサン−ポリオキシアルキ
レン共重合体を含有することを特徴とする浴用剤組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23761292A JPH0665056A (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 浴用剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23761292A JPH0665056A (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 浴用剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0665056A true JPH0665056A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17017899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23761292A Pending JPH0665056A (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 浴用剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665056A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988004310A1 (en) * | 1986-12-08 | 1988-06-16 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Thermoplastic polyester resin composition |
JPH08133926A (ja) * | 1994-11-10 | 1996-05-28 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 化粧用組成物 |
-
1992
- 1992-08-14 JP JP23761292A patent/JPH0665056A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988004310A1 (en) * | 1986-12-08 | 1988-06-16 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Thermoplastic polyester resin composition |
JPH08133926A (ja) * | 1994-11-10 | 1996-05-28 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 化粧用組成物 |
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