JPH0665027A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH0665027A
JPH0665027A JP33327592A JP33327592A JPH0665027A JP H0665027 A JPH0665027 A JP H0665027A JP 33327592 A JP33327592 A JP 33327592A JP 33327592 A JP33327592 A JP 33327592A JP H0665027 A JPH0665027 A JP H0665027A
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裕司 伊藤
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撥水撥油性を有し、使用感に優れ、かつ汗や
皮脂等による化粧くずれを防止し、化粧持続性が著しく
向上した化粧料の提供。 【構成】 本発明の化粧料は、(A)フッ素化合物処理
粉体、(B)0.01重量%以上で5重量%未満のフッ
素系油剤、及び(C)短径が長径の1/1〜1/100
で厚さが長径の1/2以下の有機粉体を含有することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧料、詳しくは、撥
水撥油性を有し、使用感に優れ、かつ汗や皮脂等による
化粧くずれを防止し、化粧持続性が著しく向上した化粧
料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
粉体をフッ素化合物により処理した撥水撥油粉体が多く
知られている(特開昭55−167209号、特開昭6
2−250074号、特開平1−180811号、米国
特許第3632744号等)。
【0003】一方、化粧料、特にメークアップ化粧料に
おいては、撥水撥油性を有し、化粧持続性に優れたもの
が求められている。しかし、撥水撥油性に優れた化粧料
を得るために、化粧料に通常用いられている油剤と、上
述したようなフッ素化合物により表面処理した粉体とを
配合しようとしても、該油剤と該粉体とのなじみが悪
く、均一に混らないため、使用感に優れ、かつ撥水撥油
性を有し、化粧持続性に優れた化粧料は得難かった。
【0004】従って、本発明の目的は、撥水撥油性を有
し、使用感に優れ、かつ汗や皮脂等による化粧くずれを
防止し、化粧持続性が著しく向上した化粧料を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
行った結果、化粧料に、フッ素化合物で処理された粉体
とフッ素系油剤と有機板状粉体とを併用することによ
り、上記目的が達成されることを見出し、本発明を完成
した。
【0006】即ち、本発明は、(A)フッ素化合物処理
粉体、(B)0.01重量%以上で5重量%未満のフッ
素系油剤、及び(C)短径が長径の1/1〜1/100
で厚さが長径の1/2以下の有機粉体を含有することを
特徴とする化粧料を提供するものである。
【0007】以下、本発明の化粧料について詳述する。
本発明の化粧料の(A)成分であるフッ素化合物処理粉
体は、粉体をフッ素化合物で処理して得られるものであ
る。
【0008】上記粉体の処理に用いられる上記フッ素化
合物としては、例えば下記〔化1〕の一般式(I)で表
されるポリフルオロアルキルリン酸(米国特許第363
2744号)を挙げることができる他、フルオロアルキ
ルジ(オキシエチル)アミンリン酸エステル(特開昭6
2−250074号)、フルオロアルキル基を有する重
合体(特開昭55−167209号、同61−5548
1号、同61−48803号)、四フッ化エチレン樹脂
等のフッ素系樹脂(特開昭57−38707号)、フル
オロアルコール(特開昭63−2251号、同63−2
252号)、パーフルオロエポキシ化合物、スルホアミ
ド型フロオロリン酸、パーフルオロ硫酸塩、パーフルオ
ロカルボン酸塩、パーフルオロアルキルシラン(特開平
1−318070号、同2−218603号、同1−1
60907号、同2−127477号、信越シリコーン
(株)製、LP−1T、LP−4T、LP−8T等のシ
ランカップリング剤)、トリクロロトリフルオロエタン
等の含フッ素ハロゲン化炭化水素(フロン)(特開平1
−318070号)、フルオロアルキル含有多価アルコ
ール、フルオロアルキル含有ポリオキシエチレン化合物
(特開平1−180810号、同1−180811
号)、フルオロアルキル含有スルホアミドカルボン酸、
フルオロアルキル含有アクリル酸エステル系コポリマー
等(米国特許第3632744号)等の分子中にフッ素
原子を含むフッ素化合物が挙げられる。
【0009】
【化1】
【0010】また、上記(A)成分であるフッ素化合物
処理粉体に用いられる上記粉体としては、短径が長径の
1/1〜1/100で厚さが長径の1/2以下の有機粉
体以外の粉体であって、顔料、紫外線吸収剤等の水及び
油に実質的に不溶な物質であれば特に限定されず、例え
ば、下記の粉体が挙げられる。
【0011】即ち、タルク、マイカ、セリサイト、カオ
リン、ベントナイト、バーミキュライト、ヘクトライ
ト、ゼオライト、シリカ、アルミナ、ハイジライト、ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシ
ウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ヒドロキシアパ
タイト、窒化ホウ素、硫酸バリウム処理マイカ等の無機
体質顔料;ナイロン粉末、ポリメチルメタクリレート粉
末、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、ベンゾグア
ナミン粉末、フッ素樹脂粉末、ポリメチルシルセスキオ
キサン粉末等のポリマー粉末;酸化ジルコニウム被覆ナ
イロン粉末、酸化チタン被覆ナイロン粉末等の有機−無
機複合化粉末;球状ポリメチルメタクリレート−マイカ
複合粉体、球状ポリメチルメタクリレート−セリサイト
複合粉体、球状ポリメチルメタクリレート−タルク複合
粉体、球状シリカ−マイカ複合粉体等の球状−板状粉体
複合化顔料;二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウ
ム等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸
鉄、カラミン等の無機赤色系顔料;γ−酸化鉄等の無機
褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料;黒酸
化鉄、カーボンブラック、低次酸化チタン等の無機黒色
系顔料;マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等
の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化クロム、チタン
酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、紺青等の無機青
色系顔料;酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビ
スマス、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸
化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッド
マイカ、魚鱗箔等のパール顔料;アルミニウムパウダ
ー、カッパーパウダー等の金属粉末顔料;セルロース、
シルク等の有機体質顔料;ステアリン酸亜鉛等の金属石
ケン等の界面活性剤多価金属塩粉末;赤色201号、赤
色202号、赤色203号、赤色204号、赤色205
号、赤色213号、赤色219号、赤色220号、赤色
226号、赤色228号、赤色405号、橙色203
号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、青色
404号、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤
色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505
号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202
号、黄色203号、緑色3号及び青色1号などの色素及
びこれらのジルコニウム、バリウム又はアルミニウム等
のレーキ顔料;クロロフィル、β−カロチン等の天然色
素、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、薄片状酸化亜
鉛、微粒子酸化ジルコニウム、微粒子酸化セリウム等の
紫外線防御粉体等が挙げられる。
【0012】上記粉体をフッ素化合物で処理して本発明
の化粧料の上記(A)成分を得る方法は、特に制限され
ないが、例えばフッ素化合物を水及び/又はアルコー
ル、アセトン、トルエン、ヘキサン等の媒体中に溶解又
は分散させ、その中に粉体を加え攪拌して処理を行い、
処理媒体を留去又は濾過して粉体上にフッ素化合物をコ
ーティングする方法が挙げられる。この場合、処理を加
熱下で行ってもよく、又、酸、アルカリ、触媒等の反応
助剤を必要に応じて加えてもよい。又、フッ素化合物を
揮発性の溶剤に溶解又は分散させ、フローコーター等を
用いて粉体に噴霧し、コーティングすることもでき、フ
ロンのような揮発性のフッ素化合物の場合は、フッ素化
合物の蒸気を粉体に直接接触させてコーティングをする
こともできる。又、フッ素化合物と処理される粉体をボ
ールミル等で混合し乾式で処理を行ってもよい。
【0013】以上のような処理操作を行った後、処理効
果をあげるために本発明の効果を損なわない範囲で、焼
き付け処理、加熱処理、熟成処理等の後処理を行っても
よい。又、前処理として粉体を焼成処理、加熱処理、水
熱処理、減圧処理、プラズマ処理等を必要に応じて行っ
てもよい。
【0014】上述のコーティング処理に際しては、上記
粉体を同時に2種以上混合して使用することもできる。
また、本発明の効果を損なわない範囲で、フッ素化合物
以外のシリコーン、高級脂肪酸及びその金属塩、高級ア
ルコール、エステル、ワックス、アシルグルタミン酸、
N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸等のアミノ酸及びそ
の金属塩、水添レシチン、ポリエチレン、ポリアクリル
酸、アシル化コラーゲン、アルキルリン酸エステル、ト
リグリセリド、ジグリセライド、シリカ、アルミナ、ア
ルミナシリカ、チタニア、硫酸バリウム等の他の公知の
コーティング剤で同時に又は2重に処理しても良い。
【0015】上記フッ素化合物の処理量は、その種類に
よっても異なるが、粉体の0.01〜50重量%(以
下、単に%で示す)が好ましく、特に0.5〜20%が
好ましい。フッ素化合物が0.01%未満であると、撥
水撥油性が充分得られ難く、50%超であると、使用感
が損なわれるおそれがある。
【0016】上記(A)成分は、1種又は2種以上を組
み合わせて用いることができ、該(A)成分の配合量
は、本発明の化粧料の全組成中に、好ましくは0.1〜
99.8%、更に好ましくは5〜95%である。
【0017】本発明の化粧料の(B)成分であるフッ素
系油剤としては、常温で液体のパーフルオロ有機化合物
が好ましく、例えば、パーフルオロデカリン、パーフル
オロアダマンタン、パーフルオロブチルテトラハイドロ
フラン、パーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、
パーフルオロペンタン、パーフルオロデカン、パーフル
オロドデカン及び下記〔化2〕の一般式(II)で表わさ
れるパーフルオロポリエーテル等が挙げられる。
【0018】
【化2】
【0019】なお、上記一般式(II) 中、カッコ内に示
される各パーフルオロ基は、この順で並んでいる必要は
なく、またランダム重合でもブロック重合でもかまわな
い。かかるパーフルオロポリエーテルとしては、特に粘
度が5〜5,000cStの液体状のものが好ましく、
例えば、下記〔化3〕の一般式(III)で表わされるFO
MBLIN HC−04(平均分子量1,500)、同
HC−25(同3,200)及び同HC−R(同660
0)(以上モンテフロス社製)や、下記〔化4〕の一般
式(IV)で表わされるデムナムS−20(重量平均分子
量25,000)、同S−65(同4,500)、同S
−100(同5,600)及び同S−200(同8,4
00)(以上ダイキン工業社製)などの市販品を使用す
ることができる。
【0020】
【化3】
【0021】
【化4】
【0022】上記(B)成分のフッ素系油剤の配合量
は、本発明の化粧料の全組成中に、0.01〜5重量%
未満、好ましくは0.1〜5重量%未満、更に好ましく
は0.1〜4重量%未満である。
【0023】本発明の化粧料の(C)成分である短径が
長径の1/1〜1/100で厚さが長径の1/2以下の
有機粉体としては、セチルリン酸亜鉛ナトリウム、ラウ
リルリン酸亜鉛、ラウリルリン酸カルシウム等のアルキ
ルリン酸多価金属塩(特開昭60−248605号、特
開昭61−229889号及び特開平3−178987
号の各公報に記載の方法に従って製造されたもの);N
−ラウロイル−β−アラニンカルシウム、N−ラウロイ
ル−β−アラニン亜鉛、N−ラウロイルアミノヘキサン
酸カルシウム等のアミル化アミノ酸多価金属塩(特開平
4−5216号公報に記載の方法に従って製造されたも
の);N−ラウロイル−タウリンカルシウム、N−パル
ミトイル−タウリンカルシウム等のアミドスルホン酸多
価金属塩(特開平3−294210号公報に記載の方法
に従って製造されたもの);Nε−ラウロイル−L−リ
ジン、Nε−パルミトイルリジン等のN−アシルリジン
(特開昭60−67406号公報に記載の方法に従って
製造されたもの、市販品としては味の素(株)製のアミ
ホープLL);α−アミノカプリル酸、α−アミノラウ
リン酸等のα−アミノ脂肪酸(特開昭62−4211号
公報に記載の方法に従って製造されたもの);ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリメチルメタクリ
レート、ポリスチレン、ジビニルベンゼン・スチレン共
重合体、四フッ化エチレン等の偏平もしくは板状樹脂粉
末(特開昭57−78466号、特開昭62−1901
12号及び特開昭62−104706号の各公報に記載
の方法に従って製造されたもの)等を用いることができ
る。
【0024】上記(C)成分である有機粉体の平均粒径
は特に限定されないが、0.1〜50μが化粧性能上好
ましい。
【0025】また、上記(C)成分は、そのまま化粧料
に配合しても良いが、フッ素化合物処理をした後、化粧
料に配合しても良い。この場合のフッ素化合物処理は、
上記(A)成分を得るために使用することのできるフッ
素化合物及び処理方法を用いて行うことができる。
【0026】上記(C)成分は、1種又は2種以上を組
み合わせて用いることができ、該(C)成分の配合量
は、本発明の化粧料の全組成中に、好ましくは0.1〜
99.8%、更に好ましくは5〜95%である。
【0027】また、粉体成分である上記(A)成分と上
記(C)成分との比率(重量比)は、(A)成分/
(C)成分=0.1/99.8〜99.8/0.1とす
ることが好ましく、5/95〜95/5とすることが更
に好ましい。
【0028】また、上記(A)成分と上記(C)成分を
合わせた粉体成分と上記(B)成分との比率(重量比)
は、(A)+(C)成分/(B)成分=2/5〜99.
9/0.1とすることが好ましく、10/5〜99.5
/0.5とすることが更に好ましい。
【0029】本発明の化粧料には、前記必須成分の他
に、通常の化粧料に用いられる成分を、本発明の効果を
損なわない範囲で適宜配合することができる。
【0030】本発明の化粧料に適宜配合できる粉体とし
ては、例えば、下記の粉体が挙げられる。
【0031】即ち、タルク、マイカ、セリサイト、カオ
リン、ベントナイト、バーミキュライト、ヘクトライ
ト、ゼオライト、シリカ、アルミナ、ハイジライト、ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシ
ウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ヒドロキシアパ
タイト、窒化ホウ素、フッ化炭素、硫酸バリウム処理マ
イカ等の無機体質顔料;ナイロン粉末、ポリメチルメタ
クリレート粉末、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉
末、ベンゾグアナミン粉末、フッ素樹脂粉末、ポリメチ
ルシルセスキオキサン粉末等のポリマー粉末;酸化ジル
コニウム被覆ナイロン粉末、酸化チタン被覆ナイロン粉
末等の有機−無機複合化粉末;球状ポリメチルメタクリ
レート−マイカ複合粉体、球状ポリメチルメタクリレー
ト−セリサイト複合粉体、球状ポリメチルメタクリレー
ト−タルク複合粉体、球状シリカ−マイカ複合粉体等の
球状−板状粉体複合化顔料;二酸化チタン、酸化亜鉛、
酸化ジルコニウム等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガ
ラ)、チタン酸鉄、カラミン等の無機赤色系顔料;γ−
酸化鉄等の無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄
色系顔料;黒酸化鉄、カーボンブラック、低次酸化チタ
ン等の無機黒色系顔料;マンゴバイオレット、コバルト
バイオレット等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化
クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、
紺青等の無機青色系顔料;酸化チタンコーテッドマイ
カ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドオキシ
塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化
チタンコーテッドマイカ、魚鱗箔等のパール顔料;アル
ミニウムパウダー、カッパーパウダー等の金属粉末顔
料;セルロース、シルク等の有機体質顔料;ステアリン
酸亜鉛等の金属石ケン;赤色201号、赤色202号、
赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色21
3号、赤色219号、赤色220号、赤色226号、赤
色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204
号、黄色205号、黄色401号、青色404号、赤色
3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤
色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205
号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203
号、緑色3号及び青色1号などの色素及びこれらのジル
コニウム、バリウム又はアルミニウム等のレーキ顔料;
クロロフィル、β−カロチン等の天然色素、微粒子酸化
チタン、微粒子酸化亜鉛、薄片状酸化亜鉛、微粒子酸化
ジルコニウム、微粒子酸化セリウム等の紫外線防御粉体
などが挙げられる。
【0032】これらの粉体は、そのままで使用すること
ができるが、シリカ処理、アルミナ処理、シリカアルミ
ナ処理、チタニア処理、硫酸バリウム処理等の無機系の
処理剤による表面処理及び/又はシリコン処理、金属セ
ッケン処理、アシルグルタミン酸、N−モノ長鎖アシル
塩基性アミノ酸等のアミノ酸処理、レシチン処理、コラ
ーゲン処理、ポリエチレン処理、ポリアクリル酸処理、
アルキルリン酸エステル処理、アルキルリン酸金属塩処
理等の有機系の処理剤による表面処理をした粉体を用い
ることもできる。
【0033】また、本発明の化粧料に適宜配合できる粉
体以外の成分としては、例えば、液体油、固形脂(ワッ
クス)、半固形油、紫外線吸収剤、保湿剤、水溶性高分
子、油溶性高分子、高分子ラテックス、各種界面活性
剤、香料、酸化防止剤、防腐剤、薬剤、増粘剤、pH調
整剤、水等を使用できる。
【0034】上記液体油としては、通常化粧料等に用い
られる液体油であれば特に限定されず、例えば、アボガ
ド油、オリーブ油、ホホバ油等の植物油;オレイン酸、
イソステアリン酸等の脂肪酸;ヘキサデシルアルコー
ル、オレイルアルコール等のアルコール類;2−エチル
ヘキサン酸セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシ
ル、ミリスチン酸−2−オクチルドデシル、ジ−2−エ
チルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリ−2−エ
チルヘキサン酸グリセロール、オレイン酸−2−オクチ
ルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、トリイソステ
アリン酸グリセロール、2−エチルヘキサン酸ジグリセ
リド、ジ−パラメトキシケイヒ酸−モノ−2−エチルヘ
キサン酸グリセリル等のエステル類;ジメチルポリシロ
キサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチル
フェニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン等のシリコーン油;流動パラフィン、スクワレ
ン、スクワラン等の液状炭化水素油等が挙げられ、1種
又は2種以上を混合して用いることができる。
【0035】上記固形脂又は半固形油としては、例え
ば、ワセリン、ラノリン、セレシン、マイクロクリスタ
リンワックス、カルナバロウ、キャンデリラロウ等が挙
げられる。
【0036】上記界面活性剤としては、例えば、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシ
エチレンソルビトール脂肪酸エステル等の非イオン性界
面活性剤;ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸トリ
エタノールアミン等の脂肪酸石鹸で代表されるアニオン
性界面活性剤;及びカチオン性界面活性剤、両性界面活
性剤等の化粧品に汎用される界面活性剤が挙げられる。
【0037】上記水溶性高分子としては、例えば、カル
ボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキ
シメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、トランガントガム、カラギーナン、ロー
カストビーンガム、デキストリン、デキストリン脂肪酸
エステル、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガ
ム、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム等
の化粧品に汎用される水溶性高分子が挙げられる。
【0038】上記保湿剤としては、例えば、ソルビトー
ル、キシリトール、グリセリン、マルチトール、プロピ
レングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4
−ブチレングリコール、ピロリドンカルボン酸ナトリウ
ム、乳酸、乳酸ナトリウム、ポリエチレングリコール等
の化粧品に汎用される保湿剤が挙げられる。
【0039】上記防腐剤としては、例えば、パラオキシ
安息香酸アルキルエステル、安息香酸ナトリウム、ソル
ビン酸カリウム等の化粧品に汎用される防腐剤が挙げら
れる。
【0040】上記薬剤としては、例えば、ビタミン類、
生薬、消炎剤、殺菌剤等の化粧品に汎用される薬剤が挙
げられる。
【0041】上記紫外線吸収剤としては、例えば、パラ
アミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル系紫外線
吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸
収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤等の化粧品に汎用
される紫外線吸収剤が挙げられる。
【0042】本発明の化粧料は、常法に従って製造する
ことができ、液状ファンデーション、クリーム状ファン
デーション、油性ファンデーション、パウダーファンデ
ーション、粉おしろい、固形おしろい、ほほ紅、アイシ
ャドー等のメーキャップ化粧料、サンスクリーン剤等の
薬用化粧料、及び消炎剤、皮膚保護剤等の外用医薬品等
として適用することができる。
【0043】
【実施例】次に、製造例及び実施例を挙げ、本発明の化
粧料を具体的に説明する。尚、下記製造例1〜3は、下
記実施例で用いるフッ素化合物処理粉体の製造例であ
り、実施例で用いるフッ素化合物処理粉体の顔料とし
て、2種以上の顔料を示してある場合のフッ素化合物処
理粉体は、各顔料のフッ素化合物処理物の混合物であ
る。また、下記製造例4は、フッ素化合物処理有機粉体
の製造例である。
【0044】製造例1 丸底フラスコ(又はニーダー)に、顔料150gを入
れ、混合しながら60℃まで加熱した。これに、あらか
じめ(C6 13CH2 CH2 O)2 P(O)OH13g
をイソプロピルエーテル1500gに溶解加温(50
℃)しておいたものを各々加え、60℃で4時間混合し
た。その後、50〜60℃にてイソプロピルエーテルを
減圧留去し、乾燥してフッ素化合物処理顔料157gを
得た。
【0045】製造例2 丸底フラスコ(又はニーダー)に、(C8 17CH2
2 O)2 P(O)OH17gとイソプロピルアルコー
ル1500gとを入れ、60℃まで加熱溶解し、これに
顔料150gを加え、60℃で4時間混合した。その
後、50〜60℃にて、イソプロピルアルコールを減圧
留去し、乾燥して、フッ素化合物処理顔料161gを得
た。
【0046】製造例3 顔料150gとNε−ラウロイル−L−リジン〔味の素
(株)製、アミホープLL〕7.5gとをヘンシェルミ
キサーに入れて10分間攪拌混合して上記顔料の表面処
理を行い、N−ラウロイルリジン処理顔料(155g)
を得た。次に得られたN−ラウロイルリジン処理顔料1
55gを丸底フラスコ(又はニーダー)に入れ、これに
(C6 17CH2 CH2 OP(O)(OH)2 と(C8
17CH 2 CH2 O)2 P(O)OHとの1:1の混合
物7.5gを、イソプロピルアルコール1500gに加
熱溶解(50℃)しておいたものを加え、60℃で4時
間混合した。その後、40〜50℃にてイソプロピルア
ルコールを減圧留去し、乾燥してフッ素化合物処理顔料
160gを得た。
【0047】製造例4 Nε−ラウロイル−L−リジン〔味の素(株)製、アミ
ホープLL〕50gを丸底フラスコに入れ、これにパー
フルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩
の15%水溶液〔旭硝子(株)製、AG530〕6.7
gを水500gに溶解しておいたものを加え、60℃で
4時間混合した。次いで、塩酸を加えた後、濾過して数
回水洗し、これを乾燥してフッ素化合物処理有機粉体
(粉体の平均サイズ:長径9μ、短径7μ、厚さ0.3
μ)51gを得た。
【0048】実施例1 ルースパウダー 下記〔表1〕に示す組成のルースパウダーを後記(製
法)に従って製造した。
【0049】
【表1】
【0050】(製法)粉体成分を混合粉砕後、ヘンシェ
ルミキサーに移し、攪拌しつつフッ素系油剤〔(4) 〕及
び香料等を添加し、均一に混合して混合物を得た。得ら
れた混合物を粉砕し、ふるいを通して目的とする製品
(ルースパウダー)を得た。
【0051】製造した製品(ルースパウダー)を10人
の専門パネルに使用させ、下記〔表2〕に示す評価基準
により採点させることにより、化粧持ち及び使用感の評
価を行った。その結果を下記〔表3〕に示す。尚、この
〔表3〕に示す結果は、上記10人の専門パネルの採点
を平均して得られた結果である。
【0052】
【表2】
【0053】
【表3】
【0054】上記〔表3〕から明らかなように、上述の
ようにして製造した本発明の化粧料であるルースパウダ
ーは、化粧持続性とのび、つき、なじみの良さといった
使用感の良さを兼ね備えたものであった。
【0055】実施例2 パウダーファンデーション 下記組成のパウダーファンデーションを下記(製法)に
従って製造した。
【0056】 (成分) (重量%) (1) フッ素化合物処理顔料(製造例2) ・酸化チタン 10.0 ・セリサイト 30.0 ・マイカ 残 量 ・カオリン 5.0 ・ベンガラ 2.5 ・黄酸化鉄 2.0 ・黒酸化鉄 0.1 (2) Nε−ラウロイル−L−リジン*1 8.0 (味の素(株)製、アミホープLL) (3) スクワラン 2.0 (4) パーフルオロポリエーテル 4 (モンテフロス社製、FOMBLIN HC−04) (5) 防腐剤 0.1 (6) 香料 適 量 *1 粉体の平均サイズ:長径9μ、短径7μ、厚さ
0.3μ。
【0057】(製法)顔料を混合し、粉砕機を通して粉
砕した。これを、高速ブレンダーに移し、フッ素系油剤
〔(4) 〕、他の油剤、防腐剤、香料等を混合し、均一に
混合した。これを粉砕機で処理し、ふるいを通して粒度
をそろえた後、金皿などの容器中に圧縮成型して目的の
パウダーファンデーションを得た。
【0058】実施例3 ほほ紅 下記組成のほほ紅を実施例2と同様にして製造した。
【0059】 (成分) (重量%) (1) フッ素化合物処理顔料(製造例1) ・タルク 残 量 ・酸化チタン 12.0 ・酸化鉄(赤、黒、黄) 5.0 (2) N−ラウロイル−タウリンカルシウム*1 10.0 (3) 有機顔料(赤色202号) 2.4 (4) スクワラン 7.5 (5) パーフルオロポリエーテル 3 (モンテフロス社製、FOMBLIN HC−04) (6) 防腐剤 0.1 (7) 香料 適 量 *1 粉体の平均サイズ:長径9μ、短径6μ、厚さ
0.5μ。
【0060】実施例4 パウダーアイシャドー 下記組成のパウダーアイシャドーを下記(製法)に従っ
て製造した。
【0061】 (成分) (重量%) (1) フッ素化合物処理顔料(製造例1) ・雲母チタン 35.0 ・セリサイト 残 量 ・マイカ 10.0 ・着色顔料 15.0 (2) N−ラウロイル−β−アラニンカルシウム*120.0 (3) ラウリン酸亜鉛 3.0 (4) パーフルオロポリエーテル 2.0 (モンテフロス社製、FOMBLIN HC−04) (5) ジメチルポリシロキサン 2 (信越化学工業(株)製、KF−96A、6cs) (6) 防腐剤 0.1 (7) 香料 適 量 *1 粉体の平均サイズ:長径3μ、短径2μ、厚さ0.1μ。
【0062】(製法)雲母チタン以外の顔料を先に混
合、粉砕した後、雲母チタンを混合した他は、実施例2
と同様にして目的のパウダーアイシャドーを得た。
【0063】実施例5 サンスクリーン乳液(W/O
型) 下記組成のサンスクリーン乳液(W/O型)を下記(製
法)に従って製造した。
【0064】 (成分) (重量%) (1) オクタメチルシクロテトラシロキサン 25.0 (2) パーフルオロポリエーテル 4.0 (モンテフロス社製、FOMBLIN HC−04) (3) ジメチルポリシロキサンポリ 1.0 オキシアルキレン共重合体 (東レシリコーン(株)製、SH3775C) (4) グリセリン 20.0 (5) エタノール 5.0 (6) 水 残 量 (7) フッ素化合物処理酸化亜鉛(製造例1) 7.5 (8) Nε−ラウロイル−L−リジン 2.0 (味の素(株)製、アミホープLL) (9) メトキシ桂皮酸オクチル 2.0 (10)香料 適 量
【0065】(製法)油相を室温にて溶解した後、顔料
を添加しディスパーで分散させた。水相を攪拌しながら
添加して乳化し、目的のサンスクリーン乳液を得た。
【0066】実施例6 両用パウダーファンデーション 実施例2と同様にして、下記組成の両用パウダーファン
デーションを製造した。
【0067】 (成分) (重量%) (1) フッ素化合物処理顔料(製造例1) ・マイカ 残 量 ・タルク 4.8 ・酸化チタン 14.0 ・雲母チタン 3.5 ・酸化鉄(赤、黄、黒) 8.2 ・酸化亜鉛 4.5 ・硫酸バリウム 5.0 ・ポリエチレン粉体 1.0 (2) ジメチルポリシロキサン 4.0 (信越化学工業(株)製、KF−96A、6cs) (3) ラノリン 5.0 (4) ワセリン 1.0 (5) パーフルオロポリエーテル 1.0 (モンテフロス社製、FOMBLIN HC−04) (6) セチルリン酸亜鉛ナトリウム*1 5.0 (7) 防腐剤 1.5 (8) 香料 0.1 *1 実施例1で用いたものと同じ。
【0068】実施例7 ルースタイプフェイスパウダー 粉体成分を混合粉砕して、これをヘンシェルミキサーに
移し、フッ素系油剤〔(3) 〕及び香料を加えて均一にな
る様に混合した後、ふるいを通し、下記組成のルースタ
イプフェイスパウダーを製造した。
【0069】 (成分) (重量%) (1) フッ素化合物処理顔料(製造例1) ・タルク 残 量 ・硫酸バリウム 20.0 ・酸化チタン 1.0 ・酸化鉄(赤、黄、黒) 1.5 (2) フッ素化合物処理有機粉体(製造例4) 70.0 (3) パーフルオロポリエーテル 0.4 (モンテフロス社製、FOMBLIN HC−04) (4) ジメチルポリシロキサン 0.4 (信越化学工業(株)製、KF−96A、6cs) (5) 香料 0.1
【0070】実施例8 二層分離型液状ファンデーショ
ン 油相を室温にて溶解した後、顔料を添加し、ディスパー
で分散させた。水相を攪拌しながら添加して乳化し、下
記組成の液状ファンデーションを製造した。
【0071】 (成分) (重量%) (1) フッ素化合物処理顔料(製造例1) ・酸化チタン 6.0 ・セリサイト 9.0 ・酸化鉄(赤、黄、黒) 1.2 (2) 偏平状ポリエチレン*1 2.0 (3) オクチルメチルシクロテトラシロキサン 20.0 (4) ジメチルポリシロキサン 2.0 (信越化学工業(株)製、KF−96A、6cs) (5) ジメチルポリシロキサン・ 1.0 ポリオキシアルキレン共重合体 (6) パーフルオロポリエーテル 2.0 (モンテフロス社製、FOMBLIN HC−04) (7) グリセリン 2.0 (8) エタノール 15.0 (9) 精製水 残 量 (10)香料 適 量 *1 粉体の平均サイズ:長径20μ、短径12μ、厚
さ0.5μ。
【0072】実施例9 プレストパウダー 実施例2と同様にして、下記組成のプレストパウダーを
製造した。
【0073】 (成分) (重量%) (1) フッ素化合物処理セリサイト(製造例2)20.0 (2) セチルリン酸亜鉛ナトリウム 30.0 (3) Nε−ラウロイル−L−リジン 30.0 (味の素(株)製、アミホープLL) (4) タルク 残 量 (5) 酸化チタン 0.5 (6) ベンガラ 0.7 (7) パーフルオロポリエーテル 0.8 (モンテフロス社製、FOMBLIN HC−04) (8) 香料 適 量
【0074】実施例10 クリーム状ファンデーション 油相成分を加熱溶解したものに、粉砕した粉体成分を加
え分散させた。これを、加熱した水相に攪拌しながら添
加して乳化し、さらに冷却して香料を加えて、下記組成
のクリーム状ファンデーションを製造した。
【0075】 (成分) (重量%) (1) ステアリン酸 5.0 (2) 親油型モノステアリン酸グリセリン 0.5 (3) セトステアリルアルコール 1.0 (4) モノラウリン酸プロピレングリコール 3.0 (5) スクワラン 6.0 (6) オリーブ油 7.0 (7) パーフルオロポリエーテル 0.5 (モンテフロス社製、FOMBLIN HC−04) (8) フッ素化合物処理顔料(製造例1) ・タルク 10.0 ・酸化チタン 6.0 ・酸化鉄(赤、黄、黒) 2.2 (9) Nε−ラウロイル−L−リジン 5.0 (味の素(株)製、アミホープLL) (10)精製水 残 量 (111防腐剤 適 量 (12)トリエタノールアミン 1.2 (13)ソルビット 3.0 (14)香料 適 量
【0076】実施例11 油性ファンデーション 粉体成分を混合粉砕し、加熱溶解した油相中に添加し、
十分分散させた。これに香料を加えて混合した後、金皿
に充填し、冷却して下記組成の油性ファンデーションを
製造した。
【0077】(成分)
(重量%) (1) フッ素化合物処理顔料(製造例1) ・タルク 残 量 ・酸化チタン 12.0 ・酸化鉄(赤、黄、黒) 4.1 (2) フッ素化合物処理有機粉体(製造例4) 20.0 (3) パーフルオロポリエーテル 4.5 (モンテフロス社製、FOMBLIN HC−04) (4) 流動パラフィン 15.0 (5) パルミチン酸イソプロピル 10.0 (6) ラノリンアルコール 3.0 (7) マイクロクリスタンワックス 7.0 (8) オゾケライト 8.0 (9) 防腐剤 適 量 (10)香料 適 量
【0078】実施例12 ボディパウダー 実施例1と同様にして、下記組成のボディパウダーを製
造した。
【0079】 (成分) (重量%) (1) フッ素化合物処理タルク(製造例2) 残 量 (2) Nε−ラウロイル−L−リジン 40.0 (味の素(株)製、アミホープLL) (3) グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 (4) パーフロオロポリエーテル 0.5 (モンテフロス社製、FOMBLIN HC−04) (5) 香料 適 量
【0080】実施例2〜12で得られた本発明の化粧料
は、いずれも使用感に優れ、化粧持ちが極めて良好なも
のであった。
【0081】
【発明の効果】本発明の化粧料は、撥水撥油性を有し、
使用感に優れ、かつ汗や皮脂等による化粧くずれを防止
し、化粧持続性が著しく向上したものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)フッ素化合物処理粉体、(B)
    0.01重量%以上で5重量%未満のフッ素系油剤、及
    び(C)短径が長径の1/1〜1/100で厚さが長径
    の1/2以下の有機粉体を含有することを特徴とする化
    粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08127514A (ja) * 1994-10-27 1996-05-21 Kanebo Ltd メイクアップ化粧料
JPH10291913A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Noevir Co Ltd 水中油型乳化化粧料
US6280876B1 (en) 1995-05-05 2001-08-28 Rayovac Corporation Metal-air cathode can having reduced corner and electrochemical cells made therewith
KR100704465B1 (ko) * 2000-05-20 2007-04-09 (주)아모레퍼시픽 수분-함유 루스 파우더 화장료 조성물

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