JPH0665027A - 化粧料 - Google Patents
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- JPH0665027A JPH0665027A JP33327592A JP33327592A JPH0665027A JP H0665027 A JPH0665027 A JP H0665027A JP 33327592 A JP33327592 A JP 33327592A JP 33327592 A JP33327592 A JP 33327592A JP H0665027 A JPH0665027 A JP H0665027A
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Abstract
皮脂等による化粧くずれを防止し、化粧持続性が著しく
向上した化粧料の提供。 【構成】 本発明の化粧料は、(A)フッ素化合物処理
粉体、(B)0.01重量%以上で5重量%未満のフッ
素系油剤、及び(C)短径が長径の1/1〜1/100
で厚さが長径の1/2以下の有機粉体を含有することを
特徴とする。
Description
水撥油性を有し、使用感に優れ、かつ汗や皮脂等による
化粧くずれを防止し、化粧持続性が著しく向上した化粧
料に関する。
粉体をフッ素化合物により処理した撥水撥油粉体が多く
知られている(特開昭55−167209号、特開昭6
2−250074号、特開平1−180811号、米国
特許第3632744号等)。
おいては、撥水撥油性を有し、化粧持続性に優れたもの
が求められている。しかし、撥水撥油性に優れた化粧料
を得るために、化粧料に通常用いられている油剤と、上
述したようなフッ素化合物により表面処理した粉体とを
配合しようとしても、該油剤と該粉体とのなじみが悪
く、均一に混らないため、使用感に優れ、かつ撥水撥油
性を有し、化粧持続性に優れた化粧料は得難かった。
し、使用感に優れ、かつ汗や皮脂等による化粧くずれを
防止し、化粧持続性が著しく向上した化粧料を提供する
ことにある。
行った結果、化粧料に、フッ素化合物で処理された粉体
とフッ素系油剤と有機板状粉体とを併用することによ
り、上記目的が達成されることを見出し、本発明を完成
した。
粉体、(B)0.01重量%以上で5重量%未満のフッ
素系油剤、及び(C)短径が長径の1/1〜1/100
で厚さが長径の1/2以下の有機粉体を含有することを
特徴とする化粧料を提供するものである。
本発明の化粧料の(A)成分であるフッ素化合物処理粉
体は、粉体をフッ素化合物で処理して得られるものであ
る。
合物としては、例えば下記〔化1〕の一般式(I)で表
されるポリフルオロアルキルリン酸(米国特許第363
2744号)を挙げることができる他、フルオロアルキ
ルジ(オキシエチル)アミンリン酸エステル(特開昭6
2−250074号)、フルオロアルキル基を有する重
合体(特開昭55−167209号、同61−5548
1号、同61−48803号)、四フッ化エチレン樹脂
等のフッ素系樹脂(特開昭57−38707号)、フル
オロアルコール(特開昭63−2251号、同63−2
252号)、パーフルオロエポキシ化合物、スルホアミ
ド型フロオロリン酸、パーフルオロ硫酸塩、パーフルオ
ロカルボン酸塩、パーフルオロアルキルシラン(特開平
1−318070号、同2−218603号、同1−1
60907号、同2−127477号、信越シリコーン
(株)製、LP−1T、LP−4T、LP−8T等のシ
ランカップリング剤)、トリクロロトリフルオロエタン
等の含フッ素ハロゲン化炭化水素(フロン)(特開平1
−318070号)、フルオロアルキル含有多価アルコ
ール、フルオロアルキル含有ポリオキシエチレン化合物
(特開平1−180810号、同1−180811
号)、フルオロアルキル含有スルホアミドカルボン酸、
フルオロアルキル含有アクリル酸エステル系コポリマー
等(米国特許第3632744号)等の分子中にフッ素
原子を含むフッ素化合物が挙げられる。
処理粉体に用いられる上記粉体としては、短径が長径の
1/1〜1/100で厚さが長径の1/2以下の有機粉
体以外の粉体であって、顔料、紫外線吸収剤等の水及び
油に実質的に不溶な物質であれば特に限定されず、例え
ば、下記の粉体が挙げられる。
リン、ベントナイト、バーミキュライト、ヘクトライ
ト、ゼオライト、シリカ、アルミナ、ハイジライト、ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシ
ウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ヒドロキシアパ
タイト、窒化ホウ素、硫酸バリウム処理マイカ等の無機
体質顔料;ナイロン粉末、ポリメチルメタクリレート粉
末、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、ベンゾグア
ナミン粉末、フッ素樹脂粉末、ポリメチルシルセスキオ
キサン粉末等のポリマー粉末;酸化ジルコニウム被覆ナ
イロン粉末、酸化チタン被覆ナイロン粉末等の有機−無
機複合化粉末;球状ポリメチルメタクリレート−マイカ
複合粉体、球状ポリメチルメタクリレート−セリサイト
複合粉体、球状ポリメチルメタクリレート−タルク複合
粉体、球状シリカ−マイカ複合粉体等の球状−板状粉体
複合化顔料;二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウ
ム等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸
鉄、カラミン等の無機赤色系顔料;γ−酸化鉄等の無機
褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料;黒酸
化鉄、カーボンブラック、低次酸化チタン等の無機黒色
系顔料;マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等
の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化クロム、チタン
酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、紺青等の無機青
色系顔料;酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビ
スマス、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸
化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッド
マイカ、魚鱗箔等のパール顔料;アルミニウムパウダ
ー、カッパーパウダー等の金属粉末顔料;セルロース、
シルク等の有機体質顔料;ステアリン酸亜鉛等の金属石
ケン等の界面活性剤多価金属塩粉末;赤色201号、赤
色202号、赤色203号、赤色204号、赤色205
号、赤色213号、赤色219号、赤色220号、赤色
226号、赤色228号、赤色405号、橙色203
号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、青色
404号、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤
色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505
号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202
号、黄色203号、緑色3号及び青色1号などの色素及
びこれらのジルコニウム、バリウム又はアルミニウム等
のレーキ顔料;クロロフィル、β−カロチン等の天然色
素、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、薄片状酸化亜
鉛、微粒子酸化ジルコニウム、微粒子酸化セリウム等の
紫外線防御粉体等が挙げられる。
の化粧料の上記(A)成分を得る方法は、特に制限され
ないが、例えばフッ素化合物を水及び/又はアルコー
ル、アセトン、トルエン、ヘキサン等の媒体中に溶解又
は分散させ、その中に粉体を加え攪拌して処理を行い、
処理媒体を留去又は濾過して粉体上にフッ素化合物をコ
ーティングする方法が挙げられる。この場合、処理を加
熱下で行ってもよく、又、酸、アルカリ、触媒等の反応
助剤を必要に応じて加えてもよい。又、フッ素化合物を
揮発性の溶剤に溶解又は分散させ、フローコーター等を
用いて粉体に噴霧し、コーティングすることもでき、フ
ロンのような揮発性のフッ素化合物の場合は、フッ素化
合物の蒸気を粉体に直接接触させてコーティングをする
こともできる。又、フッ素化合物と処理される粉体をボ
ールミル等で混合し乾式で処理を行ってもよい。
果をあげるために本発明の効果を損なわない範囲で、焼
き付け処理、加熱処理、熟成処理等の後処理を行っても
よい。又、前処理として粉体を焼成処理、加熱処理、水
熱処理、減圧処理、プラズマ処理等を必要に応じて行っ
てもよい。
粉体を同時に2種以上混合して使用することもできる。
また、本発明の効果を損なわない範囲で、フッ素化合物
以外のシリコーン、高級脂肪酸及びその金属塩、高級ア
ルコール、エステル、ワックス、アシルグルタミン酸、
N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸等のアミノ酸及びそ
の金属塩、水添レシチン、ポリエチレン、ポリアクリル
酸、アシル化コラーゲン、アルキルリン酸エステル、ト
リグリセリド、ジグリセライド、シリカ、アルミナ、ア
ルミナシリカ、チタニア、硫酸バリウム等の他の公知の
コーティング剤で同時に又は2重に処理しても良い。
よっても異なるが、粉体の0.01〜50重量%(以
下、単に%で示す)が好ましく、特に0.5〜20%が
好ましい。フッ素化合物が0.01%未満であると、撥
水撥油性が充分得られ難く、50%超であると、使用感
が損なわれるおそれがある。
み合わせて用いることができ、該(A)成分の配合量
は、本発明の化粧料の全組成中に、好ましくは0.1〜
99.8%、更に好ましくは5〜95%である。
系油剤としては、常温で液体のパーフルオロ有機化合物
が好ましく、例えば、パーフルオロデカリン、パーフル
オロアダマンタン、パーフルオロブチルテトラハイドロ
フラン、パーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、
パーフルオロペンタン、パーフルオロデカン、パーフル
オロドデカン及び下記〔化2〕の一般式(II)で表わさ
れるパーフルオロポリエーテル等が挙げられる。
される各パーフルオロ基は、この順で並んでいる必要は
なく、またランダム重合でもブロック重合でもかまわな
い。かかるパーフルオロポリエーテルとしては、特に粘
度が5〜5,000cStの液体状のものが好ましく、
例えば、下記〔化3〕の一般式(III)で表わされるFO
MBLIN HC−04(平均分子量1,500)、同
HC−25(同3,200)及び同HC−R(同660
0)(以上モンテフロス社製)や、下記〔化4〕の一般
式(IV)で表わされるデムナムS−20(重量平均分子
量25,000)、同S−65(同4,500)、同S
−100(同5,600)及び同S−200(同8,4
00)(以上ダイキン工業社製)などの市販品を使用す
ることができる。
は、本発明の化粧料の全組成中に、0.01〜5重量%
未満、好ましくは0.1〜5重量%未満、更に好ましく
は0.1〜4重量%未満である。
長径の1/1〜1/100で厚さが長径の1/2以下の
有機粉体としては、セチルリン酸亜鉛ナトリウム、ラウ
リルリン酸亜鉛、ラウリルリン酸カルシウム等のアルキ
ルリン酸多価金属塩(特開昭60−248605号、特
開昭61−229889号及び特開平3−178987
号の各公報に記載の方法に従って製造されたもの);N
−ラウロイル−β−アラニンカルシウム、N−ラウロイ
ル−β−アラニン亜鉛、N−ラウロイルアミノヘキサン
酸カルシウム等のアミル化アミノ酸多価金属塩(特開平
4−5216号公報に記載の方法に従って製造されたも
の);N−ラウロイル−タウリンカルシウム、N−パル
ミトイル−タウリンカルシウム等のアミドスルホン酸多
価金属塩(特開平3−294210号公報に記載の方法
に従って製造されたもの);Nε−ラウロイル−L−リ
ジン、Nε−パルミトイルリジン等のN−アシルリジン
(特開昭60−67406号公報に記載の方法に従って
製造されたもの、市販品としては味の素(株)製のアミ
ホープLL);α−アミノカプリル酸、α−アミノラウ
リン酸等のα−アミノ脂肪酸(特開昭62−4211号
公報に記載の方法に従って製造されたもの);ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリメチルメタクリ
レート、ポリスチレン、ジビニルベンゼン・スチレン共
重合体、四フッ化エチレン等の偏平もしくは板状樹脂粉
末(特開昭57−78466号、特開昭62−1901
12号及び特開昭62−104706号の各公報に記載
の方法に従って製造されたもの)等を用いることができ
る。
は特に限定されないが、0.1〜50μが化粧性能上好
ましい。
に配合しても良いが、フッ素化合物処理をした後、化粧
料に配合しても良い。この場合のフッ素化合物処理は、
上記(A)成分を得るために使用することのできるフッ
素化合物及び処理方法を用いて行うことができる。
み合わせて用いることができ、該(C)成分の配合量
は、本発明の化粧料の全組成中に、好ましくは0.1〜
99.8%、更に好ましくは5〜95%である。
記(C)成分との比率(重量比)は、(A)成分/
(C)成分=0.1/99.8〜99.8/0.1とす
ることが好ましく、5/95〜95/5とすることが更
に好ましい。
合わせた粉体成分と上記(B)成分との比率(重量比)
は、(A)+(C)成分/(B)成分=2/5〜99.
9/0.1とすることが好ましく、10/5〜99.5
/0.5とすることが更に好ましい。
に、通常の化粧料に用いられる成分を、本発明の効果を
損なわない範囲で適宜配合することができる。
ては、例えば、下記の粉体が挙げられる。
リン、ベントナイト、バーミキュライト、ヘクトライ
ト、ゼオライト、シリカ、アルミナ、ハイジライト、ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシ
ウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ヒドロキシアパ
タイト、窒化ホウ素、フッ化炭素、硫酸バリウム処理マ
イカ等の無機体質顔料;ナイロン粉末、ポリメチルメタ
クリレート粉末、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉
末、ベンゾグアナミン粉末、フッ素樹脂粉末、ポリメチ
ルシルセスキオキサン粉末等のポリマー粉末;酸化ジル
コニウム被覆ナイロン粉末、酸化チタン被覆ナイロン粉
末等の有機−無機複合化粉末;球状ポリメチルメタクリ
レート−マイカ複合粉体、球状ポリメチルメタクリレー
ト−セリサイト複合粉体、球状ポリメチルメタクリレー
ト−タルク複合粉体、球状シリカ−マイカ複合粉体等の
球状−板状粉体複合化顔料;二酸化チタン、酸化亜鉛、
酸化ジルコニウム等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガ
ラ)、チタン酸鉄、カラミン等の無機赤色系顔料;γ−
酸化鉄等の無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄
色系顔料;黒酸化鉄、カーボンブラック、低次酸化チタ
ン等の無機黒色系顔料;マンゴバイオレット、コバルト
バイオレット等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化
クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、
紺青等の無機青色系顔料;酸化チタンコーテッドマイ
カ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドオキシ
塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化
チタンコーテッドマイカ、魚鱗箔等のパール顔料;アル
ミニウムパウダー、カッパーパウダー等の金属粉末顔
料;セルロース、シルク等の有機体質顔料;ステアリン
酸亜鉛等の金属石ケン;赤色201号、赤色202号、
赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色21
3号、赤色219号、赤色220号、赤色226号、赤
色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204
号、黄色205号、黄色401号、青色404号、赤色
3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤
色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205
号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203
号、緑色3号及び青色1号などの色素及びこれらのジル
コニウム、バリウム又はアルミニウム等のレーキ顔料;
クロロフィル、β−カロチン等の天然色素、微粒子酸化
チタン、微粒子酸化亜鉛、薄片状酸化亜鉛、微粒子酸化
ジルコニウム、微粒子酸化セリウム等の紫外線防御粉体
などが挙げられる。
ができるが、シリカ処理、アルミナ処理、シリカアルミ
ナ処理、チタニア処理、硫酸バリウム処理等の無機系の
処理剤による表面処理及び/又はシリコン処理、金属セ
ッケン処理、アシルグルタミン酸、N−モノ長鎖アシル
塩基性アミノ酸等のアミノ酸処理、レシチン処理、コラ
ーゲン処理、ポリエチレン処理、ポリアクリル酸処理、
アルキルリン酸エステル処理、アルキルリン酸金属塩処
理等の有機系の処理剤による表面処理をした粉体を用い
ることもできる。
体以外の成分としては、例えば、液体油、固形脂(ワッ
クス)、半固形油、紫外線吸収剤、保湿剤、水溶性高分
子、油溶性高分子、高分子ラテックス、各種界面活性
剤、香料、酸化防止剤、防腐剤、薬剤、増粘剤、pH調
整剤、水等を使用できる。
られる液体油であれば特に限定されず、例えば、アボガ
ド油、オリーブ油、ホホバ油等の植物油;オレイン酸、
イソステアリン酸等の脂肪酸;ヘキサデシルアルコー
ル、オレイルアルコール等のアルコール類;2−エチル
ヘキサン酸セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシ
ル、ミリスチン酸−2−オクチルドデシル、ジ−2−エ
チルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリ−2−エ
チルヘキサン酸グリセロール、オレイン酸−2−オクチ
ルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、トリイソステ
アリン酸グリセロール、2−エチルヘキサン酸ジグリセ
リド、ジ−パラメトキシケイヒ酸−モノ−2−エチルヘ
キサン酸グリセリル等のエステル類;ジメチルポリシロ
キサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチル
フェニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン等のシリコーン油;流動パラフィン、スクワレ
ン、スクワラン等の液状炭化水素油等が挙げられ、1種
又は2種以上を混合して用いることができる。
ば、ワセリン、ラノリン、セレシン、マイクロクリスタ
リンワックス、カルナバロウ、キャンデリラロウ等が挙
げられる。
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシ
エチレンソルビトール脂肪酸エステル等の非イオン性界
面活性剤;ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸トリ
エタノールアミン等の脂肪酸石鹸で代表されるアニオン
性界面活性剤;及びカチオン性界面活性剤、両性界面活
性剤等の化粧品に汎用される界面活性剤が挙げられる。
ボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキ
シメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、トランガントガム、カラギーナン、ロー
カストビーンガム、デキストリン、デキストリン脂肪酸
エステル、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガ
ム、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム等
の化粧品に汎用される水溶性高分子が挙げられる。
ル、キシリトール、グリセリン、マルチトール、プロピ
レングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4
−ブチレングリコール、ピロリドンカルボン酸ナトリウ
ム、乳酸、乳酸ナトリウム、ポリエチレングリコール等
の化粧品に汎用される保湿剤が挙げられる。
安息香酸アルキルエステル、安息香酸ナトリウム、ソル
ビン酸カリウム等の化粧品に汎用される防腐剤が挙げら
れる。
生薬、消炎剤、殺菌剤等の化粧品に汎用される薬剤が挙
げられる。
アミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル系紫外線
吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸
収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤等の化粧品に汎用
される紫外線吸収剤が挙げられる。
ことができ、液状ファンデーション、クリーム状ファン
デーション、油性ファンデーション、パウダーファンデ
ーション、粉おしろい、固形おしろい、ほほ紅、アイシ
ャドー等のメーキャップ化粧料、サンスクリーン剤等の
薬用化粧料、及び消炎剤、皮膚保護剤等の外用医薬品等
として適用することができる。
粧料を具体的に説明する。尚、下記製造例1〜3は、下
記実施例で用いるフッ素化合物処理粉体の製造例であ
り、実施例で用いるフッ素化合物処理粉体の顔料とし
て、2種以上の顔料を示してある場合のフッ素化合物処
理粉体は、各顔料のフッ素化合物処理物の混合物であ
る。また、下記製造例4は、フッ素化合物処理有機粉体
の製造例である。
れ、混合しながら60℃まで加熱した。これに、あらか
じめ(C6 F13CH2 CH2 O)2 P(O)OH13g
をイソプロピルエーテル1500gに溶解加温(50
℃)しておいたものを各々加え、60℃で4時間混合し
た。その後、50〜60℃にてイソプロピルエーテルを
減圧留去し、乾燥してフッ素化合物処理顔料157gを
得た。
H2 O)2 P(O)OH17gとイソプロピルアルコー
ル1500gとを入れ、60℃まで加熱溶解し、これに
顔料150gを加え、60℃で4時間混合した。その
後、50〜60℃にて、イソプロピルアルコールを減圧
留去し、乾燥して、フッ素化合物処理顔料161gを得
た。
(株)製、アミホープLL〕7.5gとをヘンシェルミ
キサーに入れて10分間攪拌混合して上記顔料の表面処
理を行い、N−ラウロイルリジン処理顔料(155g)
を得た。次に得られたN−ラウロイルリジン処理顔料1
55gを丸底フラスコ(又はニーダー)に入れ、これに
(C6 F17CH2 CH2 OP(O)(OH)2 と(C8
F17CH 2 CH2 O)2 P(O)OHとの1:1の混合
物7.5gを、イソプロピルアルコール1500gに加
熱溶解(50℃)しておいたものを加え、60℃で4時
間混合した。その後、40〜50℃にてイソプロピルア
ルコールを減圧留去し、乾燥してフッ素化合物処理顔料
160gを得た。
ホープLL〕50gを丸底フラスコに入れ、これにパー
フルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩
の15%水溶液〔旭硝子(株)製、AG530〕6.7
gを水500gに溶解しておいたものを加え、60℃で
4時間混合した。次いで、塩酸を加えた後、濾過して数
回水洗し、これを乾燥してフッ素化合物処理有機粉体
(粉体の平均サイズ:長径9μ、短径7μ、厚さ0.3
μ)51gを得た。
法)に従って製造した。
ルミキサーに移し、攪拌しつつフッ素系油剤〔(4) 〕及
び香料等を添加し、均一に混合して混合物を得た。得ら
れた混合物を粉砕し、ふるいを通して目的とする製品
(ルースパウダー)を得た。
の専門パネルに使用させ、下記〔表2〕に示す評価基準
により採点させることにより、化粧持ち及び使用感の評
価を行った。その結果を下記〔表3〕に示す。尚、この
〔表3〕に示す結果は、上記10人の専門パネルの採点
を平均して得られた結果である。
ようにして製造した本発明の化粧料であるルースパウダ
ーは、化粧持続性とのび、つき、なじみの良さといった
使用感の良さを兼ね備えたものであった。
従って製造した。
0.3μ。
砕した。これを、高速ブレンダーに移し、フッ素系油剤
〔(4) 〕、他の油剤、防腐剤、香料等を混合し、均一に
混合した。これを粉砕機で処理し、ふるいを通して粒度
をそろえた後、金皿などの容器中に圧縮成型して目的の
パウダーファンデーションを得た。
0.5μ。
て製造した。
合、粉砕した後、雲母チタンを混合した他は、実施例2
と同様にして目的のパウダーアイシャドーを得た。
型) 下記組成のサンスクリーン乳液(W/O型)を下記(製
法)に従って製造した。
を添加しディスパーで分散させた。水相を攪拌しながら
添加して乳化し、目的のサンスクリーン乳液を得た。
デーションを製造した。
移し、フッ素系油剤〔(3) 〕及び香料を加えて均一にな
る様に混合した後、ふるいを通し、下記組成のルースタ
イプフェイスパウダーを製造した。
ン 油相を室温にて溶解した後、顔料を添加し、ディスパー
で分散させた。水相を攪拌しながら添加して乳化し、下
記組成の液状ファンデーションを製造した。
さ0.5μ。
製造した。
え分散させた。これを、加熱した水相に攪拌しながら添
加して乳化し、さらに冷却して香料を加えて、下記組成
のクリーム状ファンデーションを製造した。
十分分散させた。これに香料を加えて混合した後、金皿
に充填し、冷却して下記組成の油性ファンデーションを
製造した。
(重量%) (1) フッ素化合物処理顔料(製造例1) ・タルク 残 量 ・酸化チタン 12.0 ・酸化鉄(赤、黄、黒) 4.1 (2) フッ素化合物処理有機粉体(製造例4) 20.0 (3) パーフルオロポリエーテル 4.5 (モンテフロス社製、FOMBLIN HC−04) (4) 流動パラフィン 15.0 (5) パルミチン酸イソプロピル 10.0 (6) ラノリンアルコール 3.0 (7) マイクロクリスタンワックス 7.0 (8) オゾケライト 8.0 (9) 防腐剤 適 量 (10)香料 適 量
造した。
は、いずれも使用感に優れ、化粧持ちが極めて良好なも
のであった。
使用感に優れ、かつ汗や皮脂等による化粧くずれを防止
し、化粧持続性が著しく向上したものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)フッ素化合物処理粉体、(B)
0.01重量%以上で5重量%未満のフッ素系油剤、及
び(C)短径が長径の1/1〜1/100で厚さが長径
の1/2以下の有機粉体を含有することを特徴とする化
粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33327592A JPH0825856B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-12-14 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1517692 | 1992-01-30 | ||
JP4-15176 | 1992-01-30 | ||
JP33327592A JPH0825856B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-12-14 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0665027A true JPH0665027A (ja) | 1994-03-08 |
JPH0825856B2 JPH0825856B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=26351285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33327592A Expired - Lifetime JPH0825856B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-12-14 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0825856B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08127514A (ja) * | 1994-10-27 | 1996-05-21 | Kanebo Ltd | メイクアップ化粧料 |
JPH10291913A (ja) * | 1997-04-18 | 1998-11-04 | Noevir Co Ltd | 水中油型乳化化粧料 |
US6280876B1 (en) | 1995-05-05 | 2001-08-28 | Rayovac Corporation | Metal-air cathode can having reduced corner and electrochemical cells made therewith |
KR100704465B1 (ko) * | 2000-05-20 | 2007-04-09 | (주)아모레퍼시픽 | 수분-함유 루스 파우더 화장료 조성물 |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP33327592A patent/JPH0825856B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08127514A (ja) * | 1994-10-27 | 1996-05-21 | Kanebo Ltd | メイクアップ化粧料 |
US6280876B1 (en) | 1995-05-05 | 2001-08-28 | Rayovac Corporation | Metal-air cathode can having reduced corner and electrochemical cells made therewith |
JPH10291913A (ja) * | 1997-04-18 | 1998-11-04 | Noevir Co Ltd | 水中油型乳化化粧料 |
KR100704465B1 (ko) * | 2000-05-20 | 2007-04-09 | (주)아모레퍼시픽 | 수분-함유 루스 파우더 화장료 조성물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0825856B2 (ja) | 1996-03-13 |
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