JPH0664936U - ラベルワープロ用テープ巻層体 - Google Patents
ラベルワープロ用テープ巻層体Info
- Publication number
- JPH0664936U JPH0664936U JP1338693U JP1338693U JPH0664936U JP H0664936 U JPH0664936 U JP H0664936U JP 1338693 U JP1338693 U JP 1338693U JP 1338693 U JP1338693 U JP 1338693U JP H0664936 U JPH0664936 U JP H0664936U
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- Japan
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープ本体が長尺化された場合でも、剥離材
の剥離が容易で、かつ、貼着時の作業性に優れたラベル
ワープロ用テープ巻層体を提供する。 【構成】 ラベルワープロのカートリッジ内に組み込ま
れ、印字、切断後、被着体に貼着されるために用いられ
るテープ巻層体において、巻き芯、及び、その巻き芯上
に巻回された、裏面に剥離材を有するテープ本体とから
なり、かつ、その剥離材が、その長尺方向の全長にわた
って裂け目を有することを特徴とするラベルワープロ用
テープ巻層体。
の剥離が容易で、かつ、貼着時の作業性に優れたラベル
ワープロ用テープ巻層体を提供する。 【構成】 ラベルワープロのカートリッジ内に組み込ま
れ、印字、切断後、被着体に貼着されるために用いられ
るテープ巻層体において、巻き芯、及び、その巻き芯上
に巻回された、裏面に剥離材を有するテープ本体とから
なり、かつ、その剥離材が、その長尺方向の全長にわた
って裂け目を有することを特徴とするラベルワープロ用
テープ巻層体。
Description
【0001】
本考案は、ラベルワープロ用のテープ巻層体に関する。
【0002】
近年、録画済ビデオテープの見出しの貼付、ファイルの整理等のために、ワー プロ機能が組み込まれたラベル作成装置、いわゆるラベルワープロが用いられて いる。 このラベルワープロには、巻き芯、及びその裏面に剥離材を有するテープ本体 からなるテープ巻層体が、所定のカートリッジの中に組み込まれた状態で用いら れている。すなわち、ラベルワープロ内でそのテープ巻層体の上に印字がなされ 、かつ、適当な長さに切断され、その後印字済ラベルとして取り出される。その 後使用者によって被着体に貼着される。
【0003】
しかし、上述のテープ巻層体においては、所定の大きさの、印字済ラベルとし て取り出した後、被着体に貼着する場合に、ラベル端部が、整然と切断されてい るため剥離材をテープ本体から剥離するのが困難であった。
【0004】 一方、経済性の観点から、テープ本体の長尺化が要望され、たとえば、8mか ら16mへのテープ巻層体への実現が要望されている。 しかし、長尺化によってテープ巻層体の巻き径は大きなものとならざるを得ず 、従って、それを納めるカートリッジも大型化せざるを得ないため、ラベルワー プロの小型化指向とは相反する事態を招いていた。 これに対応するために、テープ巻層体に用いるテープ本体及び剥離材の薄肉化 が検討されてきたが、テープ本体は、ラベルとしての必要な厚みを確保すること が要求されるので、剥離材の薄肉化が目標となってきた。 この薄肉化のために、剥離材を、たとえば合成樹脂製の薄いものを使用するこ とによって、テープ巻層体自体の巻き径を長大化させないことが一応可能となっ た。
【0005】 ところが、このように剥離材にプラスチック製の薄肉化したものを使用するこ とによって、この剥離材をテープ本体から剥離することが極めて困難となるとい う問題点が新たに生じてきた。 本考案は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、テープ本体が 長尺化された場合でも、剥離材の剥離が容易で、かつ、貼着時の作業性に優れた ラベルワープロ用テープ巻層体を提供することを目的とする。
【0006】
本考案は上述の目的を達成するためになされたものであり、本考案によって、 ラベルワープロのカートリッジ内に組み込まれ、印字、切断後、被着体に貼着さ れるために用いられるテープ巻層体において、巻き芯、及び、その巻き芯上に巻 回された、裏面に剥離材を有するテープ本体とからなり、かつ、その剥離材が、 その長尺方向の全長にわたって裂け目を有するラベルワープロ用テープ巻層体が 提供される。
【0007】 また、前記剥離材が、紙又は、合成樹脂製の16μ〜50μの厚みを有するも のであるラベルワープロ用テープ巻層体が提供される。
【0008】 また、前記剥離材が、1〜3本の裂け目を有するラベルワープロ用テープ巻層 体が提供される。
【0009】 さらに、前記テープ本体及び剥離材の長さが8m以上であるラベルワープロ用 テープ巻層体が提供される。
【0010】 以下、本考案を具体的に説明する。 本考案に用いるテープ本体の基材としては、特に制限はないが、たとえば、紙 ,ポリエステル,ポリプロピレン等を挙げることができる。その長さについては 、経済性の観点から8m以上が好ましく、さらに好ましくは16m以上である。
【0011】 また、本考案に用いる剥離材の材質としては、たとえば、紙,合成樹脂等を挙 げることができる。 テープ本体及び剥離材の長尺化に対応するためには、合成樹脂製であることが 好ましい。その合成樹脂としては、たとえばポリエステル,ポリプロピレン等を 挙げることができる。 また、剥離材の厚みとしては、テープ巻層体の巻き径を長大化させないため、 薄いもの、たとえば16μ〜50μが好ましい。
【0012】 また、本考案においては剥離材をテープ本体から容易に剥離させるために、剥 離材にはその長尺方向の全長にわたって裂け目を有する構成を採用している。こ の裂け目の本数は特に制限はないが、実用上1〜3本が好ましい。 たとえば、1本の裂け目を設けることによって、ラベル形状に切断した後、被 着物に貼着する場合に、裂け目を折れ線としてテープ本体側に折り曲げることに より容易に剥離材をテープ本体から剥離することができる。この裂け目がない剥 離紙を用いると、剥離する際にシワが発生し、ラベルとして使用できなくなる場 合がある。
【0013】 また、たとえば3本の裂け目を設けた場合には、1本の場合と同様に細い帯状 の最端部の剥離材を剥離し、テープ本体裏面の接着材が全て露出することがない 状態で、すなわち、接着面積を少くした、適当な位置合わせが可能な状態で位置 合わせをしてから、接着材部分を仮固定として貼着し、その後残りの部分の剥離 材を剥離することにより、適切な貼着を実現することができる。この場合、裂け 目が1本の場合も同様であるが、接着面に直接触れなくてすむので、接着面を汚 すことがなく、接着力の低下を防止するとともに、所望の接着面以外の場所に貼 り付く煩わしさがなく、優れた作業性を実現する。 特に、被着体がビデオテープカセットの見出し部等の比較的細長く、位置合わ せが困難なものに有効である。 なお、裂け目の位置については特に制限はない。
【0014】 この裂け目は、テープ巻層体を製造する際に、テープ本体の裏面に剥離材を積 層した状態で、適当なカッターによって設けてもよく、適当なカッターによって 裂け目を設けた剥離材を、テープ本体とともに巻き芯に巻回する際、積層させて もよい。
【0015】
以下、本考案を実施例によってさらに具体的に説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す斜視図である。 本考案に係るテープ巻層体10は、直径27mm、ポリスチレン製の巻き芯1 に、裏面に剥離材3を有するテープ本体2を巻回して構成されている。 テープ本体は、長さが16m幅が18m/m,厚みが53μのものを使用した 。 また、剥離材3としては、テープ本体と、長さ及び幅が同一で、厚みが25μ のポリエステル製のものを使用した。この剥離材3には、1本の裂け目4を剥離 材のほぼ中央に設けた。 テープ巻層体10の全体の径は48m/mであった。
【0016】
本考案によって、剥離材をテープ本体から容易に剥離することができる。特に 、テープ本体が長尺で、剥離材の厚みを薄くした場合においても、剥離材を容易 に剥離することができる。さらに、テープ本体の貼着時において、円滑な作業を 行なうことができる。
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
1…巻き芯 2…テープ本体 3…剥離材 4…裂け目 10…テープ巻層体
Claims (4)
- 【請求項1】 ラベルワープロのカートリッジ内に組み
込まれ、印字、切断後、被着体に貼着されるために用い
られるテープ巻層体において、巻き芯、及び、その巻き
芯上に巻回された、裏面に剥離材を有するテープ本体と
からなり、かつ、その剥離材が、その長尺方向の全長に
わたって裂け目を有することを特徴とするラベルワープ
ロ用テープ巻層体。 - 【請求項2】 前記剥離材が、紙又は、合成樹脂製の1
6μ〜50μの厚みを有するものであることを特徴とす
る請求項1記載のラベルワープロ用テープ巻層体。 - 【請求項3】 前記剥離材が、1〜3本の裂け目を有す
ることを特徴とする請求項1又は2記載のラベルワープ
ロ用テープ巻層体。 - 【請求項4】 前記テープ本体及び剥離材の長さが8m
以上であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項
記載のラベルワープロ用テープ巻層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1338693U JPH0664936U (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | ラベルワープロ用テープ巻層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1338693U JPH0664936U (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | ラベルワープロ用テープ巻層体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664936U true JPH0664936U (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=11831662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1338693U Pending JPH0664936U (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | ラベルワープロ用テープ巻層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0664936U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005128458A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Atlus Co Ltd | シールシート |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP1338693U patent/JPH0664936U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005128458A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Atlus Co Ltd | シールシート |
JP4558300B2 (ja) * | 2003-10-27 | 2010-10-06 | 株式会社アトラス | シールシート |
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