JPH059324Y2 - - Google Patents

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JPH059324Y2
JPH059324Y2 JP9251388U JP9251388U JPH059324Y2 JP H059324 Y2 JPH059324 Y2 JP H059324Y2 JP 9251388 U JP9251388 U JP 9251388U JP 9251388 U JP9251388 U JP 9251388U JP H059324 Y2 JPH059324 Y2 JP H059324Y2
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tape
double
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slit
tack
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、多数の両面接着タツクを台紙テープ
上に剥離自在に配列接着した両面接着タツクテー
プを引き出す両面接着タツクテープの引き出し装
置に関する。
【従来の技術】
従来、多数の両面接着タツクを台紙上に剥離自
在に接着し、使用時に1個ずつ台紙より剥離して
使用するものとして、第11図に示すような両面
接着タツクシートが提供されている。このシート
は、台紙1の光沢のある平滑な表面に多数の円形
タツク2を一定の間隔をおいて縦横に配列接着し
たものである。各円形タツク2は、第12図に示
すように円形フイルムである両面接着タツク3の
両面にこれを挟むようにしてそれより径の大きい
表裏2枚の円形剥離紙4,5を剥離自在に接着
し、裏側の剥離紙5の裏面に接着層6を形成した
もので、各円形タツク2はこの接着層6によつて
台紙1に剥離自在に接着されている。
【考案が解決しようとする課題】
このシートにおいて両面接着タツク3を使用す
るには、円形タツク2を台紙1から1個ずつ分離
した後、第13図に示すように両面接着タツク3
からその両面の剥離紙4,5を剥離しなければな
らず、その作業が非常に煩わしいばかりでなく、
1個の両面接着タツク3に対してそれより径の大
きい2枚の剥離紙4,5を必要とするため、材料
費が高くつき、さらにシートになつているため取
り扱いも不便であつた。 そこで、本出願人はこのような欠点を解消する
第8図に示すような両面接着タツクテープ10を
既に提案している(実願昭62−181925号参照)。
このテープ10は、台紙テープ11にそのほぼ縦
中心線に沿つて切取線12を設け、この台紙テー
プ11上に多数の円形の両面接着タツク13を一
定の間隔をおいて切取線12に沿い1列に配列し
て剥離自在に接着し、各両面接着タツク13の上
面にそれと合同な円形の剥離紙14を剥離自在に
接着してなる。各両面接着タツク13は、第9図
に示すように芯材であるポリエステルフイルム1
5の上下両面に感圧性接着剤による上下の接着層
16,17を形成してなり、これら両接着層1
6,17の接着力は下側が上側よりも強くなつて
いる。各剥離紙14には切取線12と交差する切
目18が直径線に沿つて途中まで設けられてい
る。 この両面接着タツクテープ10において両面接
着タツク13を台紙テープ11から分離して使用
するには、台紙テープ11をその切取線12に沿
つて上下に2つ割りに切り裂く。このように切り
裂くと、その切り裂き部位の両面接着タツク13
は、その中央部から台紙テープ11が左右に分離
するため、一方の半部を台紙テープ11の分離し
た一側半部11aに接着させたままその上に残
り、他方の半部が台紙テープ2の分離した他側半
部11bから自動的に剥離する。そこで、両面接
着タツク13の剥離している半部を摘んでめくる
ようにすれば、当該1個の両面接着タツク13を
その上面の剥離紙14とともに台紙テープ11か
ら簡単に剥ぎ取ることができる。また、剥離紙1
4には切目18が設けられているため、第10図
に示すようにこの切目18において剥離紙14を
めくるようにして摘み上げるとそれを両面接着タ
ツク13から容易に剥離できる。 本考案の目的は、このような特長をもつた両面
接着タツクテープ10がリング状またはロール状
に巻かれている場合、その切取線12において自
動的に切り裂きながら引き出すための両面接着タ
ツクテープの引き出し装置を提供することにあ
る。
【課題を解決するための手段】
本考案の引き出し装置は、両面接着タツクテー
プに対し、その切取線において2分される一側半
部を挿通させる第1のスリツトと、他側半部を挿
通させる第2のスリツトとを所定の間隔をおいて
設けたものである。
【作用】
両面接着タツクテープの台紙テープの先端部を
切取線において予め切り裂き、その一側半部を第
1のスリツトに、また他側半部を第2のスリツト
にそれぞれ挿通させた状態で、その挿通させた一
側半部または他側半部あるいはこれら両方の先端
部を摘んで引き出すと、両スリツトが所定の間隔
を保持しているため、台紙テープの後続部分は切
取線において自動的に切り裂かれながら2つ割り
に分離して引き出される。このとき多数の両面接
着タツクは分離した台紙テープの一方の半部に接
着したまま引き出される。
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。 第1図及び第2図は本考案の第1実施例で、リ
ング状またはロール状に巻かれた両面接着タツク
テープ10のテープ収容箱20に適用した場合で
ある。このテープ収容箱20の上蓋21の一端部
には、両面接着タツクテープ10の幅方向に細長
い第1及び第2の2個のスリツト22,23が両
面接着タツクテープ10の長手方向に所定の間隔
をおいて平行に設けられている。上蓋21内に
は、その一端部の内面に第2のスリツト23の下
方に延びる案内片24が一体に穿設されている。 従つて、台紙テープ11の先端部を切取線12
において予め切り裂き、その一側半部11aを第
1のスリツト22に、また他側半部11bを第2
のスリツト23にそれぞれ挿通させた状態で、そ
の挿通させた一側半部11aまたは他側半部11
bあるいはこれら両方の先端部を摘んで引き出す
と、両スリツト22,23が台紙テープ11の長
手方向に所定の間隔を保持しているため、台紙テ
ープ11の後続部分は、両スリツト22,23の
間の部分で切取線12に沿つて自動的に切り裂か
れながら2つ割りに分離して引き出される。この
とき多数の両面接着タツク13は分離した台紙テ
ープ11の一側半部11aに接着したまま引き出
される。台紙テープ11の他側半部11bは、上
蓋21の下面と案内片24とに挟まれた状態でこ
れらの間を通過するため、一側半部11aとスム
ーズに分離されて案内片24に案内されながら引
き出され、また両面接着タツクテープ10の引き
出し部分がテープ収容箱20内に不用意に引き込
むのを防止される。 なお、第3図に示すようにテープ収容箱10の
一側壁の上端部に第1,第2のスリツト22,2
3を上下に間隔をおいて設け、これらスリツト2
2,23の間の部分に案内片26を穿設してもよ
い。 第4図及び第5図は、通常の片面接着テープに
対して広く使用されているテープ引き出しホルダ
27に適用した本考案の第2実施例を示す。通
常、テープ引き出しホルダ27には、リング状に
巻かれた片面接着テープを着脱自在にかつ回転自
在に支持するテープ支持凹所28が形成され、ま
た引き出された片面接着テープを切断するため隆
起部29の上端にカツタ30が固着されている。
そこで、リング状に巻かれた両面接着タツクテー
プ10をテープ支持凹所28に着脱自在にかつ回
転自在に支持し、またカツタ30を覆うように隆
起部29の上端部分に、本考案が適用されたテー
プ引き出し具31を着脱自在に取り付ける。 テープ引き出し具31は合成樹脂で一体成型さ
れ、後面が開口した小さい箱状部32の前壁に第
1のスリツト33と第2のスリツト34とを上下
に所定の間隔をおいて設けるとともに、これらス
リツト33,34の間の部分に案内片35を突設
し、また箱状部32の下面に、上記隆起部29の
上端部分を挟持する一対の挟持片36を一体に設
けたものである。 従つて、テープ支持凹所28から引き出した台
紙テープ11の先端部を切取線12において予め
切り裂き、その一側半部11aを第1のスリツト
33に、また他側半部11bを第2のスリツト3
4にそれぞれ挿通させた状態で、その挿通させた
一側半部11aまたは他側半部11bあるいはこ
れら両方の先端部を摘んで引つ張れば、台紙テー
プ11の後続部分は、切取線12に沿つて自動的
に切り裂かれながら両スリツト33,34から2
つ割りに分離して引き出され、多数の両面接着タ
ツク13は、分離した台紙テープ11の一側半部
11a上に残つて他側半部11bからは剥離す
る。 第6図及び第7図は、リング状に巻かれた両面
タツクテープ10自体に取り付けて使用されるテ
ープ引き出し具37に適用した本考案の第3実施
例を示す。テープ引き出し具37は、後面が開口
した小さい箱状体38内にその内部を上下に仕切
る案内壁39を設けるとともに、前壁に第1のス
リツト40と第2のスリツト41を設け、また箱
状体の下面に、L字状に折曲された一対の金属製
挟持片42を固着したものである。このテープ引
き出し具37は、リング状に巻かれた両面接着タ
ツクテープ10を一対の挟持片42で挟持して該
両面接着タツクテープ10上に跨ぐように取り付
ける。 従つて、台紙テープ11の先端部を切取線12
において予め切り裂き、その一側半部11aを案
内壁39の上側から第1のスリツト40に、また
他側半部11bを案内壁39の下側から第2のス
リツト41にそれぞれ挿通させた状態で、その挿
通させた一側半部11aまたは他側半部11bあ
るいはこれら両方の先端部を摘んで引つ張れば、
台紙テープ11の後続部分は、切取線12に沿つ
て自動的に切り裂かれながら両スリツト40,4
1から2つ割りに分離して引き出され、多数の両
面接着タツク13は分離した台紙テープ11の一
側半部11a上に残つて他側半部11bからは剥
離する。 なお、第1のスリツトと第2のスリツトの位置
関係はいずれの実施例の場合も上記とは逆であつ
てもよい。また、2つ割りされた台紙テープを切
断するカツタを一体にまたは別部材として備えて
おくと便利である。
【考案の効果】
本考案によれば、多数の両面接着タツクを台紙
テープ上に剥離自在に接着した両面接着タツクテ
ープを単に引つ張るだけで、その切取線において
自動的に2つ割りに切り裂きながら引き出し、そ
の2つ割りになつた一側半部に両面接着タツクを
残して他側半部からは両面接着タツクを自動的に
剥離できるため、両面接着タツクを台紙テープか
ら容易にかつ能率的に剥離でき、またその取り扱
いも便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第1実施例の斜視
図及び一部の断面図、第3図はその変形例の断面
図、第4図及び第5図は第2実施例の斜視図及び
一部の断面図、第6図及び第7図は第3実施例の
斜視図及び断面図である。第8図は両面接着タツ
クテープの斜視図、第9図はその断面図、第10
図はその台紙テープから剥離した両面接着タツク
の斜視図である。第11図は両面接着タツクを台
紙上に剥離自在に接着した従来の両面接着タツク
シートの斜視図、第12図はその一部の断面図、
第13図はその台紙から剥離した円形タツクの平
面図である。 10……両面接着タツクテープ、11……台紙
テープ、11a,11b……台紙テープの2つ割
りに切り裂かれた一側半部及び他側半部、12…
…切取線、13……両面接着タツク、22,3
3,40……第1のスリツト、23,34,41
……第2のスリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向の切取線を設け該切取線において縦に
    2分できる台紙テープ上にその切取線に沿つて多
    数の両面接着タツクを剥離自在に接着した両面接
    着タツクテープに対し、その切取線において2分
    される一側半部を挿通させる第1のスリツトと、
    他側半部を挿通させる第2のスリツトとを所定の
    間隔をおいて設けたことを特徴とする両面接着タ
    ツクテープの引き出し装置。
JP9251388U 1988-07-14 1988-07-14 Expired - Lifetime JPH059324Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9251388U JPH059324Y2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14

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JP9251388U JPH059324Y2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14

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Publication Number Publication Date
JPH0215429U JPH0215429U (ja) 1990-01-31
JPH059324Y2 true JPH059324Y2 (ja) 1993-03-08

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JP9251388U Expired - Lifetime JPH059324Y2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14

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