JPH0664853U - 自動テープ巻装置 - Google Patents

自動テープ巻装置

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JPH0664853U
JPH0664853U JP705293U JP705293U JPH0664853U JP H0664853 U JPH0664853 U JP H0664853U JP 705293 U JP705293 U JP 705293U JP 705293 U JP705293 U JP 705293U JP H0664853 U JPH0664853 U JP H0664853U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転せずに連続的に突合せ状態で直列搬送さ
れる鋼管相互の突合せ部を特定して効率良くテープを巻
き付けることのできる自動テープ巻装置を得ること。 【構成】 コンベヤ20にて回転せずに連続的に突合せ
状態で直列搬送される鋼管21a,21b相互の突合せ
部を突合せ部検出手段23により検出して、この検出結
果に基づき、コンベヤ20に沿って自走可能な台車25
をコンベヤ20と同期走行させ、同期走行時に台車20
上の回転リング31を回転させつつ、回転リング31に
取り付けたテープ供給装置36より鋼管突合せ部外周面
にテープ40を供給して貼付けるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鋼管ライニング工程中に鋼管内部にライニングコートが侵入するの を防ぐために、鋼管ライニング前工程で回転せずに連続的に突合せ状態で直列搬 送される鋼管相互の突合せ部にテープを巻き付ける自動テープ巻装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
図5は例えば特公平2ー11507号公報に示されている従来の自動テープ巻 装置の一例を示す側面図、図6はその平面図である。各図において、モータ1に より駆動されるターニングローラ2上には鋼管3が支持され、回転させられる。 鋼管3の一側には、鋼管3の管軸方向に沿って延設されたレール4上に台車5が 設置され、台車5上にテープ巻装置6が設置されている。
【0003】 テープ巻装置6は、台車5上に立設された支柱7と、支柱7に取り付けられて 支柱7を中心に垂直平面上を回動可能なアーム8と、アーム8の基端側に取り付 けられたテープリール9と、アーム8の先端に取り付けられて鋼管3の外周に接 するタッチローラ10とから構成されている。
【0004】 タッチローラ10は鋼管3の軸線に対して所定角度だけ傾けてアーム8に支持 されており、これによって鋼管3の回転時にタッチローラ10が受けるレール4 方向の抗力を利用して台車5全体を自動的に移動させつつテープ11を鋼管3の 外周に押圧しながら螺旋状に巻回するようになっている。
【0005】 また、鋼管を回転させつつ鋼管外周に螺旋状にテープを巻き付ける従来の自動 テープ巻装置の他の例として、特開昭59ー188410号公報、特開昭61ー 290033号公報、特開平1ー295825号公報のものがある。前述の従来 例を含み、これらはいずれも防食テープを鋼管外周の全域に巻き付ける鋼管ライ ニング工程に関するものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の自動テープ巻装置は鋼管ライニング工程に関するものであ るため、回転する鋼管外周の全域にテープを螺旋状に巻く機能しかもっていない 。このため、回転せずに搬送される鋼管へのテープ巻き付けはできないばかりで なく、回転する鋼管についても鋼管軸方向のある一点を特定してその部分のみに テープを巻き付けるようなことができなかった。
【0007】 また、複数種のテープを巻く必要がある場合は、同様の支柱7およびアーム8 を有するテープ巻装置6を台車5上にテープの種類分用意しなければならず、設 置スペースやコストの点で問題があった。
【0008】 本考案は以上の点に鑑み、回転せずに連続的に突合せ状態で直列搬送される鋼 管相互の突合せ部を特定して効率良くテープを巻き付けることのできる自動テー プ巻装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る自動テープ巻装置は、鋼管を回転させずに連続的に突合せ状態で 直列搬送するコンベヤと、前記コンベヤの搬送速度を検出するコンベヤ速度検出 器と、前記コンベヤにて搬送される鋼管相互の突合せ部を所定位置にて検出する 突合せ部検出手段と、前記コンベヤに沿って自走可能な走行台車と、前記コンベ ヤにて搬送される鋼管が通過可能な中央孔を有し、前記走行台車上の固定フレー ムに回転自在に支持された回転リングと、前記回転リングを駆動するリング駆動 モータと、前記鋼管に臨ませて前記回転リングの一側に取付けられ、該鋼管外周 面に向けてテープを供給するテープ供給装置と、前記コンベヤ速度検出器が検出 したコンベヤ速度と前記突合せ部検出手段の検出結果とに基づいて、前記走行台 車を基準位置からコンベヤと同期走行させるとともに、前記テープ供給装置より テープを供給させ、同時に前記リング駆動モータを駆動させて前記回転リングを 回転させる制御装置とを備えたものである。
【0010】 また、テープ供給装置は、テープリールと、該テープリールの近傍に配置され 、該リールよりテープを引出して鋼管外周面に貼付けるとともに、鋼管へのテー プ巻付後にテープ巻付余長部を切断するユニット化されたテープ引出し切断機構 とから構成したものである。
【0011】 また、テープ供給装置を回転リングの一側の同一平面上に複数取付けたもので ある。
【0012】
【作用】
本考案においては、鋼管が回転せずにコンベヤ上を連続的に突合せ状態で直列 搬送される。このときのコンベヤの搬送速度はコンベヤ速度検出器にて検出され 、制御装置に送られる。突合せ部検出手段は所定位置に到達した鋼管の突合せ部 を、管端の線の数(2本)により判定し、鋼管の突合せ部が所定位置に到達した ことを制御装置に知らせる。制御装置はコンベヤ速度検出器からのコンベヤ速度 と突合せ部検出手段の鋼管突合せ部検出結果から、鋼管突合せ部が回転リングが 待機している基準位置に到達するまでの時間を算出し、算出した時間経過後に走 行台車をコンベヤと同期走行させる。また制御装置は走行台車の走行が開始され ると、テープ供給装置よりテープを供給させ、同時にリング駆動モータを駆動さ せて回転リングを回転させる。テープ供給装置は、制御装置からのテープ供給指 令に基づいて、テープリールよりテープを引出して鋼管突合せ部外周面に貼付け 、鋼管突合せ部外周面へのテープ巻付後にテープ巻付余長部を切断する。
【0013】 また、テープ供給装置を回転リングの一側の同一平面上に複数取付けたので、 鋼管突合せ部への異種、異形のテープの巻き付けが可能となるのみならず、同種 のテープならばテープリールの巻数を増やすことなくテープ供給量を増大させる ことができる。
【0014】
【実施例】
以下、図示実施例により本考案を説明する。 図1は本考案に係る自動テープ巻装置の全体構成を示す側面図、図2はその回 転リング部分を拡大して示す正面図、図3は図2の側面図、図4はその制御部の 構成を示すブロック図である。各図において、20は鋼管21a,21b…21 nを回転させずに連続的に突合せ状態で直列搬送するコンベヤである鋼管搬送ロ ーラ、22は鋼管搬送ローラ20の速度を検出する例えばエンコーダ等から成る 鋼管搬送ローラ速度検出器、23は鋼管搬送ローラ20にて搬送される鋼管相互 の突合せ部を所定位置にて検出する突合せ部検出手段である。突合せ部検出手段 23は、鋼管に臨ませて所定位置に固定設置した撮像装置23aと、撮像装置2 3aにて撮像した管端の線の数(2本)により突合せ部であることを判定する突 合せ部判定手段23bとから構成されている。24はコンベヤ搬送方向に沿って 敷設されたレール、25はレール24上を移動可能な走行台車、26は走行台車 25を駆動する台車駆動モータ、27は走行台車25の移動速度を検出する台車 速度検出器であり、例えば台車駆動モータ26の出力軸に取付けられたエンコー ダ等から構成される。28は走行台車25上に複数の高さ位置調整機構29を介 して設置された補助台、30はコンベヤにて搬送される鋼管21a,21b…2 1nが通過可能な中央孔30aを有し、補助台28上に立設固定されたフレーム 、31はコンベヤにて搬送される鋼管21a,21b…21nが通過可能な中央 孔31aを有し、フレーム30に取付けた6つのプーリ32a,32b,32c ,32d,32e,32fを介して回転自在に支持された回転リングである。
【0015】 各プーリのうち、32a,32b,32c,32dは駆動用のプーリ、32e ,32fはアイドルプーリである。また、駆動用のプーリ32b,32cは、補 助台28上に設置されたリング駆動モータ33に図示しないギヤ機構を介して接 続された原動側プーリ32gにベルト34a,34bによってそれぞれ接続され 、更に図2中左側に位置する他の駆動用のプーリ32aは、伝達プーリ32hを 介して駆動用のプーリ32bとベルト34c,34dにより接続され、図2中右 側に位置する他の駆動用のプーリ32dは、伝達プーリ32iを介して駆動用の プーリ32cとベルト34e,34fにより接続されている。35は回転リング 31の回転量を検出するリング回転量検出器である。
【0016】 回転リング31の一側には、同一平面上に第1のテープ供給装置36と第2の テープ供給装置37が取付けられており、かつこれらテープ供給装置36,37 は互いに対称位置となるように位置設定されている。また、これらテープ供給装 置36,37は同様の構成を有しており、以下にその詳細を説明するが、第1の テープ供給装置36についてのみ説明し、第2のテープ供給装置37については 対応する部分に同一符号を付しその説明を省略する。
【0017】 即ち、テープ供給装置36は、テープリール38と、ユニット化されてテープ リール38の近傍に配置されたテープ引出し切断機構39とから構成されている 。テープ引出し切断機構39は、テープリール38から粘着テープ40を強制的 に引き出す引出ローラ41と、引出ローラ41を駆動する引出ローラ駆動モータ 42と、粘着テープ40の送給路の方向を変える小ローラ43,44,45と、 リニアスライダ46によりテープ送給路に直交する方向へ進退して鋼管21への テープ巻き付け時にテープ張力を調整するテンション調整ローラ47と、リニア スライダ48によりテープ送給路に直交する方向へ進退してテープ貼付け時に粘 着テープ40を鋼管外周面に押し付けるテープ押さえローラ49と、固定位置調 整可能なエアシリンダ等の図示しない直動機構によってテープ巻付完了後にテー プ送給路に直交する方向へ進出してテープ巻付余長部を切断するテープカッタ5 0とから構成されている。また、回転リング31へのテープリール38の取付部 の周辺にはテープ残量検出器51が設置されている。
【0018】 なお、図1中の符号52は走行台車25の基準位置検出用のリミットスイッチ 、53は走行台車25のオーバラン防止用のリミットスイッチ、54は走行台車 25に搭載された制御装置であり、鋼管搬送ローラ速度検出器22が検出したコ ンベヤ速度と突合せ部検出手段23の検出結果とに基づいて、台車駆動モータ2 6を駆動させて走行台車25をコンベヤと同期走行させるとともに、リング駆動 モータ33を駆動させて回転リング31を回転させ、同時にテープ供給装置36 ,37あるいはそのいずれか一方よりテープを供給させるように各部を制御する ものである。
【0019】 制御装置54の構成を図4のブロック図に基づき更に詳述する。なお、同図で はテープ供給装置については一方のみ示しているが、他方のテープ供給装置も制 御装置54との接続態様は同様である。制御装置54は、同期信号出力部55、 走行台車コントローラ56、及びテープ巻き付けコントローラ57を有する。
【0020】 同期信号出力部55は、鋼管搬送ローラ速度検出器22からのコンベヤ速度と 突合せ部検出手段23の突合せ部判定手段23bの判定結果とに基づいて同期信 号を出力するものである。
【0021】 走行台車コントローラ56は、同期信号出力部55から同期信号の入力がある と、鋼管突合せ部が、突合せ部検出手段23の設定位置から回転リング31が待 機している位置に到達するまでの時間を、鋼管搬送ローラ速度検出器22からの コンベヤ速度に基づいて算出し、算出した時間経過後に台車駆動モータ26を駆 動させて走行台車25の基準位置からの走行を開始させ、走行開始加速時におけ るコンベヤ速度とのずれ、言換えれば鋼管突合せ部と回転リング31との位置ず れを、予め設定してある速度テーブルに基づく加減速制御により補正し、コンベ ヤと同速度の走行に入ると同速走行に入ったことをテープ巻き付けコントローラ 57に知らせる。また、テープ巻き付け完了信号の入力があると、台車駆動モー タ26を停止させた後、台車駆動モータ26を逆回転させて走行台車25を待機 位置方向へ走行させ、リミットスイッチ52から信号が入力すると、走行台車2 5を停止させる。また、リミットスイッチ53から信号が入力すると、走行台車 25を停止させせた後、図示しない報知手段に対し警報を発するよう指令するも のである。
【0022】 テープ巻き付けコントローラ57は、同期信号出力部54から同期信号の入力 があった後、走行台車コントローラ56から同速走行に入ったことを知らせる信 号の入力があると、テープ押付手段49Aに対しテープ押さえローラ49を鋼管 突合せ部の外周面に押し付けるよう指令するとともに、引出ローラ駆動モータ4 2を鋼管21のパイプ径設定値に基づく速度で駆動させて引出ローラ41により テープリール38から粘着テープ40を強制的に引き出させ、同時にリング駆動 モータ33を駆動させて回転リング31を回転させる。また、鋼管のパイプ径設 定値に基づいてテンション調整手段47Aに対しテンション調整ローラ47のリ ニアスライダ46をテープ送給路に直交する方向へ進退させるよう指令する。ま た、リング回転量検出器35からのリング回転量に基づいて粘着テープ40の鋼 管突合せ部の外周面への巻き数を判定し、所定巻き数に達すると、テープカッタ 駆動手段50Aに対しテープカッタ50をテープ送給路に進出させてテープ巻付 余長部を切断するよう指令するとともに、引出ローラ駆動モータ42及びリング 駆動モータ33を停止させ、更に走行台車コントローラ56に対しテープ巻き付 け完了信号を出力するものである。
【0023】 前述の構成を有する本実施例装置において、ユニット化されたテープ引出し切 断機構39への電源供給は、ユニットにバッテリを搭載してこのバッテリより供 給してもよく、またフレーム30側に異径のリング状端子を設けて一方をプラス 端子、他方をマイナス端子(グランド)とし、回転リング31側には各リング状 端子にそれぞれ摺動して回転リング31と共回りする一対の摺動端子を設け、こ れら端子を介して装置本体側より供給するようにしてもよい。
【0024】 次に、本実施例装置の動作について図1乃至図4に基づき説明する。まず、鋼 管搬送ローラ20にて鋼管を連続搬送するにあたり、最先端と最後端のそれぞれ の位置にダミー鋼管を配置し、鋼管の搬送を開始する。最先端のダミー鋼管が突 合せ部検出手段23の下を通過する際、撮像装置23aはダミー鋼管の先端を撮 像するが、撮像された管端の線は1本であるため、突合せ部判定手段23bは突 合せ部でないと判断し、信号を出力しない。次に最先端のダミー鋼管と後続の鋼 管の突合せ部が突合せ部検出手段23の位置にくると、撮像装置23aが突合せ 部を撮像する。撮像された管端の線は2本であるため、突合せ部判定手段23b は突合せ部であると判断し、突合せ部であることを制御装置54に知らせる。制 御装置54は、突合せ部検出手段23から突合せ部であることが知らせられると 、突合せ部が回転リング31位置にくるのを待って、突合せ部が回転リング31 位置にくると、走行台車25を基準位置より鋼管搬送ローラ速度検出器22から のコンベヤ速度に基づき走行を開始させ、走行台車25がコンベヤ速度と同一速 度になると、テープ供給装置36よりテープを供給させ、同時にリング駆動モー タ33を駆動させて回転リング31を回転させる。テープ供給装置36は制御装 置54からのテープ供給指令に基づいて、テープ押さえローラ49により粘着テ ープ40の先端を鋼管突合せ部の外周面に押し付けて貼付け、次いでテープリー ル38より粘着テープ40を引き出させ、粘着テープ40の鋼管突合せ部の外周 面への巻き数が所定巻き数に達すると、テープカッタ50により粘着テープ40 のテープ巻付余長部を切断させる。
【0025】 また、制御装置54は、両テープ供給装置36,37のそれぞれのテープリー ル38,38が同種のテープである場合、一方のテープ供給装置36のテープ残 量検出器51がテープリール38のテープが無くなったことを検出すると、制御 を他方のテープ供給装置37に移す。
【0026】 また、制御装置54は、両テープ供給装置36,37のそれぞれのテープリー ル38,38が異種のテープで、かつ重ね巻きが必要な場合は上層となるテープ 側のテープ供給装置の鋼管への巻き付け開始タイミングを回転リング半回転分遅 らせる。
【0027】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、コンベヤにて回転せずに連続的に突合せ 状態で直列搬送される鋼管相互の突合せ部を検出して、この検出結果に基づき、 コンベヤに沿って自走可能な台車をコンベヤと同期走行させ、同期走行時に台車 上の回転リングを回転させつつ、回転リングに取り付けたテープ供給装置より鋼 管突合せ部外周面にテープを供給して貼付けるようにしたので、鋼管軸方向の同 一点である鋼管突合せ部を特定して効率良くテープを巻き付けることができる。 また、テープリールよりテープを引出して鋼管外周面に貼付け、鋼管へのテー プ巻付後にテープ巻付余長部を切断するテープ引出し切断機構をユニット化した ので、単体として製作でき、かつ回転リングへの組付時に微調整等の必要がなく なって組立性が向上する。 また、テープ供給装置を回転リングの一側の同一平面上に複数取付けたので、 鋼管軸方向の同一点である鋼管突合せ部への異種、異形のテープの重ね巻きが可 能となるのみならず、同種のテープならばテープリールの巻数を増やすことなく テープ供給量を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動テープ巻装置の全体構成を示
す側面図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】本考案に係る自動テープ巻装置の制御部の構成
を示すブロック図である。
【図5】従来の自動テープ巻装置の構成を示す側面図で
ある。
【図6】図5の平面図である。
【符号の説明】
20 鋼管搬送ローラ(コンベヤ) 21,21a,21b 鋼管 22 鋼管搬送ローラ速度検出器(コンベヤ速度検出
器) 23 突合せ部検出手段 25 走行台車 30 フレーム 31 回転リング 31a 中央孔 33 リング駆動モータ 36,37 テープ供給装置 38 テープリール 39 テープ引出し切断機構 40 粘着テープ(テープ) 52 基準位置検出用のリミットスイッチ 54 制御装置

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管を回転させずに連続的に突合せ状態
    で直列搬送するコンベヤと、 前記コンベヤの搬送速度を検出するコンベヤ速度検出器
    と、 前記コンベヤにて搬送される鋼管相互の突合せ部を所定
    位置にて検出する突合せ部検出手段と、 前記コンベヤに沿って自走可能な走行台車と、 前記コンベヤにて搬送される鋼管が通過可能な中央孔を
    有し、前記走行台車上の固定フレームに回転自在に支持
    された回転リングと、 前記回転リングを駆動するリング駆動モータと、 前記鋼管に臨ませて前記回転リングの一側に取付けら
    れ、該鋼管外周面に向けてテープを供給するテープ供給
    装置と、 前記コンベヤ速度検出器が検出したコンベヤ速度と前記
    突合せ部検出手段の検出結果とに基づいて、前記走行台
    車を基準位置からコンベヤと同期走行させるとともに、
    前記テープ供給装置よりテープを供給させ、同時に前記
    リング駆動モータを駆動させて前記回転リングを回転さ
    せる制御装置とを備えたことを特徴とする自動テープ巻
    装置。
  2. 【請求項2】 テープ供給装置は、テープリールと、該
    テープリールの近傍に配置され、該リールよりテープを
    引出して鋼管外周面に貼付けるとともに、鋼管へのテー
    プ巻付後にテープ巻付余長部を切断するユニット化され
    たテープ引出し切断機構とから構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の自動テープ巻装置。
  3. 【請求項3】 テープ供給装置を回転リングの一側の同
    一平面上に複数取付けたことを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の自動テープ巻装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016023679A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 日本電信電話株式会社 シート材送り込み台座
KR101677949B1 (ko) * 2016-03-11 2016-11-21 주식회사 세명기업 자동차용 고무호스의 테이핑 자동 가압장치
CN115096149A (zh) * 2022-08-09 2022-09-23 重庆交通大学 炸药包制作自动绕带装置

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