JPH0664768B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH0664768B2
JPH0664768B2 JP20756885A JP20756885A JPH0664768B2 JP H0664768 B2 JPH0664768 B2 JP H0664768B2 JP 20756885 A JP20756885 A JP 20756885A JP 20756885 A JP20756885 A JP 20756885A JP H0664768 B2 JPH0664768 B2 JP H0664768B2
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magneto
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光磁気方式による記録再生装置の改良に関する
ものである。
従来の技術 近年、記録媒体として磁性膜を利用する光磁気方式によ
る記録再生装置が光磁気記録媒体の進歩とともに、注目
されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の光磁気方式に
よる記録再生装置の一例について説明する。第4図は従
来の光磁気方式による記録再生装置を示す。第4図にお
いて、1は光磁気デイスクで、モータ2により回転駆動
される。3は光ヘッドで、光磁気デイスク1にレーザ光
を照射する。4は移送台であり、光ヘッド3と光磁気デ
イスク1をはさんで対向した電磁石5を光磁気デイスク
1の半径方向に移動させる。6は電磁石5のコイルで、
電磁石駆動装置11により磁界が発生せしめられる。9は
情報入力端子で、情報は切換器8を経て、レーザ変調器
7に入力され、光ヘッド3から照射されるレーザ光を変
調する。10はコントローラで、光ヘッド3と電磁石5を
制御し、情報入力端子9に供給される情報を光磁気デイ
スク1上に記録したり、また消去したりするためのもの
である。
以上のように構成された光磁気方式の記録再生器につい
て、以下第5図によりその動作について説明する(参考
文献:「コードデータ記録用小型光磁気デイスク装置」
電子通信学会技術研究報告84巻260号,1985年1月22日
発行CPM84-117)。
まず端子9に入力される情報を光磁気デイスク1に記録
する時は、第4図の切換器8を経てレーザ変調器7によ
り、第5図(a)の時刻t2〜t3の区間に示す光ヘッド3
のレーザ出力のように変調する。同時にコントローラ10
は磁石駆動装置11に第5図(c)に示す電磁石駆動出力を
供給し、第5図(b)に示すような磁界を電磁石5に発生
させ、光磁気デイスク1に情報が記録される。
また一度、記録された情報を消去する場合は、第5図の
時刻t5〜t8に示すように、第5図(a)のレーザ光を一
定の出力に保ち、電磁石5の磁界を第5図(b)のように
反転させる。すなわち、第5図の時刻t1〜t4の区間
は、第5図(b)の磁界はS極であり、時刻t5〜t8の区
間は、第5図(b)の磁界はN極である。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、電磁石5はインダ
クタンスを有するため、電磁石駆動装置11により電磁石
5に電流を供給しても、第5図時刻t1〜t2,t3
4,t5〜t6,t7〜t8に示すように磁界は直ちに立
上らないため、記録を開始するためには、レーザ変調器
7を動作させる前に電磁石駆動装置11を動作させなけれ
ばならず、コントローラ10の制御動作も複雑となり、か
つ時間的なロスも大きかった。さらに印加する磁界の大
きさも制御されず、安定した記録再生がなされていなか
った。
本発明は上記問題点を解決するもので、磁界を高速に印
加したり、反転させたりすることができて、時間ロスを
少なくできる光磁気方式の記録再生装置を提供するもの
である。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の記録再生装置は、
情報信号により変調された光ビームを照射して、磁性膜
を記録媒体として光磁気メモリに情報を記録する光ヘッ
ドと、磁界を発生する磁界発生器と、前記磁界発生器に
より発生した磁界を検出する磁界検出器を有し、前記磁
界検出器の出力が規定した極性でかつ規定の値になった
ことを検出した後、情報信号により変調された光ビーム
を記録媒体に照射する構成としたことを特徴とするもの
である。
また、本発明の記録媒体装置は、情報信号により変調さ
れた光ビームを照射して、磁性膜を記録媒体として光磁
気メモリに情報を記録する光ヘッドと、磁界を発生する
電磁石と、前記電磁石の磁界を検出する磁界検出器を有
し、前記磁界検出器の出力を前記電磁石を駆動する増幅
器にフイードバックする手段を設け、前記増幅器の入力
である磁界設定値に応じた磁界を発生するように構成し
たことを特徴とするものである。
作用 本発明は上記した構成によって、磁界の大きさと極性を
検出し、設定した磁界の大きさと極性と比較し、電磁石
駆動装置にフイードバックすることによって、磁界を高
速に印加したり、反転させたりでき、また磁界の設定を
正確に行ない、性能のすぐれた記録再生装置を得ること
ができる。
実施例 以下本発明の一実施例の記録再生装置について、図面を
参照しながら説明する。第1図は本発明の一実施例にお
ける記録再生装置のブロック図を示す。第1図におい
て、20は光磁気デイスクで、モータ21により回転駆動さ
れる。22は光ヘッドで、レーザ光を光磁気デイスク20に
照射する。23は移送台で、電磁石24とともに光ヘッド22
を光磁気デイスク20の半径方向に移動させる。上記電磁
石24は光ヘッド22と光磁気デイスク20をはさんで対向し
ている。25はコイルで、電磁石24に磁界を発生させる電
流が供給される。26は磁界検出器であり、本実施例では
ホール素子を使用している。27は磁界検出器26の出力36
を電圧に変換する増幅器で、比較器28においてコントロ
ーラ31の出力である磁界設定値入力35と比較される。比
較器28の出力はイコライザ29を経て駆動増幅器30で増幅
され、電磁石24のコイル25に電流が供給され、比較器28
の出力が0になるように動作する。
第2図にこの部分の伝達関数を示す。比較器28の利得を
1,イコライザ29の伝達関数をH,駆動増幅器30の利
得をK2,電磁石24のインダクタンスと抵抗値をそれぞ
れL,とR,のホール素子26と増幅器27の利得の積をK
3、磁界設定値入力35をXとし、電磁石24の磁界Yはコ
イル25に流れる電流Iに比例するとして、駆動増幅器30
の入力をZとすると、ラプラス変換式で示すと、 ここで、Sはラプラス演算子 Tは時定数でT=L/R ここで、K1,K2,K3,Hはいずれも1より大きい。
一方、第2図からフイードバックループを除去した第3
図において、 ここでZは電磁石駆動装置11の入力 Yは電磁石の磁界 Tは時定数でT=L/R (1)式と(2)式を比較すると、(1)式の時定数T1(2)式の時定数T2は T2=T …(4) これから第2図に示した磁界発生器の時定数は、第3図
に示したものの となっており、非常に小さくなっていることがわかる。
通常電磁石のインダクタンスは10mHで抵抗値は8Ω程度
であるため、 であり、第5図(b)で示した区間t1〜t2の磁界の立上
り時間は約0.125秒と非常に長かった。一方、(3)式から
同じ電磁石を使用した場合でも、K123H=100とす
ればT1=0.00125秒となり、非常に高速で磁界を印加す
ることができる。
第1図において、増幅器27の出力である磁界検出器出力
はコントローラ31に入力され、電磁石24の磁界が情報を
光磁気デイスク20上に記録するに十分かどうかが判断さ
れ、磁界検出器26の出力が規定値になったことを検出し
てから、レーザ変調器34で変調したレーザ光を光ヘッド
22より光磁気デイスク20上に照射する。ここで、32は情
報入力端子、33は切換器である。
また、電磁石に電流を供給しない時の磁界検出器の出力
を監視し、電磁石が規定以上に帯磁した時に、逆方向に
電流を与えて帯磁を消滅させることもできる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、電磁石に電流を印加した
時の磁界の立上り時間を従来のものに比べて非常に短か
くすることができるので情報を記録する命令を与えてか
ら、実際に情報を記録するまでの時間を短かくすること
ができた。
また、従来例の文献にも記載されているように、光磁気
デイスク上では、情報をセクター単位で記録再生消去を
行なうものであるが、本発明によれば、セクターのヘッ
ダーを検出してから直ちに情報を記録することも可能と
なった。また、電磁石に電流を印加した時には、常に磁
界の強さ、極性を検出できるため、磁界の強さを管理す
ることができ、レーザビームを照射するにあたって、タ
イミングのとり方も容易になるなど、非常に大きな効果
を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
本発明の動作を示す伝達関数ブロック図、第3図は第2
図のブロック図からフイードバックループを除去したブ
ロック図、第4図は従来例を示す全体構成図、第5図は
従来例のタイミングチャートである。 20…光磁気デイスク、22…光ヘッド、24…電磁石、26…
磁界検出器、27…磁界検出器用増幅器、28…比較器、29
…イコライザ、30…駆動増幅器、31…コントローラ、32
…情報入力端子、34…レーザ変調器、35…磁界設定値入
力、36…磁界検出出力

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報信号により変調された光ビームを照射
    して、磁性膜を記録媒体とした光磁気メモリに情報を記
    録する光ヘッドと、磁界を発生する磁界発生器と、前記
    磁界発生器により発生した磁界を検出する磁界検出器を
    有し、前記磁界検出器の出力が規定した極性でかつ規定
    の値になったことを検出した後、情報信号により変調さ
    れた光ビームを記録媒体に照射する構成としたことを特
    徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】情報信号により変調された光ビームを照射
    して、磁性膜を記録媒体とした光磁気メモリに情報を記
    録する光ヘッドと、磁界を発生する電磁石と、前記電磁
    石の磁界を検出する磁界検出器を有し、前記磁界検出器
    の出力を前記電磁石を駆動する増幅器に、フィードバッ
    クする手段を設け、前記増幅器の入力である磁界設定値
    に応じた磁界を発生するように構成したことを特徴とす
    る記録再生装置。
  3. 【請求項3】電磁石に電流を供給しない時の磁界検出器
    の出力を監視し、規定以上になった時に、前記電磁石の
    帯磁を消滅させる方向に電流を与えることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の記録再生装置。
JP20756885A 1985-09-18 1985-09-18 記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0664768B2 (ja)

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JPS6266449A JPS6266449A (ja) 1987-03-25
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JP2575120B2 (ja) * 1986-07-31 1997-01-22 ソニー株式会社 光磁気記録装置
EP0387052B1 (en) * 1989-03-09 1995-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Magneto-optical recording apparatus having means for delaying an input signal for preventing bit shift

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JPS6266449A (ja) 1987-03-25

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