JPH0664730U - 自走式破砕機械の破砕機取付構造 - Google Patents

自走式破砕機械の破砕機取付構造

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JPH0664730U
JPH0664730U JP750893U JP750893U JPH0664730U JP H0664730 U JPH0664730 U JP H0664730U JP 750893 U JP750893 U JP 750893U JP 750893 U JP750893 U JP 750893U JP H0664730 U JPH0664730 U JP H0664730U
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JP
Japan
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crusher
vehicle body
self
propelled
mounting structure
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Pending
Application number
JP750893U
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English (en)
Inventor
幸夫 田村
安孝 西田
昌保 山口
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 破砕機の出口隙間を調整できるし、破砕機の
後部と隣接して機器を車体に隙間なく取付けできるよう
にする。 【構成】 車体1に破砕機取付開口部61を形成し、破
砕機8の左右両側に取付けた取付けブラケット60を左
右開口縁62にボルト・ナット63で取付けて、出口隙
間調整用のボルトが車体1より下方に突出するようにす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、建物取りこわし現場等でコンクリートガラ等を破砕する自走式破砕 機械における破砕機を車体に取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自走式破砕機械としては実開昭62−125978号公報に示すように、左右 一対の走行体を備えた車体上に破砕機とホッパーと駆動装置を取付け、その車体 の下部における左右一対の走行体間に排出コンベアを起倒自在に取付けたものが 知られている。 この自走式破砕機械であれば自走できるし、ホッパー内に投入したコンクリー トガラ等の被破砕物を破砕機で細かく破砕し、その破砕片を排出コンベアによっ て車体外部に排出できる。
【0003】 前述の破砕機としては特開昭60−139347号公報に示すように、固定受 板と可動破砕板を備え、その可動破砕板をモータにより回転されるクランク軸に よって固定受板に向けて往復移動させるものが知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述の破砕機においては固定受板と可動破砕板との間隔、つまり出口隙間を調 整する必要があり、可動破砕板の後側に調整機構を設け、調整用のボルトを後部 から締付け、弛め操作している。 このために、前述のように車体上に破砕機を取付けた自走式破砕機械において は、破砕機の後側に調整機構を操作するためのスペースが必要となり、破砕機と 隣接してエンジン等の機器を隙間なく設置できないから車体全体が大きくなって しまう。
【0005】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした自走式破砕機械の破砕機 取付構造を提供することを目的とする。
【0006】 左右一対の走行体7,7を備えた車体1上に破砕機8、ホッパー11を取付け 、前記車体1の左右一対の走行体7,7間に排出コンベア16を配設した自走式 破砕機械において、 前記破砕機8を車体1に対して後部が前部よりも低くなるように斜めに取付け て出口隙間調整用のボルトを車体1より下方に突出させたことを特徴とする自走 式破砕機械の破砕機取付構造。
【0007】
【作 用】
破砕機8の出口隙間を調整するためのボルトを車体1の下部から締付け、弛め 操作でき、車体1上における破砕機8後部にスペースが不要となり、車体1上の 破砕機8後部に機器を隙間なく隣接して取付けできるから、車体1上のスペース を有効利用できて全体をコンパクトにできる。
【0008】
【実 施 例】
図1と図2に示すように、車体1の下部左右両側には縦板2を介して左右一対 のトラックフレーム3が取付けられ、このトラックフレーム3にはスプロケット 4とアイドラ5が取付けてあり、そのスプロケット4とアイドラ5に亘って履帯 6が巻掛けられて履帯式の走行体7を構成している。
【0009】 上記車体1上に破砕機8とバルブ群9とエンジン10とホッパー11が取付け られ、車体1における破砕機8の一側面8aより左右一側方に突出した部分には 手摺12が取付けられてオペレータ搭乗床13となり、このオペレータ搭乗床1 3に左右一対の走行レバー14,14が設けられていると共に、後述する一側カ バー40上部に操作レバー15が取付けてある。
【0010】 前記左右一対の走行体7,7間に排出コンベア16が上下揺動自在に配設され 、この排出コンベア16の搬入側16aは前記破砕機8の排出口の下方に位置し 、排出側16bは走行体7及び車体1よりも突出している。
【0011】 次に各部の詳細を説明する。 前記破砕機8の駆動軸20は図3に示すようにその一端部は一側面8aより突 出してフライホイール21が設けられ、駆動軸20の他端部は他側面8cより突 出してプーリ21、ベルト22、プーリ23を介して油圧モータ24で駆動され 、前記フライホール41は前述した一側カバー40で囲まれ、そのプーリ21、 ベルト22、プーリ23は他側カバー42で囲まれている。 前記排出コンベア16は図2と図4に示すようにフレーム25に駆動プーリ2 6と従動プーリ27を設け、その駆動プーリ26と従動プーリ27にベルト28 が巻掛けられ、その駆動プーリ26は油圧モータ29で駆動される。 前記フレーム25にはV字状のベルトガイド30が設けられてベルト28がV 字状となるようにしてあり、そのフレーム25に固着した支持片31が車体1に 取付けたブラケット32にピン33で上下揺動自在に支承され、前記フレーム2 5に取付けた受片34と車体1に亘ってロッド、ワイヤ等の連結部材(図示せず )を連結してあり、その連結部材の長さを変えることで排出コンベア16は上向 姿勢と水平姿勢となる。
【0012】 前記ホッパー11は図5に示すように、車体1に取付けた架台30に取付けら れ、このホッパー11の底板31は破砕機8の投入口8bに向けて水平方向摺動 自在となり、その底板31にピン32で連結した連杆33が円板34にピン35 で連結され、その円板34は図示しないフィーダ用油圧モータで回転される。 そして、円板34が回転すると連杆33を介して底板31が摺動してホッパー 11に投入した被破砕物を破砕機8の投入口8bに落下送り込まれる。 なお、前記各油圧モータには前記エンジン10で駆動される油圧ポンプの吐出 圧油をバルブ群9のバルブを切換えることで供給される。
【0013】 前記破砕機8は図6と図7に示すように、前部ケーシング41と後部ケーシン グ42と左右ケーシング43,43を備え、前部ケーシング41に固定受板44 が取付けられ、後部ケーシング42に可動破砕板45が取付けてあり、その後部 ケーシング42は左右ケーシング43に前後動可能に支承され、かつクランク軸 46によって前後動され、そのクランク軸46は左右ケーシング43に偏心支承 され、かつ駆動軸20を介して前記フライホイール21に連結されている。 トグルシート47、トグルプレート48、トグルブロック49、セット調整板 50、油圧ラム51、トグルブロック引張りボルト52、トグルブロック受座5 3、トグルブロック吊り上げボルト54、テンションロッド55、スプリング5 6、ナット57によって出口隙間調整機構を構成し、次のようにして出口隙間調 整する。 すなわち、テンションロッド55のナット57を弛め、スプリング56を伸ば す。トグルブロック引張りボルト52のナット52aを、油圧ラム51を作動さ せても引張りボルト受座52bに当らないくらい弛める。調整棒58と油圧ラム 51を受台59にのせて、手動式油圧ポンプを作動し、調整板が抜ける程度にト グルブロック49を前進させる。希望間隙になるように調整板50を上方へ取出 す。手動式油圧ポンプのもどしネジを回し油圧ラム51のシリンダを引込める。 トグルブロック吊上げボルト54とトグルブロック引張りボルト52を交互に締 付ける。 なお、以上の破砕機8の構造及び出口隙間調整機構の構造は従来周知であり、 詳細な説明は省略する。 以上のように破砕機8の出口隙間を調整するには後部からボルトを締付け、弛 め操作する必要があるので、そのためのスペースが必要となる。
【0014】 そこで、図8に示すように左右ケーシング43の外面に取付けブロック60を 、左右ケーシング43の下面43aと平行に対して後部が高くなるように斜めに 取付け、車体1の破砕機取付開口部61における左右両側縁62に取付けブロッ ク60を載置して図9に示すようにボルト・ナット63で取付けてある。
【0015】 これにより、左右ケーシング43の下端面43aは水平に対して前部が高く斜 めとなる。 つまり、破砕機8は垂直に対して後部が低く前部が高くなるように斜めに取付 けてある。 したがって、トグルブロック引張りボルト52、テンションロッド55の後端 部が車体1よりも下方に突出し、車体1上における破砕機8の後部にバルブ群9 等の機器を隙間なく隣接して取付できる。
【0016】
【考案の効果】
破砕機8の出口隙間を調整するためのボルトを車体1の下部から締付け、弛め 操作でき、車体1上における破砕機8後部にスペースが不要となり、車体1上の 破砕機8後部に機器を隙間なく隣接して取付けできるから、車体1上のスペース を有効利用できて全体をコンパクトにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体側面図である。
【図2】本考案の実施例を示す全体正面図である。
【図3】本考案の実施例を示す全体平面図である。
【図4】排出コンベア部分の詳細側面図である。
【図5】ホッパー部分の詳細断面図である。
【図6】破砕機の断面図である。
【図7】破砕機の平面図である。
【図8】破砕機の車体取付部の正面図である。
【図9】図8のA−A断面図である。
【符号の説明】
1…車体、7…走行体、8…破砕機、8b…投入口、1
1…ホッパー、16…排出コンべア、60…取付けブラ
ケット、61…破砕機取付開口部、62…左右開口縁、
63…ボルト・ナット。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の走行体7,7を備えた車体1
    上に破砕機8、ホッパー11を取付け、前記車体1の左
    右一対の走行体7,7間に排出コンベア16を配設した
    自走式破砕機械において、 前記破砕機8を車体1に対して後部が前部よりも低くな
    るように斜めに取付けて出口隙間調整用のボルトを車体
    1より下方に突出させたことを特徴とする自走式破砕機
    械の破砕機取付構造。
  2. 【請求項2】 車体1に破砕機取付開口部61を形成
    し、破砕機8の左右両側に取付けた取付けブロック60
    を破砕機取付開口部61の左右開口縁にボルト止めした
    請求項1記載の自走式破砕機械の破砕機取付構造。
JP750893U 1993-02-26 1993-02-26 自走式破砕機械の破砕機取付構造 Pending JPH0664730U (ja)

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