JPH066447A - 留守番電話機の制御方法 - Google Patents
留守番電話機の制御方法Info
- Publication number
- JPH066447A JPH066447A JP4183191A JP18319192A JPH066447A JP H066447 A JPH066447 A JP H066447A JP 4183191 A JP4183191 A JP 4183191A JP 18319192 A JP18319192 A JP 18319192A JP H066447 A JPH066447 A JP H066447A
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- JP
- Japan
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- recording
- tape
- memory
- reel
- pulse
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 録音テ−プの残り時間を報告することが可能
な、留守番電話機の制御方法の提供。 【構成】 録音テ−プの種類を判定するステップ、着信
メッセ−ジの録音経過量を計測するステップ、当該経過
量を累積記録するステップ、当該累積記録にもとづき録
音テ−プ残り時間を把握し、これを報告するステップを
含んだ制御方法を構成する。
な、留守番電話機の制御方法の提供。 【構成】 録音テ−プの種類を判定するステップ、着信
メッセ−ジの録音経過量を計測するステップ、当該経過
量を累積記録するステップ、当該累積記録にもとづき録
音テ−プ残り時間を把握し、これを報告するステップを
含んだ制御方法を構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、留守番電話機の制御方
法に関するもの、とりわけ録音テープ残り状態を報告す
る留守番電話機の制御方法に関するものである。
法に関するもの、とりわけ録音テープ残り状態を報告す
る留守番電話機の制御方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】磁気テープを録音再生手段に用い、当該
磁気テープの回転に応じてパルス信号を発生する構成の
留守番電話機は従来にも存在したが、このパルス信号
（以下、「リールパルス」という）は応答メッセージ記
録分や応答メッセージのバックアップ記録分、さらに着
信メッセージ記録分といった、録音記録分のタイミング
制御（記録開始位置や終了位置の管理）にのみ使用され
ていた。
磁気テープの回転に応じてパルス信号を発生する構成の
留守番電話機は従来にも存在したが、このパルス信号
（以下、「リールパルス」という）は応答メッセージ記
録分や応答メッセージのバックアップ記録分、さらに着
信メッセージ記録分といった、録音記録分のタイミング
制御（記録開始位置や終了位置の管理）にのみ使用され
ていた。
【０００３】図５は従来使用されている、マイクロカセ
ット用のリールパルス発生機構の説明図である。使用す
るマイクロカセット１１の種類により、３０分型１２と
６０分型１３では巻き取り時の直径が異なる。録再デッ
キ１４のサプライリール用軸１５に装着したディスク１
６には等間隔で複数個（図では４個）の磁石１７を設
け、磁石１７の移動に伴い発生する磁力線の変化を磁気
センサ１８が検出し、リールパルスを発生する。この磁
気式のほかにも、反射チップ１９と光源２０および光セ
ンサ２１による光検出式もある。
ット用のリールパルス発生機構の説明図である。使用す
るマイクロカセット１１の種類により、３０分型１２と
６０分型１３では巻き取り時の直径が異なる。録再デッ
キ１４のサプライリール用軸１５に装着したディスク１
６には等間隔で複数個（図では４個）の磁石１７を設
け、磁石１７の移動に伴い発生する磁力線の変化を磁気
センサ１８が検出し、リールパルスを発生する。この磁
気式のほかにも、反射チップ１９と光源２０および光セ
ンサ２１による光検出式もある。
【０００４】ここで発生したリールパルスは、前記のよ
うに従来の制御方法ではタイミング制御にだけ使用して
おり、テープ残量管理には使用していなかった。
うに従来の制御方法ではタイミング制御にだけ使用して
おり、テープ残量管理には使用していなかった。
【０００５】このように、従来機の制御方法では、リー
ルパルスと録音の累積記録時間を関連づける機能がなか
った。さらに録音用テープの種類すなわち３０分型か６
０分型かの判定機能もなかったから、テープ残量を把握
し、管理し、報告する機能もなかった。
ルパルスと録音の累積記録時間を関連づける機能がなか
った。さらに録音用テープの種類すなわち３０分型か６
０分型かの判定機能もなかったから、テープ残量を把握
し、管理し、報告する機能もなかった。
【０００６】このため、従来機では着信メッセージの記
録が進行するにつれ、テープ残量の把握が困難になって
いた。特に再生後もクリアおよびテープ巻き戻しをしな
いで、記録分を保持する機種であると、留守設定時にテ
ープ残量がほとんどない場合も生じる。よって従来機で
は目視によってテープ残量の見当をつけるしかなく、正
確な残量把握が困難であった。さらにテープが露出され
ない機種では目視さえ容易にはできず、不便であった。
録が進行するにつれ、テープ残量の把握が困難になって
いた。特に再生後もクリアおよびテープ巻き戻しをしな
いで、記録分を保持する機種であると、留守設定時にテ
ープ残量がほとんどない場合も生じる。よって従来機で
は目視によってテープ残量の見当をつけるしかなく、正
確な残量把握が困難であった。さらにテープが露出され
ない機種では目視さえ容易にはできず、不便であった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解決するため、正確なテープ残量の管理と、残
量の状態の報告が可能な留守番電話機の制御方法を提供
するものである。
問題点を解決するため、正確なテープ残量の管理と、残
量の状態の報告が可能な留守番電話機の制御方法を提供
するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明による、留守番電
話機の制御方法は、録音用テープの種類を判定するステ
ップと、着信時のメッセージを録音する際に、各メッセ
ージごとの、録音の経過に対応する経過量を計測するス
テップと、各メッセージごとに計測した当該経過量の累
積を記録するステップと、当該累積記録にもとづき録音
テープ残り状態を報告するステップを含んで構成する。
話機の制御方法は、録音用テープの種類を判定するステ
ップと、着信時のメッセージを録音する際に、各メッセ
ージごとの、録音の経過に対応する経過量を計測するス
テップと、各メッセージごとに計測した当該経過量の累
積を記録するステップと、当該累積記録にもとづき録音
テープ残り状態を報告するステップを含んで構成する。
【０００９】
【作用】録音用テープの種類を判定するステップによ
り、使用テープが３０分型か６０分型かの判定を行う。
判定結果から、当該テープの総経過量、例えば総記録可
能時間あるいは総リールパルス発生可能数を設定する。
着信メッセージの録音時に、録音の経過量を計測するス
テップにより、各メッセージ毎の経過量、例えば記録時
間あるいはリールパルス発生数を計測し、ついで経過量
の累積を記録するステップにより経過量の累積記録を更
新する。
り、使用テープが３０分型か６０分型かの判定を行う。
判定結果から、当該テープの総経過量、例えば総記録可
能時間あるいは総リールパルス発生可能数を設定する。
着信メッセージの録音時に、録音の経過量を計測するス
テップにより、各メッセージ毎の経過量、例えば記録時
間あるいはリールパルス発生数を計測し、ついで経過量
の累積を記録するステップにより経過量の累積記録を更
新する。
【００１０】ここで、録音テープ残り状態を報告するス
テップが、上記の総経過量と、上記の累積記録にもとづ
き、録音テープの残り状態を把握し、この状態を表示や
信号音などにより報告する。
テップが、上記の総経過量と、上記の累積記録にもとづ
き、録音テープの残り状態を把握し、この状態を表示や
信号音などにより報告する。
【００１１】
【実施例】図１は、本発明の制御方法にて作動する留守
番電話機の一実施例を、ブロック構成で示す。本実施例
では、経過量としてリールパルスを用いる。メモリＭ１
には、パルスカウントのデフォルト値のデータを格納し
ておく。デフォルト値とは、予め設定した値を意味し、
当該テープを一定量使用するまでに発生するパルスカウ
ントを前以て設定しておく。
番電話機の一実施例を、ブロック構成で示す。本実施例
では、経過量としてリールパルスを用いる。メモリＭ１
には、パルスカウントのデフォルト値のデータを格納し
ておく。デフォルト値とは、予め設定した値を意味し、
当該テープを一定量使用するまでに発生するパルスカウ
ントを前以て設定しておく。
【００１２】例えば３０分型テープで２５分まで使用し
たときの発生パルスカウントをＤ３０として、また６０
分型テープで５５分まで使用したときの発生パルスカウ
ントをＤ６０として、メモリＭ１に格納しておく。
たときの発生パルスカウントをＤ３０として、また６０
分型テープで５５分まで使用したときの発生パルスカウ
ントをＤ６０として、メモリＭ１に格納しておく。
【００１３】録音再生機３にテープ装着時、テープは完
全に巻き戻された状態にある。巻頭に応答メッセージ
や、応答メッセージのバックアップコピーを録音する
が、確認のための再生時に発生するリールパルスを、リ
ールパルス検出部５で検出し、テープ種類判定回路７で
３０分型か、６０分型かを判定する。この結果により、
デフォールト値Ｄ３０かＤ６０をメモリＭ１からよみ出
し、Ｄｄとする。
全に巻き戻された状態にある。巻頭に応答メッセージ
や、応答メッセージのバックアップコピーを録音する
が、確認のための再生時に発生するリールパルスを、リ
ールパルス検出部５で検出し、テープ種類判定回路７で
３０分型か、６０分型かを判定する。この結果により、
デフォールト値Ｄ３０かＤ６０をメモリＭ１からよみ出
し、Ｄｄとする。
【００１４】一方、着信メッセージの録音時に発生した
リールパルスは、パルスカウンタ６で計数され、録音終
了時の計数値Ｔｃが、メモリＭ２からとり出した値に加
算され、更新された累積記録Ｓｃとして、カウント値ベ
ースで再びメモリＭ２に格納される。
リールパルスは、パルスカウンタ６で計数され、録音終
了時の計数値Ｔｃが、メモリＭ２からとり出した値に加
算され、更新された累積記録Ｓｃとして、カウント値ベ
ースで再びメモリＭ２に格納される。
【００１５】このようにして、着信メッセージ録音のた
びに累積記録Ｓｃがカウント値ベースで増加更新されて
いくが、Ｓｃがデフォルト値Ｄｄに等しいか超えた時点
で、テープの残量が５分をきった状態であることを、報
知部８にて報知する。報知の手段はランプ点灯、点滅、
警告音等にて行う。これら全体の制御をコントローラ４
が行う。
びに累積記録Ｓｃがカウント値ベースで増加更新されて
いくが、Ｓｃがデフォルト値Ｄｄに等しいか超えた時点
で、テープの残量が５分をきった状態であることを、報
知部８にて報知する。報知の手段はランプ点灯、点滅、
警告音等にて行う。これら全体の制御をコントローラ４
が行う。
【００１６】図２は経過量に記録時間を用いた例で、録
音時間をタイマー９にて管理する。各録音毎の記録時間
は、計数値Ｔｃとして、メモリＭ３からとりだせる。メ
モリＭ２には、累積記録Ｓｃを時間ベースで格納する。
メモリＭ１には、デフォルト値データＤ３０やＤ６０
を、時間ベースで格納する。時間は、分と秒、または秒
で表示するとよい。その他の構成は、図１と同様であ
る。
音時間をタイマー９にて管理する。各録音毎の記録時間
は、計数値Ｔｃとして、メモリＭ３からとりだせる。メ
モリＭ２には、累積記録Ｓｃを時間ベースで格納する。
メモリＭ１には、デフォルト値データＤ３０やＤ６０
を、時間ベースで格納する。時間は、分と秒、または秒
で表示するとよい。その他の構成は、図１と同様であ
る。
【００１７】図３は、本発明の制御方法の構成部分であ
る、録音用テープ種類判定ステップのフローチャート例
を示す。再生スタートＳ１で、完全巻き戻し状態から再
生開始すれば、回転に伴い、リールパルスが発生する。
最初のリールパルス入力があれば、計時開始Ｓ３にてパ
ルス間隔の時間を計測開始する。ここから４個のパルス
入力を検出した時点で、計時終了Ｓ５により計測終了す
る。
る、録音用テープ種類判定ステップのフローチャート例
を示す。再生スタートＳ１で、完全巻き戻し状態から再
生開始すれば、回転に伴い、リールパルスが発生する。
最初のリールパルス入力があれば、計時開始Ｓ３にてパ
ルス間隔の時間を計測開始する。ここから４個のパルス
入力を検出した時点で、計時終了Ｓ５により計測終了す
る。
【００１８】前述したように、３０分型のテープの直径
は小さいから、一回転で送り出されるテープ量は少い。
再生テープ速度は一定ゆえ、３０分型テープの回転は速
く、よってパルス間隔は短い。これに比して、６０分型
のテープの直径は大きいから、パルス間隔は長い。この
特性をもとに、Ｓ６とＳ８にてテープ種類を判定し、結
果に対応したデフォルト値ＤｄをＳ７、Ｓ９にて設定す
る。Ｄｄは、採用した経過量、例えばリールパルス数や
記録時間に対応させた値にする。
は小さいから、一回転で送り出されるテープ量は少い。
再生テープ速度は一定ゆえ、３０分型テープの回転は速
く、よってパルス間隔は短い。これに比して、６０分型
のテープの直径は大きいから、パルス間隔は長い。この
特性をもとに、Ｓ６とＳ８にてテープ種類を判定し、結
果に対応したデフォルト値ＤｄをＳ７、Ｓ９にて設定す
る。Ｄｄは、採用した経過量、例えばリールパルス数や
記録時間に対応させた値にする。
【００１９】図４は、本発明の制御方法の構成部分であ
る、経過量計測から報知にいたるステップのフローチャ
ート例を示す。いま着信待機Ｓ１２にて着信があると、
着信メッセージの録音をＳ１４にて開始するが、これに
先立ち、Ｓ１３にて経過量すなわち録音時に発生するリ
ールパルス数や、記録時間の計測を開始する。Ｓ１５に
て録音終了を確認したら、Ｓ１６にて計測終了とし、結
果をＴｃとする。
る、経過量計測から報知にいたるステップのフローチャ
ート例を示す。いま着信待機Ｓ１２にて着信があると、
着信メッセージの録音をＳ１４にて開始するが、これに
先立ち、Ｓ１３にて経過量すなわち録音時に発生するリ
ールパルス数や、記録時間の計測を開始する。Ｓ１５に
て録音終了を確認したら、Ｓ１６にて計測終了とし、結
果をＴｃとする。
【００２０】ついでＳ１７にて、現在の累積記録Ｓｃに
上記Ｔｃを加え、更新した累積記録Ｓｃとする。ここで
Ｓ１８にて、累積記録Ｓｃとデフォルト値Ｄｄの比較を
実行し、その結果にもとづき、Ｓ１９にて報知する。
上記Ｔｃを加え、更新した累積記録Ｓｃとする。ここで
Ｓ１８にて、累積記録Ｓｃとデフォルト値Ｄｄの比較を
実行し、その結果にもとづき、Ｓ１９にて報知する。
【００２１】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。利用者は、録音テープ
の残り状態を簡単に知ることが出来るので、例えばテー
プの残量がほとんどない状態にも拘らず、そのまま留守
設定をするという弊を回避できる。
で、次に記載する効果を奏する。利用者は、録音テープ
の残り状態を簡単に知ることが出来るので、例えばテー
プの残量がほとんどない状態にも拘らず、そのまま留守
設定をするという弊を回避できる。
【図１】本発明の制御方法を適用した留守番電話機の実
施例のブロック構成図である。
施例のブロック構成図である。
【図２】本発明の制御方法を適用した留守番電話機の、
他の実施例のブロック構成図である。
他の実施例のブロック構成図である。
【図３】本発明の制御方法における、録音用テープ種類
の判定のフローチャート例である。
の判定のフローチャート例である。
【図４】本発明の制御方法における、報知に至る制御の
フローチャート例である。
フローチャート例である。
【図５】従来のリールパルス発生機構の説明図である。
１ 電話回線 ２ 回線部 ３ 録音再生機 ４ コントローラ ５ リールパルス検出部 ６ パルスカウンタ ７ テープ種類判定回路 ８ 報知部 ９ タイマー １１ マイクロカセット １２ ３０分型 １３ ６０分型 １４ 録再デッキ １５ サプライリール用軸 １６ ディスク １７ 磁石 １８ 磁気センサ １９ 反射チップ ２０ 光源 ２１ 光センサ Ｍ１，Ｍ２，Ｍ３ メモリ
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気テープを録音再生手段に用い、当該
磁気テープの回転に応じてパルス信号を発生する構成の
留守番電話機につき、当該磁気テープの種類を判定する
ステップと、着信時のメッセージを録音する際に、各メ
ッセージごとの、録音の経過に対応する経過量を計測す
るステップと、各メッセージごとに計測した当該経過量
の累積を記録するステップと、当該累積記録にもとづき
録音テープ残り状態を報告するステップを含むを特徴と
する、当該留守番電話機の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4183191A JPH066447A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 留守番電話機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4183191A JPH066447A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 留守番電話機の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066447A true JPH066447A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=16131370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4183191A Pending JPH066447A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 留守番電話機の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066447A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012008009A1 (ja) | 2010-07-12 | 2012-01-19 | 三菱鉛筆株式会社 | 液体化粧料 |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP4183191A patent/JPH066447A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012008009A1 (ja) | 2010-07-12 | 2012-01-19 | 三菱鉛筆株式会社 | 液体化粧料 |
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