JPH0664452A - 個別駆動電気自動車および個別駆動電気自動車用タンデムモータ - Google Patents

個別駆動電気自動車および個別駆動電気自動車用タンデムモータ

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JPH0664452A
JPH0664452A JP24578192A JP24578192A JPH0664452A JP H0664452 A JPH0664452 A JP H0664452A JP 24578192 A JP24578192 A JP 24578192A JP 24578192 A JP24578192 A JP 24578192A JP H0664452 A JPH0664452 A JP H0664452A
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motors
shafts
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Takasada Takahashi
孝貞 高橋
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  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サスペンション類と干渉することなく限られ
た範囲内で2個の大容量のモータが設置できるようにす
る。 【構成】 シャシフレーム1の縦フレーム材5L 、5R
に挟まれてタンデムモータ20が設置される。タンデム
モータは同一構成の2個のモータ21、21がそのモー
タ本体22の主軸線Fをオフセットさせて互い違いに平
行に配置され、それぞれミッション24を介して主軸線
Fからオフセットされた2個の出力軸26、26が一直
線に並び、この出力軸26、26が前輪の車軸線C上に
略一致させてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は左右の車輪をそれぞれ個
別のモータで駆動する個別駆動電気自動車およびこれに
用いられるタンデムモータに関する。
【0002】
【従来の技術】左右の車輪を個別のモータで駆動するよ
うにした個別駆動電気自動車として、モータを車両軸線
と直角に、一直線に並べて配置したものがある。例え
ば、「QUATTRORUOTE」(1990年2月号
p.196〜197、 EDITORIALE DO
MUS発行)には、前輪車軸線上に略一致させて2個の
モータが背中あわせに一直線に結合され、各出力軸が左
右に出て、それぞれドライブシャフトを介して車輪に連
結されたものが開示されている。これにより、差動機構
を不要とする一方、個別独立の制御を可能にして、操舵
車輪の駆動などにおいても円滑な作動を得ることを狙っ
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなモータの配置では、十分な容量の大型モータを搭
載することができない。すなわち、モータの両側に車輪
のサスペンション類があるのでその全体の長さに制限が
ある。この制限のなかでは、モータの径を大きくするこ
とによってある程度はモータ出力を増大し得るけれど
も、最低地上高を少なくしてしまったり、このようなモ
ータを部品共用化で例えば後輪駆動車両に用いると、モ
ータの出っ張りのため貨物室を狭めてしまうなどの問題
が生じる。そしてなお、その出力は車両特性に見合った
十分な容量にまでは達せられない状況にある。
【0004】このため、どうしても大容量の大型モータ
を搭載するには、上記の配置ではサスペンション類と干
渉するため、これを避けて、一直線に並べたモータを車
軸線上からオフセットさせて設置することが考えられ
る。しかしこれでも、操舵車輪を駆動するような場合に
は、回動する車輪との干渉まで考慮すると車両の側面図
上車輪をも避けた位置までモータを車軸線から遠く離さ
なくてはならない。この場合、余分のスペースを犠牲に
してしまうとともに、モータの出力軸と車輪アクスルユ
ニット間を斜めのドライブシャフトで連結することはサ
スペンションリンケージやステアリングリンケージとの
干渉から困難であるから、ドライブシャフトは車軸線上
に位置させ、これとモータ出力軸との間をベルトやチエ
ーンで伝達する大掛かりな構造となってしまうという問
題がある。したがって本発明は、上記の問題点に鑑み、
制限された範囲内で2個の大容量のモータが設置でき、
車両内のスペースが有効活用されるようにした個別駆動
電気自動車と、これに用いられるタンデムモータを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため請求項1に記載
の発明は、左右の車輪毎に個別に設けられたモータが搭
載され、この2個のモータはそれぞれそのモータ本体の
主軸からクランク状にオフセットした出力軸を有し、前
記の主軸が互いに平行で車両の前後軸に対して直角方向
に配置されるとともに、前記の出力軸が左右の車輪を結
ぶ車軸線上に略一致させて設置され、左右の車輪と出力
軸とがそれぞれドライブシャフトで連結されている個別
駆動電気自動車とした。また請求項4に記載の発明は、
上記の個別駆動電気自動車に用いられるモータとして、
それぞれそのモータ本体の一端に設けられたミッション
を介してモータ本体の主軸からクランク状にオフセット
した位置に出力軸を有する2個のモータからなり、その
2個のモータが主軸を互いに平行にして互い違いに結合
され、前記の出力軸が各主軸と平行の一直線上に位置す
るよう構成されたタンデムモータとした。
【0006】
【作用】2個のモータをそれぞれモータ本体の主軸の回
転がその主軸からオフセットした出力軸に伝達されるよ
うにし、モータ本体の主軸を平行にしてこれら2個のモ
ータを互い違いに配置するとともに、2個の出力軸が一
直線に並ぶようにして、これを車軸線上に略一致させて
あるから、大型のモータでも狭いスペース内に納まり、
サスペンションやタイアに干渉することがない。
【0007】
【実施例】図1および図2は本発明の実施例を示す側面
図および平面図である。車両はシャシフレーム1上に車
体2が架装されて構成されている。シャシフレーム1
は、その前後方向に延びる2本の縦フレーム材5L 、5
R が前部および後部においてそれぞれ左右方向の車軸線
C、Dが横切る部分が幅狭で、中間部分が幅広とされ、
適宜間隔で設けられたクロスメンバ6で結合された梯子
型に形成されており、さらに平面図上および側面図上で
前後に対称の形状となっている。そしてシャシフレーム
1には前後同一のサスペンションアッパアーム11L 、
11R 、サスペンションロアアーム12L 、12R とア
クスルユニット13L 、13R を有するサスペンション
が組み付けられ、前輪および後輪に対してシャシフレー
ム1を介し車体2を懸架している。このために縦フレー
ム材5L 、5R の前輪部には図3に示されるようにサス
ペンションアッパアーム用の支持ブラケット7L 、7R
、サスペンションロアアーム用の支持ブラケット8L
、8R 、9L、9R が設けられている。これらが平面図
上シャシフレーム1の中心に関して前後左右点対称の位
置にそれぞれ設けられている。 前輪15L 、15R の
アクスルユニットには、操舵のためのステアリングリン
ケージ18L 、18R が連結され、後輪16L 、16R
のアクスルユニットは、シャシフレーム1に別途付加さ
れたブラケット10L 、10R に連結された固定用メン
バ19L 、19R により左右回動が阻止されている。
【0008】シャシフレーム1の前部の幅狭部には、2
本の縦フレーム材5L 、5R に挟まれてタンデムモータ
20が設置されている。タンデムモータ20は同一構成
の2個のモータ21、21がそのモータ本体の主軸線F
をオフセットさせて互い違いに平行に配置され、それぞ
れミッション24を介して主軸線Fからオフセットされ
た2個の出力軸26、26が一直線に並び、この出力軸
26、26が前輪の車軸線C上に略一致させてある。出
力軸26、26とアクスルユニット13L 、13R がそ
れぞれドライブシャフト17、17により連結されてい
る。
【0009】図4および図5は、このタンデムモータ2
0を拡大して示すものである。2個のモータは同一に構
成されているから、右車輪駆動用について説明し、その
他は必要に応じて右車輪駆動用と左車輪駆動用を
(R)、(L)の添え字で区別する。右車輪駆動用のモ
ータ21はそのモータ本体22の右端にミッション24
が結合されており、該ミッションはモータ本体の主軸線
F(R)に対して横方向に延び、その内部にギア伝達機
構25を有して、モータ本体22の主軸23の回転をそ
の主軸からオフセットした出力軸線V上で右方に向いた
出力軸26(R)へクランク状に伝達する。左車輪駆動
用のモータ21はそのモータ本体22がその主軸線F
(L)を主軸線F(R)と平行にして逆向きに配置さ
れ、ミッション24を介して主軸からオフセットした出
力軸26(L)を出力軸26(R)の出力軸線Vと共通
の一直線上に位置させてある。
【0010】それぞれのモータ本体22の側壁にねじ孔
を有するボス27、27’が形成してあり、ミッション
24の側壁にはフランジ28、28’が形成されて、そ
れぞれのモータのフランジ28、28’に設けた穴から
ボルト29を通しそれぞれ相手方モータのボス27、2
7’のねじ穴に結合される。図4には右車輪駆動用のモ
ータ21(R)と左車輪駆動側のミッション24(L)
との結合部のみが示されている。これにより互いに強固
に結合され、この結合された状態において上述のとおり
出力軸26(L)と出力軸26(R)が出力軸線V上に
並んでいる。そして左右の出力軸26(L)と出力軸2
6(R)は背中あわせとなり、その間にミッション2
4、24を壁とする空間Sが形成されている。
【0011】以上のように構成されたタンデムモータ2
0が、前述のようにその出力軸線Vを前輪の車軸線C上
に略一致させて、適宜のマウント部材によりシャシフレ
ーム1に取り付けられている。ここで、タンデムモータ
20の右車輪駆動用モータと左車輪駆動用モータの各モ
ータ本体22は、互いにその共通の出力軸線Vの上方に
おいて該出力軸線の前後に振り分けられた姿勢で取り付
けられる。これにより、両モータ本体の下側には、上述
の左右の出力軸間の空間が位置づけられる。
【0012】シャシフレーム1の各クロスメンバ6は、
図6に示されるようにそれぞれ左右の縦フレーム材5L
、5R 間の上下に張り渡された上枠6aおよび下枠6
bからなる枠型をしており、前後方向に見通しの空間W
がシャシフレーム幅中央部に形成されている。 各クロ
スメンバの下枠6bにはガイドローラ31a、31bが
設けられ、見通しの空間W内をシャシフレーム1の前後
にわたってそれぞれ一直線上に並んでいる。この見通し
の空間W内に、複数個のバッテリをバッテリケース32
aに収納してユニット化された第1のバッテリ組32が
そのバッテリケースの底壁および側壁をガイドローラ3
1a、31bに案内されて車両前方から搭載され、第2
のバッテリ組33がそのバッテリケース33aを同様に
ガイドローラに案内されて車両後方から差し込まれて搭
載される。この際、先の図5に示されるように、第1の
バッテリ組32は前述したタンデムモータ20の左右の
出力軸26間に形成された空間Sに配置される。クロス
メンバの上枠6a上面には車室フロア3が設けられ、車
室内外が区画されている。
【0013】この実施例は以上のように構成され、左右
の車輪を個別に駆動するモータを、それぞれモータ本体
の主軸に対して横方向に延びるミッションが端部に結合
され、モータ本体主軸の回転をその主軸からオフセット
した出力軸へクランク状に伝達するようにし、これら2
個のモータをその主軸をオフセットさせて互い違いに平
行に配置するとともに、2個の出力軸が一直線に並んで
これを前輪の車軸線上に略一致させてあるから、大型の
モータでもそれぞれが余裕をもってシャシフレーム幅内
に納まり、サスペンションやタイアに干渉することがな
い。したがってまたモータと出力軸とのオフセット量も
最小限で済むから、動力伝達系が複雑大掛かりとなるこ
ともない。そして2個のモータはとくに互いに結合され
て一体化され、コンパクトなユニットに構成されている
から車両搭載などの作業が簡単となる。また左右の出力
軸間には空間が形成され、2個のモータ本体が出力軸よ
りも上方に配置されているから、この空間がシャシフレ
ーム幅中央部に前後方向からバッテリを搭載する場合に
その通過および収納スペースとなり、有効活用される。
【0014】図7および図8は第2の実施例を示す。シ
ャシフレーム1’は前実施例のものと同じ縦フレーム材
5L 、5R を有し、適宜間隔で設けられた基本的に直線
状のクロスメンバ6’で結合された梯子型に形成されて
いる。そして同様に平面図上シャシフレーム1’の中心
に関して点対称の位置にそれぞれサスペンションアッパ
アーム用に同一の支持ブラケット7L 、7R 、サスペン
ションロアアーム用にも前後同一となるように支持ブラ
ケット8L 、8R 、9L 、9R が設けられて、前後同一
のサスペンションアッパアーム11L 、11R 、サスペ
ンションロアアーム12L 、12R とアクスルユニット
13L 、13R を有するサスペンションが組み付けら
れ、前輪および後輪に対してシャシフレーム1’を介し
車体2’を懸架している。 前輪15L 、15R のアク
スルユニットには、操舵のためのステアリングリンケー
ジ18L 、18R が連結され、後輪16L 、16R のア
クスルユニットは、シャシフレーム1’に付加されたブ
ラケット10L 、10R に連結された固定用メンバ19
L 、19R により左右回動が阻止されている。
【0015】シャシフレーム1’の後部の幅狭部には、
2本の縦フレーム材5L 、5R に挟まれてタンデムモー
タ20’が設置されている。タンデムモータ20’より
前方には、縦フレーム材5L 、5R と各クロスメンバ
6’とに囲まれる各区画内に、側面図上縦フレーム材5
L 、5R と重なる同レベルの高さにバッテリが収納され
ている。バッテリは区画の広さに応じて、単独バッテリ
34や複数個からなるバッテリ組35とされ、とくに前
後車軸線C、Dの間ではバッテリケース37に載置固定
され、バッテリケース37を車両の下側からシャシフレ
ーム1’に固定することによって搭載されている。
【0016】タンデムモータ20’は前実施例と同様に
同一構成の右車輪駆動用と左車輪駆動用の2個のモータ
からなる。2個のモータ21’がそのモータ本体22’
の主軸線F’(R)、F’(L)をオフセットさせて互
い違いに平行に配置され、それぞれミッション24’を
介して主軸からオフセットされた出力軸26’(R)、
26’(L)へクランク状に動力を伝達する。2個のモ
ータ21’は互いにそのモータ本体22’と相手方のミ
ッション24’とが連結固定され、2個の出力軸26’
(R)、26’(L)は前実施例の出力軸線Vと同じく
一直線の出力軸線V’に並んで後輪の車軸線D上に略一
致させてある。またそれぞれのミッション24’におい
て、出力軸線V’上には出力軸26’が延びる方向とは
逆側にパーキングブレーキユニット40が一体に組み付
けられている。
【0017】そしてここでは、2個のモータ本体22’
(R)と22’(L)は水平な略平面上で互いに出力軸
線V’を挟んで前後対称位置にあり、側面図上右車輪駆
動用モータのモータ本体22’(R)、ミッションの出
力軸26’部および左車輪駆動用モータのモータ本体2
2’(L)それぞれの下縁を結ぶ線が略直線状となっ
て、タンデムモータ20’全体が高さの低い偏平形状と
されている。
【0018】この実施例によっても、2個のモータをそ
のモータ本体の主軸をオフセットさせて互い違いに平行
に配置するとともに、2個の出力軸が一直線に並んでこ
れを後輪の車軸線上に略一致させてあるから、それぞれ
がシャシフレーム幅内に納まり、サスペンションやタイ
アに干渉することなく、大型のモータが搭載される。さ
らにこの実施例では、バッテリが縦フレーム材とクロス
メンバとに囲まれて、シャシフレームと重なる同レベル
の高さに収納されることにより、車室のフロア面の地上
高が低くされるのに加えて、タンデムモータがその2個
のモータ本体を互いに出力軸を挟んで前後に配置して偏
平形状とされているから、とくに後部フロアも突出のな
い平滑面でかつ低くでき、車両全体のフロア地上高低減
に寄与することができ、スペース効率が向上される利点
がある。また、タンデムモータの出力軸間の空間では、
ミッションにパーキングブレーキユニットが組み付けら
れているから、この面でもスペースが無駄なく有効に利
用されている。
【0019】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は2個のモータが
それぞれそのモータ本体の主軸からクランク状にオフセ
ットした出力軸を有し、その主軸が互いに平行で車両の
前後軸に対して直角方向に配置されるとともに、出力軸
が車軸線上に略一致させて設置されたものとしたから、
大型のモータでもサスペンションやタイアに干渉するこ
となく搭載され、したがってまたモータ本体と出力軸と
のオフセット量も最小限で済むからコンパクトにまとめ
られる。これにより、限られたスペース内に収納される
から、車室空間などを広くでき車両内スペースが有効活
用される。
【0020】また、これに用いられるモータは、それぞ
れそのモータ本体の一端に設けられたミッションを介し
て出力軸をオフセットさせた2個のモータを、モータ本
体の主軸を互いに平行にして互い違いに結合して、2個
の出力軸が各主軸と平行の一直線上に位置するものとし
たから、ユニット化されたタンデムモータとして車両搭
載時の取り扱いが簡便となる。同じく、互い違いに結合
して2個の出力軸を一直線上に位置させるようにしてい
るから、2個のモータを同一の構造とすることができ、
これにより1種類のモータを作ればこれを2個組み合わ
せるだけで構成され、コストも低減される利点を有す
る。
【0021】そしてとくに図1に示された実施例では、
タンデムモータの2個のモータ本体を近接させて、出力
軸の上方に配置したものとしたから、左右の出力軸間に
見通しの空間が形成され、この空間をシャシフレーム部
に前後方向からバッテリを搭載する場合のその通過およ
び収納スペースに活用される。また、図7に示された実
施例では、タンデムモータの2個のモータ本体を出力軸
を挟んで互いに反対側に位置させ、これを前後方向に並
べて搭載したから、タンデムモータのユニットとしての
高さが低くなり、車両のフロアの地上高が低くでき平滑
面にできる効果が得られる。
【0022】なお、各実施例では4輪車両の前輪あるい
は後輪の2輪が駆動されるものについて説明したが、本
発明はこれに限定されることなく、例えば3輪車にも適
用でき、また4輪車両における4輪駆動についてもその
2輪毎に適用することができる。なおまた、実施例では
シャシフレームを備える車両について説明したが、本考
案はこれに限定されることなく、モノコックボディ型の
車両についても適用され、モノコックボディにおける車
室フロア面より下方へ延びるボディパネルは縦フレーム
材やクロスメンバなどシャシフレームのメンバーに相当
し、本願においてシャシフレームはこれらボディパネル
を含むものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す側面図である。
【図2】第1の実施例におけるシャシフレーム部の平面
図である。
【図3】前輪部シャシフレームの詳細側面図である。
【図4】タンデムモータの側面図である。
【図5】図4のA−A部断面図である。
【図6】図1におけるB−B矢視図である。
【図7】第2の実施例を示す側面図である。
【図8】第2の実施例におけるシャシフレーム部の平面
図である。
【符号の説明】
1、1’ シャシフレーム 2、2’ 車体 3、3’ 車室フロア 5L 、5R 縦フレーム材 6、6’ クロスメンバ 6a 上枠 6b 下枠 7L 、7R 支持ブラケット 8L 、8R 支持ブラケット 9L 、9R 支持ブラケット 10L 、10R ブラケット 11L 、11R サスペンションアッパアーム 12L 、12R サスペンションロアアーム 13L 、13R アクスルユニット 15L 、15R 前輪 16L 、16R 後輪 17 ドライブシャフト 18L 、18R ステアリングリンケージ 19L 、19R 固定用メンバ 20、20’ タンデムモータ 21、21’ モータ 22、22’ モータ本体 23 主軸 24、24’ ミッション 25 ギア伝達機構 26、26’ 出力軸 27 ボス 28 フランジ 29 ボルト 31a、31b ガイドローラ 32 第1のバッテリ組 32a、33a バッテリケース 33 第2のバッテリ組 34 バッテリ 35 バッテリ組 37 バッテリケース 40 パーキングブレーキユニット C、D 車軸線 F、F’ 主軸線 V、V’ 出力軸線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の車輪毎に個別に設けられたモータ
    が搭載され、該モータはそれぞれそのモータ本体の主軸
    からクランク状にオフセットした出力軸を有し、前記主
    軸が互いに平行で車両の前後軸に対して直角方向に配置
    されるとともに、前記出力軸が前記左右の車輪を結ぶ車
    軸線上に略一致させて設置され、前記左右の車輪と出力
    軸とがそれぞれドライブシャフトで連結されていること
    を特徴とする個別駆動電気自動車。
  2. 【請求項2】 前記モータは、それぞれそのモータ本体
    を前記出力軸の上方に位置させ、モータ本体の下側の前
    記出力軸間に空間を形成するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の個別駆動電気自動車。
  3. 【請求項3】 前記モータは、互いにそのモータ本体を
    前記出力軸の前後に位置させてあることを特徴とする請
    求項1記載の個別駆動電気自動車。
  4. 【請求項4】 それぞれそのモータ本体の一端に設けら
    れたミッションを介して前記モータ本体の主軸からクラ
    ンク状にオフセットした位置に出力軸を有する2個のモ
    ータからなり、該2個のモータが前記主軸を互いに平行
    にして互い違いに結合され、前記出力軸が前記各主軸と
    平行の一直線上に位置するよう構成されたことを特徴と
    する個別駆動電気自動車用タンデムモータ。
  5. 【請求項5】 前記2個のモータがそのモータ本体を互
    いに近接させて結合されていることを特徴とする請求項
    4記載の個別駆動電気自動車用タンデムモータ。
  6. 【請求項6】 前記2個のモータがそのモータ本体を前
    記出力軸を挟んで互いに反対側に位置させて結合されて
    いることを特徴とする請求項4記載の個別駆動電気自動
    車用タンデムモータ。
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