JPH066427A - ディジタル電話機 - Google Patents

ディジタル電話機

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JPH066427A
JPH066427A JP15669992A JP15669992A JPH066427A JP H066427 A JPH066427 A JP H066427A JP 15669992 A JP15669992 A JP 15669992A JP 15669992 A JP15669992 A JP 15669992A JP H066427 A JPH066427 A JP H066427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
digital
control means
digital signal
zero
Prior art date
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Pending
Application number
JP15669992A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Miyoshi
裕之 三好
Kazutaka Shiragami
一隆 白神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15669992A priority Critical patent/JPH066427A/ja
Publication of JPH066427A publication Critical patent/JPH066427A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル音の出力停止時に不快音を発生さ
せることのないディジタル電話機を実現する。 【構成】 ディジタル音発生手段14と、複数のディジタ
ル信号出力制御手段30〜37とゼロクロス検出手段16と、
ゼロクロス検出タイミングでディジタル信号出力制御手
段30〜37の出力を制御する主制御部11を備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、専用電話機として、構
内交換機に収容されるディジタル電話機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、構内交換機に収容される専用電話
機は、その内部における音声帯域信号の処理はディジタ
ル処理が主流となってきている。
【0003】従来、この種のディジタル電話機は、図5
に示す構成で音声帯域信号を処理するのが一般的であっ
た。以下、その構成について説明する。ここで、音声帯
域信号の処理に直接関係しない部分については図示しな
い。図5において、主制御部51は制御バス52を介して、
ディジタル音出力部53,送信ゲイン制御部57,受信ゲイ
ン制御部56,A制御レジスタ54を制御する。通話路スイ
ッチであるスイッチ(1)64及びスイッチ(2)65はA制御レ
ジスタ54の出力によって制御される。ディジタルライン
インタフェース部55はディジタル電話機と構内交換機間
を接続し、例えばピンポン伝送等によってディジタル音
声帯域信号の伝送をつかさどる。このディジタル音声帯
域信号は、PCMコーデック58によってアナログ信号に
変換され、増幅器59,または増幅器61を介してそれぞれ
受話器62のスピーカまたは拡声電話用スピーカ63に送出
される。一方、受話器62のマイクから入力されたアナロ
グ信号は、増幅器60を介してPCMコーデック58に入力
され、ディジタル音声帯域信号に変換される。
【0004】また着信音を出力する場合は、主制御部51
からA制御レジスタ54への書き込みにより、スイッチ
(1)64及びスイッチ(2)65を1側に接続し、ディジタル音
出力部53からのディジタル信号(PCMデータ)を受信ゲ
イン制御部56,PCMコーデック58を経てアナログ信号
に変換後、増幅器61にて電力増幅し、拡声電話用スピー
カ63によって鳴動させる。更に、着信音を停止させる場
合は、主制御部51からA制御レジスタ54への書き込みに
より、スイッチ(1)64及びスイッチ(2)65を0側に接続し
ディジタル音出力部53からのディジタル信号(PCMデ
ータ)のパスを切断して着信音を停止させ、その後通話
状態に移行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディジタル電話機では、着信音に代表される
ようなディジタル音の出力を停止させる場合、通話路ス
イッチによりディジタル信号のパスを切断するか、ある
いは着信音出力部の動作を停止させていたため、出力停
止時のPCMコーデック通過後のアナログ出力波形は、
図6に示すように最悪の場合最大レベルの電圧値から0
Vに急峻に変化するため不快音が生じるという欠点があ
った。本発明は上記従来の問題を解決するものであり、
ディジタル音出力部の出力停止時に不快音を発生させる
ことのないディジタル電話機を提供することを目的とし
ているものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ディジタル音発生手段の出力に並列に接続
された複数のディジタル信号出力制御手段と、ゼロクロ
ス検出手段、ディジタル信号出力制御手段の出力スイッ
チを制御する主制御手段を設けたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記の構成により、ディジタル音発生
手段のディジタル音出力波形のゼロクロス点をゼロクロ
ス検出手段で検出し、ゼロクロス検出信号として主制御
部に通知するようにし、ゼロクロス検出手段の検出信号
が有効のタイミングで、現在、出力スイッチがオン状態
にあるディジタル信号出力制御手段の出力スイッチをオ
フとし、該ディジタル信号出力制御手段よりも一段出力
音量の小さいディジタル信号出力制御手段の出力スイッ
チをオンとし、次のゼロクロス検出タイミングで再び同
様の動作を行い、順次ディジタル信号出力制御手段の出
力スイッチを変更して、最小の出力音量になった後、デ
ィジタル音発生手段のディジタル音出力を停止させるよ
うにしたものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1,図
2,図3,図4を参照しながら説明する。図1は本発明
の一実施例におけるディジタル電話機の内部構成を示す
図、図2は本発明の一実施例におけるディジタル電話機
の制御方法を示す図、図3は本発明の一実施例における
ディジタル電話機のゼロクロス検出信号を示す図、図4
は本発明の一実施例におけるディジタル電話機のディジ
タル音出力停止時の波形である。
【0009】図1において主制御部11は制御バス12を介
して、A制御レジスタ17,B制御レジスタ15,受信ゲイ
ン制御部19,送信ゲイン制御部20,ディジタル音発生手
段14を制御する。通話路スイッチであるスイッチ(1)22
及びスイッチ(2)23はA制御レジスタ17によって、動作
状態により図2(a)に示す内容で制御される。ディジタ
ル信号出力制御手段30〜37は、それぞれディジタル音出
力スイッチSW1〜SW8,ディジタルゲイン出力音量
調整部G1〜G8で構成され、B制御レジスタ15によっ
て図2(b)に示す内容で制御される。またゼロクロス検
出手段16はゼロクロス検出信号13を介してディジタル信
号出力制御手段30〜37のディジタル音出力スイッチSW
1〜SW8の変更タイミングを主制御部11に通知する。
前記ディジタルゲイン出力音量調整部G1〜G8は、そ
れぞれ図2(c)に示す内容の調整ゲイン値が与えられて
いる。その他のディジタルラインインタフェース部18,
PCMコーデック21,増幅器24〜26,受話器27,拡声電
話用スピーカ28は、図5に示した従来例と同等の機能を
持つ。
【0010】次に着信音としてのディジタル音送出状態
からディジタル音を停止し、通話状態へ移行する方法に
ついて詳細に説明する。ディジタル音送出状態において
通話路スイッチはA制御レジスタ17の内容(00001010)に
より、図2(a)に示す方向に接続され、またB制御レジ
スタ15の内容(00000001)により、ディジタル信号出力制
御手段30のディジタル音出力スイッチSW1がオン状態
となっている。従って、ディジタル音発生手段14からの
ディジタル信号の拡声電話用スピーカ28への出力レベル
は、受信ゲイン制御部19で定められるゲイン値になって
いる。
【0011】次にゼロクロス検出手段の動作について説
明する。図3のディジタル電話機のゼロクロス検出信号
を示す図では着信音が500Hzの場合の波形を示してい
る。この場合PCMデータは1周期で16ポイントの振幅
値をとる。ゼロクロス検出信号は、現在送出中のPCM
の次のPCMデータがゼロクロスポイントとなる場合
に、図3に示すように125μsecのHレベル電圧として出
力される。図3はPCMデータがゼロクロスポイントを
通過する場合を示したものであるが、周波数によっては
ゼロクロスポイントを通過しない場合がある。この場合
は、次のPCMデータの符号が変化することによって同
様の波形を示す。ここで着信音を停止させる場合、主制
御部11は図3に示すようなゼロクロス検出手段からのゼ
ロクロス検出信号により、次のPCMデータを送出する
までの間(125μsec以内)に制御バス12を介してB制御レ
ジスタ15に(00000010)を設定することで、図2(b)に示
すようにディジタル信号出力制御手段30のディジタル音
出力スイッチSW1をオフ状態、ディジタル信号出力制
御手段31のディジタル音出力スイッチSW2をオン状態
として、ディジタルゲイン出力音量調整部G2により、
図2(c)に示すようにディジタル音発生手段からのディ
ジタル信号の出力レベルを1dB下げる。
【0012】次に、主制御部11はゼロクロス検出手段16
からの2度目のゼロクロス検出信号13により、B制御レ
ジスタ15に(00000100)を設定することで、図2(b)に示
すようにディジタル信号出力制御手段31のディジタル音
出力スイッチSW2をオフ状態、ディジタル信号出力制
御手段32のディジタル音出力スイッチSW3をオン状態
として、ディジタルゲイン出力音量調整部G3により、
図2(c)に示すようにディジタル音発生手段からのディ
ジタル信号の出力レベルを2dB下げる。
【0013】同様にしてディジタル信号出力波形のゼロ
クロス点のタイミング毎に順次ディジタル信号の出力レ
ベルを下げ、最終的に20dB下げる。その後、ディジタ
ル音発生手段を制御してディジタル音の送出を停止さ
せ、A制御レジスタ17に(00000101)を設定することで通
話路スイッチを切り換え、図2(a)に示すようにハンド
セット通話状態に移行させる。この時のディジタル音出
力停止時の波形を図4に示す。図4から明らかなように
最悪の場合でも通常出力レベルの10分の1の電圧レベル
から0Vとなる。また、減衰中における波形の不快音要
素が取り除かれていることも確認できる。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例から明かなように本発明に
よれば、ディジタル音発生手段のディジタル出力信号を
ゼロクロス点のタイミングで減衰させた後、ディジタル
音発生手段を停止させるので、不快音が発生しないとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるディジタル電話機の
内容構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例におけるディジタル電話機の
制御方法を示す図である。
【図3】本発明の一実施例におけるディジタル電話機の
ゼロクロス検出信号を示す図である。
【図4】本発明の一実施例におけるディジタル電話機の
ディジタル音出力停止時の波形図である。
【図5】従来のディジタル電話機の内部構成を示す図で
ある。
【図6】従来のディジタル電話機のディジタル音出力停
止時の波形図である。
【符号の説明】
11,51…主制御部、 12,52…制御バス、 13…ゼロク
ロス検出信号、 14…ディジタル音発生手段、 15…B
制御レジスタ、 16…ゼロクロス検出手段、17,54…A
制御レジスタ、 18,55…ディジタルラインインタフェ
ース部、19,56…受信ゲイン制御部、 20,57…送信ゲ
イン制御部、 21,58…PCMコーデック、 22,64…
スイッチ(1)、 23,65…スイッチ(2)、 24,25,26,
59,60,61…増幅器、 27,62…受話器、 28,63…拡
声電話用スピーカ、30,31,32,33,34,35,36,37…
ディジタル信号出力制御手段、 53…ディジタル音出力
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCMデータのディジタル音を発生する
    ディジタル音発生手段と、入力されるディジタル音の出
    力音量を調整後、出力スイッチのオン状態でディジタル
    音を出力する複数のディジタル信号出力制御手段と、前
    記ディジタル音発生手段からのディジタル音を監視して
    ディジタル音のゼロクロス点を検出し、そのゼロクロス
    検出信号を出力するゼロクロス検出手段と、該ゼロクロ
    ス検出信号の有効時に前記ディジタル信号出力制御手段
    の出力スイッチを制御する主制御手段からなり、並列接
    続され互いに出力音量の調整量が異なる複数のディジタ
    ル信号出力制御手段を前記ディジタル音発生手段の出力
    に直列接続に構成し、ディジタル音発生手段の出力を停
    止させる場合、ゼロクロス検出手段の検出信号が有効の
    タイミングで、現在出力スイッチがオン状態にあるディ
    ジタル信号出力制御手段の出力スイッチをオフとし、該
    ディジタル信号出力制御手段よりも一段出力音量の小さ
    いディジタル信号出力制御手段の出力スイッチをオンと
    し、次のゼロクロス検出タイミングで、再び同様の動作
    を行い、順次ディジタル信号出力制御手段の出力スイッ
    チを変更して、最小の出力音量になった後、ディジタル
    音発生手段の出力を停止させることを特徴とするディジ
    タル電話機。
JP15669992A 1992-06-16 1992-06-16 ディジタル電話機 Pending JPH066427A (ja)

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Family

ID=15633408

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010119108A (ja) * 1999-03-30 2010-05-27 Qualcomm Inc 移動電話内のスピーカ利得およびマイクロフォン利得を自動的に調整するための方法および装置

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