JPH0663787A - 溶接用内視鏡装置 - Google Patents

溶接用内視鏡装置

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JPH0663787A
JPH0663787A JP4217018A JP21701892A JPH0663787A JP H0663787 A JPH0663787 A JP H0663787A JP 4217018 A JP4217018 A JP 4217018A JP 21701892 A JP21701892 A JP 21701892A JP H0663787 A JPH0663787 A JP H0663787A
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JP
Japan
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signal
endoscope
welding
pipe
ccd
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Withdrawn
Application number
JP4217018A
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English (en)
Inventor
Seiji Kimura
聖二 木村
Yasuto Tanaka
靖人 田中
Mitsunobu Ono
光伸 大野
Takakazu Ishigami
崇和 石神
Tetsushi Tagami
哲史 田上
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 たとえ欠陥部位が管内部でしかも管端から離
れていても、その欠陥部位に対する溶接作業を管内部か
ら容易かつ正確に行ない得る溶接用内視鏡装置を提供す
る。 【構成】 照明レンズ部11および撮像レンズ部12な
どの撮像手段が内視鏡1に設けられている。この内視鏡
1の先端部1bには曲げ制御可能なマニピュレーター7
が設けられ、そのマニピュレーター7の先端に溶接棒8
が設けられている。配管9の補修したい欠陥部位9aは
管内部から上記撮像手段を使って目視することができ、
その目視により先端のマニピュレーター7を欠陥部位9
aへと動かし、そこに溶接棒8を接触させることによ
り、欠陥部位9aに対する溶接を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】本発明は、管路などの補修方法として用
いられる溶接手段を備えた溶接用内視鏡装置に関する。
【0002】従来、体腔内に細長の挿入部を挿入するこ
とにより、体腔内の臓器を観察したり、処置具チャンネ
ル内に処置具を挿入して各種治療処理のできる内視鏡が
広く用いられている。
【0003】また、工業分野においても、ボイラー、タ
ービン、エンジン、化学、プラントなどの内部の傷や腐
食などを観察したり検査することのできる工業用内視鏡
が広く利用されている。
【0004】そこで、前記工業用内視鏡によって配管内
部の傷や腐食などの欠陥部位が確認され、その欠陥部位
を補修する方法として、管外部より欠陥部位に補修部材
を当て、ガス溶接法やアーク溶接法などにて補修する方
法がある。又、管内部より補修部材を当てスポット溶接
法やレーザー溶接法などを利用して補修する場合もあ
る。
【0005】管内部より溶接を行なう例として、実開昭
59−20992で、管内面全周を効率よく溶接するた
めの管内面円周自動溶接装置が示されている。構造とし
ては、溶接トーチが設けられた溶接台車が、遠隔操作で
円周方向に回転可能というものである。
【0006】その他、実開昭63−53366では、管
内部にて溶接を行なう電極と、溶接箇所の発見及び補修
後の溶接部観察の為のファイバースコープと、該ファイ
バースコープの視野を確保するためのガス噴出用開口部
及びガス導通路を有する観察装置付き溶接装置が示され
ている。
【0007】作用は、ファイバースコープにて発見した
補修箇所を電極を用いて溶接作業を行ない、補修後の溶
接状態を再びファイバースコープで観察するというもの
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、管外部
より補修作業を行なう場合、補修部位付近に溶接作業を
行なえるだけのスペースが必要になったり、管内部だけ
の傷や腐食であれば、管外部から補修部位を発見するこ
とができず、補修作業が困難である。
【0009】又、管内部より補修作業を行なう場合は、
補修部位が管端から離れるほど補修部位が目視できず、
溶接作業が困難になってしまう。
【0010】実開昭59−20992の装置では、管内
面全周を効率良く溶接するべくトーチと一体の溶接台車
を回転させる方式を採用している為、管内に挿入される
装置本体が大型化し、小径管では使用出来ない。
【0011】実開昭63−53366の装置では、溶接
トーチに対して電極が一定方向にて固定されている為、
作業性が悪い。
【0012】この発明は上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、たとえ欠陥部位が管内
部でしかも管端から離れていても、その欠陥部位に対す
る溶接作業を管内部から容易かつ正確に行ない得る溶接
用内視鏡装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の溶接用内視鏡
装置は、撮像手段を有する内視鏡と、この内視鏡の先端
に曲げ制御可能に設けられたマニピュレーターと、この
マニピュレーターの先端に設けられた溶接手段とを備え
る。
【0014】
【作用】管の補修したい欠陥部位を管内部から撮像手段
で目視する。この目視により先端のマニピュレーターを
欠陥部位まで動かし、溶接手段で溶接する。
【0015】
【実施例】
[1]以下、この発明の第1実施例について図1ないし
図5を参照しながら説明する。なお、図1は全体の構成
図、図2は内視鏡先端部の斜視図、第3図は内視鏡先端
部の縦断面図、図4はマニピュレーターの断面図、図5
は欠陥部位に対する溶接棒の接近状態を示す図である。
【0016】図1に示すように、内視鏡1に制御部2、
光源3、マニピュレーター駆動部4、カメラコントロー
ルユニット(以下、CCUと略称する)5が接続され、
さらにCCU5にモニタ6が接続され、溶接用内視鏡装
置が構成される。
【0017】内視鏡1の挿入部1aの先の先端部1bに
は曲げ制御可能なマニピュレーター7が設けられてお
り、そのマニピュレーター7の先に溶接手段としてアー
ク溶接用の溶接棒8が設けられる。なお、9は披検体で
あるところの配管で、その配管9内に内視鏡1の挿入部
1aが挿入可能である。
【0018】上記制御装置2は、導電クリップ(負端
子)2aを付属して備えており、それが配管9に取付け
られた状態で溶接棒8に対する溶接用電圧の供給を制御
する。マニピュレーター駆動部4は、マニピュレーター
7の曲げを制御する。
【0019】一方、図2および図3に示すように、内視
鏡1の先端部1bに照明レンズ部11および撮像レンズ
部12が設けられる。
【0020】照明レンズ部11は、光源3から光ファイ
バ13によって送られる光を照射する。
【0021】撮像レンズ部12は、被検体の像を複数枚
のレンズおよびプリズムによって固体撮像素子(以下、
CCDと略称する)14上に光学的に結像させ、そのC
CD14から結像に対応する電気信号を出力させる。こ
の電気信号はCCU5に取込まれ、モニタ6で画像表示
される。
【0022】すなわち、照明レンズ部11、撮像レンズ
部12、光源3、CCU5、モニタ6などにより、撮像
手段が構成される。
【0023】また、図4に示すように、マニピュレータ
ー7は、多数の湾曲コマ15を複数のワイヤ16で湾曲
自在に連結し、かつ先端にキャップ状のカバー部材17
を取付け、そのカバー部材17によって溶接棒8を突出
自在に保持している。
【0024】ワイヤ16は、マニピュレーター駆動部4
に接続される。カバー部材17の材質には、機能上及び
安全性の面からセラミックなどの非電導体が用いられ
る。
【0025】カバー部材17の内部には、被検体に対す
る溶接棒8の接触を感知するための圧電素子18、およ
びこの圧電素子18を固定するための固定部材19が設
けられる。
【0026】圧電素子18に信号線20が接続され、そ
の信号線20がマニピュレーター7内を通って上記制御
部2に接続される。また、溶接棒8に導電ワイヤ21が
接続され、その導電ワイヤ21がマニピュレーター7内
を通って制御部2に接続される。
【0027】つぎに、上記の構成の作用を参照しながら
説明する。
【0028】図5に示すように、被検体である配管9の
内部に傷や腐食などの欠陥部位9aがあるとする。これ
を補修する場合、作業員は、内視鏡1の挿入部1aを配
管9内に挿入し、配管9内をモニタ6で見ながらマニピ
ュレーター駆動部4を操作し、ワイヤー16を動かし、
溶接棒8を欠陥部位9aに接触させる。
【0029】溶接棒8が欠陥部位9aに接触すると、そ
れが圧電素子18で感知される。このとき、導電ワイヤ
21および導電クリップ2aを通し、制御部2内の直流
電源から溶接棒8に電流が流れる。この後、溶接棒8が
配管9から離されると、配管9と溶接棒8との間にアー
クが発生し、溶接がなされて欠陥部位9aが埋込み補修
される。
【0030】このように、内視鏡1にマニピュレーター
7を設け、そのマニピュレーター7の先端に溶接棒8を
設けることにより、たとえ欠陥部位が配管9の内部でし
かも管端から離れていても、内視鏡観察(目視)をしな
がら溶接棒8を欠陥部位に近接・接触させることがで
き、容易かつ正確なアーク溶接を施すことができる。
【0031】なお、CHを有する内視鏡を用い、マニピ
ュレーター7を内視鏡先端に挿脱する構成としてもよ
い。
【0032】[2]この発明の第2実施例を図6ないし
図8により説明する。なお、図6はマニピュレーターの
縦断面および周辺部の構成図、図7はマニピュレーター
の横断面図、図8は図6におけるA部の詳細図であり、
第1実施例と同一部分には同一符号を付している。
【0033】この実施例では、カバー部材17が円筒状
に形成され、そのカバー部材17の先端を塞ぐ形で圧電
素子22が設けられる。そして、圧電素子22に溶接用
電極23が突出自在に挿通され、その電極23の基端部
が4つの弾性部材24の中心部に圧入保持される。電極
22は、第1実施例の溶接棒8に相当する。
【0034】つまり、電極23が補修部位に接触して傾
いたとき、それによって生じる圧力変動が圧電素子22
で感知される。なお、圧電素子22と制御部2とを結ぶ
信号線20については省略している。
【0035】カバー部材17の内周面に且つ軸方向に沿
って所定長さの電極ガイド25が設けられ、その電極ガ
イド25に電極受け26が摺動自在に装着される。そし
て、電極受け26の凹部に上記各弾性部材24が嵌込み
固定される。
【0036】制御部2に接続の導電ワイヤ21は、電極
受け26の底部を貫通して導電ワイヤ21の基端部に接
続される。導電ワイヤ21には固定部材27が圧着さ
れ、その固定部材27が電極受け26に螺合されること
により導電ワイヤ21と電極受け26が一体化される。
つまり、導電ワイヤ21を内視鏡1外から押し引きする
ことにより、電極23の突出長さを調整することができ
る。
【0037】また、マニピュレーター7に送気チャンネ
ル28が内設される。この送気チャンネル28は、溶接
時に不活性ガスを吹き付けるためのもので、ポンプ29
に接続される。
【0038】このような構成によれば、溶接中に電極2
3が消耗して短くなった場合、内視鏡1外から導電ワイ
ヤ21を押込み操作することにより、電極23がマニピ
ュレーター7から押出され、溶接を続けることができ
る。電極23の交換についても、マニピュレーター7の
先端からの挿脱で簡単に行なえる。その他の作用及び効
果は、上記実施例と同じである。
【0039】[3]この発明の第3実施例を図9に示
す。
【0040】この実施例では、カバー部材17が円筒状
に形成され、そのカバー部材17の先端を塞ぐ形で圧電
素子31が設けられる。この圧電素子31の中央部には
挿通孔31aが形成され、その挿通孔31aに溶接用電
極32が突出自在に挿通される。そして、電極32の中
途部がスプリング33およびスプリング受け34を介し
てカバー部材17に保持される。電極32は、第1実施
例の溶接棒8に相当する。
【0041】圧電素子31は信号線20を介して制御部
2に接続される。電極32の基端部は導電ワイヤ21を
介して制御部2に接続される。
【0042】スプリング受け34には貫通孔があり、そ
こに吸引チャンネル35が接続される。この吸引チャン
ネル35は、図示しないコンプレッサに接続される。つ
まり、コンプレッサが動作することにより、圧電素子3
1の前方の空気が挿通孔31aと電極32との隙間を通
してカバー部材17内に吸込まれ、前方の物体が吸着さ
れる。
【0043】補修に際しては、吸引チャンネル35を利
用して補修用部材36をマニピュレーター7の先端に吸
着させる。そして、補修用部材36を欠陥部位9aに当
てがい、マニピュレーター7の先端を管壁に押圧させ
る。
【0044】制御部2は、圧電素子31が適切な圧力を
感知したところで吸引チャンネル35による吸引動作を
停止する。このとき、スプリング33の変倚力によって
電極32が補修用部材36に押圧され、その状態で電極
32に溶接用の電流が流される。これにより、配管9に
対して補修用部材36が溶接され、欠陥部位9aの穴が
塞がれる。その他の作用及び効果は、上記各実施例と同
じである。
【0045】[4]第4実施例を図10および図11に
示す。
【0046】ここでは、マニピュレーター7の先端に、
溶接用電極37およびその電極37に加わる圧力を検知
するための圧電素子38が設けられる。また、マニピュ
レーター7とは別に溶接用補助電極39が用意され、そ
の補助電極39に圧電素子40が装着される。
【0047】補助電極39は、第1実施例の通電クリッ
プ2aに対応する。圧電素子40は、制御部2によって
駆動されることにより、補助電極39に超音波振動を加
える働きをする。
【0048】また、制御部2に位置検知部41が接続さ
れる。
【0049】すなわち、補修に際しては、配管9内の欠
陥部位と対応する位置に補修用スリーブ42を介してマ
ニピュレーター7の先端を押圧させる。一方、配管9の
外周面に補助電極39を当接し、圧電素子40を駆動し
て超音波振動を発しながら配管9の外周面上で補助電極
39を摺動させる。
【0050】圧電素子40の超音波振動は補助電極39
から配管9に伝わり、そこから補修用スリーブ42を介
してマニピュレーター7側の溶接用電極37に加わる。
溶接用電極37に加わった圧力は圧電素子38に伝わ
り、その圧電素子38の感知振動の強さが溶接用電極3
7と補助電極39との対応位置データとして位置検知部
41で検知される。
【0051】圧電素子38の感知振動の強さが設定値を
超えたとき、位置検知部41からの指令で電極37,3
9間に電圧が印加される。これにより、補修用スリーブ
42が配管9の欠陥部位に溶接される。
【0052】ところで、上記第1ないし第4実施例にお
いて、配管9の補修箇所に補修や検査に関するデータが
記録できれば便利である。そのための構成の要部を第5
実施例として以下に説明する。
【0053】[5]第5実施例を図12ないし図15に
示す。
【0054】図12に示すように、内視鏡周辺機器とし
て、CO2 レーザ発生器43およびキーボード44が追
加して設けられる。
【0055】図13および図14に示すように、CO2
レーザ発生器43から発せられるCO2 (炭酸ガス)レ
ーザ光はレンズ45によって平行かつ効率的に光ファイ
バ46に送られ、その光ファイバ46によって内視鏡1
の先端部1bに導かれる。導かれたレーザ光はレンズ4
7によりミラー48に集光され、集光されたレーザ光は
そこで反射されて配管9の内周面に向け照射される。
【0056】ミラー48はミラー駆動機構49に連結さ
れており、制御部2の指令に応じたミラー駆動機構49
の動作により、ミラー48が自由に回動し得る構成とな
っている。
【0057】ミラー駆動機構49は、図15に示すよう
に、ミラー48の裏面中央部がユニバーサルジョイント
51を介してミラー保持部材52に回動自在に保持され
るとともに、ミラー48の四隅の2点がスプリング5
3,53を介してミラー保持部材52に保持される。ミ
ラー48の四隅の残り2点にワイヤ54,54のそれぞ
れ一端が連結され、ワイヤ54,54の他端は巻取ロー
ラ55,55に巻回される。この巻取ローラ55,55
にステッピングモータ56,57の回転軸が連結され
る。ステッピングモータ56,57は、図12に破線で
示すように、内視鏡1の操作部内に設けられる。
【0058】こうして、CO2 レーザ発生器43、キー
ボード44、レンズ45、光ファイバ46、レンズ4
7、ミラー48、およびミラー駆動機構49により、レ
ーザー光マーキング手段が構成される。
【0059】作用を説明する。
【0060】図13に示すように、配管9の内周面の欠
陥部位(たとえば傷)9aを撮像レンズ部12、CCD
14、モニタ6を通して検査人が発見し、欠陥部位9a
の近傍に検査情報、たとえば検査年月日(2/4)の文
字データ50をマーキングしたいとする。
【0061】この場合、検査人は、キーボード44から
マーキングに関するデータ(文字データ、大きさデー
タ、撮像画面上の位置指定など)を入力する。このと
き、制御部2は、キーボード入力に応答してCO2 レー
ザー発生器43を動作させ、レーザー光を発生させる。
発せられたレーザ光はレンズ45、光ファイバ46、レ
ンズ47、ミラー48によって配管9の内周面に照射さ
れる。
【0062】また、制御部2は、上記入力データを内部
メモリのソフトウエアに従って分析し、分析結果に応じ
てステッピングモータ56,57を駆動する。これによ
り、巻取ローラ55,55およびワイヤ54,54を介
してミラー48が回動せられ、その回動によってレーザ
光の照射角度が変化し、欠陥部位9aの近傍に文字デー
タ50が記録される。記録するデータの内容としては、
文字データ50に限らず、図形なども可能である。
【0063】マーキングが終わると、CO2 レーザー発
生器43およびステッピングモータ56,57の動作が
停止される。
【0064】したがって、検査対象(補修対象を含む)
を検査中、傷等を発見した場合、その傷の近傍に検査情
報、たとえば検査年月日、傷の大きさ、深さ等のデータ
をマーキングすることができる。このため、すでに検査
したかどうかをはっきりと識別できるため、別の日に再
検査した時に、前回の検査時にすでにあったものか、今
回新たに発生したのかを確実に見分けることができる。
さらに傷の進行状況等も判るため、たとえば検査対象が
配管の場合はその交換がいつごろかを容易に予測でき
る。
【0065】なお、上記実施例ではミラー48として四
角形のものを採用したが、円形やその他の多角形のもの
でもよく、その固定方法や回転方法も手動方式などが考
えられ、本実施例に限定されるものではない。またレー
ザー光はCO2 (炭酸ガス)レーザーを用いたが、YA
Gレーザーや半導体レーザーなどの他のレーザーでも、
もちろんよい。また、本実施例では側視タイプの内視鏡
を用いたが、レーザー光を直視方向から発生させる直視
タイプも当然考えられる。またステッピングモータ5
6,57を内視鏡1の操作部に設けたが、先端部1bや
周辺機器内に配置してもよい。また本マーキング手段は
電子内視鏡だけでなく、ファイバースコープや硬性鏡等
にも使用できるのはいうまでもない。
【0066】[6]この発明の第6実施例を説明する。
ここでは、CCU5の回路およびCCD14の周辺回路
の具体例を示している。
【0067】図16に示すように、CCU5は、CCD
駆動パレス発生回路61を有する。このCCD駆動パレ
ス発生回路61は、CCD14の駆動に必要なパルス信
号φV1〜φV4,φR,φH1〜φH4、水平ブラン
キング期間(以降HBLK)にCCD14の電荷を垂直
転送路へはき出すための読出パルス信号ROP1,RO
P2を出力する。このうち、φV2〜φV4,ROP
1,ROP2は、それぞれディレーラインDL2X,DL
3X,DL4X,DL5X,DL6Xを通り、φV1に加算され
てφVとなる。
【0068】内視鏡1の挿入部1aを通るのはφV,φ
R,φH1だけであり、残りのパルス信号φH2,φH
3,φH4はオープン端子により出力されないようにな
っている。挿入部1aを通るCCD駆動のための信号線
をたったの3本で済ませているのがこの実施例の特徴で
ある。
【0069】内視鏡1の先端部1bには、CCD周辺回
路として、パルス信号φVを波形整形するための波形整
形器62が設けられるとともに、その出力をそれぞれ別
々に遅延するためのディレーラインDL1 ,DL2Y,D
L3Y,DL4Y,DL5Y,DL6Yが設けられる。波形整形
器62は、図17に示すコンパレータであり、入力され
るφVと基準電圧Vccに基づく所定電圧とを比較するこ
とにより、エッジの鋭くなったφVを得る。
【0070】各ディレーラインの出力信号φVD1,φ
VD2,φVD3,φVD4,φVD5,φVD6はそ
れぞれ別個の分離器63に送られる。これら分離器63
は、図18に示すアンド回路であり、φVD1〜φVD
6と後述するHBLK信号とのアンドをとることによ
り、HBLK信号期間のみに対応するφVD1〜φVD
6を抽出し、それをφV1,φV2,φV3,φV4,
ROP1,ROP2として出力する。
【0071】各分離器63の出力信号は、3値化パルス
作成+レベルシフト回路64に入力され、そこでCCD
駆動信号φV1〜φV4に変換され、CCD14に供給
される。
【0072】パルス信号φR,φH1については波形整
形器65,66で波形整形され、抽出器67に送られ
る。この抽出器67は、波形整形後のφR,φH1から
HBLK信号を発生する。このHBLK信号は上記各分
離器63に入力される。また波形整形後のφRを基に所
定仕様(後述する)のφRを作成する作成器68、およ
び波形整形後のφRおよびHBLK信号を基に所定仕様
(後述する)のφH1を作成する作成器69が設けられ
る。
【0073】作成器68で得られたφRは、バッファ7
0で増幅されてCCD14に供給される。作成器69で
得られたφH1は、バッファ71で増幅されてCCD1
4に供給されるとともに、バッファ72で増幅されるこ
とによりφH2となってCCD14に供給される。
【0074】作成器69で得られたφH1は、インバー
タ73で反転され且つバッファ74で増幅されることに
よりφH3となり、CCD14に供給される。作成器6
9で得られたφH1は、インバータ73で反転され且つ
バッファ75で増幅されることによりφH4となり、C
CD14に供給される。
【0075】作用を説明する。まず、CCU5の作用に
ついて図19のタイミングチャートを参照しながら説明
する。
【0076】この実施例の特徴の1つとしてパルス信号
φV1〜φV4を一つにまとめることがあげられる。φ
V系の信号の働きはCCD14の光電交換された電荷を
垂直転送路へはき出す役目と、垂直転送路にある電荷を
水平転送路へ1Hごとに転送する役目である。これらは
水平ブランキング期間(HBLK)にしか行われないと
いう特徴がある。このためφV1〜φV4はHBLKの
間にしか存在しない。HBLK期間はNTSCの時、約
10μsであり、1Hは63.5μsであるので、φV1〜φ
V4の右パルスをディレーラインにて所定時間(例えば
10μs)ずつずらし、加算すれば、6種類もの信号を一
つの信号線に重置させることが可能である。
【0077】一般にパルス信号φV1とφV3にはCC
D14の電荷を垂直転送路へはき出すパルスを重置させ
ている。このため、φV1とφV3は図19に点線で示
すパルスを含む3値化パルスとなるのが一般的である。
これではφV1とφV3はデジタル的に処理できない。
そこでこの実施例ではこれらのパルスを重置させず、そ
れぞれROP1,ROP2という独立した信号として取
扱い、CCD周辺回路にてφV1にROP1を、φV3
にROP2をそれぞれ重置させて3値化パルスを作成す
る。よってROP1とROP2もφV1〜φV4をまと
めた一本の信号線に重置させる。これらの動作を以下に
説明する。
【0078】CCD駆動パルス発生回路61から出力さ
れる、φV1を除くφV2,φV3,φV4,ROP
1,ROP2は、それぞれDL2X,DL3X,DL4X,D
L5X,DL6Xで遅延される。それぞれの遅延量は図19
に示す通りである。この遅延されたφV2,φV3,φ
V4,ROP1,ROP2をφV1に加算してできるの
がφVである。この様にしてφV系の6種類の信号を一
本の信号線φVにまとめあげることができる。
【0079】一方、CCD駆動パルス発生回路61から
出力されるパルス信号φR,φH1〜φH4について
は、そのうちのφRとφH1のみがCCD周辺回路へ送
られ、そこでφRとφH1に基づきφH2,φH3,φ
H4が作成される。したがって、φH2,φH3,φH
4をCCU5から先端部1bの回路に送る必要がない。
これがこの実施例の第2の特徴である。
【0080】次にCCD周辺回路の作用を図20のタイ
ムチャートを参照しながら説明する。尚、挿入部1aで
の働きは特にないので省略する。
【0081】まず、φVから説明する。CCD周辺回路
へ伝送されたφVは、まず波形整形器62でエッジ鋭く
波形整形される。この波形整形後のφVは6分岐され、
それぞれディレーラインDL1 ,DL2Y,DL3Y,DL
4Y,DL5Y,DL6Yでそれぞれ所定の遅延量ずつ遅延さ
れる。DL1 の遅延量は1H(NTSCでは63.5 μ
s)であり、その他はDL2X+DL2Y=1H=63.5
μs、DL3X+DL3Y=1H、DL4X+DL4Y=1H、
DL5X+DL5Y=1H、DL6X+DL6Y=1Hなる遅延
量で遅延される。こうして、パルス信号φVDL1〜φ
VDL6が得られる。これらφVDL1〜φVDL6の
HBLK期間を観察すると、それぞれ、φV1,φV
2,φV3,φV4,ROP1,ROP2の成分を含む
様になっている。
【0082】φVDL1〜φVDL6は、各分離器63
に送られ、そこでHBLK信号に基づきパルス信号φV
1〜φV4,ROP1,ROP2が抽出される。尚、H
BLK信号はφRとφH1から作成しているが、これに
ついては後述する。
【0083】各分離器63で抽出されたφV1〜φV
4,ROP1,ROP2は、CCU5のCCD駆動パル
ス発生回路61から出力されるものと同じであり、復元
された形となる。この後、φV1〜φV4、ROP1,
ROP2は3値パルス作成+レベルシフト回路64でC
CD駆動信号φV1〜φV4に変換され、CCD14へ
供給される。
【0084】すなわち、φV1〜φV4の信号を一本の
信号線にまとめ送ることが可能である。
【0085】次に、φR,φH系およびHBLK信号の
作成について、図21および図22により説明する。図
21は、CCD周辺回路におけるφR,φH系のブロッ
クを具体的な回路に置き換えたものである。図22は各
部の信号波形を示すタイムチャートである。
【0086】CCD周辺回路に伝送されるφRとφH1
は、挿入部1aの長い電線、一般に数m〜数百mを伝っ
て到達する。このため、電線のインピーダンスにより、
信号波形の電圧低下や、波形の歪みや、なまりが必ず発
生する。これはφVについても同様である。この歪んだ
φRとφH1をφR0 ,φH10 とする。図22からわ
かる様に波形が歪んでいる。この信号のまま回路処理を
行うと、誤動作するので、波形整形器65,66である
ところのコンパレータによってエッジの波形整形を行
う。動作は図17に示した波形整形器62によるφVの
波形整形と同じである。この波形整形されたφR0 とφ
H10 がφR´とφH1´である。
【0087】次にHBLK信号抽出について説明する。
φH1の信号は図22からわかる様に、HBLK期間が
0 に固定されているので、これを抽出することによ
り、HBLK信号を作成する。φH1´とφR´の位相
関係は図22の様になっているので、抽出器67である
ところのD型フリップフロップのD入力にφH1´を、
CLOCK入力にφR´を入力すると、QからHBLK
信号が得られる。尚、クロックの関係により、得られた
HBLK信号は本来のHBLK信号より1クロック少な
いパルス幅になってしまっているが、この信号を用いて
φV1〜φV4,ROP1,ROP2の分離を行なって
も問題はない。これはHBLK期間の前端と後端の1ク
ロック前後にはφV1〜φV4,ROP1,ROP2の
成分が存在しないからである。
【0088】次に、φR´とφH1´からφRとφH1
〜φH4を作成する手段を説明する。φR´,φH1´
は波形整形器65,66であるところのコンパレータに
よって波形整形を行った時点で波形のデューティー比
や、お互いの位相関係が、ずれてしまっており、正しい
正規の波形、位相関係になっていない。そこで、φR´
と前述したHBLK信号を用いて正規のφR,φH1〜
φH4を作成する。
【0089】まず、φR´をD型フリップフロップ76
で1/2分周して、1/2φRを作る。この1/2φR
を4分岐させ、排他オア回路77、ディレーラインDL
7、排他オア回路78、ディレーラインDL8にそれぞ
れ入力する。ディレーラインDL7では正規のφRのパ
ルス幅に相当する遅延量DL7で1/2φRを遅延さ
せ、1/2φRDL7を作る。
【0090】この1/2φRDL7を排他オア回路77
に入力する。排他オア回路77では、1/2φRと1/
2φRDL7を排他オアしたφRxを出力する。このφ
Rxは、正規のφRの周波数及びパルス幅をもったもの
である。一方、ディレーラインDL8は、1/2φRを
270度(=3/2π)位相を遅らせる遅延量DL8を
もっている。このディレーラインDL8によって入力さ
れた1/2φRは、1/2φRDL8として出力する。
さらにこの1/2φRDL8を排他オア回路78に入力
する。排他オア回路78では1/2φRと1/2φRD
L8を排他オアしてφH1xを出力する。このφH1x
はデューティー比50%と、正規のφH1と等しくなっ
たが、HBLK期間もデューティー比50%波形が連続
している。そこで、作成器69であるところのアンド回
路にφH1xとHBLKを入力し、φH1を得る。こう
してφH1は、正規の周波数、パルス幅をもったものが
得られる。ところで、こうしてできたφRxとφH1の
位相関係は、正規のφRとφH1の位相関係になってい
ない。そこでφRxをディレーラインDL9で遅延さ
せ、φRを作り、φRとφH1の位相関係を正規なもの
と同じ関係にする。
【0091】次に、φH1からφH2,φH3,φH4
を作る。φH2はφH1と完全同一な波形なので、φH
1から単に分岐させてφH2を作る。φH3及びφH4
はφH1の位相反転信号なので、インバータ73にφH
1を入力して、位相反転信号であるφH3とφH4を作
成する。最後に、φRとφH1〜φH4は、バッファ回
路70,71,72,74,75でCCD14を駆動で
きるレベルまで増幅され、CCD14へ供給される。
【0092】この様にCCD周辺回路へφRとφH1の
2つの信号を送るだけで、その先端部1bの回路におい
て正規のφR,φH1〜φH4を作成できる。
【0093】以上、CCU5からφVとφR,φH1を
3本の信号線でCCD周辺回路へ送ることにより、先端
部1bのCCD14を駆動できる。
【0094】すなわち、CCU5からCCD14の内蔵
されている先端部1bまでCCD14を駆動するために
必要な信号線が、φV,φR,φH1の3本で済む。従
来は、φV1,φV2,φV3、φV4,φR,φH
1,φH2,φH3,φH4の9本必要だったので、6
本の削減に成功している。電子内視鏡は工業用として用
いた場合、その挿入部長は数m〜数百mにもなるのが一
般的である。内視鏡先端部は超小型に作成しなければな
らず、CCDの駆動回路を入れることは現状の技術では
不可能であり、CCU5からCCD駆動の各種信号(φ
V系とφH系)を送ってやらねばならない。このため、
一本一本がシールドしてある、特殊で高価な電線を何十
m〜何百mも使わねばならず、コストが非常に高いもの
となっていた。
【0095】この実施例によれば、電線の本数を半分以
下にすることができ、電線代にかかるコストを大幅に削
減できるので、その効果は非常に大きい。また、信号線
が減るので、信号線間に発生するクロストークも当然減
り、一石二鳥の効果がある。また、この実施例には、長
距離伝送によって歪んだ波形を正規の波形に直す技術も
開示しており、その利用価値は高い。
【0096】もちろん、テレビジョン方式としてはNT
SCに限定されるものではなく、PALやSECAM方
式にも応用可能である。
【0097】さらに、電子内視鏡に限定されるものでは
なく、CCUとカメラヘッド部が分離したタイプの撮像
装置にも応用できるのは、いうまでもない。
【0098】[7]第7実施例について図23および図
24により説明する。この実施例は、内視鏡1の挿入部
(可とう管)1aを対象としている。
【0099】まず、図23は挿入部1aを軸方向に断面
し、中心線から上の部分を示している。図24は挿入部
1aを軸方向に対して垂直に断面した図である。
【0100】内視鏡1の挿入部1aは、被検体に挿入可
能な先端湾曲部、いわゆる可とう管で、帯状の金属製素
材を螺旋状に巻回してなるフレックス81と、そのフレ
ックス81の外側を被う網状編成の内ブレード82とで
内周が形成されている。
【0101】内ブレード82の外側には外被チューブ8
3が設けられ、その外被チューブ83にCCD用の信号
線束84が通される。外被チューブ83は、熱可塑性エ
ラストマー等を加熱することにより得られるゲル状のも
のを内ブレード82の回りを被うように設け、それが冷
えて固まることにより形成される。
【0102】外被チューブ83の外側は外ブレード85
で被われる。なお、挿入部1a内には、光源3の光を先
端部1bに導くための、光ファイバ(ライトガイドファ
イバ)13が挿通される。
【0103】このような構成によれば、信号線束84が
挿入部1aとあらかじめ一体なので、内視鏡組立て時に
は、挿入部1aに光ファイバ13のみ通せばよい。よっ
て、挿入部1aが長い内視鏡であっても、信号線束84
と光ファイバ13の両方を通す場合に比較して組立てが
容易になる。
【0104】[8]第8実施例を図25に示す。
【0105】ここでは、挿入部1aの内周がチューブ8
6で形成される。このチューブ86の外周にフレックス
81が螺旋状に巻回され、そのフレックス81の巻回隙
間に信号線束84が同じく螺旋状に設けられる。そし
て、フレックス81および信号線束84の外周に内ブレ
ード82、外被チューブ83、外ブレード85が順次設
けられる。なお、フレックス81の隙間は、挿入部1a
が曲げられた場合にも信号線束84にストレスがかから
ないだけの間隔を開けて巻かれている。その他の構成
は、第7実施例と同様である。
【0106】上記のような構造にすることによって、組
立時に信号線束84を挿入部1a内に通す必要がない。
また、信号線束84をフレックス81の巻回隙間に通す
ため、外被チューブ83の肉厚を必要以上に厚くしなく
てもよい。
【0107】[9]第9実施例を図26に示す。
【0108】ここでは、挿入部1aの内周を形成するチ
ューブ86の外周に、絶縁被覆がなされたフレックス8
1aと同じく絶縁被覆がなされたフレックス81bとが
交互に螺旋状に巻回される。このフレックス81a,8
1bの相互間には、信号線束84aと信号線束84bと
が交互に螺旋状に巻回される。
【0109】フレックス81a,81bは、CCD駆動
用の正側電源ライン(+)および負側電源ライン(−)
としてそれぞれ機能するように結線される。その他の構
成は第7実施例と同様である。
【0110】上記のように、2つのフレッス81a,8
1bをCCD駆動用の電源ラインとして使用することに
より、信号線を2本減らすことができる。
【0111】[10]第10実施例を図27に示す。
【0112】ここでは、第7実施例と同じく、螺旋状に
巻回したフレックス81と、そのフレックス81の外側
を被う網状編成の内ブレード82とで、挿入部1aの内
周が形成される。ただし、フレックス81の外周にフレ
キシブル基板87が一体的に装着される。
【0113】フレキシブル基板87は、ベースフィルム
88の外周に多数本の銅箔89を設け、その銅箔89を
カバーレイフィルム90で覆ったもので、ベースフィル
ム88とカバーレイフィルム90とで銅箔89をフレッ
クス81および内ブレード82から絶縁している。
【0114】多数本の銅箔89は、CCD用の信号線束
として用いられる。これにより、信号線束84が不要と
している。その他の構成は第7一実施例と同様である。
【0115】すなわち、CCD用の信号線束がフレック
ス81と一体化されることにより、挿入部1aの製作が
容易になる。なお、フレキシブル基板87はフレックス
81の内周に設けてもよい。
【0116】[11]第11実施例について説明する。こ
こでは、内視鏡1の要部の構成を示しており、第6実施
例と同じく、挿入部1aにおける電線長が長くなること
による信号電圧低下、波形歪み、なまりに対処してい
る。
【0117】図28は、電子内視鏡1を用いて配管9の
内部を検査している例である。内視鏡1の挿入部1a
は、複数個の湾曲管101が連結されて湾曲自在となっ
ており、操作部1cからワイヤ等で遠隔操作が可能であ
る。
【0118】先端部1bには、対物光学系であるところ
の撮像レンズ部12が設けられ、その後にCCD14が
設けられており、観察対象である配管9の壁面の様子
(傷などの欠陥部位9a)を電気信号に変換する。ま
た、先端部1bには照明光学系102および小型ランプ
103が設けられており、配管9の内部を照明してい
る。なお、小型ランプ103の後端には図示しない電力
線が延び、それが信号ケーブル1dを通して外部のCC
U5(第1実施例に示されている)の電源に接続され
る。
【0119】挿入部1aおよび操作部1cの内部には、
CCD14への駆動信号ラインに信号処理回路104
a,104b,104cが順次設けられる。これら信号
処理回路は、CCD14の安定した駆動を可能とするべ
く、波形整形および増幅の機能を有している。CCD1
4から外部のCCU5に向けての画像信号ラインに、信
号処理回路105a,105b,105cが順次設けら
れる。これら信号処理回路は、正しい画像が得られるよ
う、信号補正および増幅の機能を有している。
【0120】挿入部1aにおける信号処理回路104
b,105bの相互の位置関係、および信号処理回路1
04c,105aの相互の位置関係については、挿入部
1aをできるだけ細くするために、位置がずらしてあ
る。一方、操作部1cについては細くする必要があまり
ないため、信号処理回路104a,105cをほぼ同じ
位置に設けている。
【0121】このような構成によれば、外部のCCU5
からのCCD駆動信号は信号処理回路104a,104
b,104cによって必要な強度・波形を維持しながら
CCD14へと伝達される。CCD14から得られる画
像信号は、信号処理回路105a,105b,105c
によってノイズ等の歪みを含まない波形のままCCU5
に伝送される。
【0122】しかも、複数の信号処理回路を分散して設
けているので、1箇所の回路で大きく増幅等を行う場合
のような信号歪みは少ない。したがって、挿入部1aの
長さの異なる内視鏡を使用しても、CCU5側をいちい
ち調整せずに、正確でノイズの少ないモニター画像が得
られる。
【0123】なお、信号処理回路の数は3つに限らず、
挿入部1aの長さに応じて適宜に設定すればよい。ま
た、小型ランプ103に電力線を介してCCU5から電
力を供給するようにしたが、必ずしもCCU5から供給
する必要はない。バッテリー等の電源を操作部1cある
いは挿入部1a付近に設ければ、信号ケーブル1dに電
力線を設ける必要がなくなり、信号ケーブル1dが細く
なる。さらに、信号は全てアナログ信号としたが、デジ
タル信号であっても基本的には同じであり、その場合は
画像信号側の信号処理回路105a,105b,105
cに波形整形の機能を持たせればい。
【0124】[12]第12実施例を図29により説明す
る。ここでは、巻取ドラム式の電子内視鏡を対象として
いる。
【0125】すなわち、内視鏡1は、挿入部1aを巻取
り収容するための巻取ドラム1eを有している。
【0126】挿入部1aはその径に比べて長さが非常に
長いので、取扱性向上のため通常は巻取ドラム1eに巻
取られており、観察の必要に応じて巻取ドラム1eから
繰出される。巻取ドラム1eの側壁中央部に回路収容箱
106が設けられ、その回路収容箱106に信号処理回
路104a,105cが収容される。そして、回路収容
箱106から信号ケーブル1dが導出される。
【0127】回路収容箱106には、信号線接続用のス
リップリング(図示しない)が設けられる。
【0128】先端部1bにバッテリ電源107が設けら
れ、そのバッテリ電源107に小型ランプ103が接続
される。
【0129】他の構成および作用,効果については第1
1実施例と同様である。
【0130】[13]第13実施例を図30に示す。ここ
では、釣竿式に挿入部1aの継足しが可能な電子内視鏡
を対象としている。
【0131】すなわち、挿入部1aが分断され、その分
断部分への着脱が自在な所定長さの継足し部108が設
けられる。この継足し部108は、挿入部1aの構成要
素となるもので、あらかじめ多数本が用意されている。
【0132】挿入部1aの分断端部には継足し部108
との機械的な連結を行なうためのコネクタ雄ネジ部10
9が形成され、その内側に信号線接続用のコネクタピン
110が設けられる。
【0133】継足し部108の先端側には上記コネクタ
雄ネジ部109と係合し得るコネクタ雌ネジ部111が
設けられ、その内側に信号線接続用のコネクタピン受け
112が設けられる。継足し部108の基端側には、他
の継足し部108または操作部1cとの機械的な連結を
行なうためのコネクタ雄ネジ部109が形成され、その
内側に信号線接続用のコネクタピン110が設けられ
る。
【0134】また、継足し部108にはそれぞれ信号処
理回路104b,105bが設けられる。
【0135】操作部1cの先端側には、継足し部108
のコネクタ雄ネジ部109と係合し得るコネクタ雌ネジ
部111が設けられる。このコネクタ雌ネジ部111の
内側には、図示していないが、上記同様にコネクタピン
受け112が設けられる。操作部1cの基端側には、C
CU5(第1実施例に示されている)との接続を行なう
ためのCCUコネクタ113が設けられ、信号および電
力の授受が可能となっている。
【0136】他の構成は第11実施例や第12実施例と
同じである。
【0137】このような構成によれば、たとえ観察対象
が奥深いところであっても、継足し部108を必要な数
だけ連結することにより、観察が可能である。他の作
用,効果については第11実施例や第12実施例と同様
である。
【0138】[14]第14実施例について図31および
図32により説明する。
【0139】図31に示すように、電子内視鏡1は回転
自在の巻取ドラム1eを備える。巻取ドラム1eには長
尺の挿入部1aが巻かれる。挿入部1aは必要とする長
さを巻取ドラム1eから引き出すことができる。挿入部
1aには、複数の信号中継部121が適度なフリクショ
ンを持って摺動可能に外挿されている。
【0140】先端部1b内の部品と最前の信号中継部1
21とが伸縮自在のカールコード122で接続される。
また、隣り合う信号中継部121どうしもカールコード
122で接続される。最も後側(巻取ドラム1e寄り)
の信号中継部121は、巻取ドラム1eの側部に設けら
れたケーブル端子部123に伝送ケーブル124で接続
される。ケーブル端子部123からはCCUケーブル1
25が導出され、それがCCU5(第1実施例に示され
ている)に接続される。
【0141】挿入部1aの断面を図32に示す。すなわ
ち、先端部1bには撮像レンズ部(対物レンズ)12が
あり、この撮像レンズ部12が観察像を結像させる位置
にCCD14が設けられる。又、先端部1bには照明光
学系102および小型ランプ103が設けられており、
観察が必要とされる領域に小型ランプ103の光が照射
される。小型ランプ103には電源コード126が接続
され、その電源コード126は挿入部1aの中を挿通さ
れ、ケーブル端子部123からCCUケーブル125を
経てCCU5に電気的に接続される。これにより、小型
ランプ103に電力が供給される。
【0142】挿入部1aに外挿された各信号中継部12
1は、先端側に設けられた抜け止め127にカールコー
ド122が当接することにより、抜け落ちることはな
い。
【0143】各信号中継部121には信号処理回路12
8が設けられる。これら信号処理回路128は、CCU
5からCCD14への駆動信号、およびCCD14から
CCU5への画像信号の補正や増幅を行なう。
【0144】又、各信号中継部121には電磁石129
およびストッパー130が設けられる。電磁石129
は、外部の遠隔スイッチ(図示しない)によって付勢と
消勢が切換えられることにより、ストッパ130を信号
中継部121の筐体から突出させたり筐体内に収容させ
たりする働きをする。図32では基端側の信号中継部1
21からストッパ130が突出しており、その突出によ
って挿入部1aを検査対象であるところの配管内面に保
持させることができる。
【0145】カールコード122には信号線131が通
してあり、その信号線131によってCCD14と最前
の信号中継部121内の信号処理回路128が接続され
るとともに、各信号中継部121内の信号処理回路12
8が相互接続される。
【0146】作用を説明する。
【0147】図33は配管9に挿入部1aを挿入してい
るところである。配管9への挿入に際しては、あらかじ
め信号中継部121を必要な数だけ挿入部1aの先端側
に集めておく。この時、全ての信号中継部121のスト
ッパ130は引込んでおく。ストッパ130が引込まれ
た状態では、配管9と信号中継部121との間にはブレ
ーキ作用が働かない。
【0148】配管9の屈曲部(エルボー)131におい
て、挿入部1aの先端に集めておいた信号中継部121
の中で一番後のもののストッパ130を電磁石129を
働かせて突出させる。ストッパ130が突出すると、そ
れが配管9の内面に接触し、信号中継部121がその場
所にとどまる。
【0149】この状態で更に挿入部1aを配管9に挿入
していく。次の屈曲部131に達したときも同様に信号
中継部121を1台その場所に置いて先に進んでいく。
【0150】図34は、3ヶ所の屈曲部131を通過し
たところを示している。各屈曲部131に置かれた信号
中継部121の信号処理回路128が、CCD14の駆
動信号と画像信号を補正・増幅処理し、信号電圧の低下
や波形のなまりが防止されるとともに、ノイズ混入によ
る波形歪みが除去される。
【0151】ところで、従来の、補正回路・増幅回路を
挿入部内部に組み込んだ電子内視鏡は、挿入部全長にわ
たり均一に外径が太くなっていた。この様な電子内視鏡
では、挿入部と配管内壁との摩擦抵抗が多く、挿入性が
非常に悪かった。
【0152】これに対し、本実施例の様に、信号中継部
121の部分だけが太い場合は、摩擦抵抗は少なくな
り、挿入性が向上する。
【0153】更に、信号中継部121が挿入部1aに対
して摺動可能であるので、配管9の中に挿入する際、信
号中継部121の数量を任意に選択することができる。
例えば、通常は屈曲部131の数に合せるが、特別に摩
擦抵抗の多い配管9では、信号中継部121の数量を少
なくして(余った信号中継部121は挿入部後方へスラ
イドさせ集めておく)挿入すれば挿入性が向上すること
ができる。
【0154】又、先端部1bのきわめて近い場所に信号
中継部121を配置すれば信号中継部121が、先端部
1bを配管9の中心に位置決めするセンタリングデバイ
スの働きもする。
【0155】[15]第15実施例について図35により
説明する。
【0156】ここでは、最前の信号中継部121が挿入
部1aと一体に形成され、その信号中継部121におけ
る信号処理回路128が挿入部1a内に設けた信号線1
31によってCCD14に接続される。
【0157】他の信号中継部121は、挿入部1aに摺
動自在に外挿される。これら外挿タイプの信号中継部1
21における信号処理回路128は、隣りの信号処理回
路121への信号伝送を信号線ではなく、電波を使って
伝送する。ただし、一番後の信号中継部121について
のみ、第14実施例と同様に伝送ケーブルが使用され
る。
【0158】また、外挿タイプの各信号中継部121
は、第14実施例と同じく電磁石129およびストッパ
130を有するが、ここではストッパー130が挿入部
1a側へ突出するようになっている。この突出は、信号
中継部121を挿入部1aに固定する働きをする。
【0159】作用を説明する。
【0160】挿入部1aを配管9に挿入する際、あらか
じめ外挿タイプの信号中継部121の位置を決めてお
く。位置決めは、例えば配管9の屈曲部131の間隔と
同じに設定し、ストッパ130を突出させて固定を行な
う。
【0161】このような構成によれば、挿入部1aと管
壁9との接触面が少ないので挿入抵抗が減少することは
もちろん、第14実施例の場合のカールコード122が
ない為、観察物の突起や段差などへの引っかかりがな
く、更に挿入性が向上する。
【0162】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、撮
像手段を有する内視鏡と、この内視鏡の先端に曲げ制御
可能に設けられたマニピュレーターと、このマニピュレ
ーターの先端に設けられた溶接手段とを備えたので、た
とえ欠陥部位が管内部でしかも管端から離れていても、
その欠陥部位に対する溶接作業を管内部から容易かつ正
確に行ない得る溶接用内視鏡装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の全体の構成図。
【図2】第1実施例の内視鏡先端部の斜視図。
【図3】第1実施例の内視鏡先端部の縦断面図。
【図4】第1実施例のマニピュレーターの断面図。
【図5】第1実施例における溶接棒の接近状態を示す
図。
【図6】第2実施例におけるマニピュレーターの縦断面
および周辺部の構成図。
【図7】第2実施例におけるマニピュレーターの横断面
図。
【図8】図6におけるA部の詳細図。
【図9】第3実施例の要部の断面図。
【図10】第4実施例における要部の断面図。
【図11】第4実施例におけるマニピュレーターを拡大
して示す図。
【図12】第5実施例の全体の構成図。
【図13】第5実施例における先端部1b内の構成およ
び配管9を示す斜視図。
【図14】第5実施例における要部の構成図。
【図15】第5実施例におけるミラー駆動機構の構成
図。
【図16】第6実施例におけるCCU回路およびCCD
周辺回路の具体例の構成図。
【図17】第6実施例における波形整形器の構成図。
【図18】第6実施例における分離器の構成図。
【図19】第6実施例におけるCCUの作用を示すタイ
ムチャート。
【図20】第6実施例におけるびCCD周辺回路の作用
を示すタイムチャート。
【図21】第6実施例における要部の具体例の構成図。
【図22】図21における各部の信号波形図。
【図23】第7実施例における挿入部の軸方向の断面
図。
【図24】第7実施例における挿入部の軸方向に対して
垂直の断面図。
【図25】第8実施例における挿入部の軸方向の断面
図。
【図26】第9実施例における挿入部の軸方向の断面
図。
【図27】第10実施例における挿入部の軸方向の断面
図。
【図28】第11実施例における内視鏡の構成図。
【図29】第12実施例における内視鏡の構成図。
【図30】第13実施例における内視鏡の構成図。
【図31】第14実施例における内視鏡の斜視構成図。
【図32】第14実施例における内視鏡の構成図。
【図33】第14実施例における挿入部の配管に対する
挿入状態を示す図。
【図34】第14実施例における挿入部の配管に対する
挿入状態を示す図。
【図35】第15実施例における内視鏡の構成図。
【符号の説明】
1…内視鏡、1a…挿入部、1b…先端部、2…制御
部、3…光源、4…マニピュレーター駆動部、5…CC
U、6…モニタ、7…マニピュレーター、8…溶接棒、
9…配管、9a…欠陥部位(傷等)。
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】内視鏡1の総入部1aの先の先端部1bに
は曲げ制御可能なマニピュレーター7が設けられてお
り、そのマニピュレーター7の先に溶接手段としてアー
ク溶接用の溶接棒8が設けられる。なお、9は被検体
あるところの配管で、その配管9内に内視鏡1の挿入部
1aが挿入可能である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】次にHBLK信号抽出について説明する。
φH1の信号は図22からわかる様に、HBLK期間が
0 に固定されているので、これを抽出することによ
り、HBLK信号を作成する。φH1´とφR´の位相
関係は図22の様になっているので、抽出器67である
ところのD型フリップフロップのD入力にφH1´を、
CLOCK入力にφR´を入力すると、反転QからHB
LK信号が得られる。尚、クロックの関係により、得ら
れたHBLK信号は本来のHBLK信号より1クロック
少ないパルス幅になってしまっているが、この信号を用
いてφV1〜φV4,ROP1,ROP2の分離を行な
っても問題はない。これはHBLK期間の前端と後端の
1クロック前後にはφV1〜φV4,ROP1,ROP
2の成分が存在しないからである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石神 崇和 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田上 哲史 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段を有する内視鏡と、この内視鏡
    の先端に曲げ制御可能に設けられたマニピュレーター
    と、このマニピュレーターの先端に設けられた溶接手段
    とを具備したことを特徴とする溶接用内視鏡装置。
JP4217018A 1992-08-14 1992-08-14 溶接用内視鏡装置 Withdrawn JPH0663787A (ja)

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