JPH0663384A - 粉体供給装置におけるブリッジ破壊装置 - Google Patents

粉体供給装置におけるブリッジ破壊装置

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JPH0663384A
JPH0663384A JP3271720A JP27172091A JPH0663384A JP H0663384 A JPH0663384 A JP H0663384A JP 3271720 A JP3271720 A JP 3271720A JP 27172091 A JP27172091 A JP 27172091A JP H0663384 A JPH0663384 A JP H0663384A
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博一 吉田
Shuji Fujimori
周二 藤森
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TEIRIYOU SANGYO KK
TEIRYO SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 粉体供給装置におけるブリッジ破壊をより効
果的に行なうこと 【構成】 粉体供給装置の排出口部に可撓筒体を垂下さ
せ、該可撓筒体と間隙をおいて包囲しホッパー中心軸に
対し移動する硬質環体と、上記硬質環体と可撓筒体との
間隙箇所に位置して上記硬質環体と可撓筒体とに固定さ
れた可撓性のある可撓駆動体とを設ける。 【効果】硬質環体の移動で可撓筒体の横断面形状の変形
によるブリッジ破壊を行なうにあたり、断面拡大側にお
いて硬質環体は可撓筒体に対し引張り作用して、より効
果的にブリッジ破壊を行ない、且つ、断面縮小側におい
ては作用しないので、搬送物に圧縮力が働くことがな
く、搬送物の変質を防ぐとともに円滑に搬送物を流下搬
出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体,流体の食品,薬
品化学物質等を貯蔵,保管するためのホッパータンクに
おけるブリッジ現象を破壊し良好な粉体排出を行なうた
めの、粉体供給装置(例えば、粉体,流体用貯蔵タン
ク)の粉体排出部におけるブリッジ破壊装置に関するも
のである。
【002】
【従来の技術】この種の粉体供給装置ブリッジ破壊装置
として、本願出願人の出願にかかる特開平1−2944
81号公報(特願昭63−114429号)「粉体供給
装置ブリッジ破壊装置」が公知である。また、上記公知
の発明に関する改良技術として特願平2−238751
号「粉体供給装置ブリッジ破壊装置」を提案している。
該先願発明は、「可撓ホッパーの逆錐形状部に位置して
可撓ホッパーを包囲する硬質環体を設け、該硬質環体の
ホッパー中心軸に対し偏心移動させてなるブリッジ破壊
手段を設けたことを特徴とする、粉体供給装置における
ブリッジ破壊装置」を、開示している。
【003】
【発明が解決しようとする課題】上記先願発明は、ブリ
ッジブレーカを、ブリッジの発生頻度の高いホッパー下
部に、省力的、効果的に作用させ、ブリッジ破壊を強力
に行なう効果を有するものであるが、本発明は、ブリッ
ジブレーカによるブリッジ破壊を更に効果的に行なうこ
とを課題とする。
【004】
【課題を解決するための手段】粉体供給装置の排出口部
より合成ゴム,軟質プラスチック,生地等の軟質材で作
られた可撓筒体を垂下させ、該可撓筒体と間隙をおいて
包囲しホッパー中心軸に対し移動する硬質環体と、該硬
質環体と前記可撓筒体との間隙箇所に位置して、上記硬
質環体と可撓筒体とに固定され、軟質材で作られた可撓
性のある可撓駆動体とを設ける。
【005】
【作用】硬質環体は、可撓筒体に対し前記可撓駆動体を
介してその移動方向へ作用する。その結果、可撓筒体の
断面形状は変化してブリッジは破壊される。
【006】
【実施例】以下、図1ないし図7を参照して、本願発明
を実施例にもとづいて詳細に説明する。10は、粉体供
給装置の排出口部で、例えばホッパータンクで、下半部
10aを逆円錐形状とし、下端を排出口とする。なお、
ホッパータンクに代えて垂直搬送管10Aとして円筒形
状とし、垂直搬送管10Aの下端開口を排出口としても
よいことは勿論である。上記の粉体供給装置の排出口部
10に、合成ゴム,軟質プラスチック,生地等の軟質材
で、上端に比し下端を縮小した筒状(ホッパー状)、ま
たは上下ほぼ同一径の筒状に作られ、下端に排出口が形
成された可撓筒体1の上端部1aを固定する。可撓筒体
1の下端1bに排出制御弁11を装備したが、可撓筒体
1の下端1bは開口してもよい。14は、可撓筒体1の
周囲を保護する枠体である。前述の先願発明において
は、硬質環状体Aを、可撓ホッパーに直接係合させた
が、本発明においては、可撓駆動体2を介装するもので
ある。即ち本願発明は、先願発明の硬質環状体Aに対応
する硬質環体3を、可撓筒体1との間に空間Gを存在さ
せて、可撓筒体1を包囲する。従って、硬質環体3と同
一水平面における可撓筒体1の直径に対し、硬質環体3
の直径は大である。また、硬質環体3の可撓筒体1に対
する上下方向位置は、可撓筒体1の下部とするのが望ま
しい。中央部に対向した場合には、可撓筒体1が硬質環
体3で中央部が絞られて硬質環体3の上方と下方とに膨
らみを生じ、可撓筒体1がだるま状となりブリッジの発
生の恐れがあり好ましくない。
【007】可撓駆動体2は、合成ゴム,軟質プラスチッ
ク,生地等の軟質材(可撓筒体1と同様に、または可撓
筒体1よりもより軟質材)で製作されて可撓性を有し、
外側を硬質環体3に固定、または係合状態とし、内側を
可撓筒体1に固定、または係合状態とする。図4の実施
例では、可撓駆動体2の形状を広巾で内心側を開口した
環状筒状体(ドーナツ状)とし、内周側を可撓筒体1に
縫い付けて固定または係止金具2bを介して着脱自在と
し、外周側の内部空間に硬質環体3を挿入し硬質環体3
の移動方向に硬質環体3と係止するように構成する。図
5および図5の第2実施例では、可撓駆動体2は、軟質
材で製作された帯状体2aを放射方向に多数配置し、一
端を可撓筒体1に固定し、他端を硬質環体3に固定して
構成するものである。図7は、硬質環体3の他の実施例
を示し、一対の半円部材3A、3Bをボルト13を介し
て一体化するか、平面視で円形の一部を欠いた切欠環状
部材3Cとして、可撓駆動体2の取付け取り外しを容易
にする。
【008】上記の硬質環体3を偏心移働させるための硬
質環体移動機構20としては、先願の特願平2−238
751号「粉体供給装置ブリッジ破壊装置」の第3図乃
至第8図に示す、硬質環体3をホッパー中心軸に対し偏
心移動させるためのブリッジ破壊駆動機構を適用するも
のであり、以下、図8乃至図13を参照して説明する。
硬質環体3と一体の駆動杆22の中間部を滑動支持体2
3に挿入し、滑動支持体23の底面より下方へ向け突出
させた支軸24を、支持フレーム25に固定した支軸ケ
ース26内のベアリング27に固定し、支軸24を中心
として滑動支持体23を回動自在とする。支持フレーム
25は一端を支持フレーム15に固定し、他端は駆動ケ
ース28に固定して、支持フレーム25をホッパー枠体
10と一体化する。駆動ケース28に駆動モータ29を
内装し、支持フレーム25の上方へ駆動軸30を突出さ
せ、該駆動軸30に駆動片31を固定し、駆動片31に
固定した駆動ピン32を、駆動モータ29の回転によ
り、軌跡Aで回転すべく構成する。駆動杆22の硬質環
体3と反対側の端部に連結体33を固定し、連結体33
に上下方向の貫通口34を設け、貫通口34に前記駆動
ピン32を遊合する。駆動ピン32が軌跡Aで回転運動
することにより、駆動杆22を滑動支持体23に対し出
退させつつ揺動させて、駆動杆22および硬質環体3を
図8の仮想線で示すごとく移動させ(硬質環体3の中心
Pを円軌跡Bで移動させ)、硬質環体3を水平方向に円
運動させる。ブリッジ破壊駆動装置20は、駆動モータ
29の運転により硬質環体3を円軌跡Bで水平方向に移
動させることにより、図10乃至図13に示すごとく、
硬質環体3の中心をP1、P2、P3、P4、P1の順
に移動する。
【009】図3および図4は、本発明の作用を示し、可
撓駆動体Bは硬質環体3の移動方向へ作用する。即ち、
図3ではイ方向へ可撓筒体1は引張られて、可撓筒体1
はイ側の断面積が拡大するとともにロ側の断面が縮小す
るように形状変化する。図4では図3と反対に、ロ方向
へ可撓筒体1は引張られて、可撓筒体1はロ側の断面積
が拡大するとともにイ側では殆ど形状変化しない。即
ち、硬質環体3は引張り方向側は作用するが反対側は作
用しない。また、可撓筒体1は常に変形が自由な状態に
維持されている。その結果、搬送物に対し圧縮力を作用
することはない(先願発明では引張り方向と反対側では
硬質環体3が可撓筒体1を押圧して搬送物に圧縮力を作
用してブリッジを起こすおそれがある)。上述の実施例
においては、円軌跡で硬質環体3Aを移動させたが、直
線軌跡、円弧軌跡でホッパー中心Qに対し偏位量または
偏位方向を変えても本発明の目的を達成できるものであ
る。また、硬質環体3の移動に際し、一回毎に反転させ
ると、可撓筒体1の生地のねじれを生じないので好都合
である。更に、上述の平面的な移動に上下方向の移動を
加えると、より効果的にブリッジ破壊ができて好都合で
ある。
【010】
【発明の効果】本願発明は、先願発明と同様に、硬質環
体の移動により可撓筒体の横断面形状を変形させること
により効果的にブリッジ破壊を行ない得るとともに、断
面拡大側において硬質環体は可撓筒体を引張り作用して
強力に可撓筒体を変形させてより効果的にブリッジ破壊
を行ない、且つ、断面縮小側においては硬質環体が作用
しないので、搬送物に圧縮力が働くことがなく、搬送物
の変質を防ぐとともに円滑に搬送物を流下搬出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施例のブリッジ破壊装置の大
要を示す縦断面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】本願発明の作用説明図で、a図は縦断面図、b
図は平面図で、硬質環体のイ方向移動時を示す。
【図4】図4と同様の作用説明図で、a図は縦断面図、
b図は平面図で、硬質環体のロ方向移動時を示す
【図5】本願発明の第2実施例のブリッジ破壊装置の大
要を示し、a図は縦断面図、b図は平面図。
【図6】先願発明の第1実施例のブリッジ破壊装置の大
要を示す縦断面図。
【図7】同じく正面図。
【図8】図7のS−S線による横断面図。
【図9】先願発明の第2実施例を示すブリッジ破壊装置
の正面図
【図10】ブリッジ破壊作用を示す説明図で、a図は正
面図、b図は横断面図で、硬質環体の軸芯をP点とす
る。
【図11】図10同様の説明図で、a図は正面図、b図
は横断面図で、硬質環体の軸芯をP点とする。
【図12】図10同様の説明図で、a図は正面図、b図
は横断面図で、硬質環体の軸芯をP点とする。
【図13】図10同様の説明図で、a図は正面図、b図
は横断面図で、硬質環体の軸芯をP点とする。
【符号の説明】
1……可撓筒体 2……可撓駆動体 3……硬質環体 20……硬質環体移動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉体供給装置の排出口部より垂下し、合成
    ゴム,軟質プラスチック,生地等の軟質材で作られ、下
    端に排出口が形成された可撓筒体と、 上記可撓筒体と間隙をおいて包囲し、ホッパー中心軸に
    対し移動する硬質環体と、 上記硬質環体と可撓筒体との間隙箇所に位置して、上記
    硬質環体と可撓筒体とに固定され、軟質材で作られた可
    撓性のある可撓駆動体と、 を設け、前記可撓駆動体を介して可撓筒体に対し硬質環
    体の移動方向へ作用して可撓筒体の断面形状を変化させ
    てブリッジ破壊を行なうことを特徴とする、粉体供給装
    置におけるブリッジ破壊装置。
JP3271720A 1991-07-20 1991-07-20 粉体供給装置におけるブリッジ破壊装置 Expired - Lifetime JPH0729039B2 (ja)

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