JPH0663245U - ワーク取付装置 - Google Patents

ワーク取付装置

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JPH0663245U
JPH0663245U JP361293U JP361293U JPH0663245U JP H0663245 U JPH0663245 U JP H0663245U JP 361293 U JP361293 U JP 361293U JP 361293 U JP361293 U JP 361293U JP H0663245 U JPH0663245 U JP H0663245U
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JP
Japan
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work
frame
grip
movable gripping
gripping member
Prior art date
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Pending
Application number
JP361293U
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English (en)
Inventor
崎 正 典 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Automatic Machine Co Ltd
Original Assignee
Japan Automatic Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、工作機械のテーブル上に載置して
ワークを把持するワーク取付装置に係り、構成部品を少
なくして組立て調整を簡素化し、安価に提供できるよう
にすると共にワークを正確に把持し、研削加工による加
工精度の向上を図るものである。 【構成】 本考案は、固定把持部1aを有するフレーム
1に断面がチャンネル状をなす平衡枠体2を連結し、上
記フレーム1に各案内レール5を形成し、この両案内レ
ール5に可動把持部材20を向合ってワークを把持する
ように摺動自在に嵌装し、この可動把持部材20のテー
パー部20b及びこれに向合った上記平衡枠体2のテー
パー部2cとの間に楔型ブロック体24を取付部材23
で緊締してワークを固定するように設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、ワイヤー放電加工機のワーク(被加工物)を緊締して固定 したり、ボール盤、フライス盤、プレーナ(平削り盤)等の工作機械のテーブル 上に載置してワークを正確な直角に把持するワーク取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
既に提案されているこの種のワーク取付装置は、図6及び図7に示されるよう に構成されている(実願平1−116339号)。
【0003】 即ち、図6及び図7において、例えば、ワイヤー放電加工機、プレーナ、ボー ル盤、フライス盤等の工作機械のテーブル上に着脱自在に載置される断面がL字 状をなすフレーム1の一端部には、固定把持部1aが形成されており、上記フレ ーム1の中程には、断面がチャンネル状をなすへ平衡枠体(バランス枠体)2が 上記フレーム1を囲むように配設されている。又、この平衡枠体2の一端部2a は上記固定把持部1aの外側にピン3で連結されており、この平衡枠体2の他端 部は上記固定把持部1aに向合って立上り部2bを形成している。さらに、この 立上り部2bには、固定ピン4が合成樹脂材によるブッシュ4aと共に上記フレ ーム1の一端部に軸装されており、上記フレーム1の上部には、各案内レール5 が平行して形成されており、この各案内レール5には、把持部6aを形成した可 動把持部材6が保持部材7で外方へ抜け出ないようにして摺動自在に嵌装されて いる。又、この把持部6aの反対側の上記可動把持部材6の一部には、球面受座 6bが後述する締付螺杆10の球体14を当接するようにして形成されている。
【0004】 一方、上記立上り部2bには、挿入孔8が上記各案内レール5に直交して水平 にして穿設されており、この挿入孔8には、面取りした調整ナット9が緩く外方 へ抜け出ないように嵌装されている。又、この調整ナット9には、つまみ10a を備えた締付螺杆10が螺装されており、この締付螺杆10の軸心O1 は上記調 整ナット9の軸心O2 より高さhだけ偏心している。しかして、上記固定把持部 1aと可動把持部材6の把持部6aとの間にワークWを保持し、このワークWを 締付螺杆10で強く把持した時、断面がチャンネル状をなす平衡枠体(バランス 枠体)2が山形に撓んでも、調整ナット9が相対的に回動して、締付螺杆10は ワークWを水平に押圧するようになっている。さらに、上記締付螺杆10の先端 部10bは抜止めピン11で連結されている。
【0005】 従って、上述したワーク取付装置は、予め、上記固定把持部1aと上記可動把 持部材6の把持部6aとの間にワークWを挿入し、しかる後、上記締付螺杆10 のつまみ10aを摘んで回すことにより、この締付螺杆10の先端部の球部14 が上記可動把持部材6の球面受座6aを押動し、これにより上記固定把持部1a と上記可動把持部6の把持部6aとの間のワークWを強く把持する。このとき、 、上記固定把持部1aが上記ワークWを介して受けた応力は上記平衡枠体2の立 上り部2aへ押圧し、これが反力となって上記平衡枠体2の立上り部2bを介し て上記調整ナット9へ加わる。この時、断面がチャンネル状をなす平衡枠体2が 山形に撓んででも、上記調整ナット9は相対的に回動して力のバランスをとりな がら上記締付螺杆10はワークWを水平に押圧するから、ワークWが傾くことな く、ワークWが正確に把持され、研削加工による加工精度の向上を図ると共に、 上記調整ナット9が締付螺杆10に対して偏心して螺装されているから、ワーク Wを下方へ押付けて抜け出ない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したワーク取付装置は、その締付螺杆10のつまみ10a が外方へ突出している関係上、工作機械のテーブルに載置するとき、つまみ10 aが外方へ突出して邪魔になるばかりでなく、余分なスペースを必要とし、これ に起因して、設置面積が大きくなり、しかも、上記締付螺杆10と可動把持部6 との連結及び平衡枠体2との連結の機構が複雑となると共に構成部品が多くなり 、組立て調整が面倒になる等の問題がある。
【0007】 本考案は、上述した問題を解消するために、締付螺杆のつまみを外方へ突出し ないようにすると共に設置の占有面積を低減し、構成部品を少なくして組立て調 整を簡素化してワークを正確に把持し、研削加工による加工精度の向上を図り、 併せて、安価に提供できるようにしたワーク取付装置を提供することを目的とす る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、固定把持部を有するフレームに断面がチャンネル状をなす平衡枠体 を連結し、上記フレームに各案内レールを形成し、この各案内レールに可動把持 部材を向合ってワークを把持するように摺動自在に嵌装し、上記可動把持部材の テーパー部及びこれに向合った上記平衡枠体のテーパー部との間に楔型ブロック 体を取付部材で緊締してワークを固定するように設けたものである。
【0009】
【作用】
本考案は、予め、固定把持部と可動把持部材との間にワークを載置し、しかる 後、上記可動把持部材のテーパー部及びこれに向合った上記平衡枠体のテーパー 部との間に楔型ブロック体を取付部材で緊締してワークを固定し、占有面積を低 減すると共に構成部品を少なくして組立て調整を簡素化し、ワークを正確に把持 し、研削加工による加工精度の向上を図るものである。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図示のー実施例について説明する。 なお、本考案は、上述した具体例と同一構成部材には、同じ符号を付して説明 する。
【0011】 図1乃至図5において、符号1は、例えば、ワイヤー放電加工機、プレーナ、 ボール盤、フライス盤等の工作機械のテーブル上に着脱自在に載置される断面が L字状をなすフレームであって、このフレーム1の一端部には、固定把持部1a が立上って形成されており、上記フレーム1の中程には、断面がチャンネル状を なすへ平衡枠体(バランス枠体)2が上記フレーム1を囲むように配設されてい る。又、この平衡枠体2の一端部2aは上記固定把持部1aの外側にピン3で連 結されており、この平衡枠体2の他端部は上記固定把持部1aに向合って立上り 部2bを形成している。さらに、この立上り部2bには、固定ピン4が合成樹脂 材によるブッシュ4aと共に上記フレーム1の一端部に軸装されており、上記フ レーム1の上部には、各案内レール5が長手方向に平行して形成されている。さ らに、この各案内レール5には、把持部20aを形成した可動把持部材20が保 持部材21で外方へ抜け出ないようにして摺動自在に嵌装されている。又、この 把持部20aの反対側の上記可動把持部材20の一部には、テーパー部20bが 外方へ向けて形成されており、このテーパー部20bに向合った上記平衡枠体2 の固定立上り部2bには、テーパー部2cが内方へ向けて形成されている。図1 に示されるように、さらに、上記立上り部2bの近傍の上記フレーム1の上面1 bには、複数(図では3個)の取付ねじ部22が一定の間隔を存して設けられて おり、この各取付ねじ部22には、例えば、取付ボルトによる取付部材23が上 記ワークWの大きさ応じて選択的に螺装されるようにしている。さらに又、上記 テーパー部20bとこれに向合った上記テーパー部2cとの間には、各テーパー 部24a、24bを有する楔型ブロック体24が上記取付部材23で長孔24c を貫通してワークWを緊締して固定するように取外し可能に設けられており、こ の楔型ブロック体24と上記フレーム1の上面1bの間には、コイルばね25が 楔型ブロック体24を浮上するように付勢して介装されている。
【0012】 以下、本考案の作用について説明する。 従って、予め、上記固定把持部1aと可動把持部材20との間にワークWを載 置し、しかる後、上記可動把持部材20のテーパー部20b及びこれに向合った 上記テーパー部2cとの間に上記楔型ブロック体24を取付部材23で緊締して ワークWを固定する。
【0013】 即ち、上記取付部材23が取付ねじ部22に螺合して締付けると、楔型ブロッ ク体24がその各テーパー部24a、24bで上記テーパー部20bとテーパー 部2cとを押圧して上記可動把持部材20を介して上記ワークWを緊締固定する 。
【0014】 さらに、図3に示されるように、上記ワークWの幅が小さいときには、上記取 付部材23を他の取付ねじ部22に変えて、上記固定立上り部2bのテーパー部 2cとの間に楔型ブロック体24を取付部材23で取付ねじ部22に螺合して締 付けると、楔型ブロック体24の各テーパー部24a、24bで上記テーパー部 20bとテーパー部2cとを押圧して上記可動把持部材20を介して上記ワーク Wを緊締固定する。
【0015】 このようにして本考案は、前述した締付螺杆10のつまみ10aを外方へ突出 しないようにして占有面積を低減し、構成部品を少なくして組立て調整を簡素化 してワークWを正確に把持し、研削加工による加工精度の向上を図ることができ る。
【0016】 なお、本考案は、複数の取付ねじ部22を一定の間隔を存して設けた具体例に ついて説明したけれども、本考案の要旨を変更しない範囲内で、例えば、取付ね じ部22を長孔に穿設し、上記取付部材23を平衡枠体2に螺装するように設計 変更することは自由である。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように本考案は、固定把持部を有するフレームに断面がチャンネル 状をなす平衡枠体を連結し、上記フレームに各案内レールを形成し、この両案内 レールに可動把持部材を向合ってワークを把持するように摺動自在に嵌装し、こ の可動把持部材のテーパー部及びこれに向合った上記テーパー部との間に楔型ブ ロック体を取付部材で緊締してワークを固定するように設けてあるので、設置面 積を低減できるばかりでなく、構成部品を少なくして組立て調整を簡素化して安 価に提供できるし、さらに、ワークを正確に把持して研削加工による加工精度の 向上を図ることができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のワーク取付装置の断面図。
【図2】同上平面図。
【図3】本考案の作用を説明するための図。
【図4】本考案のワーク取付装置の斜視図。
【図5】図4の反対方向より見た斜視図。
【図6】既に提案されているワーク取付装置の斜視図。
【図7】同上断面図。
【符号の説明】
1 フレーム 2 平衡枠体 2c テーパー部 5 案内レール 20 可動把持部材 20b テーパー部 23 取付部材 24 楔型ブロック体 25 コイルばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定把持部を有するフレームに連結された
    断面がチャンネル状をなす平衡枠体と、上記フレームに
    形成された各案内レールと、この各案内レールに向合っ
    てワークを把持するように摺動自在に嵌装された可動把
    持部材と、この可動把持部材のテーパー部及びこれに向
    合った上記平衡枠体のテーパー部との間に取付部材で緊
    締してワークを固定するように設けられた楔型ブロック
    体とを具備したことを特徴とするワーク取付装置。
JP361293U 1993-02-09 1993-02-09 ワーク取付装置 Pending JPH0663245U (ja)

Priority Applications (1)

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JP361293U JPH0663245U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 ワーク取付装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP361293U JPH0663245U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 ワーク取付装置

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Publication Number Publication Date
JPH0663245U true JPH0663245U (ja) 1994-09-06

Family

ID=11562320

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JP361293U Pending JPH0663245U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 ワーク取付装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102068293B1 (ko) * 2019-12-04 2020-01-20 (주)세완 수술용 인스트루먼트의 이펙터의 가공치구

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5996386A (ja) * 1982-11-25 1984-06-02 皆川 功 トラクタ用圃場穿孔装置

Patent Citations (1)

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